靴用クリームのおすすめ11選!種類と色味で選ぶ

靴は靴用クリームを使ってきちんと手入れすることをおすすめします。できれば、靴クリームを専門にしているメーカーのものを選ぶのがベスト。靴を磨くのは手間のかかる作業...

靴は靴用クリームを使ってきちんと手入れすることをおすすめします。できれば、靴クリームを専門にしているメーカーのものを選ぶのがベスト。靴を磨くのは手間のかかる作業ではありますが、大切な靴はただ靴箱にしまっておくだけではどんどん風合いが落ち、劣化の一途をたどってしまうもの。おすすめの靴クリームは初心者にも使いやすく、しかも靴磨きが楽しくなりそうな色や質感のものばかり。この機会にぜひ靴用クリームを見直してみませんか?

ママアイテム編集部

靴用クリームのおすすめな選び方2つ

知っているようで知らない靴クリームのこと。まずはその種類と気になる色についてチェックしておきましょう。

1.目的によって使い分けて!革靴用クリームの種類をチェック

靴用クリームには次の5種類があります。それぞれの特徴を知って、自分の持っている革靴に適したものを選びましょう。

乳化性クリーム油性クリーム油性ワックスデリケートクリームレザーローション
成分水分・油脂・ロウ油脂・ロウ
油脂・ロウ
ほぼロウからできている。
水分・油脂・ロウ

水分が乳化性クリームより多い。
水分・油脂・ロウ
特徴・役割しなやかな仕上がり。ロウでツヤを与える。革に栄養を与える。しっかりとしたツヤ。キズや雨水から守る。鏡面磨きができる。シミになりにくい。革の色風合いをキープ。液状。ソファーなどのケアもOK。
おすすめしたい人靴磨き初心者。靴の色に合わせたい。少ない量で手入れしたい。靴の見た目を美しくしたい。撥水効果が欲しい。マットに仕上げたい。靴を長持ちさせたい。汚れ落としも兼ねたものを使いたい。

2.自分の靴の色味に合わせる!カラーバリエーションをチェック

靴クリームは、磨きたい靴と同じ色のクリームを使うのが基本です。どうしても自分の靴と小名味色合いのクリームがないときには、靴の色よりも一段明るいトーンの同色系のクリームを使うことがおすすめです。

靴クリームは薄くしか色づかないので、1回のケアで靴の色を激変させてしまうことはありません。でも不安なときやわからないときには実際に靴店に出向き、店員さんのアドバイスをもうらうのが一番です。

靴用クリームのおすすめメーカー・ブランド

昔から靴は人間の足を守ってきてくれたありがたい存在。やはり靴の歴史の長い、ヨーロッパのメーカーがとても優れた製品を作っていますが、日本のメーカーも負けていません。

1.サフィール

ケア用品を幅広く製造している「アヴェル社」の傘下にあるブランド。シューケア、レザーケアを取り扱い1920年に設立されました。

1925年にはパリ万国博覧会で金賞を受賞したことにより、エルメスやヴィトンなど有名ブランドのOEM*オファーが殺到。レザー製品からファニチャー、アンティークなどのケア用品を幅広く展開しています。

*OEM:他社ブランドの製品を製造すること。

2.モウブレイ

1975年に設立され、プロも愛用する品質の良さと使いやすさで定評のあるブランドです。モウブレイの輸入販売が始まったのは2002年。イタリア・トスカーナのファクトリーで丁寧に製造されている商品で、日本国内では株式会社アールアンドデーが取り扱っています。

3.コロンブス

1919年創業の老舗で、東京都台東区に本社を持つ株式会社コロンブスは靴クリーム、靴用品、靴仕上げ剤、革製品のお手入れ用品の企画・製造販売を行うメーカー。

ジャパンメイドの靴クリームとして知られ、コロンブスの靴クリーム、クリーナーのすべては松戸FACTORYで製造・販売しています。

今回の商品の選定ポイント

  • カラーバリエーション

靴クリームには大きく分けて3つ、細かく分けると5種類に分かれますが、自分の靴の色に合う色があるかどうかは、一番先にチェックしておきたいものですよね。

今、編集部がおすすめする靴クリームはコレ!

靴クリームは今や100均などでも買えて、手軽に手入れできる形状になったものも多く売られていますよね。「とりあえず見た目にきれいになればいい」という人もいるかもしれませんが、それはとてももったいないことです。

大切な靴に与えるのは光沢だけではありません。革は手入れを怠るとどんどん劣化し、高級なものであればあるほどデリケート。そんな愛すべき靴にはしかるべき「栄養」も忘れずに与えてあげましょう。

そのためには、靴のことをきちんと考えて作られた靴クリームが欠かせません。毎日わたしたちの足を守り、いろいろな場所へ運んでくれる靴をケアしてくれる、イチオシクリームはコチラです。

サフィール「ビーズワックスファインクリーム」

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  • カラーバリエーション:全72色

靴磨きを始めるなら使いやすいコチラで決まり!

高級カルバワックスを含むビーズワックスです。ビーズワックスというのはミツバチ(働きバチ)の巣を構成しているロウを溶かして精製したミツロウのこと。

原材料はロウ、油脂、有機溶剤となっていてハチのイラストの蓋もカワイイ。ツヤだし効果のあるアーモンドオイルも配合され、深みのある上質な光沢が特徴です。

よく伸びて使いやすいので、靴磨きにあまり慣れていない人でも革を柔らかく仕上げることができ、すぐれた保湿効果があるので、靴を大切に履いていきたい人からとても支持されています。

靴のホコリや汚れをあらかじめブラシなどで取り除いた後に、ネル生地などを使って少しづつ付けて磨いていきましょう。少し水をたらして磨くとさらに扱いやすくなり、光沢が生まれます。

高級感のあるクリームなので、それまでは安価な靴クリームにボロ布を使って簡単に磨いていたという人も、ブラシや専用の布を新調して靴磨きに取り組みたくなるツヤと輝き。

そしてカラーバリエーションは靴クリームの中でも圧倒的に多い72色です。なかなか全色揃っているというショップは少ないようですが、この色数の多さからも見ているだけでワクワクしませんか?

補色効果が高いので、一度に沢山付け過ぎないように注意しましょう。栄養分の浸透も少量でしっかり入るため、色あせが気になっていた靴が生き生きと蘇って革質の劣化もストップできますね。

磨き込んでいくほどにしっかりと輝く鏡面磨きができるので、つま先をしっかり光らせると、エナメル素材の靴などもより一層ピカピカに仕上げることができますね。

コチラを使いだすとそれまで使っていた靴磨きクリームが物足りなくなって、リピートする人の多い靴クリームです。

これ1つでオールマイティに働く!革靴初心者におすすめの乳化性クリーム2選

革靴自体が履きなれていなくて、靴クリームを使っての手入れもしたことがないという人には乳化性クリームがおすすめです。水分、油分のバランスがとてもよいので、さまざまな靴に使えて、扱いやすい硬さだからです。

そんな乳化性クリームのおすすめを紹介します。

1.モウブレイ「シュークリームジャー」

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  • カラーバリエーション:全18色

老舗ブランドの輝きに感動

瓶に入ったシュークリーム。ソリッドフィル方式と呼ばれる、クリームの状態のまま一つ一つ直接瓶に充填する方法なので、蓋を開けるとホイップクリームのようにピンと角が立っています。

このクリーム、ニオイがきつくなく伸びがよいテクスチャーが特徴。わかりやすい手入れ方法の冊子付きなので靴磨きデビューの人や、ノーブランドの靴磨きクリームからの買い替えを考えている人におすすめです。

手に付いてしまってもすっきりと落とせ、優れた浸透性で革にうるおいと栄養を与えます。専用ブラシを使えば手も汚れずきれいな仕上がりに。

仕上がり、光沢、耐久性とオールマイティで補色力も抜群です。そのため、くたびれてしまった靴や革製品が美しく復活するので手放せなくなる一品です。

2.コロンブス「ブートブラックシルバーラインシュークリーム」

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  • カラーバリエーション:全40色

伸びがよくて軽めのクリームで皮革に優しい

プロ向けのブートブラックシリーズに対して、一般向けに作られたのが、このブートブラックシルバーラインです。微結晶で特有の粘りを持つミツロウと硬く高光沢の鉱物系ワックスにミネラルオイルを配合。皮革表面にぴったりと密着した、なめらかなツヤが特徴です。

皮革製品への優しさにこだわって作られていて、伸びがよく軽い力で拭き取れる使いやすさも魅力です。少しとろみのあるクリームのような感触で、よく磨けばピカピカに、磨かないとマットな仕上がりも楽しめます。

靴先やつま先の色あせには、きれいに洗った指で塗布してみてください。サラッとしたライト感覚な仕上がりですが、しっかりと補色されて革靴の寿命が大幅に伸ばせますよ。

革靴に栄養を与えてツヤも出す!重厚感あるツヤが魅力のおすすめ油性クリーム2選

水分の多い乳化タイプは使いやすさが魅力ですが、もっと奥行きと深みのあるツヤを目指すなら本格的な靴磨き効果を実感できる、油性クリームがおすすめです。

油性クリームでも扱いやすいテクスチャーのものが増えているので、構えずにトライしてみましょう。

1.サフィールノワール「クレム1925」

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  • カラーバリエーション:全14色

栄養・補色・光沢欲しいもの全部詰まってます

厳選した高級ミツロウ(ビーズワックス)やカルナバワックスという高品質な天然材料で作られた最高級の靴クリーム。

新たにシアバターもプラスされた、水を使っていない油性の靴クリームですが、とてもなめらかで乳化性クリームと遜色なく伸ばしやすい使いやすさでも高評価のサフィールの代表的な靴クリームです。

油性でありながら浸透性が高いので保湿成分が革の奥にまでしっかりと届きます。保湿だけでなく純度の高い光沢を与えることができるのも嬉しい。サフィールの中でもワンランク上の靴クリームです。

染色力が強いため、補色効果は高めです。一度に沢山つけてしまうとその靴の持つ風合いを損ねてしまう場合もあります。少量をブラシに付けて、全体に薄く伸ばすようにしましょう。

※使われている色や染料、仕上げに特徴のある靴に使うときには見えにくい部分でテストをしてから使いましょう。

2.コルドヌリ・アングレーズ「ビーズワックスクリーム」

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  • カラーバリエーション:全5色

手持ちの靴が2ランクアップするクリーム

「靴クリームなんて仕上がりはどれも一緒でしょ」と思っていませんか?デリケートなスムースレザーやオイルドレザーに美しい光沢を与えたいなら、コチラのクリームがおすすめです。

とても品のある重厚感のあるツヤが特徴で、時間をかければツヤツヤの「鏡面磨き」にもなり、底光りするという表現がふさわしい仕上りです。光沢、補色、栄養、保革効果と靴が求めるものがこれですべて手に入ります。

油分とともに顔料も浸透するので独特の色つやも魅力です。色あせが気になってきた靴を蘇らせて、外出したくなる魅力的な靴に変身させてしまいましょう。

鏡面磨きするなら!革靴の撥水性を高めるおすすめ油性ワックス3選

靴磨きというと、プロの手によって行われるツヤツヤの「鏡面磨き」を思い浮かべる人も多いでしょう。鏡面磨きをすると撥水性も高まり、靴の劣化を防ぐ効果も高まります。

でも「素人があの輝きを出すのは難しいのでは?」と思っていませんか?大丈夫です。次の3つの油性ワックスを使えば、ホームケアで十分満足の行くピカピカの輝きが手に入りますよ。

1.サフィール「ビーズワックスポリッシュ」

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  • カラーバリエーション:全4色

もっと早く出会いたかった!と思わせるクリーム

靴磨き製品ではすっかりメジャーブランドとなったサフィールですが、コチラのワックスもその期待を裏切りません。

天然の直物成分のカルナバロウを含むビーズワックスから作られているので、深みのある上質な光沢を与え、保湿効果にも優れた高級靴クリームです。柔らかい質感で伸ばしやすく、靴の手入れ製品にありがちな臭いニオイではなく、スパイシーな香りが特徴。

水を少し垂らして薄く薄く塗って磨くことを繰り返すほどに、ツヤツヤ度が高まっていきます。クリアな層が集まって自然なツヤと透明感を与えるので、鏡面磨きが長持ちしますよ。使うのはネル生地がおすすめです。

高級な靴クリームに変えてみたいけどどのメーカーにしようかな…と迷ったらサフィールをおすすめします。高級感のある缶も素敵です。

2.モウブレイ「ハイシャインポリッシュ」

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  • カラーバリエーション:全6色

いろいろ試した人が「一番光る」と太鼓判

昔ながらのレシピで作られたパッケージも魅力的な油性ワックスです。鏡面仕上げをするのに最適です。天然の植物製品「カルナバロウ」が光沢を与え、防水効果もあるので皮革製品の劣化を防止します。

革に沁み込み過ぎず、薄く塗り広げることができてシミになりにくいのも嬉しい。乾いた後に軽くブラッシングすれは美しい仕上がりにうっとりすることでしょう。

鏡面磨きは時間をかけないと難しいと思っていませんか?水を適度に使いながら厚塗りになりすぎないように磨くと、短時間でもとてもよく輝きます。

小さな傷なら修復してしまうので、やりがいを感じられて靴磨きが楽しくなるかもしれません。ちょっとレトロなパッケージもチャーミング。

3.コロンブス「ブートブラックハイシャインコート」

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  • カラーバリエーション:全3色

思ったより簡単!クリアなツヤが手に入る

乳化性の有機溶剤で、仕上げ用のクリームです。ハイシャインベースで作った下地の上に使いましょう。鏡面磨きのコツはクリームを塗る量を少なくして、少し乾かしてから水を加えて磨くこと。

ポリッシングクロスに少量取って、薄く塗って滑りが悪くなってきたら水を付けて磨く…コレを繰り返してみてください。鏡面磨き専用ワックスなので、簡単にツヤツヤのピカピカにすることができて楽しくてクセになるかも。

そのため、いわゆる「勝負靴」と呼ばれる自分の中でも上質で大切にしたい靴の手入れにコチラを選ぶ人も多いです。

お気に入りの革靴には栄養補給を!革靴の寿命を伸ばすおすすめデリケートクリーム3選

靴磨きを始めると、その靴の色あせを防止することや鏡面磨きをしてツヤツヤに光らせる楽しみが先行してしまうときがありますが、靴のベースになっている革への栄養、足りていますか?

なんだか乾燥気味だったり、ひどいときにはひび割れが起こったりするのは靴が悲鳴を上げているからかも。長く大切に靴を使うためにも、栄養補給のできるデリケートクリームをチェックしておきましょう。

1.サフィールノワール「スペシャルナッパデリケートクリーム」

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  • カラーバリエーション:1色(ナッパ)

うるおいと栄養補給で革靴長持ち

フランスの最高級レザー製品メーカーとのコラボレーションによって生まれた、デリケートレザー専用のクリームです。ホホバ油、小麦プロテイン、ミンク油という原材料を見ただけでも「保湿力高そう」な靴クリーム。

光沢を出すタイプではない分、シミになる心配がありません。シープスキンやラムスキン、オーストリッチ、ヌメ革、光沢のないアニリンカーフ、光沢のない本染革など幅広い種類の革製品に使えるのも嬉しい。

コチラでベースをつくったあとに同サフィール社の「ノワールクレム1925」で仕上げる人も多く、財布やジャケット、カバンなど直接肌に触れることも多い、スムース製品全般に使える万能りで高評価のクリームです。

2.モウブレイ「デリケートクリーム」

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  • カラーバリエーション:全1色(クリア)

サラッとしてべた付かない。早く乾いて待たせない

ゼリー状で使いやすい、ニュートラルなソフトタイプの皮革製品用栄養クリームです。とても伸びがよいテクスチャーで、ラノリンが革にうるおいと柔軟性を与えます。

「久しぶりに履こうとしたら革が硬くなっていて困った」という経験のある人に特におすすめ。

油とロウの配合量が少なめで、水分が主体になっています。化粧品に例えると乳液のようなクリームで、素材のよさをしっかり引き出してくれるのでデリケートなソフトレザーに最適です。浸透しやすいので乾燥によるひび割れを防いでくれるだけでなく、塗布後すぐに乾くのも嬉しい。

マットな仕上がりなので、必要に応じて艶出しや補色クリームをプラスしましょう。

3.コロニル「デリケートクリーム」

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  • カラーバリエーション:全1色(カラーレス)

風合いは維持しながら汚れもオフ

どんなに靴を磨いてもなんだか納得いかない仕上がり…というときには蓄積した汚れが原因かもしれません。でも汚れを取り除いてから手入れをするのはちょっと手間ですよね?

このクリームは、カーフ(子牛)やラム、シープ、ヌメ革、ナッパレザーなどの柔らかめやデリケートな靴専用の無色の「クリーナー兼デリケートクリーム」です。

革を傷めず保湿しながら優しく汚れを落としてくれるので、捨てようとしていた変色した靴を試しに磨いてみましょう。汚れが取れてまた履けるようになるものも多いのです。

革製の手帳や財布など、手垢が気になるものにもおすすめです。しまい込んでいてカビの生えてしまった革製品がきれいになったという声もあり、家中の革製品を磨いてはピカピカになるのが楽しみになりそうな一品です。

靴用クリームを購入時の気になる疑問・質問

靴の手入れはとても奥が深いといわれています。こだわる人はさまざまな知識やこだわりがあり、自分のスタイルでの靴みがきを楽しんでいる様子。

まだ靴用クリームを使い始めて間もない場合や、これから本格的に始めるなら疑問はクリアにしておきたいものですよね。

Q1:無色の靴クリームはどんなときに使うの?

次のようなときに使います。

●色が合わない靴

自分の靴の色に合う靴クリームがないときは、無色の靴クリームがとても便利。

●新品の靴

新品の靴にはまだ色あせがありませんので、補色の必要が無いからです。

無色の靴クリームにも栄養(保革)うるおいの補給(保湿)、ツヤだしという3つの効果があり、よい状態をキープするのにとても便利。

でも靴は毎日履いていくうちに必ずその色は褪せ、乾燥し、傷などによって色が部分的に失われ、劣化していくものです。

カラーバリエーションが豊富な製品をチェックして、できるだけ自分の靴の色に合うクリームを見つけて手入れすることで、補色や傷の修復などもすることができます。

Q2:黒の靴クリームの色はどのメーカーも同じ?

実は黒と一口にいってもそのメーカーによって色味は微妙に違います。この記事で紹介した主なメーカーの黒についてチェックしてみましょう。

●サフィール

薄くもなく濃くもない黒。ビーズワックスファインならば黄色みとかすかに赤みが入ったちゃこーれうグレイ。ノワールはコーヒーのように赤みを帯びた黒です。

●モウブレイ

ミディアムグレイやダークグレイに近い黒。黒だけどさまざまな色素が入っているので、青みや緑味がかっていて、奥行きを感じさせる黒です。

●コロンブス

シルバーラインの黒は、しっかりと前に出る「ザ・黒」くっきりと鮮やかで青みは少ないです。ブートブラックの黒は少しグレイがかった黒。

Q3:クリームを塗るときのコツは?

クリームは直接靴に付けず、必ず布につけて薄く伸ばしましょう。チューブの靴クリームなどはついついそのまま靴に絞ってしまうという人もいますが、思いのほか付け過ぎてしまい、シミになってしまうこともあるので注意しましょう。

●クリームを塗る簡単な手順とコツ

  1. 濡れた布で靴を拭きましょう(ほこりや汚れを落とす)
  2. クリームを布やブラシに少し取り、くつ全体にクリームを入れ込みます。
  3. 指に布を巻き付けて磨き上げていきましょう。

油分の多いクリームには水を足して磨くほか、1の段階で前に使ったワックスやクリームの残りが気になるときには「クリーナー」でさらに汚れを落としてからクリームで磨くとより一層美しい仕上がりになります。

まとめ

よい靴に出会ったとき、誰もがずっと大切にしたいと願うものですが、毎日の生活で思った以上に靴は酷使され、あっという間に劣化が進んでガッカリ…。でも、それは手入れ次第で変わるのです。

まずはほこりや汚れをきちんと落とし、靴が欲しがっているうるおいと栄養をしっかり与えてあげましょう。一週間の終わりに自分と一緒に頑張ってくれた靴を心を込めて磨くことで、自分自身も大切に扱ったことになります。

「靴磨きは面倒であまり気が進まない」という人こそ、コチラで紹介したちょっと高級でおしゃれな靴クリームでのお手入れにチャレンジしてみませんか?

おしゃれは足元からといいますが、おしゃれな靴クリームから靴の手入れに入っていったという人も多いのです。靴がきれいだと印象もとてもよくなりますよね。

靴を新調する前に、まずは手持ちの靴をクリームで磨いてみましょう。

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