日焼けをしてしまった肌には、なるべく早くアフターケアをするのがおすすめです。しかしUVケアアイテムと違い、アフターケアアイテムにはどういう効果があるのか、どの成...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>日焼けをしてしまった肌には、なるべく早くアフターケアをするのがおすすめです。しかしUVケアアイテムと違い、アフターケアアイテムにはどういう効果があるのか、どの成分がおすすめなのかわかりにくいですよね。そこでエキサイトおすすめアイテム編集部は専門家にヒアリング調査を行い、日焼け後に使うべきおすすめアイテム14個を厳選しました!どのような基準で選べば良いか、性別や年齢によって使用できるものに違いはあるのかなど、気になる疑問を解決しながら使えるアイテムを確認できますよ。
エキサイトおすすめアイテム編集部
日焼けのアフターケアには、どんな成分が効果的なのでしょうか?美白系アイテムを使うべきなのでしょうか?まずは、日焼けのアフターケアアイテムを賢く選ぶコツを5つ紹介します。
日焼けは肌がやけどしている状態ですから、なるべく早く冷やしましょう。冷やすことで炎症が抑えられ、ダメージを和らげることができます。冷やす時間は日焼けの程度によって異なりますが、火照りが収まるまでしっかり冷やしましょう。
冷やしたあとは、保湿が必須です。日焼けのアフターケアアイテムとして、保湿成分が配合されたものを選びましょう。セラミドやグリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合されたアイテムは、効率的に肌の水分量を増やしてくれますよ。
ほかにも、抗炎症作用のあるアロエや、植物由来のアロマオイルが配合されているアイテムは、肌に優しくダメージを抑えてくれます。
一方、アルコールやパラベンなどは肌に刺激を与えてしまうので、敏感肌の人は注意が必要です。いつもは気にならなくても、日焼けして敏感になっている肌には思わぬ刺激になることがあります。
日焼け前にアフターケアアイテムを1度肌に塗るなどして、テストしてみるのがおすすめです。
一口に日焼けといっても、肌がどんな状態なのかは人によって異なります。肌の状態によって、使うアイテムや対処方法も違ってきます。
特に痛みや火照りがない場合でも、肌が水分不足になっているので、しっかり保湿してあげましょう。化粧水で水分を補給し、保湿成分の入った乳液やクリームをいつもより多めに塗ってあげるのが効果的です。
やけどのようなヒリヒリした感覚がある場合は、タオルに包んだ保冷剤や濡れタオルで肌を冷やしてください。その後、アルコールやパラベンの入っていない、敏感肌用の化粧水など肌に優しいアイテムを使ってケアしましょう。
水ぶくれができていたり、我慢できないほど痛んだりする場合には、病院を受診しましょう。放っておくと痛みが長引くことがあるので、我慢は禁物です。
日焼けをすると肌が赤くなる人もいれば、黒くなる人もいますよね。日焼け後の肌がどうなっているかによって、使うべきアフターケアアイテムが変わってきます。
色白の人に多いのが、日焼けで肌が赤くなるけど、黒くはならないタイプです。色白の人はメラニン色素が少ないので、紫外線に抵抗する力が弱く、肌が赤くなるのです。日に当たってもメラニン色素があまり作られず、黒くならないのですね。
黒くなる人からすると羨ましいかもしれませんが、肌のダメージを吸収してくれるメラニン色素が十分に作られないので、知らず知らずのうちにシミやシワが進行しやすいのが特徴です。
この場合、日焼け後はすぐに冷やして炎症を抑え、保湿成分をたっぷり与えてダメージを軽減させましょう。
日本人に多いのが、日焼けによって肌が赤くなってから、徐々に黒くなっていくタイプです。このタイプは、炎症を抑えると同時にメラニンの働きを抑えるケアをしなければ、色素沈着が進んでシミができやすくなってしまいます。
炎症を抑えるアロエやグリチルリチン酸ジカリウムが配合されたアイテム、そして色素沈着を防ぐビタミンC・E誘導体が配合されたアイテムを使用すると良いでしょう。
色黒の人に多いのが、赤くならずに肌が黒くなるタイプです。元々メラニンが多く存在するので、日焼けによってヒリヒリと痛むことは少ないのが特徴ですね。しかし、メラニン色素が作られすぎるとシミの原因になってしまいます。
そのため、メラニン色素を減らすハイドロキノンや、色素沈着を防ぐビタミンC・E誘導体が配合されたアイテムを使いましょう。
美白系アイテムはメラニンに働きかけるので、日焼けした肌に使うと効果が出ると思われがち。しかし、美白系アイテムに配合されているビタミンC誘導体などの成分は、日焼け直後の敏感肌には刺激が強すぎます。
そのため、日焼け直後に使うと肌が荒れてしまうことがあり、美白系アイテムを使う場合は、日焼けによる火照りなどの症状が収まった数日後からが良いでしょう。
日焼けのアフターケアに使うべきアイテムは、どのくらいの価格で購入できるのでしょうか。最安値、売れ筋、高級3つの価格帯に分けて見てみましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格 | 〜1,000円 | 1,000〜5,000円 | 1万円〜 |
特徴 | ・ドラッグストアで買えるものが多い ・ジェル、ローションが多い | ジェル、ローションが多い | ・高級ブランド ・高保湿 |
有名ブランドの高級アイテムであれば1万円以上するものもありますが、ドラッグストアで買えるものであれば、1,000円以下のアイテムも多いです。
とりあえず効きそうだからと高いものを買うのではなく、日焼け後の肌の状態に合わせて最適なアイテムを選ぶようにしましょう。
日焼けのアフターケアに使うアイテムは、多くの化粧品メーカーやブランドから販売されています。中でも特におすすめなのは、以下の3つです。
大手化粧品メーカーとして、幅広い世代に支持されている資生堂。140年を超える歴史があり、日本・アジアの化粧品メーカーの中ではビューティー部門で年間売上高第1位を獲得している大人気メーカーです。
日焼けのアフターケアに使えるアイテムでは、収れん化粧水が長年人気を誇っています。
フレッシュは、オーガニックにこだわったアロマオイルやナチュラルスキンケアアイテムを製造・販売している会社です。日焼けでダメージを負った肌や敏感肌、そして子どもにも使える優しい使い心地のアイテムが人気を集めています。
イギリス生まれのニールズヤードレメディーズは、オーガニック植物を使った肌に優しいスキンケアアイテムを販売しています。パラベンやシリコン、合成香料を使用していないので、日焼けで弱った肌にも安心して使えるアイテムが揃っていますよ。
日焼けのアフターケアに使えるアイテムとして、今回は14個の商品を厳選しました。商品選びの基準として、以下の4つの項目で比較をしているので、チェックしてみてくださいね。
商品タイプ
おすすめの肌
内容量
子供に使える
厳選した14個のアフターサンケアアイテムのなかでも、1番おすすめしたい商品がこちらです。確かな効果があって長年販売され続けている実績もあるので、日焼け後の肌を健やかに整えてくれますよ。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:150ml
子供に使える:✕(アルコール入りなので注意が必要)
日焼けした肌は、なるべく早く火照りを抑えて、不足した保湿成分を補ってあげる必要があります。そこで、資生堂の「ドルックス オーデュベールN」が活躍します。
さわやかな使用感なので、日焼けや雪焼けをしたあとに使うと火照りが抑えられます。さらに、保湿力のあるグリセリンが配合されているので、肌にうるおいを与えることができます。ダメージを受けた肌を優しく引き締めることができるので、日焼け後の肌にはピッタリですね。
ただし、アルコールが入っているので敏感肌の人は注意しなければいけません。日焼けしていないときに1度試してみたり、日焼け後目立たない部分に試してみたりしてから使用しましょう。
ローションタイプのアフターケアアイテムであれば、日焼けした肌にバシャバシャと使えて簡単です。メンズも使いやすい5つの商品で、弱った肌を回復させましょう。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:260ml
子供に使える:✕(アルコール入りなので注意が必要)
発売されてから40年以上も愛され続けている、資生堂の「カーマインローション」。日焼けしたあとにお母さんが塗ってくれたという思い出を持っている人も多いでしょう。長年愛されているだけあって、日焼けのアフターケアに使うと肌をしっかり整えてくれます。
保湿成分のグリセリンだけでなく、カオリンという炎症を抑える成分の粉末が入っているので、よく振ってから肌につけましょう。日焼けした肌につけると翌日には痛みも火照りも収まる即効性が魅力です。
冷蔵庫で冷やすと、より爽やかなつけ心地になるので効率よく肌を冷やすことができますよ。260mlで350円というコスパの良さで、家族みんなで使えるのも嬉しいですね。
しかし、アルコールが強めなので敏感肌の人はかぶれる可能性があります。そのため、日焼けをしていないときに1度テストするようにしてください。通常の収れん化粧水として年中使用することもできるので、毛穴の開きが気になる人にもおすすめです。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:300g
子供に使える:◯(添加物なしで赤ちゃんにもOK)
ミネラルをたっぷり含んだ温泉水を直接容器に入れている温泉水100%のローションが、アベンヌの「アベンヌウォーター」です。余計な加工は一切されず、アルコールや防腐剤も使われていないので、肌に優しくケアできます。
生後3カ月の赤ちゃんにも使えるので、家族みんなのアフターサンケアがこれ1つでできるのが魅力です。スプレータイプなのでボトルを倒してもこぼす心配がなく、子どもが使っても周りを汚しません。ドラッグストアでも買えるので、日焼けしてからでもすぐに手に入るのも嬉しいですね。
敏感になっている肌を落ち着かせてくれるので、日焼け後に限らず敏感肌の人は1年中使えますよ。実際に肌の調子が悪いときや、乾燥が気になるときに使用するというリピーターが多いようです。化粧水の前に使うのを習慣付けても良いでしょう。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:150g
子供に使える:◯(アルコールフリーで安心)
エステでも使用されている、高濃度炭酸ミストのアヴァンシア「エクラビオ 炭酸ミストスプレーミラクルエレキミスト」。炭酸水は肌と同じ弱酸性なので、刺激を与えすぎずに整えてくれます。血行を促進したり、乾燥肌を改善したりという効果が期待できます。
グリセリンやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分が配合されているので、失われたうるおいを補ってくれます。合成アルコールや防腐剤、香料などの刺激になるものは配合されていないので、日焼け後の肌にも安心して使えます。
ミストタイプのローションなので、顔や身体にシューッと吹き付けるだけでアフターサンケアができる手軽さが魅力です。エステで炭酸水ケアを受けるほどの強いシュワシュワ感はありませんが、日焼け後の火照った肌にスプレーすると気持ちよさが実感できます。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:150ml
子供に使える:✕(アルコール入りなので注意が必要)
長年アフターサンケアアイテムとして愛されているカーマインローションの、さらに1段階上の商品が販売されています。それが、「スペシャルカーマインローションN」です。
炎症を抑えるカオリンや、保湿成分のグリセリンなどの保湿成分が配合されているのは、通常のカーマインローションと同じです。こちらはさらにうるおい成分としてアミノ酸融合体が配合されています。日焼けによるヒリつきを抑えると同時に保湿ができるのが嬉しいですね。
アルコールが入っているので使用感はさっぱりとしています。敏感肌の人には刺激が強いこともあるので、肌が弱っていると感じる場合は使用しないほうが良いでしょう。事前にどの程度刺激があるのかを確かめた上で、アフターサンケアに使えるかどうか判断してください。
商品タイプ:ローション
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:230ml
子供に使える:✕(アルコール入りなので注意が必要)
スーッとする清涼感が火照った身体に嬉しい、資生堂のシーブリーズ。運動後にシーブリーズの商品を使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。日焼け後のデリケート肌にも使えるのが、「シーブリーズアンティセプティックローション」です。
肌に塗った瞬間のヒンヤリとする感覚が日焼けした肌にピッタリです。ミントやスパイスのような独特な匂いがありますが、肌につければ気になりません。手早く肌を冷やしたいときにおすすめです。炎症を抑えてくれるので、ヒリつきも早く抑えられますよ。
薬用なので肌荒れも予防してくれますが、保湿成分がたっぷり入っているというわけではないので、あくまでプレ化粧水として全身に使うのが良いでしょう。デリケートな敏感肌にも使えると謳っていますが、アルコールが入っているのでアレルギーなどがある人は注意してくださいね。
敏感肌の人は、アフターサンケアアイテムもできるだけ肌に優しいものを使うべき。また、日焼けを気にせず外で遊ぶ子どもにも使えるアイテムがあれば、家族みんなで使えて便利ですよね。
ここでは、敏感肌にも子どもの肌にも使えるミルクタイプのアフターサンケアアイテム3つを紹介します。
商品タイプ:ミルク
おすすめの肌:すべての日焼けした肌
内容量:100ml
子供に使える:◯(植物由来で安心)
全身に使えるアイテムとして優秀なのが、フレッシュの「アフターサンミルク」です。鉱物オイルを使わず、植物由来成分がベースとなっているので、敏感肌の人も安心して使用できます。生後12カ月から使用できるので、子どもにも使えますよ。
多くのアロマオイルが配合されていて、日焼けした肌に多方面から働きかけてくれます。うるおいを与えるアボカド、炎症を抑えるイブニングプリムローズ、色素沈着を抑えるローズヒップなどが特に効果的ですね。
さらにビタミンC誘導体も配合されているので、日焼けで黒くなりやすい肌でも色素沈着を抑えてくれます。赤くなる肌にも黒くなる肌にも使える幅の広さが人気の理由です。
商品タイプ:ミルク
おすすめの肌:すべての日焼けした肌
内容量:50ml
子供に使える:◯(敏感肌にも使えるので安心)
40年以上の歴史を持つフランスの会社・シスレーは、ワンランク上の肌を目指す高級化粧品を販売しています。「サンレイヤ ソワン アプレ ソレイユ」はアフターサンケアにピッタリな乳液として、世界中で人気を集めている商品です。
保湿成分のグリセリンや肌を保護するシアバター、荒れた肌に効果的なヒトツブコムギエキスなど、日焼けした肌を優しくうるおして整えてくれる成分が配合されています。これ1つですべての日焼けした肌に対応でき、敏感肌の人でも使えるのが嬉しいですね。
ドラッグストアなどで気軽に買えるものではなく、価格も高いですが、憧れる人も多い商品です。弱った肌を保護してうるおいのある美肌に導くために、自分へのご褒美として使ってみるのも良いでしょう。
商品タイプ:ミルク
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:295ml
子供に使える:◯(オーガニックで安心)
オーガニック植物を使用したスキンケアアイテムで有名なニールズヤードレメディーズからは、「ビーラブリーボディローション」というアフターサンケアアイテムが販売されています。はちみつとアロエが入っている、ボディ用の乳液です。
天然の美肌成分であるはちみつには、吸湿効果で肌のうるおいを守ったり、肌荒れを防いだりする効果があります。刺激もないので、日焼けした肌にはピッタリですね。さらに抗炎症作用のあるアロエも配合されているので、ヒリつく肌にもおすすめ。
実際に使用した人からは、思ったよりもサラサラとした使い心地なので使いやすいと好評です。べたつかないので季節を問わず使用できるのも嬉しいポイントですね。甘すぎない良い香りで、快適にボディケアができること間違いなしです。
ほぼ水でできているローションよりも、少し固まっているジェルの方が、垂れないので身体に使いやすいですよね。身体に使いやすく伸ばしやすいジェルタイプのアフターサンケアアイテムのなかから、おすすめ商品5つを紹介します。
商品タイプ:ジェル
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:140g
子供に使える:✕(メントール入りなので注意が必要)
「日焼けを予防する」、「アフターケアをする」、「綺麗に日焼けする」という日焼けを網羅した商品展開で有名な大正製薬のコパトーン。日焼け後に使うのであれば、「コパトーン アフターサンオイルフリージェル」がおすすめです。
アロエとメントールの働きによって、炎症を起こした肌を鎮めてくれます。オイルフリーでベタベタしないので、ボディに使用しても爽快感がありますよ。アロエによるうるおい効果はありますが、あくまで保湿よりも鎮静効果メインと考えるのが良いでしょう。
保湿は別の乳液やボディクリームを使うなどで補うと、アフターサンケアは万全に。肌の火照りが落ち着いていくサッパリ感は、一度使うと病みつきになりますよ。ドラッグストアで手軽に買えてコスパも良いので、たっぷり使って肌を落ち着かせましょう。
商品タイプ:ジェル
おすすめの肌:すべての日焼けした肌
内容量:180g
子供に使える:◯(アルコールフリーで安心)
市販の化粧品に配合されていることも多い美肌成分が、ハトムギです。化粧水やサプリメントに配合されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。ハトムギを高濃度配合した、アフターサンケアにピッタリのアイテムがナチュリエの「ハトムギ保湿ジェル」です。
乾燥肌の改善や肌荒れに効果があるハトムギエキスが配合されているので、肌をうるおして日焼け後の乾燥から守ってくれます。ハトムギには肌の新陳代謝を高めてくれる働きもあるので、過剰に作られたメラニンの排出を促して色素沈着を防ぐ効果も期待できますよ。
アルコールフリーかつ低刺激性なので、敏感肌の人も使用できますよ。コスパが良いので全身にたっぷりと使って、効率よく肌に美肌成分を届けることができるのも魅力です。べたつかずにスッと馴染むので、次に使うスキンケアアイテムの邪魔をしないのも嬉しいですね。
商品タイプ:ジェル
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:128g
子供に使える:✕(パラベン入りなので注意が必要)
厚生労働省が効果があると認定した成分が一定の濃度で配合されているものを、薬用(医薬部外品)といいます。普通の化粧品よりも有効成分の濃度が高く、効果が出やすいのが特徴です。
そんな薬用のアフターサンケアアイテムとして、エーザイの「薬用ベラリス」がおすすめです。オーガニックのアロエベラが使用されているジェルで、日焼けや雪焼けによる火照りを鎮めてくれます。
さらに、肌にうるおいを与えて引き締めてくれる効果もあるので、乾燥しやすい日焼け後の肌にはピッタリのアイテムといえます。敏感肌でも問題なく使えたという購入者の声も多く、幅広い肌質の人が使用できますよ。
これ1本で保湿が完了するほどのしっとり感はないので、このあとに別の保湿アイテムを使用するのがおすすめ。すぐに馴染むジェルなので、次に使うスキンケアアイテムの浸透を邪魔しないのも魅力です。
商品タイプ:ジェル
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:113g
子供に使える:◯(アルコールフリーで安心)
もともとハワイでしか販売されておらず、ハワイ旅行のお土産として大人気だったワイキキアロエの「アロエマックス100」。日本でも認可されている防腐剤を使用することで、現在は日本で購入できるようになりました。
アロエを割って中身をそのまま塗っているような高濃度のアロエで、炎症を起こした肌を鎮静します。アロエには保湿効果もあるので、肌にうるおいを補給して乾燥から守ってくれますよ。アルコールフリーなので、日焼けで弱った肌にも安心して使えます。
芸能人の愛用者も多いことから、アフターサンケアに抜群の効果を発揮することがわかります。誰かがハワイ旅行に行くのを待たなくても日本で購入できるので、夏本番を迎える前に買っておくと安心ですね。
商品タイプ:ジェル
おすすめの肌:赤くなるけど黒くならない肌、赤くなってから黒くなる肌
内容量:150ml
子供に使える:◯(無香料でアレルギー反応が出にくい)
有名化粧品メーカーのクリニークからは、「アフターサンバーム」というアイテムが販売されています。その名の通り、日焼け後の肌に使うと効果的な商品です。特に赤みが出ている場合は、火照りと保湿を優先させるためにこのジェルを塗るのがおすすめですよ。
アロエエキスで炎症を鎮静させ、ヒアルロン酸が肌を保湿してくれます。これ1つで肌のクールダウンと保湿が完了するので、身体に使うのであれば他にスキンケアアイテムは要りません。べとべとしないのにしっかりうるおうと、高評価を得ていますよ。
無香料なのでアレルギー反応が出にくく、小さい子どもも使用することができます。ただし、敏感肌の人は日焼け前に一度テストしてみてくださいね。
日焼けのアフターケア化粧品は、日焼けした人全員が必ず使っているというわけではないので、わからないことも多いですよね。アフターケアに関する疑問は、化粧品を購入する前に解決してしまいましょう。
男性が女性用の日焼けケア商品を使っても、特に問題はありません。ただし、男性用として開発された化粧品は、男性特有の匂いや皮脂を抑えてより効率的にアフターケアができるように作られています。
そのため、どの商品を選べば良いか迷っている場合は、男性用に特化したアイテムを選ぶと良いでしょう。
基本的に、日焼けのアフターケアとしてパックをするのはあまり肌に良くありません。日焼けをした肌はとても敏感なので、パックで美容成分をたっぷり与えると、思わぬ刺激になって肌トラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
そのため、日焼け直後にパックをしたい場合は、シートマスクなどを使わず、低刺激性の化粧水をたっぷりと含ませたコットンを使いましょう。美容成分が高濃度で配合されたシートマスクは、日焼けによるダメージが落ち着いてから使うのがおすすめです。
エステもパックと同様で、美肌成分が肌トラブルを引き起こしてしまうことがあります。エステを受けるのは、日焼けの症状が落ち着いて肌がある程度回復してからにしましょう。
日焼けによるダメージを回復させたいなら、野菜や果物を積極的に食べてビタミンを摂るのがおすすめです。特にトマトやかぼちゃ、にんじんなどに含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を保護すると同時に抗酸化作用によって肌の老化を予防する働きがあります。
また、ブロッコリーやグレープフルーツ、いちご、キウイフルーツなどに含まれるビタミンCは、メラニン色素が過剰に作られるのを抑えて色素沈着を防いでくれます。
大豆やごま、アボカドに含まれるビタミンEも、肌の新陳代謝を促して日焼けによるダメージを回復させてくれますので、積極的に摂りたいですね。
ニベアの青缶は、高級保湿クリームとほぼ同じ成分が配合されているといわれているくらい、保湿力に優れたアイテムです。そのため、日焼け後に塗ると効率よく保湿ができるイメージがありますよね。
しかし、日焼け後の敏感な肌にニベアを塗ると、美肌成分が強すぎてかゆみなどのダメージが出る原因になってしまうことがあります。まずは肌に優しい化粧水やジェルを塗って、肌の火照りを鎮めましょう。
その後火照りやヒリつきがなくなってから、保湿でニベアを塗ればアフターサンケアはバッチリです。
日焼けのアフターケアを怠ると肌が老化し、シミやシワなどができる原因になってしまいます。日焼けでダメージを受けた肌は、優しくケアしてあげましょう。
赤くなるのであれば、火照りやヒリつきを抑える効果のあるアイテムを使うのがおすすめです。黒くなるのであれば、早めに色素沈着を防ぐアイテムを使うと美肌を保つことができますよ。どの肌タイプの場合にも、保湿は忘れないようにしてくださいね。
日焼けした肌は、いつもよりも敏感になっているので、敏感肌でも使える低刺激性のアイテムを使って、ダメージを与えないようにケアすることが大切です。今回紹介した14個のおすすめ商品を使って、日焼け後の肌を労ってあげてください。