市販の犬用シャンプー、たくさんあるけどどれがおすすめなの?そんな疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?大切な家族と同じ犬も、きれいにしてあげたいですよ...
市販の犬用シャンプー、たくさんあるけどどれがおすすめなの?そんな疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?大切な家族と同じ犬も、きれいにしてあげたいですよね。そこで今回は犬用シャンプーの選び方のポイントを専門家の意見を参考にしながら、わかりやすくまとめてみました。ジャンル別おすすめ商品や、シャンプーを行う上での疑問にもお答えしています。始めて犬を飼う人やシャンプー選びに迷った時の参考にしてみてください。
ママアイテム編集部
おうちによって犬種や飼育環境もさまざま。愛犬に合った犬用シャンプーを見つけるにはどんな基準で選べばいいのでしょうか。チェックしたいポイントを7つ挙げてみました。
犬用シャンプーを使用する目的は、お散歩後の汚れ落とし、被毛のケア、皮膚病予防や治療、臭い対策などがあります。
外出や食事で汚れやすい子は汚れ落としを目的としたもの、毛が長く絡まりやすい犬種なら被毛ケアといった感じで目的に合ったものを選びます。
販売されているシャンプーを見ると、それぞれの特徴が書いてあります。目的に合っていないシャンプーでは、飼い主さんの求める効果を得られないばかりか、ワンちゃんに負担をかけてしまうことにもなりかねません。
ぴったり合ったものを見つけるために、使用の目的や頻度を明確にしてみましょう。
長毛種と短毛種では、被毛に関する悩みやケアの仕方に違いがあります。
長毛種は毛の絡まりや毛玉ができやすい、傷みやすいといったことが多くの飼い主さんの悩みの種になっているのではないでしょうか。また、食事やお散歩の際に毛先が汚れやすく、絡まりついた汚れを落とすのも大変です。
短毛種ではアレルギーや皮膚トラブルを起こしやすい犬もいますし、乾燥肌に悩んでいるという話もよく聞かれます。ダブルコートの犬種は短毛でも抜け毛が多いので、換毛期は特に大変です。
そこで、長毛種にはトリートメント効果の高いシャンプーがおすすめ。しっかり汚れを落としつつ、被毛のダメージをケアして絡まりや毛切れを防ぐことができます。
パサつきが気になる場合は保湿効果の高いものを選びましょう。乾燥ケアは毛玉のもとになる静電気の防止にも役立ちます。
短毛種には皮膚への刺激が少ないシャンプーがおすすめです。長毛種よりシャンプーの手間がかからないので、泡切れの良いものを選べば短時間で済みワンちゃんへのストレスも軽減できますね。
犬種の数は世界で700以上と言われ、日本で品種認定などを行うJKCに登録されているだけでも約200種にのぼります。
見た目だけでなく、体質やかかりやすい病気も犬種によるものが大きく、皮膚タイプも犬種ごとに異なっています。日本で人気の犬種にもアレルギーや皮膚疾患にかかりやすい種類は意外と多くいます。
皮膚が薄くて敏感な犬種では、シャンプーによってアレルギーが出ることもあるので、低刺激タイプのシャンプーを選んであげると安心です。
プードル用やダックス用、柴犬用など犬種別に作られた商品や、おすすめ犬種が明記されている商品は選ぶときの参考になります。
シャンプーには、汚れ落ちをよくしたり、品質を安定させるためにさまざまな添加物が加えられることもあります。
界面活性剤が皮膚に良くないという話を聞いたことがあるかもしれませんが、皮膚への影響は種類によって様々です。
中でも高級アルコール系界面活性剤は洗浄力が強い分、肌への刺激も強いのでデリケート肌のワンちゃんへの使用には注意が必要です。
ただ、皮脂分泌が過剰になっている場合など、状況によっては強い洗浄力を必要とする場合もあります。皮膚や被毛のケアのために必要な成分と、健康に害を及ぼす成分をしっかり見極めることが大切です。
現在のところ残念ながら犬用シャンプーには全成分表示が義務付けられていません。また、無添加表記があっても何が無添加なのかが重要です。
無添加シャンプーやオーガニックシャンプーの中にはおすすめできる良心的なものもたくさんあるのでチェックしてみてください。
アレルギー対策や皮膚病の改善を目的としたシャンプーは、それぞれの機能性を知っておくと迷わず選べます。
低刺激タイプはアレルギー皮膚炎など肌の弱いコにおすすめです。シャンプーの頻度が多い時や、乾燥が気になる時も皮脂を落としすぎずやさしく洗えます。痒みがある場合にはサリチル酸などかゆみ止め成分の入ったシャンプーもあります。
薬用タイプは皮膚病の予防や改善に効果的です。
膿皮症など発疹や痒みを伴う細菌性の皮膚炎には抗菌タイプ、水虫など真菌性の皮膚炎には抗真菌タイプを使います。
脂漏症(マラセチア)皮膚炎は2種類あります。べたつき、フケや痒みの出る脂性か、乾いたフケがたくさん出る乾性かの症状によって、皮脂を除去するシャンプーと保湿効果の高いシャンプーを使い分けます。
一言で皮膚病といっても症状はさまざま。合わないものを使うと悪化させてしまうこともあるので、不安な場合は獣医さんのアドバイスを受けて選んだ方が確実です。
多頭飼いやシャンプーの頻度が多いおうちでは、一般的なサイズの商品はすぐになくなってしまいますよね。また、大型犬は小型犬に比べて一度に使う量が多いので消費が早くなります。
そういった場合には、大容量サイズや業務用サイズのある商品をチェックしてみるのがおすすめです。一般サイズに比べてコスパが良いことが多く、すぐなくなってしまう心配もありません。
ただし、開封後は時間が経つにつれて品質は劣化するので、早めに使い切ることが鉄則です。半年かかっても使い切れない場合はサイズダウンすることも考えてみてくださいね。
シャンプーしてから時間が経つと、犬特有の臭いはどうしても気になってしまいますよね。愛犬にいつもトリミングサロンに行った後のようないい香りでいて欲しいなら、香りの持続力でシャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
好みによりますが、人工的な香りよりもナチュラルな香りが人気です。特にハーブ系の精油由来の香りは爽やか。レモングラスやユーカリなどは虫よけ効果が期待できるのでおすすめです。
ワンちゃんの中には強い香りを嫌がったり、自分の臭いを消されることに不安を感じるコもいるので、様子を見ながら使用してみてください。
数あるペットシャンプーメーカー・ブランドの中から、よく選ばれているおすすめ5つをご紹介します。
美容室向けのメーカー中野製薬のグループ会社、株式会社ハートランドが展開しているペット用グルーミング商品のブランドです。
プロ用商品の他、ホームケア用のシャンプーも幅広く展開しており、多くのペットショップやサロン、動物病院でも取り扱われています。
ゾイックの商品は被毛を美しく保つというコンセプトで作られています。低刺激であることや香りが良いことから愛用している人も多い有名ブランドです。
ペットのヘルスケア、リビングケア用品を販売するライオン商事株式会社。
ボディケア用品としては、低刺激シャンプー、コンディショナーをはじめ、水の要らないシャンプーや拭き取りシャンプーシート、ブラッシング罪などのラインナップがあります。
安心の国産、低刺激処方。ペットショップだけでなくスーパーやホームセンターなど取り扱い店が多く入手しやすい点も利便性が高いです。
株式会社たかくら新産業のドッグケアブランド「A.P.D.C.」。天然の植物成分を使用したスキンケア商品は、安全性と効果へのこだわりから植物学者や専門家と共同開発しています。
ナチュラルでサイズも豊富な商品は多くの愛犬家から人気を博しています。
ハッピーピーターは天然成分を使ったペット用品ブランドです。商品はシャンプー、コンディショナー、虫よけスプレーのみですが、犬へのやさしさにこだわった商品開発をしています。
オーストラリアのオーガニックホホバオイルやレモンユーカリなど、こだわり成分を使用。雑誌にも紹介される人気ブランドです。
フジタ製薬は日本の大手動物用医薬品メーカーです。ノミダニ駆除薬「マイフリーガード」やフィラリア予防薬「イベルメック」などが有名ですが、その他医薬品や薬用シャンプーも広く使用されています。
動物病院でも取り扱われていて使用した経験がある方も多いかと思います。刺激の少ない薬用シャンプーは皮膚トラブルの治療や改善に役立ちます。
今回、商品を選定するにあたって次の8つのポイントをチェックしました。添加物についてはそれぞれの成分で違いもあるので、説明文も参考にしてみてください。
まずは、一番おすすめな商品をご紹介します。様々な犬種の特性に合わせた仕上がりや、手軽さからこちらを選びました。
犬種に合わせて作られた低刺激のトリートメントインシャンプーです。
被毛の絡まりや毛玉を防いでふんわり仕上げるプードル用、ツヤのあるさらさら仕上げのチワワ用、乾燥を防いでしっとり仕上げるダックス用、皮脂や汚れをしっかり落とせる柴犬用の4種類から選べます。
もちろん毛質などの特性が合えば他の犬種でも使用できます。
洗うだけでトリートメントしたような仕上がりが期待できるので、シャンプーがさっと済ませられて便利。手軽さや仕上がりの満足度についても好評な意見が多い人気商品です。
ワンちゃんの中にはシャンプーが苦手というコも多いですよね。そんなときに便利なのが汚れ落としと被毛ケアが一気にできるリンスインシャンプーです。
シャンプー時間を短縮して、ワンちゃんのストレスを最小限にできるおすすめリンスインシャンプーを3つ選んでみました。
1本で汚れや臭いをすっきり落として、さらツヤのなめらかな仕上がりを実感できるライオンのプレミアムシャンプー。香りはフレッシュサボン、フォレストグリーン、リラックスラベンダーの3種類です。
一番のおすすめポイントは、速乾性。ミクロシリコーンによりタオルドライ時の水弾きがよくなり、スピーディーに乾かすことができます。
シリコンというとデメリットだけが強調されることもありますが、安全性の高いものもあり、被毛をコーティングすることで摩擦によるダメージを防いだり、ホコリや汚れをつきにくくする効果も。
ドライヤー時間の短縮はストレスを減らし、熱による被毛の傷みをけいげんするというメリットがあります。
毎日でも洗えるという名前の通り、低刺激にこだわったリンスインシャンプー。エピスキン法で刺激性なしの判定を受けています。皮膚・被毛の保護に天然クレイ成分スメクタイトを配合。やさしいマイルドフローラルの香りです。
低刺激ながら汚れも臭いもすっきり落としてくれるので、お散歩後の使用にもぴったりです。ポンプタイプや詰替え用もあり、頻繁に使う商品として使い易さもうれしいポイントです。
ジョンソントレーディングのペットブランドJOYPET(ジョイペット)の薬用シャンプー。
バクテリア菌や臭いの原因となる腐敗菌をしっかり殺菌して、健康な皮膚を保つのに役立ちます。デリケート肌のワンちゃんにも使える低刺激性で日常使いできます。
利用者からはふわふわの仕上がりや強すぎないフローラルの香りも好評です。便利な徳用サイズ、詰替え用もあり、多頭飼いや大型犬オーナーにもおすすめです。
動物病院で処方されることも多い薬用シャンプーは皮膚トラブルに悩むワンちゃんの強い味方。さまざまな皮膚病の予防にも役立つ薬用シャンプーを5つご紹介します。
抗菌、抗真菌作用のあるクロルヘキシジン(0.5%濃度)を主成分とした薬用シャンプー。
動物病院で使用されることもあるシャンプーで、軽い細菌性皮膚炎や膿皮症、乾性脂漏症の対策に利用できます。抗菌洗浄に優れる分、洗浄過多による乾燥防止のため泡立ちは少なめになっています。
刺激性や毒性が低いので安全に使用でき、抗菌効果の持続性が高いこともおすすめポイントです。保湿剤、静電気防止剤などのコンディショナー成分配合で、ふわっとした仕上がりになりますよ。
アメリカのフォード・ダッジ社が開発し、1973年から発売している薬用シャンプー。
酢酸クロルヘキシジンを主成分とした優れた殺菌・消臭作用を持ち、アメリカや日本の動物病院でも多く使用されているシャンプーです。
細菌、真菌への殺菌作用があり、膿皮症や脂漏症といった皮膚疾患の治療、予防に効果を発揮します。
皮膚が弱い犬にも安心な低刺激処方、コンディショナー成分配合なので仕上がりも満足できるのではないでしょうか。じめじめした季節の痒み対策や、皮膚疾患予防として普段からの使用もおすすめです。
オーストラリアのダーマケアー社が開発、製造、欧米を始め世界各国でマラセチアの改善に用いられている医薬品です。
マラセチアは皮脂の分泌過剰によって、べたべたしたフケや独特の臭い、痒みや赤みなどが出る皮膚疾患です。マラセブは過剰な皮脂をしっかり洗浄し、原因菌であるマラセチア菌やスタフィロコッカスを殺菌します。
マラセブは国内外の獣医師からの評価も高く、マラセチアに悩むワンちゃんにおすすめです。きちんと効果を出すためにも正しい用量、用法を守りましょう。まずは獣医師に相談して使用してみてください。
殺菌、消臭、洗浄力に優れた薬用シャンプーです。ポビドンヨードは刺激の少ない成分で、動物病院での術前洗浄や外傷の洗浄にも使用されています。保湿成分アロエエキス配合で乾燥の心配も少なく使いやすいです。
細菌性、真菌性どちらにも効果が期待できるので、皮膚が気になるもののいまいち原因がはっきりしないという場合にもおすすめ。使用した方からは赤みなどの改善や、ふわふわの仕上がりに満足の声も多い商品です。
アメリカのベトキノル社が製造、共立製薬が輸入販売している薬用シャンプー。かゆみ止め効果のあるサリチル酸、殺菌ハンドソープにも使用されブドウ球菌などに効果を発揮するクロルキシレノールを有効成分として配合しています。
フケや痒みなどの症状に対して、動物病院で処方されることもあります。痒みが強く出血するほど引っ掻いてしまうようなワンちゃんは試してみるといいかもしれません。
香りも爽やかで使いやすいですよ。
オーガニック成分使用商品など、犬にも飼い主さんの手にもやさしい低刺激シャンプーを選んでみました。トリマーも使用しているシャンプーなら、いつも以上に納得の仕上がりを実感できるかもしれません。
6つの植物成分と海藻成分を使用した皮膚にやさしいシャンプーです。
ティーツリーオイルは天然の抗炎症、抗菌作用があり、消臭効果も期待できます。紅藻エキスやヒアルロン酸などの保湿成分配合で、フケを予防し、ツヤツヤふわふわの仕上がりに。
泡立ち、泡切れが良いので、定期的なシャンプーとして使いやすくおすすめ。ナチュラルな香りにワンちゃんも飼い主さんも癒されるはずです。
植物や海藻と言った天然成分を使用したワンちゃんにやさしいシャンプー。
オーストラリア政府認定のオーガニックホホバオイル使用で、毛穴の汚れを浮かせて落とします。レモンユーカリ、ニームなどの精油には天然の虫よけ効果が。着色料無添加、シリコンフリーなので肌の弱いコにも安心して使えます。
シャンプー中はラベンダーの香りでリラックス。シャンプー後は香りが残らないので、鼻が良くシャンプーの匂いを気にするワンちゃんにも安心です。
オーガニックホホバ油をはじめ、天然の植物成分で作られた低刺激な自然派シャンプー。使用されているハーブは無農薬栽培、合成着色料・人工香料無添加と安全性の高さがうかがえます。
天然ハーブのナチュラルな香りは、きつすぎず使いやすいですよ。無添加のシャンプーは、皮膚のデリケートなワンちゃんにも安心して使えるのが嬉しいですね。
自然の力で美しい被毛をキープしたいオーガニック志向の飼い主さんにもおすすめ。
株式会社ニチドウのミラクルゼネラルシャンプーは、トリマーやペットショップでも使用されているロングセラー商品です。
植物成分が主成分の低刺激処方で、泡立ちが良く皮膚や被毛を傷めずに洗うことができます。さらにミラクルリンスを併用すれば、静電気を防いでよりなめらかな仕上がりに。
低刺激ながらすっきえいと汚れを落とし、長く続くよい香りも好評です。長年たくさんの愛犬家やプロに愛用されているという点にも安心感がありますね。
皮膚がデリケートな子犬を優しく洗える、無着色・アルコール無添加の低刺激シャンプー。ふわふわの泡でうるおいを保ちながら汚れや臭いを落とします。ふんわり香るベビーせっけんの香り。
泡立ちがよいので洗いやすく、はじめてのシャンプーにもぴったり。子犬だけでなく肌の弱い成犬への使用もおすすめです。中には香りや仕上がりが気に入っていて、子犬のころから使い続けているという人もいます。
皮膚が弱いワンちゃんにはできるだけ余計なものの入っていないシャンプーを使いたいものです。シンプルで安心な無添加シャンプーをさまざまなメーカー、価格帯から選んでみました。
アイリスオーヤマのリンスインシャンプー。ヤシ油由来の洗浄成分と3種類のハーブエキスでうるおいを保ちながら、やさしく汚れを落とします。強すぎずやさしいフローラルの香りで、さっぱりとした仕上がりに。防腐剤無添加です。
子犬から成犬まで使えます。大容量でコスパもいいので多頭飼いにもおすすめ。詰替え用もあります。
オーガニックハーブウォーターなど天然成分をたっぷり配合した、人にも犬にも使えるシャンプー。着色料、合成防腐剤、石油系界面活性剤、シリコン無添加で肌の弱いワンちゃんにも使えます。
ペットサロンや動物病院でも使用され、1本でつややかな仕上がりが実感できます。
人にも犬にも使える商品のため、全成分表示され中身がわかるので安心。皮膚が敏感なコやアレルギーのコにも試して欲しいシャンプーです。
泡立ち、泡切れの良さ、リラックスできるハーブの香りがシャンプーのストレスを軽減。飼い主さんの手にもやさしいのがうれしいですね。
オリーブせっけんを主成分とした日本製の無添加シャンプー。アレルゲンになりやすい石油系の合成成分、シリコンが入っていないので、デリケートなワンちゃんにもうれしい商品です。
石鹸成分は洗浄力がありながら、石油系界面活性剤と比べて皮膚や被毛に残りにくいのが特徴です。保湿成分シルクセリシン配合で乾燥しすぎることなくさっぱりとした洗いあがりに。
シンプルで安全なシャンプーを探している方におすすめです。
トップトリマーの経験から生まれたプロ仕様のシャンプー。シリコン、パラベン、防腐剤、化学香料、界面活性剤が無添加なので安心して使えます。汚れを落とす成分としてアミノ酸系洗浄剤を使用。
アミノ酸系は保湿力もあり、被毛や皮膚にやさしいのが特徴で、高価なシャンプーにも使われています。殺菌、抗菌、消臭作用のある月桃葉エキスで気になる臭いもすっきり。
シークワーサー、ハイビスカスには紫外線ダメージに対する回復効果があるので、お散歩や外で遊ぶ機会が多いコにもおすすめ。アセロラのフルーティーな香りも心地よいシャンプーです。
犬のシャンプーに関する疑問や質問で多いのがこちら。初めて犬を迎えた方やシャンプーの悩みがある方は参考にしてみてください。
犬用シャンプーを使用しましょう。
犬の皮膚は人の皮膚の1/3程度の厚さしかありません。人用シャンプーによく使われる界面活性剤の中には、人には安全でも犬にとっては刺激があり皮膚トラブルの原因になってしまうものもあります。
また、人用シャンプーの香料は鼻のよい犬にとってきつすぎるものが多く、犬用として作られているシャンプーを選んだ方が安心です。
健康な皮膚を保つためには、月に1~2回のシャンプーがよいと言われています。定期的にシャンプーしないと、皮脂や汚れが溜まり、臭いや皮膚トラブルの原因になります。
かといって、シャンプーのし過ぎは過剰に皮脂を取りすぎてしまい、乾燥や肌荒れを引き起こすこともあります。
ただし、皮膚疾患の治療でシャンプーを行う場合は、もっと頻度を増やすこともあります。こうした場合には、シャンプーの表示や獣医師の指示に従って正しい方法で行うことが大切です。
特に決まりはありませんが、ワクチンが終わって散歩を開始するあたりで始めるのが適当です。
もっと早い時期に行っても大丈夫ですが、子犬のうちは免疫力が弱いのでシャンプーするときの体調や室温などに気を付けてあげてください。
シャンプーを嫌がる犬にならないために、まずは水に慣れさせることが大切です。
シャワーを熱すぎない温度(37度くらい)に設定したら、後ろ足やお尻の方から静かにかけていきます。
シャワーの勢いが強すぎても嫌がる原因になるので、シャワーヘッドを体に密着させたり、飼い主さんの手で勢いを弱めながらかけてあげるといいですよ。
徐々に頭の方に向かっていき、全体を濡らしたらシャンプーをつけて洗います。シャンプーの後はすすぎ残しがないようにしっかり流してください。
顔回りに水がかかるのを怖がるようなら、はじめは顔を避けてもいいのでゆっくり少しずつ慣らしていきましょう。シャンプーが気持ちいいものだと分かれば嫌がることもなくなるはずです。
ラベンダーなどリラックス効果のある香りのシャンプーを選んでみるのもおすすめです。
一言で犬用シャンプーといっても、本当にたくさんの商品があります。その中から合ったものを選ぶには、まずどこに重点を置くのかを決めると選びやすくなるはずです。
今回専門家の話も伺いながら、選び方のポイントをお伝えしました。紹介しきれなかったものもありますが、目的や機能別おすすめ商品も参考にしてみてください。
皮膚タイプや被毛の状態は、時期や環境などによって変化することもあります。今使っているシャンプーが愛犬に合っているのか定期的に見直してみることも大切ですよ。
ピッタリのシャンプーを見つけて、健康できれいな皮膚をキープしてあげたいですね。