デリケートゾーンに対応している除毛クリームってどんな商品がいいのかわかりづらいですよね。同じ悩みを持った方に会ってきた元脱毛サロン部員の私が、選び方〜おすすめ商...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>デリケートゾーンに対応している除毛クリームってどんな商品がいいのかわかりづらいですよね。同じ悩みを持った方に会ってきた元脱毛サロン部員の私が、選び方〜おすすめ商品まで特別に公開します!
この記事の見どころは
・絶対に失敗しない除毛クリームの選び方
・デリケートゾーンにおすすめの除毛クリーム5選
・アンダーヘアの処理をするメリット
の3点です。
この記事を参考に、自分にあった除毛クリームを見つけてくださいね♪
ママアイテム編集部
除毛クリームはいろんな種類があって、どういう基準で選べばよいか正直よくわからないですよね。
そこで、今回
・失敗しないために何をすればよいか
・それを踏まえた選び方
をわかりやすくかんたんに紹介しますね。
よい選び方をするには、失敗する理由を知っておく必要があります。除毛クリーム選びでよくある失敗は、成分のことをよく知らずに購入してしまい、自分にあった商品が選べなくなってしまう例です。除毛クリームは基本的に成分勝負の商品なので、成分さえ間違えなければ商品選びも間違えません。そこで、商品を選ぶ上で覚えておくべき成分をピックアップさせていただきました。
除毛クリームはアルカリ性の成分で毛を溶かして除毛するアイテムです。そのため、”チオグリコール酸カルシウム”という毛を溶かす成分はマストで必要です。この成分は、人によって副作用を起こします。肌の炎症が起こったりするので、特にデリケートゾーンの除毛時は、それを補ってくれる肌を守るための成分(抗炎症成分)が配合されている必要があります。
成分例 |
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チオグリコール酸カルシウム |
これらの成分は、肌荒れやニキビ等肌問題を解決するための処方薬に含まれていたりします。デリケートゾーンや顔など敏感な肌に除毛クリームを使用する場合は、この商品は重要な成分です。
成分例
グリチルリチン酸2K,ドクダミエキス,サクラ葉抽出エキス,アロエエキス,カプリリック
保湿効果が見込める成分は、除毛クリーム使用後の肌荒れを防ぐためにも極めて重要な役割を果たします。もし、保湿ができなければ、黒ずみや肌荒れの原因となってしまいますので保湿成分について知っておきましょう。
成分例 |
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ヒアルロン酸,プラセンタ,セラミド,コラーゲン,大豆エキス,アロエエキス,尿素,桃葉エキス,桜葉抽出液,グリセリン,セタノール,アーモンドオイル,ビタミンE |
除毛する際に、もう一つチェックしておいて欲しい成分が抑毛成分です。除毛クリームを塗ると同時に、今後生えてくる毛の成長を抑制できるので一石二鳥ですよね。抑毛成分にはどんなものがあるか確認しておきましょう。
成分例 |
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大豆エキス,パパイン,ブロメライン,毛球ケラチノサイト |
それでは、各種成分について理解した上で、除毛クリームの選び方を紹介します!ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。
デリケートゾーンを処理する上で、保湿効果と抗炎症作用が見込めることは最も重要なポイントです。なぜなら、肌が他に比べて敏感で弱い分、肌への影響が強い成分の影響をなるべく抑える必要があるためです。保湿効果・抗炎症作用があることによって、肌荒れや肌の黒ずみ等の肌トラブルを防ぐことができます。重要なポイントなので、ここはしっかり押さえておきましょう。
たまに、除毛クリームの効果が薄くて、毛の処理がうまくいかなかったと聞きます。これの大きな要因は、使用者が剛毛で、そういった方には対応していない除毛クリームを選んでしまっていることです。剛毛に対応しているかどうかは、毛を溶かす成分”チオグリコール酸カルシウム"の成分量によって変わります。しかし、こちらは基本的に公式ページでも紹介されていないので、口コミや評判・男性向けかどうかで判断する必要があります。今回は、【剛毛部門】として後ほど商品紹介させていただいているので、そちらをご確認ください。
世の中のほとんどの人は、前述させていただいた成分とその効果を知らずに商品を購入しています。しかし、ある意味そういった事前情報がない状態での口コミは、感覚的な実体験として貴重な意見となります。ですので、世の中の口コミは実体験と生きた情報として確認しておくことをおすすめします!!
最後に料金と容量のバランスを考えましょう。大体1回に20g使うので100gで5回分です。使うペースにもよりますが、大体2ヶ月くらいで最低でも100gは消費します。お気に入りのクリームを見つけたのに、毎回のコストがかさむのは嫌ですよね。最初の時点でコスパを見て考えましょう!
今回紹介させていただいている商品は、基本的に全て全身に使用できるかつデリケートゾーンでの使用におすすめできるものです。その中でも、元サロン部員でママアイテム編集部である私が最もおすすめできる商品を厳選させていただきました。どうぞご覧ください!
ディー・レジーナ・エピ・プレミアムは2009年に販売されて以来、改良を積んで現在3代目の商品が販売されています。改良では主に除毛剤独特の匂いを軽減させ、ピンクグレープフルーツの香りに進化しました。成分を見てみると、多くの保湿成分と抗炎症作用成分が含まれていて、デリケートゾーンでの使用も期待できます。SNSを見ても口コミも上々です♪
・保湿成分をたっぷり配合していてボディクリームがわりにもなる
・抗炎症作用成分がたっぷり配合
・ピンクグレープフルーツの香りで除毛剤の匂いを軽減
#ディーレジーナエピプレミアム#ツルッツル#これは使える#愛用決定ですね
Source: https://www.instagram.com/p/BGt45OVn28F/
メルティーヴィーナスも同じく1分で除毛できることを推してる商品です。プリュムインバスリムーバーと違う部分はラベンダーの香りがする点と、より抗炎症作用が期待できる成分を含んでいる点です。成分的には申し分ないですが、SNSでの口コミをご用意できなかったのが残念ですTT
・ラベンダーの香りで匂いを軽減
・1分でスピード除毛
・抗炎症作用が期待できる成分を豊富に配合
ヘアーリデューシングクリームは脱毛大国トルコで愛用されている世界基準のヒット商品です。宗教上除毛習慣があるトルコで開発され、その中でヒットしたという経歴は効果を裏付ける十分な理由になるかなと思います。また、体毛が濃い外国人向けに開発された商品なので、剛毛にもしっかり対応しています。口コミを見ても評価は高いので、剛毛の方は期待していい商品だと思います。
・トルコで開発されて世界中で大ヒットした実績
・外国人向けに開発されたので剛毛にも対応
・抑毛・保湿・抗炎症作用全て保証された成分
ゼロクリーンは、除毛クリームとしては保湿成分が多く含まれていることが特徴で、抗炎症作用も含まれているのでデリケートゾーンでも使用できます。ただし、クリームだけでは抑毛効果が薄いため、抑毛ローションとセットで購入することをおすすめします。現在セットで6,780円で販売されているようです。45日間返金保証制度もあるので、一回お試しで使ってみるのもいいと思います。
・抗炎症作用が期待できる”グリチルリチン酸2K”配合
・抑毛ローションとのセット購入で効果絶大
・45日間返金保証制度付き
定期購入でスポンジとローション付いてくるしコスパよく美肌成分も入ってるから荒れないし肌弱い僕には嬉しい
Source: https://www.instagram.com/p/Bh3vEODhntN/
塗って拭き取って水で流すだけですごくかんたんだし毎日のケアもやりやすくなった
Source: https://www.instagram.com/p/Bh1IDrRlnmf/
・安心の低価格
・抗炎症成分”アロエエキス”配合
・口コミでの評判が高い
ここで、一度除毛クリームを初めて使う人や使ったことがあるけどなんとなく使っていた方のために、除毛クリームのいろはをお教えします!基礎知識として、頭に入れておくと今後使用する際に便利ですよ。
除毛クリームは、”チオグリコール酸カルシウム”と言われるアルカリ成分がタンパク質を溶かすという性質を利用して作られたアイテムです。この成分は、タンパク質を溶かす力があるので、毛(タンパク質)だけでなく肌(タンパク質)にも少なからず影響を及ぼします。そのため、他の成分でその影響を最小限に抑える必要があり、抗炎症成分や保湿成分などが含まれています。
除毛クリームは成分が毛穴の奥に浸透すればするほど、毛根近くまで除毛することができます。仕上がりとしては、基本的に黒いブツブツのような剃り残し状態はなく、ツルツルな状態が出来上がります。ただ、その分効果は強く、炎症などの肌トラブルを引き起こすことはあります。
上記を踏まえて除毛クリームのメリットとデメリットをまとめるとこんな感じです。
メリット
・生えてくる毛がチクチクしない
・剃刀負けなど肌を傷つけることがない
・保湿成分などお肌に優しい成分が含まれている
・即効性がある
デメリット
・肌トラブルを引き起こす可能性がある
・永続的に毛がなくなるわけではない
それでは、除毛クリームについてある程度理解していただいたところで、除毛クリームの使い方を紹介します。
①毛穴が開いた状態で塗布する
お風呂上がりや温かいタオルでしよう部位の毛穴を広げたところでクリームを塗布しましょう。毛穴が開いた状態で塗布する理由は、毛穴の奥まで成分を浸透させることによってより長い時間ツルツル感をキープすることができるためです。
②指定の時間待機する
次に指定の時間待機します。指定よりも短すぎれば効果は薄いし、長過ぎれば肌トラブルの原因となりますので、しっかり指定の時間待機しましょう。
③クリームを拭き取る
指定時間待機した後、クリームをタオルやティッシュなどで優しく拭き取りましょう。そのままシャワーで流さない理由は、除毛クリームの成分がデリケートゾーンなどの粘膜に付着してしまう可能性があるためです。
④シャワーで流す
最後にシャワーで洗い流して完了です。除毛後は肌が敏感になっているので、水分をタオルで拭く際は優しく拭き取りましょう。
除毛クリームの使用に関する注意点も知っておきましょう。
除毛クリームを使用する際は、まず初めに自分の肌に合うかテストしましょう。(パッチテストと言います)
パッチテストの方法は
1.二の腕など肌の柔らかい部分にクリームを100円玉サイズで薄く塗る
2.1日そのままにしておく
3.肌トラブルがないか確認する
です。いたってシンプルなので、忘れないようにしてくださいね。
膣内に除毛クリームが入ってしまうと、細菌や病原体が侵入しやすくなってしまいますので、Iラインでの使用は控えたほうが無難です。今回紹介した商品は、基本的に刺激が弱いものですが、とはいえ粘膜に入ってしまうと悪影響です。どうしてもIラインで使用したい場合は十分に気をつけて自己責任で使用しましょう。
妊娠中・産後は非常に肌が敏感な時期です。なるべく使用は控えたほうが無難と言えるでしょう。
デリケートゾーンを除毛クリームで処理することが初めての人も初めてでない人も必見のマル秘テクを脱毛(除毛)エキスパートとも言える私が公開しちゃいます!サロンで多くのお客さんとお話ししたり、自分で試してみたノウハウなので参考になるかと思います!
除毛クリームはクリームの硬さによって塗り方を変えることをおすすめします。塗り方は以下の2パターンです。
クリームが硬いときは叩きながら塗りましょう。クリームが硬いと、肌になじみづらいです。肌になじませるために、トントンと叩き塗りするとよりよい効果が期待できます。
クリームが柔らかい場合、塗り具合にムラができてしまいます。それを防ぐためにクリームをまんべんなく伸ばしながら塗ることをおすすめします。
デリケートゾーンのムダ毛処理で最も多い問題は肌トラブルです。だからこそ、アフターケアは最も重要な意識ポイントでもあります。アフターケアはこの2点を意識できて入れば問題ないと思います♪
除毛クリームの使用後には、カミソリの使用・日焼け・温泉など肌に刺激がある行動は控えましょう。これらの行動によって、肌に負担がかかってしまった結果どうなるか想像はつきますよね…?肌がどんどん弱くなり、トラブルの原因となります!
除毛クリーム使用後は、皮膚が敏感になってしまっています。この記事の序盤でもお伝えした通り、肌トラブルの原因となりますので、保湿をしっかりしましょう。ちなみに、保湿成分が存分に含まれている除毛クリームであればそのままでも問題ないです。もし、そうでない場合保湿クリームや化粧水などでの保湿がおすすめです。
最近少しずつ流行しつつある、アンダーヘアー(陰毛)の処理ってどんなメリットがあるかご存知ですか?これからアンダーヘアーを処理しようとしているあなたに、メリットも紹介しておきますね!
アンダーヘアーを処理するにあたって一番のメリットは衛生面でしょう。処理していなければ、シラミやばい菌が毛に絡みついてしまう可能性があります。そのため、海外ではアンダーヘアーがあることによって”不潔”と思われるほど、世界的には下の毛処理は一般的です。
アンダーヘアーがあることによって、パンツの中に湿気が溜まってしまって蒸れることは多々ありますよね。毛の処理をすれば、ツルツルでスッキリして蒸れも少なくなります。
これも女性にとっては結構大きいポイントですよね。私は女性の日になると、毛に経血がついているとなんだか気分が落ちます。アンダーヘアーがなければこういった小さなイライラも無くなります。
いい部分だけお伝えするのもよくないので、デメリットも紹介しておきますね!
デメリットは、温泉などで少し恥ずかしいと思いながら過ごさなければならない点です。これは、日本の文化的な問題なのでなんとも言えませんね。早く日本も下の毛処理の文化が根付けばいいのにって思っちゃいます。
はい。基本的に、粘膜(目や膣内)や傷跡にクリームを塗らなければどこでも問題なく使えます!
基本的に除毛クリームでのiライン処理はおすすめしません。もしやるにしても、電気シェーバーなどで鏡で必要部分を確認しながら処理していきましょう。
はい。中学生からでも使えるのでご安心ください!
最後に、今回紹介した商品の比較表を載せておきますので、あなたにあった商品をじっくり選んでみてくださいね。
ディー・レジーナ・エピ・プレミアム | プリュムインバスリムーバー | メルティーヴィーナス | ヘアーリデューシングクリーム | ゼロクリーン | Veet バスタイム 敏感肌用 | |
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料金/容量 | 7,650円/150g×3本 | 1,620円/80g | 8,940円/100g×3本 | 2,900円/140g | 2,980円/150g | 980円/150g |
保湿成分 | 大豆エキス,尿素 | 大豆エキス,ヒアルロン酸,桃葉エキス | クラ葉抽出液,大豆エキス,尿素 | 尿素,グリセリン | 大豆エキス,グリセリン,セタノール | アーモンドオイル,ビタミンE |
抗炎症成分 | グリチルリチン酸2K,アロエエキス | アロエエキス | アロエエキス,グリチルリチン酸2K | カプリリック | グリチルリチン酸2K | アロエエキス |
抑毛成分 | 大豆エキス | 大豆エキス | 大豆エキス | 毛球ケラチノサイト | 大豆エキス | ー |
剛毛対応 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |