クロスバイクやロードバイクに乗る際、自転車用のドリンクホルダーしておすすめのボトルケージ。いざ購入しようと思うとさまざまな種類があって迷ってしまいますよね。
この記事ではボトルケージの選び方と、おすすめ商品8選をご紹介します。
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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コンビニで買えるペットボトルに対応しているタイプや、専用のウォーターボトルだけに対応しているタイプなどがあります。
また商品によっては、走行中にボトルが取り出しやすいもの、風の抵抗を受けにくいものといった特徴がありますので確認が必要です。
本記事ではおすすめの選び方からご紹介していきますので、参考にしてお気に入りのボトルケージを見つけてください!
ママアイテム編集部
初心者でも自分にあったボトルケージを選べるよう、5つの選び方をまとめました。ぜひアイテム選びの参考にしてみてください。
多くのボトルケージはフレームの内側に取り付ける仕様になっています。そのため、ウォーターボトルを取り出す方向によってはフレームが邪魔になって取り出しにくい場合があります。
ボトルケージの上側に余裕があるときは、縦抜きタイプだとスムーズにウォーターボトルを取り出せます。ボトルケージの上側にフレームがきて邪魔になる場合、フレームをかわして取り出せる横抜きタイプがおすすめです。
横抜きの場合は左右のどちらか一方にしか抜けない場合が多いです。自分の利き手などを考慮して選ぶとストレスフリーに取り出しやすくなりますよ。
前述したように、ボトルケージはフレームの内側に取り付けることが一般的です。そのため、自転車のサイズが小さい場合は取り付けスペースが狭くなってしまう傾向にあります。
身長が低い人ほど自転車のサイズが小さくなるので、ボトルケージを選ぶときには気を付けてください。フレームに取り付けることが難しい場合は、サドルに取り付けるためのパーツもあるので検討してみましょう。
ボトルケージには対応するボトルサイズがあります。自転車用ウォーターボトルの直径は約74mm、コンビニなどで買える500mlペットボトルの直径は約65mmが一般的です。
基本的にはそれぞれの専用サイズに対応したボトルケージが最も使いやすいので、自分が自転車に乗るシーンを想定して検討してみてください。
どちらも使う必要がある場合、自転車用ウォーターボトルにも500mlペットボトルにも対応したボトルケージを検討してみてください。専用のボトルケージにはホールド力や安定感で劣る傾向がありますが、汎用性は高いのでおすすめです。
ボトルケージの素材は主に3つあり「カーボン製」「金属製」「プラスチック」のいずれかを採用しています。素材によって軽さや丈夫さの特徴が異なりますので比較してみてください。
「カーボン製」は3つの素材のなかでもっとも軽量、丈夫さも兼ね備えています。アイテムによってはツヤ加工を施されているなど高級感のあるボトルケージが多く販売されています。
「金属製」は軽量さと丈夫さを兼ね備えているのが特徴です。多少の衝撃では折れるようなこともなく、シンプルなデザインが多い傾向にあります。ウォーターボトルが金属製の場合、取り出すときに傷がついたり金属音がするので気を付けてください。
「プラスチック製」は軽量さとデザインの豊富さが特徴です。安価で手に入れやすいので、初心者も取り入れやすいボトルケージです。カーボン製や金属製に比べると劣化しやすいので、定期的な交換をおすすめします。
トライアスロン用の自転車など、スピードを重視する自転車は空気抵抗を少しでも減らすため、フレームにボトルケージ用のマウントを設けていない場合があります。
そんなときはサドルに取り付ける為のパーツを利用するなど、追加で取り付け場所を設けることができます。各メーカーからパーツが販売されていますので、確認してみてください。
おすすめの選び方をもとに、ボトルケージを選ぶための比較ポイントを4つ設けました。自分の自転車をイメージしながら、最適なボトルケージ選びの参考にしてみてください。
ロードバイクやクロスバイク初心者にもおすすめできる、使い勝手の良いボトルケージをピックアップしました。
取り付け場所や取り出しやすさも考慮した編集部イチオシのボトルケージです。迷った方はぜひ参考にしてみてください。
従来の横抜きボトルケージでは出来なかった、左右のどちらからでも取り出せる仕様のボトルケージです。従来品のようにどちらか一方からしか取り出せず、ストレスがたまるようなことはありません。
状況によって取り出し方向を選べるので、ストレスフリーに自転車を楽しむことができます。
また横抜きタイプのボトルケージなので、シートポストなど上側が窮屈な場所でも取り付けることができます。ダウンチューブにつけるメインとしても、シートポストにつけるサブとしても設置できるので、使い勝手が抜群に良いです。
公式には記載されていませんが、コンビニなどで買える500mlのペットボトルもホールドしてくれるというレビューもあり、通勤通学など普段用のボトルケージとしても活躍してくれそうです。
デザインはシンプルかつ程良いツヤ感あります。使いやすさも兼ね備えた曲線がおしゃれです。主張し過ぎないブランドロゴもさり気なくて良いですね。
カラーバリエーションも豊富なので、自転車のカラーに合わせて選べるのもポイントです。
身長が低くフレームが小さい方や、取り付け場所がまだ決まっていない方など、使い勝手の良いボトルケージとしておすすめです。
大切なロードバイクやクロスバイクに取り付けるボトルケージは、機能性だけでなくデザインにもこだわる人が多いのではないでしょうか。
車体にあわせたカラーリング・デザインのパーツは、自転車を洗練された印象にしてくれます。
今回は海外製のボトルケージも含めて、機能性とデザイン性を兼ね備えたボトルケージを厳選しました。見た目を重視する方はぜひ参考にしてみてください。
ポートランドデザインワークスは、2008年に創業されたアメリカのポートランドにある自転車用品メーカーです。環境に優しい素材を積極的に採用しており、売り上げの1%を環境団体などに寄付する取り組みをしています。
そんなポートランドデザインワークスから発売されているボトルケージは、フクロウをモチーフにしたデザインがかっこいいと評判です。
フクロウは古代ギリシャでは「森の賢者」として称されており、ボトルケージのデザインは少し神秘的な印象があります。
素材に採用されている5052アルミ合金はとても軽量で丈夫です。グリップがしっかりしているので、デコボコ路面の振動があってもしっかりとウォーターボトルをホールドしてくれます。
ただし、ステンレスなど金属製のウォーターボトルは、金属同士で傷がつく可能性があるので気をつけてください。プラスチックなど柔らかい素材のウォーターボトルにすると、ストレスなく使えますよ。
街乗りや大会レースなど、さり気なく注目をあつめるボトルケージです。
バイク文化の根付いているポートランドを拠点するポートランドデザインワークス。
「Sparrow Cage」はユニークな鳥の形をモデルにした曲線の美しさ、機能美を兼ね備えたデザインで人気のボトルケージです。幸せを運んで来てくれそうなローズゴールドの光沢感が素敵ですね。
スズメは日本でも古くからことわざや昔話に登場する身近な鳥で、彼らは人間の生活圏内で暮らすことでも知られています。
デザイン性に優れたボトルケージですが、機能面も充実しています。高いホールド性をもっており、縦方向に取り出しやすい仕様です。
また5052合金を採用しているので、軽量かつ丈夫。耐食性にも優れているので錆などに強く、屋外で使用する自転車に適したボトルケージです。
イベラは台湾に本社を置く自転車用品メーカー。台湾といえば「GIANT」のような世界的な自転車メーカーが存在し、非常に高いクオリティーの自転車&自転車用品を製造販売しています。
そんなイベラから販売されているボトルケージは、人間工学をベースにしており、ウォーターボトルを取り出しやすい構造になっています。レースや長距離ライドなど、疲れてきた時ほど取り出しやすいボトルケージがおすすめです。
横抜きタイプなので、シートポストなどに取り付けると便利に使うことができます。
アルミニウム合金を採用しているので、耐久性にも優れているのもポイント。
スタイリッシでカッコいいデザインなので、大切な自転車をさらにカッコよく見せてくれます。あらゆる条件をクリアし、総合的に評価の高いボトルケージです。
コンビニや自動販売機で買えるペットボトル飲料は、ちょっとした水分補給に便利なアイテムです。通勤通学では大きなウォーターボトルを持ち歩くと不便なので、ペットボトルが重宝します。
今回は初心者でも使いやすいボトルケージを厳選しましたので、迷っときはぜひ参考にしてみてください。
トピークは日本の自転車用品メーカー。ボトルケージだけでなく、ツールやウェアまで、高いクオリティーの自転車用品を製造販売しています。
この「モジュラー ケージ II」は、専用ボトルだけでなく500mlペットボトル対応しているボトルケージ。本体の下側についているボタンを押しながら、ホルダーの幅を調整することができます。
通勤通学時にコンビニでペットボトルを買い、手軽に水分補給するのに便利です。
主な素材はアルミニウム合金ですが、ボトルとの接触部にはプラスチックを当てています。ステンレスなど金属系のボトルを使うときでも、傷つく心配もなく安心です。
長時間のライドの場合、体温を下げるためにも冷たい飲み物が必要になってきます。そんなときは金属製で保温性の高いウォーターボトルが有効です。金属製のウォーターボトルにも使えるボトルケージを使いましょう。
専用ボトルとペットボトルが使い分けられるので、とても使い勝手の良いボトルケージです。
「どこでもケージホルダー」はその名の通り、自転車のあらゆる場所に取り付けられるボトルケージ。フレームに付属しているボルト穴をつかわずに、ハンドル付近やシートポストに取り付け可能です。
ペットボトル専用のホルダーなので、500mlペットボトルがぴったり収納できます。
ロードバイクやクロスバイクだけでなく、シティサイクルやママチャリにも取り付けられるので、家族で共有することも可能です。普段は外しておいて、長距離ライドなど水分がたくさん必要なときに足すのも良いですね。
直径45mmまでの円形パイプに取り付け可能なので、クロモリフレームなど細いフレームとの相性が良いボトルケージです。通常のボトルケージ設置場所に満足していない方へ、とくにおすすめしたいボトルケージです。
トライアスロンなど、長時間のライドでスピードが必要な競技では、空気抵抗の少ないボトルケージが欠かせません。
そんなとき、フレームにボトルケージを付けてしまうと風の影響を受けてしまうので、サドルにつけるタイプがおすすめです。
また普段からサドルにボトルケージを付けている人は少ないので、個性的な自転車を目指している方にもおすすめです。今回は丈夫でデザインも良いボトルケージを厳選しましたので、ぜひチェックしてみてください。
トライスポーツは日本の総合自転車用品メーカー。ボトルケージだけでなく、キーロックやサドルなども取り扱いしています。
このボトルケージは、サドル部分に取り付け可能なタイプ。ボトルだけでなくボンベなど小物系も取り付けることができ、取り付け角度が調整可能です。
2つまでウォーターボトルを取り付け可能なので、長時間のライドでも十分な水分を確保することができます。
田舎道などを走る場合、近くにコンビニや自動販売機などの給水ポイントがないことが多くあります。そんな時にはウォーターボトルが2つ取り付けられるボトルケージがあると安心です。
またトライアスロンなど長距離ライドでスピードが求められる競技の場合、少しでも空気抵抗を減らしてスピードをあげることが大切です。そんなときフレームにボトルケージを取り付けてはスピードが下がってしまいます。
サドル部分へ取り付けると空気抵抗への影響が少ないのでおすすめです。空気抵抗が少ないということは、スピードが出るだけでなく疲れも軽減してくれる効果があります。
長距離ライドする方は、ぜひ試してみてください。
XLABはアメリカのカリフォルニアに拠点を置く自転車用品メーカー。NASAなどで活躍したデザイナーが立ち上げたメーカーで、最先端の科学技術をつかって製品開発をしています。
このボトルケージは、サドルに取り付け可能なタイプで、高さとアングルの調整が可能です。サドルにボトルケージを設置する場合、身体の後ろに手を回してウォーターボトルを取ることになるので、ちょっとした角度の違いが重要になります。
そんなときは高さと角度が調整できると、丁度よいポジションにボトルケージを設置できるので便利です。
あえて取り出しやすさを考慮せず、とにかく空気抵抗が少ない高さと角度に調節することもできます。
高いホールド力も特徴で、付属のXLABゴリラケージでしっかりとウォーターボトルを固定してくれます。
種類が豊富で、どれを選べば良いのか迷ってしまいがちなボトルケージ。今回は初心者に多い質問をピックアップしました。満足できるボトルケージを選べるよう、参考にしてみてください。
基本的にはネジにグリスを塗ることをおすすめします。ネジやフレームなどは金属で出来ており、錆や摩擦による熱が発生しやすい特徴があります。
錆や熱による膨張が発生すると、ネジとフレームがくっつき外れなくことがあるので注意が必要です。グリスを塗ることで油膜ができ、錆などを防いでくれる効果があります。
グリスは金属の接地面を覆うように塗り、余計に塗ってしまった場合は布巾などで拭いてください。
自転車のパーツはほとんどが金属なので、グリスや油の定期点検を欠かさないようにしましょう。自分でやるのが面倒だったり、時間がない場合は近くの自転車ショップで対応してもらうことをおすすめします。
ボトルケージは2つあった方が便利です。とくに夏の長距離ライドなど、熱中症対策に水分補給は欠かせません。自転車は全身運動でかなりの汗をかき、体内の水分が減りやすいので注意が必要です。
走る距離や時間、季節によって差がありますが、足りなくなってからでは遅いので気を付けてください。
走行中はコンビニに寄り道するのが面倒になったり、田舎道ではそもそもコンビニや自動販売機がない場合もあります。
またボトルケージはウォーターボトルだけでなく、ツール缶をいれる役割もあります。パンク時の応急処置が必要な場合も想定して、ツール缶を入れている人も多くいます。そのため、予備も含めて2つ以上つけると安心です。
使い方は個人の自由ですが、自転車に乗る経験が増えるほどボトルケージの使い方が増えて楽しくなりますよ。
クロスバイクは街での乗りやすさを重視した自転車で、マウンテンバイク(以下MTB)とロードバイクの良いところを「クロスオーバー(混合)」させたものです。
ロードバイクは舗装された道路をいかに早く遠くまで走れるかを追求して設計されています。そのため、より細いタイヤで空気抵抗を減らしたり、自転車をこぐポジションを前傾して疲れにくくするなどの工夫が施されています。
一方クロスバイクはMTBをルーツにしており、程良いタイヤの太さ、近距離=中長距離をラクに乗れる設計などが特徴です。
もともとはMTBを街乗りにつかう際、「タイヤが太すぎてスピードが出ない」「サスペンションがこぐ力も吸収してしまい力が伝わらない」といった問題がありました。それらを改良して出来たのがクロスバイクです。
ロードバイクやクロスバイクに長時間のる場合に欠かせないボトルケージ。とくに夏の水分補給などに役立ってくれる重要なアイテムです。
様々なタイプがありますが、設置する場所の広さ、取り出す方向、空気抵抗などの要素をふまえて考えれば、最適なボトルケージを選ぶことができます。
また実際に設置して使っていくことで、善し悪しを実感することができます。積極的に良いと思ったものを選んで試してみましょう。とくに高級なものを使う必要もないので、いろいろなものに挑戦してみてください。
迷ったときは、自分の自転車を実際に確認しながら、説明した選び方や選定ポイントを再度見直してみてくださいね。満足のいくボトルケージを選んで、楽しい自転車生活を送りましょう!