全身の筋肉と機能を向上させることができるメディシンボール。エクササイズに加えるだけで効率的に鍛えられることで注目を集めていますが、どんなものを選べばいいのかよくわからない人も多いですよね。
そこでこの記事ではメディシンボールの選び方のコツと、おすすめ商品11選、気になる疑問などをご紹介します。
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>メディシンボールは一見バスケットボールのようですが、全身の筋肉と機能を向上させることができるトレーニングアイテムの一つです。
腹筋運動や背筋運動、腕立て伏せといったいつものエクササイズにこのボールをプラスすることで、より効果的に体を鍛えることができます。
アイディア次第でいくらでも独自のトレーニングを生み出せるお手軽さと効率の良さから、プロのスポーツ選手も使用している優れたボールです。
この記事ではメディシンボールの選び方やおすすめ商品をはじめ、メディシンボールを使用する上で多くの人が気になる疑問など、知っておきたい情報をお伝えしています。
これを読めば、あなたのニーズにぴったりのメディシンボールが見つかりますよ。
ママアイテム編集部
メディシンボールは、持ち上げる、振り回す、投げるなどすることによって体幹や筋肉を鍛えられ、持久力、瞬発力、バランスといった身体機能も向上できるトレーニング器具です。
また、体を鍛えるだけではなく、その名称のとおり筋トレ以外にもリハビリなどで使用されることもあります。
メディシンボールと一口に言っても、メーカーや種類、重さもさまざまで、どれを選べばいいのかと悩む人も多いことでしょう。自分に合った使いやすいメディシンボールを見つけるためにも、おすすめの選び方を3つお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
メディシンボールの種類にはいくつかあります。まずはそのタイプです。メディシンボールには、ハードタイプとソフトタイプの2つがあります。
ハードタイプは体を捻って行うツイストや腕立て伏せ(プッシュアップ)、腹筋運動、サイドランジなど、一人で行う自重トレーニングでの使用に向いています。
ハードタイプを選び際は、ボールが手から滑り落ちないよう、グリップやホールド感がいいものを選ぶとより好ましいでしょう。
一方のソフトタイプは、グループで投げ合う運動やボールを投げてのトレーニング、壁に当ててキャッチなどに最適です。柔らかな素材でできていたり、クッション性のあるカバーで覆われていたりするので、当たっても痛くなく、突き指といったケガの心配も少ないでしょう。
これらの他にも、表面に滑り止め加工が施されたものや、ハンドル付きのもの、ロープが付いたものなどがあるので、選ぶ際のポイントとしてピックアップしておきましょう。
メディシンボールの重さは、1〜10kgが主流です。重いものだと10kg以上あるものもありますが、一般女性は2〜3kg、一般男性は4〜6kgのボールの使用が目安となっています。
重いメディシンボールを使った方が、より高いトレーニング効果を得られると思いがちです。しかし、重すぎるボールの使用はフォームの崩れや、ケガにつながる恐れがあります。無理なく使用できる重量を選ぶようにしましょう。
「軽すぎて物足りない」「重すぎて使えない」とならないためにも、自宅にあるものの重さをチェックして実際に手に持ち、どのくらいの重さが今の自分の力に合っているのかを知っておくことをおすすめします。
メディシンボールを使用して、どのようなトレーニングを行いたいのか、という点もボールを選ぶ上で大切になってきます。
クランチやスクワット、ランジといった自重の筋トレにメディシンボールを両手に持って負荷をかけて行いたい場合や、グループになって投げ合ってトレーニングを行いたい場合は、バウンドしないソフトタイプのメディシンボールがおすすめです。
一方、壁にボールを当ててキャッチするといったトレーニングをメインに行いたい場合は、ゴム製のバウンドするものを選ぶと良いでしょう。
まずは日々行いたいトレーニング内容を考え、目的に合ったメディシンボールを選んでみてください。メディシンボールを使っていろいろなエクササイズを行いたい方は、違う種類のボールをいくつか選ぶのもおすすめです。
メディシンボールを選ぶ際に知っておきたいのがメーカーやブランドでしょう。メーカーやブランドによって性能や特徴が異なります。ここではおすすめのメディシンボールメーカーをご紹介していきます。
1999年に設立されたBODYMAKERは、スポーツウェアやトレーニングアイテムを主力商品とし、スポーツ用品全般を提供し続けている会社です。顧客、従業員、取引先、企業の4つの満足を経営理念として掲げています。
ハードタイプやソフトタイプのメディシンボールはもちろん、持ちやすいグリップに特化したものと全3種類、重量は各種類に3kgと5kgがあり、女性や初級者から上級者向きのものが揃っています。
2026年に創業100年を迎えるダンノは、主に学校体育用品とトレーニング器具の製造と販売を手がけている会社です。「健康づくりにお役に立てる”ものづくり”」をコンセプトに安全な製品を作り続けています。
ソフトタイプのメディシンボール 、バウンドするタイプのものや通常のメディシンボールよりもサイズが小さいベビーメディシンボールを取り扱っています。さまざまなタイプが揃っているので、自分が必要としているメディシンボールを見つけやすいでしょう。
トレーニング用品やテーピングといったスポーツメディカル用品、サプリメントやプロテイン、学校体育用品など、スポーツ全般に関する製品を幅広く取り扱っているのがLINDSPORTS(リンドスポーツ)です。
メディシンボールの種類も多数揃っており、ひも付きのものや砂入りのものなど、他のメーカーではあまり見かけないタイプも製造しています。大人だけではなく、小学生から扱えるメディシンボールを提供しています。
「家族みんなで体を鍛えることを楽しみたい」「小さなうちからトレーニングをさせて、スポーツ選手として活躍させたい」といった願いを叶えてくれるメーカーです。
今回メディシンボール をご紹介するに当たって、以下の点を重視して商品の比較・検討を行いました。ニーズに合ったメディシンボールを選びやすいように挙げたポイントなので、上述した「メディシンボールのおすすめな選び方3つ」と合わせて参考にしてみてください。
数あるメディシンボールの中で今最もおすすめしたいのは、さまざまなトレーニングに応じているボディメーカーの「メディシンボール 5kg MBG25」です。ゴム製のソフトタイプのなので、自宅でも安全に鍛えることができます。
こちらのメディシンボールの最大の魅力は、どんなトレーニングにも使いやすいところでしょう。使い方次第で全身を隈なく鍛えることができます。
ゴムでできたソフトタイプなので、ボールを両手に持っての腹筋運動やツイスト、足にボールを挟んでの上下運動などはもちろん、上級者が行うボールをお腹に打ち当てるといったトレーニングにも最適です。購入者の中には、ゴルフのスイング練習に使用している方もいます。
筋力に自信がなく5kgという重さに不安がある方は、同シリーズの3kgから始めることをおすすめします。
ボールに入れる空気の量を調節することによって、フヨフヨと柔らかい状態で使用したり、少し硬めにしたりと硬さの調節ができるのもポイントです。
サイズはバスケットボールよりも小さいので、女性や子どもでも扱いやすくなっています。中身は砂なので、万が一落としてしまった場合でも床を傷つけたりせず安心です。
こちらの商品には、90日間の品質保証が付いています。説明書どおり正常に使っていたのにも関わらず使用できなくなってしまった場合は、無償で修理や交換を行ってくれます。
さまざまなトレーニングに応じたメディシンボールが欲しい方、体幹や全身を効率よく鍛えたい方、自宅で安全にトレーニングを行いたい方におすすめの商品です。
筋力をしっかりと付けるトレーニングを一人で行いたいという方には、ハードタイプのメディシンボールがおすすめです。
ここでは、厳選したハードタイプのメディシンボールを5つご紹介します。それぞれ異なる特徴を持っているので、自分のニーズや好みに合ったものを選ぶ際の参考にしてみてください。
maisum(マイスム)の商品の特徴は、ボール表面に凹凸加工がされていて滑りにくくなっているところです。トレーニング中は手にも汗をかきやすいので、この滑り止め加工はうれしいポイントでしょう。
グリップ、ホールド感がいいので、激しめのトレーニングにも適しており、ゴルフや野球のトレーニングに使用しているという購入者もいます。
こちらのメディシンボールはゴム100%でできており、中身に砂などは一切使用されていません。砂が入ったタイプは重心が移動して使いにくいという方にはぴったりの商品です。
ボールの重量には1kg、3kg、5kgの3つがあり、重さによってボールの直径が異なります。1kgのボールは直径が19cmと一番小ぶりで、3kgは21cm、5kgは24cmと重さに比例して直径が大きくなっています。
サイズと大きさにバリエーションがあるので、子どもから大人まで使用できるメディシンボールです。
こちらのメディシンボールには1〜10kgまでの重さが揃っており、子どもも大人も自分が扱いやすいボールを見つけられます。また、軽いボールから始め、自分の筋力に応じてボールの重さを徐々に増やしていくことも可能です。
メディシンボールを使ってのトレーニングは初めて、という初心者はもちろん、中級者や上級者、リハビリ中の方、プロのインストラクターと一緒に重いボールを使用してトレーニングしたい方など、あらゆる人に向いています。
ボールの直径は約17〜27cmと重量によって異なります。
ゴム素材でできているのでボールをつかみやすく、さまざまなトレーニングに対応しているおすすめメディシンボールです。
瞬発力トレーニングやプッシュアップ(腕立て伏せ)、お腹にボールを打ち当てるといったハードなトレーニングを行いたい方におすすめなのが、ボディメーカーの「ラバーメディシンボール 5kg TG031」です。
こちらの商品は100%ゴムでできているので、つかみやすくホールド感が良いのが特徴です。このシリーズには5kgの他に3kgのものもあるので、トレーニング種目や筋力によって使い分けることができます。
すっきりとしたシンプルなデザインに、イエローとブラックのカラーで見た目にもおしゃれなボールです。セレブからも注目を集め、雑誌で話題にもなっています。
LINDSPORTSの「ひもなしメディシンボール 」は、学生の部活で使用されているほど使いやすいのがウリです。購入者にも、子どもの部活のために購入したという人がたくさんいます。
素材が硬質ゴムなので、パスや投げて行うトレーニングにはおすすめできませんが、こちらのボールで負荷をかけてトレーニングを行うには最適です。ボールに使用されている素材が良く、しっかりとした作りで満足という使用者が多く見られます。
1〜6kgまでの重量があるので、小学生から大人、プロのアスリートも使用できます。さまざまな重さのボールを揃えて家族みんなでトレーニングに励んだり、トレーニングによってボールを使い分けるのも良いでしょう。
ピュアライズ「メディシンボール 5kg」 は、他のメディシンボールよりも直径が大きいのが特徴です。その直径は23cm。バスケットボール7号サイズの直径を1.5cm小さくしただけなので、大きめのメディシンボールを使ってトレーニングをしたいという人の間で人気があります。
100%ゴムでできており、中には砂などが入っていないので重心のズレや偏りがなく、扱いやすいという使用者が多数います。レビューによると、滑りにくくて持ちやすいという声が多く見受けられ、「デザインがかっこいい」というのも購入の決め手となっているようです。
こちらの商品には、5kgの他に1kg、2kg、3kg、4kgの重さが揃っています。重さによってボールの硬さが異なり、1kgが一番柔らかく、5kgが一番硬いものとなっています。
自分の力量に見合った1個だけを持つのも良し、全部の重さを揃えるのも良し、のおすすめメディシンボール です。
続いては、グループで投げ合ったり、ボールを投げて行うタイプのトレーニングに向いているおすすめメディシンボール5つをご紹介します。
ここで紹介するメディシンボール は「ソフトタイプ」と呼ばれるものです。素材が柔らかいものでできていたり、クッション性のあるカバーで覆われていたりするので、ケガの心配が少なく、自宅でも安心してトレーニングできます。
主に学校体育用品とトレーニング器具を扱っているダンノのソフトタイプのメディシンボールです。
こちらの商品の特徴は、ボール表面が柔らかいクッション性のあるカバーで覆われているところです。そのため、複数人で投げ合うトレーニングをした場合でも、突き指のようなケガをする心配が少なく、当たってもあまり痛くありません。
弾まないタイプのメディシンボールなので、壁に当ててキャッチするというトレーニングには不向きです。グループになって複数人で、またはペアになって投げ合ったりといったトレーニングに最適です。
直径が28cmあるので、3kgの重量があっても投げたりキャッチしたりを容易にできるでしょう。
こちらのメディシンボール のシリーズには、3kgの他に2kgと5kgのものがあります。ボールの直径は重量に比例して大きくなり、2kgは24cm、5kgのものは35cmあります。
グループで投げ合うだけの使用ではなく、自宅で安全にトレーニングを行いたい方にもおすすめのソフトメディシンボールです。
ボディメーカーの「ウォールボール 10kg ブラック×イエロー TG0991000BKYE」はその名の通り、ボールを壁に当ててキャッチするというトレーニングのために作られたものです。
表面はソフトな素材でできておりクッション性があるので、ボールをキャッチした際の衝撃が少なく、ケガをしにくいように工夫されています。壁や床を傷つける恐れもありません。
ソフト素材はすぐに傷んでしまうイメージがありますが、こちらの商品は高い耐久性を実現しており、型崩れの心配もありません。
もちろん、壁に当ててキャッチするトレーニングだけではなく、ツイストやクランチ、腹筋運動などを行う際に負荷として使用することも可能です。
10kgはかなりの重量なので、普段からハードなトレーニングを行なっている人や、プロのトレーナーの指導の元トレーニングを行う人、プロのトレーナーなどにおすすめします。
10kgという重量を扱う自信のない方は、同シリーズの5kgを選ぶと良いでしょう。
FIELDOOR(フィールドア)の「ソフトメディシンボール」の魅力は、気軽に体幹トレーニングを行えるところ。ソフトで安心、初心者でもスムーズに使える形状、女性にも扱いやすいサイズ感になっています。
自宅で一人で使うのはもちろん、壁に当ててキャッチするトレーニングや、グループやペアで投げ合うのをはじめ、瞬発力を高めるトレーニングや体幹を整えたり鍛えたりするトレーニングなど、幅広いトレーニング種目に対応しています。
初心者からプロまで使用できる、ソフトタイプのおすすめメディシンボール です。
Fungoal(ファンゴール)は、サッカーゴールをメインとしたサッカー用品を取り扱っているメーカです。こちらのメーカーの「ソフトメディシンボール 」はボールの外面が柔らかく、衝撃を緩和するのが特徴となっています。
ボールが滑りにくいよう表面加工されているので掴みやすく、直径は35cmと大きいので、投げてキャッチするといったトレーニングを安全に行うことができます。弾むタイプではないので、壁に当ててキャッチするトレーニングには向いていません。
パスはもちろん、このボールを使って腹筋運動、ツイスト、ランジ、スクワットといった自重トレーニングを行うことで、筋力、バランス、体幹、スタミナといった全身機能を高める効果を期待できるでしょう。
こちらのメディシンボールは直径が35cmあるため、手投げでなく身体全体を使って投げることができます。素早い動きのトレーニングからゆっくりとしたトレーニングまで、幅広く使用することができるでしょう。また、手の小さい女性にも扱いやすい大きさです。
外側が柔らかいので投げ合ってもケガの心配が少なく、万が一ボールを落としてしまっても床を傷めてしまうことがなく安心です。
2kg、3kg、4kg、5kgと4種類の重さがあるので、トレーニング内容や自分の筋力に合わせてボールを選べるのもうれしいポイントです。
メディシンボールは全身の筋力と機能を向上させるのに最適なことから、体を鍛えることやスポーツが好きな一般の方やアマチュアだけではなく、プロのトレーニーやスポーツ選手も使用しているトレーニング器具です。
ここでは、メディシンボールが野球とテニスに効果的であるのかどうかという、特によく聞かれている質問に答えてみました。
野球は投げる、受ける、走るといったことから、体を捻るという動作を必要としてきます。メディシンボールを使用することで、腹筋や背筋、下半身の筋肉、体幹を鍛えることができ、その上瞬発力や持久力を高めることも可能です。
野球に必要とする筋肉や身体機能を向上できるので、バッティングやピッチングに好影響を与えられます。また、走っても疲れにくい体を手に入れることも可能でしょう。
野球を行う方は、メディシンボールを日々のトレーニングに取り入れることをおすすめします。
テニスでは安定した体幹、素早さ、瞬発力、持久力、パワーが必要となってきます。特に体幹は重要で、体幹が整っておらず使い方が悪いと、肩や膝を痛める原因となることがあります。
メディシンボールは、テニスに必要とされるこれらの身体機能をまんべんなく強化することができます。よってボールに回転をかけやすくなったり、球威をアップしたりというのはもちろん、素早く動ける、疲れにくいといったメリットも得られるでしょう。
この記事ではメディシンボールについて、その選び方やおすすめの11商品、メディシンボールに関するよくある疑問・質問などをご紹介しました。
メディシンボールは、プロの野球選手やテニスプレーヤー、ゴルフプレーヤーといったスポーツ選手がトレーニングで使用しているほど、効果的・効率的に全身を鍛えることができる優れたトレーニングアイテムです。
ハードタイプ、ソフトタイプ、中に砂が入っているもの、100%ゴム製のものなどさまざまな種類があり、子どもから大人まで室内でも安心・安全に体を鍛えることができます。
メディシンボールの使用は、普段からスポーツや運動をしている方はもちろん、運動不足であることが気になる方、毎日をより健康で元気に過ごしたいという方にもおすすめです。メディシンボールを使って、より理想的な自分の姿に近づけますように!