ブランドにもこだわった、本命のダウンジャケットが欲しい人は必見!ファッションの専門家とアパレルブランドの販売員に、おすすめのダウンジャケットを聞いてリサーチしま...
ブランドにもこだわった、本命のダウンジャケットが欲しい人は必見!
ファッションの専門家とアパレルブランドの販売員に、おすすめのダウンジャケットを聞いてリサーチしました。
見た目は高級感がありながら、日常でも着心地ばつぐん!
シルエットが美しいダウンジャケットが欲しい人は要チェックです。
寒いときにあたためるだけの機能性だけじゃない。
専門家の意見をもとに編集部が選び抜いた逸品の魅力に、ぜひ触れてみてください。
ママアイテム編集部
何を基準に選ぶのか?選び方しだいで、良い物を見つけやすくなります。今回ダウンジャケットの基本や、購入時にチェックすべきポイント4点をまとめました。おすすめの選びかたで、イチオシのダウンジャケットを手に入れましょう。
「ダウン」とは、水鳥の胸部分から取れる「羽毛」のことです。硬い羽根の軸がなく、ふわふわのタンポポの綿毛のような状態の「羽毛」です。
限定された部位からしか取れないので貴重なこと、軽くて保温性がとても高いことで、主に高級なものに「ダウン」は使用されます。
「フェザー」は反対に、中心に羽軸がある「羽根」のことを言います。少し曲がった芯のある羽軸を基に、羽根が形成されています。だれもが思い浮かべやすい、鳥の羽根の形状と言うと分かりやすいでしょう。
通気性と弾力性にすぐれていますが、「ダウン」と比べると保温性はおとります。
「フィルパワー」とは、羽毛の「膨らみ具合」のことです。基準として、1オンス(28.4g)の羽毛を容器に入れた状態で、どれだけ膨らむのかを表しています。
「羽毛」は空気を含んで膨らむ力が強いほど、あたたかくなる特徴があります。つまり、質の良いダウンはそれだけ空気を含む「フィルパワー」が高いのです。
一般的に「フィルパワー」が500以上のものを選ぶと、失敗がないと言われています。
「フィルパワー」が高いと言うことは、膨らみが大きい羽毛を使用しているので、その分ダウンジャケットの羽毛量は少なく済みます。なので、軽量であたたかいジャケットを求める人は、フィルパワーを重視すると良いでしょう。
一口に「ダウンジャケット」と言っても、さまざまなシーンに適したものが、各ブランドから販売されています。いろいろ見て迷うまえに、まず自分は「ダウンジャケット」に1番何を求めているのか?を、把握しておくことが大切です。
もし街中で活用することを前提にファッション性を求めるなら、おしゃれなイタリアブランドのダウンがおすすめです。こちらは定番のダボっとしたラインではなく、クールで美しいシルエットが多く、デザイン性に定評があります。
また耐久性やすぐれた防寒性を求め、スポーツやキャンプ等のアウトドアで使う目的なら、高い機能性をほこる、アウトドアブランドのものがおすすめです。撥水効果があり、軽くて動きやすいなど、まさにアウトドアに適したものが見つかるでしょう。
どんなシーンでダウンジャケットを1番使うことが多いのか、または使いたいのか、自分のなかで方向性が定まっているとベストです。
今回おもな3つの価格帯でどのような特徴があるのか、まとめてみました。手に入れやすい価格帯のものを優先するのか、質の良い物を求めるのか買うときの参考にしてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | ・10,000円以下 | ・10,000円~30,000円以下 | ・30,000円以上 |
素材 | ・ダウンの割合が少ない ・表裏地ポリエステル100%が多い | ・ダウン90%が多い | ・表地・裏地が独自開発素材 |
機能性 | ・中にはファスナー等不良品あり | ・ファスナーが壊れにくい ・取り外し可能なファーやフード付 | ・優れた耐久性 ・長年使用可能 |
その他 | ・フード無しのデザインが多い | ・家で手洗いできるものも有り | ・高いデザイン性の美シルエット |
それではここで、ダウンジャケットで有名な老舗ブランド・メーカーを3つ紹介していきます。実力をほこる人気ブランドを、ここでしっかり把握しておきましょう。
1957年創業の「メトロスポーツ社」が展開する「カナダグース」は、ダウンウェアを中心とした、防寒用のアパレルブランドです。長年「MADE IN CANADA」にこだわり続け、実用的な高級防寒具として、実績を上げています。
1952年創業のモンクレールは、フランスの小さな村で設立されました。登山家のために軽量ですぐれた防寒用ウェアを開発し、現在もその道のプロから支持を集めています。
いまではファッション性も高い機能的なダウンウェアも数多く展開し、多くの世代に人気です。
「ストーンアイランド」は1982年、カジュアルウェアブランドのひとつとしてイタリアで立ち上げられました。
「スポーツウェアの頂点へ」をモットーに、つねに新素材の研究から最先端の技術など染色方法を駆使して、ほかにはないダウンウェアを開発しています。
選定ポイントとして着心地に影響する重量感や各サイズ展開、好みのカラーバリエーションなど、3つにスポットをあててみました。
数あるダウンジャケットのなかで、総合的にスペックが高性能で秀でている、おすすめしたいジャケットがこちらです。実際に、ファッションの専門家やアウトドア専門店の販売員からも良質で使い勝手が良いとお墨付きの商品です。
カナダの老舗ブランド「カナダグース」が手掛けた、おすすめの逸品です。取り外し可能なフードに使用されているのは、なんと本物「コヨーテ」の高級リアルファー。
毛皮の充分なあたたかさを備えながら適度なボリューム感があって、おしゃれに一役買っています。
また、左袖の2色のブランドロゴがジャケットの差し色になり、ワンポイントに。一目で「カナダグース」のダウンジャケットと分かるので良いですね。
ジャケットには、カナダグースの高機能素材「アークティックテック」が使用されています。「耐久性撥水加工」で、雨雪に強く速乾性があります。
袖口も二重構造で冷気を完全にシャットダウンしてくれるので、過酷な環境下でも快適に過ごせます。また内ポケットは2つ、外ポケットは4つと多くて収納にも大変便利です。
そしてジャケットはアジア人向けに、よりフィットしやすいようにあらかじめサイズアレンジされています。これはうれしいポイントですね。
デザインは、洗練されたシルエットながらクールな男らしさがあって、どこかミリタリーのような雰囲気を感じさせる格好良さがあります。
ただ羽織るだけでも、おしゃれで高い保温性があると使用者から人気です。ファスナーはWジッパー仕様で、スムーズな開閉に定評があるので冬のあいだは愛用する人が多い実力派です。
次に、有名なアウトドアブランドのレディースダウンジャケットに注目してみました。気軽に屋外で使えるのはもとより、高い機能性とデザイン性を求める人は必見です。
それぞれ特性やサイズが異なりますが、アウトドアブランドだけに「動きやすい」と言う特徴は共通しています。
定番人気モデルのダウンジャケットです。安っぽい光沢感ではなく、高級な艶を感じさせる逸品で女性に人気です。とくにブラックなので、大人カラーでクールな重厚感を感じさせます。
ジャケットに光沢感があるとコーディネートの主役として活躍し、より存在感が増しますね。
ウェスト部分と袖がスリムに見えるデザインなので、着痩せ効果があります。とくにパンツに合わせやすい着丈で、カジュアルスタイルに向いています。また、綺麗めのプリーツスカートや細身のパンプスに合わせてもおしゃれに活躍します。
取り外し可能なフードは、顎から首元にかけて2段ボタンで止めれるようになっていて、マフラーいらずで寒いときに活躍するダウンジャケットです。
こちらはパタゴニアの「トレーサブル・ダウン」で、消費者保護基準により、人道的な動物福祉の管理ができているかを追跡保証した商品(たとえば鳥が強制給餌や生存中に強制羽毛採取されていないかなど)になります。
また、生地の素材は「リサイクル・ポリエステル100%」とこだわりのエコ設計。安全な管理のもとで採取された羽毛は、「600フィルパワー」で高機能な保温力があります。
膝丈ロングのデザインは、寒冷地の使用や冷え性の女性には最適です。生地は「耐久性撥水加工」なので、突然の雨や雪でもあせる必要はありません。
ダウンの曲線は、細すぎず適度なデザインなのでインナーを選びません。使いやすさゆえ、5年以上愛用する人が多いダウンです。こちらは袖丈が少し長めなので、サイズ表を確認してから買うことをおすすめします。
ナンガの代表作とも言える生地「オーロラテックス」を使用しているこちら。独自の防水加工がほどこされていて、高い撥水機能で風雨に強いといった特徴があります。
また、長めのハーフコートながら、アクティブに動くことを想定し造られているのが広く支持されるポイントです。
最大の特徴は、コートのサイドベンツ(※スーツで言ううしろの割れ目)がボタンで開閉できるデザインになっていることです。スポーツで開脚するときや自転車に乗るときも、サイドベンツを開げていると可動域が制限されません。
コートを気にせず、自由に動けるなんて理想ですね。
そして「ドローコート」と言う、ウェスト部分が自由に絞れるデザインになっているのも人気ポイントです。スリムに着こなしたいときも、絞ってラインを調節できるなんて女性にはとてもうれしいですね。
ボリュームのあるダウンをお求めなら、ノースフェイスのダウンジャケットがおすすめです。「ノースフェイス」は1968年、米サンフランシスコで誕生したアウトドアブランドで、日本に進出して40年ほどになります。
今日ではアウトドアだけにとどまらず、ファッション性の高い街着としても人気を博しています。こちらは、まるでチョコレートのような発色なので、何にでも合わせやすい色味が魅力的ですね。
また、羽毛が生地内にたっぷりと含まれているのが特徴です。それゆえ、心地良いやわらかな着心地で使用者からは気持ちよくあたたかいと好評です。
ダウンにボリュームはありますが、ショート丈なのでバランス良く着膨れして見えることはありません。むしろカジュアルな着回しがききやすくて重宝する逸品です。
せっかく高級ブランドの商品を着るからには、それとなく周囲に分かるデザインが良いと希望している人に、おすすめなのがこちらです。
高いデザイン性のロゴワッペンを、ぜひ着こなしの一部に活用してみましょう。
ヨーロッパの白いガチョウを使用したこちらのダウンジャケットは、軽量で高い保温性を備えています。特徴は、断熱材にアークテリクスが独自開発した「コアロフト」と言う化学繊維わたが使用されていることです。
「コアロフト」は蒸れにくく通気性が良い、水に濡れてもすぐに乾くと言うすぐれた機能があります。この優秀な繊維が羽毛とミックスされることで、よりあたたかく快適な満足度の高い製品となっています。
ファスナー式のポケット、また袖口が絞られたデザインで、全体的にダウンの膨張が控えめでスッキリとしたシルエットです。長さもウエスト下部の適度な丈で、スマートさを感じられます。
またフード部分やファスナーに、青や赤のアクセントカラーがほどこされていて、おしゃれです。さらに胸元にデザインされた、「アークテリクス」のブランドロゴが、よりファッション性を演出してくれます。
世界最古の「始祖鳥」の化石標本を模したブランドロゴは、粋なセンスと、すぐに分かる特徴があります。
ダウンジャケットにもっとも求めるものは、おしゃれな街着としてフル活用できること。ほかと画一する洗練されたシルエットはもちろん、高級さを感じさせる良質素材が希望の人は、やはりイタリアブランドがおすすめです。
なかでも、条件がとくに良い2点をリサーチしてみました。
ストーンアイランドが独自開発した「PERTEX QUANTUM」の高性能生地を使用したダウンジャケットです。新世代テクノロジーにより生まれたY字に編み込まれた繊維が、高い撥水性と耐久性を可能にしました。
この生地は表面にやわらかさがありながら、なめらかという画期的な特徴を兼ね備えています。それゆえに着心地が良くダウン90%フェザー10%の高い保温性とマッチすることで、軽くてあたたかいダウンジャケットになっています。
また素材が薄いので動きやすく、シルエットがスマートに見えます。そしてポリウレタンコーティングの光沢感が、独特の高級感を見た者にアピールしてくれます。
「良いものを着ているな」と自然に分かるダウンジャケットは、やはり着ていてもうれしいものですね。なお左袖のコンパスデザインの刺繍ロゴワッペンも、それに一役買うでしょう。
長持ちする特性のある生地なので、とくに長年愛用したい人などにおすすめです。
女性らしい美しいシルエットを求めるなら、こちらのダウンジャケットがおすすめです。1949年創業の「ヘルノ」は、上品で優美なファッションが特徴のイタリアのブランドです。
こちらのダウンジャケットに流れるような美しいくびれのラインを、見事に表現しています。さらにブラックで引き締め効果があって、よりスリムに見えるよう設計されています。
実際に着用すると腕と腰のあいだに隙間が見える曲線美があって、周囲に「スタイルの良さ」を感じさせてくれます。また取りはずし可能なフードさえ、かぶっても膨張感はなく、全体的に細身のシルエットなのがうれしいポイント。
あたたかさも、-20度の環境下でも問題なく過ごせる、POLAR-TECH(ポーラーテック)モデルなので充分です。
これまで海外ブランド商品を、数多く紹介してきましたが、日本のブランド勢も決して負けてはいません。国産ブランドの底力と、日本人向けの品質を追求した優秀ダウンジャケットを2点チョイスしてみました。
「水沢ダウン」は、ソチオリンピックでも選手が愛用し注目されました。
ステッチ部分のダウン抜けしやすい欠点、雨や雪に弱いことを考え、逆に「水沢ダウン」は独自の「ノーステッチ」制作で水に強いダウンを生み出しました。
シュラフ(寝袋)の造りを参考に開発されたこちらは、いっけんしてまるで侍の鎧のようにも見えるクールな新デザイン。裏地に独自開発した発熱保温素材の「HEAT NAVI」を使用して、より保温性を高めてくれます。
従来の、熱が逃げやすい前側中心のファスナーではなく、サイドファスナー(※簡単に開く新製品ファスナー使用)になっているのが面白いところ。
見たイメージと反して、スムーズな着脱が可能で軽くて良質の着心地を兼ね備えたダウンジャケットです。
シルエットは適度に体に密着して、デザインがシンプルなのでスッキリしています。
EELは2003年に立ち上がったブランドで、シンプルでありながらあたたかみがあって、どこかディケールが凝っているファッションで注目を集めています。
この「オーロラマンDコート」はソフトで上品な光沢感の「60/40クロス」素材が使用されています。主張しすぎず綺麗な艶なので、どんなインナーにも合わせやすく人気があります。
ダウンの特徴とも言える「ステッチ」が表に出ないようデザインされていて、一見してダウンジャケットには見えません。しかし、なかにはダウン90%・フェザー10%がしっかり入っていてダウンのイメージを良い意味でくつがえすダウンジャケットです。
そしてなんと言ってもうれしいポイントは、両手をあたためるために入れる「ハンドウォーマーポケット」があること。これがあると寒いときに大活躍しますし、手袋持参でなくても助かりますね。もちろん別に小物を収納できるポケットも3つあります。
また袖口は冷気を遮断する絞られたデザイン、ファスナーにはYKK社製の「止水ジップ」仕様で行き届いた快適設計です。
ダウンジャケットを購入するときに、脳裏に浮かぶのは雑誌やTV等で見かけた芸能人愛用の商品ではありませんか?
または、あの素敵なダウンジャケットは一体どこのブランドだろう?と、一度は気になったことがあるはず。今回そんな疑問に回答してみました。
現在、芸能人や海外セレブが愛用しているブランドは、海外ブランドが中心になっています。
とくに、人気を集めているのが「モンクレール」、次に「カナダグース」「ヘルノ」「ストーンアイランド」「ザ ノースフェイス」など、カナダ・フランス・イタリアのファッションブランドが各著名人によく愛用されています。
いかがでしたか?あたたかい機能性はもちろんのこと、良質で高機能や美シルエットなダウンジャケットが数多くありましたね。
これはファッションの専門家や、アパレルブランドの販売員に実際の売れ筋や人気度を綿密にリサーチした結果です。
また、ダウンジャケットは決してワンシーズン限りの流行ではなく、長年使っていくことを前提に有名ブランドを買っている人が多いことも今回の調査で判明しました。
それぞれのブランドの底力(開発力)や実績を判断して、自分の求める条件によりマッチするジャケットを見つけることが成功の鍵と言えます。今回の記事を参考に、ぜひ特別な一着を見つけてくださいね。