無線LAN中継器のおすすめってどうやって見極めればいいの?たくさんの製品からたった1つを選ぶのに悩んでいる人は少なくありません。けれど、実はいくつかのポイントさ...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>無線LAN中継器のおすすめってどうやって見極めればいいの?たくさんの製品からたった1つを選ぶのに悩んでいる人は少なくありません。けれど、実はいくつかのポイントさえ押さえておけば、無線LAN中継器を選ぶのは決してむずかしいことではないのです。そこで、選び方をポイントごとにわかりやすく解説!さらに、今売れている人気機器14種をピックアップして、見た目だけではわからない特徴や人気の秘密をまとめてみました。自宅のWi-Fiエリアを広げて通信環境をぐんとUPさせたい人、必見です。
ママアイテム編集部
家電屋でもネットでも気軽に買える無線LAN中継器ですが、何を買ってもいいわけではありません。まずは、無線LAN中継器を選ぶときに知っておきたいポイントを見ていきましょう。
無線LANは通信速度によって規格が5つに分かれています。「IEEE 802.11~」で始まる英数字で区別されていて、現在は高速通信に強い11acや11nが主流です。
通信速度は11acが433~867Mbps、11nが150~300Mbpsで、11acのほうがハイスペックな規格と言えます。ただ、ネットを閲覧したりハイビジョン動画を見たりするくらいなら、11nで十分です。
無線LANの規格には、2.4GHzと5GHzの2つの周波数が使われています。選ぶ周波数によって電波の伝わり方が変わります。
5.0GHzは新しい周波数帯のため電波干渉を受けにくいのですが、障害物に弱く、通信範囲は狭くなるのが特徴です。一方、Blootooth機器などに使われる2.4GHzは電波干渉を受けやすいものの、障害物に強く、通信範囲が広いというメリットもあります。
それぞれ異なる特徴があるので、無線LAN中継器を使う環境によって選ぶのもアリですが、どちらの帯域もカバーするデュアルタイプを選んでおくのが便利です。
自宅にあるパソコンやテレビの中に、無線LANに対応していない古い機器はありませんか?そんなときには有線LANポートのついた中継器がおすすめです。
有線LANポートがついていれば中継器とLANケーブルを接続できるので、Wi-Fiに対応した機器、非対応の機器のどちらにも対応できますよ。
Wi-Fiの設定をする自信がないなど通信機器の仕組みや扱いが苦手な人には、ボタン1つで簡単に設定できるWPS・AOSSのついた無線LAN中継器がぴったり。
WPS・AOSSは無線LANの自動設定機能のことで、うれしいことに現在販売されているほとんどの無線LAN中継器がWPS・AOSSに対応しています。
無線LAN中継器には、コンセントに直接差すタイプとケーブルをコンセントに差すタイプがあります。
コンセント直挿しタイプはコンセントの邪魔にならないよう、コンパクトにデザインされているのが特徴。ただ、幅や奥行きなどのサイズによっては、使っていない差込口をふさいでしまうこともあるようです。
ケーブル差し込みタイプは、コンセントの場所によらず設置できるのがメリットです。場所選びの自由度が高いので、Wi-Fi環境に応じてベストな中継ポイントに設置することができます。
ほとんどの無線LAN中継器には互換性があるため、無線LANルーター(親機)と同じメーカーにする必要はありません。
ただ、メーカーは自社製品で通信や接続のテストを行うため、同じメーカーのものを選んだほうがトラブルが起こりにくく、また問題発生時のメーカー対応がスムーズになるなどのメリットがあります。
一部の中継器は対応する親機を限定している場合がるので、購入前に公式サイトで対応機器を確認しておくと安心です。
いざ無線LAN中継器を買おうとなると、価格帯の広さに驚く人も少なくありません。「安いけれど性能は大丈夫?」「高いからと言って本当に高品質なの?」といった不安は、価格差の理由を知れば解消できます。
まず、もっとも影響するのがWi-Fi規格です。最速の通信速度を誇る11acに対応すると、それなりに値段が高くなる傾向があります。
そして、次がアンテナの強さ。高性能のアンテナはWi-Fiの中継器として高品質の証です。そのため、アンテナの大きさやパワーなどによって価格が上がりやすいようです。
無線LAN中継器の価格帯と製品の具体的な傾向については次の表にまとめたので、参考にして下さい。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
2,000~3,000円 11nに対応した汎用モデル | 5,000円前後 11ac・11nデュアルタイプが主流 | 1~2万円 全規格に対応・通信範囲が広い |
無線LAN中継器を販売するのは、パソコンの周辺機器を専門とするメーカーがほとんど。家電メーカーに比べると知名度はやや低いものの、信頼できるメーカーがたくさんあります。その中から特におすすめのメーカーを3つピックアップしてみました。
パソコンの周辺機器を扱うメーカーとして、日本で圧倒的な知名度を誇るのがバッファローです。リーズナブルなものからハイパフォーマンスを実現する機種まで、多種多様なラインナップをそろえているので、「こんなのが欲しい」という気持ちにばっちり応えてくれます。
TP-Linkは、SOHOやSMB(中小企業)をターゲットに世界でプロバイダーを展開し、無線LAN中継器をはじめ、ワイヤレスネットワークを実現するあらゆる機器を取り揃えています。
独自の研究力や厳しい品質管理から、世界中で300以上の賞を受賞しており、信頼性の高さがピカイチです。
ネット関連商品はもちろん、スマホ、ゲーム、オーディオ、ヘルスケアなど、幅広い分野で2万点以上の製品を提供しているエレコム。圧倒的な企画力で、リーズナブルかつデザイン性の高い製品をそろえているのが特徴です。
個性的なデザインの無線LAN中継器を探している人にぴったり!
マンションや戸建といった暮らす環境、求める機能によって、選ぶべき無線LAN中継器は違ってきます。けれど、たくさんの製品からベストの選択をするのはなかなか難しいものですよね。
そこで、機能やデザインなどから中継器を比較して、自信を持っておすすめできる商品をいくつかピックアップしてみました。今回の比較ポイントは次の4点です。
*周波数
*Wi-Fi規格
*サイズ
*有線LANポートの有無
どの無線LAN中継器に魅力を感じるかは人それぞれ。しかし、インテリアや生活動線の邪魔にならず、電波をしっかりつないでくれる中継器であればほとんどの人が満足できるはず。
そんなレベルの高い条件を満たす中継器として、今もっとも注目されているのはこの機種です。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:64x86x40mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
バッファローが販売するコンセント直挿しタイプの無線LAN中継器が「WEX-733D」。コンパクトでシンプルなデザインに目を奪われますが、見た目からは想像がつかないほどの機能性の高さが特徴です。
5GHzと2.4GHzのどちらにも対応するデュアルバンドタイプなので、壁や家具といった障害物にも電波干渉にも負けず、自宅内のWi-Fi環境を快適に保ってくれます。
11acに対応する最新型の中継器でありながら、11bや11gといった古い規格にも対応してくれるので、家庭内のどんな機器にも問題なくつながるのがうれしいところ。電波のつながり具合は強度に応じて変わるLEDランプで確認できるのもメリットの1つです。
もちろん、使い勝手も抜群!標準タイプのコンセントであればどこでも気軽に差し込んで利用できる上、他の差込口をふさがないコンパクトなデザインだから、見た目のスッキリ感も言うことなし。
ワンプッシュで設定OKのWPS機能の中継器なので、初心者でも簡単に設定できます。また、有線LANポートを備えているから、有線対応の機器につなげれば無線化の設定もできますよ。
無線LAN中継器の中でも人気急上昇中なのが、コンセント直挿しタイプです。コンパクトなサイズの上にケーブル要らずだから見た目がスッキリ。室内の雰囲気を損なわずに、通信環境をぐんとUPすることができます。
今回は、数あるコンセント直挿しタイプの中継器から、機能性や通信状態、デザイン性などで特に評価の高い9機種を厳選してみました。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11n・11ac
*サイズ:110x75.2x65.8mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
TP-Linkの「RE200」のデュアルバンドを支えるのは、5GHz用1本と2.4GHz用2本、計3本のアンテナです。サイズは小さいながらもアンテナの性能が高いため、マンションの高層階や2枚の壁越しなどの困難な状況でもWi-Fiのシグナルをがっちりキャッチしてくれます。
WPSボタン1つで設定は簡単ですが、専用のスマホ専用アプリで手動管理も丁寧にバックアップ。さらに無線LAN中継器では珍しい3年保証を約束してくれるので、いざというときにも安心です。
パッと見では中継器とは思えない、格子柄に輝くデザインも人気です。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:58.9x38.3x94.5mm
*有線LANポートの有無:x
コンセント直挿しの無線LAN中継器の中でも、とりわけ機能性に優れているとされるのが「忠継大王(MZK-EX750NP)」です。
デュアルバンド&幅広い通信規格に対応は当たり前。評価されているのは、中継器でありながら前面にコンセントの差込口がついているところ。1つしか差込口のないコンセントに装着しても、中継器の差込口があるから電気が使えなくなることはありません。
さらに専用アプリ「見えルンです!」を使えば、接続先の機器をリストでチェックできたり、機器ごとに無効・有効を設定できたり、アプリ1つでWi-Fi環境を自由自在にコントロールできます。
お子さんのアクセス時間を制限するときなどに使えるなど、利用価値の高いアプリと好評です。
*周波数:2.4GHzタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11n
*サイズ:42x33x42mm
*有線LANポートの有無:x
「WN-G300EXP」を手にしてまず驚くのは小さなサイズと軽さ。わずか40gの小さな立方体は、一般的にコンパクトとされるコンセント直挿しタイプの中でも極小レベルです。
軽やかなデザインでありながら、最大速度300Mbpsを可能とする11nにばっちり対応。アンテナを内蔵し、Wi-FIの中継器として機能は十分に果たしてくれます。
無線LANルーター(親機)とは別のSSIDに変更できるため、電波環境に応じて親機と中継器(子機)とを使い分けられる便利な機能も。ネットワーク関連機器の大手であるアイ・オー・データだけあって、土日を含めた親身な電話サポートがあるのもうれしいところ。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:160x80x28mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
「WEX-1166DHP」は、バッファローの中でもハイパフォーマンスモデルに属する無線LAN中継器。
最大の特徴とされるのがビームフォーミング。Wi-Fi電波は親機と子機との距離などでロスを生じやすいのですが、ビームフォーミングに対応していると、互いの位置や距離を判断して、受信電波を最大にできるように自動で調整してくれます。
ビームフォーミングはiPhone6やGaraxty S4以降のスマホに対応。部屋の中でスマホの位置を特定して、その場所に狙い撃ちして電波を届けてくれる優れた機能なので、自宅で快適にiPhoneを使いたいなら、試してみては損はないはずです。
他にも、2つの可動式アンテナを備えているので、電波の向きを微調整するのにも優れています。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:163x66.5x76.4mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
コンセント直挿しタイプとしてはやや大きめの「RE450」。存在感が大きい分、ぜいたくな機能がたっぷり詰め込まれています。
他を圧倒しているのが通信速度。450Mbps(2.4GHz)と1300Mbps(5GHz)を合わせた最大1750Mbpを可能としているため、高解像度のオンラインゲームもサクサク動きます。
そして「RE450」の最大の魅力とされるのが、最大929平方メートルをカバーするWi-Fi環境の拡張性です。外付けのアンテナ3本がすべてデュアルバンドに対応しているため、自宅のすみずみまで死角を作ることなく、超高速の電波を届けることができるのです。
ギガビットの有線LANポートを備えているので、パソコンやテレビに接続して高速通信を快適に楽しめます。
*周波数:2.4GHzタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11n
*サイズ:32x140x26mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
「LAN-RPT01BK」は世界最小(2012年調べ)の無線LAN中継器。外付アンテナの長さを除けば消しゴムくらいの大きさと言っても過言ではないほど。
「これで本当に大丈夫?」と心配になるほどのサイズですが、強力なアンテナが電波をしっかり届けてくれるので、実測で26Mbpsをマークするほどの実力があります。これ1台でスマホやパソコンなど最大10台まで接続できるなど、パワーも申し分ありません。
さらに、有線LANポート、ひと目でわかる電波強度ランプ、親機のメーカーを選ばないユニバーサルデザインなど、利用者目線に立った機能が充実していて使い勝手も抜群です。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:64x86x40mm
*有線LANポートの有無:x
家中どこにいてもつながるハイパワーが欲しいなら、バッファローの「WEX-733DHP」がおすすめです。
こちらのデュアルバンドは交互切替式ではなく同時接続式。2.4GHzと5GHzのどちらの帯域も同時かつ効率よく利用するので、スピードや質を低下させることなく、安定した高速通信を実現してくれます。
通信をより安定させるバッファロー独自のSmart ExRateを採用しているため、動画がブチブチ途切れるといった通信トラブルを軽減。Smart ExRateを利用するには無線LANルーター(親機)もバッファロー製にする必要はありますが、試してみる価値アリですよ。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:54x85x31mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
最新のデュアルバンドに対応する「RP-AC52」は、無線LAN中継器としても魅力的な機器ですが、さまざまなシーンで活躍してくれるアイテムでもあります。
たとえば、Wi-Fiのアクセスポイントとしても機能してくれるので、旅行先に持っていけばホテルの有線LANをWi-Fiとして使うことができます。また、3.5mmのオーディオジャックを搭載しているので、スピーカーにつなげばオーディオレシーバーとしても利用OK。
他にも、本体そのものをLEDランプとして使えるので、夜間はフットランプとして廊下を照らすことも可能です。中継器をコンセントの飾りにしてしまうのはつまらない、そんな遊び心のある人にぴったりです。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:64x95x36.9mm
*有線LANポートの有無:○(1つ)
日本を代表するコンピューターメーカー・NECによる無線LAN中継器からは「PA-W1,200EX」をセレクト。
注目したいのがアンテナの精度の高さ。NEC独自の技術によって電磁ノイズを遮断して受信感度を高めるとともに、360度スキなく電波を飛ばす先端のテクノロジーを採用。家中どこでも同じレベルの高速通信を楽しむことができます。
特定の通信機器に絞って電波を送るビームフォーミング対応、接続する端末の管理といった便利な機能はもれなく装備。さらに、人感センサーのついたLEDランプが夜間の照明として大活躍してくれます。
一人暮らしにはあり余る高性能ですが、ファミリーで使うなら満足度の高い1台と言えるでしょう。
伸びたケーブルは見た目がどうにも良くないと、コンセント直挿し式に人気を押され気味なケーブル式。けれど、有線ならではの安定感や設置場所を選ばない自由度などのメリットは見逃せないところ。
そこで、ケーブル式の中でも特に評価の高い機種を4つピックアップしてみました。
*周波数:2.4GHzタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11n
*サイズ:107x25x72mm(ケーブル長1m)
*有線LANポートの有無:○(4つ)
ケーブルを除けば、コンセント直挿し式よりコンパクトであることが多いケーブル式の中でも、とりわけスッキリとした小さなサイズの「WRC-F300NF」。
小さいながらも最大300Mbpsの通信速度が可能だから、自宅でパソコンやスマホ、テレビを使うのには申し分のない能力です。有線LANポートが4つもついているので、Wi-Fiに対応しない古い端末をたくさん持っているなら、活用幅が広がるはず。
他にも、接続時間をタイマーで制限できるこどもネットタイマー機能やモバイルセキュリティアプリの提供(90日間無料)など、「あったら便利」も充実しています。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:55x159x131mm(ケーブル長0.5m)
*有線LANポートの有無:○(4つ)
「WHR-1166DHP4」の縦型でどっしり構えたルックスは「親機(無線LANルーター)か?」と思わされるほどの存在感。でもその分、しっかり仕事してくれます。
まず、インターネットポートには1,000Mbpsを可能にするギガポートを採用。11nの従来品に比べ、およそ2.8倍もの高速通信を実現しています。また、5GHzと2.4GHzを同時につなげるから、たくさんの機器や端末を1度に動かしても干渉し合う心配はいりません。
遊びに来た友達に一時的に使ってもらうのに便利なゲストポート、設定によってON/OFFを自動で行うおまかせ節電、最新のファイアーウォール情報を1日1回チェックする自動アップデートなど、利用者目線に立った使える機能が詰まっています。
*周波数:2.4GHzタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11n
*サイズ:107x25x72mm(ケーブル長1.5m)
*有線LANポートの有無:○(4つ)
先ほどの「WRC-F300NF」と見た目も機能もほぼ同じ「WRC-300FEBK-R」。どちらを選ぶべきか、見極めるポイントは置き場所の自由度にあります。
「F300NF」はシンプルを極めた良品ですが、横置きで意外と場所を取るという意見も。一方、こちらの「300FEBK-R」はLANケーブルの長さが1.5mと長く、さらに壁掛けにも対応しているとあって設置の自由度がUPしているのです。
今あるインテリアを干渉せずに中継器を設置したいなら、「300FEBK-R」を選ぶのがおすすめです。
*周波数:デュアルタイプ
*Wi-Fi規格:11b・11g・11a・11n・11ac
*サイズ:252x31x174mm(ケーブル長0.5m)
*有線LANポートの有無:○(5つ)
アメリカ発の無線LAN中継器がネットギアの「EX6200-100JPS」です。そのままインテリアとして通用しそうな個性的なデザインが目を引く1台です。
中継器としてのハイスペックな性能を備えるこちら。さらに取り外し可能な外付けアンテナを使えば、通信パフォーマンスは言うことなし。USB3.0ポートを搭載しているから、たとえばプリンターをつなげれば、ワイヤレスに印刷することも可能になります。
他にも、通信モードを選択して電波干渉を防ぐなど、他のメーカーでは見られないユニークな機能にも注目。日本では知名度がやや低いネットギアですが、365日のカスタマーサポートや3年保証など、バックアップは万全です。
無線LAN中継器のことがいろいろわかってきたと思いますが、それでもいざ買うとなるとちょっとしたことが気になってしまうもの。そこで最後に、購入にあたっての不安をしっかり解消しておきましょう。
無線LAN中継器を2台使えば、電波を中継するポイントが増えことになるため、通信距離を伸ばすことができます。
最新の中継器は1台で家中をカバーできるものがほとんどですが、2階の角部屋や壁の厚いバスルームやトイレなどまでしっかり電波を届けたいときには、届けたい場所の近くにもう1台設置するのがいいでしょう。
電波が干渉し合うのを防ぐために、同じ中継器を選ぶのがおすすめです。
無線LAN中継器は親機(ルーター)の子機に当たるため、SSIDとパスワードは親機のものをそのまま受け継ぎます。
そのため、すでに親機によってWi-Fiを利用していたのなら、中継器を導入したからと言ってスマホやパソコンにパスワードを再入力する必要はありません。
もし、親機からの電波がつながりにくく、中継器からの電波だけを確実に受信したいなら、中継器専用のSSIDとパスワードを端末に入力すればOKです。
動画が何度も止まったり、ページの更新に時間がかかったりと、家のWi-Fi環境に不満を感じているなら無線LAN中継器を導入するのがベスト。
最近の中継器はほとんどがワンプッシュで自動設定できるものばかりなので、ネットワーク関連が苦手な人でも簡単にスタートできます。見た目やサイズもいろいろ選べるから、好みの1台を見つけられるのもうれしいところ。
あなたも、無線LAN中継器でストレスフリーの快適なWi-Fiライフを手に入れて下さいね。