パソコンのCPUを選ぶときのおすすめポイントについて知っていますか?CPUといっても多くの種類があり、メーカーはもちろん判断するポイントも型番や記号、ソケットの...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>
パソコンのCPUを選ぶときのおすすめポイントについて知っていますか?
CPUといっても多くの種類があり、メーカーはもちろん判断するポイントも型番や記号、ソケットの種類などたくさんあります。
その中から自分に合った商品を探すのは難しいものですよね。
今回は、詳しい人に聞いた情報をまとめてCPUの選び方やおすすめ商品を紹介しています。
ぜひこの記事を参考に自分に必要な性能のCPUを見つけてみて下さい。
ママアイテム編集部
作りたい物によって使う道具が違うように、パソコンで何をしたいかによって使うCPUは変わります。自分が何をしたいか考えて、必要なCPUを選んでみましょう。
パソコンのCPUを主に製造しているのは、世界的なシェアのあるインテルとAMDの2社です。パソコンが普及しだした初期の段階から、この2社による競争によってCPUの性能は格段に向上してきました。
この競争は、現在も行われていて最新の技術を利用したCPUが次々と生み出されています。現在インテルは、Core iシリーズがメイン商品でAMDはRyzenシリーズがメイン商品となり開発を行っています。
家電量販店で販売されてパソコンの場合、CPUは主にインテル製品です。2017年までは、自作パソコンやBTOパソコンと言われるパソコン製品に搭載されているCPUもインテル製品がメインでした。
しかし、AMDが2017年に販売したRyzenシリーズがコストも抑えられ性能も高くなってきたので、自作パソコンを制作する人からの人気を集めています。
まず見て頂きたいのは型番です。インテル製品の場合、Core iシリーズが主流の商品です。Core iの後に書かれているのが製品の情報になります。基本的に5、7と数字が上がる程高性能商品です。
4桁の数字は、プロセッサーナンバーと呼ばれています。1桁目が、Core iシリーズの世代を表わし、後ろは製品ナンバーです。1桁目の数字が上がるほど最新で、3桁の数字の場合はシリーズ初代製品です。
AMDの製品も基本的な見方は同じですが、数字の後に使用されているアルファベットの種類が違う物や、数字そのものに意味がない製品もあります。
インテル Core i5 8400 | インテル Core i7 8700K | AMD Ryzen7 1700X |
---|---|---|
グレード5の8世代目商品。型番400 | グレード7の8世代目商品。型番700 | グレード7 数字が増えるほど最新 |
高いスペックのCPUに記載されている「K・X・C」表記は、オーバークロックに対応していることを表わす言葉です。AMDの場合、BEはインテルのKと同じオーバークロック対応といった意味があります。
また、CPUの販売方法によってコストが変わるリテール品とバルク品の違いについても知っておきましょう。
CPUは同じですので性能の違いはありませんが、バルク品には、CPUクーラーやグリスの付属品が付いていませんので、自作パソコンを作成される人向きの商品です。
CPU選びで重要な3つ目のポイントはスペックを比較することです。型番だけでは分からないスペックをここで理解しておきましょう。
クロック周波数は、製品詳細のGhzの項目に書かれています。この数字が高ければ高い程、1秒間に多くの処理をできるCPUだという意味です。
次にコア数、この数はCPU内に同時処理できる脳がいくつあるのかを意味します。当然コアが多いほうが高性能ですね。
また、処理速度に関係する項目としてキャッシュメモリという項目もあります。キャッシュ欄には何Mで数値が記載されていて、それが多ければデータのやり取りが速くなるCPUだという事になります。
自作パソコンを作る人は、TDPという項目も見ておきましょう。これは消費電力を表わしているので何Wという数値で書かれています。電源容量を超えた場合パソコンが動かなくなるので大切な数値です。
最適なCPUでゲームを楽しむなら、グラフィックボードの性能が最大原引き出せるCPUを選びましょう。ゲームをパソコンでする場合とても重要なCPU選びですが、CPUの性能だけでパソコンゲームができるわけではありません。
3Dゲームなどは、とくにグラフィックボードとのバランスも大切です。画像の表示に関する処理は、グラフィックボードが良いものであれば綺麗に画面に表示されます。
しかし、FPSなどの動きの多いゲームの場合、ゲーム上の行動処理はCPUで判断されます。搭載しているCPUの性能が低ければ、その分ゲーム中にラグが発生しやすくなってしまうでしょう。
処理が遅れてしまう状況のことを「ボトルネック」といいますが、CPUを選ぶ時はグラフィックボードと同じレベル帯を購入してバランスをとっていけば快適な環境でゲームができます。
注意点は、いくら高額なハイスペックのCPUを購入したとしても、ハイスペックが求められる3Dゲームをするなど利用用途がなければ使いこなせませんので注意しておきましょう。
モバイルノートパソコンなのか据え置き型ノートパソコンかによって、搭載されているCPUは異なります。CPUもハイスペック商品は大きい為、持ち運びを前提にしたモバイルノートパソコンに基本搭載されていません。
14インチ以上のノート | 13インチノート | モバイルノート |
---|---|---|
高性能CPU搭載可能、持ち運びにむかないが3Dゲームも可能 | 高性能CPUは搭載不可、持ち運び可能で性能も比較的高い | 高性能CPU搭載不可、持ち運び可能でバッテリー駆動時間も長い |
サイズによって異なりますが、持ち運び前提のノートパソコンの場合でもCPUの性能は上がっていますので、一番下の性能のモバイルノートを選ばない限り不自由に感じる事は少ないでしょう。
持ち運び可能で、ある程度の性能を求めるのであればB5クラスのノートパソコンでも対応可能ですが、さらに多くの処理が求められるならA4サイズノートでも持ち運べないわけではありません。
外出時の使用でバッテリー駆動時間をより長くしたい場合は、CPU処理の負担が少ない作業のみにし、動画再生やソフトの使用を控えるとCPUの消費電力を抑えることができます。
ネットショッピングでCPUを検索して購入される人も多いでしょう。Amazonの場合は、カテゴリーの「パソコン・周辺機器」を選択肢PCパーツからCPUの売れ筋ランキングを見る事ができます。
楽天ショッピングでのカテゴリー分けも同じで、Amazonと同じく現在の売れ筋商品を確認できます。それぞれ売れ筋ランキングにあがっている商品が違うので、その違いを確認してみることもできますね。
また、インテルもAMDも公式サイトがありますので、そこから製品情報をチェックすることもできます。ネットショッピングでもスペックは記載されていますので比較しやすくなっています。
CPUの価格相場は、性能に比例しています。低スペックの商品や、少し前のバージョンになると価格がかなり下がってきますし、新しい製品が出て来ると前のバージョンの製品の値段が下がる傾向もあります。
最安価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 1万円以下 | 2万円代から3万円代 | 4万円以上 |
特徴 | 1つ前の世代のCPUで機能面で劣るが、利用可能 | 基本的な性能を備え、バランスも取りやすいCPU | オーバーブースト可能なCPUでハイスペック対応可能 |
インテルの製品かAMDかによっても価格が変わりますが、同性能のCPUの場合は基本的にAMDは価格が安くなります。AMDは、調整が難しいと感じる人も多いので自作経験のある人におすすめの商品です。
CPUの制作、販売において世界中にシェアを持つ2つのメーカーについて、それぞれの会社の作る商品の特徴などを紹介します。
アメリカのカルフォルニア州に本社を持つ、半導体の世界ナンバー1メーカーです。家電量販店に並んでいるパソコンの多くに、このブランドのCPUが使用されています。
家庭向けのCPUから、ハイスペックのゲームや、グラフィックデザインにも利用できる商品を販売していて人気のあるブランドです。
こちらも、アメリカにあるインテルと常に競争をしているメーカーです。AMDが制作販売している商品は、シェア自体はインテルに負けていますが特徴があります。
コストパフォーマンスは、AMDのほうが勝っています。グラフィックの処理性のが高いので、3Dゲームなどにも利用でき、主に自作パソコンを制作する人達の間で人気のあるメーカーです。
商品選びのポイントとして、メーカーだけではなくスペックの詳細を比較して決めていく事が重要です。5つの項目を見て、CPUを比較して自分にあったCPUをみつけてみましょう。
*メーカー
*クロック周波数
*コア数
*CPUソケット
*TDP
ママアイテムが一番おすすめする商品を紹介します。3Dゲームをしたいけど、どれを選んだらいいのか分からない人、新しいCPUに変えたいと考えている人にもピッタリです!
*メーカー:インテル
*クロック周波数:4.2Ghz
*コア数:4
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:91W
一番のおすすめは、インテルの「Core i7 7700K BOX」です。この商品は、クロック周波数もオーバークロックすることなく、4Ghzを超える安定性能を出してくれます。この数値の高さも魅力です。
よくネット販売されているゲーミングパソコンに搭載されていますが、その理由も購入すれば納得できるような商品で、高いスペックを求められる3Dゲームでも快適にゲームを楽しむこともできるでしょう。
型番のあとにKが付いているので、もちろん冷却環境を整えればオーバークロックしてさらにスペックを上げることも可能です。HDグラフィックス630を搭載しているので4K動画もスムーズに表示します。
おすすめの環境は、バランスを考えるならGTX1060以上のグラフィックボートと一緒に利用しましょう。そしてメモリーを十分確保しておくこととよりCPUの性能を実感することができます。
Core i7 7700Kは、既存の100シリーズチップセットのマザーボードでも動作可能で、新しい200シリーズチップセットにも対応している互換性の高いCPUでもあります。
まだ、どのCPUを搭載するか迷っている方におすすめできる素晴らしい商品です。このCPUを利用すればパソコン環境はより快適になるでしょう。
パソコンでゲームをする人に、おすすめのCPUを紹介します。FPSなど動きの多いゲームで利用しても十分対応できるのか、コアやクロック数などを見て、自分のグラフィックボードの性能を出せる物を選びましょう。
自分の使っているグラフィックボードの性能を活かせるかどうかは、CPUにかかっています。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.6Ghz
*コア数:4
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:65W
型番後ろのアルファベット「K」無しですが、性能が低いわけではありません。3Dゲームも設定を高めにして利用していても処理落ちすることもなく安定して動いてくれます。
「Core i7 7700」は4コアですが、TDPは65Wと少なめで安定しているCPUといえるでしょう。ソケット「LGA1151」は、対応しているマザーボードも多く、互換性も高いCPUです。
クロック周波数の面では「Core i7 7700K」が上ですが、オーバークロックしない人の場合ならとても優秀なCPUです。
*メーカー:AMD
*クロック周波数:3.4Ghz
*コア数:8
*CPUソケット:Socket AM4
*TDP:95W
「Ryzen 7 1700X」は、AMDのRyzenシリーズの中でも大人気商品の一つです。その特徴は、なんといっても8コアの高処理能力でしょう。脳を8個搭載して処理しているのですから処理も速いわけです。
今回一番おすすめ商品の「Core i7 7700K」にも劣らないスペックを発揮してくれます。3D処理能力も高いので、デザイン関係のソフトをパソコンで使う人にもおすすめです。
CPU処理能力が高く、ゲームをしながらソフトを同時にいくつも開いて作業するような環境でも「Ryzen 7 1700X」は快適に動いてくれるでしょう。
パソコンのCPUを交換するにしても、新しくパソコンを作ろうとしているにしてもバランスは大切です。バランスが悪ければ、パソコンが利用中に急にフリーズしてしまったり、電源が落ちたりする原因になります。
ハイスペックの電源やメモリーを積んでいる人は、とくに問題ありませんが、自分の環境に合わせてCPUが安定して動いてくれるかもしっかり見て選んでいきましょう。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.3Ghz
*コア数:4
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:65W
インテルの「Core i5 6600」は、Core i7シリーズがゲーミングパソコンの主流になるまでずっとメインで搭載されていたシリーズです。売り切れ続出になる程人気がありCPU性能も十分保障されています。
4コアで3.3Ghzの安定処理が可能ですが、電力消費量の65Wと大変低く不可がかかった時でも電源落ちする心配もないでしょう。さまざまなマザーボードとの互換性も高く設計されていておすすめです。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.3Ghz
*コア数:4
*CPUソケット:LGA1150
*TDP:65W
「Core i7-5775C」はオーバークロックもできますが、とても安定性のあるCPUです。特徴としてインテルのHyperThreading機能により、4コアを使って最大8つのスレッドを同時に処理可能です。
128MBの「eDRAMキャッシュ」と「Iris Pro 6200シリーズ」のグラフィックスが搭載されているため、このCPU単体でもグラフィックス性能を大幅に向上させることができます。
一般的な使用方法に関しては十分の快適な処理速度を出してくれますし、少しハイエンド向けに自作パソコンに組み込みたい人ならオーバークロックして利用することもできるでしょう。
*メーカー:AMD
*クロック周波数:3.4Ghz
*コア数:16
*CPUソケット:Socket TR4
*TDP:180W
AMDが販売している「Ryzen Threadripper」の上位モデルです。16コア32スレッドで処理できる高性能な機能を備えています。
同じような多コアのインテル製品と比べても、圧倒的な安定感があります。消費電力は180Wと少し高くみえますが、16コアも付いているのでCPUを2つ動かしている分の消費電力のようなものです。
注意点は、AMDのCPUでTR4ソケットとX399チップセット搭載のマザーボードが必要なこと、そしてCPUの冷却性能も必要になります。
この製品は同じ価格帯のインテルCore iシリーズより高性能なのは間違いありませんので、安定した、パソコン環境を求めている自作パソコン作りにおすすめのCPUでしょう。
パソコンも毎日利用するものですので、消費電力も気になるのではないでしょうか?モニターやグラフィックボードに加えて、当然CPUも電力を消費しています。
消費電力を抑えたい人向けに出されているCPUもたくさんありますので、その中の3つを紹介します。是非消費電力を抑えたパソコン作りの参考にしてください。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.2Ghz
*コア数:2
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:35W
インテルの「Core i3-6100T」は、3.2GHz動作の2コア4スレッドCPUです。この製品の特徴は型番の後ろに書かれている「T」で表わされているように消費電力を抑えたモデルになっています。
消費電力は驚異的な35Wです。だからといって性能が低いという事もなく、映像処理能力も十分備えていてマルチ画面に対応することもできます。
クロック数は低めの3.2Ghzですが、とくに問題もなくマルチタスクにも対応可能です。毎日利用しているパソコンもずっと電気を消費しますので、このCPUを利用すれば省電力パソコンが作れるでしょう。
*メーカー:AMD
*クロック周波数:3.4
*コア数:4
*CPUソケット:Socket AM4
*TDP:65W
インテルのCore iシリーズと比べても、問題ない性能を発揮してくれます。クロック数は比較的に低い数値ですがコアは4つ積んでいますので、処理能力にも余裕があります。
通常利用することが多いパソコンや、毎日頻繁に利用し電源が付いているパソコンでも、消費電力が65Wと低めに設計されている点もおすすめです。
3Dゲームをしたい場合でも十分可能ですので、マザーボードやグラフィックボードを合わせて購入しバランス良くパーツを搭載していきましょう。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.3
*コア数:2
*CPUソケット:LGA1150
*TDP:53W
インテルの「Pentium Dual-Core G3260」は、インテル製品の中でも比較的消費電力が抑えられたCPUに設計されています。
パソコンの通常運転時でも、CPUの温度が上がりすぎることもなく安定しています。発熱が少ないので、CPUクーラーも大きな製品が必要ないでしょう。
仕事などでWindowsのOfficeなどを利用しながら、動画再生をしても十分耐える事が可能ですし、高画質動画の再生もコマ落ちすることなく再生できるのでおすすめです。
CPUも互換性は大切です。CPUの性能が高い製品を買いたくても、取り付ける側のマザーボードのソケットが対応していなければ取り付けることもできません。
CPUに書かれている、CPUソケットを必ず確認してから購入するようにしましょう。ここからは互換性の比較的高い商品を紹介します。参考にしてください。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:3.5
*コア数:4
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:65W
インテルの「Core i5 7600」は、消費電力65Wと少ないミドルクラスのCPUです。対応しているマザーボードはLGA1151に対応しています。メモリーの互換性も高く、DDR4やDDR3と幅広く対応可能です。
ミドルクラスのCPUを探している人にはおすすめできる商品です。基本的な作業は、十分問題無くこなすことができますし、何かソフトやゲームを利用したい場合でもこのCPUなら対応できます。
動画編集などにも強いので、デジタル系の動画や画像を編集する際にも利用できる万能CPUだと言えるでしょう。
*メーカー:インテル
*クロック周波数:4.2
*コア数:2
*CPUソケット:LGA1151
*TDP:60W
インテルの「Core i3 7350K」は、Core i3シリーズで初めてオーバークロックが可能になったCPUです。クロック数も4.2と高性能で、安定した処理性能を発揮してくれます。
コアの数が2なので、コアが必要なゲームなどの場合は少し弱いですが、それ以外の状況では、快適に動作させることができるでしょう。
高性能のCPUと比べると消費電力がかなり少ないのもおすすめです。CPUソケットはLGA1151ですのでインテル200シリーズのチップセットが搭載されているマザーボードなら使用でき互換性の高い商品です。
*メーカー:AMD
*クロック周波数:3.7
*コア数:4
*CPUソケット:Socket AM4
*TDP:65W
AMDの「Ryzen 5 1500X」は、インテルのCore i7シリーズに匹敵する性能を出してくれます。CPUソケットはAM4に対応していて、X370、B350、A320のチップセットに取り付け可能です。
評判も良い製品で、事務作業のみの利用でも3Dゲームの利用でも対応できます。比較的高性能なCPUですが、TDPも65Wと安定していてバランスの良い自作パソコンが制作できます。
AMDのライバル、インテルの同価格帯の商品と比べると性能はかなり上になりますので、コストを抑えた性能の良いマシンを作り上げる助けにもなるでしょう。
これからCPUを購入するとなった時に、いくつかまだ疑問に感じる点もあるでしょう。ここではCPUに関してよくある疑問についてもお答えしていきます。
オーバークロックとは、簡単に説明すると利用しているCPUのリミッターを外して限界まで性能を高めることです。CPUの性能が上がれば、当然3Dゲームなどにも影響します。
1つのコアの処理速度が上がるので、動きの多いゲームをする時だけオーバークロックして、通常使用の際は元に戻しておくといった使用方法もあります。
注意点として、オーバークロックは無理矢理性能を引きだしているようなものなので、オーバークロックを多用していると、その分CPUの寿命は短くなることを覚えておきましょう。
これは、CPUの仕様変更の事です。一般的な使用方法の人は、とくに気にする事もありませんが、こだわりを持っている人もおられます。
CPUは最初に設計されてから販売された後、同じCore iシリーズでもバージョンアップされていく事がありますが、基本的に同じ製品なので変化した部分を理解するのは難しいことです。
しかし、オーバークロックをする人の中には、製造された製造年や週、製造工場を調べて購入する人もいますので、オーバークロックを利用していきたいならこだわってみてもいいですね。
付属シールはCPUに貼らないようにして下さい。CPUに貼ってしまうと冷却効率が悪くなってしまいますので、シールを貼っておくならパソコンケースに貼るようにしましょう。
3Dゲームではよくある事ですが、ボトルネックという言葉があります。これはCPUの性能が悪い物を付けていると、ハイスペックのグラフィックボードを搭載していても性能が出せない状況です。
自分の持っているグラフィックボードの性能を最大限に引き出したいのであれば、グラフィックボードに対応しているCPUの中から選択していきましょう。
そうすれば、バランスの良い自作パソコンで快適にゲームを楽しむことができます。
必ず交換する必要はありません。CPU基準かマザーボード基準に交換するかの違いです。マザーボードを基準に考えるなら、そのマザーボードに対応した取り付けられるソケットのCPUを選びます。
逆にCPUをこれに絶対したいという商品があるなら、マザーボードとCPUを両方取り変えなければいけない可能性もあります。
詳しい人に情報をお聞きし、パソコンに必ず使うパーツCPUについてさまざまな情報を紹介しました。とくに、これからCPUを交換したい人や、自作パソコンに挑戦する人はよくCPUを選びましょう。
CPU選びのポイントは、利用できるメーカーを決め、自分に必要なスペックを確認して選択肢を絞って決めていく事です。自分の利用用途に合わせれば無駄なく性能を引き出せるでしょう。
今回紹介した中にも良い商品がたくさんありますので、ぜひ参考にしてください。良いCPUを見つけて、パソコン環境を快適にしてきましょう。