ビジネスだけではなく、スポーツやゲームなどさまざまなシーンで活躍しているBluetoothヘッドセット。しかし種類が多く、どう違うのかいまいちわかりませんよね。
この記事では、利用シーンや生活スタイルに合わせたBluetoothヘッドセットの選び方とおすすめ8選をご紹介します。
この記事ではおすすめしたいBluetoothヘッドセットを12商品厳選してお伝えします。
Bluetoothヘッドセットというと無線のため音質が悪い、通話品質が悪いといったイメージがありますが、現在はかなり改善されています。ハイレゾ級の音源を十分に再生できる機器もありますし、ノイズキャンセリング機能で快適に通話できる製品も多いです。
ぜひこの記事をご覧頂き、今のあなたに最適な商品を見つけてください。
ママアイテム編集部
Bluetoothヘッドセットの選び方を紹介します。ポイントは3つありますので、ヘッドセットを選ぶ際の参考にされて下さい。
Bluetooth対応にかかわらず、ヘッドセットには以下のタイプがあります。
*オーバーヘッド型
*ネックバンド型
*耳掛け型
*カナル型
*インナーイヤー型
*完全分離型
それでは早速、これらのヘッドセットタイプ別に特徴をご説明しましょう。
ヘッドセットとしては最も一般的な形で、ヘッドバンドを頭の上に乗せて(かけて)使用するタイプのヘッドセットです。ヘッドセット(ヘッドホン)というとこの形が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
室内で使用することが多いですが、ファッションアイテムとして使うこともできますし、イヤーパッド部分やヘッドバンド部分を折りたたんで小さく収納(持ち運び)できるタイプもあります。
とてもオーソドックスで使いやすいタイプのヘッドセットですが、装着すると髪型が崩れてしまうことや、ランニングなどのトレーニング時には使いづらいというデメリットがあります。
ネックバンド型は、ヘッドバンドが首の後ろから耳の後ろにかかるタイプのヘッドセットです。このタイプでは髪型が崩れる心配はありません。また運動中でも使用可能といったメリットがあります。
ただしその反面、横方向からの締め付けが若干強いです。気になる方は他のタイプを選びましょう。
耳掛け型は耳の上にフックを引っかけて使用するタイプで、ランニングや散歩のお供にも最適です。外出時に使用する方も多いタイプです。
両耳ではなく片耳で使用する商品がほとんどで、音漏れしやすいデメリットがあります。
カナル型は耳の穴の奥まで差し込んで使うタイプのヘッドセットで、両耳で使うことや短いケーブルが特徴です。
メリットは遮音性が高く、音漏れしづらいので外出時に使うことを想定して作られています。
遮音性が高い分だけこすれ音が響く、またケーブルが短いため断線が少なくないといったデメリットもあります。
耳の穴の入り口に掛けて使用するタイプのヘッドセットで、耳の穴の形に合うように作られています。
カナル型と似ていますが、耳の奥まで差し込まないため清潔感は上です。
しかし遮音性が低く、音漏れしやすいという点がデメリットです。
最新タイプのヘッドセットで、ネックバンド型のバンドを取って、イヤホン部分をカナル型あるいはインナーイヤー型として、完全に分離させて使えるタイプです。
ケーブルがなく、サッと取り出して使える点や見た目もスタイリッシュな点が大きなメリットです。
このようにヘッドセットは構造によって6タイプに分かれます。ご自身のライフスタイルや使用目的に合うヘッドセットを選びましょう。
使用するシーン別におすすめできるタイプのヘッドセットは異なります。以下、想定される使用シーンを挙げますので、参考にして下さい。
想定される使用シーンは
*ゲーム
*ビジネス
*屋外・スポーツ
*通話だけでなく音楽鑑賞も兼ねる
という4シーンです。
ゲーム時に使用するヘッドセットはオーバーヘッド型がおすすめです。
というのも、オーバーヘッド型はゲームのサウンドやマイク音の品質が高く、長時間プレイでも疲れにくいというメリットがあります。
ゲーム内の音を重視する方(BGMを楽しむ、他のプレイヤーなどの足音を聞きたいなど)には特にオーバーヘッド型をおすすめします。
ビジネスシーンではヘッドセットを目立たせたくないことが多いですので、インナーイヤー型や耳掛け型、カナル型をおすすめします。
特に通勤時に音楽を聴く方は、音漏れのしづらさからカナル型を選ぶと良いでしょう。
ランニングなどスポーツをしているときはケーブルが邪魔になります。そのため完全分離型やカナル型、ネックバンド型をおすすめします。
汗をかいたり、雨が降ってきたりする可能性もありますので、防汗・防滴などの耐久面も商品選びの際にチェックしておきましょう。
音質が良いヘッドセットは、オーバーヘッド型やネックバンド型です。そのため音楽鑑賞を兼ねてヘッドセットを使いたい場合はこれらのタイプを選べば良いでしょう。
また、Bluetooth対応オーディオ機器の音質も要チェックです!
Bluetoothにはバージョン(規格)があり、最新バージョンは5です。
バージョンが新しい(数字が大きい)ほど、通話品質が高くなり、通信範囲も広がります。
ちなみにBluetooth4.2と5では通信速度が2倍早くなり、通信範囲は4倍も高くなります。
購入するヘッドセットがどのBluetoothバージョンに対応しているのかチェックしておきましょう。
Bluetoothヘッドセットを選ぶ上でおすすめしたいメーカーを紹介します。
今回は2つのメーカーを紹介しますが、いずれも「このメーカー製のヘッドセットは要チェック」と言えます。
パソコンが好きな方なら一度は耳にしたことがあるメーカー名でしょう。
プラントロニクスはコールセンター用ヘッドセットやビジネス用ヘッドセットで有名なメーカーです。ビジネス用途をメインに開発していますが、私たちのスマートな生活のために、個人向け商品も展開しています。
ビジネス用途に強いメーカーのため、製品の信頼性はかなり高いと言えるでしょう。
今回、おすすめのBluetoothヘッドセットを紹介するにあたり、以下の3点を比較ポイントとしました。いずれもヘッドセットを選ぶ上で重要な項目ですので、商品選びの参考にして下さい。
*Bluetoothのバージョン
*連続使用時間
*重量
それではまず、本記事イチオシのヘッドセットを紹介します。このヘッドセットはハイレゾ級の高音質で通話や音楽再生が可能です。音質が気になる方は特にチェックして下さい。
本商品「XE-M10BT」はとにかく音質が素晴らしいヘッドセットで、タイプとしてはネックバンド型です。
高音質の秘密はJVC独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」にあり、この技術をBluetooth通信に最適化したためです。従来よりも低い音域まで高精度の波形補間を可能としたため、素晴らしい音質で通話や音楽鑑賞が可能となりました。
またヘッドセットは聴くだけではなく「話す」ことも重要ですが、周囲の音を高い音質で聴き取り可能とする高性能マイクを装備しており、周囲の音の取り込みも効率よく行います。
またスマートフォンではライブモニターアプリケーションを準備しており、周囲の風霧音のキャンセルやマイクのミュートなどによって、音楽の世界に没頭することも可能です。
装着されているマルチファンクションボタンでは
*音楽ボリュームの変更および左右バランス調整
*マイクボリュームの変更と左右バランス調整
*プリセットマイクイコライザー選択
*ノイズキャンセリングモード
*風切音カット
*K2 TECHNOLOGY
といった操作が可能で、あらゆるシーンにおいてマルチファンクションボタンは大活躍するでしょう。
デザインはプロユースを意識したメタル&皮革によるフレームで、洗練された雰囲気を醸し出しています。
最後に、Bluetoothの音質に関わるコーデックは
*SBC
*AAC
*Qualcomm
*aptX
この4つに対応しており、ハイレゾ級の音質で通話も音楽も楽しめるでしょう。
このようにJVC独自の技術による高音質な通話・音楽鑑賞を実現し、洗練されたデザインで私たちの心を満たしてくれる製品が本商品「XE-M10BT」です!
続いて、快適な通話ニーズを満たす製品を4商品紹介します。
ヘッドセットの利用は通話だけでは物足りない、色々な用途に使いたい。そんな方におすすめしたいヘッドセットが本商品「H800 BLUETOOTH ワイヤレスヘッドセット」です。
オーバーヘッド型ワイヤレスヘッドセットのため、通話はもちろん、ゲーミング用途や音楽鑑賞など、あらゆる用途に対応している点が本商品の特長です。
音質は高解像度をうたっており、豊かでクリアな通話、ゲームエクスペリエンスの向上に寄与します。
マイクはノイズキャンセリング機能を備えており、さらにフレキシブルに動かすことも可能なため、通話やチャットでも大活躍するでしょう。
ペアリングは超小型レシーバーにより、パソコンやゲーム機からの受信も可能です。
このように多用途でありながら、確かな品質を持つ本商品は多くの方におすすめできる汎用性の高い商品だと言えるでしょう。
本商品「Muse 5」は軽い装着感を実感できる完全分離型のBluetoothヘッドセットです。
デザインも洗練されており、あらゆるシーンで活躍するでしょう。またスポーツをしながら使用する方のために、防水・防汗機能も備えています。
独自の特許技術である「EratoSurround 3Dサラウンドサウンドテクノロジー」によって、音質がとても高いことも特長です。
また操作はひとつのボタンで再生、一時停止、トラックのスキップ、リプレイ、音量調整が可能。さらにパーソナルアシスタント機能として、GoogleNowやSiriとのシームレスなやりとりも実現しており、インターフェイス面でも満足できる製品です。
続いて、ビジネスシーンにぴったりなBluetooth片耳ヘッドセットを紹介します。スーツスタイルなどに合うシックな雰囲気が魅力です。
本商品「VOYAGER LEGEND」の特長は以下の2点です。
*Smart Sensorテクノロジー
*マルチポイントテクノロジーを搭載
これらの点が魅力的な製品ですので、紹介しましょう。
まずSmart Sensorテクノロジーは、ヘッドセットが装着状態を感知して Bluetooth のリンクのon・offや着信、オーディオ再生・停止などを行える機能です。対応機種は限られていますが、とても便利な機能と言えるでしょう。
またマルチポイントテクノロジーは、2つの接続先を登録することができる機能で、ペアリングの切り替えなしに、スマートフォン・パソコンなど2台の機器との接続をシームレスに行えます。
デザインもスーツ等に合わせても違和感はないでしょう。
このように機能もデザインもスマートな本商品は、ビジネスユースに特におすすめです。
本商品「BSHSBE33」はマルチペアリング機能によって、最大8台の機器を登録することが可能です。これらの機器との接続は再ペアリングが不要です。
さらにNFCに対応しているため、かざすだけでペアリングができることも嬉しい点です。
特にスマホを複数台使っている方に嬉しいのが「2台同時」待ち受けができることで、スマホとスマホ、スマホとPCのSkypeといった複数デバイスの待ち受けができます。
このようにスマホ複数台持ちというのはビジネスシーンで良くあることですので、おすすめしたい商品です。
音質を追求したい方におすすめしたいBluetoothヘッドセットを2点紹介します。
本商品「ATH-DWL770」はオーディオメーカーの雄オーディオテクニカから発売されているヘッドセットで、音質の良さはピカイチです。
本商品はハイレゾ音源にも対応しており、高い解像度で音楽を再現します。
またBluetoothコーデックの対応範囲も広く、遅延が少ない状態で再生が可能です。ゲームや通話も快適にこなすことができます。
最後にゲーマー向けのBluetoothヘッドセットを2点紹介します。
本商品「Arctis 3 Bluetooth」はゲーミング用途の周辺機器メーカースティールシリーズから販売されているゲーミングヘッドセットです。
使用時間は最大28時間で、バッテリーを気にせずにゲームを思い切り楽しむことができます。この点は快適です。
ノイズキャンセリングはもちろん、ゲーム配信にも使えるほどの構成のマイクを備えています。
また対応するゲームデバイスは一般的なコンシューマーゲーム機であれば対応しており、もちろんパソコンにも対応可能です。
このようにゲームデバイスを選ばず、快適に使用できるワイヤレスヘッドセットが本商品「Arctis 3 Bluetooth」です。
ゲームにとって音楽はとても重要な要素ですが、本商品「G933 ワイヤレス 7.1 サラウンド ゲーミング ヘッドセット」は7.1chサラウンドを実現した素晴らしい製品です。
ゲーム内のあらゆる音があなたを包み込むように再生され、ゲームの世界に完璧に没入できます。
対応機器はパソコンだけでなく、プレイステーションやXbox One等にも対応しており、対応機器の心配はありません。この点、ゲーミングマウスやキーボードでも有名なロジクールらしい、親切設計です。
またカスタマイズ可能な3つのボタンを備えており、ミュートや音量調整なども自由自在です。あなただけのヘッドセットを創りあげてください。
Bluetoothヘッドセットを購入する際に気になりがちな疑問や質問にお答えします。
都道府県や自治体によっては禁止されています。
ハンズフリー通話であれば運転中に通話しても良いとは限りません。
会話に集中力を削がれて運転に支障が出る場合もありますので、運転中のハンズフリー通話には十分注意してください。
PC側が対応しているBluetoothを確認しましょう。
スマートフォンなどはほとんどの場合Bluetoothに対応していますが、パソコンには対応していないものもあります。この場合はBluetoothレシーバーなどを装着するといった対応策が考えられます。
しかしレシーバーやPCが対応しているBluetooth規格とヘッドセットの規格が異なると、通信に影響が出る場合もありますので、よく確認しましょう。
この記事ではBluetoothヘッドセットについて、そのタイプやシーン別のおすすめタイプ、そして利用目的等に合わせたおすすめ商品を紹介しました。
さまざまなタイプがあるBluetoothヘッドセットは商品選びも難しいように思えますが、通話スタイルと使用目的が決まればある程度、商品選択の幅が狭くなって最適な商品を見つけやすくなるでしょう。
現在のBluetoothヘッドセットは以前とは異なり、音質もかなり良くなっています。そのため音楽鑑賞にも十分に耐えうる製品も多く、通話品質も大幅に向上しています。
これからBluetoothヘッドセットを買う方はもちろん、これまでの製品に不満が合った方もこの記事をきっかけに買い換えを検討されてみてはいかがでしょうか?