ビタミンB1が多い食品のおすすめ11選！種類と摂取量で選ぶ
体にいいといわれているビタミンB1の多い食品って何があるのか知りたい！そんな声に答えてビタミンB1が多いおすすめの食品を11選集めました。ビタミンB1が多く含ま...
体にいいといわれているビタミンB1の多い食品って何があるのか知りたい！そんな声に答えてビタミンB1が多いおすすめの食品を11選集めました。ビタミンB1が多く含まれている食品はもちろん、どうせなら基本的な効果も知っておきたいところです。簡単につくれるおすすめのレシピもありますよ。これを読めばビタミンB1のことは完全網羅できます！できれば効率よく簡単に摂取し健康維持をしたい、そんな人に読んでほしい記事です。
ママアイテム編集部
ビタミンB1が多い食品のおすすめな選び方
ビタミンB1を摂取するときに基準としてほしい選び方です。
1.何から摂取する？食品の種類をチェック
栄養素にはたくさんの種類があるので、「ビタミンB1」も聞いたことはあるけど、実際に何に入っているのかよくわからない…ということも多いと思います。でも実はビタミンB1は私達の食生活では摂取しやすい栄養素なんです。
例えばビタミンB1を多く含む食材といえば、お肉で言えば豚肉、魚類でいえばうなぎが有名です。
さらに私たちにとって馴染みの深い穀類や、大豆や豆類に多く含まれているんです。毎日気にかけていられない！という人もいると思いますが、そうした人には手軽に栄養素を補えるサプリメントでの摂取もおすすめです。
2.ビタミンB1はどれくらい必要？摂取量をチェック
1日にどれくらいの摂取量が必要なのかを知っておくことはとても大切なポイントです。ここでは1日のビタミンB1の摂取推奨量を見ていきます
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 1～2歳 | 0.5 | 0.5 |
| 3～5歳 | 0.7 | 0.7 |
| 12～14歳 | 1.4 | 1.3 |
| 15～17歳 | 1.5 | 1.2 |
| 18～49歳 | 1.4 | 1.1 |
（mg/日）
乳児期や幼児期は男女の摂取量には差がありませんが、成長期を迎える頃には男女ともに摂取量が増加し、さらに男女差でも推奨量が変わってくることからみても、ビタミンB1は成長期を支えるためにも重要な栄養素だというのがわかります。
ビタミンB1が多い食品のおすすめブランド・メーカー
ビタミンB1が多く含まれている食品や、サプリメントを販売している会社です。CMなどでも馴染みのある会社です。
1.DHC（ディーエイチシー）
DHCは通販化粧品や健康食品の売上高ランキングで19年連続で売上No.1を獲得しているトップブランドです。サプリメント部門でも健康食品のシェアNo.1を獲得していて、多くの人から利用されています。
サプリメントの基準がまだ厳しくない日本では、成分が不透明なサプリメントも多く販売されていますが、DHCでは健康のパートナーとして品質の良さにこだわっています。
一人でも多くの人を笑顔にしたいという思いから「同じ品質なら低価格、同じ価格なら高品質、他社より優れていなければ製品化しない」という理念のもとサプリメントを開発し続けています。
健康にかかわるものだからこそ、医師や専門家のフォローを得て医師が10名在籍し、充実した相談体制も整えていますので、安心して購入出来るのも魅力です
2.ネイチャーメイド
ネイチャーメイドは、サプリメントの先進国であるアメリカで1971年に誕生し、現在では最も支持されているブランドです。そんなネイチャーメイドを日本の製薬会社の大手である大塚製薬が1993年に導入しました。
製薬会社ならではの徹底した品質管理によって高品質なサプリメントの提供が可能になりました。サプリメントの種類も幅広く、さまざまな人のニーズにあわせた商品が多く販売されています。
現代社会で栄養バランスが乱れがちな人の食生活をサプリメントでサポートし、年齢や性別を問わず、全ての人が健やかに過ごせることを願い、商品を提供しています。
3.オリヒロ
健康食品の総合メーカーであるオリヒロは、1972年にこんにゃく製造機械や食品包装機械製造から歴史が始まりました。1977年に健康低品の発売を開始するとともに、健康食品事業部を設立し、そこからさまざまな商品を開発していきます。
お客様の声を大切にし、そこから商品開発や改良も行い、確固たる地位を確立していきました。
現在ではサプリメントや機能性表示食品の他にも、多くの世代から支持を集めているゼリーやお菓子なども販売しています。
今回の商品の選定ポイント
今回商品の選定ポイントとなるのは、食品に含まれている含有量。一つの食品にどれくらいビタミンB1が含まれているかが数値であらわれているのでわかりやすいです。
＊含有量
今、編集部がおすすめするビタミンB1が多い食品はコレ！
ビタミンB1が多く入っている食品で一番おすすめしたい食品は、お鍋の季節にも大活躍し、いろいろな料理にも使えるあの食材でした。
芳紅庵たかはし「まいたけ」
国産で無農薬！高品質なまいたけ
まいたけは、昔は幻のきのこといわれていました。名前の由来も希少なきのこであったことから、見つけたときに舞い上がるという気持ちを表して「まいたけ」となったそうです。
日本では江戸時代から栄養が豊富で健康に効果があるといわれていて、実際に江戸幕府にも献上されており、重宝されていました。
ビタミンB1も100gあたり0.25mgも含有されています。その他にもタンパク質や脂質、ミネラル類や糖質が含まれていて、食物繊維も豊富です。
まいたけにはMXフラクションという働きがあり、これによりコレステロールを抑え腸の働きを活発にし、余分な栄養の九州を抑える働きがあり、ダイエットにも効果があるといわれています。
1食あたりの摂取目安量は50gですが、最近の研究結果では成人で1日30g～40gのまいたけを食べれば健康増進効果が期待できるともいわれていて、今注目を集めている食品の一つです。
まいたけを効率的に摂取するのにおすすめな食材が「ねぎ」です。ねぎと一緒に摂取することで、糖をエネルギーに変える働きをもつビタミンB1の消化や吸収を促進してくれます。
芳紅庵たかはしは山形市にある和菓子店ですが、オンラインショップでは山形産のおいしいまいたけを販売しています。キノコの有名な産地である山形で無農薬栽培でこだわって作られているまいたけです。
手軽に摂取したい！ビタミンB1が多いサプリメント5選
普段の生活の中で手軽に摂取したいならサプリメントがおすすめです。毎日の食生活にプラスして飲むことで、不足しがちな栄養素を補います。さらにサプリメントなら一つの栄養素だけでなく、他の栄養素も補える場合があります。
効率的に栄養バランスが摂取できるので、ちょっと今日は栄養が足りていないなと感じた時に簡単に摂取できます。家に常備しておくのもおすすめですよ。
1.DHC「ビタミンBミックス」
全8種類のビタミンB群が全てはいったサプリメント
脂質や糖の代謝に効果があるビタミンB群には、ビタミンB1をはじめB2、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸という8種類のビタミンがあります。DHCのビタミンBミックスは、すべてのビタミンB群が入ったサプリメントです。
まとめてビタミンB群を摂取することで代謝の向上に繋げたり、皮膚や粘膜の健康維持を助ける、赤血球の形成をたすけるなど様々な役割を果たしています。
さらに肌にハリや潤いを保つように整えてくれたり、エネルギーをスムーズに作り疲れにもアプローチしていきます。実際に肌荒れに悩んでいる人が服用し、改善されたという声もあります。
気軽に摂取できるとして人気のサプリメントです。1日の摂取目安量は2粒です。他のビタミンB群も入っているのにもかかわらず、含有量が多く、効率的に摂取できるのが魅力です。
2.ネイチャーメイド「ビタミンB-1」
糖質を燃やしてエネルギーに変える！
ネイチャーメイドのビタミンB1は、その名の通りビタミンB1のみを主成分としたサプリメントです。エネルギーをつくるのに大きく関係しているビタミンB1を効率的に摂取できます。
ビタミンB1は不足すると糖質がエネルギーに変換されにくくなってしまうので、不足を補うためにも手軽に摂取できるネイチャーメイドのビタミンB-1サプリメントはおすすめです。
もちろんビタミンB-1サプリメントのみでもおすすめですが、ネイチャーメイドのサプリメントは、ベースサプリメントと個別サプリメントを一緒に合わせて飲むことで、より健康の土台を作るのに効果があるとされています。
ビタミンB-1と一緒に摂取したいのが、スーパーマルチビタミン＆ミネラルです。このサプリメントにはビタミン12種類とミネラル7種類が配合されています。ビタミンやミネラルは相互作用があるので、バランス良く摂取することがより効果的なのです。
ビタミンB-1には糖質代謝にの促進効果や疲労回復効果、エネルギー産生効果が期待できるので、糖質を摂取しすぎてまいがちな人や、スポーツをしている人におすすめです。
3.NOW Foods「ビタミンB100 コンプレックス」
ビタミンB1の含有量の高さが魅力！カプセルタイプのサプリメント
ビタミンB100コンプレックスは、11種類のビタミンB群をバランス良く配合したサプリメントで、体の土台作りに欠かせないビタミンB群を効率的に摂取するのにおすすめなサプリメントといわれています。
実はビタミンB群はバランス良く摂取するのが望ましいと言われている栄養素です。ビタミンB100コンプレックスは、ビタミンB群がバランス良く配合されているのが魅力の一つです。
高品質なブレンドによって、お互いの相互作用で効率的に働くことが期待できます。摂取目安量は1日1粒で、カプセルタイプになっているのも大きな特徴の一つです。しかも含有量に関しては、1粒あたり100mgも入っています。たった1粒でビタミンB1が多く摂取できる他、ビタミンB1の働きの効率もよくなる効果が期待できるサプリメントです。
4.オリヒロ「Amino Body」
アミノ酸が効率よく摂取できるサプリメント
オリヒロのAmino Bodyは、アミノ酸が1日の摂取目安量あたり約2,000mg配合されているサプリメントです。主成分は消化や吸収に優れている大豆ペプチドで、アミノ酸の摂取が強化されています。
アミノ酸は不足すると体調不良を起こしたり、集中力が欠如したりしますが、普段の食生活が乱れていると感じた時にAmino Bodyで簡単に栄養を補えます。
これまで紹介してきたサプリメントと比較するとビタミンB1の含有量は少なくなっています。これはAmino BodyがビタミンB1の摂取をメインとしているわけではないので、仕方のないことかもしれません。
ビタミンB1とビタミンB6を強化することで、アミノ酸の体内での働きをスムーズにする効果やアミノ酸の分解や合成、皮膚の粘膜の健康維持効果も期待できます。
摂取目安量は1日あたり10粒なので、サプリメントの初心者の方は飲みづらさを感じることもあるかもしれませんが、慣れれば手軽に摂取ができて便利です。飲む時のおすすめのタイミングは食事や運動前に数回に分けて、がいいとされています。
5.アレルギーリサーチグループ「ビタミンB」
ビタミンB群11種類が全て入った無添加で高品質なサプリメント
アレルギーリサーチグループのビタミンBは、11種類のビタミンB群をバランス良く配合したサプリメントです。
ビタミンB群は熱に弱い性質を持っていますが、アレルギーリサーチグループでは、サプリメントを製造する時に栄養成分が壊れないように超低温の中つくられています。
さらに原料を発酵しているときに抽出されたものを使用することで、炭化水素状になっているため、高い働きが期待できるのも魅力です。
またアレルギー成分も含まれていないため、アレルギーがある人でも安心して摂取できるサプリメントです。人工添加物や防腐剤、希釈剤も含まれていない無添加のサプリメントなので、品質を重視したい人にもおすすめです。
ビタミンB1の含有量は25mgですが、他のビタミンB群とのバランスも考えられているため、ビタミンB1の栄養を補う目的としてもおすすめです。
毎日の食事で健康維持したい！ビタミンB1が多いおすすめの野菜5選
ビタミンB1が多い食材といえば、肉や魚などがありますが、野菜の中にもビタミンB1が多く含まれているものもあります！野菜ならビタミンB1だけでなくその他の栄養素も効率的に摂取できるのが嬉しいポイントです。
今回は、毎日の食事によって健康維持をするためにおすすめのビタミンB1の多い野菜をピックアップしてみました。
1.北のデリシャス「大浜みやこ かぼちゃ」
甘みが強くファンも多い北の大地で育ったかぼちゃ
かぼちゃはカロリーが高くビタミンやミネラルなど栄養価も高い食材です。甘みもあり料理だけでなく、スイーツなどにも使用されることが多いです。
かぼちゃにはビタミンCやビタミンE、βカロチンといった栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB1に関しては、0.08mgとビタミンB1の含有量はサプリメントなどど比較すると少なくなってはいますが、豊富な栄養素が一度にとれる食材なので積極的に摂取していきたいです。
大浜みやこのかぼちゃは、北海道の札幌のかぼちゃとしてとても有名なかぼちゃです。北海道といえば冬場になると大雪がふりつもり、極寒の季節を迎えます。作物を育てる環境としては難しい場所ですが、低温に強い作物をつくろうとはじまったのがかぼちゃづくりです。
大浜みやこかぼちゃの特徴は、かぼちゃの中でも類をみないほどの甘さとホクホクとした食感です。これは大浜の地の水はけのいい土壌と、1日の地面の温度差が関係しています。味の評判は全国各地につたわり、築地の市場でも認められているほどです。
2.新世界中華物産「とうもろこし」
真空パックで新鮮で栄養満点のとうもろこし！
甘くて美味しいとうもろこしは、子供から大人まで人気の食材です。しかもとうもろこしは栄養価も高く、ビタミンB1も多く含まれています。
ビタミンB1の他にもビタミンB2や豊富なビタミン群、食物繊維やカルシウム、マグネシウム、リノール酸がバランス良く含まれていて、効率的に栄養補給ができます。
栄養が多く含まれている場所は、とうもろこしの胚芽部分（とうもろこしの粒の先の細くなっている部分）です。ですから栄養を無駄なく摂取するには、とうもろこしの粒をしっかりとはがすことが大切です。
新世界中華物産のとうもろこしは、ゆであげた後に真空パックされています。とうもろこしは収穫後24時間経過すると栄養が落ちてしまいますが、真空パックなら栄養価の高いまま保存できるので、栄養価の高いとうもろこしが食べられます。
ビタミンB1の保つ働きだけでなく、体を健康にする栄養素がたっぷりと詰まっているので、積極的に普段の食生活に取り入れていきたい食材です。
3.西山ファミリー農園「西山さんちの酵素紫芋」
抗酸化力の高いアントシアニンを豊富に含んだ紫芋
紫芋はアントシアニンを豊富に含んでいるさつまいもの一種です。さらにさつまいもに比べても栄養価が豊富で、ビタミンCやビタミンE、βカロチン、食物繊維が多く含まれているのが特徴です。
アントシアニンが豊富に含まれていることで、抗酸化作用や視機能改善効果、免疫力の向上なども期待できます。そしてビタミンB1も食材の中では豊富に含まれているので、糖代謝をサポートしたり、疲労回復効果が期待できます。
西山ファミリー農園で栽培されている紫芋の大きな特徴が、酵素が入っていることです。
西山ファミリー農園では土作りからこだわって栽培をしていて、化学肥料を使わず、農薬も極力使用しない安心安全な野菜づくりの他に、菌や酵素を使った野菜づくりもおこなっています。
酵素紫芋は、加熱すると青みがかかり、食感もホクホクしているので、焼き芋でシンプルに食べるのもおすすめです。
4.ニチレイフーズ「ブロッコリー」
手軽に使える便利な冷凍ブロッコリー
ブロッコリーはキャベツから改良して作られた野菜です。ビタミンやミネラルが豊富でサラダや付け合わせの野菜として人気があります。
ビタミンB1やビタミンB2も豊富に含まれていて、これにより代謝を促進する効果や脂肪燃焼効果が期待できます。ブロッコリーのビタミンB群の量は、健康に良いとして青汁の材料としても使用されているケールよりも多いといわれています。
ブロッコリーにはビタミンB群の他にもビタミンAや葉酸、ミネラル、カロテン、SMCS、ポリフェノールなどが含まれています。
ニチレイフーズのブロッコリーはすでに茹でられていてそのまま使用できるのが大きな魅力です。栄養価が高いものなので、お料理にちょっとプラスしてあげるだけでもおすすめです。
適度な大きさなので、付け合わせにも便利に利用できます。自然解凍をすれば歯ごたえがしっかり残っていておいしいと評判です。
5.さんきん「白ねぎ」
一緒に摂取すればビタミンB1の吸収率がUP！
白ネギのビタミンB1の含有量は、今回紹介した他の野菜と比較すると少なくなっていますが、白ネギには、ビタミンB1の吸収や働きを高める効果があります。これは白ネギに含まれている硫化アリルという成分が関係しています。
ビタミンB1の吸収や働きを高めることで、疲労回復効果を促進させたり、消化液の分泌を促進し、消化や吸収を高める効果があります。その他にも血液をサラサラにする効果や、血行を良くする効果もあり、健康増進におすすめの野菜の一つです。
ビタミンB1を効率的に摂取できるので、ビタミンB1を多く含んでいる野菜や食材と一緒に摂取するのもおすすめです。
料理で使用する時は、素早く火を通すことで、栄養成分を逃さずに使用できます。食品ネットスーパーのさんきんでは、国産の品質の高い白ネギが販売されています。
ビタミンB1が多い食品を購入時の気になる疑問・質問
ビタミンB1のもつ効果をはじめ、妊婦さんにとってビタミンB1が必要かどうかなどをまとめました。摂取する前に読んでおいてほしい項目です。
Q1:ビタミンB1の効果とは？
ビタミンB1には、糖を代謝しエネルギーを作り出す働きや神経を正常に機能させる働きがあります。ビタミンB1が不足してしまうと糖質の分解がうまく行われにくくなり、代謝が落ちる原因となったり、疲労が蓄積されやすくなります。
さらにビタミンB1には糖質を分解することで、脳のエネルギー源となるブドウ糖を生成する働きがあります。
そのためビタミンB1が不足してしまうとブドウ糖も生成されなくなってしまうため、脳が機能しなくなり、集中できなくなったりイライラしたりなどの原因にもなります。
その他にも欠乏状態がひどくなると、脚気になる場合もあります。日常の生活で糖分を多く摂取する人は、ビタミンB1を多く消費してしまうこともわかっています。
Q2:ビタミンB1をとりすぎると？
過剰摂取した場合の症状としては、頭痛やいらだち、不眠、かゆみ、脆弱化、接触皮膚炎などの症状があげられます。
ただビタミンB1は水溶性のビタミンであるため、過剰に摂取した場合でも体内に排出される性質をもっており、日常的な食生活でこのような過剰摂取による症状がおこることはあまり考えられません。
摂取量の目安は、成人の男性で1.4mg、女性で1.1mgとなっています。過剰摂取が慢性的に続いてしまった場合は、摂取をやめることで症状も軽くなると言われています。
Q3:妊婦はビタミンB1を多くとったほうがよい？
妊娠期間中は、平均必要量よりも0.2mg多く摂取することが望ましいといわれています。ビタミンB1は胎児の神経細胞形成にも必要な栄養素で、ビタミンB1が著しく欠乏すると、奇形性を引き起こす可能性があるとも言われています。
さらにつわりなどの症状がひどくなると、栄養が補給できない妊婦も多いため、脚気やむくみ、食欲不振や神経炎などの症状が引き起こされる可能性も高くなります。さらに急性のビタミンB1欠乏症によるウェルニッケ脳症を引き起こす可能性があります。
妊娠中は、推定摂取量を摂取できるようにこころがけるのがいいでしょう。
Q4:ビタミンB1が多く含まれている料理レシピは？
ビタミンB1を摂取するのにおすすめのかぼちゃを使ったレシピです。
かぼちゃと豚ひき肉炒め
【材料】豚ひき肉100g、かぼちゃ200g、しょうがチューブ小さじ1/2、塩小さじ1/2、こしょう適宜、水50cc、油小さじ1
1.かぼちゃは1センチ角の大きさに切り、下ごしらえをする。
2.油を熱したフライパンで豚ひき肉を炒め、しょうがを加える。
3.かぼちゃを入れて全体的に油がまわったら、水を入れて落し蓋をして5分間蒸し焼きにする。
4.かぼちゃやお肉に火が通ったら塩コショウで味付けをすれば完成です。
ビタミンB1の摂取におすすめなかぼちゃと豚ひき肉をあわせた簡単なレシピです。冬場の風邪の予防や運動をした後の疲れた体にもおすすめです。
まとめ
ビタミンB1は私達が健康的な生活をおくる上で、必要不可欠な栄養素です。だからこそ毎日不足しないように摂取しておきたいですね。
豚肉や野菜に多く含まれているビタミンB1ですが、ビタミンB1が含まれている野菜と一緒に摂取したり、ビタミンB1の吸収を高める効果のあるものと一緒に摂取したりすれば、より効率的に摂ることができます。
普段の生活でちょっと疲れやすくなっていたり、イライラしやすくなっていると感じている時は、もしかしたらビタミンB1が不足しているのかもしれません。食事の中で摂取できるのが一番ですが、毎日は難しい場合もあります。
そんな時はサプリメントなどで補ってあげるのも一つの方法です。健康で元気な生活をおくるためにも、ビタミンB1の摂取を意識していきましょう！
