スキンケア用オイルをいつものケアにプラスすると、肌が元気になるのを知っていますか?オイルは自然の栄養素がギュッと詰まった高級美容液。専門家の意見を参考にした正し...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>スキンケア用オイルをいつものケアにプラスすると、肌が元気になるのを知っていますか?オイルは自然の栄養素がギュッと詰まった高級美容液。専門家の意見を参考にした正しいのオイルケア法と、品質の高い人気のアイテムを全てお見せします。「オイルは酸化、油焼けする」といわれるのは、選び方や保存方法が間違っているからかもしれません。オイルは生きています!初めての人も、上級者もスキンケアオイルの効果を引き出す使い方をしていきましょう。敏感肌や乾燥肌で、なかなか合う基礎化粧品がないという人も必見です。
エキサイトおすすめアイテム編集部
スキンケアオイルを選ぶ時は、自分の肌のニーズ、オイルの特徴、希望の価格などが合致するものを選びましょう。ここでは、抑えておきたい4つの選び方のポイントをお伝えします。
スキンケアオイルは、アルガン、ココナッツ、ホホバなど種類がとても豊富。原料の違いで、美容におすすめなもの、保湿力、テクスチャー、肌への刺激性などが異なるため、自分の肌悩みと肌質に合わせながら選ぶのがコツです。
例えば、アルガンオイルはビタミンEの含有量がずば抜けて高く、肌の新陳代謝が停滞した年齢肌におすすめ。ホホバオイルは、人の肌に馴染みやすく、皮脂調整機能を持っているため、肌トラブルの多い人でも使えます。
複数の天然オイルを組み合わせたメーカー独自の商品もあるので、肌との相性をチェックしてみましょう。
オイルを選ぶ時は、純度の高さと製造プロセス方法をチェックしましょう。
ピュアオイルは、防腐剤、美容におすすめの成分、他の肌負担になる成分が添加されていません。肌が自然の恵みをダイレクトに受け取ることができて、年齢・肌質問わず安心して使えるのです。
天然由来とうたう商品でも、稀少なオイルの場合は粗悪品が出回っていることがあるので、必ず純度の高さや成分の記載で確認してくださいね。
オイルは、高温圧搾と低温圧搾(コールドプレス)などの製法で抽出されます。熱を加えない低温圧搾製法は、原料中に含まれる豊富な栄養素が損なわれずに残るので、美容価値が高いです。
低温圧搾製法のオイルは、未精製、非精製などと記載され、自然のままの色が残っているので見分ける際の参考にしましょう。
天然100%のスキンケアオイルでも、肌質によっては合わない成分が含まれていることがあります。特に、敏感肌やアトピー肌、オイル初心者は、肌馴染みがよく、低刺激なオイルを選びましょう。
べたつかずサラッとしているもの、少し粘り気のあるものなど、オイルのテクスチャーの違いは保湿力の違いでもあります。乾燥肌にはアルガンオイルやスクワランなどの高保湿・低刺激のオイルが最適です。
肌が弱い人や植物アレルギーのある人は、パッチテストやサンプルで試してから使用しましょう。
オイルの種類や原産地、ブランドによって価格に差があります。稀少なオイルになるほど公式サイトのみの取り扱いになる傾向があります。
酸化しやすいオイルは20ml~30mlと内容量が少ないですが、1滴で良く伸びるので2ヶ月〜3ヶ月持つことが多いようですね。
美容液がわりにする場合は、高クオリティなものを全身に使う場合は、リーズナブルなものを購入するのが一般的のようです。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
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500円〜 | 1,500円〜5000円 | 6,000円〜 |
スキンケア用オイルにも、高い評価と信頼を得るおすすめのブランド・メーカーがあります。独自のコンセプトが多くの人々の心を捉えている点にも注目しましょう。
無添加主義をかがげる化粧品ブランドです。1983年のスクワランオイルの発売以来、日本を代表するスクワランのパイオニアとして地位を確立。
タール色素、石油系界面活性剤不使用にこだわった、肌に優しいアイテムが特徴的です。
「効果は欲しいが肌に悪いものは使いたくない」という願いから、2010年に誕生した肌の経過へアプローチする自然派スキンケアブランド。
「美容液オイル」を主力商品とし、日本伝承の植物素材を独自のバランスで組み合わせた高機能スキンケアアイテムが人気です。
1976年にフランス・プロヴァンス地方で誕生。植物療法の知恵を取り入れたスキン&ボディケアアイテムは世界中にファンを獲得しています。
クオリティは勿論、テクスチャーや香りが秀でているので、気持ちをリラックスさせながらお肌のケアができるでしょう。
スキンケアオイルを選ぶ時は、3つのポイントをチェック。配合オイルによって、保湿力や効果が違う点にも注目しましょう。酸化しにくく、使い切りやすい内容量かどうかも見極めのポイントです。
*配合オイル
*塗布箇所
*内容量
スキンケア用といってもオイルはオイルなので、べたつきが気になるという人は多いはず。純度の高さと安全性に加え、伸びの良さや使いやすさを考慮するとスクワランオイルが優秀です。
スキンケアオイルの中には、酸化しやすく油焼けしやすいものがあります。「夜だけじゃなく朝も使いたい」「メイク前に使って艶肌を作りたい」というニーズに応えているのが、高品質スクワラン。
配合成分は深海ザメの肝臓から抽出したスクワランで、何度も精製を繰り返すことで不純物を取り除き、品質を安定させているのが特徴です。このクオリティも、ハーバーが1980年代から取り組んできたスクワラン研究の賜物。
「保湿」というごくシンプルな働きですが、肌に水のようにスッとなじみ、肌の分泌物(スクワレン)をぴったりと補ってくれます。1滴でしっかりと皮脂膜を作ってくれるので、バリア機能が壊れた乾燥・敏感肌には最適。
「皮膚科通いのアトピーが綺麗になった」「赤ちゃんの肌にも使える」といった口コミが多く、トラブル肌に多く支持されていることが分かります。化粧水、乳液、美容液の代わりになるのでお手入れはこれ1本で終了。
純度は99.9%でオイル特有の匂いや色がなく、メイク前に使うこともできます!肌荒れが辛い時は多めに塗布し、スクワランパックにすると肌がモチモチに蘇りますよ。
オイルには、ビタミンなどの豊富な栄養素がたっぷり含まれているので、年齢肌を支えるスキンケアとしても最適。
いつものスキンケアに、美容液代わりとしてプラスしてみましょう。保湿ケアだけではもったいない贅沢な成分を配合した4選です。
年齢を重ねた肌へおすすめのオイルとして30代以上の女性の支持が厚く、「使い始めてから化粧直しが不要になった」「脂性肌なのに調子がいい」という人もいるほどです。
美容液とオイルの二層式で、油分と水分がバランスよく補給できる点が最大のポイント。使い続けるごとに皮脂分泌が正常に整ってくるので、べたつきがちなインナードライにもかさつく乾燥肌にも両方おすすめ。
オイル部分には、薬品を使用しない自然な圧搾法で抽出した4種類の天然オイルを使用。その他20種類の和漢植物を配合していますが、公式サイトでは生産者を全て写真付きで公開しています!
生産者や原料にこだわり続けるメーカーの姿勢が製品に反映され、多数メディアのコスメ市場ではNO.1を獲得。口コミでは、天然ラベンダーの香りに癒されるという声がとても多くあります。
美肌に導いてくれながら、リラックスしたいときのアイテムに愛着度を重視しているところは、優秀としか言いようがありません。
アフリカでスキンケアオイルとして重用されるマルラオイルと保湿力&抗酸化力の高いシアを配合したフェイス用オイルです。シアバターというと、重いイメージがありますが、意外なほどにサラサラしたテクスチャー。
高い浸透力で肌にあっという間に入り込み、内側からふっくらと肌を潤してくれます。油っぽい匂いはなく、シアの天然の香りだけなので、朝にも心地良く使用できそうです。
「ブースターオイルにすると化粧水や美容液がよく浸透する」「メイクの上からでも保湿ができる」という口コミがあるように、ケアの順番にとらわれずさまざまな使い方ができる柔軟性の高さにも注目しましょう。
筆者もシアフェースオイルの愛用者ですが、朝は1プッシュ、夜は多めに塗布すると疲れた肌でも劇的にモチモチになります。シアは肌を元気にする不飽和脂肪酸をたっぷり含んでいるので、年齢を重ねた肌に最適!
年齢を重ねた肌を対象としたシリーズで、種に秘められた生命力やパワーを肌に届けるというユニークなコンセプトを持っています。
オイルの主体となるのが、ブラッククミン、カメリア、ローズヒップの3つのシードオイル。肌に必要なオメガ3やリノール酸などの栄養分を豊富に含んでいるので、使い続けるごとに肌が若々しく元気になるそうです。
「化粧ノリが良くなる」「毛穴やしわが薄くなる」という口コミが多く、パフォーマンスの高い美容液であることが分かります。7種の精油が織りなすラグジュアリーな香りも高評価のポイント。
天然の心地よい香りが自律神経を整え、ホルモン分泌のバランスを安定させるので、プラスαの美肌に導いてくれるかもしれません!
「皮脂の力が発揮されなければ、美容液は、すぐに蒸発してしまう……」そんなスキンケアの盲点に着目し、オイルと美容液が同時に肌に浸透する二層式になっているのが特徴です。
年齢を重ねた肌へのケア、肌バリア、活力アップにそれぞれ特化した9種類のオイルはすべて植物性で、1滴でもスルスルっと伸びてくれます。肌にのせた時は、少しべたつきますが、浸透率が高く、あっという間にサラサラ肌に。
口コミでは、「乳液や化粧水に混ぜても使える」、「夏でも重くない」、「低刺激で肌が荒れない」という嬉しい声が多数ありました。エッセンス部分には23種類の植物エキスと、プラセンタ、プロテオグリカンを配合。
質の良い美容におすすめの成分はたくさん入っていて欲しい!という女性のニーズにもちゃんと応えてくれている点も高く評価できますね。
オーガニックの認定を受けた厳選素材は、ピュアな自然のパワーを秘め、肌の本来の力を引き出してくれます。厳選した3選は世界的にも高い評価を受けた信頼できるアイテムです。
単体のオイルなので、自分の肌質に合ったものを選びましょう。
メインとなるアーモンド油は、超乾燥肌に最適な保湿力の高いオイルです。オーガニックで肌刺激となる成分が含まれていないので、敏感な時でもたっぷり使って優しくケアできます。
おすすめのポイントは、1本でトリートメント、マッサージ、メイク落としの3役がこなせるところ。アーモンド油は程よい粘度があるので、肌摩擦を最小限に抑えながらマッサージができるのです。
アーモンド油はビタミンEと不飽和脂肪酸が豊富です。そのため、この1本があれば年齢を重ねた肌へのケアは完了。乾燥しやすく、デリケートな目の周りのメイク落としやアイクリーム代わりにも使え、とにかく万能なオイルです。
口コミを見ると「しっとり感が長続きする」「クリーム代わりになる」という保湿力を賞賛する声がありました。脂性肌には少し重い傾向がありますが、多用途に使えるので手元に置いておきたい1本です。
アットコスメのベストコスメアワード2位を獲得したピュアなアルガンオイルで、海外のアルガンオイルの中ではダントツの人気を誇ります。低温圧搾、オーガニック、100%ピュアで、自然のままの美容のために使用したい成分がぎっしり。
おすすめは、洗顔後の肌に直接塗布し、ブースターオイルとして使うことです。保水力に富んだオイルが化粧水や美容液の潤いをしっかりと抱え込んでくれるので、潤いの土台がしっかりとできあがりますよ!
「オイルを忘れた日は、肌に違いが出る」「保湿力があるのに軽さがある」「翌朝はモチモチ」というブースター効果の良さを実感する口コミが多くあり、何年もリピートしている人もいるようです。
アルガンオイルはその稀少性から、原産地やメーカーなどでも質にかなりのばらつきがあります。厳しい条件をクリアしたメルヴィータは、クオリティの高さが確かなオイルといえるでしょう。
ドラッグストアや市販で購入できるプチプラの中から、これは優秀!と思えるスキンケアオイルを2つピックアップ。配合成分、テクスチャー、香りなど、総合評価が高いのが特徴です。
アットコスメのベストコスメに選ばれた実力派アイテム。4種類のオーガニックオイルがブレンド配合され、しっとり感・いきいき感・リラックス感など、1本でたくさんの効果が期待できます。
プチプラながら、ビタミンEが豊富なオリーブオイルや、抗酸化作用や美白に導いてくれるローズヒップがしっかりと配合されているところもポイント。洗顔後のブースターオイルとして使用すると肌がモチモチになります。
1日の終わりには、お風呂の中でフェイスマッサージをしてみましょう。イランイランとダマスクローズ精油が配合されているので、香りが浴室いっぱいに広がりとてもリラックスできます。
美肌に導く香りのツールとして優秀なので、1本は常備しておきたいですね。
馬油を販売するメーカーは多々ありますが、ソンバーユは日本で初めて馬油を製造・販売した老舗のブランド。添加物を一切加えないピュアな馬油はリペア効果が高く、荒れ肌になった時のお助けアイテムになります。
口コミでは、「肌荒れが落ち着く」「柔らかく伸びよく使いやすい」という口コミが多数。液体状のオイルやべたつきが苦手な人におすすめのクリームタイプで、朝のメイク前にも使えるところがいいですね。
メイク落とし、へそ、爪、肘、髪、かかとのケアなど、オイルタイプに負けないくらいたくさんの使い方がある点にも注目しましょう。公式ホームページによると、鼻や口の中に入っても問題がないのだそうです。
外資系アイテムに比べると香りは控えめですが、そこが使いやすさのポイントになっているようです。
ここは抑えておきたい!という使い方やお手入れ方法を、Q&A方式で解説していきます。スキンケア用オイル初心者さんは、ぜひ購入する前の参考にして下さいね。
オイルの種類やメーカーのコンセプトによって異なります。商品説明やおすすめの使い方などを参考にしましょう。
水分保持能力の低いオイルは、化粧水で肌をしっかり潤してからオイルを塗布するようにしましょう。特に乾燥肌はオイルのみの場合、2~3時間後には乾燥を感じてくるようになります。
一方で、アルガンオイルやホホバオイルなどの保水能力が高いものは、1本のみでもお手入れが可能。ブースターとして使うと、その後の化粧水や美容液の浸透が良くなるという特徴もあります。
オイルの特徴や商品説明を参考に、肌に合った使い方をしてみましょう。
スキンケアオイルはさまざまな用途・部位に使えます。中にはボディ用、フェイス用と記載されているものや、使用不可の部位もあるので、まずは商品説明を確認しましょう。
一般的なスキンケアオイルは、化粧水に混ぜて保湿力を高めたり、美容液、ブースター、クリームなどの代わりに用いられることが多いようです。
保水能力・エモリエント効果をサポートしてくれるオイルは、ブースターとして使うと、後につける化粧水や美容液を肌の中に引き込むことができます。スキンケアのどこでオイルを使うかは、オイルの特徴を見て判断しましょう。
肘やかかとなどの角質を柔らかくする働きもあるので、ボディケア、マッサージ、トリートメントにも使えます。さまざまな使い方にチャレンジしてみて下さいね。
スキンケアオイルは種類によって酸化具合が異なります。高温多湿を避け、25度以下の冷暗所で保存するようにしましょう。純度が高いオイルのほうが長期保存が可能です。
キャリアオイルは化粧品ではなく、雑貨の扱いになります。そのため、明確な消費期限は記載されていません。それぞれの使用期限の目安はあっても、品質を保証することはできないのです。
開封したらできるだけ早めに使い切ることがでベストす。酸化すると色や匂いで分かることがあります。保管に自信がない人は、酸化しにくいホホバ、マカダミア、スクワランなどを選びましょう。
スキンケア用オイルの純度や成分によって異なります。純度が高く不純物が少ないものであれば、朝のメイク前でも使用できます。逆に、酸化しやすいオイルは油焼けの原因に。メーカーの商品説明を参考にしましょう。
アフリカでは、オイルを顔に塗って紫外線から肌を守っていました。ピュアで純度の高いものは、UVをカットしてくれる働きがあるので朝のメイク前でもOK。ホホバ、アルガン、オリーブ、スクワラン、ココナッツなどが挙げられます。
逆に、ローズヒップ、月見草オイル、グレープシードなどは、日光に当たると酸化しやすいタイプなので、夜専用にするのがよいでしょう。
また、不純物や石油系の成分が混じっているオイルは、紫外線に当たると肌の上で酸化し、シミや色素沈着、油焼けの原因になります。
防腐剤や添加物が含まれていないオイルは、肌にとっては最高のご馳走。質の良いオイルを身体に取り入れると、健康になるのと同じように、ピュアなスキンケアオイルは肌をどんどんいきいきとしてきます。
口コミを調査していると、「オイルを使い始めてからひどい肌荒れが改善した」という声が聞かれます。多くの化粧品には、肌負担になる化学物質が含まれているのが事実。
ピュアオイルは、防腐剤や酸化剤が含まれていないぶん品質に気を遣う必要がありますが、使い続けるほどに肌が健やかになっていきます。この点が、一般的な化粧品との違いですね。
乾燥対策や年齢を重ねた肌へのケアをはじめたいと思っているなら、質のよいスキンケアオイルを1本取り入れてみましょう。