ストーブのおすすめの選び方を家電製品に詳しい人に聞いたところ、ストーブの燃料や、使う場所によっても選び方が変わるそうです。最近は、キャンプなどアウトドアシーンで...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>ストーブのおすすめの選び方を家電製品に詳しい人に聞いたところ、ストーブの燃料や、使う場所によっても選び方が変わるそうです。最近は、キャンプなどアウトドアシーンでストーブを使用する人も多く、おしゃれなタイプも多く販売されるようになりました。今回は、人気のストーブの中でもママアイテム編集部が特におすすめした商品17選をピックアップ!暖かいだけじゃない省エネ性能の優れているものからおしゃれなものまで厳選しているので、ストーブ選びに迷っている人、必見です。
ママアイテム編集部
ひと口にストーブと言っても、その種類や大きさは様々です。ストーブを買う際は、どんな点に注意して選べばいいのでしょうか。失敗しないためのおすすめの選び方6つを紹介します。
ストーブには石油ストーブや、電気ストーブなど、燃料やサイズなど多くの種類があります。リビングだけでなく、一人暮らし用、職場の足元用、キャンプ用など、使いたい場所や広さによってもストーブの大きさも変化し、使う燃料にも向き不向きがあります。
火災など、思わぬ事故にも繋がりますので、ストーブを使用する場所の安全性も考えて選ぶようにしましょう。
ストーブは、床に置いて使用するタイプが多く、目に付きやすい暖房器具でもあります。そのため、お部屋のインテリアにマッチしていないと、なんだかストーブだけういてしまうことも。
インテリアにもこだわりたい人には、ストーブのデザインで選ぶのもおすすめです。レトロな石油ストーブやスタイリッシュなデザインのファンヒーターなど、お部屋に合わせて選ぶと、一体感が出ますよ。
少し前のストーブは部屋を暖めるだけで、その他の機能が付いていないものがほとんどでした。
最近では、人がいるときだけスイッチが入る人感センサー付きや、空気清浄機付きのタイプなど、あると便利な機能が付いたストーブが数多く販売されています。
付加機能付きのストーブは価格も少し高くなりがちですが、より便利に使い人にはおすすめです。
ストーブなどの暖房器具には、部屋の大きさによって最適な暖房能力が決まっています。ストーブの説明書にも、どのくらいの部屋の大きさまで暖めることができるか記載されているので確認が必要です。
暖房能力は、部屋の大きさの他に木造かコンクリート造かによっても異なります。ストーブを選ぶ際は、使用する部屋の大きさよりワンランク上のサイズを選べば、効率よく早く暖めることができるのでおすすめです。
ストーブの燃料には、電気や灯油、ガス、木質ペレットなどがありますが、使う場所によっても向き不向きがあります。
また、選ぶストーブの燃料によっては入手しにくく、使用頻度によっては燃料代が高くなってしまう場合もあるので、ストーブを使用する頻度や燃料代を事前にチェックしておくようにしましょう。
いざストーブを買って使用してみたら、光熱費が高くなってしまったという経験をした人もいるのではないでしょうか。ストーブの中には、すごく暖かいけど燃料代や電気代がかさんでしまうものも。
最近では、室温を感知して自動で風量調節してくれるタイプやセンサー付きのものなど、エコな機能が付いたストーブも多く販売されています。
省エネタイプのストーブを選べば燃料代も節約できるので、お財布にも優しく環境にも配慮できるのでおすすめです。
ストーブを販売しているメーカーは数多くありますが、初めて買う際はどのメーカーを買ったらいいのか迷ってしまいます。ここでは特におすすめしたメーカー5つを紹介します!
アラジンはイギリスのメーカーで、昔ながらの石油ストーブの形がレトロなデザインで人気があります。
シンプルな作りなので便利な機能は付いていませんが、逆に壊れにくいので何世代にも渡って使い続ける人も多いのが特徴です。
最近はスタイリッシュなデザインのストーブも販売していて、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
トヨトミは、愛知県に本社を置く日本のストーブメーカーで、石油ストーブから電気ストーブまで幅広く手掛けている大手メーカーです。
トヨトミの石油ストーブは、高温で石油を燃やすことにより気になるニオイを抑えてくれ、さらに消火時にもニオイが出にくい使用になっているのが特徴。
人が居ないと自動で消化してくれる人感センサーや、灯油と電気で暖めるハイブリットヒーターなど、安全性や省エネにも配慮した商品も人気です。
コロナは新潟県に本社を置く暖房器具メーカーで、石油ストーブをはじめエアコンや温水器などを手掛けているメーカーです。
災害時や、停電の際にも役立つ電源を必要としない石油ストーブや、消火時には送風口のシャッターを閉めて気になるニオイを閉じ込めることができる石油ファンヒーターなど、ラインナップも充実。
スタイリッシュなデザインのハイモデルタイプなど、使う部屋に合わせて選ぶことができます。
デロンギはイタリアの電化製品メーカーで、暖房器具からキッチン家電まで幅広く販売しています。
デロンギの暖房器具といえばオイルヒーターが有名です。ヒーター内部のオイルを暖めることで熱を放射して部屋を暖めるので、風を出さず乾燥がしにくいのが特徴です。
空気を汚すこともなく、石油ストーブのように燃料を補給する手間もないので、小さな子供がいる家やアパートに住んでいる人からも支持を受けています。
ダイニチは新潟県に本社があるメーカーで、家庭用の石油ファンヒーターから業務用ストーブまで幅広く販売しています。
ダイニチのストーブは消臭力が高く、消火時に発生しがちな未燃焼ガスのニオイを燃やしきることで気になるニオイの発生が少ないのが特徴です。
また、新潟県の自社工場で生産しているので、アフターサービスも充実。3年保証もあるので、故障時にも安心です。
今回おすすめのストーブを選ぶ際に、重要視したポイントです。このポイントを押さえてストーブを選べば、失敗も少なくなります!
*即暖性能
*使用可能時間
*機能性
*安全性
ママアイテム編集部が今、一番おすすめしたいストーブを紹介!初めて買う人にも、買い替えたいと思っている人にもおすすめです!
ストーブの上部にランタン調の笠がついた、レトロなデザインの石油ストーブです。昔ながらのシンプルな作りでお部屋にマッチ。ストーブの炎は約40Wの明るさがあるので、停電時にも安心です。
また、ガラス部分を特殊コーティングすることにより、燃焼中も眩しくなく、炎の輪が七色に輝くおしゃれなデザインに。重さも約6.2kgと軽量でコンパクトなので、持ち運びもラクラク。寒い季節のキャンプに使用する人に多いストーブです。
また、対流式のストーブなので、冷たい空気と暖かい空気の層ができにくく、お部屋全体をしっかりと暖めてくれるのも特徴です。
安全面も高く、地震などの急な揺れや衝撃が加わった際は自動で消火してくれる「耐震自動消火装置」や、灯油がこぼれにくい「2重タンク構造」になど、機能もバッチリ。緊急時には、すばやく消火できる「緊急消火」機能もあるので、いざという時にも安心です。
石油ストーブで気になるのは、消火時のニオイでもあります。ニオイの原因は未燃焼のガスなのですが、このストーブはゆっくりと消火することによりニオイの発生を抑えてくれる「ニオイセーブ消火」機能付き。
木造7畳、コンクリート9畳まで暖めることができるので、アパートや一人暮らしにもぴったりです。
暖かい季節にすることの多いキャンプですが、あえて寒い冬にキャンプをするのもいつもと違う雰囲気が味わえるのでおすすめです。最近は、寒さ対策としてキャンプに石油ストーブを使用する人も多いとか。
キャンプで使用する石油ストーブはコンパクトで持ち運びのしやすいタイプがおすすめです。キャンプでも使える人気の石油ストーブ2つを紹介します!
炎の色は空気が少ないと赤く、ガスと空気のバランスがちょうどいいときれいな青色になる性質があります。
このストーブは、燃料をムラなく気化させることにより、酸素がしっかりと取り込めるように設計されれているのできれいな青色の炎になるのが特徴です。
従来の石油ストーブより青い炎は目にも優しく、癒しの空間を演出。80年以上前から続くこのシリーズは、少しずつ改良を加えながら今でも人気の形でもあります。
サイズもコンパクトなので、持ち運びもしやすくアウトドアシーンでの使用にもぴったりです。
アルパカは韓国のストーブメーカーです。コンパクトサイズとレトロなデザインが人気で、冬のキャンプに良く使われるストーブでもあります。
そんなアルパカの石油ストーブは、天板を外せばゴトクとして使えるの、鍋などを乗せて調理も可能。屋内で使用する際は、やかんを乗せて加湿することもできます。
持ち運びもしやすいので、どこでも手軽に移動させて使うことができます。耐震自動消火装置付きなので、万が一の時にも安心です。
一人暮らしには石油ファンヒーターがおすすめです。部屋の大きさに合わせて選ぶと、無駄なく暖めることができます。また、安全性や便利機能が付いたタイプを選べば、万が一の時にも安心です。
ここでは、1ルームにもピッタリのストーブ5つを紹介します!
石油ストーブは、消火したときのニオイが気になる人が多いようです。消火時に発生する未燃焼のガスがニオイの原因なのですが、石油ストーブはニオイが出てしまうものがほとんど。
この石油ファンヒーターは、送風口にシャッターが付いています。このシャッターが消火時に閉まることにより、気になるニオイをしっかりとシャットアウト。従来品より約60%もニオイをカットしてくれます。
さらに、「においとり触媒」や光触媒を使用したフィルターなど、徹底的にニオイ対策をしているのも、人気の秘密です。
リモコン付きなので、手元でラクラク操作もできるので便利。機能性と使いやすさを兼ね備えたおすすめのヒーターです。
エアコンや石油ストーブを使うと、空気が乾燥してしまったり空気自体が汚れてしまうことがほとんどです。せっかく暖めても、乾燥で喉を痛めて風邪をひいてしまうことも。
このデロンギのヒーターは、中に入ったオイルを温めることにより熱を発生させるタイプのヒーターなので、温風は一切出ません。
放熱板から出る熱で部屋をムラなく暖めてくれるので、エアコンやファンヒーターにありがちな上下の温度差も生まれにくく、部屋全体を暖めることができるのも特徴です。
また、即暖性能も高く、素早く部屋を暖めることができるので、寒い冬も安心。燃料の補充をする必要もないので、一人暮らしやマンションに住んでいる人にもおすすめです。
従来の石油ファンヒーターは、設定温度になったら火力を弱めるという機能のみでしたが、このヒーターは人の動きを感知するセンサーが付いています。
人の動きが無いと段々と火力を最小にし、約45分間人の動きが感じられないと自動的に消化してくれます。エコなうえに、消し忘れ防止にもなり安全面でもおすすめです。
また、室温が15度以下の時は自動で火力をアップ。寒さが厳しい冬の時期でも、しっかりと早く暖めてくれます。
消火時の気になるニオイも、未燃焼のガスをしっかりと燃やすことで従来品より約40%もニオイを軽減。タンクも大容量なので1度の給油でたっぷりと使えます。
冬は空気が乾燥していますが、暖房を使うとさらに乾燥してしまいがちです。空気が乾燥していると喉や肌も乾燥して、風邪をひいてしまうことも。
そんな悩みを解決してくれるのが、このパナソニックのセラミックファンヒーターです。このヒーターには加湿機能が付いていて、暖めながらもお部屋をしっかりと加湿。
加湿フィルターは10年交換不要なので、手間もかかりません!また、ヒーターを使用しない時は加湿器としても使うことができます。
さらに、部屋の空気をきれいにしてくれる空気清浄機「ナノイー」を搭載。ウイルスやニオイをしっかりと取り除いてくれます。
ストーブは床に置いて使用する暖房器具なので、どうしても目につきやすくなっています。使う部屋のインテリアにマッチさせるには、ストーブのデザインにもこだわるのがおすすめです。
ここでは、部屋のインテリアにもマッチするデザイン性の高いストーブ4つ紹介します!
Aladdinのこのストーブは、その名の通り青い炎が特徴です。酸素と燃料のバランスが良く、全体に酸素が十分行き届くことで生まれるこの炎の色は、癒しの空間を演出してくれます。
また、点火と同時に青い炎で燃焼するので、未燃焼のガスが発生しにくいのも特徴。しっかりと燃料を燃やすので、嫌なニオイも出にくくなっています。消火時も素早く消すことでニオイを抑えてくれます。
レトロなデザインは、洋室や和室のどちらにもマッチ。使用する部屋を選ばないのも特徴です。サイズもコンパクトなので、ワンルームにもおすすめです。
就寝時に暖房をつけたままにする人も多いかと思いますが、ヒーターの音や、風などが気になったことはありませんか?
このヒーターは、快適に寝るための機能が魅力でもあります。アルミラジエーター方式で部屋全体を暖めてくれるので、風も出ず風音も気になりません。
また、石油ストーブのように空気を汚す心配も少なく、乾燥がしにくいのも特徴です。
快眠をサポートしてくれるロイヤルスリープモード機能は、睡眠に最適な温度で運転してくれ、起きる時間には室温が20度になるように自動で運転。
スリムなデザインで、部屋のインテリア性を損なうこともありません。アルミラジエーター表面の温度設定もでき、すぐにやけどをしない温度にも設定ができるので、万が一触ってしまった時にも安心です。
寒い冬、外から帰ってきて暖房をつけてもなかなか暖まらないという経験をした人もいるのではないでしょうか。すぐに暖まりたい時は、電気ヒーターがおすすめですよ。
ここでは、即暖性能の高い人気の電気ヒーター4つを紹介します。
カーボンヒーターは、炭素繊維部分に通電することで発熱させる仕組みです。遠赤外線を発生させるので、体の芯まで暖めることができるのが特徴です。
そのカーボンヒーターの中でも、黒鉛を発熱体に使用しているのが「グラファイトヒーター」と呼ばれ、カーボンヒーターよりも立ち上がりが早いので人気です。
このヒーターは、即暖性の高いグラファイトを使用。スイッチを入れてから、わずか0.2秒で暖かくなるので、寒い冬でもすぐに暖まることができます。
遠赤外線効果もカーボンヒーターより高いので、体の芯までポカポカ。
さらに安全性も高く、転倒時には自動的に電源をオフしてくれるので、倒れた状態では通電されないようになっています。
スイッチを入れたら2秒で温かい温風を送ってくれるこのヒーターは、コンパクトサイズ。
重さはわずか約1.1kgなので、リビングでの使用はもちろん寝室やオフィスなどでも手軽に持ち運べて使うことができます。
また、60度の自動首振り機能付きなので、本体を移動せずに広範囲を暖めることができます。
石油ストーブでも人気のメーカー、コロナが販売しているこの電気ストーブは、便利な機能が満載。
ほとんどの電気ストーブは温度調節ができないタイプが多く、電源のオンオフを手動でして調節する必要がありました。
このストーブには、「省エネセンサー」を搭載。自動で電気代を節約してくれるので、お財布にも優しいのが特徴。さらに、ゆらぎ運転機能で体感温度をストーブが考えながら調節してくれます。
また、ストーブの輻射部分がタテヨコに変えられるので、使いたいシーンによって自在に変えられるのも人気の秘密です。
まるでレトロな石油ストーブのようなデザインのこのヒーターは、こたつにも使われている石英管ヒーターを使用。
スイッチを回すだけですぐに暖かくなり、遠赤外線効果で体の芯までポカポカに。電気の力で暖めるので、空気も汚しません。
本体重量も3.1kgと軽いので、女性でも持ち運びがラクラク。好きなところに移動させて使うことができます。
安全面でも転倒時には自動で電源オフしてくれるほか、好奇心旺盛な子供が誤ってヒーター部分に指を入れないよう、指が入りにくい構造になっています。
いろいろなストーブが販売されていて、いざ購入しようとした時、どれを買ったらいいのか迷ってしまいがち。ここでは、購入する際の気になる疑問や質問にズバリお答えします!
電気ストーブでも定期的に空気を入れ替えることで、快適に過ごすことができますし、結露防止にもなるのでおすすめです。
石油ストーブやガスファンヒーターなどは、燃料を燃やして熱を発生させる仕組みのため、二酸化炭素が排出されます。換気をせずにいると、一酸化炭素中毒になる危険があるので、必ず換気をする必要があります。
その点、電気ストーブは電気の力で熱を発生させるので、空気を汚すことがありませんが、締めきった状態にしておくと、人から排出される二酸化炭素で空気中の酸素が少なくなり、気分が悪くなることがあるので注意が必要です。
石油ストーブ使用時は、1時間に1~2回、1~2分程度換気をするようにしましょう。また、換気をする際は、2か所ほど開けてあげると空気の通り道ができるので、よりしっかりと換気することができます。
石油ストーブは、燃料となる灯油を燃やして熱を発生させるので、二酸化炭素が発生します。締め切った状態だと、一酸化炭素中毒になる恐れがあるので注意が必要です。
結論からいうと、一番コスパの良い暖房器具はエアコンになり、次いで石油ファンヒーター、ガスファンヒーターとなります。
ただし、エアコンは運転し始めが一番電力を消費し、連続運転することで消費電力が安定します。また、使用する部屋の環境や地域によっては、他の暖房器具のほうがコスパが良かったりすることもあります。
住居環境や暖房器具の説明書で燃費などを比較して、使う場所にあったタイプを選ぶようにしましょう。
寒い冬に欠かせない暖房器具でもあるストーブですが、ひと口にストーブと言っても、石油ストーブや電気ストーブなどがあり、使う場所によってそれぞれ選ぶ必要があります。
また、デザイン性の高いストーブもあり、使う部屋の雰囲気に合わせて選べばより部屋のインテリアにマッチした空間を作り出すことが可能に。
ストーブは熱を発生させるため、安全性の高いものがおすすめです。転倒時には電源が切れるタイプや、燃料がこぼれにくいタイプなどを選べば、地震などの災害時にも安心。
さらに省エネ機能付きのストーブを選べば、お財布にも環境にも優しくなります。ぜひ今回の記事を読んで、寒い冬を快適に過ごせるシーンに合ったストーブ選びの参考にしてくださいね!