ナチュラルな香りを楽しめると話題のアロマウォーター。しかしどんな風に使うのか、どんなものを選べばいいのかいまいちわからないという人も多いのでは?
そこで今回の記事では、アロマウォーターを選ぶときのポイントからおすすめ11選、効果的な使い方や気になる疑問まで徹底調査しました!
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>ナチュラルな香りを楽しめるアロマウォーターのおすすめな使い方は?
アロマ人気の高まりとともに、とても使いやすいと口コミなどで最近噂されているアロマウォーター。なぜそんなに人気があるのでしょうか?
香りは?使い心地は?あなたのその疑問をママアイテム編集部がすべて解決!
アロマウォーターを徹底調査し、おすすめの選び方から効果的な使い方までを詳しくお伝えしていきます。
またシーン別に厳選したおすすめのアロマウォーターも公開しますのでお見逃しなく!
ママアイテム編集部
ナチュラル志向の人たちの間で人気のアロマウォーター。
アロマオイルやエッセンシャルオイル(精油)は使ったことがあるけれど、アロマウォーターっていったい何?という人も多いのではないでしょうか?
アロマウォーターとは、水蒸気蒸留法によって植物(ハーブ)からエッセンシャルオイル(精油)を抽出する時にできた水溶性の香り付きの天然水のこと。芳香蒸留水とも呼ばれています。
加湿器に入れたりルームフレグランスとして使用したり、直接肌に使用したりとオールマイティーに使用できるのが人気の秘訣。
アロマウォーターにもたくさんの種類がありますが、実際どんな風に選べば良いのでしょうか?ここではアロマウォーターの上手な選び方を解説していきます。
アロマウォーターの良いところは、赤ちゃんや妊娠中のママでも使用できるほど低刺激だということ。
エッセンシャルオイル(精油)の場合、直接肌に塗ることはおろか植物(ハーブ)の種類によっては特定の人に対して使用できない場合もあります。
その点アロマウォーターは希釈せずにそのまま使え、直接口にしても安全なほどやさしい成分で老若男女問わず楽しめます。そんな体にやさしいアロマウォーターですが、1点だけ注意しなければいけないことがあります。
現在日本では「アロマウォーター」として販売されていても、アルコールや精製水・香料・防腐剤などが含まれている商品もあります。加湿器で蒸気として吸入したり直接肌に使用するものでなので、安全面にはとくに気をつけなければいけません。
そのため、赤ちゃんや敏感肌でも低刺激で使用できる天然100%のアロマウォーターを選ぶようにしましょう。使用する原料に残留物などがない、オーガニック植物で抽出された天然100%のアロマウォーターがおすすめです。
選ぶ際はパッケージやボトルに記載されている原料名、またオーガニックかどうかもチェックしましょう。使用植物の学術名がちきんと記載されているものは天然成分が使用されている証なので安心です。
アロマウォーターもエッセンシャルオイル(精油)同様、天然100%であれば香りや効能が期待できます。
エッセンシャルオイル(精油)では刺激が強すぎる場合でも代わりに使用できたり、アロマに精通していなくても手軽に使えるのがアロマウォーターの魅力です。
アロマウォーターにはどんな香りがあるのか、また代表的な香りの特徴やおすすめの使い方を以下の表でチェックしてみましょう。
香りの特徴 | こんな時に | 使い方 | |
---|---|---|---|
ローズ | バラ科 フローラル系 華やかな香り | 幸福感を感じたい時 皮膚の清浄 | 加湿器に入れる 化粧水・ヘアケア ルームスプレー |
ラベンダー | シソ科 フローラル系 フレッシュな香り | 心を落ち着かせたい時 冷えが気になる時 皮膚の清浄 | 加湿器に入れる 化粧水 ルームスプレー |
ティートリー | フトモモ科 樹木系 ウッディな香り | 不安を和らげたい時 清掃したい時 皮膚の清浄 | 加湿器に入れる 化粧水・清掃スプレー ルームスプレー |
ペパーミント | シソ科 ハーブ系 すっきりとした香り | リフレッシュしたい時 爽快感が欲しい時 肌を引き締めたい時 | 加湿器に入れる ルームスプレー ボディケア |
カモミール | キク科 フローラル系 フルーティーな香り | リラックスしたい時 皮膚の清浄 保湿したい時 | 加湿器に入れる ルームスプレー ヘアケア・化粧水 |
ネロリ | ミカン科 フローラル系 シトラスな香り | 心を落ち着かせたい時 緊張を和らげた 保湿したい時 | ヘアケア 化粧水 ルームスプレー |
アロマウォーターは医薬品ではなく、あくまでリラックスやリフレッシュを目的として使用するものです。その辺りも考慮しながらチェックしましょう。
エッセンシャルオイル(精油)ほど強くありませんが、ほんのりと香りが続くので好きな系統で選んでみるのも良いでしょう。
加湿器や空気清浄機全般にアロマウォーターが使用できるかといったらそうではありません。加湿器にもいろいろと加湿方式がありますが、加熱式の加湿器には使用できないということを覚えておきましょう。
加湿器でアロマウォーターを楽しみたい場合は、気化式・超音波式・ハイブリッド式のいずれかで使用しましょう。
また、空気清浄機でも機種やメーカーによっては使用できないものもあるため、取扱説明書などをしっかり読んでチェックすることをおすすめします。
そして使用するアロマウォーターは必ず100%水溶性成分のものを使用し、油分などが混じると加湿器や空気清浄機が目詰まりを起こし、故障の原因となるため注意が必要です。
使用後は加湿器や空気清浄機のメンテナンスをしっかりと行いましょう。
アロマウォーターのメーカーやブランドもさまざまありますが、編集部イチオシは、すべての製品において厳選された原料を使用したアロマブランド。
品質に定評のある3つのアロマウォーターのおすすめブランドをピックアップしました。
日本へ初めてハーブを紹介したパイオニア的存在の「生活の木」。
ハーブ製品がこれほどまでに日本のライフスタイルに根付き広まったのも、この「生活の木」の活動によるものと言っても過言ではありません。
現在ではさまざまなハーブを使った「アロマテラピー」の普及とアロマ製品の販売に力を注いでいます。厳選された良質なハーブのみを使用した製品は、アロマ初心者のみならず、プロフェッショナルにも選ばれています。
ケンソーはケモタイプ精油の輸入や、ハーブ製品の輸入・製造・販売を行なう日本の会社。
なかでも多くのアロマセラピストが絶賛する、品質の高い「プラナロム社」のケモタイプ精油を日本で唯一輸入することを許されています。
またケンソーが自社で栽培するハーブはすべて、完全無農薬有機栽培。国内産の上質なオーガニック原料のみを使用したアロマウォーターは、正真正銘天然100%です。
800年という長い歴史を持つサンタマリアノヴェッラ。イタリアはフィレンツェにある世界最古の薬局としても知られています。
ドミニコ修道士の手によって受け継がれてきた伝統あるハーブ製品は、今も昔も変わることなく現在に至ります。
最高品質の天然栽培によるハーブや油脂を使用したオーデコロンを始め、香りに関するさまざまな製品は、洗練されたライフスタイルにぴったりです。
化粧水やヘアケアとして使用するならそれほど気にする必要はありませんが、加湿器などの場合は多めに使用するので、どのくらいの容量なのかは重要なポイントとなってきます。
どんな目的で使用したいのかも考慮しながら、アロマウォーターの特徴やおすすめポイントとともにチェックしましょう。
*容量
一番最初に作られたアロマウォーターは「ローズウォーター」だといわれています。その後バラの栽培の普及とともにローズウォーターも数多く作られるようになったのだとか。
アロマウォーターの良さを最も色濃く感じられるベーシックなローズウォーターを厳選しました。
ブルガリア産の上質なダマスクローズから抽出した「フローラルウォーターローズダマスク」。バラの中ではとても希少なダマスクローズ。ダマスクローズの花びらを惜しげも無くたっぷりと蒸留し、丁寧に抽出したアロマウォーターです。
バラにもたくさんの種類がありますが、このダマスクローズは古くから香料として重宝されてきた香り高きバラです。
芳醇で甘く華やかさが漂う香りは、女性のみならず男性までをも虜にしてしまう魅力あふれる香りです。
加湿器で香りを拡散すれば、たちまち優雅なリラックス空間へ。まるでプリンセスにでもなったかのような、豊かで満ち足りた気持ちにさせてくれます。
ちょっと香り付けしたい時はルームスプレーとして来客前にシュッとひと吹き。お客様との話にも花が咲いてしまうことでしょう。
ローズウォーターの良いところは、肌に直接のせても香りがほのかに持続するところ。乾燥が気になる肌にもサッとパッティングすれば、美肌がよみがえったような保湿力の高さを感じられます。
天然100%のローズウォーターは、どんなシーンでもオールマイティーに使用できるため1本持っているとなにかと重宝しますよ。
お気に入りの香りを存分に楽しみたいなら、加湿器に入れて香りを拡散させるのがおすすめです。
エッセンシャルオイル(精油)ほど香りは強くありませんが、ふわっとほのかに香るのが好みならぜひ試してほしい方法です。加湿器にぴったりなおすすめのアロマウォーター5選をピックアップしました。
鼻利きパフューマー「ジョン」でおなじみのフレグランスブレンドからは、加湿器にぴったりなアロマウォーター。
ジョンズブレンドの「アロマウォーター ホワイトムスク」はパフューマー歴48年のジョンが特別にブレンドした、ほのかにソープの香りが爽やかなホワイトムスクのアロマウォーターです。
本来天然のムスクは、ワシントン条約や品質の問題から入手は困難とされています。しかしながらほのかに甘さが残る温かみのある香りは、今なお非常に人気のある香りの一つです。
このムスクの魅力あふれる香りを楽しんでもらいたいと開発されたのが、通称「ホワイトムスク」と呼ばれる合成ムスクです。この「アロマウォーター ホワイトムスク」も合成香料ではありますが、そのリアルな香りは鼻利きジョンのお墨付き。
使い方はかんたんで、加湿器の水1,000mlに対してキャップ1杯(約4.5ml)入れるだけ。1本で約106回も使用できます。
L'air De SAVON(レールデュサボン)の「センシュアルタッチ」は、加湿器用に作られたナチュラルな香りが特徴のアロマウォーター。
さりげなく部屋全体をリラックス空間へと変えてくれます。
香りの個性が強すぎることもなく、急な来客にも加湿器を作動させておけばゆったりとした雰囲気を楽しんでもらえることでしょう。万人に愛される香りとなっています。
たまにはちょっと頭を休ませて、リビングでくつろぐ時間も悪くありませんよね。そんな時におすすめなのが、スリーアップの「アロマウォータージャスミン」。
加湿器に入れて数分後にはうるおいとともに癒し空間を満喫できます。ジャスミンの濃厚な甘い香りが、心を落ち着かせるゆったりとした時間にぴったりです。
こちらのジャスミンの香りは合成香料を使用しています。ジャスミンは他のアロマと比較すると若干香りは強めです。
エッセンシャルオイル(精油)だと強すぎるジャスミンの香りも、アロマウォーターならほのかに部屋全体を包み込むので、強すぎる香りが苦手な人にもちょうど良い芳香感を味わえます。
1本で約50回使用可能。気分によって違った香りを楽しみたい人にはジャストサイズのアロマウォーターと言えるでしょう。
ブルーのすっきりとしたボトルがスタイリッシュな部屋によく似合うLavons(ラボン)の「加湿器用フレグランスウォーター ブルーミングブルー」は、インテリアの一部としても置いておきたいアロマウォーターです。
近頃では男女問わず、部屋に1台は加湿器を置いているという人が少なくありません。せっかくなら乾いた空間を加湿器のうるおいとともに香りでも演出してみましょう。
ママアイテム編集部の調査の結果、就寝時は加湿器をつけっぱなしにしている、という人が意外と多いことが判明。そんな時に頼りになる香りがこちらです。
「ブルーミングブルー」はベルガモットやジャスミン、ムスクの爽やかな香りが魅力。心の落ち着きを取り戻したい時にぴったりな香りです。1日頑張ったご褒美として就寝前の使用がおすすめです。
勉強などで気分転換したい時や、リフレッシュしたい時にペパーミントの香りはいかがですか?清涼感あふれる爽やかな香りは、疲れた心や体をすっきりさせたい時にぴったりです。
ミクニの「新香りの雫ペパーミント」は、まるで摘みたてのペパーミントの香りをそのまま部屋へ運んだような爽やかさ。
天然のペパーミントエッセンスを使用し、アロマウォーターの中には天然の香りビーズを配合。いつでもフレッシュなペパーミントの香りを楽しめます。
ミクニ専用のエコ加湿器に使用する場合は、5〜15ccケースに投入するだけ。電源入らずでオフィスのデスクでもうるおいながらリフレッシュできます。
超音波式加湿器に使用する場合は、9Lの水に対し45ccタンクに投入。お好みでアロマウォーターの量を調節できます。
アロマウォーターにもアルコールや保存料が含まれたものもありますが、刺激に弱い赤ちゃんや敏感になりやすい肌にはあまり向いていないと言えるでしょう。
直接肌に使用する場合は、肌に負担のかかりにくい天然成分100%にこだわりましょう。やさしく香る肌や髪にも使える天然100%のアロマウォーター5選をピックアップしました。
ケンソーの「ローズウォーター」は自社栽培の国産オーガニックハーブのみを使用し、綺麗な地下水を源水としたこだわりの水で蒸留した、最高品質のアロマウォーターです。
厳しい品質管理と衛生管理のもとで丁寧に作り上げられたアロマウォーターはまさに芸術品。一般的なアロマウォーターは、弱い香りがほとんどですが、ケンソーのアロマウォーターは、ほのかな中にもしっかりと主張あるローズの香りが楽しめます。
「ローズウォーター」はアロマウォーターのなかでも定番中の定番。加湿器はもちろん、肌や髪に直接使用するのにぴったりです。
華やかでありながら気品まで感じさせるローズのほのかな香りは、誰からも愛される香り。スキンケアやヘアケアの時間がより充実したものになりそうです。
保存料や防腐剤なども一切使用せず、ローズウォーター本来の魅力が思う存分味わえる1本です。
柑橘系の清々しい香りが魅力のサンタマリアノヴェッラの「オレンジフラワーウォーター」は、800年の歴史が凝縮された伝統あるアロマウォーター。
ローズウォーターの製造から始まったといわれるサンタマリアノヴェッラのアロマウォーター作り。現在では厳選された原料のみを使用した6種類のアロマウォーターが販売されています。
なかでも「オレンジフラワーウォーター」は、シトラス系の天然オレンジフラワーの香りが爽やかなタイプ。リフレッシュ時に使用すればモヤモヤっとした気分もたちまち晴れてくれることでしょう。
うるおいが欲しい時は入浴後のボディケアやヘアケアに。洋服の匂いが気になる時はリネンウォーターとして使用しても◎。人工的な香りが苦手な人におすすめです。
やはりローズの香りは昔も今も変わらず、優美な気分にさせてくれる香りですよね。シゲタの「AWローズウォーターミスト」は、希少なブルガリア産ダマスクローズの花びらをたっぷりと使用した天然100%のアロマウォーターです。
まじりっけなしの100%蒸留水なので、一般的な化粧水として販売されているものよりも刺激が少なく、直接顔や体・髪に使用しても非常にやさしい使い心地です。
ソフトでありながらしっかりと輪郭の感じられるダマスクローズの香りが、ワンランクアップしたスキンケアを可能にします。
顔や髪に吹きかけやすいようミストスプレーボトルを採用。100mlと容量も少なめなのでバッグに常備しておけば、外出先でも手軽にメイク直しやリフレッシュに活用できて便利です。
生活の木ではスキンケアに最適なアロマウォーターを7種類展開していますが、そのどれもが厳選された上質の原料から蒸留したものです。
「フローラルウォーターローマンカモマイル」も、良質なローマンカモマイルを使用した優しさあふれるアロマウォーターです。
ローマンカモマイルはキク科の植物で、少しリンゴのようなフルーティーさが残る甘いフローラル系のやさしい香り。リラックスしたい時にぴったりの香りです。
クセのない柔らかな香りなので、入浴後の赤ちゃんのお肌に使っても◎。微量ながら精油成分も含まれているため、肌が敏感なら念のためパッチテストなどを行って、異常が見られないことを確認してから使用するようにしましょう。
アロマに精通している人なら手作りコスメやアロマ用品の基材としても活用できそうですね。
1979年に生物学者が設立したARGITAL(アルジタル)は、イタリアで最初にデメター認証を得たオーガニックブランドですです。
オーガニックにこだわった「アロマエッセンスウォーター」の香りは、極上の癒し空間にぴったり。就寝前に加湿器で香らせるのもおすすめなのですが、高品質なため直接肌にとって試していただきたい至極の1本です。
使い方は実に幅広く、スキンケアやヘアケアはもちろん、ルームスプレーやリネンウォーターとしてもおすすめです。
アロマウォーターを選ぶ時に浮かぶ、よくある疑問・質問はこちらです。
加湿器にもさまざまなタイプがありますが、加熱式の加湿器は吸水タンクの中のものを加熱して気化するので、水以外の成分が混ざるとタンク内に不純物として残り、悪臭や故障の原因となります。
アロマウォーターを入れて使用する場合は加湿器の取扱説明書をよく読み、アロマウォーターが対応可能かきちんと確認してから使用することをおすすめします。一般的に超音波式加湿器は対応可能とされています。
アロマウォーターは加湿器に入れる以外にも、さまざまな使い方ができるオールマイティーなアイテムです。以下でおもなアロマウォーターの使い方をまとめました。
◆加湿器に入れる
加湿器に入れて香りを拡散させて楽しみます。
◆スキンケア
直接肌にパッティングしたりスプレーして使用。ほのかに香りが残ります。
◆ヘアケア
乾燥が気になる頭皮や頭髪にスプレーして使用します。
◆ルームスプレー
空間または布製品にスプレーします。ほのかな香りを楽しめます。
◆マウスウォッシュ
蒸留水なので口の中に含んでもOK。口中をスッキリさせたい時。
◆リネンウォーター
衣類の香り付けに使用。柔軟剤が苦手な人におすすめ。
◆クリーニング
清掃用品としてトイレなどにもスプレーして使用可能。ハーブの種類によっては消臭が期待できるものもあるようです。
なかにはアルコールや防腐剤が含まれているものもあるため、直接肌に使用する場合は必ずボトルやパッケージに記載された成分表示をチェックし、天然100%の蒸留水を使用しましょう。
アロマウォーターとアロマオイルは、実は同じ工程の中で一緒に作られるものです。「水蒸気蒸留法」という製法でアロマオイル(精油)を抽出する際、植物(ハーブ)を水蒸気に当てて精油となる成分を気化させていきます。
その後の冷却過程において2種類の液体が抽出されます。ひとつは脂溶性のアロマオイル(精油)、もうひとつが水溶性のアロマウォーター(芳香蒸留水)となります。
アロマウォーターには油分は含まれていませんが、同じ工程を経て作られているため香りや効能とされるものは、アロマオイル(精油)と変わらず楽しめます。
アロマディフューザーの使用方法は、おもにエッセンシャルオイル(精油)やアロマオイルを数滴垂らし、あるいは直接ボトルごと取り付けて気化させて芳香します。
水に希釈せず、エッセンシャルオイル(精油)やアロマオイルをボトルごと設置して使用するタイプには使用できませんが、タンク内の水にブレンドしたり湿らせて使用するタイプならアロマウォーターの使用も可能とされています。
いずれにしてもアロマディフューザーで使用する場合は、取扱説明書などを確認しながら対応可能かどうかチェックしましょう。
専用のエッセンシャルオイル(精油)やアロマウォーターでなければ使用できない機種などもあるため、注意が必要です。
今回、おすすめの選び方や効果的な使い方、またタイプ別に厳選したおすすめのアロマウォーターを紹介してきました。
天然100%のアロマウォーターは、オールマイティーに使用できる自然にやさしいアイテムだということがお分りいただけたのではないでしょうか?
アロマウォーターを調べていくなかで、加湿器の所有率の増加にともないライフスタイルに香りを取り入れる人も増加傾向にあると感じました。とくにアロマオイル(精油)やアロマウォーターの売れ行きは著しく今後にも期待が持てそうです。
この記事を参考に、素敵なアロマウォーターであなたのライフスタイルを彩ってみませんか?