おすすめのアロマオイルの香りで身も心も癒されたい。でもアロマに詳しくはないし、どうやって使用したらいいの?そんなあなたにアロマのプロが教える、正しいアロマの選び...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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おすすめのアロマオイルの香りで身も心も癒されたい。
でもアロマに詳しくはないし、どうやって使用したらいいの?
そんなあなたにアロマのプロが教える、正しいアロマの選び方を一挙公開!
香りはもちろん、質の良さ・使用シーンなどプロ目線で選び抜いたこだわりのおすすめアロマオイル18種類を厳選しました。
アロマオイルに詳しくなくても、これさえ読めばあなたにぴったりのアロマオイルが見つかるはずです。
ママアイテム編集部
アロマオイルは、身体も心も癒してくれるホリスティックなアイテムです。アロマオイルの香りを自宅で楽しんでみたいけれど、どうやって選んだら良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、今回はプロ直伝の自分にぴったりなアロマオイルの正しい選び方4つをお伝えします。
アロマオイルは”植物の香りを楽しむもの”だということはわかりますが、実際にアロマオイルとはどういった原料から出来ているものなのでしょうか?
アロマオイルとは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)・天然または合成の香料を食用ではない植物油(キャリアオイル)や鉱物油・アルコールなどで薄め、製品化したもののことをいいます。
使用方法としては、香りを楽しんだりマッサージなどに利用したりと使い方はさまざまです。
アロマオイルと言っても、出回っているすべてのものが精油100%(エッセンシャルオイル)ということではないのですが、一般的に「アロマオイル」が「精油」と呼ばれることも多いため、記事内では「精油」のことを「アロマオイル」と表現しています。
アロマオイル(精油)が心身に伝わる経路は、嗅覚から脳に、皮膚や呼吸器からは身体に作用します。それにより、リラックスしたり痛みを和らげたりといった効果が得られるとされます。
それにはやはり精油(エッセンシャルオイル)100%を選ぶのがベスト。「アロマオイル」と表記されていても、成分を確認しながら精油100%のものを選びましょう。
アロマオイル(精油)は、遮光性に優れた容器に保存されていることがほとんどです。これは紫外線などを遮断し、中のアロマオイル(精油)の劣化を防ぐ目的があります。
遮光ビンは青や茶色のものが多く、購入する時はこのような遮光ビンに入ったものを選ぶようにしましょう。
また自宅で保存する場合も、直射日光や湿気を避けなるべく冷暗所できっちりと蓋を閉めてビンを立てた状態で保管するのがおすすめです。
アロマオイル(精油)の保存期間は、だいたい開封後1年以内とされています。とくに柑橘系の香りのアロマオイル(精油)は、成分に変化がおこりやすいため使用する時は必ず香りなどを確認してから使用するようにしましょう。
アロマテラピーでアロマ(精油)の香りを選ぶ時、効果で選ぶのはもちろんですが自分が嗅いでみて一番心地よいと感じる香りを選ぶのがいいでしょう。
ストレスを和らげたいと思った時に、効果があるとされるアロマオイル(精油)を選んだとしましょう。いざ香りを楽しもうと思っても、その香り自体に違和感を覚えたり、ピンとこなかった場合は逆効果となる場合もあるため香りを変えてみましょう。
自分の一番心地良いと感じる香りが、実はストレスを和らげる一番効果のあるアロマオイル(精油)になりうるのです。
一般的に感じるとされる効果も大切な要素ですが、今の自分に一番フィットした香りでアロマオイル(精油)を選ぶことをおすすめします。
アロマオイル(精油)と言っても、価格や種類は何百種類にもおよびます。その中から自分にぴったりのアロマオイル(精油)を探し出すのは困難です。
一般的に安価で購入できる最安値価格帯から、今一番売れている価格帯・高級価格帯のアロマオイル(精油)の特徴をまとめました。アロマオイル(精油)選びの参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 500円~1,000円 | 1,000円~3,000円 | 3,000円~ |
成分 | 香料 精油 アルコール 植物油など | 精油100% | 精油100% オーガニック |
特徴 | 精油100%でないもの が多い | 一般的な植物精油 オーガニックでない ものもある | 希少植物精油 オーガニックが多い |
アロマテラピーに親しんでいる人なら必ずと言っていいほど使用している、質の高いプロおすすめのアロマオイルブランド3つをまとめました。
それぞれのブランドに特徴があるため、好みのブランドをチェックしてみましょう。
イギリスはロンドン発、老舗のオーガニックアロマブランド。上質のオーガニック植物を使用したアロマオイルやスキンケア用品は、世界中のアロマセラピストや美容家から愛されています。
ニールズヤード レメディーズのこだわりは、ただオーガニック認定にこだわるのではなく、ワイルドクラフト(野生)の植物や認定コストはかけられないけれど、質の高いオーガニック植物を生産する農家の支援など、サステイナブル(持続可能)な原料を選び環境保全に役立てること。
正真正銘、地球に優しいアロマブランドです。
プラナロムは、代替医療の本場フランスにおいて主に流通している精油ブランド。創業以来一貫した厳しい管理のもと、安心安全な精油をアロマテラピーのプロをはじめ医療従事者にも提供しています。
同じ植物でも採れる土地の環境や気候により、化学的な成分は異なります。それらを組織別に細かく分類したものが「ケモタイプ」と呼ばれる精油。このケモタイプの先駆けとなったのがプラナロムです。
もちろん使用される原料はオーガニック優先。日本へ輸入される際も、再度成分検査をするというこだわりは最高品質のメディカルグレードだからこそです。
ガイア・エヌピーは長野県に自社工場を持ち、一貫した品質管理のもと製造されたアロマ製品ブランドです。ガイア・エヌピーの精油は、グローバルなネットワークによりグレードの高いオーガニックや無農薬原料で作られた精油のみを使用。
ジャーマンカモミールはイタリア、ラベンダーはフランスと、質の良い香りを求めて国を問わず世界各国から選りすぐりの精油を購入。
精油の鮮度を保つために、貯蔵やボトリングにもこだわりがあります。オイルが垂らしやすいドロッパーで、アロマ初心者にも使いやすいと好評です。
アロマオイル(精油)で重要なのは、やはり香りと品質です。この2つを大前提として、それぞれの使用シーンや使用方法・効果に合うように選定ポイントを絞っています。
アロマオイル(精油)を選ぶ際にぜひチェックしましょう。
*容量
*香りのイメージ
*使用シチュエーション
*オーガニック
*100%天然精油
アロマのマッサージオイルは、すでにキャリアオイル(植物油)とブレンドされているものがほとんど。
アロマ初心者でも、手軽にマッサージと香りで心身をほぐすことができるのでおすすめです。気軽に使用できるマッサージに最適なアロマオイル3選がこちらです。
創業当時より愛され続けている、ハーブをふんだんに使用したリラックス感たっぷりの「アロマティックマッサージオイル」。アロマが初めての人にもおすすめのマッサージオイルです。
ラベンダー・ゼラニウム・ひまわりの3種のハーブの香りが、1日の疲れをそっと癒してくれます。さらっとしたテクスチャーですが、乾燥が気になる肌にもしっかり潤いを与えます。
1カ所につき500円玉大を手のひらに乗せ、両手で温めながら肌に塗りましょう。身体の芯からリラックスして、ぐっすりと眠れること間違いなしです。
ダイエットに特化したプラナロムの「マッサージオイルDタイプ」。こだわりの精油をブレンドした、ボディマッサージがしやすいオイルです。
すっきりとしたユーカリベースのさわやかな香りが、ダイエットに最適。お風呂上りや、代謝が良くなっているタイミングを見計らって気になる部分をマッサージしましょう。
ユーカリ・ディベス、ユーカリ・レモン、シナモン・カッシア、ヒマラヤスギ、ヒソップ、サイプレス、カユプテの7種類の厳選したケモタイプ精油をブレンドすることにより、ダイエットに効果を発揮するとされています。
ホリスティックな方法で、気持ちよくダイエットに挑戦したい人におすすめです。
冷えは女性の大敵。冷えた身体では心身ともに疲れも溜まり気味に。そんな時におすすめなのが、ガイア・エヌピーの「アロマオイル ウォーミング16107」です。
マッサージすることで血行不良を改善し、身体を温めます。マッサージオイルに含まれるフェンネル・オレンジスイートは、主に消化器系の不調に効果があるとされ、循環を助けてくれます。
またゼラニウムはホルモンバランスを調整し、女性特有の症状にも効果があるとされます。これらのブレンドにより、女性に多い冷えを改善に導きます。
手のひらで良く温めたオイルを、とくに冷えの気になる足先や首筋・背中・お腹などになじませ良くマッサージしましょう。
アロマオイル(精油)の嗅覚から得られる効果は絶大で、ストレスの軽減・リラックスしたい時・集中力をあげたい時など、さまざまなシーンにおいて応用できます。それにはまず、自分が心地よいと感じる香りを見つけるのがベスト。さまざまな香りをチェックして、好きな香りを探してみましょう。プロおすすめの香りの良いアロマオイル3選をまとめました。
リラックス効果のあるアロマオイル(精油)の代表格として、おすすめなのがラベンダー。ニールズヤード レメディーズの「ラベンダー02032」は、丁寧に水蒸気蒸留法で抽出したオーガニックの天然精油100%です。
ラベンダーの香りには鎮静鎮痛作用があるとされ、ストレスを緩和したい時や不安や緊張した心をときほぐすことが期待できます。
また身体的には、頭痛などにもいいとされています。フレッシュで少し甘さの残るラベンダーの香りが疲れた心身を癒します。
アロマポットやアロマディフューザーに数滴落として使用するか、バスオイルかバスソルトにブレンドして入浴剤として使用してもいいでしょう。1日の終わりに、自分へのごほうびに使用してみてはいかがですか?
とにかく元気で前向きになりたい時におすすめなのが、プラナロム「オレンジ・スイートP-47」。フルーティーですっきりとしたオレンジスイートの香りが、気分まで明るくリフレッシュさせます。
プラナロムのオレンジスイートはケモタイプ。メキシコ産のオーガニックスイートオレンジの果皮から抽出した、最高品質の精油です。オレンジスイートは消化器系の不調にも良いとされるので、便秘がちな人や腹痛にもおすすめです。
使用方法は、アロマポットやアロマディフューザーに落として朝の出勤前などにリビングなどで使用すればすがすがしい気持ちで1日を始められるでしょう。
アロマ初心者には、ともかく使いやすいアロマオイルがおすすめです。
さまざまなアロマの香りが楽しめるトライアルタイプのものや、アロマオイルに必要なものが揃ったセットなど、購入したその日のうちに楽しめるものが最適です。
アロマが初めての人におすすめなアロマオイル5選はこちらです。
ベーシックなアロマオイル2本がついた、ニールズヤード レメディーズの「アロマスターターキット01065」は、「アロマを始めたいけれど何から揃えたら良いのかわからない」というアロマビギナーにおすすめのセットです。
基本の万能オイル、ラベンダーとオーガニックローズマリー。ラベンダーは、リラックスして疲れを取りたい時、オーガニックローズマリーは、集中力を高め元気に過ごしたい時と、使い分けができます。
スターターセットには、アロマを垂らして香りを楽しむことができる、専用のアロマチャーム付き。電源や火を使わないから、仕事先や外出先でいつでもどこでもアロマの香りを楽しむことができます。
マッサージオイルは、初めての人でも気軽にアロマに親しめるアイテムです。プラナロムの「マッサージオイルEタイプ」は、これからアロマのマッサージオイルを使いたい人におすすめ。心身ともに健康と美を手に入れられる1本です。
特徴は、プロも絶賛する精油の質の良さ。5種類のケモタイプの精油をブレンドし、いきいきとした肌に。ペパーミントがアクセントのウッディな香りも、クセがなくアロマ初心者にはおすすめです。
アロマオイルが初めてだからといって、安価な商品はおすすめしません。初めてだからこそプラナロムのような、本物の質の良いアロマオイルをもっと知って欲しいと思います。
アロマオイルを使用したくなる時はどのような時ですか?疲れを癒したい時にアロマオイルを使用する人は圧倒的に多いです。
ガイア・エヌピー「アロマオイル リフレッシング16103」は、1日の終わりにホッと一息つきたい時や、ストレスを解消したい時にサポートしてくれるマッサージオイルです。
入浴後などの温まった身体にマッサージオイルを使用すれば、たちまち身も心もほぐれていきます。このマッサージオイルに含まれているベルガモットやメリッサは、精神を落ち着かせ、ストレス緩和に役立ちます。
心の不調に、シトラス系の爽やかな香りでリフレッシュにはぴったりです。
プリマヴェーラは、ドイツのオーガニックコスメブランド。世界中から厳選されたオーガニックな原料を使用し、プリマヴェーラの精油は作られています。
もっとも効果的な採取時間や土壌の改良などにもこだわった最高品質のアロマオイルです。
そんな本物のアロマオイル(精油)を初めての人にも知って欲しいという思いで、この「トライアルアロマ3本セット」をおすすめしています。
アロマオイルの中でもベーシックな、ラベンダーファイン、ペパーミント、ティートリーの3本セットで、まずはアロマオイルの世界を楽しんでみてはいかがですか?
疲れた時こそリラックスして、アロマの香りで癒されたいものですよね。そんな時は、夜の就寝前や寝室で使える、癒し効果の高い香りがおすすめです。
プロも御用達の、リラックス効果の高いおすすめのアロマオイル2選をまとめました。
世界中に栽培地がある大人気のラベンダー。アロマオイルの中でも最もベーシックな香りとして、セラピストからビギナーまで広く親しまれています。
フレーバーライフでは、3種類の産地の違うラベンダーを販売。その中でも最もポピュラーとされるのが「エッセンシャルオイル ラベンダーフランス」です。
ラベンダーの心身に対する効果は万能。感情が乱れていると感じた時は、ラベンダーの香りを嗅ぐのがおすすめです。感情全体のバランスを整え、溜まったストレスや行き場のない感情をデトックスするとされています。
身体面においても炎症した部分を冷やし、痛みを軽減するとされます。捻挫やリュウマチなど痛みを伴う炎症にはおすすめです。オイルを数滴垂らした水にタオルを浸して硬く絞り、湿布のように当てて使用します。
心の疲労には、アロマポットやアロマディフューザーなどで、お部屋に香りを拡散して使用するのがいいでしょう。
神経の高ぶりや考え込みすぎて疲れてしまっている時は、スイートフェンネルの香りでリラックスするのがおすすめ。プリマヴェーラの「スイートフェンネル bio」なら、品質の良いオーガニック精油で優しく心を落ち着かせます。
スイートフェンネルは、くよくよと考え込んでしまう思考を解き放ち外へ向けて自己表現できるようサポートしてくれます。
また、身体面では胃腸の働きを整えてくれるとされ、吐き気・むかつき・つわりなどにも。利尿作用にも優れているので、むくみが気になる時もおすすめです。
ただし、妊娠中は医師に相談してから使用するようにしましょう。
アロマオイルを使用するなら、品質にもこだわりたいものです。オーガニックのアロマオイルなら安心安全でおすすめ。
最高品質の原料と、一貫した品質管理のもと製造されたアロマオイルは一度使えばその良さが一目瞭然。アロマ初心者にこそ使って欲しい、おすすめのオーガニックアロマオイル4選をまとめました。
初対面の人と会ったり試験前などは、緊張してなかなか落ち着きを取り戻せないもの。そんな時サポートしてくれるのが、ニールズヤード レメディーズの「オレンジ・オーガニック02171」です。
ニールズヤード レメディーズのアロマオイルは、優れた品質と製造方法にこだわりすべての人が安心して使用することができる天然のオーガニック精油です。
オレンジ・オーガニックは、英国ソイルアソシエーションの認定オーガニックの精油を使用。不安な時や元気がでない時は、オレンジの香りで頭の中をリフレッシュさせましょう。
マダガスカル産のケモタイプの精油、プラナロムの「イランイランP-23」は、オーガニックのアロマオイル。熱帯地方の暑い地域に育つイランイランは、甘くエキゾチックな香りです。
古くからインドネシアでは、新婚初夜のベッドの上に敷くなど女性性を目覚めさせる官能的な香りとして人気です。リラックスもしつつ、気持ちを高揚させ喜びに満ちあふれる効果もあるとされています。
身体的にはなかなか寝付けない不眠症にも。甘いイランイランの香りが深い眠りへと導きます。ベッドルームなどでの使用がおすすめです。
ニールズヤード レメディーズの「クラリセージ・オーガニック02212」は、クラリセージの全草から抽出した100%オーガニックのアロマオイル。
通常ならば花や葉から抽出するのが一般的ですが、クラリセージの効果を十分に発揮するため全草から丁寧に水蒸気蒸留法で抽出を行っています。
クラリセージは昔から、目の疲れや疾患に対して用いられてきたアロマオイルですが、心を落ち着かせて前向きな思考を取り戻すのにも役立ちます。
また、女性特有の症状・筋肉痛・気管支炎などにもいいとされているのでまさにアロマオイルの万能選手です。
草木を思わせるハーバルな香りは、アロマポットやアロマディフューザーでお部屋に拡散すれば、さわやかな空間へとよみがえります。
独特の青い色をしたプラナロムの「カモマイル ジャーマンP-108」は、ケモタイプのオーガニックアロマオイル。カモマイル・ジャーマンはキク科の植物で、甘いフローラルな香りをはなちます。
カモマイル・ジャーマンの特徴は、女性特有の症状に有効であること。カモマイルの学名である”Matricaria”は、ラテン語で「子宮」を意味するそう。生理痛やPMSにも有効で、生理前のイライラや不安な気持ちを落ち着かせてくれます。
アロマオイルの色が青いため、浴槽に入れたり手作り化粧品にはあまり向いていません。オイルを入れたお湯でスチームするか、アロマポットでの使用がおすすめ。
アロマオイルは落ちにくいため、衣類などにつかないよう注意が必要です。
アロマオイルを購入して香りを楽しみたいけど、まずはどのようなことに気をつけて購入すれば良いのでしょうか?
ちょっとした疑問はスッキリ解決させてから購入に踏み切りたいものです。よくある疑問・質問をまとめました。
その時の気分や体調をみながらブレンド出来るのも、アロマオイルの醍醐味です。上手くブレンドすることによって最大の効果を発揮できます。
香りの主な系統がこちらです。
◆ハーブ系:ミント・ローズマリー・クラリセージ・ハッカ・フェンネルなど
◆柑橘系:レモン・オレンジスイート・グレープフルーツ・シトロネラなど
◆フローラル系:カモミール・ジャスミン・ラベンダー・ローズなど
◆オリエンタル系:イランイラン・サンダルウッド・パチュリなど
◆樹脂系:フランキンセンス・ミルラ・ベンゾインなど
◆スパイス系:ジンジャー・バニラ・ブラックペッパーなど
◆樹木系:ジュニパーベリー・ティートリー・ユーカリ・ヒノキなど
上手くアロマオイルをブレンドするコツは以下です。
◆同じ系統の精油をブレンドする:同じ系統の精油は相性が良く、初心者にもブレンドしやすくおすすめ。
◆違う系統の香りをブレンドする:少々コツがいりますが、上記で述べた系統の隣り合った系統とブレンドすると、相性良くまとまります。
例)ハーブ系とフローラル系、オリエンタル系と樹脂系など。
◆香りの強い精油と弱い精油を組み合わせる:精油にも香りの強い精油とそうでないものがあります。香りの強弱をつけることにより上手くブレンドできます。
◆揮発性(ノート)でブレンドする:アロマオイルには揮発性の早いものとそうでないものがあります。トップ>ミドル>ベースの順で香りの立ち上る速さが違います。
この揮発性の違うオイルを上手くブレンドすることで、はじめと最後で感じる香りが違ってくるのでおすすめです。
アロマオイルは使い方によって、さまざまな効果を発揮します。使用シーンや症状別に合わせて使い方も変えてみるのがおすすめ。
◆ティッシュやハンカチに染み込ませる:外出時の持ち運びに便利
◆素焼きや木製のアロマチャームに染み込ませる:玄関周りや洗面所などに
◆芳香法(アロマディフューザー):水に垂らした精油を下からキャンドルで温めるアロマポットや電気で温めるディフューザーで、香りを拡散させます。
◆入浴法:オイルやバスソルトに混ぜて入浴剤として使用します。半身浴や、洗面器で行う足湯・うで湯・座浴もおすすめ。
◆吸入法:マグカップ・ボウル・洗面器などに熱めのお湯を入れ、精油を数滴たらして直接蒸気を吸入します。咳や粘膜の疾患などにいいとされます。
◆スチーム法:洗面器などにお湯をはり、精油を数滴落とします。頭の上からバスタオルなどで覆い顔全体をスチームします。乾燥した時などに。
◆湿布法:タオルを精油をたらしたお湯(または水)でしめらせ、患部に直接当てて使用します。筋肉痛や肩こり・腰痛などに。
◆トリートメント法:キャリアオイル(植物油)にブレンドして、マッサージオイルとして使用します。
◆手作り化粧品:精油にそれぞれ作りたい化粧品の材料を混ぜ合わせ、クリーム・化粧水・ボディスプレーなどを作ります。
◆虫除け:スプレーなどにして使用します。特定の虫に対して虫除けの効果を発揮する精油があるため、アウトドアでの虫除けにおすすめです。
それぞれに、アロマオイル(精油)や材料の分量が定められているので、トラブルを避けるためにも規定量を守り正しく使用しましょう。
アロマオイルはさまざまな使い方ができますが、分量が意外と難しくブレンドするための容器や材料を揃えなければいけないため、きちんとアロマオイルについて勉強してからのほうが良さそうです。
アロマビギナーが購入してすぐ実践できるおすすめの使い方は、やはり芳香法と入浴法でしょう。
ハンカチやティッシュなどがあれば、すぐにでも香りを楽しむことができますし、アロマポットやアロマディフューザーがあれば、部屋全体でアロマの香りを楽しむことができるのでおすすめです。
アロマオイルを入れて楽しむことができる加湿器などもあるので、乾燥する季節には良いですね。
入浴法もバスソルトなどに数滴落としてブレンドすれば、毎日でもアロマのバスタイムを楽しむことができるのでおすすめですよ。
いかがでしたでしたか?アロマオイルは使用シーンや効果によってさまざまな使い方ができ、生活を豊かにするアイテムであることがお分りいただけたのではないでしょうか?
アロマオイルを知れば知るほど、いろいろな使用方法を試したくなってしまいますよね。昔から植物は薬として人々に親しまれてきた存在。アロマオイルは現代の最新技術でも癒せない、ホリスティックなエネルギーを秘めています。
これからアロマオイルを使ってみたいという人も、おすすめの選び方を参考に、自分にぴったりなアロマオイルと巡り合って、楽しんでみてくださいね。