「お風呂上がりは乾燥肌がもっとパサパサかゆかゆに!」という人は入浴剤の選び方を見直してみましょう。保湿成分はしっかり入っていますか?成分がかえって刺激になってい...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>「お風呂上がりは乾燥肌がもっとパサパサかゆかゆに!」という人は入浴剤の選び方を見直してみましょう。保湿成分はしっかり入っていますか?成分がかえって刺激になっていませんか?乾燥肌はダメージを受けやすいため、入浴剤の性質や成分が重要なんです。あなたの肌にぴったりの入浴剤が見つかる16選を今すぐチェック!
ママアイテム編集部
あなたの肌にぴったりの潤い入浴剤を探すには5つのポイントがあります。肌の状況と合わせてチェックしてみましょう。
お風呂で肌に潤いを与えるには、入浴剤に含まれる保湿成分が重要。お湯に溶け出した保湿成分がじっくりと肌に浸透することで肌に潤いを与えます。
自分の肌に合った保湿剤を選ぶには
その成分の役割や性質がポイントです。
入浴剤によく使われる代表的な保湿成分をチェックしておきましょう。
グリセリン:伸びが良くなる保湿成分
コラーゲン:皮膚にも存在する保湿成分
ヒアルロン酸:保水性が高い保湿成分
セラミド:角質層にある重要な保湿成分
スクワラン:皮脂膜になる保湿成分
シアバター:植物性脂肪のひとつ
ホホバオイル:植物性オイルのひとつ
植物由来エキス:含まれる栄養素や成分が肌細胞を活性化させる
保湿成分には、肌に水分を補給して弾力や潤いを与えてくれるものと、油分を補給して皮脂のように肌を保護してくれるもの、また肌細胞を活性化させるものがあります。それぞれバランスよく配合してあるものが良いとされています。
「乾燥して肌が赤くなっている」「乾燥と合わせてかゆみがある」など、乾燥が原因で肌トラブルがある人は、入浴剤がかえって刺激になってしまうこともあります。
かゆみや湿疹などの肌トラブルも一緒に改善するなら、低刺激の成分のみを配合している入浴剤を選びましょう。
パラベンなどの防腐剤や合成香料、アルコールなどはバリア機能が低下している乾燥肌に刺激を与えることがあります。また、皮膚が弱い子供の肌にも刺激になります。
肌に優しい入浴剤を選ぶコツは、
パラベンフリー
アルコールフリー
低刺激タイプ
赤ちゃんでも使える
無添加
自然由来成分配合
などと記載してある入浴剤に注目することです。
お風呂で体を温めると血行が促進され、筋肉疲労の改善や新陳代謝を促進させます。新陳代謝が良くなると、肌のターンオーバーも良好になり肌質の改善に繋がります。
普通のお湯でも温浴効果はありますが、効果的に体を温めるには保温効果や血行促進効果の高い入浴剤を使うのがおすすめです。
無機塩類系入浴剤;温泉成分に近い重曹や硫酸ナトリウムが主成分の入浴剤のこと。バスクリンなど粉末系が該当する。保温効果が高く湯冷めしにくいのが特徴。
炭酸ガス系入浴剤:ブクブクと気泡がでる入浴剤のこと。炭酸ガスは血行拡張作用があるため、血行促進に効果的。
薬用植物系入浴剤:漢方系の生薬やトウガラシ・ショウガなど植物成分が入っている入浴剤。血行促進作用や保温効果が高い。
乾燥肌を改善するには入浴剤の他にも、体の洗い方や湯船の温度・入浴時間なども
工夫することが大切。肌への刺激を減らして乾燥肌を改善する5つのポイントをチェックしましょう。
【熱いお湯に入らない】
熱すぎるお湯は、その刺激でかゆみを発生させたり、必要な皮脂を洗い流します。お湯の温度は38〜40℃が理想。
【ボディソープは低刺激タイプを使う】
ボディソープの中には肌に刺激の強い石油系界面活性剤や合成香料を使った製品も多いもの。含まれる成分をチェックし、できるだけ添加物の少ないものがおすすめ。
【肌を擦らない】
体を洗う時は、手のひらでも十分だと言われています。ナイロンタオルなどでゴシゴシ擦ると肌に必要な皮脂や潤いを奪います。柔らかいタオルや手のひらで優しく洗うのがベスト。
【長湯しない】
お湯に長く浸かると、その分肌の皮脂を奪っていきます。皮膚がふやけるほどの長湯は要注意。
最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯の3つに価格帯を分類して、表をつくってください。その下にそれぞれの価格帯についての特徴を述べてください。価格コム・楽天・Amazonを参考にしてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | 200円台 保湿成分入りの粉末系入浴剤。低価格でコスパも良い | 400〜600円台 国内メーカーの市販入浴剤が主流 | 6,000円台 ニッチブランドによる保湿入浴剤は高額傾向 |
楽天 | 200円台 保湿成分入りの粉末系入浴剤。680gとコスパが良い | 800〜1,500円台 オーガニック系や無添加系が多い | 6,000円台 100%天然成分のハーブ系入浴剤など |
Amazon | 300円台 保湿成分入りの粉末系入浴剤。種類が豊富 | 700円台 国内ブランドの市販入浴剤が主流 | 6,000円台 並行輸入品で海外ブランドの保湿入浴剤が高額傾向 |
保湿効果の高い入浴剤で人気のメーカー・ブランドをご紹介。毎日使うものなのでリラックスできる使い心地と大手ならではコスパの良さに注目です。
入浴剤なら「バブ」、他に「ビオレ」や「アタック」などの日用品で有名な花王は、家庭用品全般でロングセラーをたくさん生み出している大手メーカー。ブクブクと泡が出るバブは、販売当時から新しい入浴剤のカタチとして注目を集め、今日に至るまで愛され続けているロングヒット商品です。
また、花王は高品質な保湿剤や基礎化粧品も多く開発しているため、保湿入浴剤は高い効果を期待できます。
アース製薬といえば、殺虫剤やお掃除製品で高いシェアを持っていますが、入浴剤では「バスロマン」が有名です。季節や気分に合わせて香りが選べたり、コスパが良く低価格なので数種類を併用できるのも魅力。
昔からギフトやお歳暮でも人気だった「湯めぐりシリーズ」は旅行に行った気分で楽しんだ人も多かったはずです。
最近のバスロマンはユーザーの嗜好に合わせてスキンケアタイプやデトックスタイプなど種類も多く、自分の肌質や目的に合わせて選べるようになっています。
ロート製薬は内服薬や目薬などの医薬品の取り扱いが多い製薬メーカー。スキンケア商品では、ヒットを続ける「肌ラボ」やロングセラーの「メンソレータム」が有名。
乾燥によるかゆみに悩まされた時、一度はメンソレータム商品を使ったことがあるのではないでしょうか。スーとする爽やかな使用感が素早くかゆみを鎮めて、ミントの香りもどこか心落ち着く効果がありますよね。
肌トラブルを効果的に抑える独自の薬用成分に強みを持っているメーカーです。
内容量
アルコールフリー
パラベンフリー
保湿成分の種類
原産国
入浴剤は
内容量 600ml
アルコールフリー △(エタノール)
パラベンフリー ○
保湿成分 潤いベール成分など
原産国 日本
肌にひとつ膜を張ったような潤い感が魅力の保湿入浴剤「ウルモア」。入浴剤を湯船に入れると、お湯がトロン&ヌルンとした触り心地になり、まるで美容液を入れたような保湿感に包まれます。
肌に膜を張るように包み込むコンディショニング成分(ポリクオタニウム-10)を”潤いベール成分”として配合。保湿成分としては、シアバターやコラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどを使用しています。
「お風呂上がりのしっとり感がスゴイ」「湯上がり後のスキンケアが必要ない」など、潤いベール成分のしっとり感に満足度が高い商品です。香り高いことも特徴で、芳醇な香りが好きな女性に人気。ただしニオイに慣れていない人には苦手意識もでやすいようです。
内容量 450ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ×
保湿成分 米胚芽油
原産国 日本
保湿成分は皮膚の表面で留まらずに、奥の角質層まで浸透しなければ根本的に乾燥を改善できません。エモリカの保湿成分は、肌の角質層まで浸透し肌トラブルをサポートする「セラミド機能成分」を配合。さらに、有効成分として湿疹やあせもなどにも作用する「米胚芽油」を含みます。
「かゆみがとまった」「スベスベしっとりする」と肌への潤いを実感でき、とろみのある乳白色のお湯が心も癒します。香料もクセがなく優しい香りで、もうひとつの香り「ハーブの香り」も併用し、気分に合わせて使い分ける人もいるようです。
内容量 420ml
アルコールフリー ○(エチルアルコール無添加)
パラベンフリー ○
保湿成分 セラミド機能成分
原産国 日本
皮膚が弱い赤ちゃんも使える敏感肌専用のスキンケアシリーズ「キュレル」の入浴剤。すぐに乾燥してしまうバリア機能の弱い敏感肌をケアするため、肌の潤いを修復する「セラミド」に着目。花王オリジナルのセラミド機能成分を配合して、敏感で傷つきやすい肌をサポートしていきます。
お風呂上がりのパサつきを防ぐ保護力と、セラミドによる乾燥肌の改善を期待できます。また、無香料なので香料嫌いな人におすすめ。クセがなく低刺激なので家族でも安心して使えますね。「ニオイがない保湿入浴剤を探していたので嬉しい」「赤ちゃんにも使えるから安心」と、ナチュラル嗜好の方に人気です。
内容量 150ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 グロースファクター
原産国 日本
スカルプシャンプーやまつげ美容液など革新的な商品が多いアンファーが開発した、「美容液に浸かる」というコンセプトの美容入浴剤です。
皮膚の新陳代謝を促し、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す源「グロースファクター」というタンパク質成分を採用。アンファーが独自開発した4種のグロースファクターを合わせた「G8スキンリフター」という美容成分を配合しています。成分が角質層まで浸透し、皮膚細胞を活性化させることで肌の弾力と潤いを蘇らせます。
「自分の肌じゃないみたい!」「嘘のようにツルツル」と肌の変化に驚く声多数。ただ、価格も驚きで1回分で4,000円弱。月に1度のエステ感覚で楽しむ入浴剤です。
内容量 420ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 スクワランなど
原産国 日本
「アトピー肌の子供に合っている」「敏感肌の私もこれなら使える」と、肌への優しさが評判高い保湿入浴剤。
安全性や低刺激にこだわり、できるだけシンプルな成分で作っています。スクワラン、ホホバオイルなどの保湿成分を含み、肌のカサつきを修復しながらお風呂上がりの乾燥を防ぎます。
2E(ドゥーエ)シリーズは、クレンジングジェルから保湿クリームまで種類も多く、愛用者が多い資生堂の低刺激ブランドでもあります。「このシリーズしか使わない」「ちょっと高いけど必需品になっている」と、敏感肌の人にとっては欠かせないブランドでもあります。
内容量 300ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 免疫ビタミン
原産国 日本
リポの湯にはLPS(リポポリサッカライド)、通称「免疫ビタミン」と呼ばれる成分を使用しています。免疫ビタミンとは、体内の細胞を元気にして免疫力を高める作用があると言われている話題の成分。皮膚に対しては、皮膚細胞を活性化させることでコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進させ、肌の弾力やツヤを蘇らせる働きが期待できます。
リポの湯に使われているLPSは、新潟薬科大学で開発された米ぬか発酵エキスから採取できる最高級のLPS。細胞レベルで肌の乾燥を修復していきます。
お湯に入れると乳白色なり、爽やかなゆずの香りが特徴的。無添加で自然な香りが上品なスベスベバスタイムを楽しめます。
入浴剤は肌全体に触れるものだから成分にはこだわりたいもの。「敏感肌で合わない成分が多い」「入浴剤によってはさらにかゆくなることがある」と悩みがある人におすすめの無添加入浴剤3選です。
内容量 12錠入り
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 炭酸
原産国 日本
体の芯からじんわり温まり、湿疹や肌荒れにも良いとされてる「炭酸泉」という天然温泉をご存知ですか?その炭酸泉と同じ効果を発揮する炭酸入浴剤が「ベビタブ」です。温泉ソムリエも大絶賛で一部の病院やクリニックでも使われるほど。
保湿成分や科学成分は全く無添加で、ブクブクと発生する炭酸の力だけで、保温効果・保湿効果・洗浄効果が期待できる入浴剤です。
この無添加入浴剤には、体の血行を促進させる作用、古い角質や汚れを除去する作用や水道水の残留塩素を中和させる作用などがあります。
「添加物が肌に合わない」という人だけでなく「水道水の塩素さえも肌を傷める」という敏感肌の人におすすめです。
また「体を洗うのが嫌いな子供にぴったり」「保湿の手間がはぶける」と忙しいママにとっても便利な入浴剤です。
内容量 600ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 米発酵エキス
原産国 日本
有効成分としてその作用が認められた「米発酵エキス」で作った薬用入浴剤。お湯に入れる前の原液は、少しだけ酒粕のような香りがします。
米発酵エキスは、米を微生物によって発酵させたもので18種類以上のアミノ酸を含む栄養満点の成分。そのアミノ酸はコラーゲンのおよそ1/3,000の大きさであるため、スムーズに角質層へ浸透。アミノ酸は細胞を活性化させたり保湿成分を作り出す材料として作用します。
「夏はあせも対策に、冬は乾燥に」と1年を通して使え、しっしんやかぶれ、あせも、にきびなどの改善にもおすすめ。「自然な成分だけだから赤ちゃんにも安心」と日本人が馴染み深い”お米”だけでできているのも大きなポイントです。
内容量 300ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 フルボ酸
原産国 日本
フルボバスに含まれる成分は、注目の美容成分「フルボ酸」。フルボ酸とは、太古の昔から海底に蓄積された海藻や魚介類の成分が分解・発酵されてできた土壌から抽出されるエキスのこと。生命の神秘から生まれたミネラルやアミノ酸が多く含まれ、その健康効果や美容効果は大変注目されているんです。
その効果は、細胞の新陳代謝を促進させる作用、老廃物を除去する作用、肌荒れやしみ・しわの原因になる活性酸素を除去する作用があると言われます。
フルボバスは、フルボ酸エキスの他、ヒアルロン酸・グリセリンなどを含む化粧水のような成分のため、体に直接つけてローションとして使うのもおすすめ。「湯船に入る習慣がないので化粧水として使っている」とスキンケアとして愛用している人も多いようです。
アトピー性皮膚炎による乾燥、カサカサ、かゆみにおすすめの低刺激入浴剤を厳選しました。
内容量 500g
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 ヨモギエキスなど
原産国 日本
生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚を覆っている”胎脂”に着目して作られた保湿成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」と肌荒れや乾燥に作用する「ヨモギエキス」を配合した入浴剤。
赤ちゃんでも安全に使えるように、肌に優しく作用する自然由来の保湿成分を使っているため、アトピー肌で悩んでいる子供から敏感肌の大人まで安心して使用できます。
「ヌルヌルせずに自然なしっとり感がいい」と自然な湯触りと保湿感が好評。アトピタシリーズには、ローションやクリームもあるため併用して使うとさらに保湿効果を期待できます。
内容量 500ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 セラミドなど
原産国 日本
専門性の高い皮膚科学に基づいて考えられた「メディパワー処方」を採用したコラージュというブランドの入浴剤。肌トラブルを改善する保湿成分の3つの役割に注目し、様々な保湿成分をバランス良く配合した入浴剤です。
3つの役割とは「肌に水分を与える役割」「水分を捕まえてバリア機能を整える役割」「水分の蒸発を防ぐ皮脂の役割」です。これらの働きをするセラミドやスクワランを保湿成分として配合。
「病院で勧められて使っている」という人もいて、医師が認めるほど敏感肌・アトピー肌への専門性が高い入浴剤です。
内容量 300ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 フミン酸
原産国 日本
植物性成分「フミン酸」を含有した入浴剤。先ほどご紹介した「フルボ酸」に似た成分で、動植物などの有機物が分解されることで作られた土壌から採れる成分です。まだまだ研究が進められている途中ですが、その効果は免疫力アップ・アトピー・育毛・アレルギー改善など幅広く活用できる可能性を秘めています。
フミン酸に含まれるアミノ酸は、コラーゲンなど保湿成分を生成する働きがあり、肌の奥から潤いを導く効果を期待できます。マイナスイオンを発生させる働きもあり、リラックス効果もあると言われています。
また、フミン酸は除菌作用・浄化作用もあるため、プールやスパ施設で自然由来の水質浄化液としても使われています。「湯船の掃除がいらない」「排水溝がキレイに保てる」と洗浄効果もあり一石二鳥の入浴剤です。
内容量 1kg
アルコールフリー ○
パラベンフリー ○
保湿成分 深層海水塩
原産国 日本
「海水浴を続けるとアトピーが治る」とタラソテラピー(海水療法)でアトピーを治療している例はたくさんあります。しかし、乾燥しやすい寒い季節に限って海水浴ができない場合は、自宅のお風呂で海水に似た状態を実現することができます。
深層海水塩入浴剤も「アトピーの治療に海水浴が合っていたので自宅用に購入しました」と海水浴の代わりに使用している人が多くいます。
深層海水塩は、深層水を約1年かけて太陽の光に当てて熟成させた天日塩。暗い海の底に存在する深層海水は、殺菌する必要がないほどキレイな海水でミネラルを豊富に含みます。そんな自然の中のミネラルは肌への浸透力が高く、肌細胞のミネラルバランスが整うことで、バリア機能を高めたり新陳代謝を促進させる働きがあります。
湯船に溶かして入浴剤として使用する他、濃いめに塩を溶かしたお湯をそのまま患部にペタペタと当てる方法でもOK。「かゆみがなくなってくる」「肌がスベスベになった」と肌の調子が改善する効果を期待できます。
乾燥をひどくさせる大きな要因が「かゆみ」。我慢できないかゆみを改善させる薬用の入浴剤をピックアップしました。
内容量 720ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ×
保湿成分 米発酵エキス
原産国 日本
古い歴史のあるスキンケアの大御所ブランド「メンソレータム」が開発した、乾燥肌や湿疹、かゆみなどの肌トラブルをサポートする薬用入浴剤。
メンソレータムといってもスースーする成分は入っておらず、肌に優しいお米でできた有効成分「米発酵エキス」を使った入浴剤です。
米発酵エキスは、医薬部外品として認められているため、肌荒れを治療する成分として期待値も高く安全性も高いと言えるでしょう。
米を発酵させたこの成分には、肌細胞を活性化させるアミノ酸やビタミンを豊富に含み、肌への浸透力も高いため、効果的に肌荒れをサポートしてくれます。「かゆみがすぐにおさまる」「”薬用”だから効果を期待できる」とメンソレータムブランドということもあって信頼性も高い商品です。
内容量 480ml
アルコールフリー ○
パラベンフリー ×
保湿成分 甘草・菖蒲など
原産国 日本
乾燥・かゆみに作用する生薬成分や保湿成分を多く含む薬用入浴剤。有効成分を含むため医薬部外品です。
ニキビの治療にも使われる炎症を抑える成分「甘草エキス」や、血行促進・肌荒れに作用する「菖蒲エキス」を配合。保湿成分としては、アボカドオイルやオーガニックホホバオイルを採用しています。他にも、肌細胞に作用し潤いをサポートする独自開発の米ぬかオイル・べにふうき草オイルもプラス。様々な保湿成分をバランス良く組み合わせています。
湯上がりはしっとりしますが、ベタつく感じはなくかゆみをスッキリサポート。「かゆみが止まった」「普通のソフレよりもいい!」と濃厚な成分が高評価です。
入浴剤を購入する際、使う際によくある疑問をまとめました。
入浴剤で改善する余地はあります。保湿成分や肌荒れを改善する成分の入った入浴剤の中で、自分の肌質に合ったものを選ぶのがポイントです。
また、お湯の温度を熱くしすぎないことや、低刺激の保湿剤で肌に刺激を与えないことにも気をつけましょう。
「セラミド」という保湿成分を含む入浴剤がおすすめです。乾皮症の原因は、バリア機能の低下や新陳代謝の低下による乾燥です。乾燥を防ぐには、セラミドという保湿成分が重要とされています。
乾燥肌をサポートする成分にも様々な種類があります。お風呂上がりのパサつきが気になる方は、皮膚表面を保護するオイル系の保湿成分が入ったもの、日頃から乾燥肌に悩んでいる人は、保湿成分を肌にじっくり浸透させるのがおすすめ。アトピー肌や敏感肌の人は無添加の肌に優しいものを選びましょう。ひとくちに”保湿成分”と言っても作用の仕方が異なるため、自分の肌の症状に合ったものを選ぶことも大切ですね。
また、入浴剤は湯触りや香りも個人で好みが異なるため、いろいろな種類を試してみるのもおすすめです。