いま大人気のビールサーバーで一番のおすすめは?ビールの泡をクリーミーにするビールサーバーは、プレミアムビールのポテンシャルを引き出す究極のアイテム。ビール好きな...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>いま大人気のビールサーバーで一番のおすすめは?ビールの泡をクリーミーにするビールサーバーは、プレミアムビールのポテンシャルを引き出す究極のアイテム。ビール好きな人はもちろん、普段あまり飲まないという人にも本当のビールのおいしさが分かるはずです。本格的なタイプから気軽に使えるハンディタイプまで。幅広い商品から厳選した11点の中から、ライフスタイルや使用するシーンにピッタリの機種を見つけてください。いつものビールをもっとおいしくなる、プロに聞いた簡単なポイントなども伝えていきます!
ママアイテム編集部
お店と自宅で飲むビールの違いはズバリ「クリーミーな泡」。自宅でクリーミーな泡のビールが飲めたら最高ですよね!家庭用ビールサーバーを選ぶときは、ぜひ次のポイントに着目してください。
家庭用ビールサーバーの種類には大きく分けて「固定式卓上タイプ」と「ハンディタイプ」の2つがあります。
サーバーとは違いますが、グラスに注いだあとのビールを手軽に泡立てられる「フォーマー」は面倒なメンテナンスが必要ないので便利です。
それぞれの特徴は、次の通りです。下に行くほど手軽に持ち運べるハンディタイプになります。
*卓上タイプ……家でゆっくり飲みたいビール好きな人におすすめ。
*ハンディータイプ……キャンプやバーベキューパーティーなどのアウトドアに。
*マドラー型ビアフォーマー……「泡立て」に特化。ビアホールのようにクリーミー泡が楽しめます。
ビールサーバーは、ビールを冷やしながら加圧してグラスに注ぐためのシステムで、ビールの風味を閉じ込める泡を作る機能が備わっています。
飲食店の業務用サーバーが長いパイプで大型のビア樽と繋がっているのに対し、家庭用の卓上タイプは本体でビールを冷やしながら加圧によって注ぎ出すスタイルです。
一般的なサーバーで瓶ビールなら小瓶(334ml)、缶ビールなら500mlまでセットすることができます。
ビールサーバーの醍醐味は、なんと言ってもクリーミーな泡です。家庭用ビールサーバーの多くは「超音波式」で、1秒間に数万回という速さで振動して微細な泡を作ります。
より本格的なサーバーになると、ビール樽にボンベから炭酸ガスを送って泡立てるタイプもあります。
自宅でビールサーバーを使うときは冷蔵庫から出してそのままセットすれば良いので、家庭用卓上タイプのなかには保冷機能が付いていないものもあります。
ビールは絶えず冷やしておきたいというときには、保冷装置付きのものを選びましょう。
ビールはとても栄養が高く雑菌が繁殖しやすい飲み物なので、使用後はこまめに洗浄・乾燥をしないとせっかくのビールの味わいに影響します。
いくら自宅でおいしいビールが飲めると言っても、手入れが面倒では「やっぱりお店で飲む方が楽」ということにもなりかねません。
いつのまにか部屋のインテリアに…、という事態を避けるためにも、できるだけシンプルな構造で手間のかからなビールサーバーを選びたいですね。
今回おすすめするビールサーバーの比較ポイントは次の4点です。用途や人数によって選んでみてください。
*大きさ
*重量
*炭酸方式
*温度調節機能
いまネットオークションや通販で最も注目度の高いビールサーバーを紹介します。興味のある人はぜひチェックしてみてください。
*大きさ:43.4cm×18.21cm x 29.48cm
*重量:1950g
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:〇(冷却ユニット)
サッポロ「ヱビス」に始まったプレミアムビールの流行で、各社がこぞって展開を始めた「必ずもらえる」ビールサーバーのキャンペーン。
その先駆けが「スーパードライ」でおなじみのアサヒビールで、ネットオークションでも数多く出回っている人気アイテムです。
大がかりな仕掛けが必要なビールサーバーがコンパクトな卓上サイズで楽しめるとあって、毎年大人気のキャンペーンなので、気になっている人も多いのではないでしょうか。
そんなアサヒの2017年モデルは、冷蔵庫で冷やしたビールなら氷点下まで冷却できる特許出願商品。部品を冷凍室で24時間冷やせば、常温のビールでも飲みごろには冷えて注ぎ口から出てきます。
白を基調としたボディにゴールドのラインが入ったビールサーバーは、よく冷えたビールとクリーミーな泡を連想させる魅惑的な外観。
1回の使用につき24時間冷却する必要があるため毎日は飲めませんが、時間をかけてクリーミーなビールを味わいたいときは、期待感もプラスで感動のおいしさになることでしょう。
うっかりビールを冷やし忘れた!という時、常温のビールを最速で冷やすには氷に塩を加えて「氷点降下」の原理を利用するのがベストな選択です。
350ml缶なら氷に沈めてゆっくり回転させるだけで、3分以内に5℃以下まで下げることができます。
自宅でビアホールのような本格ビールが楽しめると口コミでも話題の、おすすめ家庭用ビールサーバー5選です。使いたいシーンをイメージしながら比較してみてください。
*大きさ:48.6cm×22.8cm×14.6cm
*重量:約1210g(保冷剤305gを含む)
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:〇(保冷剤付き)
東京都渋谷区の電子機器総合メーカー「株式会社グリーンハウス」が2017年4月にリリースした5種類のビールサーバーシリーズで、ビアホール気分が味わえる卓上型。
USB電源の扇風機や加湿器で培ったノウハウを生かし、初登場の2013年から進化を続けてきた最新型で、家庭用としては理想的なスペックを備えた本格派です。
洗練されたシャープでスタイリッシュなフォルムはそのままに、注ぎ出すスピードが旧モデルの2倍になり、さらに実用的で便利なマシーンになりました。
ビール容器を完全格納し、庫内全体を加圧する方式を採用したことで、メーカーを問わず缶ビールなら500mlまで、小瓶ビールからもチューブを挿すだけでサーブできます。
レバー切り替えによって1秒間に4万回の超音波で発生させたキメ細やかな泡を注ぎ足すことも可能です。
連続使用時間は単三型乾電池2個の使用で約1時間。500ml缶ならざっと160本分で、イベントでの使用にも十分なパフォーマンスです。充電式電池にも対応しています。
*大きさ:31.6cm×15cm×15cm
*重量:840g
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:〇(保冷タンク)
台湾や中国のメーカーから輸入した手軽な製品を主に提供する「タタ コーポレーション」の人気商品。
40kHzの超音波技術を採用し、発泡酒やノンアルコールビールでも生ビールのようにクリーミーな泡が長持ちします。
コンパクトなボディながら、好みの銘柄のビールを最大で1.8L充填できる容量も魅力です。
最大の特徴は中身が見える逆三角形の透明タンク。そこにあるだけでイベントムードが盛り上がる楽しいビジュアルをしています。
あらかじめ凍らせておいた付属の保冷ボトルを沈めておけば、アウトドアでも冷たさをキープできるので、家族キャンプや野外バーベキューなどのアウトドアシーンでも大活躍です。
手元のコックで自由に泡の比率が調節できるので、ビールの黄金比とされる「7対3」も思いのまま。
理想の新鮮な泡と手軽なコンパクトボディ、イベント向きビジュアルの三拍子がそろったビールサーバーは、大切な人との楽しい時間にピッタリのアイテムです。
*大きさ:2L・3.6L(ミニケグ1号)
*重量:1.3kg
*炭酸方式:炭酸ガス式
*温度調節機能:×
ホームパーティーやアウトドアで本物の生ビールをたっぷり飲みたい!と思ったら、次にチャレンジしたいのがこのタイプ。
「ケグ」とは、ビール工場で製造されたビールを運搬するための保存容器のことで、居酒屋などでよく見かける大きなステンレス製のドラフトビール樽です。
「ミニケグ ディスペンサー」は、家庭用の小規格ケグにコックや炭酸ガスの気圧弁が付いたアイテムなので、これにカートリッジ式のガスボンベを装着すれば準備完了。
冷凍庫でガッチリ冷やしたケグに冷たいビールを充填し、コックを開けるだけでお店と同じ生ビールが溢れてきます。
冷却装置は付いていないので、冷蔵庫に入る小サイズのケグを複数用意しておくことで常に冷たい生ビールを味わえます。「ミニケグ2号」には泡だけ追加できる機能も付いています。
始めは使い方に少しコツを要しますが、ギミックを駆使して最高のビールを作る工程はそれ自体が楽しいイベントです。
サビに強いステンレス製なので、水洗いすることでいつまでも清潔に使えます。
*大きさ:36cm×20cm×30cm
*重量:非売品につき不明
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:×(庫内保冷スペースあり)
2017年「必ずもらえるキャンペーン」で、「のどごし<生>」「のどごし オールライト」の専用ビールサーバーとして人気を集めた景品で、非売品ながら完成度の高いアイテムです。
本体は居酒屋などに設置されている業務用ビールサーバーリスペクトのビジュアルで、両サイドには「のどごし生」のエンボスエンブレムまで施されているこだわりぶり。
コックの下にはメッシュのストレーナーもちゃんと再現された、キリンファンにはたまらない茶目っ気たっぷりのアイテムです。
350ml缶と500ml缶対応で、オリジナルサーバーの冷却装置部分にあたる所へビール缶を装着する仕組み。
本物のような冷却装置は付いていませんが、庫内に保冷剤を入れればある程度は冷たさをキープできそうなしっかりとした造りです。
電源は単三型乾電池2本で、プルタブを開けた缶にチューブを差し込みレバーを手前に引くと生ビールのような細かい泡が楽しめます。もちろん、レバー操作で泡だけ追加できる機能も装備。
缶の着脱がワンタッチで扱いやすく、内容量を最後までしっかり吸引して細かい泡に変えてくれる精度も気持ちがいいですね。
*大きさ:60㎝×30㎝×10㎝
*重量:1.5kg(本体のみ)
*炭酸方式:なし
*温度調節機能:〇(保冷スペースあり)
ビールは楽しい場所にピッタリの飲み物。みんなの笑顔をみたいなら、背負うタイプのビールサーバーがおすすめです。
どこかSFチックな2本のタンクと両手に持ったピストル型ノズルは、パーティームードを盛り上げてくれるコミカルなディテール。飲めない人でも喜んで注がせてくれそうです。
背中部分の分厚いキルティングパッドに加え、中空構造になった2本の筒には氷を入れることができるので、ビールが人肌で温まってしまう心配もありません。
清潔で丈夫なアクリル樹脂製の透明パイプは、2本で4.8Lの大容量。350ml缶なら約14本分に相当します。
紙コップなどの小物がたくさん入るメッシュのウエストバッグのほか、およそ5kgのビールをしっかり背負えるウエストストラップ付きで、安定の「注ぎごこち」。最高のパフォーマンスをサポートしてくれます。
お店みたいな泡は良いけれど、洗浄が面倒なら使うのも億劫…という人には、卓上型にも引けを取らない手軽なハンディタイプがおすすめ。手入れの方法も簡単で収納場所を取りません。
*大きさ:12cm×13.4cm×7.3cm
*重量:122 g
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:×
余計な前準備を必要とせず、缶ビールに装着するだけでおいしいビールが飲めるビールサーバーです。
グラスに7~8割のビールを注ぎ、1秒間に4万回振動する40kHzの周波数でクリーミーな泡を生成。ボタン操作で泡だけを注ぎ足します。
シンプルな構造ですが、グラスのビールを泡立てるビアフォーマーとは違って新しいビールからの注ぎ足しになるので、ビールの風味を損ないません。
最大のポイントは手入れのしやすさで、注ぎ口を丸洗いできるのでいつでも新鮮な味わいのビールを楽しむことができます。
スタイリッシュでコンパクトなので、家飲みだけでなくアウトドアやイベントでも大活躍。缶のサイズは250mlから500mlまで対応可能で、単4形アルカリ乾電池が2本あればすぐに使用できます。
*大きさ:6cm×12cm
*重量:記載なし
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:×
缶ビールの口にカチッと装着するタイプのコンパクトなビールサーバー。250ml缶から500ml缶まで対応しているので、チョイ飲みからパーティーの席まで幅広く活躍します。
手元のスイッチをオンにして缶を30度以上傾けると、LEDランプが点滅して自動的に作動開始。超音波がクリーミーな泡を作ります。
マウスのように手になじむ流線型のフォルムで、デザインは中央のスイッチボタンひとつなので誰でも直感的に操作することができます。
スイッチをオフにすればフォーマー機能なしで普通に注ぐこともできるので、ビールの温度によって泡が多い場合は早めにスイッチを切るなど、臨機応変に使える使い勝手の良さでも人気。
コクや香りといったビールのポテンシャルを手軽に引き出してくれる、シンプル&スマートな便利アイテムです。
*大きさ:23.5cm×2.4cm×2.4cm
*重量:約61g
*炭酸方式:超音波式フォーマー
*温度調節機能:×
グラスに注いだビールに挿入して微細な泡を立てる、シンプルでスタイリッシュなマドラー式のビアフォーマーです。
単4形乾電池を2本使用し、ハンドル部分のボタンをワンタッチするだけで作動。ビールや発泡酒の泡立ちに最適とされる40kHzの振動周波数を出して、シルキーな泡を形成します。
別容器でソフトドリンクを泡立ててからカプチーノのようにビールの上へトッピングすると、見た目にもおしゃれなフレーバービールの出来上がり。
また、トマトジュースをトッピングすれば、スタンダードカクテル「レッドアイ」のような味わいが楽しめますよ。
たっぷり泡立ったビールの泡が、ふんわり軽い口当たりだけでなくビールの風味を閉じ込めるフタの役割も果たすことは有名ですが、ビール全体をまろやかな味わいに変えるのにも一役買っています。
泡の正体は原料のホップに含まれる苦みの成分です。それで泡のないビールはひたすら苦く、良く泡立ったビールは苦みが少なく飲みやすいというわけです。
*大きさ:4.3cm×7.3cm×11cm
*重量:記載なし
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:×
プレミアムビールの立役者であるサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」の必ず貰えるキャンペーンで好評を博した、缶ビール専用ハンディタイプのビールサーバーです。
プレミアムモルツと同じネイビーとゴールドの高級感あるカラーリングがマニア心をくすぐりますが、このビールサーバーの魅力はそれどころではありません。
泡への飽くなき探求心こそ、サントリービールの真骨頂。
もはやビールを作っているのか泡を作っているのか分からないという勢いで作られた「プレミアム・モルツ」のポテンシャルを引き出すアイテムが、このハンディサーバーです。
使い方は、あらかじめプルタブを開封したモルツ缶の注ぎ口に合わせて、カチッとビールサーバーをセットするだけ。
ボタンを押すとLEDランプが点灯し、「クリーミーな泡はおいしいビールの証」という信念にこだわり続けるサントリーならではのシルキーでリッチな泡が再現できます。
本体はバッテリーユニットとディスペンサーとに分解できる構造で、注ぎ口のあるディスペンサーは水洗い可能。いつまでも衛生的に使うことができます。
全ての国内産缶ビールに使用できるので、家飲みやアウトドアはもちろん、お呼ばれやちょっとした集まりに持参しても大いに盛り上がりそうですね。
*大きさ:6.7cm×8cm×9.5cm
*重量:記載なし
*炭酸方式:超音波式
*温度調節機能:×
ジョッキから溢れ出す泡がモチーフになった超キュートなハンディフォーマーは、単四型乾電池2個使用で、約1時間の連続使用が可能。
「醤油さし」のようにも見える愛嬌たっぷりなルックスと、カラフルなカラーバリエーションが印象的で、BAS樹脂とシリコンの柔らかな手触りにも癒されます。
使い方は、缶ビールの注ぎ口を合わせてセットしたらボタンを押すだけ。泡が欲しい時だけ追加できるシンプルなフォーマーで、注ぎ口を細くすることでキメ細やかな泡になるよう工夫されています。
色はイエロー・レッド・グリーンの3色。いずれもパプリカのように元気なビタミンカラーです。国内主要メーカーの製品をはじめ、直径6.6cmの缶ビールなら簡単に装着して使うことができます。
ビールサーバーを購入する前に多くの人が気になることを答えます。
多くの店舗で使用されている業務用のビールサーバーは各ビールメーカーによるレンタル品ですが、個人での使用には対応していません。
キリンビールでは、家庭用のビールサーバー「HOME TAP」の会員制レンタルと1Lケグの配達サービスをやっていますが、2018年2月現在で一時休止中とのことです。興味がある人は公式サイトをチェックしてみてください。
業務用ビールサーバーはメンテナンスとセットで、定期的な部品交換のほかに日々の洗浄も不可欠で、サボると味に影響するので管理が大変です。
イベントなどで一定量の売り上げが見込まれる場合は、販促サービスとしてレンタルしてくれる酒屋さんもありますので、近くの店舗で相談してみてはいかがでしょうか。
業務用ケグのサイズはメーカーによっても違いますが、一般に7Lから30Lまであります。生樽やボンベは酒屋さんが配達してくれます。
短期のレンタルなら素人では難しい取り付けや、メンテナンスも代わりにやってくれるのでおすすめです。または、専門のレンタル業者に頼むという方法もあります。
今回はビールサーバーのおすすめ商品についてまとめてみました。それぞれの特徴の違いが分かりましたか。
汗ばむ季節はもちろん、寒い冬にあったかな部屋で飲むビールも格別ですよね。
日ごろはあまりビールを飲まないけれど、生ビールぐらいなら少し飲めるという人には、独特の苦みが無理だという人も少なくありません。
たっぷりの泡を立てたビールは味もまろやかになるので、ぜひ家庭でもビールサーバーを試してみてください。
また、ビールは清潔なグラスに注ぐとキメの細かい泡が長持ちします。きれいに見えても、グラスは気づかない間にくすみがち。
冷蔵庫で冷やす前に、クリームクレンザーで磨いてみると格段においしくなるので試してみてくださいね!