本記事ではUSB接続で利用するヘッドセットの中から、おすすめ品を10商品ピックアップしてお伝えします。ヘッドセットの利用用途にはボイスチャット等が考えられますが...
本記事ではUSB接続で利用するヘッドセットの中から、おすすめ品を10商品ピックアップしてお伝えします。ヘッドセットの利用用途にはボイスチャット等が考えられますが、細かく分けるとオフィスシーン、オンライン英会話、遠隔会議、ゲームなど幅広いシーンがあります。それぞれのシーンや使い方に対応したヘッドセットのタイプをご紹介し、その中からおすすめ品をお伝えします。皆さんに最適なヘッドセットがきっと見つかると思いますので、ぜひ本記事をお読み下さい。
ママアイテム編集部
まず、USBヘッドセットの選び方をご紹介します。ヘッドセットのタイプや装着感など、チェックして欲しいポイントがいくつかあるのでご覧下さい。
USBヘッドセットのタイプごとの特徴は以下の通りです。
*ヘッドバンド・・・一般的なヘッドホンの形状で、頭部でしっかりと支えるため安定感があります
*ネックバンド・・・首にバンドを引っかけて装着するタイプです。ヘアスタイルが崩れません。
*イヤーフック・・・耳に引っかけるタイプのヘッドセットです。
*イヤホン・・・通常イヤホンにマイクが付いているタイプです。
ヘッドセットごとのメリットやデメリットを見ていきましょう。
<ヘッドバンドタイプ>
音質が良く音漏れもほとんどしないというメリットがありますが、デメリットとしてはヘアスタイルが崩れてしまいますし、長時間使用すると蒸れることがあります。またファッションアイテムとして使う方もいます。
<ネックバンドタイプ>
このタイプは首の後ろに引っかけて装着するため疲れづらいです。ヘアスタイルを崩さずに両耳で音を聞きたい方に適しています。
<イヤーフックタイプ>
イヤーフックは目立たず、気軽に装着できるのでスタイリッシュな印象です。また周囲の音を聞きながら通話できるメリットもあります。デメリットとしては若干音漏れしやすいことが挙げられます。
<イヤホンタイプ>
このタイプも気軽に装着できますが、イヤーフックタイプと同様に音漏れが気になりがちですし、コードのこすれ音が気になることもあります。
ヘッドセットを使う上で、快適に会話できるかどうかが重要です。
再生音質が良いかどうか、スペックや口コミを見て確認すると良いでしょう。
また自分の声が相手にきちんと届くことも重要です。この点、ノイズキャンセリング機能が付いているヘッドセットであれば、周囲の雑音などが届かないので安心です。
ヘッドセットには密閉型と開放型があります。それぞれの特徴をお伝えしましょう。
密閉型ヘッドセットは外部の音をきちんと遮断し、音漏れしづらいことが特徴です。ただし、密閉されているため長時間の使用により蒸れてきたり、疲れてくることがあります。
開放型は密閉型と逆で、音漏れすることがあります。しかし音抜けが良いためクリアな音声で聞くことが可能です。また長時間使用していても密閉型ヘッドセットに比べると疲れづらいです。
ヘッドセットの使用上、疲れにくさはとても重要です。特にゲームでヘッドセットを用いるのであれば、装着感はぜひチェックしておきたいところでしょう。
装着感を確認するポイントは
*耳当て(イヤーチップ)の素材
*ヘッドバンドやネックバンドの締め付け具合
*イヤーフックのフック部分の素材
など、身体に触れる部分の素材や締め付け感が疲れにくさを左右します。
また装着感として、耳の形にきちんと合っているか、耳に長時間当てても疲れづらいように設計されているか、といった点もポイントとなります。
ゲーム用途で使用する場合は、ゲーミングヘッドセットと銘打っている商品が良いでしょう。ゲーミングヘッドセットは長時間の使用でも疲れづらく、臨場感が出るような音質で設計されています。
特にFPSプレイヤーや大人数でパーティーを組んだり、MMORPGでコミュニケーションを組んだりする場合、ヘッドセットの音質とマイクの品質はとても重要になります。
音質としては密閉型かつサラウンド対応している製品がおすすめです。マイクにはノイズキャンセリング機能が付いているとばっちりでしょう。
USBヘッドセットの価格相場について、最安価格帯・売れ筋価格帯・最高級価格帯の3つに分けて調査しました。調査は大手通販会社の価格や売れ筋商品を元に行っています。
最安価格帯 | 売れ筋価格帯 | 最高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 1,000円〜 | 4,000円前後 | 20,000円〜 |
最安価格帯の商品はヘッドセットとして最低限の機能を満たしているものがほとんどです。ひとまず使ってみたいという方はこの価格でも良いでしょう。
売れ筋価格帯は4,000円前後で、ノイズキャンセリング機能が付いているものもあります。コストパフォーマンス麺で人気があると予想されます。
最高級価格帯は20,000円以上するもので、大手オーディオメーカーやゲーミング機器有名メーカーが作っている製品です。7.1chサラウンドなど付加価値の高い商品が多いです。
USBヘッドセットを選ぶ上で、おすすめしたいメーカーやブランドをご紹介します。どの会社もUSBヘッドセットでは有名なメーカーですので、ぜひご覧下さい。
バッファローはPC周辺機器メーカーとして大変有名で、日本の名古屋に本社を置く国内企業です。顧客志向をモットーとしており、その製品の品質はとても高く信頼が置ける企業のひとつです。
ロジクールはPC周辺機器において世界的なシェアを占める企業で、その本部はスイスにあります。その製品は世界100カ国以上に展開され、多くのユーザーから信頼されています。
USBヘッドセットだけでなく、あらゆる製品で信頼が高い企業です。
ゼンハイザーはドイツに本社を置くメーカーで、ヘッドホンやイヤホン、ヘッドセットなどの音響機器、会議室システムなど音に関する製品を多く輩出しています。日本にはゼンハイザージャパンを置き、商品を展開しています。
オーディオ機器メーカーということで、その音質や装着感はとても良い製品が多いです。
商品選びの参考として、以下の項目を挙げました。参考として下さい。
*ヘッドセットのタイプ
*重量
ではまず、本記事イチオシのUSBヘッドセットをご紹介します。この製品はオーディオ機器メーカーのゼンハイザーから発売されており、通話、ゲームなどあらゆるニーズを満たす製品です。
本商品「PC 8 USB」はゼンハイザーが届ける売れ筋価格帯のヘッドセットです。ゼンハイザーは最高級品から売れ筋価格帯まで幅広い商品を提供していますが、一般的な利用であればこのヘッドセットをおすすめします。
本商品はボイスチャット用に作られた製品で、マイクにはノイズキャンセリング機能を搭載しています。
ノイズキャンセリング機能とは、周囲の音がマイクに入っても相手に聞こえないように内部処理を行う機能のことで、通話先に自分の声が明瞭に届きやすいことが特徴です。
標準機能としてマイクミュート、インラインボリュームコントローラーもついているので、操作性も良いでしょう。
またオーバーヘッド型の両耳タイプなので、相手の声も明瞭に聞きやすい点もプラスですね。
使い方としてはもちろんボイスチャットが考えられますが、特におすすめしたい使い方はSkype英会話など、会話の音質が重視されるシーンです。
音響機器メーカーが作っているため、同価格帯の製品に比べるととてもクリアな音声で聞こえますし、ノイズキャンセリング機能によって自分の声もとてもクリアに届きます。
このように通話品質にこだわりがある方には強くおすすめしたいUSBヘッドセットです。
つづいて音声がクリアなUSBヘッドセットを3点ご紹介します。どの商品も素晴らしい物ですので、ぜひご覧下さい。
本商品「USBヘッドセット H340」はとても軽量なオーバーヘッド型ヘッドセットで、手軽に使える点がポイントです。
USB接続ですので、必要なときにサッと取り出して使うことが出来ますし、その軽さから長時間の使用にも耐えられます。
またマイクはノイズキャンセリング機能はもちろん、可動式となっている点もポイントです。これによって相手に一番よく聞こえるマイク位置やノイズが入りづらいマイク位置で会話が可能となります。
さらにマイクを使用しないときは収納も可能ですし、バンドの長さも調整できるため、装着感も悪くないでしょう。
とにかく手軽にヘッドセットを使いたい方におすすめしたい商品です。
本商品「両耳ネックバンド式ヘッドセット BSHSUN04BK」は髪型が崩れないネックバンド型のヘッドセットです。オーバーヘッド型は音質が良いものの、髪型が崩れるという欠点があります。
両耳で聞きたいけど髪型は崩したくない……。という方にはネックバンド型の本商品がおすすめです。
なお、手元コントローラーでマイクの音量調整やミュートが可能で、操作性も◎です。
また本商品にはSkype設定の簡単セットアップツールが付属しているため、これからボイスチャットやオンライン英会話を始めようという方、ゲームでパーティーチャットを楽しみたいという方にもおすすめできる商品です。
本商品「LifeChat LX-4000 for Business」は片耳タイプのオーバーヘッド型ヘッドセットです。
片耳タイプというと聴き取りづらいのではないかと思われるかもしれません。しかしオフィスユーズなど、周囲の話し声や会話を聞きながらボイスチャットをしたいという方にはこの商品は最適です。
マイクロソフト製という意味でも安心感があります。
オフィス内でも問題なく使えるようにマイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されていますので、周囲の雑音や会話が相手に届いてしまう心配が少ない点もポイントですね。
オフィスユーズであれば本商品は強くおすすめできます。
続いて、軽い装着感がポイントの片耳ヘッドセットを2点ご紹介します。
イヤーフックタイプのUSBヘッドセットは手軽に装着できる点がウリです。さらに片耳しか塞がないので、周囲の音も聴き取りながら会話が可能です。
このようなイヤーフックタイプでおすすめの商品がこちらの「片耳イヤフック式ヘッドセット BSHSEUM100BK」です。
本商品は48gと軽量で電磁波ノイズを抑えるケーブルを使用し、さらに小型にもかかわらず30mmドライバーユニットによって明瞭に相手の声を聞くことが出来ます。
ノイズキャンセリング機能はついていないのですが、マイクは双指向性のため、口元の音声だけを拾い、周囲の雑音は拾いにくいタイプになっています。
小さいヘッドセット、イヤーフックタイプのヘッドセットをお探しの方にはおすすめしたい商品です。
本商品「MM-HSU03BK」は安定した装着感を得られるオーバーヘッド型の片耳ヘッドセットです。主にコールセンター向けに作られているため、長時間の装着でも辛さはそれほどないでしょう。
マイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されており、ボリュームやミュートも手元コントローラーで可能です。操作性も良いでしょう。
さらにMicrosoftLyncに対応しているため、着信・切断も手元コントローラーで可能な点が◎です。MicrosoftLyncを使っている方にはぜひおすすめしたいUSBヘッドセットです。
続いて高性能なゲーミング用途のUSBヘッドセットを4点ご紹介します。ゲーム用途では臨場感や音の方向性などかなりシビアな音質が求められるため、ここで挙げたようなヘッドセットの使用をおすすめします。
本商品「G933」の最大のおすすめ理由は7.1chサラウンドでゲームを楽しめる点です。
7.1chサラウンドであれば臨場感あふれる音の中でゲームに没入することも出来ますし、音の方向も360度わかります。MMORPGのパーティーチャットはもちろん、FPSなど音の方向が重要なゲームでも大活躍するでしょう。
戦場の銃撃音や敵の足音がクリアに聞こえるというだけでワクワクするゲーマーの方も多いのではないでしょうか?
RGBライトも備えており、1,680万色の中からカラー選択が可能で、自分だけのヘッドセットに仕上げることも可能です。ゲーム機器で有名なロジクール製というところもポイントでしょう。
また有線と無線の両方に対応している点も良い感じで、プレイヤーのゲーミング環境を選ばずに使用できます。
さらにゲーマーにとって嬉しいのがロジクール製品でおなじみの「Gボタン」です。Gボタンはカスタマイズ可能なボタンで、このボタンにコマンドを割り当てることも出来ます。
このように音質だけでなくカスタマイズ性能も高いヘッドセットが、本商品「G933」です。
本商品「Kraken 7.1 V2」はゲーミング機器で最も有名なレイザーから発売されている、最高級ヘッドセットです。
価格だけでなく性能も最高で、7.1chサラウンドにノイズキャンセリングマイクも備えています。
このような商品はいわゆる「プロユース」でe-sports選手クラスが使用する製品ですが、こだわりのあるゲーマーの方にもぜひ使って欲しいと思います。
7.1サラウンドの臨場感とクリアに音声が届くノイズキャンセリングマイクで、快適かつ没入できるゲームプレイを楽しんで下さい。
本商品「プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット CUHJ-15005」はPS4用のゲーミングヘッドセットで、USB接続はもちろん無線でも使用可能です。無線で使用する場合は専用アダプタをPS4に接続します。
実際に筆者はこの商品を利用していますが、音の遅延を感じたことはありませんので無線でも安心してゲームプレイできるでしょう。
またPS4アプリとして、オリジナルのイコライザー設定が可能なコンパニオンアプリが提供されています。
これによりオリジナルのイコライザー設定やあらかじめプリセットされた「そのゲームに最適な」設定でゲームを楽しむことも可能です。特に低音の響きが良いので、ぜひ体感して欲しいですね。
またマイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されているため、周囲の雑音を拾いません。
7.1chバーチャルサラウンドですが、音の方向なども十分にわかるため、よほどのこだわりがない限りは満足できる商品でしょう。
本商品「Siberia 650」はスティールシリーズのヘッドセットの中でもフラッグシップモデルに位置づけられている製品で、レイザー製品と同じく「少し背伸びした商品」が欲しい方に強くおすすめします。
音質は7.1chサラウンドで他製品と同じく臨場感あふれるゲーミング体験が可能です。
さらにマイクは単一指向性のため雑音を拾いづらく、イヤーカップはゆったりと広めに作られているので、長時間のゲームプレイでも不快になることはありません。
マイクは使わないときは意外と邪魔になるものですが、本商品のマイクは本体に格納できる点も◎です。
操作性については、イヤーカップにミュートボタンや音量調整ボタンが付いています。最初はボタンの位置に戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。
スティールシリーズの本気を体感したい方におすすめしたい商品です。
USBヘッドセットの中にはBluetooth通信にも対応しているものがあります。そこでパソコンに取り付けるだけで、Bluetooth非対応のパソコンでも通信が可能になる変換アダプタをご紹介します。
本商品はPCに接続して、PCをBluetooth通信のホストにできる商品です。
イヤーフック型などのヘッドセットはBluetoothに対応していることも多いため、本商品を使えばBluetoothヘッドセットとしても利用できるでしょう。
もちろんヘッドセットに限らず、スマートフォンとのデータ転送やBluetooth対応スピーカーによる音楽再生など、すべてのBluetooth通信に対応します。
USBヘッドセットを選ぶ際、あるいは購入する際に気になりがちな疑問や質問にお答えします。
Bluetooth変換アダプタを利用すればOKです。
ヘッドセットがBluetoothに対応しているにもかかわらず、パソコンがBluetoothに対応していない場合は、変換アダプタを取り付けることでBluetooth通信による会話が可能となります。
変換アダプタのほとんどはパソコンのUSBポートに差し込むだけですので、セットアップもとてもカンタンです。
本記事でご紹介したようなELECOM(エレコム)「LBT-UAN05C2」等の製品を利用すると良いでしょう。
名前は違いますが、ヘッドセットの機能は同じです。
ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドセットはボイスチャットなどが出来るという点では変わりありません。
ただしゲーミングヘッドセットと銘打っている商品のほとんどは音質がとても良いことが特長です。
ゲームを楽しむためには臨場感あふれる音や音が発生している方向などを知る必要があるため、5.1chサラウンドや7.1chサラウンドなど通常のヘッドセットにはない性能が含まれています。
基本的には使えますが、必ずメーカーに確認しましょう。
PS4でもUSB接続であればヘッドセットを使うことは出来ると考えてかまいません。
しかしゲーミング用途のヘッドセットとして欲しい性能である「7.1chサラウンド」のヘッドセットがPS4対応をうたっていることは少ないです。
そのため念のためにメーカーに問い合わせるなど、確認をしてから購入すると良いでしょう。
この記事ではUSBヘッドセットについて、そのタイプや選び方、そしておすすめのヘッドセットについて、一般利用からゲーム用途まで幅広い商品をご紹介しました。
ヘッドセットの役割は聞くことだけでなく、自分の声をできるだけキレイに相手に届けることにあります。そのため聞こえる音質だけではなくマイク性能にも目を向けて下さい。
ヘッドセットを変えるだけで、相手から「聞きやすくなった」などと言われることは少なくありません。特にオンライン英会話などこちらの音声をキレイに届けたい場合は商品選びには妥協したくありませんね。
本記事のおすすめ品をぜひ参考にされて下さい。