Macのパソコンを使用しているのであれば、性能の良いマウスを選んでさらに操作を快適にするのがおすすめです。コードの有無はどちらが良い?どの商品の操作性が優れてい...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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コードの有無はどちらがよい?どの商品の操作性が優れているの?気になる疑問を専門家にヒアリングし、おすすめ商品14個を選びました!
ママアイテム編集部
Macのパソコンはそれ自体が操作性抜群で使いやすいのですが、マウスにもこだわればさらに快適に使うことができます。選ぶときには、以下の6つのポイントを確認してみてください。
マウスはコードの有無や接続方式によって、有線・ワイヤレス・Bluetoothに分かれます。それぞれのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
有線 | ワイヤレス | Bluetooth | |
---|---|---|---|
特徴 | ケーブルを使ってパソコンとマウスを接続するタイプ | USB型の受信機と無線で接続するタイプ | 受信機不要で無線接続できるタイプ |
メリット | ・安定した動作 ・ドライバ不要 ・電池切れの心配いらず | ・ケーブル不要 ・パソコンから離れた場所でも作業できる | ・受信機をパソコンに挿入する必要がない |
デメリット | ・ケーブルが邪魔 ・断線する可能性がある | ・充電や電池交換が必要 ・有線と比べると信号が不安定 | ・ワイヤレスより信号が不安定 ・ペアリングに手間取ることがある |
おすすめな人 | ・コードがあっても煩わしく感じない人 ・正確性を重視する人 | ・ケーブルが邪魔だと感じる人 ・パソコンから離れて操作する人 | ・USBポートを受信機で埋めたくない人 |
それぞれによい点と悪い点がありますから、あなたが何を重視するかによって最適なものを選びましょう。世間的にはどちらかというと、ストレスのないワイヤレスタイプが人気のようです。
マウスはセンサーによって動きを検出し、パソコン本体に伝えることでカーソルを動かすことができます。センサーにもいくつか種類があるので、特徴を見てみましょう。
光学式 | レーザー | ブルーLED | |
---|---|---|---|
特徴 | 赤色LEDによって動きを読み取る | レーザーで動きを読み取る | 青色LEDによって動きを読み取る |
メリット | ・商品数が多い ・安く購入できる | ・読み取り性能高い ・光沢面、プラスチック、不透明なガラスOK | ・光学式やレーザーより読み取り性能高い ・透明に近いガラスOK |
デメリット | ・光沢面やガラス面では動きが読み取れず、操作ができない | ・透明なガラス面では操作不可 ・比較的高価 | ・高額なものが多い |
おすすめな人 | ・たくさんの商品から選びたい人 ・手頃な価格で買いたい人 | ・光学式より感度よいマウスが欲しい人 ・FPSゲームで遊ぶ人 | ・マウスの精度にこだわりたい人 ・マウスパッドを使わない人 |
上表の右にいくほど読み取り性能は高くなりますが、価格は高くなっていきます。予算を確認し、どれほどの精度があればよいのかを決めておきましょう。
マウスは商品ごとにサイズが違うので、大きさや重さを確認しておくことが重要です。大きい手の人が小さいマウスを使うと誤操作の原因になりますし、小さい手の人が大きいマウスを使うと動かしづらくて疲れてしまいます。
重量もできるだけ軽いものが使いやすいです。「持ち上げないんだから重くても問題ない」と思われるかもしれませんが、重いマウスは長時間使用すると意外と疲れるものですよ。
ただし、トラックパッドのようにジェスチャーができるマウスの場合、軽すぎるとマウス自体が動いてしまうこともありますので、適度な重さが必要になります。
最近のマウスはクリックするだけでなく、様々な機能を持ったボタンが付いているものが多いです。基本性能であるクリック用の2ボタンとホイールに加えて、どんな機能が付いているか確認してみましょう。
中にはボタンをカスタマイズできるマウスもありますから、興味がある場合はチェックしてみてください。ボタン数が多いマウスでできることは、後ほど詳しく解説します。
CADなど細かい作業がメインの仕事で使うマウスは、操作性の高いものでなければいけません。特にマウス表面にトラックボールが付いているマウスは、本体を動かさなくても指でボールを転がすだけで自由自在に操作ができるので、おすすめです。
まるで指で画面を動かしているような使用感で、正確に作業をすることができます。作業効率が上がるだけでなく、手への負担も軽減できるのが魅力です。CADなどの仕事で使うのであれば、トラックボールが付いたマウスを購入してみてはいかがでしょうか。
マウスは価格の幅がかなりありますので、大体の相場を確認しておく必要があります。最安値の価格帯や売れ筋商品の価格帯などをまとめてチェックしておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 〜800円 | 3,000〜1万円 | 1万5千円〜 |
特徴 | クリックとスクロールだけのシンプルな機能 | ・ボタン数が多め ・ワイヤレスも有線も選べる | ・ボタン数が多い ・フィット感が高い |
あまりカスタマイズに興味がなく、最低限のクリックやスクロール機能だけが備わったものでよいという人には、1,000円程度の安い商品が人気です。500円以下という低価格で買えるマウスもたくさんありますので、チェックしてみてください。
売れ筋商品の価格帯は広いですが、操作性の高いトラックボールマウスもレーザーマウスも、5,000〜1万円で購入できることがほとんどです。より多機能で優れたマウスが欲しいという人は、1万円以上のものを使うと仕事の効率も上がります。
Macのパソコンにピッタリのマウスは、どのメーカーのものを選べばよいのでしょうか。特におすすめのメーカーを3つ挙げますね。
スイスで誕生してから、世界中で愛されるパソコン周辺機器を製造しているロジクール。「マウスといえばロジクール」という人も多い、定番人気メーカーです。
商品の種類が豊富なので、最低限の機能を求めている人から本格的なマウスが欲しい人まで、幅広いニーズを満たしています。
Macを販売しているメーカーが作っているマウスを選べば、当然Macとの相性は抜群になりますね。Appleで純正品として販売されているマウスは少々値段が高い傾向にありますが、使いやすさはバッチリです。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインも人気の理由です。
パソコン関連機器を製造・販売する大手日本メーカーといえば、エレコムです。日本製ならではの安心感がある商品を展開していて、固定ファンも多いです。マウスもさまざまな利用シーンに合わせてデザインや性能が細かく変わっていて、幅広い年代から指示されています。
*有線・ワイヤレス
*重さ
*サイズ
*センサーの種類
シンプルなおしゃれさが際立つMacBookに使用するマウスは、それなりにデザインがよいものを使いたいですよね。ハイデザインのおすすめマウスを4つ見ていきましょう。
MacBookはトラックパッド上でジェスチャーをすれば、快適に作業ができます。ジェスチャーに慣れるとマウスを使うのが面倒になってしまいます。しかし、Appleの「Magic Mouse 2 MLA02J/A」を使えば、マウス上でもジェスチャー操作ができるのです。
表面にボタンは一切ありませんが、左側を押すと左クリック、右側を押すと右クリックができます。スクロールやスワイプなども指の本数やタップの回数を変えれば簡単にできるので、より快適にMacを使うことができます。
充電式なので電池を買う必要はありません。充電する部分がマウスの裏に付いているので、充電中はマウスを使用できないのが難点として挙げられますね。しかし、2時間程度の充電で1カ月ほど使えるので、仕事が休みの日に充電するなど工夫すれば仕事中は使えます。
Apple純正品よりもさらにサイズを小さくしたマウスです。MacBookに合わせても違和感がないよう、洗練されたシンプルなデザインになっています。表面にボタンは付いていませんが、きちんとクリックなどに反応してくれます。
小さくて軽いので、持ち運びにはとても便利です。しかし、小さすぎて使いづらい、動かしにくいという意見も多く見られます。小さいマウスの方が使いやすいという人や、出張が多くマウスを持ち運ぶことが多いという人におすすめです。
Appleとロジクール、どちらが使いやすいかは好みによりますが、コンパクトさを重視するのであればロジクールがよいですよ。
「え、こんなマウスあるの?」と思わず二度見してしまう斬新なデザイン。折り曲げると電源がオンになり、平らにすると電源がオフになる珍しいマウスなのです。
アークタッチマウスにBluetooth接続機能を付けてさらに快適に使えるようにしたモデルが、「7MP-00018」です。平らなのでポケットに入れて持ち運びもできますし、操作に不具合が起きてもパキッと伸ばして平らにすればすぐに解決できます。
単4形アルカリ乾電池2本で約半年使用できるので、電池交換も手間になりません。バッテリーが少なくなるとインジケーターが赤く点滅して知らせてくれるので、なんの前触れもなく使えなくなることはないですよ。
「薄くて軽くて持ち運びやすいマウスが欲しいけど、マイクロソフトは高い……。」そう感じている人におすすめ。2,000円以下という安さで使えるワイヤレスマウスなので、低コストを重視したい人に向いています。
とても薄いので、手にバッチリ馴染むというわけではありませんが、動かしやすいので操作に不便さはありません。手にしっかりフィットするマウスを使いたい人には不評かもしれませんね。しかし、値段のわりに快適に使えると全体的な評判はよいですよ。
低価格だからか、反応が遅かったりスクロールができなかったりという不具合が起こることもあるようです。仕事で使うので少しの不具合も起こると困るという人は、もう少し価格の高いマウスを購入するのがよいです。
DTM(デスクトップミュージック)で音楽を作成する場合、ボタンがたくさん付いていたり、トラックボールで操作ができたりするマウスを使うと仕事が捗ります。DTMにも使用できるMac向けマウスを3つ紹介します。
2017年9月に発売されたばかりのロジクールのマウスは、トラックボールが搭載されていて長時間の仕事も快適にできます。マウスをグルグルと動かさなくても、親指でトラックボールを転がせば自分の思い通りにカーソルが動いてくれるのです。
2台のデバイスに同時接続して、簡単に切り替えながら作業ができます。複数の画面の間をスイスイと動くので、マルチディスプレイで仕事をする人も納得の操作性です。仕事時の癖などに合わせてマウスの角度が変えられるところも高ポイントです。
従来機種と比較されて酷評を受けることも多いモデルですが、使い勝手の良さは抜群です。Macで細かい作業をすることが多い人は、トラックボールの快適さに魅了されること間違い無しですよ。
ロジクールのゲーミングマウスは、ゲームをする人はもちろん、デザインやDTMなどの細かい作業をする人から高評価を得ています。特に「G602」は数年前に発売されたモデルにも関わらず、未だにファンが多い定番商品となっています。
専用のソフトウェアをインストールすれば、11個も付いているボタンによく使用する操作を割り当てて、自分が使いやすいマウスに改良することができます。使用するアプリごとに割り当てることもできるので、慣れれば仕事の効率が格段にアップします。
ゲーム用に作られただけあり、カーソル移動の正確さは優れています。安いマウスにありがちな、遅くなったり行き過ぎたりという心配がなくなったと高評価を得ていますね。
海外のエディターやクリエイターからも人気を集めているマウスです。スクロールが簡単にできるので、プログラミングなど長くスクロールが必要な仕事でも大活躍します。
親指でクリックする戻る/進むボタンがやや後ろに付いているので、押しづらいという意見が目立ちました。しかし、数カ月使用すると次第に慣れてくるという人が多かったです。手が大きめの人は、浅く握ると使いやすいようです。
レシーバーをUSBに接続する方法も、Bluetooth接続もできるので、好みに合わせて好きな方を選ぶことができます。電池が不要な充電式なので、交換の手間がかからないのも魅力です。
トラックボールが搭載されたマウスは、Macでデザインなどのクリエイティブな作業をするときに重宝します。一度使ったら普通のマウスには戻れない、操作性の高いマウスは以下の4つがおすすめです。
手の骨格や筋肉を考慮して、とにかくフィット感を高めるように設計されたトラックボールマウスです。初めて使ったときから手に馴染んだという購入者も多く、使いやすい設計になっています。
初めてトラックボールマウスを使用した人からの評判はよいですが、長く他社製品のトラックボールマウスを使用していた人からは、比較をしてトラックボールの反応が良くないという意見が多数挙げられています。
数カ月使用してみても使いづらさが消えない場合は、トラックボールは取外し可能なので一旦外してみましょう。そして、他社製品のものを付け替えるか、毎日ウエットティッシュで拭くなどこまめなメンテナンスを心がけてください。
壊れても同じものを買い直し続けるファンも多いマウス。外れのないトラックボールマウスといえばこれだと言われるくらい、購入者からの満足度が高い商品です。
初めてトラックボールマウスを使うのであれば、慣れるまでに時間がかかったり親指が痛くなったりします。しかし、慣れれば今までの普通のマウスとは比べ物にならないくらい高い操作性に驚くはずですよ。
腱鞘炎に悩んでいる人や、机上のスペースが限られているという人に特におすすめします。初めてトラックボールマウスを買うことになって、どれがよいかわからないという人にも向いています。
トラックボールマウスは慣れると抜群の操作性で仕事が捗ります。しかし、普通のマウスと比べて大きめのことが多いので、手が小さい人や女性は使いにくいというデメリットがあります。
そんなデメリットを解消してくれる小型のトラックボールマウスが、ナカバヤシの「Digio2 Q 48373」です。トラックボールも本体も小さめに設計されているので、女性の手にもしっかりフィットしてくれます。技術職の女性からは特に高評価を獲得しています。
カラーバリエーションも7色と豊富なので、本格的なマウスだと無骨な色しかなくて嫌だという人にもおすすめです。レシーバータイプとBluetoothタイプの2商品があるので、どちらを買うか事前に決めておきましょう。
トラックボールマウスといえば親指で操作するものが一般的ですが、エレコムの「M-DT2DRBK」は人差し指でボールを転がすタイプです。現在は親指タイプが主流になっているので、人差し指タイプはエレコムくらいでしか見られなくなってしまいました。
親指で操作するタイプと同様、慣れるまでは指が疲れてしまいますが、慣れればマウス1台で快適に操作ができるようになります。
腕や手首を動かす必要がなく、人差し指だけでスムーズにカーソル移動ができるので、肩こりが改善したという購入者も多いです。マウスを動かすために知らず知らずのうちに肩に力が入っている人は意外と多いので、肩こりが気になる人はこのマウスに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
世の中には「これ、本当にマウスなの?」の疑いたくなってしまうような、珍しいデザインのマウスもあります。番外編として3つ見てみましょう。
一見マウスとは思えない見た目をしている異質な商品。通常のマウスとは異なり、指先で動かす小型マウスになっていて、タッチペンのように操作することができます。スクリーンに触れることなく操作ができる快適さは、一度試すと病みつきになります。
しかし通信時間が短く、少しの間マウスから手を離すと接続が切れてしまいます。キーボード操作がメインでマウスから手を離すことが多い人は、ブツブツ接続が切れることで使い勝手が悪いと感じてしまうかもしれません。
すぐスリープモードになってしまうことを除けば、かなり高評価のマウスです。iPadに使用するためのマウスとして購入する人も多く、持ち運びに便利でスムーズに使えるマウスといえますね。
大きいUSBメモリースティックのような見た目をしていますが、実はモバイルマウスです。小型でポケットにも簡単に入れられますし、パソコンやノートなどを付属のクリップで挟んで持ち歩くこともできます。
とても小さいですが使いにくいことはなく、普段使いも十分できます。Bluetooth接続なのでUSBポートを埋めずに使うことができます。透明なカバーが付いていて、持ち運ぶときにもゴミがつかないのが嬉しいです。
操作性が優れているとは言い難いですが、持ち歩き用のマウスが欲しいという人には向いています。タブレットやモバイルノートにもピッタリですよ。とても小さいので、無くさないように注意しましょうね。
見た瞬間に思わず吹き出してしまうような斬新なデザインのマウスです。フクロウだけでなく、サル、キツネ、ライオン柄のものもあります。
ド派手な色使いのポップな動物デザインのマウスは、一度見たら忘れられません。Macのパソコンはシンプルなデザインのものが多いので、遊び心を加えるためにビビッドカラーのこのマウスを使うのも有りです。会社で使うと確実に話のネタになることでしょう。
機能的には普通といったところです。重大な不具合もないですが、これといって優れた機能も搭載されていません。マウスは普通に使えれば良く、かわいいデザインのものを選びたいという人におすすめの商品です。
Mac向けのマウスを買いたいと思っても、高性能のものを使ったことがなければどんなメリットがあるかわかりにくいですよね。気になる疑問は購入前にここで解決してしまいましょう。
通常のマウスには右クリック、左クリック、スクロール機能があり、あとは戻る/進むボタンが側面に付いていることが多いです。
ボタンに特定の動作を割り当てることができるマウスは、ソフトウェアを使えば頻繁に使用する動作をボタン1つで行えるよう設定することができます。仕事で使用するショートカットキーや、ゲームの複雑な操作を登録することで、ボタン1つで実行できます。
慣れるとかなり使いやすいです。ボールを転がすだけでカーソルの移動ができるので、マウス本体をグルグルと移動させる必要がありません。その結果、仕事で長時間マウスを使っても手首や腕が痛くならないのです。
また、親指でボールを動かせば操作ができるため、マウスパッドが不要になります。マウス1台分のスペースがあれば、どこでも使えるのが魅力です。画面の端から端までという大幅な移動も、気になるポイントにピンポイントでカーソルを合わせる繊細な動作もお手の物ですよ。
本体の操作性が高いMacには、それに見合うような使い勝手のよいマウスを用意するのが作業効率を上げるコツです。価格が高いものはそれだけ性能もよいですが、限られた予算の範囲でどの商品を選べばよいかはわかりにくいですよね。
まずは、記事冒頭で伝えたチェックすべきポイントを確認してみましょう。サイズが軽くて持ち運びやすいマウスがよいのか?トラックボールで楽々操作ができる商品がよいのか?何を重視して商品を選ぶかは、あなたの好みや用途次第です。
この記事で紹介したおすすめ商品14個は、専門家にヒアリング調査を行った結果をもとにママアイテム編集部が厳選したものばかりですから、あなたのMacにピッタリの商品が見つかるはずですよ。毎日のパソコンタイムのお供になるマウスを、この記事を参考にして選んでみてください。