ファンヒーターのおすすめ9選!使用燃料と使用場所で選ぶ【2019年最新版】

寒い冬にはファンヒーターの使用がおすすめ。暖房はどうしても部屋全体が乾燥してしまい苦手だという人も多いでしょう。特に女性は乾燥に気をつけたいものですし、冷え性の...

寒い冬にはファンヒーターの使用がおすすめ。暖房はどうしても部屋全体が乾燥してしまい苦手だという人も多いでしょう。特に女性は乾燥に気をつけたいものですし、冷え性の人は足元を温めたいと思うはず。そして、ファンヒーターは暖房よりも電気代を節約できることもあるため、最近では暖房よりもファンヒーターを好む人が増えているます。そこで今回は家電に詳しい専門家に、おすすめのファンヒーター9つをうかがいました!石油を使用するヒーターはもちろん、温め効果の高い遠赤外線を使用するタイプなどもピックアップしたので、ぜひこの機会にファンヒーターの使用を検討してみてはいかがですか?

ママアイテム編集部

ファンヒーターのおすすめな選び方7つ

現代ではファンヒーターもかなり進化していて、省エネながらもしっかりと部屋を温めてくれます。しかし、性能が良いほど値段も高額になりがちなので、自分の部屋に合ったものを選んで極力出費は抑えたいもの。そこで重要となってくるのが選び方なのです。

専門家曰く、家電製品は選び方によって快適さが大きく違ってくるそうです。そこで自分に合ったものを見つけるためのポイント7つを教えていただきました。

1.20畳のような大きい場所で使う?使用場所をチェック

ファンヒーターは置く場所によって部屋を暖めるスピードが変わってきます。特に広い部屋で使用する場合にはヒーターを置く場所が重要なポイント。間違った場所で使用すると部屋は全然暖かくならないそうです。

ヒーターは窓際を背にして置いて使用するのが最も効率的と言われています。部屋の上層にこもりやすい暖かい空気を循環させ、暖房効果を大きくすることができるためです。暖房器具を使用すると部屋の温度は一気に上がりますが、部屋の中でいちばん冷たい窓際では一気に空気が冷やされているもの。そのため、そこにヒーターを置くことによって空気が冷やされるのを防ぎ、効率よく部屋の温度を維持することができるというわけです。

このことから、ファンヒーターを選ぶ際には「部屋の窓際に置く」ということをイメージしながら形や色などを選んでいくのが良いでしょう。

2.容量で温めることができる範囲が変わる!容量をチェック

ファンヒーターには対応する部屋の大きさがあって、「木造(戸建)〇〇畳まで/コンクリート(集合)〇〇畳まで」といった目安が設けられています。この目安の数値というのがいわゆるヒーターの容量で、自分の部屋の広さと近いものを選ぶことで、ヒーターのエネルギーを無駄に使い過ぎることなく快適な空間を作ることができます。

もし部屋の大きさに合っていないものを選んでしまうと、余計に電気代がかかってしまったり、部屋が全然温まらなかったりします。

ただ、暖房の目安の基準は東京や大阪などの一般的な住宅で、同じ畳数であっても住んでいる地域や部屋の天井の高さによってはワンランク上の製品を選んだ方が良い場合があります。ですので、いまいちどれを選べば良いかわからない場合はお店の人に相談しながら選ぶと良いでしょう。

また、ファンヒーターの中には暖房の目安ではなく「〇号」と記載されている製品もあるので、その場合は下記の表を参考に判断してください。

暖房の目安
20号木造(戸建)7畳まで/コンクリート(集合)9畳まで
30号木造(戸建)9畳まで/コンクリート(集合)13畳まで
35号木造(戸建)11畳まで/コンクリート(集合)15畳まで
50号木造(戸建)15畳まで/コンクリート(集合)21畳まで

暖房の容量で大きいものと小さいもので悩んだ場合は、大きいものを選ぶのがおすすめ。大きいものの方がパワーがあるため、部屋を素早く暖めることがでます。さらに部屋が暖まった後は省エネ機能で運転してくれるので、無駄な電気代をかけることなく快適に使用できるのです。

3.安全性が変わる!燃料をチェック

ファンヒーターは温風で部屋を暖める機械で、使われる燃料によって特徴も異なります。ファンヒーターには大きく分けて3種類あり、「セラミックファンヒーター」「石油ファンヒーター」「ガスファンヒーター」に分けられます。それぞれメリットとデメリットがあり安全性も違ってきますので、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーターとはエアコンと同じように電気によって温風を送るヒーターのこと。電源コンセントさえあればどこでも使うことができ、他のファンヒーターに比べて圧倒的な気軽さが特徴と言えるでしょう。

燃料が電気なだけに発火や火傷の心配も少なく安全性が高いのですが、その分パワーも弱くなってしまうのが難点。また、エアコンと同じ要領で部屋を暖めることになるので乾燥しやすいというデメリットもあります。

とはいえ、狭い部屋で使用する場合は暖房と同じような効果がありますし、最近では加湿器とセットになったものやナノイー機能が付いた高機能なものも多く販売されています。そのため、1人暮らしの人や小さな子供がいる家庭に人気があります。

石油ファンヒーター

石油と電気によって暖房するファンヒーターです。石油ファンヒーターの最大のメリットは何と言っても暖房パワーが強いことで、3種類の中でも暖房力はダントツ。セラミックファンヒーターに比べて乾燥しにくく、使う電気も少ないため電気料金も安く済みます。

しかし、石油の調達がネックです。一般的にはガソリンスタンドで石油を購入することになりますが、近くにガソリンスタンドがなければ車が必要となりますし、配達を頼んでもその分の費用がかかります。また、床にこぼしてしまった際には発火の危険性が高くなりますし、使用する際には注意を払いましょう

ガスファンヒーター

こちらはガスと電気によって暖めるファンヒーター。石油ファンヒーターと同様、メインの燃料はガスとなるため電気代は安く済ませることができます。また、都市ガスを契約している場合は比較的ガス代も安く済み、運転を始めるとすぐに暖まるというのが特徴です。

しかし、ガスをファンヒーターまで届けるのにガス栓とヒーターをチューブで接続する必要があり、使用できる範囲が限られてしまったり、チューブにつまずいて転んだりする人も多いよう。ヒーターの中では発火して温風を送り出すので、倒したり傾けたりすると発火する危険性もあります。

燃料コスト暖房力安全性
セラミックファンヒー電気×
エアコンと同じ
×
弱い

安全性が高い
石油ファンヒーター石油
少量の電気

最強
×
発火の可能性あり
ガスファンヒーターガス
少量の電気

強い

発火の可能性あり

安全性がいちばん高いのは電気を燃料とするセラミックファンヒーターとなりますが、暖房力やコストでは石油やガスの方が効率が良いです。また、石油やガスを使用する際にもしっかりと注意を払えば問題なく使用することができるので、自分の生活スタイルと安全性を考慮して選ぶと良いでしょう。

4.おしゃれなインテリアになる!デザイン性をチェック

現代のファンヒーターは機能だけでなく、デザイン性も高いものも多く販売されています。床に置いて使用するファンヒーターは部屋が大きいほどヒーター自体も大きくなり、どうしても人目につきやすくなるのが特徴です。しかし、デザイン性のあるファンヒーターであればインテリアとして使うこともできますし、人が来たらむしろ見せたくなってしまうようなオシャレ感を与えることができます。

人気のあるものでは、足元を暖める用のコンパクトなデザインや部屋の雰囲気を邪魔しないモノトーンでシンプルなデザインのもの、レトロ感のあるタワー型のものなどがあり、部屋の真ん中に置いても違和感を感じないようなデザインとなっています。

他にもさまざまなデザインのファインヒーターがありますので、デザインにもこだわりたいという人はインテリア感覚で選んでみるのも楽しいでしょう。

5.石油ファンヒーターでめんどくさい人は注意!給油の仕方もチェック

ファンヒーターの中でもいちばんパワーがあるのが石油ファンヒーター。そして、石油ファンヒーターの最大の手間となるのが給油でしょう。給油の際には手が汚れ、タンクが汚れ、床が汚れ……と、何かと手間がかかるでしょう。

ポリタンクからファンヒーターのタンクへ給油をする際、一般的には手動式の給油ポンプを使用するようになりますが、最近では電動式のものや直接ファンヒーターのタンクに注ぎ込める蛇口のようなものも販売されており、昔に比べてだいぶ楽に給油ができるようになってきています。

しかし、手動式の給油ポンプを使う場合でも正しい方法で行えばそんなに汚れることもなく、案外簡単に給油ができるんだそう。そこで、正しい給油方法のやり方を、今一度確認してみましょう。

《正しい給油の仕方》

  1. 灯油の入ったポリタンクを20cmくらいの台の上に乗せる

  2. ファンヒーターのタンクを床(地面)に置き、ポリタンクとファンヒーターのタンクに給油ポンプを入れる

  3. 給油ポンプのヘッド部分についているキャップを閉める

  4. 何回かポンプを押して、ファンヒーターのタンクに灯油を流し込む

  5. 勝手に灯油が流れ込むようになったら手を離してOK

  6. タンクのメモリを見ながら、十分に給油ができたところで給油ポンプのキャップを開ける

このように、高い位置から低い位置へ灯油を流すようにすると、毎回ポンプを押さなくても勝手に灯油が流れ込んでくれます。この原理はサイフォン式と言われるもので、給油以外のいろいろな場面でも採用されている原理です。この原理を使うと何もせずに灯油が流れていきますから、給油がだいぶ楽に感じられることでしょう。

6.地震などの天災にも対応してる?安全機能搭載かチェック

日本ではいつどこで地震が起こるかわかりません。また、最近では天災も多々発生しており、普段使っている時以外に何かあった際の防災対策にも気をつけておきたいもの。ですので、ファンヒーターを選ぶ際には安全機能の有無をしっかりとチェックしておくと安心でしょう。

ガスや灯油ファンヒーターの場合には発火の可能性が考えられるので、転倒時や不完全燃焼を防止する機能があると良いです。また、セラミックファンヒーターの場合でも消し忘れによって火事になる場合がありますので、タイマー機能がついていると安心でしょう。製品によっては温度が上昇しすぎた際に自動で停止するサーモスタッド機能というものがあったりするので、自分の使い方に合わせた安全機能を選ぶとより安全に使用することができます。

7.安い値段とは?価格相場と買うべき値段をチェック

さて、ファンヒーターを選ぶ際にまず気になるのが価格ではないでしょうか。ファンヒーターの価格というのはピンキリで、機能性の高いものや性能が良いものほど価格は高くなりますが、相場がどのくらいなのかというのも選ぶ際の参考になります。

そこで、ファンヒーターを「最安値価格帯」「売れ筋価格帯」「高級価格帯」に分けて、それぞれの価格や特徴をまとめて見ました。

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格2,000円〜5,000円5,000円〜15,000円20,000円以上
特徴小型なものが多く、必要最低限の機能しかついていない部屋用として使用ができ、安全装置も搭載されているデザイン性に優れ、暖房力の高いものや便利な機能が多い

最安値価格帯のファンヒーターでは小柄なものが多く、足元や部分的に使えそうなものが多かったです。機能も必要最低限なものが多く、気軽に使うには丁度良いと言えるでしょう。売れ筋価格帯では部屋全体を暖められるものが多くなり、安全装置や便利機能も搭載されているものもあります。

そして、高級価格帯となるとデザイン性の高いものが多くなり、安全機能や便利機能がフル装備されているヒーターとなってきます。

人が集まるリビングなどにはデザイン性のあるものを使い、キッチンやお風呂場などの狭いスペースには最安値価格帯のものを使うようにするなど、使い方によって選ぶ価格帯を変えてみるのもひとつのポイントとなるでしょう。

ファンヒーターの3つのおすすめメーカー・ブランド

ファンヒーターは製品の特徴で購入するという人は多いですが、中にはお気に入りのメーカーの製品を購入したいという人もいるでしょう。有名なメーカーやブランドでは大きな信頼性があり、独自開発した技術などを搭載している製品が多いのが魅力です。ここでは、専門家がおすすめするメーカーやブランドというのをピックアップしてみましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

1.コロナ

創業80年を超える日本の暖房器具製造メーカーで、石油ストーブや石油ファンヒーターなどをメインとしつつ加湿器や給湯器などの住設機器の展開も行っています。新潟県に本社を置き、特にストーブを使う人からは根強い人気を得ている会社です。

ファンヒーター部門では石油ファンヒーターのみの展開となっていますが、長い歴史と信頼性から「安全性の高いヒーター」として国内シェアトップクラスの売り上げを誇っています。

2.ダイニチ

ダイニチ工業株式会社もコロナと同じ、新潟県に本社を置く石油暖房機器製造メーカー。業務用の大型ストーブや家庭用の石油ファンヒーターでは国内シェア首位となっており、最近では加湿器においても首位の座をキープしています。

ファンヒーターではセラミック、石油、ガスの3種類を展開していますが、いちばん種類が豊富なのがやはり石油ファンヒーターとなっています。

3.トヨトミ

愛知県に本社を置く大手暖房器具・空調機メーカー。現在では日本で唯一となるポット式の石油ファンヒーターを販売しており、小型化や余熱時間の短縮、石油臭の低減化などを実現しています。また、最近では石油を無駄なく使用できて省電力設計ということから「エコバーナー」という名称になっているんだそう。

ファンヒーターでは石油を燃料にするものがほとんどですが、湿度センサーやリモコン付きのハイグレードモデルも販売されています。

今回の商品の比較ポイント

*部屋の大きさ
*タンク容量
*暖房パワー
*安全機能
*使用燃料

今、編集部がおすすめする電気ファンヒーターはコレ!

まずは、今回紹介するファンヒーターの中でも特におすすめの製品を1つ紹介します。現代では高機能なファンヒーターも多く販売されていますが、種類も多すぎますし、高機能では価格が高く、なかなか手が出せないというのが現状です。ですので、「どれを選んでいいのか全くわからない!」という人はぜひこちらのファンヒーターをチェックしてみてください。

Panasonic「DS-FKX1205-W」

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*部屋の大きさ:約6畳相当
*タンク容量:約2.8L(加湿用)
*暖房パワー:強風時1250/1220W(50/60Hz)/弱風時670/ 640W(50/60Hz)
*安全機能:◯
*使用燃料:電気

暖かさと一緒にたっぷりのうるおいも実感できる

部屋を暖めるだけでなく保湿機能、ナノイーが搭載された高機能セラミックファンヒーター。しかも、ナノイーは単独運転ができるので、オールシーズンで使用できるという優れもの。部屋に浮遊しているカビ菌やアレル物質、ウィルスを制御し、気になる臭いまでも消臭することができます。

気になる暖房力も強力で、強風時は1250/1220W(50/60Hz)のダイナミックなパワーで部屋を素早く暖め、適度な湿度を保ちながら快適空間を作ってくれるのです。それでいて1時間の標準電気料金は約33.8円と実に経済的。

また、万が一ヒーターが転倒した場合にも自動でスイッチが切れる「転倒OFFスイッチ機能」や「切り忘れ防止機能」も付いているので、外出の多い人や小さな子供がいる家庭でも安心して使うことができるでしょう。

おすすめ石油ファンヒーター4選

ファンヒーターには暖房力がいちばん!という人は、一番パワーのある石油ファンヒーターがおすすめです。もともと安全性が低いからこそ、安全機能が充実した商品が多く、普通に使う分にはほとんど危険はないと言っても過言ではありません。

そんな石油ファンヒーターでおすすめしたいのが4種類。今までのファンヒーターで物足りなさを感じていた人は石油に買い替えてみると良いかもしれません。

1.コロナ「FH-M2517Y(W)」

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*部屋の大きさ:木造(戸建て)7畳まで/コンクリート(集合)9畳まで
*タンク容量:3.6L
*暖房パワー:2.50kW~0.66kW
*安全機能:◎
*使用燃料:石油

業界トップクラスのコンパクト設計でスペースレス

石油ファンヒーターでありがちな点火時間の遅さを7秒にまで最速化したという、秒速点火機能搭載の石油ファンヒーターです。通常時の点火が約75秒ほどかかるのと比べると奇跡的な速さだと言えるでしょう。そのため、点火後はすぐに暖かくなり、「温まるのを待つ」というストレスを大きく軽減してくれます。

また、待機時の消費電力を1W以下にするエコ機能や、石油臭を制御するニオイ低減機能、給油時には自動消火するという安全機能も搭載されているため、ストレスなく部屋を暖められるでしょう。

さらに安全装置として24時間のデジタルタイマーやチャイルドロック機能などもあり、小さな子供がいる部屋でも安心して使うことができます。他の製品と比べても非常にコンパクトなため、1人暮らしの狭い部屋でも置く場所を選ばずに済むとしても人気があるヒーターです。

2.トヨトミ「LC-33H 」

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*部屋の大きさ:木造(戸建て)9畳まで/コンクリート(集合)12畳まで
*タンク容量:5.0L
*暖房パワー:3.25kW~0.79kW
*安全機能:◯
*使用燃料:石油

業界トップクラスの省エネを実現した石油ファンヒーター

こちらは他のファンヒーターと比べて非常に経済的な石油ファンヒーターとなっています。まず、特許も取得しているエコモードというのが搭載されており、エコモードにすると室温を20度まで徐々に下げていってくれるという機能。これによって寒さを感じにくく、体温調節をしながら節電ができるというわけです。

また、給油ランプが点灯していても「今は給油したくない」という時もあるかと思います。こちらのファンヒーターには給油の消費を抑えてくれる「給油延長ボタン」がついているので、ボタンを押してから最大60分の延長運転が可能となります。高耐久バーナーを使用しているため、前シーズンの残り灯油をしっかりと使いきることもでき、資源を一切無駄にしないように考慮されているのが大きな特徴。

不完全燃焼防止装置や再点火防止機能、給油時消火機能といった一定基準となる安全装置もしっかり搭載されていて、安心かつ経済的に使用ができる石油ファンヒーターなのです。

3.ダイニチ「ブルーヒーター FW-2517S-S 」

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*部屋の大きさ:木造(戸建て)7畳まで/コンクリート(集合)9畳まで
*タンク容量:3.5L
*暖房パワー:2.50kW~0.68 kW
*安全機能:◎
*使用燃料:石油

秒速消臭システム搭載でイヤな石油臭が気にならない

石油ファンヒーターの最大の手間となる給油が楽に行えるよう、給油タンクのキャップに大きめのグリップをつけており手が汚れにくいよう考慮されています。また、なんといっても石油臭がしないというのも大きな特徴。特許取得しているパワフル消臭システムによって燃え残った気化ガスの臭いをシャットアウトし、さらにしっかりと燃やし切ることでイヤな臭いを最小限に抑えてくれます。

その他にも、室内の温度変化に合わせて燃焼量を自動でコントロールしてくれるecoおまかせモード機能も搭載されており、好きな室温設定をしながらもしっかり節約ができるというメリットもあり。給油サインも2段階で教えてくれるから急に給油が必要になるということがありません。

また、他の製品に比べて安全装置も充実しており、不完全燃焼防止装置、消し忘れ防止装置はもちろん、耐震自動消火装置、停電安心装置、過熱防止装置など8種類もの安全装置が搭載されています。

4.ダイニチ「SDR FW-3717SDR 」

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*部屋の大きさ:木造(戸建て)10畳まで/コンクリート(集合)13畳まで
*タンク容量:9.0L
*暖房パワー:3.70kW~0.74 kW
*安全機能:◎
*使用燃料:石油

オートターボ運転でよりパワフルに部屋を暖めてくれる

こちらはダイニチが展開している石油ファンヒーターの中でもハイランクとなる製品。消臭パワー、エコ、給油の利便性全てにおいてトップクラスとなっていて、暖房力が非常に高いのも魅力的です。省エネセンサーでは人の動きを検知し、部屋に長時間誰もいない場合に自動で燃焼料を抑えたり停止したりするので、灯油の無駄使いを防止できます。

一方、ファンヒーターを点火させた時の冷えた部屋では、最大火力を5%~10%アップさせるオートターボ運転が搭載されているため、より強力に素早く部屋を暖めることができるのです。給油タンクは9Lの大きめサイズだから1回の給油でたっぷりと補充でき、手間となる給油の回数が減らせるでしょう。

また、細かい機能として2種類のタイマーが設定できるWタイマー機能や、タイマーを延長したい場合に便利な延長セレクト機能なども付いているので、家族が多い家庭でもいろいろな使い方に対応できるファンヒーターです。

おすすめの遠赤外線ファンヒーター4選

今度は、石油と同じように暖め効果が高いと言われている遠赤外線搭載のファンヒーターを紹介します。遠赤外線ヒーターはセラミックや石油、ガスとは違い、温風を使わず遠赤外線の放射によって暖房効果を発揮するもの。そのため部屋のホコリが舞い上がることがなく乾燥しにくいというのも大きなメリットです。

そんな遠赤外線ヒーターのおすすめも4種類ご紹介します。静かにじんわり暖まりたい人はしっかりチェックしてみてください。

1.コロナ「コアヒートスリム DH-917R-W」

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*部屋の大きさ:ー
*タンク容量:ー
*暖房パワー:900W~340W
*安全機能:◎
*使用燃料:電気

体を芯まで暖めるブラックセラミックコーティング

スタイリッシュでスペースを取らないタワー型の遠赤外線ヒーター。体をしっかりと暖めるために遠赤外線を発生させるシーズヒーターに輻射ブラックセラミックのコーティングを施した設計となっています。これによって、遠赤外線が最も人体に吸収されやすいとされる3~20ミクロンで放出され、より暖かさを実感できるようになります。

また、ただ暖めるだけではなく温度センサーによってしっかり省エネできるのもおすすめのポイント。運転を停止した時から再開までの時間をカウントし、ヒーターが冷めきってしまっている場合には設定温度よりも高い能力で立ち上がるため素早く暖めてくれます。その後は自動で設定温度に応じた運転に戻り、温度センサーによって出力を調節。

転倒OFFスイッチやチャイルドロック、停電時安全装置などの安全機能も充実しているため高い暖め効果を実感しつつ安全に使えるというヒーターなのです。

2.コロナ「スリムカーボン ゴールド DH-C917 」

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*部屋の大きさ:ー
*タンク容量:ー
*暖房パワー:900W~350W
*安全機能:◎
*使用燃料:電気

首振り機能付きでいろんな角度から暖める

こちらもスリムでスタイリッシュなタワー型タイプの遠赤外線カーボンヒーター。スイッチオンですぐに赤熱し、素早く暖めてくれるので帰宅後も寒い思いをしなくて済みます。そしてこちらの機種のおすすめポイントは首振り機能がついているというところ。同じ場所をずっと暖めるのではなく、左右70°を好みの角度で動かすことができるからより広範囲を暖めることができます。

操作パネルもシンプルになっていて、子供から年配の人まで簡単に操作ができるでしょう。温度調節も10段階と細かく設定できるので、常に快適な温度で過ごせます。

その他にも転倒OFFスイッチやチャイルドロック、停電時安全装置などの安全機能もしっかり搭載されており、コロナの遠赤外線ヒーターの中でも非常に評判が高いモデルとなっています。

3.コロナ「コアヒート AH-127R-SS」

情報が取得できなかったよ・・・

*部屋の大きさ:ー
*タンク容量:ー
*暖房パワー:1150W~330W
*安全機能:◎
*使用燃料:電気

ブラックセラミックコーティングのハイパワーヒーター

こちらは、コロナのブラックセラミックコーティングされた遠赤外線ヒーターをさらに高機能化したモデルとなっています。1150Wのハイパワーと、縦型の本体を横向きにして使用することもでき、暖房幅を約2倍に広げて広範囲を暖められる優れもの。そのため、家族の多い家庭や広い部屋での使用におすすめです。

本体は横向きだけでなく上方向、下方向に傾けることもでき、いろいろな角度で部屋をしっかりと暖めることができるのも魅力的。70°の首振り機能までついた、まさに使い方が自由自在なヒーターです。電源コードも2mと長めでいろいろな場所に移動も可能。

ゆらぎ運転モードでは体感温度を考えながら自動でパワーセーブされ、気になる電気代も上手に節約してくれます。また、こちらのモデルは人感センサーが搭載されているタイプで、ヒーターの前に一定時間人がいない場合には省エネ運転へと切り替わります。

4.ダイキン「セラムヒート ERFT11US-W」

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*部屋の大きさ:ー
*タンク容量:ー
*暖房パワー:1100W~250W
*安全機能:◎
*使用燃料:電気

ダイキンの最新モデル遠赤外線ヒーター

スイッチを入れて立ち上げた際には1100Wのハイパワーで急速暖房をする速暖モード搭載のヒーターです。節電も考慮した機能として「リズムモード」というものがあり、パワーに強弱のリズムを付けて運転することで電気代を約15%も節約できます。暖かさが持続する遠赤外線だからこそ、パワーが強弱しても快適な体感温度を保つことが可能です。

また、「ひくめ」「ふつう」「たかめ」の3段階で温度設定をすると、センサーモードが働いて室温に合わせて自動でパワーセーブも行います。放射される遠赤外線は人の体に吸収されやすく考慮されているので、従来の遠赤外線と比べてもかなり暖かく感じられるでしょう。

他の便利機能としては首振り機能、タイマー設定、6時間自動OFF機能などがあり、安全面と機能面の両方を持ち合わせたヒーターとなっています。今までのヒーターで電気代が高くなってしまっていた人には特におすすめしたい製品です。

ファンヒーターを購入時の気になる疑問・質問

ファンヒーターを選ぶ際に思う疑問や質問は日々専門家のところにも寄せられているんだそう。そこで、特に多い質問というのをピックアップしてみましたので、ファンヒーターを選ぶ際にはぜひ参考にしてみましょう。

Q1:ファンヒータ使うときに気を付けることは?

ファンヒーターにはいくつか種類がありますが、どれも暖房機能をもつものなので使用する際には安全面での注意が必要となります。石油やガスなどの燃料によっても注意点が変わってきますので、それぞれの注意点を見てみましょう。

セラミック・遠赤外線ファンヒーター

*ヒーターの近くに長時間とどまらない
*スプレー缶やカセットボンベ、可燃物などを近くに置かない
*指などをヒーターの中に入れない

石油ファンヒーター

*給油時は必ず消化する
*タンクから灯油が漏れていないか確認する
*スプレー缶やカセットボンベ、可燃物などを近くに置かない
*フィルターや空気取り入れ口、吹き出し口は常に掃除をしておく
*本体に指や物を入れない

ガスファンヒーター

*指定のガスコードを使用する
*スプレー缶やカセットボンベ、可燃物などを近くに置かない
*フィルターや空気取り入れ口、吹き出し口は常に掃除をしておく
*本体に指や物を入れない

どれも基本的なこととはなりますが、ヒーターの使用でいちばん気を付けたいのが火災とやけどです。ホコリも火災の原因となりますので、こまめに掃除をして安全に使用するようにしましょう。

Q2:小さい子供がいてもファンヒータを使っても大丈夫?

正しい使い方をしていれば小さい子供がいても特に問題なく使用できます。ただ、小さい子供は動き回るためファンヒーターに触ってやけどをしたり、ヒーター本体を倒してしまうといったトラブルが多くなりますので、程よい距離感を保って使用するのが安心です。

また、石油やガスを燃料とするものは締め切った部屋で使用すると空気が汚染されますので、タイミングを見計らって換気するようにしましょう。また、給油タンクやガスパイプにも近づかないようにするとより安全です。

まとめ

現代のファンヒーターは非常に高性能なものが多く、セラミックファンヒーターといえども十分な暖房効果が期待できます。ですので、小さい子供がいる家庭などでは安全性を考慮してセラミックファンヒーターを選ぶというのも良い選択かもしれません。

また、機能面でも実にさまざまな種類がありますので、ぜひここで紹介した9種類のファンヒーターを参考にしながら自分に合ったものを見つけてみましょう。今回紹介した選び方をしっかりと頭に入れておけば、きっとベストなものを選べるはずです。

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