くせっ毛で困っている、きれいに髪をセットしたい、サラサラな髪にあこがれる……そういう人におすすめなのが、ヘアアイロンです。髪をまっすぐにしてくれるだけでなく、よ...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>くせっ毛で困っている、きれいに髪をセットしたい、サラサラな髪にあこがれる……そういう人におすすめなのが、ヘアアイロンです。髪をまっすぐにしてくれるだけでなく、より美しい髪になるようにツヤを出してくれます。最近のヘアアイロンは髪が痛まない工夫がされているので使いやすいですし、すぐに高温になり忙しい朝でも素早くスタイリングできます。おすすめのヘアアイロンをチェックして、理想的なヘアスタイルを手に入れてくださいね。
ママアイテム編集部
ヘアアイロンはシンプルな道具ですが、そのぶんそれぞれちがいが分かりづらかったりしますよね。自分にぴったりのヘアアイロンを見つけるために、おすすめの選び方を紹介します。
ヘアアイロンで大事なのは、温度です。温度が高ければ高いほど髪へ与える影響が大きく、しっかりとカールを作ったり早くストレートにすることができます。その一方で、髪を痛めやすいという側面もあります。
一般的に日本人の髪質に向いている温度は180℃前後とされていて、200℃を超えると、美容師が使うようなハイクラスヘアアイロンとなります。
自分の髪質と相談しながら、どの程度の最高温度が必要なのかを考えて、購入の際にしっかりと確認しておきましょう。
ヘアアイロンのなかで実際に熱くなる部分を、プレートといいます。そのプレートの幅や長さで、作りやすいヘアスタイルが変わってきます。
プレートが短いと、一度に多くの髪を熱することはできません。そのため、髪を巻くときにちょっと物足りないこともあるかもしれません。
一方で、髪が短かったり前髪に使いたかったりする場合は、プレートが短い方が使い勝手が良くなります。
自分の髪の長さやどういうヘアスタイルにしたいのかを考えて、プレートの幅や長さもチェックしてみましょう。
プレートにはいくつかの種類があり、主にセラミックかチタンが使われています。
セラミックは熱伝導に優れていて耐久性が高いのがポイント。チタンは摩擦が少なく、髪通りが滑らかになるという特徴があります。
注目すべきなのは、プレート自体がセラミックやチタンなのか、他の金属の上にセラミックやチタンのコーティングをしたのかということです。
例えば、「チタン加工」や「セラミックコーティング」などと書かれている場合は、他の金属の表面をチタンやセラミックで覆っていることになります。
素材にこだわるのであれば、セラミックもしくはチタンプレートのヘアアイロンがおすすめです。
ヘアアイロンは基本的にコンセントに挿して使う家電なので、コードの仕組みも重要です。ヘアアイロンのコードに注目をする人は少ないでしょうが、コードが絡まったり可動性が低かったりすると、使っている時にストレスが溜まります。
最近のヘアアイロンはコードの接続部分が360°回転するようになっているものも多く、スタイリング中に絡まりづらい工夫が施されています。
「コードにわずらわされたくない」という人は、360°回転仕様になっているのかも見てみましょう。
化粧品や洋服とちがい、ヘアアイロンのメーカーに注目したことがある人は少ないかもしれませんが、メーカーによって特徴がそれぞれ異なります。
まだどんなものが欲しいか決まっていない人は、以下の3つのメーカーのヘアアイロンをおすすめします。
大手家電メーカーのパナソニックは、冷蔵庫や電子レンジなどの生活家電のイメージが強いメーカーですが、ヘアアイロンやヘアドライヤーなどのヘアケア製品も手掛けています。
最先端の技術が使われていて、信頼度の高い品質が人気の理由の一つです。
多くの優れたヘアケア製品を輩出していることで有名なサロニア。ストレートアイロンやコテ、ドライヤーはもちろん、ヘアクリームやヘアオイルなどヘアケアに関するさまざまなアイテムを取り揃えています。
ヘアアイロンを購入するときは、なにを基準に選べばいいのでしょうか。今回はおすすめするヘアアイロンを比較検討しやすいように、4つのポイントを挙げてみました。
日本は基本的に100Vの家電が多く、海外は100から240Vまであります。「海外使用:〇」というのは、100~240Vに対応しているという意味です。
ただし、世界各国どこでも確実に使えるわけではないので、ご注意ください。また、海外仕様に対応していてもコンセントアダプターは必要になるので、忘れないように購入しておきましょう。
*温度
*プレートの素材
*2way
*海外使用
「ヘアアイロンが欲しいけど、どれがおすすめなの?」という人にまず紹介したいのが、このヘアアイロンです。ぜひチェックしてみてください。
*温度:130~220℃(10℃単位で可能)
*プレートの素材:シルクプレート、アルミニウム、プラスチック
*2way:×
*海外使用:○
楽天の美容健康課題で第1位を獲得したうえ、2万人もの美容師が愛用しているという人気のヘアアイロンがこの絹女ワールドです。
このヘアアイロンの特徴は、KINUJOグループが商品登録した世界初のシルクプレートが使われていること。シルクプレートとは、この世で一番摩擦力が低い素材をヘアアイロンのプレートにしたもののことです。
髪のダメージが少ないだけでなくツヤのある滑らかな仕上がりになるのが特徴で、ヘアアイロンを使うだけで上品な雰囲気になります。
ヘアアイロンは熱によって髪をスタイリングする機器なので、使うと髪がパサパサになってしまうこともありますよね。しかし、シルクプレートなら、そういったことは起こりません。
200℃の高温になった状態のプレートに水をかけてもすぐに蒸発しないほど、高い保湿力があります。
さらにうれしいのが、クイックヒート技術が使われているため、たった20秒で180℃まで加熱できるところ。
忙しい朝、ヘアアイロンが温まるのを待ちきれず中途半端な温度で使って微妙なスタイリングになってしまう……。そんな人にとって、この温度上昇率は魅力的です。
130℃から220℃までの10℃単位で温度調整ができるうえ、リアルタイムで温度をデジタル表示してくれるのもポイント。さらに、電源を入れたから30分使わないと自動的に電源が切れる仕組みになっています。
「とにかく使い勝手がよく、ツヤのある仕上がりになるヘアアイロンが欲しい」という人におすすめです。
素早く髪をストレートにしたいのであれば、高温に設定できるヘアアイロンがぴったりです。スタイリングした後にオイルやケープなどを使うと、ツヤやスタイルが長持ちしますよ。
*温度:120℃~230℃
*プレートの素材:チタニウムプレート
*2way:×
*海外使用:○
このアイロンは、楽天のドライヤー&ヘアーアイロンランキングでデイリー1位を獲得した人気のヘアアイロンです。
このアイロンの特徴は、熱伝導が良いチタニウムプレートが使われていることと、マイナスイオンが発生するチタニウムとマイナスイオン噴射口から吹き出るダブルマイナスイオン機能。
マイナスイオンは髪のツヤのもとであるキューティクルを保護して、ヘアアイロンの高熱によるダメージから髪を守ってくれます。髪が傷んでいる人にぴったりですね。
チタニウムのプレートはマイナスイオンを発生させるだけでなく、滑りがよく熱伝導に優れているため、髪に熱を均等に届け、ツヤを加えてくれます。
コードが360°回転するのでコードが絡まる煩わしさがないうえ、30分後にオートパワーオフの機能も備えています。
ヘアアイロンの中では比較的リーズナブルで機能もシンプルなので、「とりあえずひとつヘアアイロンが欲しい」という人におすすめです。
*温度:130〜230℃
*プレートの素材:フローティング チタニウムプレート
*2way:○
*海外使用:○
進化したフローティング&クッションプレートが使われているヘアアイロンで、サラサラのストレートはもちろん、ふんわりとしたカールもこれ一本でスタイリングすることが可能です。
「普段はストレートアイロンとして使いたいけど休日はたまに髪を巻いておしゃれしたい」というときに、このヘアアイロンが大活躍するでしょう。
滑りがよく熱伝導性が高いチタニウムのプレートを採用しているうえ、プロ仕様の230℃まで設定することができます。
このヘアアイロンも、チタニウムプレートと噴射口からマイナスイオンが発生するダブルイオン構造になっています。髪がまとまりづらい、静電気が起こりやすい、髪が傷んでるという人にうれしい仕様ですね。
さらに、プロが縮毛矯正で使うのと同じ230℃になるまでにかかる時間は、たった1分。耐熱性シリコンケースが付属しているので、友達の家に泊まりに行くとき、旅行や出張に行くときに持ち運びしやすいというのも魅力のひとつです。
*温度:180~230℃
*プレートの素材:フローティングクッションプレート
*2way:○
*海外使用:○
髪に優しいフローティングクッションプレートのヘアアイロンで、柔軟性が高く、髪のキューティクルをしっかりと守ってくれます。
発熱時にマイナスイオンを放出して静電気を抑え、髪の毛のツヤを作る仕様です。ヘアアイロンの先端が防熱仕様になっているので、片手でアイロンを押えても、やけどすることがありません。
温度のロック機能もあるので、気付かないうちに急に温度を変えてしまうという危険もありません。普段ヘアアイロンを使い慣れていない、火傷したことがあって怖い、という人におすすめです。
このヘアアイロンは最低温度でも180℃と高めで、頑固なくせ毛に悩んでいる人にもぴったり。さらにうれしいのが、1年保証ではなく18ヶ月間の保証期間があることです。
初めてヘアアイロンを使ってみたいという人は、このモデルをチェックしてみてください。
*温度:80℃-230℃
*プレートの素材:セラミック
*2way:○
*海外使用:○
ヘアアイロンのなかでは珍しく、80℃から230℃までの幅広い温度設定が可能なのがこのアイテムです。
温度を80℃から5℃ずつ調整できるので、自分の髪質や実現したいスタイルに合わせて調節することができます。髪の毛が細く柔らかい人は低温で、硬く太い人は高温で使うといいでしょう。
30秒で初期設定されている180℃になる機能性、プロがでも使えるクオリティの高さを誇ります。
アイロンの表面部分はセラミックコーティングされているので、マイナスイオンで髪の水分が蒸発するのを減らし、髪を守ってくれるのも魅力的ですね。
360度回転できる電気コードや海外でも使用可能な仕様、1時間で電源が自動的にオフになるなどの機能もしっかりと兼ね備えています。
「普通のヘアアイロンでは熱すぎて髪が傷んでしまう」「ナチュラルなスタイルにしたい」「不慣れなので低温で少しずつ試しながらやりたい」という人には、このヘアアイロンがおすすめです。
ヘアアイロンを使うときに気になるのが、髪へのダメージですよね。どのヘアアイロンもできるだけ髪を傷めないような工夫が施されていますが、そのなかでも特におすすめのヘアアイロンを紹介します。
*温度:120~220℃
*プレートの素材:セラミックコーティング
*2way:○
*海外使用:○
マイナスイオンを大量に放出するのがこのヘアアイロンです。比較的低温の120℃の温度でも使えるので、「高温すぎるヘアアイロンは苦手」「キューティクルを守ってくれるアイロンヘアアイロンがいい」という人におすすめです。
3Dフロート板なので、簡単に立体的なカールを作り出すことも可能。火傷防止加工があるのもうれしいですね。もちろん、ストレートにするときにも使えます。
ストレートにしたり本格的なカールを作ったりと、気分でスタイルを変えたい人にぴったりのヘアアイロンです。
シームレスデザインで可愛いピンク色、コンパクトで持ち歩きしやすいというメリットもあります。温度調節のボタンがヘアアイロンの内側についているので、使ってる途中にうっかり温度が変わってしまうということもありません。
ストレートだけでなくカールにする機能を重視するのであれば、このヘアアイロンがいいでしょう。
*温度:150℃、170℃、190℃
*プレートの素材:セラミックコーティング
*2way:○
*海外使用:○
髪を傷めないようにプレートの表面にセラミックコーティングが施されているうえ、フローリングクッションプレートを採用しているヘアアイロンです。
フローリングクッションプレートとは、その名の通り、クッションのように余計な力を吸収し髪に負担をかけず、滑らかに動くプレートのことです。さらに水分蒸発穴が備わっているので、水分を放出してしっかりと髪の潤いを守ります。
温度設定は150℃、170℃、190℃の3段階。あまり温度にこだわらないという人には十分です。
しっかりとスタイリングしたい、髪がクセっ毛で言うことが聞かないという人、しっかりとカールさせたいときは190℃、普段使いなら170℃、ふんわりとさせたい、髪が細く傷みやすいという人は150℃で使いましょう。
先端が断熱仕様になっているので、しっかりと髪を挟み込んで、両手で押さえて使うことができます。
温度設定にあまりこだわりがなく、髪の保護を重視するのであればこのヘアアイロンを手に取ってみてください。
*温度:160℃~200℃
*プレートの素材:セラミックコーティング
*2way:○
*海外使用:○
このヘアアイロンの魅力は、何といっても折りたためることです。プレート部分と取っ手部分を折ってたためるようになっているので、旅行や出張の時などにとても便利です。
ヘアアイロン自体もコンパクトなので、前髪セットしたり毛先をハネさせてセットしたりといったときにも活躍するでしょう。
マイナスイオンを発生させるプレートとマイナスイオンの噴射口を搭載することで、ダブルマイナスイオンを実現。温度の2段階調節が可能で、硬めの髪の人は2、柔らかい髪の人は1と簡単に設定することができます。
ストレートアイロンとしてはもちろん、コテとしても使えるので、本格的な巻き髪をしたいという人にもおすすめです。
ヘアアイロンは女性が主に使うイメージがあるかもしれませんが、「しっかりとスタイリングしたい」「クセ毛をどうにかしたい」という男性にもぴったりのアイテムです。
女性より比較的髪が短い男性が使いやすい設計になっているヘアアイロンを紹介します。
*温度:80~200℃
*プレートの素材:チタニウムコーティングプレート
*2way:○
*海外使用:○
ヘアアイロンのなかでもトップクラスの細さを誇るのが、このヘアアイロンです。プレートの幅はたった15ミリ。男性やショートヘアの人、前髪をセットしたいときなどに使い勝手がいい仕様です。
多くの日本人の髪質に合っていると言われている170℃の温度まで、約30秒で加熱完了。さらに80℃から200℃まで幅広い温度調整ができるようになっています。
ショートヘアや前髪にアイロンを使うとき、肌が近いので熱さが気になったりしますよね。そんなとき、低温でヘアアイロンを使えるというのはとても魅力的です。
最高温度である200℃を超えると自動的に加熱が止まるので、「熱すぎるヘアアイロンはちょっと」という人におすすめです。
*温度:最高160℃
*プレートの素材:ナノセラミックコーティング
*2way:×
*海外使用:○
手のひらサイズでコンパクトなメンズ向けヘアアイロン。頑固なクセ毛に悩んでいる人や、寝癖を直したいときなどにぴったりです。
プレートの側面には、毛先をカールしやすいようにガイドコームが用意されています。それを使えば、簡単に外ハネアレンジができますよ。
最高温度は160℃なので、温度も十分。旅行や出張などで持ち運びしやすいサイズなのもうれしいですね。
ストレートも外ハネもできる、コンパクトで使いやすいメンズ向けヘアアイロンを探している人には、このヘアアイロンがおすすめです。
*温度:約160度
*プレートの素材:セラミックコーティング
*2way:○
*海外使用:○
1台でストレートスタイルとアレンジスタイル両方に対応できる、男性用ヘアアイロンです。プレートは18ミリとスリムで、根元にはキャッチコームがあるので、髪が短い人でも使いやすいように工夫されています。
さらに、毛先をハネさせたりトップにボリュームを作りたいときに役に立つラウンドヘッド仕様になっています。
前髪をストレートにしたり、立ち上げ部分にボリュームを出したり、毛先を動かしたりと、さまざまな場面で活躍するでしょう。
熱伝導が良いセラミックコーティングがされたプレートなので、立ち上がり約1分というのもうれしいですね。スリムで万能なメンズヘアアイロンを探している人にぴったりです。
普段何気なく使いがちなヘアアイロンですが、購入する前に疑問を解消しておきましょう。
ヘアアイロンの適性温度は、髪質やどんなスタイルにしたいかによって変わってきます。一般的に、日本人が髪をストレートにするのであれば180℃前後が良いといわれています。200℃以上になると、プロ仕様レベルの温度です。
髪が柔らかく傷みやすい人は低温で、髪が硬かったりクセが強かったり、しっかりとスタイリングしたいのであれば高温というふうに、場合によって使い分けましょう。
プレートには、それぞれ特色があります。
例えば、セラミックなら熱伝導が良く、チタンなら髪を傷めづらいという特徴を持っています。
自分がどんなヘアアイロンが欲しいかを考えて、その希望にあったプレートを使っているヘアアイロンを選びましょう。
髪をセットするときに欠かせないのが、ヘアアイロン。自分の髪質や実現したいスタイルによって向いているヘアアイロンがちがうので、自分にぴったりのヘアアイロンを見つけて、お気に入りのヘアスタイルを実現しましょう。
髪型がうまく決まると、その日一日の気分が良かったりしますよね。そのためにも、慎重にヘアアイロンを選んで、納得いくものを購入してくださいね。