初心者には難しそうで手が出ないイメージの一眼レフレンズのおすすめを調査しました。一眼レフのレンズは全部で6種類。それぞれ、どんな場面で利用しどんな画が撮れるのか...
初心者には難しそうで手が出ないイメージの一眼レフレンズのおすすめを調査しました。一眼レフのレンズは全部で6種類。それぞれ、どんな場面で利用しどんな画が撮れるのか、その特徴と解説を専門家に話を伺いまとめました。また、一眼レフの基礎知識とおすすめのレンズをヒアリング。今回は分野別・目的別に厳選した15個と、迷わず後悔しない為のポイントを紹介していきます。気になる疑問や質問にも答えていますので、ぜひ参考にして下さい。
ママアイテム編集部
インスタグラムなど、SNSで大活躍する一眼レフレンズですが、専門性が高く難しいのが難点。
カメラのボディに取り付けて使用する一眼レフレンズ。大きく分けて6種類もあるレンズをシチュエーションによって付け替え、味の違う写真を撮る事こそが一眼レフカメラの楽しみとも言えます。
まずは、一眼レフレンズの種類と特徴についておすすめしていきます。
標準ズームレンズはごく一般的なレンズで、カメラボディと一緒にセットで販売されている事も多いです。
実際に自分の目で見た風景で撮影することが可能な為、初心者が一番使いやすく、手が出しやすいレンズと言えます。
一眼レフ初心者で取り扱い方に慣れていない初心者は、このレンズに慣れてから、他のレンズにチャレンジするのがおすすめです。
人物のポートレイトや風景など、場面を選ばずオールマイティーに使用する事が出来ます。
続いて、望遠レンズについてです。望遠レンズは別名:ズームレンズとも呼ばれています。
このレンズは被写体を大きく撮ることが出来ます。同じ位置から撮った場合、標準レンズよりも被写体が大きく写るのが特徴です。
その為、バードウォッチングなど遠くの物を撮る時に最適です。
カメラ慣れしている人がよく持っている広角ズームレンズ。これは、より広い範囲を写す事の出来るレンズです。
その為、同じ位置からでも標準レンズに比べると被写体が小さく写るのが特徴です。
コート全体を写す試合観戦などに適しています。また、人物などの被写体と風景を一緒に撮る際も、このレンズで撮ると躍動感が出ておすすめです。
狭い室内でも広角レンズで取る事で広く見せる事が出来ます。
マクロレンズは、被写体を拡大して写せるところが特徴です。虫や花など、小さなものをズームして、肉眼では見えにくい細かなところまで写真に写す事が出来ます。
アクセサリーなど小物の撮影はもちろん、花についた水滴や紙や布の質感などを撮影したい時に重宝します。
とても魅力あふれるレンズですが、被写体を拡大して写す為、手ぶれに弱くピント合わせが難しいので慣れるまでが大変そうです。
魚眼レンズは、魚のように180°の視界を写す事の出来るレンズです。玄関ドアのドアスコープをイメージすると分かりやすいと思います。
魚眼レンズには2種類あり、それぞれ『対角魚眼レンズ』『円周魚眼レンズ』と呼びます。
『対角魚眼レンズ』は、四隅が丸く中央に収束するように写るレンズ。『円周魚眼レンズ』は、中央が大きく四隅に収束するように写ります。
ドアスコープは『円周魚眼レンズ』で、その反対が『対角魚眼レンズ』と覚えると良いでしょう。『対角魚眼レンズ』は広角レンズをもっと極端にしたように感じます。
レンズの中でもっとも広い画を写すことが出来ますが、被写体を美しく撮るというよりはアーティスティックな仕上がりになります。
パンケーキレンズは、焦点距離が一定のレンズです。単焦点レンズとも呼ばれています。
焦点距離を変える事が出来ないのでズーム出来ないのが難点ですが、ポートレイトのように背景をぼかした写真を撮る事が出来ます。
被写体が決まっているもの、被写体を一番前に写したい時に重宝するでしょう。
焦点距離とは、カメラのピントを合わせた時のレンズから撮像素子(被写体を電気信号に変換する素子)までの距離を指します。
被写体→カメラ(レンズ→撮像素子)→目の順に情報が入ってくると考えて下さい。
フィルムのような形状をしている撮像素子によって、写した絵が電気信号に変換されてデータに残る訳ですね。
一眼レフレンズは、レンズそのものというよりこの焦点距離の長さによってモノが変わってきます。焦点距離とレンズの相関性について表にまとめましたので、参考にして下さい。
焦点距離 | 被写体の写り方 | 特徴 | |
---|---|---|---|
標準レンズ | 18mm~55mm | 目で見た画にもっとも近い | 初心者向け。目で見た画を撮ることが出来る。 |
望遠レンズ | 70mm~300mm | 近く大きく写る (画角が狭い) | 遠くのものを撮る時におすすめ。 |
広角レンズ | 10mm~35mm | 遠く小さく写る (画角が広い) | 広範囲の画を撮る時におすすめ。四隅が広がって写る。 |
マクロレンズ | 50~60mm 90~105mm 180~200mm | とても大きく写る (画角がとても大きい) | とても小さいものを撮る時におすすめ。 |
魚眼レンズ | 12mm以下 | 大きく写る(円周魚眼) 小さく写る(対角魚眼) 背景は180°写 | 魚の目のように超高範囲を写す特殊なレンズ。 |
パンケーキレンズ | 30mm~50mm | 目で見た画に近い | 焦点距離が一定。ボケが綺麗に写る。 |
こうして並べてみると分かりやすいですね。自分で何を撮りたいのか吟味して選ぶようにしましょう。
焦点距離や画角については次のサイトが参考になりますので、ぜひ読んでみて下さい。
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一般的に私たちに馴染みの薄い一眼レフレンズは、どのくらいの価格で販売されているのか調査してみました。購入前に参考にしてみましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
15,000~30,000円 単焦点レンズ、標準レンズ | 50,000~300,000円 レンズ全種 | 500,000~2,000,000円 望遠レンズ |
総じて価格の幅が広い事がわかりました。これは、目的をはっきりさせた上で購入しないと後悔するかもしれません。
標準レンズ・単焦点レンズは、1万円台からと比較的安価での購入が可能なようです。望遠レンズは200万円という高値で販売されているものがあります。
一眼レフレンズを選ぶ上で、メーカーやブランドに的を絞るのも一つの手です。多くの一眼レフレンズを世に出しているメーカーやブランドなら、信頼もあり安心して利用する事が可能です。
そこで、おすすめのメーカーやブランドについて専門家のアドバイスを参考におすすめします。
一眼レフカメラを扱う上で、一度は聞いた事のあるメーカーがこのNiconです。
一眼レフカメラ・レンズを始め、双眼鏡やスコープなどの映像事業、半導体や液晶パネルなどの精機事業やバイオサイエンスの研究までされている会社です。
特に、この映像事業では有名で、レンズの種類は数多く、標準レンズからマクロ・魚眼レンズまたマイクロまで幅広く商品を展開しています。
EOSシリーズでお馴染みのCanon。プリンターやカメラ事業に力を入れている有名企業です。このメーカーも、標準レンズからマクロレンズまで数多くのレンズを取り揃えています。
また、独自ブランドEOSシリーズ専用のレンズ『EFレンズ』により、被写界深度や遠近感に深みを出す事が出来ます。
音楽機器を始め電化製品ラインナップが豊富で有名なSonyからも、一眼レフカメラ用のレンズが開発・販売されています。
Canon同様、一眼レフカメラ”α”シリーズ専用のレンズを多様に取り揃えていて、それぞれのシーンに合わせた利用が可能です。
プリンターやオフィス機器でお馴染みの、PENTAXの一眼レフカメラ。
ボディはもちろんレンズも多種取り揃えていて、標準レンズ・望遠レンズ・広角レンズ・マクロレンズの購入が可能です。
電化製品の大手企業Panasonicからも一眼レフカメラ、レンズ、アクセサリーが販売されています。LUMIXシリーズの一眼レフカメラから、今話題のミラーレスカメラまで多様なラインナップを取り揃えているメーカーです。
レンズも、広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズ・パンケーキレンズなど6種全て取り揃えていて、珍しい3Dレンズの販売もしています。
今回の選定ポイントは下記の3つに絞って調査しました。
まず、一眼レフレンズを用いる『用途』。人物を撮りたいのか風景を撮りたいのかなど、目的によって用いるレンズは変化します。これを明らかにしながら、購入すべきレンズを絞っていきましょう。
次に、『機能』と『焦点距離』。メーカーやレンズの種類によって搭載されている機能もレンズの種類も変わってくるので、これらの特徴に重点を置いて紹介ます。
*用途
*機能
*焦点距離
さまざまなレンズをお伝えしていく前に、今一番おすすめするレンズを紹介します。レンズに悩んでしまったら、この商品をぜひ検討してみて下さい。
さまざまなシーンに対応できる魅力がたくさん盛り込まれたアイテムです。
*用途:運動会、バードウォッチングなど遠距離撮影
*機能:手ぶれ補正
*焦点距離:200~500mm
Niconのこの商品は、焦点距離200~500mmという驚愕のスペックを持つ超望遠ズームレンズです。
望遠レンズは、大きなサイズのものになると重く機動力に劣ってしまう為、動きづらい環境や動いているもの相手だと上手に撮れないのが難点。
しかし、この商品は手ぶれ補正機能付きなので三脚無しでも撮影可能。遠くで動く被写体もくっきり写すことが出来ます。
また、望遠レンズならではの被写界深度の浅さが魅力的。被写体はくっきり、背景はボヤけた撮影が可能ですので、主役の被写体を一際際立たせた撮影が出来るでしょう。
そして、色収差(レンズを通して像を作る際焦点の位置や像の鮮明度が崩れる事)を抑えるEDレンズを3枚も搭載。
これにより、遠くの被写体の形・色合いを鮮明に写しだし、コントラストの高い描写で撮影する事が可能となります。
お子様の運動会やバードウォッチングに重宝されること間違いなしです。
運動会や発表会など、お子さんの大事なイベント時に記念撮影は欠かせません。しかし、お子さんまでの距離が遠くもどかしい思いをした経験は誰しもあるでしょう。
そんなもやもやを抱えた父兄の方々の為に、お子さんの大事な瞬間も逃さない、遠くからの撮影に適した望遠レンズについてお伝えしていきます。
*用途 運動会、発表会など
*機能 手ぶれ補正機能、防塵・防滴性能
*焦点距離 100~300mm
PanasonicのLUMIXシリーズから販売されているこのレンズは、運動会はもちろんスポーツ観戦やバードウォッチングなどの撮影にも優れた望遠レンズです。
100~300mmの焦点距離ながら、質量約520gという小型・軽量化に成功。手ぶれ補正機能と併用し、シーンや撮影環境を問わない機動力の高い撮影をする事が出来ます。
防塵・防滴性能を搭載しているので、チリ・ほこりの舞いやすい屋外や水泳など、水滴のかかる場所での撮影にも対応。
遠くの撮影なら、さまざまな用途で対応可能なマルチレンズがおすすめです。
*用途 運動会、発表会など
*機能 手ぶれ補正機能
*焦点距離 24~105mm
Sonyから販売されているこの一眼レフカメラは、広角から中望遠・望遠域までカバーするスペックが持ち味です。
スポーツ観戦や運動会など、遠くの被写体を高解像度で写す事はもちろん、普段使いに最適な近距離での撮影も可能。
フレアやゴーストを抑制するナノARコーティングを採用し、撮影環境を問わず美しい写真を撮れます。
その軽量・コンパクトさを生かして、動きの激しいスポーツシーンでもシャッターチャンスに強いところが魅力です。
初心者におすすめなのは標準レンズですが、遠くのものを写したりボケ感を表現できる望遠レンズも実は有効とのこと。
人物から風景写真、バードウォッチングまでその用途は多種多様。そこで、おすすめの望遠・標準レンズについて調査しました。
*用途:人物、風景など
*機能:手ぶれ補正機能
*焦点距離:55~200mm
Niconから販売されているこの望遠レンズは、どうしても大型になってしまう望遠レンズの難点を克服した小型・軽量レンズです。
軽くコンパクトに収める事で機動力も上がり、手持ちで撮影する事が可能です。手ぶれ補正機能付きなので画像のぶれも軽減。
また、色収差の少ない設計にする事で美しい画を写し出すことが可能で、気軽に楽しく望遠レンズを使用する事が出来ます。
*用途:風景など
*機能:手ぶれ補正機能
*焦点距離:14~140mm
Panasonicから販売されているこの望遠レンズは、中望遠の人物ポートレイトから風景やスポーツ観戦などまで幅広いシーンに適しているズームレンズです。
特徴は、光学式手ぶれ補正『Power O.I.S』の搭載でしょう。レンズ内に搭載したジャイロセンサーが手ぶれを検知し自動で補正。いつでも安定した撮影をする事が出来ます。
ズームレンズながら接近距離30㎝での撮影も可能。幅広い楽しみ方が出来る望遠レンズですね。
*用途:人物、風景など
*機能:手ぶれ補正機能
*焦点距離:70~200mm
Canonから販売されているこのズームレンズは、望遠ながらF値2.8と大口径で明るい画を撮る事が可能なズームレンズです。
スポーツや報道など、さまざまなシーンに活躍。普段使いというよりはプロ仕様に設計された望遠レンズ。
蛍石レンズを採用することで、撮影画像の色収差を軽減。防塵・防滴構造で屋外での撮影に強く、機動性にも優れているので、過酷な撮影環境でも綺麗な画を収める事が出来ます。
花や小物など小さなものを、より近くでより鮮明に写す事の出来るマクロレンズ。SNS映えしそうな画がたくさん撮れそうですね。
シャープな写真も雰囲気のある写真も、これ一つで思いのまま。ここでは、そんな魅力たっぷりのマクロレンズのおすすめを3選紹介します。
*用途:花や小物などの撮影、風景、人物のポートレイトなど
*機能:手ぶれ補正機能
*焦点距離:35mm
Canonから販売されているこのマクロレンズの強みは、何と言ってもハイブリッドIS搭載という点です。
この機能によって、縦のぶれ(角度ぶれ)と横のぶれ(シフトぶれ)の手ぶれをカバー。撮影環境を問わず、美しい写真を撮る事が可能です。
また、マクロレンズながら人物や風景写真などの通常撮影も可能ですので、このレンズ一つでさまざまなシーンに合わせた撮影が出来ます。
*用途:花や小物などの撮影、風景、人物のポートレイトなど
*機能:円形絞り
*焦点距離:35mm
PENTAXから販売されているこのマクロレンズは、肉眼に近い自然な画角で標準レンズとしても活躍するマルチレンズです。
小物と人物程度を撮るだけという人なら、このレンズ一つでまかなうことが出来ます。
HDコーティングにより、逆光など悪条件下でのフレアやゴーストの発生を低減することができ、シャッターの絞りを円形にすることで、イルミネーションや水面のきらめきなどの点光源をやわらかい円形のボケとしてアーティスティックに仕上げることが可能です。
趣味でカメラを楽しみたいなら、一つ持っておきたいレンズですね。
*用途:花や小物などの撮影、風景、人物のポートレイトなど
*機能:手ぶれ防止機能
*焦点距離:45mm
Panasonicから販売されているこのマクロレンズは、花や小物など小さなものの撮影はもちろん、人物のポートレイトや風景写真も撮る事の出来るレンズです。
手ぶれ防止機能で、ぶれやすい近くでの撮影も美しく綺麗に取る事が可能。小型・軽量化も追及し、機動力の優れているので過酷な撮影環境でも対応出来ます。
また、フォーカスの切り替え機能も搭載しているため、目的の被写体に応じてフォーカシングの対応が瞬時に可能です。
単焦点レンズ(パンケーキレンズ)の魅力は何と言っても背景のボケ味。
くっきり写った被写体とのコントラストが、何とも言えないですよね。単焦点レンズもさまざまな商品がありますが、中でもおすすめのものをお伝えします。
*用途:人物、風景、スナップなど
*機能:なし
*焦点距離:25mm
Panasonicから販売されているこの単焦点レンズは、F値1.4と標準レンズと比べても大口径のレンズが持ち味です。
広い画角を写しながら大きな被写体へのピントもばっちり。また背景のボケ感も出せる魅力的なレンズです。
独自技術のナノサーフェスコーティングを適用することで、高解像度でコントラストの効いた撮影が可能に。ゴーストやフレアの発生も軽減させてくれます。
*用途:人物、風景、スナップなど
*機能:なし
*焦点距離:35mm
Sonyから販売されているこの単焦点レンズは、開放値F1.4の大口径が特徴的。開放値付近でのボケ感を生かした撮影や、自然光下での撮影を楽しむことが出来ます。
また、円形絞りによる自然なボケ感を駆使することで、SNS映えする魅力的な撮影が可能となるでしょう。
ボディ本体の手ぶれ機能を合わせると軽量で手持ち撮影にも活躍。フレアの少ない高画質な写真を撮ることが出来ます。
*用途:人物、風景、スナップなど
*機能:-
*焦点距離:24mm
Canonから販売されているこの単焦点レンズは、EOS専用のEF-Sレンズ初のパンケーキレンズ。
期待を裏切らない第1号は、約125gと超軽量のコンパクトサイズが持ち味。荷物のかさばる旅行時などに重宝するレンズです。そのため機動力が高く、人物・風景など被写体を問わない撮影が可能に。
非球面体レンズを採用することで、画質の劣化も低減。いつでもどこでも、美しい写真を撮ることが出来るでしょう。
普段使いは出来ないけれど、一つは持っておきたい特殊で魅力たっぷりのレンズはたくさんあります。
代表的なものが魚眼レンズでしょう。人物を撮ったり食べ物を撮ったりするのにはあまり適していませんが、面白味のあるアーティスティックな写真を撮りたい気分の時は、ちょっと特殊なレンズがおすすめ。
そんな楽しい一眼レフレンズについてお伝えします。
*用途:小物から人物まで遊びある撮影
*機能:なし
*焦点距離:10.5mm
Niconから販売されている対角魚眼レンズ。この商品は、中心が大きく写し出されるタイプの魚眼レンズで、味のある面白い画を撮ることが出来ます。
被写体まで約3㎝という超至近距離での撮影にも対応していて、マクロレンズと同じくらいの撮影環境でも撮ることが可能です。
また、単焦点レンズ特有のボケも合わせると、このレンズを使って小さな世界をユニークに表現してみたくなりますね。
*用途:小物から風景まで遊びある撮影
*機能:なし
*焦点距離:8mm
OLYNPUSから販売されているこの魚眼レンズは、対角・円形どちらにも対応。広い画角とユニークな見え方で一目惹く魅力的な撮影が可能です。
F1.8という明るさで夜景や星空の撮影もお手の物。また、焦点距離8mmという驚異のスペックにより、被写体と背景のボケのコントラストを表現することが出来ます。
マクロレンズと同等の超近距離撮影も可能なので、さまざまな楽しみ方が出来そうですね。
*用途:小物から風景まで遊びある撮影
*機能:なし
*焦点距離:10~24mm
最大画角109°という超広角域を持つこのズームレンズは、望遠レンズと広角レンズの良いところを備えた優秀なレンズです。
遠くのものを撮る望遠機能と広い画角で、風景写真の撮影に適しているとみられます。望遠レンズの特徴を生かし、被写体と風景のボケ感を出してみるのも楽しみの一つ。
狭い室内でも広い屋外でも重宝するレンズです。
一眼レフレンズは、安いものでも1万円を超える高額商品。また、専門知識が多く購入する際の疑問・質問は絶えません。
今回は、中でも多かった疑問・質問をピックアップして専門家にヒアリングしました。ぜひ、購入前に参考にして下さい。
F値とは、別名絞り値とも呼ばれ『レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさの事』です。これだけだと少し分かりにくいかもしれませんが、要はピントの合う範囲の事です。
冒頭でもお伝えしましたが、カメラは被写体からレンズを通して撮像素子に写され私たちの目に情報が届けられます。カメラの画面で確認する画像は、この撮像素子上に記録された情報です。
レンズの前にあるシャッターの幅を絞る事で、ピントの合った状態で撮像素子に写される面積が狭められ、被写体がくっきり写り背景はぼやけた写真を撮ることが出来ます。
この『シャッターを絞る程度・値』をF値と呼び、F値が大きいと『被写界深度が深い』(ピントの合っている範囲が広い)と言います。絞るごとに、ピントの合う範囲は反対に広くなるので注意が必要です。
因みに、F値は焦点距離を有効口径で割ったもの。焦点距離が300mmで有効口径が50mmのレンズの開放値は、F6になります。
質問の『開放F値』とは、その名の通り『それ以上F値を開放出来ない値』。それ以上、ピントの合う範囲を広く出来ないMAX値の事です。
これは、よく故障と間違われる代表的な例なのですが、理由は『周辺光量の低下』によるものです。
一般的なレンズは中心部がもっとも明るく、端に行くごとに暗くなる性質があります。そのため、空など元々の光量が多い場合、中央部に比べ四隅が暗く写ってしまいます。
解決案としては、F値を小さくして撮影する(ピントの合う範囲を広くする)と解消されます。また、安価なレンズでも発生する場合があるようなので、注意が必要です。
ほこりが溜まらないよう、レンズを拭いたり最低限の事はした方が良いですが、レンズの手入れはやり過ぎますと表面コーティングをキズ付けたり剥がしてしまったりする恐れもあるので慎重に手入れするようにしましょう。
また、保管は温度変化が少なく湿気の上がらないところで行うようにするのがベターです。
一眼レフレンズは種類とその用途、効果によってまるで別の特色を持つ機器であることがわかりました。
人の目の画に一番近く、マルチなレンズが恐らく標準レンズですが、他のレンズの効果をまかなうことは出来ません。それぞれレンズの効果を知る度に、魅力的に見えてしまうから困りものですね。
まずは、標準レンズからスタートするのがおすすめです。気軽におしゃれなパンケーキレンズ、SNS映えしそうな広角レンズ・マクロレンズなどにチャレンジしてみましょう。
旅行好きやディズニーファンには望遠レンズもおすすめ。一眼レフレンズを上手に使いこなして、あなただけの特別な1枚を撮ってみましょう。