電子ピアノのおすすめ16選!初心者や子どもでも使いやすい高音質な商品を厳選【2021年最新版】

最近の電子ピアノは、生ピアノに近いレベルの商品が増えてきて、ピアノ上級者でも電子ピアノを利用している人が増えています。種類も豊富なので、購入を考えている人はどうやって選べばいいのかわからないですよね。
そこで今回は、電子ピアノの選び方と、おすすめ商品16選をご紹介します。

家電量販店などに行くと、各メーカーのおすすめの電子ピアノが所狭しと並んでいてびっくりしますよね。ある調査によるとピアノの生産はピーク時の5%ほどになってしまったといわれますが、そのかわり電子ピアノの人気は年々高まるばかりです。

この人気の要因のひとつは、技術の向上により音が生ピアノに近いレベルになってきたということ。そのため、かなりの上級者でも電子ピアノで十分満足ができるようになってきました。

もうひとつは、ラインナップの豊富さです。各メーカーがターゲットに合わせて特徴をもった商品を次々発表しているので、誰もが自分にぴったりの電子ピアノを見つけらるでしょう。

ママアイテム編集部

電子ピアノのおすすめな選び方7つ

電子ピアノはたくさんの種類の商品があるので、どのような目的で電子ピアノを購入するかを決めておきましょう。それが後悔しない電子ピアノ選びのコツです。

1.生ピアノのタッチ感を再現できているもの

生ピアノでの演奏が最終目標ならば、迷わず生ピアノのタッチ感が再現されている電子ピアノを選びましょう。


電子ピアノは生ピアノより軽いタッチのものも多いです。しかし、このような電子ピアノで練習していると、いざ生ピアノで弾こうとすると指がもつれたようになってしまうので要注意です。


メーカーのなかには鍵盤部分の構造が全く生ピアノと同じというこだわりの製品もあるので、こうした製品がおすすめ。そしてこの点では、やはり生ピアノの製造メーカーが断然有利といわれています。

2.初心者でも簡単に使えるようなもの

初心者におすすめなのは、メトロノーム、LEDによる運指ガイド機能、自動伴奏機能などが付いたものがあげられます。まずは楽しんでピアノを習わせたいという人には、こうした初心者をターゲットにした電子ピアノがおすすめです。


現在は中古で電子ピアノを買い取ってくれる業者も多いですから、はじめはこのような電子ピアノを購入しておき、次に、生ピアノに近いタイプを購入するというようにステップアップしていくというのも、購入方法の一つです。

3.本物の音に近づけた心地の良い音色のもの

電子ピアノとはいえども、やはり音が良いものがほしいですよね。本物の音に近づけている製品はサンプリングの精度が高いです。


音色には好みがありますから、これはメーカーHPの動画などでもいいので、実際に音を聞いて見るのが一番です。低音が豊かだったり、高音に透明感があるなど、各メーカーには個性があります。


また、音色にこだわるならば3本ペダルがおすすめ。クラシックを習わせるならば必須ですし、演奏技術が上達するにしたがって、ペダル音の響きを変化をつけたくなってくるものです。

4.子どもでも自分で簡単に操作ができるもの

性能が充実したものを購入するのはいいですが、小さなお子さんに何十個もボタンがあるような電子ピアノを使わせるのはかわいそうです。


いろいろいじっているうちに、ピアノの音に戻せないなんてこともあるほど、現在の電子ピアノは機能が豊富だからです。


ボタンの名称がひらがなやカタカナで書いてあるものは、こうした心配がない目安になります。子どもが使いやすいようにメーカーが配慮して作られています。

5.使用目的ごとに合った機能が付いているもの

電子ピアノの機能は求めればなんでもあります。例えば、パソコンと連携して作曲するのに便利な電子ピアノだってあります。


しかし、弾ければよい程度なら、メトロノームと簡単な録音機能だけで全然かまいません。飽きない程度の5種類ぐらいの音源(オルガン、ハープシコードなど)ならほとんどの電子ピアノにあります。


音色にこだわる人には、音の調整機能や、タッチの感度調整などがあるかチェックしておきましょう。電子ピアノには調律は必要ないですが、その代わり、こうした機能で自分好みにカスタマイズできます。

6.椅子やヘッドホンなど付属品が充実しているもの

椅子やヘッドホンは付属しているもののほうがいいです。椅子はインテリアとしても統一感がでますし、ヘッドホンの場合、メーカーが本体の音と相性がいいものを選んでいるからです。

付属品が充実しているのは売れ筋の電子ピアノが狙い目になります。各メーカーで一押しという電子ピアノはほぼ椅子やヘッドホンがセットになっています。

こうした売れ筋の商品というのは多くの人の評価を得ているだけあって、購入して失敗する可能性がとても低いですし、購入後の満足度も高いです。

7.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
50,000円以下100,000円前後300,000円前後

最安値価格帯は、子どもにピアノに興味を持ってもらいたいような場合や、大人になってから趣味でピアノをはじめる人が気軽に使える電子ピアノです。


売れ筋価格帯は、中級・上級者でも満足できる基本機能がしっかりした電子ピアノ。アップライト型であってもコンパクトで置き場所を選ばない製品も多いです。


高級価格帯は、生ピアノと比べても遜色ないほど音がいいですから、上級者でも満足できる電子ピアノとして演奏できます。

電子ピアノのおすすめメーカー・ブランド

実は、世界の電子ピアノの売り上げは日本企業がほぼ独占しているほどです。それだけ優れた製品が多いと言うことですね。


カワイとヤマハは生ピアノも製作しているので、技術の懐が深いですし、ローランドはデジタル制御に定評があります。

1.カワイ

カワイの電子ピアノの良さはなんといってもタッチの感触が素晴らしいところです。高級価格帯のものでは、生ピアノと同じ木製の鍵盤が使用されています。


「木製鍵盤のタッチ感」を追求しているのがカワイなので、ぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか。本物のピアノと同じハンマーアクションを備えたタイプでは、上級者が演奏してもきっと満足できるはずです。

2.ヤマハ

澄んだ音が魅力なのがヤマハ。ロシアの伝説的ピアニストであるリヒテルは比類のない透明感のある音で知られていますが、ヤマハがピアノ開発に着手した時、このリヒテルが技術者達に聞かせた音が原点となっています。


また、多彩な機能など、最新技術をバランスよく取り入れているのもヤマハの魅力です。ただしヤマハの製品ラインナップは幅が広いので、目的に応じて選びましょう。

3.ローランド

電子ピアノのジャンルで最も古い歴史があるのがローランドです。初心者が弾いても、非常に綺麗な音を出せるといわれています。音響の分野が得意ということもあり、ヘッドホンで聞いた時の立体感がある音が特徴です。


生音の現実感を求める人には敬遠されることもありますが、音響的に美しく処理されているので、ローランドを好む人がとても多いです。

今回の商品の選定ポイント

電子ピアノはたくさん種類があって、どれにすればいいのか迷ってしまいますよね。まずは下のチェック項目を押さえておきましょう。
*鍵盤の素材
*ヘッドホンの有無
*椅子の有無
*鍵盤の数
*ペダルの数

本格的な演奏ができる最新高音質モデルのおすすめ電子ピアノ5選

生ピアノに近い音を奏でることができるタイプは、電子ピアノの王道といってよいでしょう。子どもにピアノを習わせるなら、どうせなら上達してもらいたいものです。


このようなタイプを買っておけば、上級者になって物足らなくなってしまい、買い替えるなんてことも必要ありません。

1.カシオ「GP-500BP」

*鍵盤の素材:木製(グランドピアノと同じスプルース材)
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:高低自在イス
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

スケールが大きな音が魅力

世界三大ピアノメーカーのひとつ「ベヒシュタイン」と共同開発した電子ピアノです。ベヒシュタインの音は柔らかな木の音のようと表現されます。また弾く人の個性が出しやすいピアノともいわれます。


そんなベヒシュタインのタッチと音色を追求したGP-500BPは、数々の賞を受賞するほど評価が高いです。


カシオの他の商品とは一線を画すと言われ、タッチの良さはヤマハやカワイより上という人もいるほど。突然あらわれたこの電子ピアノは業界全体に衝撃を与えました。


グランドピアノのように、スケールの大きな音の響きを求める人におすすめの電子ピアノです。

2.ヤマハ「CLP-635B」

*鍵盤の素材:象牙調仕上げ
*ヘッドホンの有無:あり
*椅子の有無:高低自在イス
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

生ピアノと区別がつかない!

生ピアノから放たれた音は、ピアノの筐体や共鳴板などで複雑な音の反響を生み、それが豊かな音となっています。


ヤマハはこの生ピアノでしか出せない音の広がりを「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」という技術で再現しています。


また、そのそれらを奏でるためにグランドピアノのタッチを再現した「グレードハンマー3エックス」という技術も惜しみなく投入。


プロがCLP-635Bで演奏した音を聴くと、生ピアノと区別がつかないという人も多いのではないでしょうか。連打と強弱を使い分けるショパンのような曲でも十分演奏に耐えられる電子ピアノです。

3.ローランド「KF-10-KW」

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*鍵盤の素材:木材×樹脂センターフレーム
*ヘッドホンの有無:無
*椅子の有無:別売りの専用固定椅子あり
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

シンプルな機能、インテリアとしてもGOOD!!

これほど木目が美しい電子ピアノはありません。なんとあの有名家具メーカー「カリモク」とのコラボ商品です。


電子ピアノとインテリアという新しいテーマで開発されたこの電子ピアノは、省スペースでモダンなデザインでありながら、どこか懐かしい温かみをもっています。


しかし、中のデジタル制御はローランドらしく、最新音源を搭載し、倍音の表現、タッチの感度に応じた音響の変化など最上位機種と同じ構造をそのまま埋め込んでいます。その音を聞けば、あまりの音の美しさに驚くでしょう。


ボタンが少ないので、機械操作などが苦手でシンプルに生ピアノに近い物を求める人におすすめです。大人の趣味としてピアノをはじめたいという人にもぜひおすすめという、外見も音も美しすぎる電子ピアノです。

4.カワイ「CA97B」

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*鍵盤の素材:シーソー式木製鍵盤
*ヘッドホンの有無:無
*椅子の有無:無
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

タッチ感が秀逸

カワイは、グランドピアノのハンマーアクションを再現することにかけて最も意欲的に取り組んでいるメーカーです。CA97Bでは、鍵盤の長さを延長することによりハンマーの支点を奥に移動しています。


これにより、鍵盤の奥を叩いた時でもストロークが確保できるので、先端部とのタッチコントロールがしやすいです。


また、音の響きがコンサートホールにいるような臨場感に満ちているのもおすすめポイントです。電子ピアノは、ほとんどの人がヘッドホンを使いますが、カワイではヘッドホンに特化した独自のサラウンドシステムを搭載しています。


付属のヘッドホンも、見た目は普通ですがとても良いものです。アップライトの生ピアノの置き換えとしての購入も十分可能なレベルの電子ピアノです。

5.ローランド「HP603-CBS」

*鍵盤の素材:木材×樹脂センターフレーム
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:専用高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

タッチの重さを変えられるコンパクト電子ピアノ

生ピアノを目指して作られたローランドのタイプのなかでは最もコンパクトです。それは、スピーカーシステムの一部を省略したからです。つまり、ヘッドホンで弾く人にとっては全く問題なしということです。


これにより、他の本格的な電子ピアノと同等な性能を持ちながら、値段的にも抑えられていおり、とてもお得な電子ピアノであるわけです。


鍵盤タッチはヤマハに近いといわれていますが、HP603-CBSの特徴として注目したいのは、タッチの重さが100段階に変えることができる点。


子どもが電子ピアノで練習する場合、「重め」で練習するのが上達のコツと教えている人も多いです。これだけきめ細かく重さを変えられれば、指の強さに合わせて変えていくこともできるでしょう。

子供のレッスンなどにおすすめな使いやすさ重視のおすすめ電子ピアノ3選

子どもがめきめきとピアノの腕をあげていくのを見るのは嬉しいものです。ピアノが上手くなるために選ぶなら、どんな電子ピアノが良いのでしょうか。まずは使いやすさ、次に上手になっても物足りなくならないだけの基本性能があるかがポイントです。

1.ローランド「RP501R-CRS」

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*鍵盤の素材:木材×樹脂センターフレーム
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:専用高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

操作が子どもでも分かりやすい

基本性能が充実しているので、子どものレッスン用としては「必要にして十分」と満足できる電子ピアノです。ボタン、スイッチがひらがな、カタカナなので子どもが使いやすいように配慮されていることが分かります。


また、タブレット用アプリでレッスンをサポート。楽譜の表示は当然のこと、レッスン内容を日記のように記録することもできますよ。


音当てゲームもありますので、わが子に「絶対音感」が備わる、なんてことも楽しみながら実現できてしまうかも知れません。音響メーカーとしてのローランドの技術が詰め込まれた「ヘッドホン・3D・アンビエンス」も搭載しています。


これは上位機種と同じもので、ヘッドホンから聴こえてくるピアノの音は自然で広がりがあるとともに、耳疲れしにくいです。

2.ヤマハ「YDP-163R」

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*鍵盤の素材:象牙調仕上げ
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:有
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

ヤマハの売れ筋商品として定評あり

YDP-163Rはヤマハのなかでも特に売れ筋の電子ピアノです。エントリーモデルですが、子どものレッスン用としては十分な機能と性能を持っています。


鍵盤のタッチは軽めなので、指に力がない子ども、初心者でも弾きやすいタイプといえるでしょう。また、センサーの感度が良いので、トリル(二つの音を交互に素早く弾くこと)で音が途切れにくいです。


ヤマハらしく、中音域、高音はクリアで澄んだ音が出せます。また、音量に応じて聞こえにくい音域レベルを持ち上げる自動補正機能が内臓されていますので、小さな音で練習する場合にもくっきりと聞き分けながらレッスンできます。

3.カワイ「CN27-R」

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*鍵盤の素材:アイボリータッチ(象牙調仕上げ)
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

鍵盤タッチ、ペダルなど基本性能が完璧

先ほどのヤマハ「YDP-163R」と比べられることが多いのが、CN27-Rですね。YDP-163Rと同じくエントリーモデルとして、非常に上手にまとまった電子ピアノとなっています。


鍵盤のタッチは好みはあるものの、グランドピアノの鍵盤タッチを追及したカワイに軍配があがるでしょう。生ピアノでの演奏会が目標という子どもには、できるだけ本物に近い鍵盤タッチが望ましいです。強弱のコントロールに優れ、繊細な演奏にも答えてくれます。


また、鍵盤だけでなく、ペダルにもこだわりが。ダンパー、ソフト、ソステヌートをマスターすると演奏に広がりがでますが、鍵盤と同じくグランドピアノの踏み心地を追求しているので、こちらも本物に近いレベルでレッスンできますよ。

タッチ感は生ピアノそのもの!おすすめな電子ピアノ3選

電子ピアノのジャンルは、いかに生ピアノに近づけるかが大きなテーマの一つです。ピアノの先生などが、「電子ピアノはダメ!」なんていっていたのが数年後に完全撤回なんてこともよくあるそうですよ。それほど今の電子ピアノは優秀です!

1.ヤマハ「YDP-S52WH」

*鍵盤の素材:象牙調仕上げ
*ヘッドホンの有無:無
*椅子の有無:別売り
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

生ピアノのタッチの変化を完全再現

ピアノに触ったことがない人は意外と知らないかもしれませんが、生ピアノでは高音が軽く、低音が重いタッチになっています。電子ピアノのなかで安価なものは、これが再現できていません。


YDP-S52WHはコンパクトで置き場所を選ばないエントリーモデルながら、生ピアノの鍵盤タッチがしっかり再現されているのでおすすめです。


音響も「リサイタルホール」「コンサートホール」「サロン」「クラブ」と選べます。最近では子どものレッスン曲も種類が豊富ですから、雰囲気にあった音響モードを選んであげましょう。


スマホと連携して、本体の設定が簡単にできるのも良いです。子どもの練習が終わったら、自分のお好みの電子ピアノ設定に一発で変えて弾きはじめるなんてこともできます。

2.ローランド「RP401R-RWS」

*鍵盤の素材:象牙調
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:専用高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

綺麗な音が簡単に楽しめる

基本機能重視で、電子ピアノのメリットのひとつであるコンパクトを実現した製品です。ローランドらしい綺麗でキラキラ光っているような音が魅力と評判です。


タッチ感も生ピアノを再現しているので、生ピアノの練習用としても満足できます。ただ、ローランド特有の綺麗すぎる音というのは好みが分かれます。


実は、人が聴いて綺麗なピアノの音というのは本当はなかなか出ないものです。電子ピアノの場合、どうしても音源に限りがあるので、綺麗な音をサンプリングして出しているから簡単にそうした音が出るのです。


ローランドは、これを電子ピアノのメリットとして積極的に使っているメーカーといわれます。このため、そんなローランドの電子ピアノの音のファンもたくさんいます。

3.カワイ「CA17A」

*鍵盤の素材:シーソー式木製鍵盤
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

ショパンコンクールのピアノ音源使用

ショパン国際ピアノコンクールでも使われたカワイの「EX」が録音されているので、クラシックファンからすれば特別な思いで弾くことができるのがCA17Aです。


また、バイエル、ブルクミュラー、チェルニーなど全181曲が入っているので、子ども用のみならず、大人の趣味としてのピアノレッスンをサポートしてくれます。


鍵盤には、カワイの電子ピアノの代名詞でもあるシーソー式木製鍵盤を採用。弱音に繊細に反応し、強打時の手ごたえも定評があります。


さらに、専用アプリを入れることで、ピアノ調律師さながらに音色やタッチの感度を調整することができるので、演奏者のこだわりにとことん答えてくれる電子ピアノになってくれるでしょう。


初心者にもおすすめ!コストを抑えて楽しさも実感できるおすすめな電子ピアノ3選

「もしもピアノが弾けたなら」なんて歌が昔ありましたが、そんな気軽な気持ちではじめることができるのも電子ピアノの魅力のひとつです。ここではコスパ最高な電子ピアノを見ていきましょう!

1.カシオ「PX760BK」

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*鍵盤の素材:象牙調
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

スリムだけど低音すごいんです!

PX760BKは、スタンドとペダルが一体型になっていて、すっきりとした印象を与えてくれます。特にホワイトはお部屋に圧迫感を与えずスタイリッシュにインテリアに溶け込むでしょう。


奥行29.9mmなので、スペースが限られる部屋におけるのはうれしいですね。しかし、そんなスリムなスタイルを裏切るかのような量感のある低音も魅力です。


グランドピアノの複雑な共鳴を再現した「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」は、電子ピアノとは思えないリアルな音響を再現しています。


また、「コンサートプレイ」というオーケストラ音源と共演してピアノ・コンチェルトも楽しめるので、気分はすっかりピアニストになれます。

2.コルグ「B1」

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*鍵盤の素材:象牙調
*ヘッドホンの有無:無
*椅子の有無:無
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:1本

大人のピアノ入門に最適

大人のピアノ再入門に選ばれているのが「B1」です。高音は軽く、低音は重い生ピアノのタッチを忠実に再現したナチュラル・ウェイテッド・ハンマー、コルグの最新サンプリング音源、8種類の音源と基本機能が充実しています。


基本性能重視なので、カタログ上では他の電子ピアノに埋もれがちなB1ですが、実際に弾いて見ると低音がよく響くスピーカーが気に入って即決という人も多いです。


また、左側と右側を半分に分け、同じ音域で演奏ができる「パートナー・モード」もユニークです。お子さんにピアノレッスンをしてあげるときなど、とても便利ですよ。

3.コルグ「LP-380-BK」

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*鍵盤の素材:象牙調
*ヘッドホンの有無:無
*椅子の有無:無
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

メイド・イン・ジャパン

B1と同じくコルグのLP-380-BKは、上品なたたずまいが魅力の電子ピアノです。実はこの電子ピアノ、鍵盤をはじめとしてほとんどの部分を京都・美山町で製作しているんです。一目見ただけで品質の良さが伝わってきます。


それらの高い技術にささえられて生ピアノに近いタッチが実現しています。安心の日本製で電子ピアノを楽しんでみませんか。


また、マンション住まいでスペースは取れないけど、ピアノは続けたいという上級者の満足が伝わるレビューもとても多いです。コストパフォーマンスの良さが魅力の電子ピアノです。

中級・上級者向けの本格的なおすすめ電子ピアノ2選

今の電子ピアノは、生ピアノよりポテンシャルが高いという意見を持つ人も多いです。中級・上級者も納得な電子ピアノの特徴はなんでしょうか。ひとつ言えるのは、妥協しちゃダメということです。買い替えるぐらいならフラッグシップモデルも全然アリです!

1.カシオ「AP-700BK」

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*鍵盤の素材:象牙調・黒檀調鍵盤
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:高低自在イス
*鍵盤の数:88鍵
*ペダルの数:3本

贅沢音源+低音の豊かさ

時代を超えて愛される3つのグランドピアノの音源を全て搭載した贅沢なサンプリング音源が魅力の電子ピアノです。低音の重厚な響きが特に評価が高いです。

カシオ独自の「マルチ・ディメンショナル・モーフィング技術」によって、音の変化を再現しているので、ピアニッシモからフォルテッシモにクレッシェンドしたときの音色変化などもとても自然です。

また、生ピアノでは「離鍵」の速度によっても音の余韻と長さが変化します。AP-700BKはゆっくり離鍵したときにかすかに伸び続ける余韻などを忠実に再現させることができます。

これなら上級者でも愛用しつづけられること間違いなしです。

2.ローランド「DP603-CBS」

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*鍵盤の素材:木材×樹脂センターフレーム
*ヘッドホンの有無:有
*椅子の有無:専用高低自在椅子
*鍵盤の数:88鍵盤
*ペダルの数:3本

新音源で別次元の音の響き

グランドピアノと同じハンマーアクションをもつ電子ピアノです。バネの仕組みでは決して出せないタッチ感が魅力です。また、耐久性という面でもハンマーアクションは優れているので安心して長い間使うことができます。


DP603-CBSには、「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」という新音源が入っています。電子ピアノの世界ではサンプリング技術が年々進化しているので「新音源」というだけで結構注目ポイント。


このため、新音源が入ると、この機種にメーカーが力を入れているななんてことも分かります。基本機能に力を入れているので、純粋にピアノという楽器として楽しめる中級・上級者におすすめの電子ピアノです。

電子ピアノを購入時の気になる疑問・質問

電子ピアノを購入したい、でもちょっと待てよ。そんなあるある疑問を解決しておきましょう。

Q1:電子ピアノとキーボードはどちらがいい?

電子ピアノに比べ、電子キーボードと呼ばれるものは、省スペース、軽いタッチ、安価というメリットがあります。


一方、タッチで強弱が付けにくい、生ピアノとは違う、鍵盤数が少ないなどのデメリットがあります。どのような目的で使うかによってかわりますが、本記事のおすすめ電子ピアノ程度の基本性能があったほうが、後で後悔が少ないといえます。

Q2:電子ピアノの打鍵音は響く?

意外に響くと考えておいたほうがベターです。


特に集合住宅において、深夜、早朝の練習は気を付けましょう。ピアノの音より打鍵音による低音、そしてペダルを踏み込んだ時の振動は思っている以上に伝わっています。


小さな子どもが走り回っているぐらいの感覚で周りに気を使いましょう。防音、防振マットが市販されているので、気になる環境の人は購入したほうがいいです。

Q3:電子ピアノの運送方法は?

アップライトピアノと同じように重量・スペースを取る電子ピアノの場合、一般の配送業者に依頼すると良いでしょう。


分解して梱包を自前で行い、大きな荷物扱いで運送してもらえばいいので、この方法を取っている人が多いです。一般的にピアノ専門運送業者に頼むと高額なので、予想外の出費とならないよう、事前にチェックしておきましょう。

Q4:電子ピアノの設置場所は?

ヘッドホンを使って電子ピアノを使うのならば、音響的に考えてもどこに設置してもかまいません。ただし、打鍵音などが響いたり、音が漏れたりするので、できるだけ隣家と距離をとり、迷惑がかからないようにしましょう。


打鍵音のところで説明したように防音防振マットなどを利用し、さらに防音カーテンなども併用するなど工夫しましょう。

まとめ

世界的な作曲家として、また小澤征爾さんと親交が深かったことでも知られる武満徹さんは、若いころはダンボールに鍵盤を描いてピアノの練習をしていたといいます。


このため、道を歩いていてピアノの音が漏れてくると必ずベルを鳴らし「ピアノを一時間ほど弾かせてもらえませんか」と頼んでいました。一度も断られたことがないというのが自慢だったとか。


本記事で紹介した電子ピアノは、昔では考えられないほどの豊かな音響世界が広がっています。この機会に、子どものため、そして自分のためにとっておきの電子ピアノを検討してみましょう。

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