surfaceのおすすめモデルはどれなのか、macよりsurface派のパソコンオタク津田さんから教えてもらった話をもとに、4機種を徹底比較して検証します!su...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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surfaceについてよく知らない初心者さんでも買うべきものがわかってくるガイドブックです。
ママアイテム編集部
まずはsurfaceを選ぶ時に、どんな点をチェックすればいいのかをあげていきます。
surfaceシリーズには、ディスプレイを外してタブレットにできる2in1型、ノートパソコン型、デスクトップ型の3タイプがあります。
surfaceを買う時には、まずこの中からどのタイプのものを選ぶのかを決めなければいけません。
2in1型 | ノートパソコン型 | デスクトップ型 |
---|---|---|
Surface Pro Surface Book | Surface Laptop | Surface Studio |
コンピューターのスペックとはいわゆる性能のこと。この性能を決めているのがCPUです。
CPUとは、人間に例えれば頭脳に当たる部分で、パソコンを動かす指令を出す重要なパーツです。
パソコンのCPUは時代が下がるにつれてどんどん性能が良くなり、世代ごとに名前が付けられています。パソコンにはどのCPUを搭載しているかが必ず明記されているので、そこで性能を見分けることができます。
Core i7 | Core i5 | Core2Quad | Core i3 |
---|---|---|---|
◎ 高機能&高価格CPU | ◎ 一般向けの高機能なCPU | ○ i7 の前に主流だったCPU | ○ 価格も性能も標準のCPU |
Core2Duo | Pentium | Celeron | Atom |
---|---|---|---|
△ i5 と Quad の前に主流 | △ i3より低機能&低価格 | × かなり機能を抑えた廉価版 | × 性能と消費電力が最も低い CPU |
メモリとは英語の「memory=記憶」のことで、パソコンの一時記憶を担う場所です。
メモリの容量が大きければ一度にたくさんの情報を記憶して作業を同時に行えるので、パソコンとしての性能は高いことになります。
例えば、メモリの容量が大きければ調べ物をする時に多くのページ開いても動作が遅くなりません。あるいは、音楽を聴きながら画像の編集作業をして、ネット検索を同時に行ってもサクサク動く、といったようにパソコンの動作が快適になります。
その他にストレージも記憶をする部分です。こちらは一時的ではなく永続的な記憶を担うパーツで、HDDやSSDが該当します。
パソコンは今や持ち運べるタイプが主流です。学生でもビジネスマンでも、出かけた先でパソコン作業ができるのはかなり便利なことですよね。
その場合、気になってくるのが重さです。surfaceもモデルによっては重さにかなりの違いがあるので忘れずにチェックをしておきたい部分です。
デスクトップ型以外のパソコンは充電して使うのが前提です。だから一度の充電でどれくらいの時間作業ができるのかも大事な要素。バッテリーの駆動時間が長い製品の方が安心して持ち歩く事ができます。
surfaceは他のパソコンと比べてどんな特徴があるのでしょう? surfaceとは何かについてまとめます。
surfaceとは、マイクロソフト社が発売しているパソコンの名称です。
もともと、マイクロソフト社はOSのwindowsに代表されるようにパソコンのソフトや周辺機器を販売しても、ハードとなるパソコンは手掛けていませんでした。ライバル会社となるアップル社がOSのmacを搭載したパソコンを販売しているのとは対照的です。
そんなマイクロソフト社が、満を持して2012年に発売したのがsurfaceで、windows8のリリースに合わせて登場しました。
surface最大の利点は、いわばマイクロソフト社の純正パソコンだということ。OSのwindowsが使いやすいように配慮されています。
2017年には、Surface Proの5代目モデル、Surface Book 2(11月)、ノートPC型のSurface laptop、デスクトップ型のSurface Studioが発売されています。
*CPU
*メモリ
*ストレージ
*サイズ
*重さ
*USBポート
surfaceシリーズで最も有名なのが、2in1のタブレット型モデルです。
この形はディスプレイとキーボードを二つに分けることができて、ディスプレイ部分はタブレットPCとして使うことができます。
自由な形になったことで、一つのパソコンでできることが広がりました。
Surface Proの基本の形はタブレットパソコンです。そこに別売りのキーボード(タイプカバー)やタッチペン(サーフェスペン)を加えることで、ノートパソコンとして使えたり、手書き入力ができるクリエイティブなツールとして使えたりと、1台であらゆることができるようになります。
surfaceの特徴であるディスプレイの背面についたキックスタンドは好きな角度に調節できるので、ノートパソコンとして使う時にとても安定します。
また、手書き入力したい時はほぼフラットにもできて、とても書きやすい状態にもなります。タブレットパソコンとして使いたい時は折りたたんでしまえば邪魔になりません。
軽さも770gと申し分なく、これさえあればなんでもできるといっても言い過ぎではないでしょう。
キーボードやペンを一気に揃えるのは予算的に厳しくても、少しずつ買い足していく楽しみを味わってみるのもいいかもしれませんよ。
少し値の張る買い物だけに、自分へのご褒美として買ったり、ついに手に入れたことを誇らしげにお披露目する人が後を絶たないパソコンです。
CPU Intel Core i5
メモリ 8GB
ストレージ 128GB/SSD
サイズ 13.5インチ
重さ 3,500g
USBポート ◯
上で紹介したSurface Proと同じ2in1型ですが、こちらのSurface Bookはキーボードもペンも付属しています。
キーボードは一見、取り外しができるようには見えないほど一体化していますが、ボタン一つで簡単に外すことができます。Surface Proのようにキックスタンドは付いていないものの、安定性に問題はありません。
では、同じ2in1型のSurface Proと何が違うのでしょう。それは、Surface Bookはキーボードをつけた状態で使うのがノーマルな使い方だという点です。
タブレットパソコンで求められる持ち運びやすさ(軽さ)ではSurface Proが770g、こちらが3500gと完敗ですが、メモリは8GBとパワフル。メインパソコンとして十分に使えるスペックです。
そのため、どちらを買うか迷った時は「タブレットとして使うのがメインならばPro、ノートパソコンとして使うことが多いならばBook」を判断基準にするとよさそうです。
11月には、一番新しいSurface Bookの「Surface Book2」が日本でも発売されます。
surfaceシリーズの中でノートパソコンに位置付けられているのがこちらのSurface Laptopです。
2in1型もノートパソコンとして使うことはできますが、Surface Laptopはキーボードを取り外すことはできません。まさしくノーマルなノートパソコンです。
surfaceでノーマルなノートパソコンが欲しいなら、このSurface Laptopを選べばまず間違いないでしょう。タブレットは落として壊してしまう怖さがあるので、高性能なsurfaceをそんな風に扱いたくないという人にもぴったりです。
ディスプレイは指1本で持ち上げられて、タッチ操作も可能。バッテリーは動画再生最大16時間と長持ちで、重さも約1.2kgと十分な軽さです。
もちろん、マイクロソフト純正パソコンなので、Officeの使いやすさでは右に出るものはないでしょう。
また、デザインの良さも秀逸です。その薄さ、選べるカラーの発色具合、そしてキーボードの触り心地が格別なのです。
その理由は、Alcantara(アルカンターラ)という名だたる高級車のシートにも採用されている高級人工皮を使用しているから。滑らかでありながら本革のように手入れをする必要もない耐久性の高い生地なので、コーヒーをこぼしてもさっと拭くだけで汚れを落とすことができます。
パソコンはデスクの上で作業できればいいという人なら、デスクトップ型のパソコンは一番頼りになる存在です。重たくても困らないので高性能パーツを搭載できるし、ディスプレイも大きくできるので見やすさでは一番です。
そんなデスクトップ型のsurfaceがSurface Studioです。
Surface Studioを目にしてまず驚くのはそのディスプレイの大きさです。サイズは28インチ、センチメートルに直すと約64cm×44cmの大画面になります。
そしてただのデスクトップパソコンと違うのは、ディスプレイがフラットにまで角度を変えられる点です。ペン入力やタッチ操作もできるので、手元に近づけて操作したり、フラットにして絵を描いたりと自在に動かして使えます。
面白いのはSurface Dialというダイヤル式の操作ツールで、キーボードがなくてもメニューを呼び出したり、定規が出てきたりと新しい形の操作を体験できること。
高価なプロのクリエイター向けのデスクトップパソコンなので、普通の使い方をする人には贅沢品になってしまうかもしれませんが、見ると欲しくなってしまう魅力が満載です。
surfaceについてのよくある質問をまとめました。買う前に疑問点はすっきり解決しておきましょう!
おすすめアプリ1:Netflix
Netflixはテレビや映画などを視聴できるアメリカ発の動画配信サービスです。
毎月新しい番組が追加されるのでコンテンツは豊富にあり、CMもないからストレスフリーで視聴できます。
また、多くのコンテンツがダウンロードしておけばオフラインで視聴できるのもうれしい点。これまでiOSやAndroidアプリで可能だったこの機能がwindows10でもできるようになりました。
タブレットとして使用できるSurface ProやSurface Bookを購入した場合には、動画を楽しむ機会も多くなるはず。surfaceシリーズは光学ドライブが非搭載なので、外付けドライブを買ってDVDをレンタルするよりも、このアプリを使った方が何かと便利です。
有料ですが、その前に1ヶ月の無料体験もできます。
おすすめアプリ2:Save to Pocket
Save to Pocketは、気になった記事を後で読みたい時に便利に使えるアプリです。
「ブックマークしておけばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、端末ごとに利用しているブラウザが違うとブックマークを連携させるのは意外と大変です。
そんなときSave to Pocketがあれば、スマホで保存したページを後でゆっくりsurfaceで読むことも可能になります。
操作も簡単で、気になるページがあったら「Pocketボタン」を押すだけ。あちこちに散らばりがちな気になる情報をひとまとめにできて、作業がはかどること間違いなしでしょう。
おすすめアプリ3:PicsArt
画像加工アプリとして大人気のPicsArt。パソコンでもスマホのような簡単操作で画像の加工を楽しむことができます。
PicsArtがあれば、まるでプロカメラマンが撮ったような写真に加工したり、アーティスティックな作品に仕上げたりと自由自在。世界中で絶大な人気を誇るこのアプリの楽しさをsurfaceでも体験しましょう!
スマホが普及してからよく耳にするようになったBluetooth。このBluetoothとは無線通信技術の一つで、対応する機器同士であればワイヤレスで接続してデータをやり取りすることができます。
surfaceも対応機器の一つなのでBluetoothマウスとの接続が可能です。外出先でもマウスを使える喜びを体験しましょう!
おすすめマウス1:アークタッチマウス
アークタッチマウスの最大の特徴は、平たくなって持ち運びがしやすい形に変形することです。ノートパソコンを持ち歩く場合、マウスは便利だけれどかさ張るからあきらめている人がほとんどでした。そんな弱点を見事に解決したのがアークタッチマウスです。
使う時にはアーチ状になって普通のマウスのように手になじみ、持ち運ぶ時は1.3cmの薄さに変形します。
おすすめマウス2:Surfaceマウス
「いやいや、普通の使い慣れたマウスの方がいいよ」という人におすすめなのがSurfaceマウスです。
surfaceの持つスタイリッシュさをそのまま受け継いだデザインで、合わせて使うことでデスク上の一体感が増すでしょう。
ポインターとしての精度も高く、surfaceのスペックをとことん引き出してくれるマウスです。
2in1型のSurface Proはキーボードが別売りですが、その分カラーが選べるという楽しみがあります。選べるカラーは、プラチナ・バーガンディ・コバルトブルー・アクアブルーの4種類。
素材はAlcantara(アルカンターラ)製の生地を使用した高級仕上げで、ベルベットのような柔らかい感触が使うたびに手になじんでいきます。
また、Surface Pro3、Surface Pro4とも互換性があるので、タイプカバーを替えて操作性をアップさせるという裏技的な使い方もできます。
1.Surface Pen
全てのsurfaceではペンでの入力が可能で、そのツールとなるのがSurface Penです。
ペンの片方には消しゴムが付いていて、筆圧レベルは40,96段階とどんな線でも思いのままに描くことができます。
surfaceをまるで紙のように扱うことで、パソコンの制限を飛び越えた新しい何かを生み出してくれるでしょう。
2.Marimekko for Microsoft Surface スリーブ
持ち運ぶときの保護ケースになってくれるのがこちらのスリーブ。目を引くのはそのデザインで、それもそのはず、フィンランド生まれの大人気ブランド「Marimekko(マリメッコ)」とマイクロソフト社がコラボした製品なのです。
あなたのsurfaceを特別なものにするためにオシャレなケースを選んでみませんか? surface ProとSurface Laptopの両方に使えます。
3.Surfaceドック
Surfaceドックは外部モニターやスピーカー、スマホの充電等のUSB周辺機器をつないで、surfaceをデスクトップパソコンのようにしてくれます
出歩く時はsurfaceをコンパクトに持ち歩き、オフィスや自宅に戻ってきたらドッキングして作業環境をより快適に、という使い方ができるので便利です。
もちろん可能です。すでに紹介したように、Surface ProとSurface Bookは2in1型なので、ディスプレイを取り外せばタブレットとして使うことができます。
特にSurface Proはキーボードは別売りなので、キーボード入力の必要がなければそのままタブレットとしてだけの使用も可能になります。
surfaceに詳しいPCオタクの津田さんに伺った話をもとに、おすすめのsurface4種を比較して紹介しました。
一口にsurfaceといっても、別売りのキーボードがつけられるタブレット型(Surface Pro)、キーボードを外してタブレットとしても使えるノートパソコン型(Surface Book)、ノーマルなノートパソコン型(Surface Laptop)、デスクトップ型(Surface Studio)と4種類に分かれていることがお分かりいただけたと思います。
これがスッキリと頭の中で整理できれば、おのずと買うべきsurfaceが見えてきます。ぜひ、あなたのそばで大活躍してくれるsurfaceを手に入れてください!