エスプレッソマシンのおすすめ商品は、何を基準に選べば良いのか。ママアイテム編集部では、エスプレッソが美味しいと評判のバリスタさんにインタビューを敢行し、家庭用に...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>エスプレッソマシンのおすすめ商品は、何を基準に選べば良いのか。ママアイテム編集部では、エスプレッソが美味しいと評判のバリスタさんにインタビューを敢行し、家庭用に最適な商品からプロ仕様の逸品まで、さまざまな商品を徹底的に分析してみました!
ママアイテム編集部
ひとくちにエスプレッソマシンとはいっても、マシンのタイプや淹れ方など、選ぶ基準はいろいろ。まずは選び方のポイントをピックアップしてみましょう。
マシンのタイプは、全自動式(オート式)・セミオート式・カプセル式の3種類に大きく分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
コーヒー豆を挽くところから抽出まで、すべてを自動的に行うタイプ。
メリット:操作が簡単なこと。豆をセットして押すだけ、回すだけなど、機械操作が苦手な方でも安心。
デメリット:比較的価格が高め。
準備や片付けが簡単に行えるので、毎朝必ず飲むという方、使用頻度が高い方におすすめのタイプです。
専用のフィルターにタンピングし、ホルダーを装着、スチームまでを自分で行い、抽出のみをマシンが行うタイプ。
※タンピング⇒コーヒーパウダーをフィルターに入れ、タンパーという道具を使い、押し固めること。力の加減によって風味が全く違ってしまう重要な作業。
メリット:本場イタリアのエスプレッソ本来の味が楽しめる。自分好みにアレンジできる。比較的故障が少ないと言われている。
デメリット:淹れる人の技術が必要。スチームを追炊きするタイプが多く、カプチーノなどのアレンジを楽しむ時、追炊きを待たなければならないため、せっかくのクレマが薄まってしまう場合がある。
本場イタリアのエスプレッソを味わいたい方。淹れる作業も楽しみたい方におすすめの本格派タイプです。
専用のコーヒーパウダー入りカプセルをマシンにセットするだけの超簡単タイプ。
メリット:誰でも簡単に扱える簡単さ。豆の種類や豊富なフレーバーを楽しめる。1杯分ずつ無駄なく淹れられる。
デメリット:他のタイプに比べ、一杯あたりのコストが高い。機種専用のカプセルしか使用できない。
簡単にエスプレッソを味わいたい方、豊富なフレーバーを楽しみたい方におすすめ。家族それぞれコーヒーの好みが違うという場合でも対応できます。
マシンのタイプによって、かかる時間や味わいが違ってきます。自分や家族の好み、生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
続いては、淹れ方や圧力を左右するボイラーシステムをチェックしていきましょう。代表的な4種類のボイラーシステムをピックアップしてみました。
家庭用マシンにもっとも多いタイプ。1つのボイラーにより、お湯を沸かしスチームを作るシステム。
メリット:家庭仕様になっているため使いやすく、初期設定などの手間がかからない。ボイラーが温まるのが早い。
デメリット:抽出作業とスチームが同時に行えない。ミルクスチームを作った後、温度調節が必要なためすぐにはエスプレッソを抽出できない。
初期設定などの手間を避けたい方。ミルクスチームはあまり利用せず、エスプレッソを主に楽しむ方におすすめです。
業務用として多く利用されているタイプ。スチーム&ホットウォーター用と抽出用のダブルボイラーにより、安定したスチームや抽出が可能です。
メリット:両方のボイラーを同時に温められるため、追炊き等の温度調節をする必要がない。抽出後はすぐにスチーミングすることができる。
デメリット:ボイラーが大きくなるほど、温める時間が長くなる。比較的価格が高め。スチームが弱め。メンテナンスに手間がかかる。
本格的なカフェ仕様のコーヒーを楽しみたい方、ミルクスチームをよく使うカフェラテやカプチーノを中心に作りたい方にもおすすめです。
スチーム用ボイラーと複数の抽出用ボイラーが完備されたタイプ。業務用としてよく使われています。
メリット:ボイラーが個々に分れていることで、より正確に温度調節ができる。抽出とスチーミングが同時に行える。連続抽出も可能。
デメリット:メンテナンスに手間がかかる。ボイラーを温める時間がかかる。スチームが弱め。比較的価格が高め。
本格的なカフェ仕様のコーヒーを楽しみたい方、使用頻度が多い方、複数人数で利用される方におすすめです。
新型のエスプレッソマシンに多く採用されている業務用向きタイプ。乾燥ボイラーとも呼ばれ、ポンプで水を送りながら瞬間的に蒸気を排出させる方式です。
メリット:連続抽出能力が高い。抽出温度や圧力を維持しやすい。スイッチを入れてからの立ち上がりが早い。
デメリット:電圧の影響を受けやすい。特に海外直輸入製品の場合、電気工事が必要な場合あり。
連続抽出能力の高さから、カフェやレストランなど、業務用として大人数に提供する場合がある方におすすめです。
ボイラーのタイプは、使用頻度や好みの淹れ方に大きく影響します。購入した場合、どんなふうに使いたいのかをよく考えてから選ぶ方がいいでしょう。
マシンやボイラーのタイプを決める前に、大まかに決めておきたいのが、業務用と家庭用、どちらのタイプを購入するかということ。それぞれの特徴を見ていきましょう。
抽出部分が複数ある
連続して使用できる
高い電圧の商品は、電気工事が必要な場合あり
サイズが大きめ
比較的価格が高め
お手頃価格で購入可能
コンパクトなサイズ感
設置・初期設定などが簡単
連続使用は難しい
業務用よりパワーは劣る
単純に自宅で利用する=家庭用という選び方ではなく、使用頻度や使う人数、作るコーヒーの種類などによって、業務用が向いている場合もあります。どんなふうに利用するのか、イメージすることが大切ですね。
カフェラテやカプチーノを淹れたい方、ミルクを使って味わいたい方は、ミルクを温める機能と泡立て用機能をチェックすることが重要なポイント。特にラテアートにチャレンジしたい場合は、泡の質にも気をつけなければなりません。
上手にラテアートを作るためには、ベースとなるスチームドミルクと泡を含むフォームドミルクのバランスも大切。また、キメの細かい泡が作れるのかも、しっかり確認してから購入しましょう。
メンテナンスの方法は大きく2タイプに分れます。それぞれの方法を確認し、自分にとってメンテナンスしやすい商品を選ぶのも大事なポイントです。
日常的なお手入れ:カップトレイ周辺の洗浄。ミルク使用時はミルクフロッサー・コンテナの洗浄
定期的なメンテナンス:抽出ユニットの洗浄(月1回程度)。石灰分の除去(3~6ヶ月に1回程度)
日常的なお手入れ:フィルター・フィルターホルダー・カップトレイ・給湯口の洗浄。ミルク使用時はスチームノズルの洗浄と1日の終わりに抽出ユニットの簡易洗浄
定期的なメンテナンス:石灰分の除去(3~6ヶ月に1回程度)
比較的メンテナンスしやすいのは全自動タイプの商品ですね。ただし、あくまでも一般的な例で、使用頻度によって違ってきます。
とにかく毎日のお手入れが簡単な方が良い、多少手間がかかってもいろいろ楽しみたいなど、自分のスタイルに合うかどうかがポイント。メンテナンスが面倒で使わなくなったなんてことの無いよう、事前にチェックしましょう。
実際に購入を考えた場合、どのくらいが相場なのかが気になるところ。できるだけお得に、コスパも考えて購入したいものです。ご参考までに、市販商品の価格帯を調べてみました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
5,000~10,000円 家庭用のシンプルな商品が多く、セミオートタイプが中心。 | 10,000円~100,000円 全自動式もあり、オフィスなどでも利用できる抽出口が複数の商品もあり。 | 200,000~1,000,000円 プロ仕様の商品多数。連続使用可能な全自動タイプが多く、カフェなどにも最適な機能性重視商品。 |
上記はあくまでも参考価格ですが、品質と価格は比例すると見るのが正しいようです。使用頻度や、求めるクオリティーとのバランスを考えて選ぶ必要がありますね。
エスプレッソマシンシェアNo.1のイタリアの電気機器メーカー。ヒーターやキッチン家電、コーヒーマシンが主な商品。
エスプレッソマシンは家庭用、業務用共に市販され、デザイン性が高く高品質なうえ、アフターサービスが充実していることもおすすめの理由です。
スイスの世界最大の食品メーカーであるネスレのコーヒー製品の商標が「ネスカフェ」。
カプセル式の家庭用・オフィス用商品など、生活に密着したエスプレッソマシンが多く、コンパクトなデザインが人気。
専用のインスタントパックで本格的な味わいが楽しめると評判です。
イタリアの老舗調理器具メーカー。直火タイプのコーヒーメーカー「モカエキスプレス」とユニークな「ひげおじさん」のアイコンで知られています。
次々と革新的な調理器具を生み出し、シンプルでスタイリッシュなエスプレッソマシンは、使い勝手の良さも人気です。
世界140ヶ国以上で愛飲されているイタリアのコーヒーブランド。コーヒー豆はもちろんエスプレッソマシンの開発、バリスタの育成など、コーヒー文化の発展に貢献しています。
操作の手軽さと本場のイタリアンエスプレッソにこだわったスタイリッシュなマシンが特徴です。
ITマネージメントやWEBソリューション事業を運営する(株)ベールネットが手掛ける「Cafe felice」。
コーヒー専門店の運営も行い、コーヒー豆から作ることにこだわったエスプレッソマシンを提供しています。
最大使用水量
サイズ
ミル機能
ドリップコーヒー
カプチーノ
抽出口のタイプ
ミルクフロッサー
メンテナンスのしやすさ
マシンのタイプ
ボイラーのタイプ
まずは、性能も価格も最高峰の業務用エスプレッソマシンからピックアップしていきたいと思います。本格的なエスプレッソが楽しみたい方、使用頻度が高い方にはおすすめの商品。
特に、カフェの経営にTRYしたい方は必見の逸品です!自宅で楽しみたい方でも、連続使用が多い場合には良いかも知れません。ご自身のニーズに合うかどうか、ぜひ確認してみてくださいね。
最大使用水量:2L
サイズ:幅260×高さ360×奥行460(mm)
ミル機能:〇
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:全自動式
ボイラーのタイプ:ダブルボイラー
一杯ごとに、豆を挽くところから丁寧に淹れる全自動フルスペックマシン。本場イタリアのバリスタが淹れたような本格的な味わいが楽しめる逸品です。
ドリップコーヒーやイタリアンエスプレッソはもちろん、デロンギ史上最多となる7つのミルクメニューを搭載。
大容量豆ホッパーと水タンクにより、レギュラーコーヒーなら約16杯分が補充可能で、連続使用が多い業務用向きです。
コーヒー2杯分を同時に抽出でき、高さ調節も可能な抽出口、メンテナンスがすべて前方から行える手入れのしやすさも人気の理由。また、節電機能も完備されているのも嬉しいポイントです。
カフェやレストランでの使用はもちろん、ちょっとリッチに自宅でカフェ気分を味わってみるのも良いかも知れませんね。
最大使用水量:1.8L
サイズ:幅285×高さ380×奥行445(mm)
ミル機能:〇
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:全自動式
ボイラーのタイプ:ダブルボイラー
業務用ながら抑え目のコストで、ワンタッチで簡単に操作できる人気商品。
豆からでもパウダーからでも抽出可能です。カフェラテやカプチーノなども専用ボタンを押すだけでOK。好みのバランスもメモリ可能です。
マシンの操作はすべて前面のパネルで行うことができ、奥行きが浅い省スペース設計で設置場所の選択肢も広がります。
着脱可能な抽出ユニットにより、メンテナンスも簡単。忙しい方にもおすすめです。
専用サポート体制が充実しており、アフターサービスも万全。業務用としてだけでなく、オフィスの片隅や自宅にセットして至福の一杯を楽しんでみませんか?
続いては、使いやすさと手入れのしやすさを備えた全自動式の家庭用エスプレッソマシン。手軽にコーヒーを楽しみたい方におすすめの商品をピックアップしていきます。
自宅で利用するなら、機能性だけでなくデザイン性も重要なポイント。コンパクトで見た目もお洒落なマシンなら、インテリアとしても素敵ですよね。
全自動式ならではの簡単操作にもこだわった、魅力あふれるラインナップをお楽しみください。
最大使用水量:1.8L
サイズ:24×43×35(cm)
ミル機能:〇
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇(自動で滑らかな泡立ちのミルクを簡単に作れる)
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:全自動式
ボイラーのタイプ:ダブルボイラー
デロンギの家庭用シリーズの中でも、ミルクメニューに特化したモデル。GOOD DESIGN AWARD受賞のスタイリッシュなエスプレッソマシンです。
本格的なカフェメニューを作り出すための2大機能、きめ細やかで滑らかな泡を作るラテクレマシステムと、ハンドドリップのような深蒸し抽出のカフェ・ジャポーネを搭載により、5種類のメニューが楽しめます。
家庭用ながら2杯分の抽出口完備はもちろん、マグカップにたっぷりのコーヒーを楽しめる「2×」ボタンもあり、コーヒー好きさんにはたまりません。
着脱可能な抽出ユニットなど毎日のお手入れもしやすい構造のため、手間いらず。自宅でラクラク簡単にカフェ気分が楽しめますよ。
最大水分量:1.6L
サイズ:幅320×高さ415×奥行365(mm)
ミル機能:〇
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇
マシンのタイプ:全自動式
ボイラーのタイプ:ー
ミル機能搭載で、豆から挽いて味わうことにこだわったエスプレッソマシン。多言語対応商品で、前面の液晶パネルで簡単に操作できる手軽さも人気の商品です。
コーヒーはもちろん、カフェラテやカプチーノ、紅茶やハーブティーまで、さまざまなカフェメニューを味わえるように作られた全自動式マシン。特に挽き立ての風味を楽しめるエスプレッソは抜群の味わいです。
1杯25円というコスパの良さも見逃せないポイント。カフェへ出かけたつもりで、貯蓄を楽しむのも良いかも知れません。
少し大きめサイズなので、設置場所は必要ですが、それぞれの好みが違う大家族や、職場での使用にピッタリな逸品です。
最大使用水量:1.8L
サイズ:28×42.5×36.5(cm)
ミル機能:〇(コーン式グラインダー)
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯(カップに合わせ高さ調節可)
ミルクフロッサー:〇(ふわふわミルクが簡単に作れる)
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:全自動式
ボイラーのタイプ:シングルボイラー
デロンギ商品の中でもTOPに君臨する人気のモデル。特に、初めて購入する方におすすめのエントリーモデルです。豆を挽くところから抽出するまで、すべてボタン1つで操作できる全自動タイプの商品。
抽出量やコーヒーの濃度も、前面に装備されたつまみを回すだけで簡単に調整できます。また、ミルクフロッサーの操作、抽出温度の設定、給水用タンクの着脱などのメンテナンスもすべてフロントオペレーションのみ。
省スペース設計でコンパクトなデザインのため、設置場所にも困りません。デロンギ製品の特徴であるコーン式コーヒーグラインダー採用により、風味を逃さずに豆を挽くため、香り豊かな一杯が楽しめます。
もちろん節電機能も完備され、家庭用に必要なスペックがすべて搭載されたおすすめの逸品です。
最大使用水量:1.0L
サイズ:幅178×高さ320×奥行289(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:1杯
ミルクフロッサー:×
メンテナンスのしやすさ:〇(ほとんどが着脱洗浄可能)
マシンのタイプ:全自動式(インスタントコーヒー使用)
ボイラーのタイプ:ー
ネスカフェオリジナルの専用パック「エコ&システムパック」を使い、超簡単にエスプレッソやカプチーノを味わえる全自動式の商品。105gのパックで約52杯分のコーヒーが味わえるコスパの良さも人気です。
大きな特徴は、インスタントコーヒーを使用することと、Bluetooth機能が搭載されていること。手軽さだけでなく、アプリを利用して自分だけのオリジナルアレンジを楽しめます。
ほとんどの部位が着脱可能でお手入れも簡単。インスタントとは思えない繊細なクレマも楽しめます。
丸みのあるコンパクトなサイズ感と魅力的なウッディブラウンのデザインは、インテリアとしても最適。自分だけのお洒落なカフェを作ってみませんか?
より本格的な淹れ方にチャレンジしてみたい場合におすすめなのが、セミオート式のエスプレッソマシン。タンピングなど、多少の技術が必要になりますが、本場のイタリアンエスプレッソを味わいたい方にはおすすめです。
淹れる作業を楽しむのも美味しくいただくための大事なポイント。バリスタ気分でTRYしてみたいという方必見です!
最大使用水量:1.0L
サイズ:15×33×30.5(cm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:×
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラー:サーモブロックボイラー
スタイリッシュなデザインと、コンパクトなサイズ感が人気のエスプレッソマシン。横幅がたった15cmとスリムなため、設置場所を選びません。
抽出方法はシンプルで簡単。タンピングに自信がないという方でも、カフェ・ポッドを利用することもできるので安心です。ミルクのスチーミング機能も完備され、カプチーノやカフェラテも楽しめます。
抽出温度や抽出量、スリープモードなど、カスタマイズで設定することができ、業務用と変わらない圧力で淹れられるのも魅力。セミオートならではの濃厚なエスプレッソを味わってみませんか?
最大使用水量:1.0L
サイズ:幅280×高さ310×奥行280(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:×
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:1杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(カプセル使用でマシンの汚れが少ない)
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラーのタイプ:ー
世界140ヶ国以上で飲まれているillyブランドのエスプレッソマシン。イタリアならではのスタイリッシュかつキュートなフォルムはインテリアとしても大人気です。
セミオート式ですがタンピングの必要がなく、コーヒーパウダーが入ったカプセルを使い、ボタンを押すだけで初心者でも簡単に美味しいエスプレッソが作れます。
ミルクのスチーミングも簡単なので、カフェラテやカプチーノなどのアレンジも可能。マシン上部のカップホルダーお気に入りのカップを収納して、手軽にカフェタイムを楽しみましょう。
最大使用水量:約800mL
サイズ:幅185×高さ350×奥行265(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:×
カプチーノ:×
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(水タンク・ドリップトレー取外し可)
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラーのタイプ:―
イタリアンエスプレッソを語るうえで欠かすことのできないビアレッティのエスプレッソマシン。看板商品の「モカエキスプレス」と同じ「ひげおじさん」のキャラクターが描かれた人気商品です。
コンパクトでスマートなデザインながら、お気に入りのコーヒー粉・カプセル・ポッドの3WAY対応と多機能。シーンに合わせて便利に使えます。
ミルクスチームも完備され、カフェラテなどのアレンジも可能。天面はカップウォーマーとして使用できるため、最高の状態で極上の一杯を味わえますよ。
最大使用水量:1.2L(エスプレッソ)/1.35L(ドリップ)
サイズ:幅370×高さ320×奥行295(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇(着脱タンク)
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラーのタイプ:シングルボイラー
デロンギ商品の中でも、ちょっと個性的なコンビコーヒーメーカー。エスプレッソの抽出口とは別に装備されたドリップコーヒー用抽出口とガラスポットにより、同時に淹れることができる便利な逸品です。
ミルクスチームも新型ノズル完備できめ細やかな泡立ちが楽しめ、カプチーノやカフェラテの仕上がりも絶品。エスプレッソはコーヒー粉と専用カプセルの2WAY対応で、使い勝手良く選べます。
ご家族で好みが違っても、一緒にコーヒータイムが楽しめる贅沢なエスプレッソマシンはいかがですか?
憧れのラテアートにチャレンジしたい方へ、特におすすめしたい最適なエスプレッソマインもピックアップしてみました。
ポイントはミルクスチームの質。きめ細やかで繊細な泡立ちが作れるのか、しっかり確認してください。
最大使用水量:約1.3L
サイズ:幅245×奥行280×高さ345(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:〇
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラーのタイプ:サーモブロックボイラー
バルセロナの職人さんが1つ1つ丁寧に作るハンドメイドのエスプレッソマシン。レトロな雰囲気でカラーバリエーションが豊富なため、インテリアとしても人気の高い商品です。
スイッチや部品もそれぞれがお洒落で、まさにイタリアのバールのような印象。そのうえ、機能性も高く、コーヒー粉はもちろん、タンピングに自信がない方でも安心のカフェポッドにも対応しているため安心です。
ダブルのノズル装備で、カプチーノに最適なふんわりとした泡とラテアートにピッタリなきめ細やかな泡の両方を作れます。初めてのラテアートはお洒落に楽しんでみませんか?
最大使用水量:1.0L
サイズ:幅240×奥行280×高さ320(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:×
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇
マシンのタイプ:セミオート式
ボイラーのタイプ:サーモブロックボイラー
丸みを帯びた愛らしいフォルムが魅力的なエスプレッソマシン。コンパクトなサイズながら、高い気圧できめの細かいクレマを作り出す高性能な逸品です。
エスプレッソに最適な90℃の抽出温度を保ち、フロスミルクも手軽に作れるため、ラテアートにもピッタリ。芳醇なアロマを感じながらゆったりラテアートを楽しめます。
タンピングからチャレンジしたい方はコーヒー粉、忙しい時はカフェ・ポッドを利用するなど、使い勝手も抜群。
比較的リーズナブルな価格なので、初めてエスプレッソマシンを購入される方にもおすすめです。
最大使用水量:0.8L
サイズ:幅240×奥行250×高さ300(mm)
ミル機能:×
ドリップコーヒー:×
カプチーノ:〇
抽出口のタイプ:2杯
ミルクフロッサー:〇
メンテナンスのしやすさ:〇
マシンのタイプ:セミオート
ボイラーのタイプ:ー
UCCのグループ企業であるラッキーコーヒーマシン(株)の国内メーカーのエスプレッソマシン。リーズナブルな価格で購入でき、サポート等の安心感もあるため、初めてでも安心して購入できます。
大きな特徴はミルクスチームのパワフルさ。ラテアートの入門マシンとして知る人ぞ知る逸品です。エスプレッソも、パウダーとカフェ・ポッドの両方対応で使い勝手も抜群。おウチ使いとして、簡単にカフェ気分を楽しめます。
ふわふわのきめ細やかなミルクフォームで、バリスタデビューしてみませんか?
最後に、初めて購入を考えている方にありがちな疑問をピックアップしてみました。気になる部分はしっかり解消してから、あなたに最適なエスプレッソマシンを見つけてくださいね。
カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語で、どちらもコーヒーとミルクを混ぜた飲み物というイメージで理解されている方も多いと思います。
もちろん間違いではありませんが、根本的な違いがあります。
それは、使うコーヒーの違い。カフェオレはドリップ式などのコーヒーを使うのに対して、カフェラテはエスプレッソを使用。また、コーヒーとミルクの割合の違いもあります。他の飲み物も併せてまとめてみました。
カフェオレ⇒コーヒー+ミルク(50:50)
カフェラテ⇒エスプレッソ+ミルク(20:80)
カプチーノ⇒エスプレッソ+ミルク+泡立てたミルク(30:40:40)香りづけにシナモンなどをプラス
カフェマキアート⇒エスプレッソ+泡立てたミルク(100に近い:少量)染みが付いたくらい
カフェモカ⇒エスプレッソ+ミルク+泡立てたミルク+チョコレート(30:30:30:10)
割合はあくまでも一般的なものなので、調節は可能。エスプレッソマシンを購入したら、ぜひ試してみてくださいね。
作り方:フィルターで濾す
使用する豆:好みによって違うが、比較的浅煎りタイプの豆を使用
味や量:通常コーヒーカップでアメリカンからブレンドまで好みで濃さが違う
作り方:高い圧力により、短時間で抽出する
使用する豆:深煎りタイプの豆を使用
味や量:小さなエスプレッソ専用カップで濃いめ。クレマがあり、カフェインが少なめなのが特徴
エスプレッソを淹れた時に表面にできる細かい泡の層のこと。
温度や圧力などの条件をきちんとクリアした状態で抽出すれば、きめ細やかで混ぜてもなかなか消えない上質なクレマができると言われています。
エスプレッソの芳醇なアロマを閉じ込めてくれる大切な役割を担っていて、上質なクレマがたっぷりあることが美味しいエスプレッソの条件です。
ミルクタンクは完備されているのか手動なのか、カフェラテに必要なスチームミルクが作れる機能や、バリスタが作るようなカプチーノ用のふわふわフォームドミルクが作れる機能は完備されているのかということ。
しっかりとキメの細かいフォームドミルクができれば、ラテアートにTRYしやすいと言われています。
豆の価格や濃さによって違いはありますが、1杯あたり約20~40円くらいだと言われています。カフェで飲むことを考えればコスパも抜群ですよね。
リストランテやバールで実際にエスプレッソを提供されているバリスタさんへのインタビューを元に、エスプレッソマシンの選び方からおすすめの商品まで、たっぷりご紹介しました。
それぞれ得意分野も違い、インテリアとしても素敵な商品もありましたが、お気に入りのエスプレッソマシンは見つかりましたか?
とにかく簡単に使いたいのか、アレンジを楽しみたいのか、とことん淹れ方にこだわりたいのかなど、目的に合わせて最適な商品を探して至福の一杯を味わってくださいね。