ブローしながら内巻きなどにセットしてくれるカールドライヤーは、忙しい朝におすすめのアイテムですよね。近頃では髪にやさしいプロ仕様な商品などもたくさん出回っていま...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>ブローしながら内巻きなどにセットしてくれるカールドライヤーは、忙しい朝におすすめのアイテムですよね。近頃では髪にやさしいプロ仕様な商品などもたくさん出回っていますが、せっかくなら自分の髪質にぴったり合った使いやすいものを選びたいものです。ママアイテム編集部では最新式のカールドライヤーを徹底検証。買ってしまったあとに後悔しないためにも、絶対に押さえておきたいポイントや、自信を持っておすすめできる11選もピックアップしました。実力あるカールドライヤーで憧れのつや髪を手にいれましょう。
ママアイテム編集部
「髪のセットに時間をかけられない」「髪のうねりがなかなか直らない」など、忙しい朝に多くの人が抱える髪の悩み。その問題、カールドライヤーで解決できるかもしれません。
ヘアアイロンを使って髪をセットする時間がなくても、しっかりと乾かしながらうねりや寝グセを取り除き、内巻きや外ハネにセットしてくれるカールドライヤーは、忙しい朝の救世主です。
でもちょっと待って。今使っているカールドライヤーは本当に自分の髪質に合っていますか?きちんと髪のうねりを直してくれますか?使いかたや機能性を間違えると、イメージとは違った残念なヘアスタイルになってしまうことも。
自分に本当に合ったカールドライヤーを選ぶためにも、これだけは絶対に押さえておきたい6つのポイントをまとめました。
髪の傷みを考えると自然乾燥はNG。キューティクルが開きっぱなしでは髪に相当なダメージを与えてしまいます。また生乾きのままにしておくと、頭皮に雑菌が繁殖しやすい状態に。
そうならないためにも、しっかりとドライヤーで髪を乾かすことは基本中の基本ですが、ドライヤーの熱による髪のダメージも気になります。カールドライヤーにも髪に優しい機能があれば嬉しいですよね。
以下の表で、各メーカーごとに髪に優しい代表的な3つの機能をまとめました。髪質やダメージに合わせて選んでみるのも良いでしょう。
マイナスイオン | ナノイー | プラズマクラスター | |
---|---|---|---|
メーカー | テスコム | パナソニック | シャープ |
特徴 | ・キューティクルの傷みを抑える ・髪にツヤを与える | ・髪の水分バランスを整える ・しっとりまとめる | ・静電気を抑制 ・枝毛・切れ毛抑制 |
おすすめ髪質 | ・パサつきがちな髪 ・傷みがちな髪 | ・うねりやすい髪 ・クセ毛 | ・カラーリングなどで傷みがちな髪 ・うねりやすい髪 |
各メーカーによっても機能はさまざまありますが、自分の髪質に適した機能性のあるものを選びましょう。
うねりを直したいときや、ボリュームを出したい、または前髪などの細かいセットがしたいときなど、そのときの髪の状態によって適したブラシも違ってきます。
髪に適度なテンション(引っ張る力)をかけながら、うねりやクセをしっかり伸ばしたいときは、テンションがかかりやすい短めのブラシが内蔵されたブローブラシがおすすめです。
最新式では内と外から挟み込み、まるで美容室でブローしてもらったかのような仕上がりになるブローブラシを搭載しているカールドライヤーもあるほど。
髪にボリュームが欲しいときには、目のあらいボリュームブラシや、アイロンで仕上げたようなカールができるアルミボディのカールブラシにも注目です。
前髪のセットやショートヘアのクセづけなどには、細ロールブラシがおすすめです。短い髪の毛でもからまりやすく、しっかりと伸ばしたりクセづけが可能です。
またブラシの素材がシリコンベースで柔らかいものや、頭皮を傷つけにくく先端が丸いものなど、さまざまありますので自分のなりたい髪型に合ったブラシが搭載されたものを選びましょう。
冷風機能はおもにセットした髪をキープするためにブローの最後に当てたり、キューティクルを引き締めたりするときに便利な機能です。
とくに内巻きやボリュームカールを長時間キープしたい人にはおすすめの機能ですが、普段あまりひんぱんに使う機能ではないので、なくてもさほど不便は感じないかと思います。
ブローの仕上げに冷風を当てると、髪にツヤが出てキレイに仕上がるので、実感してみたい人はあって良かったと思える機能でしょう。
カールドライヤーを購入して使ってみたのはいいけれど、意外に持ちにくかったり手が動かしづらかったりといった経験はありませんか?
意外に多いのがボタンの位置の不具合。ちょうど自分が握る部分にスイッチボタンが当たって、しょっちゅうOFFボタンに入ってしまってイライラする、といったことも。
とくにネット通販や箱に入ったまま売られている場合は、確認できないことがデメリットです。店頭にサンプルがあるなら、実際に握ってみて使いやすいかどうかシミュレーションしてみると良いでしょう。
一般的なヘアドライヤーは髪を乾かすことがメインとなるため、風量は重要ポイントとなります。カールドライヤーの場合は、髪を乾かしながらセットするという特性上、そこまで風量は重要視されていません。
しかし髪を乾かす時間を考えると、少しでも風量が強く乾かす時間が短縮できればそれに越したことはありませんよね。乾かすときは、「強」で、ブローやセットするときは「中」と使い分けすることが重要です。
ブローやセット時の「中」モードで、マイナスイオンやナノイーといった機能が発揮されます。風量の強さや各機能の相乗効果も考慮しながら選んでみましょう。
「カールドライヤーはシンプルなものが良い」「毎日使うものだから少しでも高性能なものが良い」など、それぞれ選ぶ基準はさまざまかと思います。
自分が求めるカールドライヤーがどのくらいの価格なのかを把握しておくことも、選ぶときの重要なポイントになります。以下で、カールドライヤーのそれぞれの価格帯をまとめました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格帯 | 〜2,000円 | 2,000円〜8,000円 | 8,000円〜 |
特徴 | シンプル構造 ブラシ1種類 搭載機能特になし | マイナスイオン 冷風付き ブラシ2〜3種類付属 | 特殊機能搭載 ハイパワー ブラシ種類豊富 |
以下の3メーカーは特に商品ラインナップも多く、プロも認める機能性に優れた最新式のカールドライヤーを世に出しています。メーカーで迷ってしまったら、こちらの3メーカーから選ぶのもおすすめです。
テスコムは世界中の女性の「キレイをつくる会社」を目指し、創業以来50年、美容家電・調理家電・リビング家電の開発・販売に取り組んできた家電製品メーカー。
特にカールドライヤーのラインナップは素晴らしく、プロ仕様な本格的なものからシンプルで使いやすいコンパクトサイズまで、使う人のニーズに合わせた商品展開を行っています。
2018年に創業100周年を迎えるパナソニックは、家電業界において国内NO.1のシェア率をほこる老舗ブランド。
「毎日をちょっとクリエイティブに」がコンセプトのパナソニック商品には、ほかには真似できない工夫が随所にあふれています。パナソニックがほこる「ナノイー」技術は、カールドライヤーにも生かされています。
シャープが生まれたのは1912年。創業者である早川徳次が考案した穴のないベルトのバックルが始まりでした。ちなみに「シャープ」の社名は当時発明したシャープペンシルが由来とされています。
「プラズマクラスター」技術など、時代を経てもなお独創的なアイデアは、商品のいたるところに散りばめられています。
このあと紹介するおすすめのカールドライヤー11選は、以下の5つのポイントから選定しています。自分にあった1本を見つけるために重要なポイントとなりますので、商品の特徴と合わせて参考にしてみてくださいね。
*ブラシタイプ
*風量
*髪への優しさ
*持ちやすさ
*冷風機能
いくらプロユースで性能の良いカールドライヤーであっても、一般ユーザーである私たちが使いこなせなければ何の意味もありません。
そういった観点から見てもこの1本は編集部イチオシのカールドライヤーだと言えます。総合的にバランスの取れた使いやすいカールドライヤーです。
小さな女性の手にもよく馴染む34mm径のくびれたスリムボディは、作動時の手さばきがしやすく、ブローやセット時のストレスも軽減してくれるカールドライヤーです。
最大の特徴は、独自の「プロテクトイオン」。通常マイナスイオンしか出ないのに対し、こちらはプラスイオンを同時に放出する新方式です。
ブロー中は静電気が起こりがち。このわずらわしい静電気も、マイナスとプラスのイオンを同時に髪に働きかけることにより軽減して、広がりやすい髪や傷んだ髪もまとまりのある仕上がりにキープします。
ブローブラシの両サイドには、ダブルキャッチコームを搭載。短い髪やすくいにくい髪の根元もしっかりとキャッチし、テンションをかけながらしっかりと頑固なうねりを伸ばします。
巻き髪もしたいけれど「わざわざヘアアイロンを出してまで巻くのは面倒」といったことはありませんか?そんなときに便利なのがカールアイロンブラシです。熱伝導の良いアルミボディを採用し、まるでへアイロンで作ったかのような巻き髪が簡単にできてしまいます。
髪のトップにボリュームが欲しい場合は、ボリュームアップブラシを使うと根元からキレイに立ち上がって◎。耐熱または人毛100%のウィッグの風合い戻しにも使えます。
ハイパワーでありながら消費電力が400Wと省エネなところも見逃せませんね。忙しい朝でもしっかりとスタイリング出来るすぐれた1本です。
朝の寝グセやうねりには、しっかりとまっすぐにブロー出来るタイプがおすすめです。ブラシの形状も大切ですが、うねりやクセをしっかりとまとめる機能性があれば髪を傷めることなくスタイリングができ、仕上がりにも差が出ます。
ブローを優先したい人におすすめのカールドライヤー2選をピックアップしました。
ブラシのトップ・根元・中央の3ヶ所から放出されるマイナスイオンで、髪全体にうるおいを与えてくれるカールドライヤーです。
先端がスリムなキャッチクッションブラシが、スムーズに髪に入り根元からしっかりとブローします。バスタイム後の髪もしっかりと乾かし、マイナスイオンで開きがちなキューティクルも引き締めるので、翌朝のスタイリングに差がつきます。
本体の持ち手部分は38mm径。しっかりと持ちやすく手さばき良くスタイリングが楽しめます。持ち手部分にスイッチがあるため、クセづけのために冷風を送ることも楽々。
26mmのロールアイロンブラシはアルミボディで熱伝導が良く、柔らかいナイロンブラシでしっかりと毛先を絡め取り、くるっと大きめのカールを作ることも可能です。長時間のブローでも手が疲れづらく、毎日のケアに使い勝手の良い1本です。
パナソニックの美容家電の最新技術「ナノケア」が体感できる多機能カールドライヤーです。
一般的なマイナスイオンは髪表面に付着し、サラサラな髪へと仕上げますが、ナノイーは髪の内側に働きかけ髪内部の水分バランスを整えます。うねりを抑え素直でなめらかな指通りに。
しっかりブロー出来るワイドブローブラシと、前髪や毛先をスタイリングする時に便利な太ロールブラシは一般的に多く見かけますが、まるでヘアアイロンのような挟み込む形のサロンブローブラシは、他にはないまったく新しいスタイルです。
しっかりと挟み込み両側から熱を与えテンションをかけながらブローしていくので、普通のブローブラシだけでは伸ばしづらかったクセやうねりもしっかりとまとまりのあるスタイリングに仕上がります。
ボリュームアップブラシも特殊な形。髪の内側に突起状になったブラシを差し込み、前髪や根元の立ち上げがテクニックいらずで◎。また集中的に風を送れるノズルで、風量弱めなカールドライヤーの弱点をカバーしています。
クセの強い髪質や、一つのカールドライヤーでさまざまなスタイリングを楽しみたい人におすすめです。
毎日使うものだから、少しでも髪に優しく負担なくケアできるタイプだと便利ですよね。髪への優しさのためにプラスαの機能が搭載されたものがおすすめです。ヘアケア機能が満載のカールドライヤー5選をまとめました。
「ビューティーコラーゲン」とは、コラーゲン・ナノサイズミスト・マイナスイオンの結合体。コラーゲンと空気中の水分が融合することによって髪全体を包み水分バランスを整えるとされています。
実際に使ってみると、ブロー後の髪の柔らかさに驚くはず。クセのある髪もなめらかでツヤ髪になると好評です。
通常のブローブラシとして使用できるスタイリングケアブラシと、大きめのボリュームカールが作れる32mmアルミボディのスタイリングアイロンブラシにはどちらも、美容液成分のコラーゲンを配合。ブローするたびに輝く髪に。
傷みがちなカラーヘアは、すぐに色が抜けてしまったりダメージで変色してしまったりと発色をキープするのが難しいもの。カラーリングした髪のテストでは、このカールドライヤーを使いながら1回のカラーリングで、約3週間キレイな発色を保つとのこと。
本体は握りやすいスリムボディですが、握る部分にスイッチ類が集中しているため、スイッチの入れ間違えに注意が必要です。
常時カラーリングをしている人や、傷みやすい髪質の人におすすめのカールドライヤーです。
ブローブラシに椿オイルのマイクロカプセルを含ませることにより、ブローしながらつややかな髪に仕上げるカールドライヤーです。
ブラシの間には植毛ブラシを配置。ショートヘアでもしっかりと根元から髪をキャッチして、テンションをかけながらブローができるので、ナチュラルカールもボリュームアップもこれ1本でOK。
アルミ素材のスタイリングブラシは32mm。大きめのCカールやSカールが簡単に作れます。本体の4か所からマイナスイオンを放出するので、髪全体にマイナスイオンが行きわたりパサつきなしのスタイリングが可能です。
冷風機能も手元のボタンでワンタッチで切り替えられるので、忙しい朝にも長時間キープできるスタイリングが短時間で仕上がります。
アタッチメントをわざわざ取り替える手間もなく、朝は時短でスタイリングしたいという人におすすめの1本です。
海外に日本の家電を持参する時は手動での電圧切り替えが面倒なことも。「マイナスイオンカールドライヤーTIC6J」ならそういった面倒な切り替え不要で、海外でも快適に使用できるカールドライヤーです。
「AC100Vー120V」「AC200Vー240V」の電圧地域で使用可能。コンセント形状がCタイプの地域で使える変換プラグもついています。
機能は前述でおすすめしたTIC 910シリーズと同等ですが、こちらはマイナスイオンの吹き出しが2ヶ所。マイナスイオンの量にこだわりがなければ十分に機能的です。
操作はパネル方式。スイッチ方式とどちらが良いかはなかなか難しい判断ですが、海外への持ち運びを考えると、無駄な凹凸のないスマートなパネル方式が無難かもしれませんね。
握りやすいスリムなボディでコンパクトサイズ。スーツケースに入れてもかさばらず、海外でも自宅にいるような贅沢なスタイリングが楽しめます。
「くるくるドライヤー ナノケア EH-KN99」の機能はそのままに、アタッチメントを5つから3つに厳選したシリーズです。
「ナノイー」の水分量は、マイナスイオンの約1,000倍以上とされています。「ナノイー」が髪内部へ浸透することによって、髪と頭皮を健康な弱酸性の状態へと導き使うほどにキューティクルがきゅっと引き締まり、つやつやのスタイリングしやすい髪へ。
ブラシのタイプは、最新式サロンブローブラシを含む3タイプ。髪がうねりやすくて困っている人にとっては、髪にテンションをかけながらしっかりと伸ばせて、サロンブローブラシさえあれば思い通りのスタイリングもできそうです。
ブラシのバリエーションはそれほど多くなくても、髪を傷めずに毎朝定番のヘアスタイルが安定的にできれば良い、という人にはぴったりなカールドライヤーではないでしょうか。
シャープといえばおなじみ「プラズマクラスター」ですよね。空気清浄機やエアコンといったさまざまな商品に採用されている独自の技術です。
そんな「プラズマクラスター」をカールドライヤーにも採用しました。プラズマ放電によって発生したプラスとマイナスのイオンが、乾燥した季節のわずらわしい静電気を軽減します。
カラーリングした髪はキューティクルがはがれやすく傷んだ状態。そこへ通常のブラッシングをするとさらにダメージが広がることに。「プラズマクラスターイオン」を放出したカールドライヤーなら、使うごとにつやのある引き締まったキューティクルに整えます。
短いテンション毛をプラスしたブローブラシで、ショートでうねりやすい髪もしっかりと髪をキャッチして伸ばします。細めのロールブラシは、トップの立ち上げや前髪のスタイリングにおすすめ。
消費電力は500Wと抑えめで、朝の電子レンジや洗濯機など集中的に電力を使う時間帯でも、少ない電力で使用したい人にも安心のカールドライヤーです。
「カールドライヤーはとにかくシンプルで使いやすいのが良い」という人は、ブラシのバリエーションや機能にこだわらない、シンプル構造のものがぴったりです。
髪を乾かしてブローするだけなら、安価なものも多く買い替えにも戸惑わずチャレンジできますね。シンプル構造のカールドライヤー3選をピックアップしました。
「アタッチメントがたくさんついていても結局使わなかった」「使わないブラシは無くしやすいから1本でいい」など、とにかく髪を乾かしてブローのみ出来ればOK、という人にはこちらがおすすめです。
基本的機能のみにおさえ、操作方法もシンプルだから「どんな機能がついてたっけ?」と迷うことなく使用できるので、細かい操作が面倒なら断然こちらを選ぶのが良いでしょう。
トリートメントや美容液などで日頃からヘアケアを習慣としている人にとっては、いろいろなわずらわしさなく乾燥・ブローに専念できるのでむしろ目的に合っているのではないでしょうか?
近頃多いスリムタイプとは違い本体は少々太め。手の大きい男性であれば楽々操作できますが、手の小さい女性には少々持ちにくさを感じてしまうでしょう。
シンプルに使いたい男性や、もしものときの2台目にもおすすめのカールドライヤーです。
カールドライヤーは意外と使用時の音が大きくて困りますよね。特にアパートの一人暮らしや、赤ちゃんがいる家庭では音にも気を使わなければならず、家電の静音性も気になるところです。
パナソニックの「くるくるドライヤーEH-KA28」は、パナソニックのカールドライヤーの中でも静音性を考慮した1本。使用時は約62dBで、騒音レベルは普通の会話または静かな乗用車内といったところです。
深夜や早朝など、家族が寝ている時間帯にカールドライヤーを使用しなければいけない人にとっては、とてもありがたい機能です。
ブラシのタイプは毛先キャッチロールブラシと太ロールブラシの2本。基本的なブローとちょっとしたカールは作ることができます。シンプルですが手元スイッチには冷風機能もしっかりと付いているので、クセづけしたい時でも◎。
音に気をつかわなければいけない、出張先のホテルなどにも持っていきたいカールドライヤーですね。
「シンプルで使い勝手の良いものが好みだけれど、出来ればうねりはしっかり伸ばしたい」とい人には、マイナスイオンを放出する「くるくるドライヤーイオニティEH-KE38」が良いでしょう。
マイナスイオンが髪の表面をコーティングし、短時間でサラサラでつややかな髪質を実感できるので、忙しい朝でもしっかりとうねりなく出勤・通学したい人におすすめです。
ブラシは、ブローブラシ・太ロールブラシ・細ロールブラシの3タイプ。ブロー・前髪セット・毛先内巻きと、基本的なスタイリングはこれ3本で十分と言っても良いくらいです。
しっかりとスタンダードなフォルムで決してスリムとは言えませんが、手元に温冷スイッチが付いているので、女性にも男性にも使い勝手の良い1本と言えそうです。
カールドライヤーを購入する前に解消しておきたい、疑問質問をQ&A形式でまとめました。
「ナノケア」とは、パナソニックが開発した独自の技術です。「ナノケア」で放出される「ナノイー」は、ナノメートルサイズの微細なイオンのこと。一般的なマイナスイオンに比べ、水分量が約1,000倍あるとされています。
たとえばスチームなどのミストの粒を思い浮かべてみてください。そのスチームの約1/100以下のイオンといえば、その微細さがよくわかると思います。その「ナノイー」を活用したのが「ナノケア」です。
「ナノイー」を髪に付着させることによって髪を弱酸性へと導きます。一般的なマイナスイオンは髪の表面にしか付着しないのに対し、「ナノイー」はとても微細で髪の内部へも浸透します。
髪内部と頭皮に水分を与え、乾燥してしまった髪や頭皮の水分バランスを整えます。キューティクルが開き水分が蒸発してしまった髪も、キューティクルをしっかりと引き締めて、しっとりとまとまりのある髪に仕上げます。
乾燥した頭皮を潤すことにより、余分な皮脂と周辺の水分を混ざりやすくし地肌を健やかに保つと言われています。
ボブスタイルには、毛先を簡単に内巻きにできるロールブラシタイプがおすすめです。太ロールブラシは、髪の毛に長さがなければ少々むずかしいのですが、細ロールブラシであれば、しっかりと短いえり足の毛も絡まるのでやりやすいでしょう。
メーカーによっては、ロールブラシの本体が熱伝導の良いアルミ素材のものもあります。これはへアイロンのように巻き髪を作るのに適していますが、あるていど髪に長さがなければむずかしいでしょう。
しっかりと長時間キープできる巻き髪を作りたいなら、やはりヘアアイロンを使用するのがベストです。
マイナスイオンやナノイーで、髪の水分バランスを整えてくれる機能のあるカールドライヤーがおすすめです。乾燥してゴワつきのあるうねりも伸ばしやすくなっておすすめです。
また、髪にテンション(引っ張る力)のかけやすい、ヘアアイロンのように挟み込むタイプのブラシや、テンション毛がついて髪の毛をしっかりとキャッチできるブローブラシなら、うねりやクセのある髪も伸ばしやすくぴったりです。
まず髪の毛を適量とり内側からブローブラシを当てていきます。
この時に、ブラシの下部分を手で押さえながらゆっくりとテンションをかけながらブローすることがポイントです。そうすることで、うねりやクセも伸びやすくまっすぐにキープすることができますよ。
毛先を内巻きにしたい場合は、髪を外側に引っ張るようにブローブラシを当てていくとキレイな内巻きに仕上がります。
前髪をブローする場合は、まずは外側と内側に髪を分けて、外側部分からしっかりと手で押さえながらブローしてください。そして内側も同じくブロー。
前髪を内巻きにしたい場合は、前髪を前方向へ引っ張るようにブローすると上手くスタイリングできます。
仕上げに髪表面をカールドライヤーでブラッシングしてください。
プロの美容師はブローする時にロールブラシを使うのが一般的。プロのようなブローを目指すには、ロールブラシ付きは必須です。
1本で多機能に使いたいなら、テスコムやパナソニックの高価格帯のものがおすすめです。高価格ということは、それなりの優れた機能を兼ね備えているという証拠です。
自宅でもしっかりとしたヘアケアやヘアアレンジを楽しみたいなら、プロユースなカールドライヤーを1本持っておくことも良いでしょう。
編集部の調査のもと最新のおすすめカールドライヤー11選と、6つの選び方のポイントを伝えてきました。
ヘアケア家電は巷にたくさん溢れていますが、ヘアドライヤーやヘアアイロンに劣らず、カールドライヤー人気はまだまだ健在で、世の女性や男性の忙しい朝には欠かすことのできないアイテムだと感じました。まだまだこれから進化していくカールドライヤーが楽しみです。
カールドライヤーに求める機能は人それぞれ違いますが、自分に必要な機能は何なのかをしっかりと見極めて、最適なカールドライヤーを見つけて美髪を手に入れてくださいね。