ワインセラーのおすすめ商品から、いつものデイリーワインがもっと美味しく楽しめて、しかもインテリアにもピッタリの一台を選びませんか?省スペース設計でスキマにも置け...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>ワインセラーのおすすめ商品から、いつものデイリーワインがもっと美味しく楽しめて、しかもインテリアにもピッタリの一台を選びませんか?省スペース設計でスキマにも置けるコンパクトタイプをはじめ、車で使えるアウトドア仕様や音が静かな省エネ設計タイプまで、各メーカーがこだわった独自機能が勢ぞろい。人気店のフロアで見かけた業務用フラッグシップモデルの基本性能もちょっとのぞき見してみましょう!ワイン保存の基本も分かる、2019年最新版のおすすめワインセラー7選です。
ママアイテム編集部
ワインセラーを選ぶ時のポイントを6つの項目にまとめました。欲しいタイプや置きたい場所をイメージしながら、ターゲットを絞ってみてください。
いま持っているワインのほかに、今後増える予定のある本数を加味し、さらに少し大きめの容量を選んでおくと失敗がありません。
理由は、産地によってワインボトルの太さ(底面の直径)が微妙に違うためです。
多くのワインセラーメーカーは、ボルドータイプのボトルサイズ(直径8cm)を基準に本数の目安を表記しているように見受けられますが、ブルゴーニュやシャンパーニュの直径は9cmあり、大きいものでは10cmを超えます。
ワインセラーの容量を考えるときは、ワインの好みや手持ちの銘柄をチェックすることも忘れないようにしましょう。
ワインセラーの置き場所を決めるときのポイントは、床の耐荷重量と放熱スペースの確保です。
メーカーによっても多少異なりますが、背面と側面にそれぞれ5cmから10cmの余裕を持たせることが必要なので、幅にして10cm以上控えたサイズを選ぶことになります。
ワインセラーを置くスペースが限られている場合は、前面に給排気口が付いているタイプを選ぶことも視野に入れて探します。
ワンルームや寝室に置くなら、できるだけ音の静かなワインセラーを選びたいもの。
後述しますが、ワインセラーの発する音は冷却方法によって異なり、ランニングコストにも差が出ます。
長期間使用するものなので、性能とコストのバランスを考慮しながらかしこく選びましょう。
家電製品のなかでも特殊な外観で目をひくワインセラーは、小さくても存在感たっぷりです。部屋のインテリアを邪魔しないデザインや、グレードやテイストに統一感のあるものでコーディネートしたいですね。
ワインセラーの冷却法にはいくつかのタイプがあり、それぞれの動力に違いがあります。以下にその特徴をあげるので比較してみてください。
・ペルチェ式ホテルの客室にある小型の冷蔵庫や、コンパクトサイズのワインセラーに多く見られるタイプです。起動音や振動音がないので静かですが、ファンの音がします。効率的でないため最大でコンプレッサー式の5倍の消費電力を要します。
・コンプレッサー式冷蔵庫やショーケースに多く採用されている動力で、モーターを使った効率の良い温度管理が可能。ペルチェ式が24時間絶えず稼働するのに対し、4分の1から6分の1の稼働で冷却します。音の静かなタイプも多く出回っています。
・アンモニア熱吸収方式ヒーターを使ってアンモニアを循環させ、気化熱を利用して冷却します。音は静かですが電力消費量が多いのが弱点です。
今回おすすめするワインセラーの比較ポイントです。置き場所を決めるときの参考にしてください。
*サイズ
*収納本数
*重量
使いやすさや口コミから、いま最も注目度の高いワインセラーのおすすめ商品です。
ワインの大敵は、温度変化と紫外線、そして振動です。騒音や振動が少ないペルチェ方式のスリムなワインセラーは、横幅たったの15cm。
正面足元に排気口がある省スペース設計で、家具や壁にピッタリ付けて置くことができるので、どこに置いてもスッキリ納まるのが魅力。
旧モデルがブラッシュアップされ、性能面がさらに向上。9℃から18℃まで、広い範囲で1℃きざみの温度設定が可能で、扉には保温効果に優れたペアガラスを採用しています。
庫内を照らすLEDライトつきで、使いやすい位置にある操作パネルと白色LEDの庫内ディスプレイも見やすいと好評です。
内部棚の間隔はボルドーを基準としていますが、それ以外のボトルを入れる場合は棚を取り外すこともできます。
せっかくもらった話題の高級ワインが、飲んでみると案外フツーでちょっとガッカリしたという経験はありませんか?残念なことに、ワインは保存方法によって味が落ちることも。気軽に使える家庭用のワインセラーとして人気の高いおすすめ商品は次の4点です。
冷却効率の良いコンプレッサー式にファンが付いたワインセラー。庫内の温度を常に均一に保つ能力が高いため、ドアを開けたあとも素早く設定値まで温度が戻ります。
庫内の温度は6℃から18℃まで、2℃単位で設定できる仕様です。外の湿度を取り込んで循環させる「加湿循環」方式なので、とくに乾燥のはげしい冬場をのぞいては水を補給することなく庫内の湿度が安定するのも便利な点。
天板には審美性のたかい強化ガラスを使用し、インテリア性も申し分ありません。庫内は6段式でタップリ36本のボトルが入り、背のたかいライン・モーゼル型も収納可能です。
容量は最小で18本収納型から160本がおさまる大型のものまでそろっているので、コレクションや用途に応じてつかい分けてみてはいかがでしょうか。
パワフルな冷却力とたかい断熱性にすぐれた制御能力をそなえたこだわりのワインセラーは取っ手が見えないスタイリッシュなフォルム。容量は22本から103本収納タイプまで全5種類です。
ドアを開けるとファンがとまって冷気をにがさないだけでなく、音もしずかになりました。
ほかにも細やかな心配りがずいしょにちりばめられた製品で、庫内のどの場所でもワインの温度を均一にたもつというすぐれたパフォーマンスを実現しています。
従来品においては上下0.8℃の範囲で推移していた庫内温度の変化を0.1℃以下にまでおえることで、いつでも安定した状態で最高のワインを楽しめるのはもちろん、長期保存にも安心。
扉にはすぐれた断熱性を発揮する3僧ガラスを採用し、真ん中の1枚には住宅やビルなどの建材にも使用れる「Low-Eガラス」を業界ではじめて使用し、ワインの敵である紫外線を99%以上カットしました。
お酒の専門店リカーマウンテンのプライベートブランド商品のヒーターレスモデル。加温機能がない冷却専用なので短期保存用ワインセラーとしておすすめです。
庫内が上下で2つにわかれているのが大きな特徴で、つめたく冷やすとおいしい白ワインと、やや高めの温度で香りを楽しむ赤ワインをそれぞれ別の温度設定で保存することができます。
コンプレッサー式としては薄型のコンパクト設計ながら、下段にはコレクションをかざってたのしめる傾斜棚を標準装備。取っ手のないフラットフレームは、主張しすぎることなくインテリアになじみます。
これまでに数々のアワードを獲得し、世界中のアウトドア愛好家の支持をあつめているブランド「ドメスティック」のワインセラーは、車のシガーソケットにつないでワインを冷やせるアウトドア派のためのワインクーラー。
サーモ・エレクトリックの技術で静かに冷やしてくれるので、人にとってもワインにとっても快適です。
ペルチェ方式のコンパクトなボディに6本のワインを収納できて、8℃から18℃までの温度設定が可能なたよれる一台です。
いつでもお気に入りのワインを気軽に、しかも適温で飲みたい人のマストアイテムは、ワンタッチパネルで操作しやすく、ホワイトボディがライトでおしゃれ。
モダン&ナチュラルなキッチンや、リビングに置いても圧迫感がありません。
もはや趣味の域を超えているようなコレクターやプロたちは、どんなワインセラーを使っているのでしょうか。ワインそれぞれの持ち味を守る、大容量で高品質な業務用ワインセラーをのぞいてみましょう。
1970年代にフランスで生まれたブランド「ユーロカーブ」は、世界で初めてワインセラーに「温度調節機能」をさずけたブランド。
つねに先進的で高機能・高品質なワインセラーは、いまや世界70カ国で愛用されているスタンダードです。
そんなユーロカーブのあらたなフラッグシップモデル「レヴェラシオン」は、美しいウッド棚が印象的。大容量のLサイズのみで、ボルドーなら182本がおさまる大容量です。
地球環境にやさしいノンフロン仕様で、EUエネルギーラベルAランクも獲得しています。
特徴は、ボトルにつたわる振動を極限まで吸収するシリーズ専用の「ソムリエの手引き出し棚」と、どんなタイプのボトルも無理なくおさまるよう広めに取りつけられた14枚の棚。
断熱性を高めるためにアルゴンガスを閉じ込めた「ペアガラス」はUVカット素材で、かけがえのない1本が飲む人の手もとにとどくまで大切にまもってくれます。
ワインの本場・フランス生まれの国内トップメーカー「アルテヴィノ」のワインセラーは、圧倒的大容量とシンプルなデザインが特徴。
外形寸法は他社メーカーとおなじでも、群をぬいた収納効率をほこる人気ブランドで、ワインの古巣であるフランスの地下貯蔵庫(カーヴ:Cave)のような保存環境をワインセラーで再現してるのだとか。
ワインの保存だけにこだわった必要最小限の機能に特化しており、冬の温度管理に欠かせないヒーター機能を標準装備した省電力設計になっています。
ウッド棚は5枚が標準装備、取りつけ可能な枚数は13枚です。
ワインとワインセラーについて、気になるポイントをまとめて答えます。
ワインクーラーと聞くと、一般的にはワインを瓶ごと冷やせる卓上型の容器を指すことが多いですが、冷却専用のワインセラーのことをそう呼ぶこともあり、明確に決まっているわけではありません。
ワインセラーは年間を通してワインの温度を一定(13℃から15℃)に保つための機能を持ったもので、保温機能も備わっています。
仕様目的としては、長期保存の場合はワインセラーを、ワインを飲みごろの温度に冷やす場合はワインクーラーという具合に使い分けます。
ちなみに、ワインベースのスタンダードレシピのなかにも「ワインクーラー」という名前のカクテルがあります。アルコール度数はそれほど高くなく、さわやかな飲み口が特徴です。
一般の家庭においては冷蔵庫もワインの保存場所として十分に機能します。乾燥と振動が心配なので長期保存にはむきませんが、夏場なら比較的温度が一定の野菜室がおすすめです。乾燥をさけるために新聞紙でまいてから保存してください。
冬場ならすずしい押し入れのなかや床下もおすすめ。あまり冷えすぎても味が落ちるので、気温が13℃を下回るときは冷蔵庫での保管に切り替えましょう。
ワインセラーの消費電力はドアを開ける回数や置き場所によっても変わりますが、もっともランニングコストがかからず経済的なのは「コンプレッサー式」です。
毎日の電気代が知りたいときは、それぞれの製品の消費電力を参考にして計算してみてください。メーカーや製品によって次のように表記がちがうケースもあります。
・定格消費電力製品の機能を最大限に利用した場合の1時間の消費電量
・年間消費電力消費電力が求めにくい場合、1年間使用したときに目安となる消費電力
たとえば、定格消費電力「100W(0.1kW)」のワインセラーを「1日(24時間)」使用した場合の電気代は、
「0.1×24×電気料金目安基準単価」で算出できます。基準単価は電力会社から届く「電気使用量のお知らせ」などを確認してください。
今回は、ワインセラーのおすすめ商品9選を紹介しました。気になるアイテムは見つかりましたか?
いつものワインをよりおいしく楽めることはもちろん、インテリアとしてちょっとオシャレ感がある点もワインセラーの魅力かもしれません。
しかし、ワインセラーはビンテージワインをコレクションするだけの陳列棚でもありません。ワインを気軽に、おいしく楽しむためのアイテムとして、ぜひこの機会にお気に入りの一台を見つけてくださいね。