おすすめのサーキュレーターについて、専門家の方のお話をうかがってきました。サーキュレーターを使えば、冷暖房の効率が上がり省エネにつながります。そのほかにも、洗濯...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>おすすめのサーキュレーターについて、専門家の方のお話をうかがってきました。サーキュレーターを使えば、冷暖房の効率が上がり省エネにつながります。そのほかにも、洗濯物の乾きを良くする、湿気を下げるなどの効果も期待できます。こちらでは失敗しないサーキュレーター選びの6つのポイントと、タイプ別・編集部おすすめのサーキュレーター13選をまとめました。これさえ読めば、あなたにぴったりのサーキュレーターが見つかるはずです。
ママアイテム編集部
サーキュレーターを選ぶにあたって、ここだけは押えておきたいというポイントを6つまとめました。
サーキュレーターは、その場の空気を循環させるためのアイテムです。暖房や冷房と併用することで、効率よく部屋を適温にすることができるので、節電効果による電気代の軽減が期待できます。
では、そのサーキュレーター自体にかかる費用はどのように考えればいいのでしょうか。サーキュレーターは使用しているモーターによって、初期費用や消費電力がことなります。費用対効果を考える場合、使用時間が長いのなら消費電力が低いものを、ピンポイントでの活用がメインになるのなら初期費用を抑えたものを、という選択方法もあります。
その他の特徴、メリット・デメリット、おすすめのタイプは以下の通りです。
ACモーター | DCモーター | |
特徴 | AC(交流)モーターを使用して回転させる | DC(直流)モーターを使用して回転させる |
メリット | 商品の価格が比較的安い | 省電力で電気代が安い 風量調節が細かくできる 音が静か |
デメリット | 電気代が高い 動作音が大きい 細かな風潮調節が苦手 | 商品の価格が高め |
おすすめのタイプ | 購入価格を抑えたい方 にぎやかな場所で使用する方 | 電気代を抑えたい方 動作音が静かなものを望む方 |
2つ目のチェックポイントは、設置方法について。サーキュレーターには、据え置き型、壁掛け型、据え置き・壁掛け両用型があります。
基本的にサーキュレーターは置き場所を固定して使用しますが、洗濯物を乾かしたい場合など部屋を移動することがある方は、ラクに移動できる軽めの据え置き型がおすすめです。反対に、床に設置場所がない場合などは壁掛けタイプがおすすめです。それぞれの特徴をチェックして、お好みのタイプを選んでください。
据え置き型 | 壁掛け型 | |
特徴 | 床・棚・机の上などに置いて使用する | 壁に取り付けて使用する |
メリット | 手軽に設置場所を移動できる 使用しない時は収納できる | 設置場所が高いので暖房効率が良い 狭い部屋にも対応できる |
デメリット | 狭い部屋では設置場所に困る | 手軽に移動できない 収納できない 壁にネジ穴があく |
おすすめのタイプ | 複数の部屋にまたがって使用したい方 収納したい方 | 設置場所がない方 暖房時に使用する方 床に物を置きたくない方 |
サーキュレーターと扇風機の違いは、風の流れと強さです。扇風機は放射線状にやわらかい風を送ることで人が快適に過ごせることを目的としていますが、サーキュレーターはらせんを描きながら直線的に強い風を送り、空気の循環を促進することを目的としています。
サーキュレーターなら2分でできる空気の流れを扇風機で作る場合、2時間以上もの時間が必要だったという話もあるそうです。サーキュレーターを効果的に使用するためには、風力の強さもチェックしておきましょう。
何度も言いますが、サーキュレーターは部屋の空気を循環させることが主な目的となります。そのため、部屋の大きさによって必要な風力が変わってきます。
サーキュレーターには、適用畳数や適応床面積が記載されていものが多いので、使用する予定の部屋の面積とあっているかどうかを確認しておきましょう。
強力パワーのサーキュレーター1台で対応するよりも、サーキュレーターを2台使う方が部屋の温度が均一になる場合もあります。1台購入してみて、足りなければ後から追加購入することもできます。これなら大きな部屋にも小さめの部屋にも対応できるので、大きなものを1台購入するよりも使い勝手がいいかもしれません。
最初にモーターによって動作音がことなると言いましたが、使用シーンや使用場所によっては音がうるさいと使えないということもありえます。
マンションやアパートの場合、サーキュレーターの振動は以外と響き気になるものです。「ご近所迷惑が気になって結局活用できなかった」ということにならないためにも、あらかじめ静音性をチェックしておきましょう。
ただし、前述の通り静かなものは価格が高くなります。使用用途や使用時間をしっかり考えて商品を選びたいですね。また静音性を知るためには、メーカーの表示だけではなく口コミを参考にするとよいでしょう。
最後のチェック項目は価格についてです。ひと口にサーキュレーターと言っても、使用しているモーターやその他の便利機能などによって価格はまちまちです。
こちらでは、通販大手三社の最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯の3つの価格帯をまとめました。商品購入の参考になさってください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | ~2,000円 | 3,500円程度 | 34,000円~ |
楽天 | ~2,000円 | 3,800円程度 | 32,000円~ |
Amazon | ~2,000円 | 2,500円程度 | 17,000円~ |
家電製品選びでは、メーカーやブランドを重視する方も多いのではないでしょうか?人気の高いサーキュレーターを発売している、メーカー・ブランドを5社まとめました。
1958年大山ブロー工業所として創業。以降、生活者の視点にたった商品づくりを心掛けている、プラスチック製品の製造・販売を主としたメーカーです。低価格で購入できることからサーキュレーターの人気も高く種類も豊富です。
2003年に東京で設立された、クリエイティブとテクノロジーの会社です。現在の主力製品は家電製品となり、性能はもちろんデザイン性の良さからバルミューダファンを名乗る方も多いようです。サーキュレーターは、30畳でも1台でOKの強い風力が魅力です。
1918年創業、国内シェア率No.1の国内大手家電メーカーです。流体力学から導き出された形である、ボーリング玉のようなフォルムの「創風機 Q」が人気を集めており、サーキュレーターとしてはもちろん、扇風機や空間演出としても使える優れものです。
1982年にアメリカで創立されたメーカー。ボルネードサーキュレーターの風は、周りの空気を巻き込みながら強力な渦となり大量の空気を押し出します。そのため首振り機能は必要なく、木陰にいるような心地よさを体感することができます。
1951年に野水電化被膜工業所として創業、後に現社名に変更した新潟県を本拠地とする家電メーカーです。サーキュレーターは強い風力と、複雑な間取りの部屋でもすみずみまで風を行きわたらせる8の字首振りが人気を集めています。
この後に紹介する編集部おすすめのサーキュレーター13選は、以下の12個の比較ポイントを元に選出しました。
風力・風量の強さ
静音性
首振り機能
角度調節
風量調節
手入れのしやすさ
タイマー
リモコン
消費電力
設置場所
サイズと重さ
適用畳数
サーキュレーターと扇風機の一番の違いは風力。人に向けて風を当てるのではなく、壁などに向けて風を飛ばし空気をかき混ぜる役割を持っているので、風力が弱いと望んだような効果が得られません。こちらでは、風力が強いと評判のサーキュレーターを3つまとめました。最大35畳に対応している製品もあるので、部屋の大きさや間取りによって選んでみてください。
静音性:静音モードあり
首振り機能:○(上下・左右)
角度調節:○
風量調節:4段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:DCモーター・18w
設置場所:据置き
適用畳数:記載なし
サイズは幅22.5×奥行き20×高さ33.5(cm)、重さは1.6kgです。ターボモードも搭載されていて、風力はバツグン!購入者からは、「コンパクトなのに力強くて静か」と高評価を得ています。
首振りは上下が90°、左右が360°と幅広く、凹凸のある間取りや空気が滞留しやすいスペースにも安心です。また、アロマケースが付いているので、風と共に心地よい香りを楽しむことができます。
「静音モードが付いているので扇風機よりこちらを買って良かった」「一人暮らしの必需品」という声もありました。
静音性:静音時(35dB以下)
首振り機能:△(左右)
角度調節:○
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:×
リモコン:×
消費電力:ACモーター・29w
設置場所:据置き
適用畳数:20畳対応
サイズは幅約35.4×奥行約23.2×高さ約40(cm)、重さは3kgです。直線的なパワフル風量なので、20畳のリビングにもこの製品1台でOKです。また指が入りにくい設計になっているので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心です。
購入者からは「低価格なのに風量のパワーが強い」「音も静かで就寝時にも使える」「風量と価格を考えるとこれが一番コスパがいい」などの声が聞かれました。20畳まで対応しているので、職場で使っているという方もいらっしゃいました。
静音性:やや大きめ
首振り機能:×
角度調節:○
風量調節:4段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:×
リモコン:×
消費電力:AC・29~53w
設置場所:据置き
適用畳数:35畳対応
サイズは幅30×奥行35×高さ38(cm)、重さは3.3kgです。最大の特徴は最大風量15.85立方メートル/分、風が届く距離25m、適用畳数35畳というそのパワーです。パワー重視のため、静音性にはやや欠ける面がありますが、冷暖房の効率をあげ、省エネにつながること間違いなしです。
愛用者からは「ロフトまで空気循環ができるようになった」「電気代が格段に下がった」「吹き抜けの1階の冷気を2階に届けることができる」など、パワーを評価する声が多く聞かれました。
デメリットとしては「音が大きい」「サイズが大きめ」などが挙げられますが、音が大きな強力パワーで運転するのは、空気の循環が始まるまででOK。その後は風量を弱めて使用します。多くの方が買って良かったと声を揃えるサーキュレーターです。
就寝時でも安心して使える静音性、またインテリアとしても活躍しそうなおしゃれなデザイン性を兼ね備えたサーキュレーターを3つピックアップしました。デザイン性の高さからファンが多いバルミューダの製品や、グッドデザイン賞を受賞した製品、アンティークなデザインが魅力の製品が揃っていますのでお好みものを見つけてください。
静音性:最弱時(21dB)
首振り機能:×
角度調節:○
風量調節:4段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:×
リモコン:○
消費電力:DC・3~20w
設置場所:据置き
適用畳数:30畳対応
サイズは幅34x高さ36x奥行25.6(cm)、重さは2.3kgです。図書館の騒音レベルが40dBであることを考えれば、最弱運転時の21dBがかなり静かであることがおわかりいただけると思います。
独自の2枚構造の羽を搭載しているので15m先まで風が届き、最大風速230m/分、最大風量52立方メートル/分と十分な風量。30畳の広さまで対応できます。
土台に直接丸みのある本体を置いたようなおしゃれなデザインは、生活感を出すことなくインテリアとしても機能します。
購入者からは「圧倒的なデザイン性」「おしゃれ」「お客様の目につく場所に置くのでおしゃれなものを選んだ」など、デザイン性の高さを評価する声が多く聞かれました。
静音性:最弱時は静か
首振り機能:△(左右)
角度調節:○
風量調節:5段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:×
リモコン:×
消費電力:DC・4~21w
設置場所:据置き
適用畳数:記載なし
サイズは幅25×高さ33.6×奥行25cm(cm)、重さは2.8kgです。一度目にすると忘れられない、大きな穴がいくつもあいたボーリング玉のようなデザイン。カラーはクリスタルレッド・シャンパンゴールド・パールホワイトの3色で、どんなインテリアにもおしゃれにマッチします。
グッドデザイン賞を受賞したこの球体は決して奇をてらったものではなく、誘引気流の特性を最大限に発揮するためのデザインだそう。最大風速17.8m/秒、最大風量8.6立方メートル/分とパワーも申し分がありません。
「扇風機・サーキュレーターのどちらの機能も備えていていい」「デザイン性が気に入った」などと好評ですが、最後に操作してから10時間後に自動停止する機能がイマイチという声もありました。
静音性:dB不明
首振り機能:×
角度調節:○(上下)
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:×
タイマー:×
リモコン:×
消費電力:ACモーター・30w
設置場所:据置き
適用畳数:6~24畳用
サイズは幅31x高さ35x奥行21(cm)、重さは3.4kgです。クラシックなデザインが魅力的な、おしゃれなサーキュレーターです。一般的にサーキュレーターはプラスチック製のものが多い中、こちらは金属製なのでプラスチックの家電製品ではインテリアになじまないという方にもおすすめです。
静音性のdBは記載がありませんでしたが、「弱でほとんど気にならず、中で扇風機より静か、強だとそれなりの音」という口コミがありました。
購入者からは「デザインがいい」「部屋の空気がしっかり循環する」「コンパクトで強力」などという声が聞かれました。ただし、羽をカバーする網目の幅が広いため、事故防止の観点から「小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では設置場所に工夫が必要」とのことでした。
小さな子供がいるから床にサーキュレーターを置きたくない、部屋が狭いのでサーキュレーターを置く場所がないという方におすすめの、壁掛け型・据置き/壁掛け両用型のサーキュレーターを3つ紹介します。
据え置きタイプに比べると設置位置が高いので、特に暖房の効率を良くしたいという方にもおすすめです。また夏場も活用したい方には、扇風機としても活用できるタイプもあります。
静音性:弱運転時(27dB)
首振り機能:△(上下)
角度調節:ルーバーで調節
風量調節:4段階
手入れのしやすさ:×
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:ACモーター・30w
設置場所:壁掛け
適用畳数:記載なし
サイズは幅約67×奥行約14.8×高さ約20(cm)、重さは3.4kgです。風量については口コミでも「申し分ない」「期待したより弱い」と評価が分かれるところですが、最大風量5立方メートル/分とのことです。
壁掛け式で暖房効率を上げる効果が高いということからも、寒冷地にお住いの方からの評価が高いようです。「天井と床とで5度以上あった温度差が2度になった」「扇風機型のサーキュレーターより効果が高い」などの声が聞かれました。
その他では「デザイン性が良い」「音が静か」とのこと。室温に合わせて自動で運転をコントロールしてくれるの機能も便利です。
ただし、夏に冷房と併用した方からの評価はやや低めだったため、暖房効率を上げたい方に特におすすめのサーキュレーターです。
静音性:dB記載なし
首振り機能:△(左右)
角度調節:○
風量調節:5段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:ACモーター・22w
設置場所:据置き/壁掛け両用
適用畳数:記載なし
サイズは幅30.5×奥行28.3×高さ35(cm)、重さは1.9kg。羽のない近未来的なデザインに惹かれて購入する方も多いサーキュレーターです。
羽が無いので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心。据え置きはもちろん、付属の部品を使って壁掛けとしても活用できます。
音に関しては「静かではない」と感じる方が多いようなので、静かな場所での使用や就寝中の使用は音が気になる方にはむきません。
ただし、羽がないので指を挟む危険性がないということ、お手入れがラク、デザイン性が高いという観点からは「買って良かった」という方が多いようです。メリットとデメリットを比較しながら、商品をチェックしてみてください。
静音性:dB記載なし
首振り機能:○(上下)
角度調節:ルーバーで調節
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:ACモーター・27w
設置場所:据置き/壁掛け両用
適用畳数:記載なし
サイズは幅72x高さ18.5x奥行20.5(cm)、重さは3.9kgです。冬は温風をかき混ぜるサーキュレーター、夏は扇風機としても使用可能。壁掛け式なので邪魔にならず、スタイリッシュなデザインがインテリアの邪魔をしません。また、付属のスタンドを使用することで、床や台に置いての使用も可能です。
購入者の声は「風量も充分、夏場は涼しく冬は暖房効率が上がる」「扇風機型よりスタイリッシュ」「暖房を入れても20°前後だった室温が、25度程度まで上がった」などの声が聞かれました。暖房対策はもちろん、夏には扇風機として活用できるので、一年を通して活用したい方におすすめです。
冷房を入れない場合でも扇風機のように使いたいという方は、首振り機能がついた製品がおすすめです。なお且つ就寝時の利用を考えると、静音モードやタイマーが搭載されたものが安心ですね。こちらでは、首振り機能付きで静音性が高いサーキュレーターを2つピックアップしました。それぞれ特徴を比較しながらチェックしてみてください。
静音性:静音時(35dB以下)
首振り機能:○(上下・左右)
角度調節:○
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:AC・22~36w
設置場所:据置き
適用畳数:14畳
サイズは幅25×奥行22.8×高さ33.5(cm)、重さは2.4kgです。ボタン一つで左右それぞれ45°、上下は70°としっかり首を振って部屋の空気をかくはんします。また、衣類乾燥モードが付いているので、部屋干しが多い方や雨が多い地域の方にもおすすめ。
静音モードでの運転時は35dBと非常に静かなので、赤ちゃんがいるご家庭やマンション、アパートでも安心して使用できます。
購入者からは「風量は強いのにおどろくほど静か」「上下左右に動き、タイマーもついていて便利」「サイズ、機能共に満足」などの声が聞かれました。
静音性:静音時(31dB)
首振り機能:○(上下・左右)
角度調節:○
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:ACモーター・44w
設置場所:据置き
適用畳数:記載なし
サイズは幅24×奥行22×高さ32(cm)、重さは2.64kgです。丸みを帯びたフォルムもかわいらしく、上下左右に首を振る動きも絶妙と評判です。
7,000円以下なのに多機能、タッチセンサー式などコスパの良さを挙げる方もいらっしゃいました。音に関する口コミによると、「無音の場所での読書や勉強以外では気にならない」ほど静かなようです。
購入時にはなかなか考えが及びませんが、お手入れの簡単さも大きなポイントとなります。風を送るアイテムだからこそ、いつも清潔に保ちたいですよね。こちらでは、お手入れが簡単にできるサーキュレーターを2つピックアップしました。
ひとつは羽が付いていないタイプ、もうひとつはグリルと羽が取り外し可能なタイプです。
静音性:静音時(35dB以下)
首振り機能:○(上下・左右)
角度調節:○
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:○
リモコン:○
消費電力:AC・22~36w
設置場所:据置き
適用畳数:14畳
サイズは幅26×奥行22×高さ35.5(cm)、重さは3.1kg。消費電力は送風時8~22w、温風時720w、乾燥時800wになります。最大の特徴は、温風機能が搭載されていること。洗濯物の部屋干し対策に、サーキュレーターを活用したい方におすすめです。
ただし、温風は720wなので「脱衣場などでの使用で暖かさを感じるほどではない」という声がありました。暖房器具としての効果は期待できませんのでご注意ください。
静音性:60dB以下
首振り機能:○
角度調節:○
風量調節:3段階
手入れのしやすさ:○
タイマー:×
リモコン:×
消費電力:AC・25~45w
設置場所:据置き
適用畳数:記載なし
サイズは幅22x高さ33x奥行29(cm)、重さは2.7kgです。首振り機能は8の字で、空気をしっかりかくはんします。グリルと羽が取り外し可能なので、お手入れもラクにできます。
音に関しては静音性を謳っていないこともあり、扇風機として人の近くで使おうとするとうるさいという口コミが多く見られました。ただし、サーキュレーターとして部屋の隅に置いておく分には気にならないとのことです。
静音性を重視しない方には、デザイン性もよくパワフル、買って良かったという声が多く聞かれるおすすめのサーキュレーターです。
サーキュレーターを購入するときに思い浮かべがちな、疑問・質問をQ&A形式でまとめました。
サーキュレーターとしてのみの使用であれば、首振り機能は特に必要ありません。
サーキュレーターは竜巻状の強い風を、直線的に送り出して空気を動かすための製品です。一般的なサーキュレーターは、首振り機能が無くてもその役割を充分に果たすことができます。
また、首振り機能がついていることによって、同程度の機種と比較すると価格が高くなる、故障しやすい、重たいなどのデメリットもあります。実際に首振り機能つきのものを購入したものの、使ったことがないという方もいらっしゃいます。
ただし、部屋の間取りが特徴的で空気が滞留しがちな場合や、扇風機をもっておらず扇風機としても使いたいという方には、首振り機能が付いた製品がおすすめです。
使用用途や部屋の形を考慮したうえで、首振り機能の有無を選んでみてください。
使用目的がことなるため、使用用途によっておすすめは変わります。
扇風機は風を体に当てることで快適に過ごすための製品。サーキュレーターは冷房や暖房と併用し、空気を循環させることで快適に過ごすための製品です。
そのため、「冷暖房はあまりつけずに夏場でも自然の風だけで過ごしたい」という方には扇風機がおすすめですし、「冷暖房を効率よく活用したい」という方にはサーキュレーターがおすすめです。
「風」が出るからと言って、扇風機として使用できる機能が付いていないサーキュレーターを扇風機代わりに使うことはおすすめできません。風力が強すぎる、目が乾燥するなど、体に当てる風としてはデメリットが多いためです。
その反面、扇風機をサーキュレーターに使うことも効率が良いとは言えません。風の出方が違うので、同じように空気を動かすだけでも、サーキュレーターなら2分、扇風機なら2時間以上と大きな差が出るようです。
どちらの方法にも活用したいけど、両方購入するよりどちらか一つにまとめたいという方は、扇風機とサーキュレーターが一つになった製品を購入されることをおすすめします。
専門家の方にうかがったお話を元に、サーキュレーターの選び方の6つのポイントと、編集部おすすめのサーキュレーターを13商品紹介しました。「サーキュレーターは種類が多くてどれを選べばいいのかわからない」と迷っていた方も、欲しい商品がかなり絞り込めたのではないでしょうか?
家電製品選びの一つに「省エネ」が挙げられますが、冷暖房機器の消費電力をチェックするだけではなく、サーキュレーターを上手に活用することで電気代を大きく節約することができます。部屋の間取りや使用用途をしっかり見極めて、あなたにぴったりのサーキュレーターを選んでくださいね。