自分にぴったりのおすすめの枕が知りたい!「たくさん寝ているのに前日の疲れが取れていない」「寝るとき首や肩がつらい」「いびきがおさまらない」それらの問題が慢性的で...
自分にぴったりのおすすめの枕が知りたい!
「たくさん寝ているのに前日の疲れが取れていない」「寝るとき首や肩がつらい」「いびきがおさまらない」それらの問題が慢性的であれば、枕が合っていないことが原因かも知れません。
では、一体どのような枕を選べば良いのでしょうか?
ママアイテム編集部では枕について徹底的に調査し、様々な視点から正しい枕の選び方を伝授します。
また、悩み別に選び抜いたネットや口コミでも人気のおすすめ枕13選も一挙公開。
必ず、あなたの悩みを解決できる最適な枕が見つかること間違いなしです!
ママアイテム編集部
質の良い睡眠は、日中よく働いた身体を回復させるためにもとても重要です。しかし「よく寝たはずなのに朝になっても全然疲れが抜けていない」「肩や首のコリがひどくて寝付けない」「いびきがひどい」など、慢性的に睡眠障害に悩まされている人も少なくありません。
それらの要因は様々ですが、もしかしたら合わない枕が原因のことも十分に考えられます。
枕を変えるだけでこれらの症状が改善したという報告も多く耳にしますので、一度自分の枕が本当に合っているのか見直す必要がありそうです。
ママアイテム編集部では枕について調査を重ねてたどり着いた、失敗しない正しい枕の選び方5つをお伝えしていきます。
枕を購入する際、枕の素材には気を使っていますか?安眠を得るためには、自分が心地良いと感じる素材であることも重要です。
近頃では最新の素材を使用した質の良い枕も多く出回っていますが、昔から使用されているパイプやそばがらもそれぞれに良い点があり、現在でも多くの人から支持されています。
枕の素材は様々ありますが、ここでは最もポピュラーな人気の素材とそれぞれの特徴・メリット・デメリットを解説していきます。
素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
低反発ウレタンフォーム | ポリウレタンを発泡 緩衝性あり | ゆっくりと沈み戻る 首肩にフィットする 圧を分散 | 低温で硬くなる 通気性・吸湿性に乏しい |
羽毛・羽根 | 水鳥の羽毛・羽根 ダウン・フェザー | 保温性あり 吸湿・通気性あり 復元力あり | 羽毛アレルギー× ドライクリーニング 羽毛特有の匂い |
パイプ | ストロー状のプラスチック を細かくしたもの | 形を変えやすい 通気性あり 丸洗い可能 | 音が気になる 片寄りやすい |
そばがら | そばの実を脱穀した後の 種皮 | 安定した形 吸湿性あり | カビやダニが発生しやすい 硬い そばアレルギー× |
ポリエステルわた | 合成繊維わた | 弾力性あり 丸洗い可能 綿ぼこりが出にくい | 首肩にフィットしづらい 吸湿・放湿に乏しい |
ラテックス | 天然ゴム 無数の穴が空いているもの 突起状 | 抗菌・防カビ 低反発と高反発の中間 寝返りしやすい | ゴムアレルギー× ゴム特有の匂い 陰干しのみ |
羊毛 | 羊毛 | 保温性あり 安定した形 復元力あり | 羊毛アレルギー× 熱がこもりやすい ドライクリーニング |
天然素材の場合、アレルギーがある人は使用できないため注意が必要です。丸洗いができない素材もあるため、手軽にお手入れできる素材かどうかも考慮しながら選ぶことも必要です。
正しい寝姿勢を保つには枕の硬さも重要になってきます。柔らかすぎても硬すぎてもよくありません。
後頭部と首・肩に隙間が生じると、枕が当たっている部分にだけ負担がかかってしまい、結果肩こりや寝つきの悪さ・翌朝の倦怠感につながってしまいます。
後頭部をしっかりとホールドし、肩と首の間が隙間なくフィットする枕が理想的です。硬すぎるとこの隙間が生じやすく、柔らか過ぎれば後頭部の位置が安定せずに気道が狭まり、いびきや異常な呼吸の原因にもなりかねません。
ただし適切な枕の硬さというのは千差万別で、柔らかすぎる・硬すぎるという概念はすべての人に当てはまることではありません。
自分の骨格や体の特徴によっても適切な枕の硬さ・柔らかさは違いますので、後頭部・首・肩がしっかりとフィットしているかどうかをチェックしながら硬さを考慮していきましょう。
首の骨(頚椎)は一般的に自然なS字カーブを描いています。このS字カーブによってバランスが取れ、頭部の重さや肩への負担を軽減しています。
寝ている時も、この頚椎のS字カーブが自然に描いていることが理想です。首への負担を避けることによって、肩こりや気道の圧迫感からも解放されます。
それにはまず正しい枕の高さにすることが大切です。高すぎると首や肩へ負担がかかりすぎて肩こりや頭痛、またうまく気道が開かずいびきの原因となる場合もあります。
逆にに低すぎても頚椎がカーブしすぎて頚椎間を圧迫します。また頭に血が上りやすくなるため注意しましょう。
ではどのくらいの高さの枕が理想なのでしょうか?後頭部の形や骨格にもよりますが、実際に枕に頭をのせた姿勢で以下の2点が合っていれば理想的な枕の高さと言えるでしょう。
◆肩(布団との接地面)から頭頂部の傾斜角度が10〜15度
◆額(おでこ)の一番高い部分からあご先の傾斜角度が5度
この傾斜角度を保つことで、首や肩への負担が軽減され、十分に気道が確保されるためいびきの軽減に効果があるとされています。
ただしストレートネックと呼ばれる頚椎がS字カーブを描けない症状の人は、この高さの基準には当てはまりませんので、医師の相談のもと正しい枕を使用するようにしましょう。
一般的に健康な人なら寝ている間に一晩で20〜30回ほど寝返りをうっています。寝返りすることはとても重要で、無意識のうちに同じ姿勢でいることを回避し血流の滞りを身体は防いでいるのです。
また、寝返りをうつことによって体温調節をしていると考えられます。枕を選ぶ際は、寝返りを妨げないよう枕のサイズにも気を配りたいものです。
枕の大きさには一般的に普及している3サイズがあります。特殊な枕の形ではない限り、枕カバーをどこで購入しても、だいたいサイズ展開は以下に合わせているので便利ですよね。
◆縦35〜横50cm(小柄な人・子供向け)
◆縦43〜横60cm(女性向け)
◆縦50〜横70cm(大柄な人・男性向け)
自分は寝返りが大きいと自覚している人は、頭がはみ出さないやや大きめの枕がおすすめです。寝返りをうっても朝起きた時には夜寝るときと同じ姿勢を保っている人は、自分のサイズに合った枕を使用しましょう。
また横長のまくらや正方形に近い枕など特殊サイズの枕も売られているため、チェックしてみることをおすすめします。
枕を購入する時には価格も考慮したいものです。同じ枕でも素材や機能・ブランドによっても価格に幅があります。
枕を選ぶ際の第一条件はまず自分の身体にフィットしているかどうかなので、価格のみで選ぶことはおすすめしませんが、最安値価格帯・売れ筋価格帯・高級価格帯とその特徴をまとめましたので、実際に枕を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格帯 | 1,000円〜2,000円 | 2,000円〜8,000円 | 8,000円〜 |
素材 | そばがら ポリエステルわた パイプ | パイブ 低反発ウレタンフォーム 羽根 | 低反発ウレタンフォーム ラテックス 羽毛 |
購入場所 | 量販店 通販 | 量販店 専門店 通販 | 専門店 通販 |
枕を専門とするメーカーもありますが、枕は寝具のカテゴリーなので必然的に寝具メーカーやインテリアブランドの枕が人気となってきます。
ママアイテム編集部では、老舗の寝具メーカーから量販店にいたるまで綿密に調査し絞り込みました。人気の高い枕のおすすめブランド・メーカーはこちらです。
無印はシンプルかつ使い勝手の良い衣類・生活雑貨・食品が数多く揃う愛されブランドです。現在では日本のみならず、世界に700店舗ありグローバルな事業展開を図っています。
寝具においてもシンプルデザインで、それぞれのニーズに合わせたラインナップが魅力です。枕の種類も豊富で、好みや悩みに合わせたさまざまな素材の枕が人気です。
枕カバーもそれぞれのサイズに合わせたものが用意されていて、一緒に購入できるのが嬉しいですね。
ニトリは言わずと知れたインテリア総合ブランド。店舗数は世界に471店舗。すぐに買いに行けて実際に商品を手にとってみて、値段以上の品質の商品が購入できるのがニトリの最大の魅力です。
ニトリの寝具は、消費者目線で開発した独自のオリジナル商品が展開されているため、品質の良さと機能性の優秀さに定評があります。枕もそれぞれの悩みにきめ細やかに合わせた素材と機能性のある枕が豊富です。
他では高級で手が出せないと思っていた素材の枕も、ニトリブランドなら叶うはずです。
東京西川は1566年創業の室町時代から続く老舗の寝具メーカーです。寝具業界のパイオニアであり、眠りのプロフェッショナルです。
どうしたら質の良い睡眠が得られるのかを長年研究し続け開発された寝具たちは、最高級寝具として睡眠にこだわる多くの人たちから支持され続けています。
枕に対する思い入れも相当なのもで、昔ながらの素材を生かした枕や医学的観点から作られた最新の枕・自分だけのオーダーメイド枕までもつくることができます。
今回は枕選びをする際に最も重要なポイントのみを絞って、商品の比較ポイントとしています。おすすめの枕の解説とともに一緒にチェックしてみてくださいね。
*素材
*サイズ
*高さ
ママアイテム編集部の徹底調査により、ネットやレビューなどでも定評のある、最新素材によって快適な眠りを可能にしたとっておきの枕を見つけました。
眠りの質を追求した、今一番話題のおすすめしたい快適枕はこちらです。
販売以来ネットやTVショッピングなどでも大注目されている、クールゾンの「Blue Blood」。2017年時点では販売累計14万個を突破した驚異の枕です。
数々のアスリートにも愛用され有名旅館などでも採用されているその訳は、今までの枕の常識をくつがえすハイブリッドな素材にありました。
「Blue Blood」は、ジェルと低反発ウレタンフォームからできた全く新しい素材です。その特徴は優れた柔軟性と復元力。この一見相反する2つの特徴が出会うことで、良質な睡眠を可能にしました。
一般的な低反発枕は、ゆっくりと沈み込み圧を分散させ正しい寝姿勢を保つことはできますが、寝返りしにくいのが難点でした。
その点「Blue Blood」は特殊ジェルを加えることにより、優れた柔軟性でどんなに寝返りをうってもどんな寝姿勢でも頭・首・肩にフィットし、逆に圧がかからない部分は素早く元の形に戻るため、身体の動きに合わせて枕がついてきてくれる感覚です。
ウレタン特有の匂いは、ラベンダーの香りを配合することにより改良しました。また植物由来のエコ素材で作った肌に優しいカバーを使用。吸水性に優れ乾きやすくすぐに洗えて衛生的です。
枕全体で頭や肩周りの圧を吸収し分散してくれるため、まるで無重力空間で眠っているような寝心地です。高さも2パターンあり自分に最適な高さが選べます。
今まで数々の枕を使用してきたけれど、どれもしっくりこなかった枕ジプシーにぜひ使って欲しいハイブリッド枕です。
後頭部と首の間や肩に隙間ができると、頭や肩を小面積で支えることになるため部分的に負担がかかり、寝ているのにもかかわらず筋肉が緊張しっぱなしという結果になりかねません。
肩こりや頭痛に悩んでいる人は、頭と首の形にフィットする枕がおすすめです。低反発枕はゆっくりと沈み込み優しく後頭部や首・肩にフィットしてくれるので、寝ている間も筋肉が緊張することなく正しい寝姿勢を保てます。
頭と首のカーブにフィットする、おすすめの低反発ウレタンフォーム枕3選をまとめました。
ottostyle.jpの「低反発ロングコンフォートピロー」は、低反発ウレタンフォームの中でもウレタンフォームを細かくした低反発チップタイプのロング枕です。
一般的な低反発枕はウレタンフォームの塊といった感じですが、こちらは細かくチップ状にしたものが入っているため、低反発の魅力はそのままにより柔軟性を強化しました。
低反発ウレタンフォームは低温になると硬さが際立ち、うまく頭や首にフィットしづらくなるというデメリットをチップ状にすることにより解消しています。
強化された柔軟性により寝返りがしやすく、どんな寝姿勢になってもぴったりとフィットし快適な体勢で眠れます。
またロングタイプなのでどんなに寝返りをうっても、ベッドの端から端まですべて枕なので枕から頭がずり落ちるという心配もありません。枕のシェアはもちろん抱き枕として使用できるモデルです。
テンピュールはもともとスペースシャトル内で、宇宙飛行士の重力を分散する緩衝材として開発された素材を商品化した最高級素材です。
現在では高級マットレス・ピローブランドとして世界中の高級ホテルでも採用されるほど。顧客満足度も世界各国で1位を獲得するほど優れた素材として愛されています。
「クラウドコンフォートピロー」ももちろんテンピュール素材。テンピュール素材の主な特徴は、身体の温度と重さに反応し最適な柔らかさを保って頭部や首に優しくフィットします。
寝返りは睡眠中重要な動作ですが、必要以上に回数の多い寝返りは安眠を妨げるので避けたいところです。テンピュールはどんな寝姿勢でも快適にフィットするため、無駄な寝返りを減らして睡眠の質を向上します。
サイズは一般的な中サイズですが、安定したフィット力で大柄な体型でも枕から頭がずり落ちにくいのが魅力です。高さは少し低めの10cmです。
最高級な眠りを実感したい人は、ぜひともテンピュールの枕がおすすめです。
東京西川の「エアー」シリーズは、トップアスリートたちがこぞって支持するハイブリッド素材の寝具です。
なかでも「エアー3D」ピローは、最新技術で上質な眠りを支える全く新しい枕です。ウェーブ状の特殊なウレタンフォームは低反発と高反発の機能を兼ね備えたハイブリッド素材です。
枕表面に配置することにより、ウレタンの魅力はそのままに通気性に優れた構造になっています。枕底辺に敷かれた3分割のウレタンシートは枕のパーツ単位でくけ加えたり取りはずせたりできるので、細かい高さ調整が可能です。
中央がくぼみ、両サイドが盛り上がった立体構造により、頚椎を優しくサポートし寝返りも自由自在です。今使っている敷き布団との相性も考慮した2種類の硬さが選べるのも魅力です。
睡眠の質が最も重要なトップアスリートにとっては欠かせないアイテムであることにも頷ける、常識をはるかに超えた枕です。
パイプ枕はハイブリッドな最新素材の枕が登場する前から、枕の定番素材として日本人に支持されて続けています。
今だに人気を保持し続ける秘密は、耐久性に優れていることと丸洗いできるお手入れのしやすさにありました。
現在ではパイプ枕にも様々な形状や機能を兼ね備えたタイプがたくさんあります。その中から最もおすすめしたいパイプ枕4選がこちらです。
パイプ枕の魅力は何と言っても通気性が良いこと。夏はシャリ感が涼しく快適に眠ることができ、カビやダニの心配もなく家族全員安心して使用することができますよね。
「洗える パイプ枕」は丸洗い可能なパイプ枕です。ネットカバーに入れたまま洗えてすぐ乾くので、毎日清潔に使用することができます。
価格の安い再生パイプを使用したパイプ枕も多く販売されていますが、こちらの枕はバージンパイプと呼ばれる硬めの新品のポリエチレンパイプのみ使用。徹底した検査で匂いも不要なクズも出ません。
パイプ枕は中材のパイプの量を調節することにより、枕の高さを自由自在に変えることができます。最適な枕の高さに合わせて負担のない寝姿勢が保てます。
サイズもジュニア・小さめ・普通と3サイズで家族揃って最適なサイズが選べます。
男性の枕に関する悩みで最も多いのが、汗の匂いと加齢臭が枕についてしまうこと。最大の匂い問題を簡単に解決してくれる枕が、Beechの「男の夢枕」です。
枕の中央には備長炭入りの黒いパイプを使用。通気性と消臭機能を発揮してくれます。枕カバーは抗菌・消臭機能を兼ね備えた生地を使用したメッシュ素材で、枕の内側と外側の両方から汗や加齢による匂いを抑制します。
「男の夢枕」は、消臭機能だけではなく寝心地にもきちんとこだわりました。両サイドには、ポリエステルわたに極小のビーズをブレンドした素材を採用しています。
柔らかな弾力性とムニュムニュっとした感触が、しっかりと首にフィットし頭部全体をサポートします。また両サイドは高めに設計されているため、自然な頚椎のS字カーブを寝ている間も保ちます。
枕本体も手洗い可能なので衛生的に使用することができます。枕の匂いが気になる人や、肩こり気味な人・いびきが気になるすべての男性におすすめです。
枕のキタムラの「ジムナストプラス」は、72万人の寝返りに関するデータをもとに研究し続けた結果、ゆるやかなカーブが特徴のそら豆のような形になりました。
「ジムナストプラス」はパイプ枕ですが、とくに必見なのは枕の場所によって形や素材の違う4種類のパイプやビーズを使用しているということ。
後頭部はコルマビーズ、ネック部分はエラストマーパイプ、両サイドはナチュラルパイプ、ネック内側はパーネスコルマと細分化したことにより、何度寝返りをうっても快適な睡眠を可能にします。
高さもLow・Middle・Highと3種類あり、またパイブやビーズの調整により、自分好みの高さに変えられます。選び方の項目であげた理想的な高さにすることで、いびきの軽減にもなりおすすめです。
丸洗いもできるので、汗の匂いが気になる人や毎日清潔な枕を使用したい人にもぴったりです。裁断から仕上げまですべて一貫製造の国産品です。
パイプ枕の良さはわかるけど、あのザラザラとした音や感触が睡眠を妨げるので苦手、という人もいるのではないでしょうか?
ニトリの「高さ調整パイプまくら」は気になるザラザラ音やゴツゴツ感を解消した柔らかさが自慢のパイプ枕です。
枕カバーの上部にウレタンフォームを敷いたニット生地を採用し、ソフトな感触を楽しむことができます。こちらのカバーはウレタンフォームを使用していても丸洗いできるので清潔さが保たれておすすめです。
枕の中央部分がくぼみ後頭部を安定させることで、正しい寝姿勢を保てるのが魅力です。パイプ枕の特徴の一つといえば、高さ調節ができることですよね。パイプの充填量により高さが変えられるので、寝姿勢に仰向け・横向き・うつ伏せとお気に入りのスタイルがある人にはおすすめです。
「羽根枕」の基準は、フェザーの割合が半数以上なこと。フェザーとは水鳥の羽根部分のことです。逆にダウンの割合が51%以上だと「羽毛枕」になります。羽根枕は羽毛枕よりへたりづらく弾力性があるのが特徴です。
羽根枕の魅力はなんといってもその弾力性と復元力の高さではないでしょうか?まるで高級ホテルで眠っているような心地よさを体感できます。
また天然素材なので保温性はもちろん吸湿性や通気性にも優れているため、さらっとした感触が楽しめます。ただ鳥の羽毛や羽根にアレルギーがある人には不向きなのでご注意を。
「枕はやっぱり頭や上半身を包み込んでくれるような柔らかいタイプが好み」という人にぜひ使って欲しい、贅沢な羽根枕5選はこちらです。
エムールの「リッチフェザーピロー」はグース(がちょう)のフェザー100%使用した羽根枕です。充填量はなんと1,000g。ボリュームたっぷりのフェザーでホテル気分を味わえます。
羽根は天然素材ゆえ独特の匂いを感じる人もいますが、エムールでは日本基準でしっかりと羽根を洗浄し、すべて国内で生産しているため匂いも感じず安心品質を心がけています。
グース(がちょう)は羽根サイズが大きく、空気を取り込みやすく暖かで吸湿性にも優れているため、羽根枕の中では比較的お手入れしやすい素材です。
また中の羽根が飛び出しにくいようカバーにも工夫を凝らしました。通気性の良い綿100%の密度の高い素材を使用し、カバー周りを2重に縫製しています。
適度な弾力がやさしく首や肩をサポートし上質な眠りに導きます。
シモンズといえばアメリカの高級寝装具メーカー。有名なポケットコイルマットは、世界中のホテルで採用されるほどホテル業界で支持率の高いマットレスです。
もちろん枕に対するこだわりも最上級。スモールフェザー90%とダウン10%というベストバランスで配合された枕は、通常の羽根枕よりも柔らかさを追求し極上の寝心地を重視しました。
羽根の充填量も1,000gとたっぷり使用し、へたりにくい仕様となっています。カバー素材も高級綿100%で心地よい肌触りが楽しめます。
羽根枕のあの沈み込むような感覚が大好きな人に、ぜひ使って欲しい羽根枕です。
モリシタは日本最大級の枕メーカー。日本一枕を作っている会社だからモリシタにはこだわり枕がたくさんあります。この「羽根枕」もその一つで、弾力性に優れたフェザ−100%を使用した枕はへたりにくく丈夫です。
羽根枕の耐久年数は約2〜3年といわれていますが、フェザーは羽根サイズが大きいため丈夫で耐久性に優れているのが特徴です。少しでも長く羽根枕を愛用したい人にはおすすめです。
羽根枕は、使用していくうちに羽根が片寄ってへたって見えてしまうのが難点。羽根枕は復元力にも優れているため、湿気を取り除き枕を横からポンポンと形を整えるように繰り返すと、再び羽根に空気がたっぷりと含まれてフワフワの感触がよみがえりますよ。
「羽根枕は高価でなかなか手が出せない」「お手入れが難しそう」とあきらめていませんか?そんな悩みを解決してくれるのがエブリ寝具ファクトリーの「羽根枕」です。
フェザー95%とダウン5%を贅沢に1,000gも使用しているのにもかかわらず、羽根枕初心者も気軽に使用することができる価格帯です。
弾力性にも優れ、寝ていても頚椎の自然なS字カーブを保てます。羽根枕は一般的にドライクリーニングが基本です。自分で手洗いするには少々コツがいり難しいところです。
羽根枕は水鳥の種類と羽根の質によって価格に違いが生まれます。希少な羽根や羽毛を使用していればそれだけ質も良く高額になります。
高額であればあるほどお手入れや買い替えにもなかなか踏み出せず躊躇してしまいがちですが、この「羽根枕」なら気兼ねなく買い替えに踏み切れそうです。
羽根の充填量が多い羽根枕は弾力性があり、羽根枕の中では若干かため。無印良品の「羽根まくら」は羽根の充填量は700gとちょっぴり少なめですが、この充填量がフェザーを柔らかく仕上げる秘密でした。
軽くへたりずらい特徴はそのままに、優しく後頭部を包み込み安眠をお約束します。羽根枕は使ってみたいけど、高さや弾力性がありすぎる枕が苦手な人におすすめです。
柔らかい枕はフィットしやすく首や肩に優しいのはもちろんですが、高く硬すぎる枕で、いままで気道が圧迫され気味だったという人も、いびきが軽減される効果があるとされているためぴったりです。
シンプルデザインだからこそ機能もシンプルにこだわった優秀枕です。
枕選びをする際に浮かんでくるちょっとした疑問についてお答えします。購入後に後悔しないように気になることは、すっきりと解決しておきましょう。
パソコンやスマホの普及により、長時間うつむき加減で操作する人が急増しています。長時間下を向いた同じ姿勢でいることこそが、ストレートネックを招く最も多い原因とされています。
首の骨(頚椎)は通常であれば、バランスよく頭部の重さを支えられるよう自然なS字カーブを描いています。ところが長時間のうつむき姿勢・スポーツによる障害・加齢・事故などにより、自然にこのS字カーブを描けなくなり、頚椎がまっすぐな状態になってしまうことがストレートネックと呼ばれる症状です。
正常な人の頚椎の傾斜角度が30〜40度なのに対し、ストレートネックと呼ばれる症状の人の頚椎の傾斜角度は30度以下とされています。横から見ると、肩の位置よりも耳の位置が前に出ている猫背タイプの人が圧倒的に多いのが特徴です。
放置すれば、慢性的な肩こりや頭痛・椎間板症になる恐れもあるため、早急に正しい姿勢の改善をしたほうが良いでしょう。ストレートネックは病名ではなく症状なので、ストレートネック改善の体操や腹式呼吸などでも効果があるとされています。
枕も首や肩に負担のかからない枕を使用しましょう。ストレートネック専用枕なども出回っているので、活用してみるのも良いでしょう。
睡眠中は身体もお休みモードのため、無意識のうちに全身の筋肉が緩みます。当然喉のあたりの筋肉も緩みますので、周辺の筋肉も喉下に落ち込み気道が狭まります。
狭くなった気道に呼吸のために空気が入り込むと、喉周辺に振動しいびきが起きるという仕組みです。いびきの原因は口呼吸・肥満・ストレス・加齢・飲酒など様々ですが、慢性的に大きないびきをかく人や途中で長時間呼吸が止まってしまうことがある人は早急な対処が必要です。
いびきがひどい場合は、枕が関係している場合も十分に考えられます。高すぎる枕や硬い枕を使用している人は、寝ている間十分な気道確保ができずに、慢性的にいびきが治らない場合も少なくありません。
いびきを軽減するには、健康的な生活習慣と枕の高さが重要です。きちんと気道を確保できるようやや低めの枕がおすすめ。枕のおすすめの選び方であげた理想的な高さを参考に、枕の高さを調節するのが良いでしょう。
ママアイテム編集部の徹底調査のもと、正しい枕の選び方5つとおすすめ枕13選を伝えしてきました。
1日または人生の中で人は多くの睡眠時間を要します。その睡眠時間を質の良い充実した時間にするためにも、寝具選びは慎重に行いたいものです。
特に枕にこだわることは1日の疲れを取るために、また翌朝すがすがしく目覚めるためにも重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
健康的な毎日を送るためにも今使っている枕を見直し、正しい枕選びをしてみませんか?