名刺入れはそれなりにこだわったものを使用するのがおすすめです。ビジネスシーンでは第一印象で仕事のしやすさが変わってくるものです。そこで今回は、新入社員教育をして...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>名刺入れはそれなりにこだわったものを使用するのがおすすめです。
ビジネスシーンでは第一印象で仕事のしやすさが変わってくるものです。
そこで今回は、新入社員教育をしているプロの方にお話を伺って、ビジネスシーンに最適な名刺入れを教えてもらいました。
ママアイテム編集部
ビジネスシーンで利用することの多い名刺入れはプレゼントとしても人気があります。しかし、自分の好みの色やデザインで選ぶと、相手の人にあまり良くない印象を与えてしまうことがあるのです。
知らない人も多いかもしれませんが、一般的に名刺入れは使う人の年齢や職業、ポジションによって選ぶのが社会人としてのルールとなっています。
例えば、新入社員で何の実績もない人が有名ブランドの名刺入れを使っていたりすると、職場の先輩や取引先のお客さんから生意気だと思われることがあります。また、逆に役職に就いている人があまりにも安っぽい名刺入れを使っていれば、なんとなく仕事ができないイメージを持たれてしまうでしょう。
名刺入れは相手に与える印象を考えながら選ぶようにするのが重要になるので、自分の立場や使用する場面を想定しながら7つのポイントを確認してみてください。
ビジネスマナーというのはちょっとしたことでも命取りになる場合があるので、日ごろからしっかりと身に着けておきたいもの。その中でも名刺交換というのは、初対面の人と最初に交わす挨拶となるわけですから、名刺交換でその人の第一印象が決まるといっても過言ではありません。
ですので、正しい名刺交換の仕方を今一度確認してみましょう。
自分と相手との間にテーブルや椅子などの障害物がなくなる位置へ移動する
自分の名刺を名刺入れの上に重ねて胸の高さで持つ
相手が差し出した名刺よりも低い位置で、両手で渡す
名刺を差し出すタイミングで社名・部署名・フルネームを名乗る
《注意点》
*財布やバッグから直接名刺を出さない
*汚れたり折れ曲がったりしていない、きれいな名刺を渡す
*相手が複数いる場合は、その中の格上の人から名刺を渡す
相手の名刺の会社名やロゴ、名前を手で押さえないように両手で受け取る
受け取る際に「頂戴いたします」と言う
受け取った名刺は名刺入れにしまわず、テーブルの左側に並べる
《注意点》
*相手と同じタイミングで名刺を差し出してしまった場合は、目上の相手よりも先に受け取ってはいけない
*複数人いる場合には相手の席順通りに名刺を並べる
*相手の目の前でもらった名刺を汚さない(書き込みなども不可)
両手で渡して両手で受け取るのが基本となっていますが、同時交換する場合には右手で名刺を渡し、左手で受け取るようにします。
この時には、社名・部署名・フルネームを名乗った後で「よろしくお願い申し上げます」と言いながら、自分の名刺を相手の名刺入れの上に乗せるようにして渡しましょう。
このように名刺ひとつでこんなに細かくルールがあるのですが、だからこそスマートにできるとカッコいいですよね。その場になってもたつかないように、しっかりとイメージを作っておくと良いでしょう。
名刺入れはビジネスシーンで利用するものだけあって、できるだけ使いやすい形をえらぶことが大切です。その使いやすさに大きく関わってくるのが形でしょう。
名刺入れの形には「スタンダードタイプ」「二つ折りタイプ」「シングルタイプ」「メタルケースタイプ」などがあって、主流となっているのがスタンダードタイプです。
タイプによって使い勝手や見た目も大きく違ってくるので、それぞれの特徴をまとめてみました。
フタ(フラップ)をめくって使用するタイプで、そのままフタを被せたりボタンで留めたりするものもあります。
本のように二つに折り曲げて使用するタイプ。見開きタイプとも呼ばれていて、開いた両側に名刺を収納することができます。
名刺を一回り大きくしたくらいの大きさで、フタやカバーがなくポケット部分にそのまま名刺を収納します。
金属でできている名刺入れで、フタを開け閉めして使用します。
主流となっているスタンダードタイプの名刺入れには「マチ」があって、名刺が入る部分を横に広げて出し入れをスムーズにするためのゆとりが確保されています。
マチにもいくつか種類があるのですが、名刺入れに使われるマチの種類は「ササマチ」「通しマチ」「風琴マチ」などが一般的です。そして、このマチのタイプによってどのくらいの名刺が収納できるかも違ってきます。
*通しマチ:出し入れする所から底の部分までのラインが平行になっていて、入れる名刺が増えれば底の部分も一緒に厚みを増していく。
*ササマチ:出し入れする部分にW字のような幅が二つ折りになっていて、底の部分から出し入れ口にかけて笹の葉のようななめらかなラインとなっている。
*風琴マチ:出し入れする部分にM字のような幅が二つ折りになっているもの。
通しマチ | ササマチ | 風琴マチ | |
---|---|---|---|
収納力 | たくさん収納できる | あまり収納できない | たくさん収納できる |
厚み | たくさん収納すると厚みが出る | スリム | たくさん収納すると厚みが出る |
出し入れのしやすさ | 名刺がW部分に引っかかりやすい | 幅がないので指が入らない | 非常にスムーズ |
誰にでも好きな色や自分に似合う色というのがありますが、名刺入れの色やデザインを好みだけで選ぶのはタブー。日本のビジネスマナーでは常に自分を下手に置いてコミュニケーションを取るのが一般的なため、名刺入れも控えめな色やデザインであることが望ましいのです。
奇抜なものを使用すると相手へ「軽率」「見かけだけ」といった印象を与えてしまい、信頼関係が築けないなんていうことも十分にありえます。ですので、ビジネスシーンに適した色というもの覚えておくようにしましょう。
*ビジネスシーンに適した色:黒・茶色・紺・キャメルなどの濃くて落ち着いた色
*ビジネスシーンに適さない色:奇抜で目立つ色すべて
名刺入れの素材も非常にさまざまで、プラスチックやビニール製、木製、金属製、革製などがあります。控えめな色であればどんな素材を選んでも良いかと言えば、そうではないのです。
ビジネスマナーとして素材が決められているわけではありませんが、あまり安っぽいものだと仕事ができない印象を持たれやすいのも事実。ですので、ある程度品のある素材を選ぶべきだと言えるでしょう。
一般的に多いのは合皮や革製の素材で、それなりの無難さと品が感じられるようです。高級ブランドの定期入れもほとんどが革を使用していますよね。
また、素材ごとの特徴もあるので、良く使用されている素材3つのメリットとデメリットをまとめてみました。
革製 | 合皮製 | 金属製 | |
---|---|---|---|
メリット | 高級感があり長く使える | それなりに品のあるものが多く値段も手ごろ | 丈夫で名刺をきれいに保管できる |
デメリット | 価格が高く手入れが必要 | 表面が剥がれやすく、ものによっては安っぽく見える | フォーマルな場には適さない |
名刺入れは見た目も大切ですが、使うのは自分なので使いやすいと思えるものを選びましょう。名刺入れによっては仕切りがついていたり、名刺を入れる部分とは別でポケットがついているものもあるので、こういった機能も選ぶ際のポイントとなります。
そして、機能については名刺入れの内側に施されているものがほとんどなので、周りの人の目を気にせず自分の使いやすいものを選ぶことができます。
名刺を入れる部分に仕切りがついていて、1つの名刺入れで名刺を分類しておくことができます。ただ、仕切りがある分入れられる名刺の量が少なくなりがち。
ちょっとしたものを入れたり、簡単な名刺の仕分けをするのに便利です。しかし、たいていのポケットにはマチがないので、厚みのあるものをいれると名刺入れが膨らみやすいです。
普通の名刺入れに比べて非常にたくさんの名刺を収納できます。しかし、その分厚みや重みがでやすくなります。
サイズが大きければいろいろな大きさの名刺を収納でき、サイズが小さければかさばらずに持ち運びができます。しかし、小さすぎると収納できる名刺の大きさが限られ、逆に使い勝手が悪くなることも。
革靴やレザー製品と同じように、革製の名刺入れを使用する場合には手入れが必要になります。少々手間はかかりますが、革というのはこのひと手間であじが出てより高級感を出すことができるので、定期的にお手入れをするようにしてください。
また、革好きの人は一目見れば手入れがされているかどうかが分かるそうなので、手入れでその人の印象が変わってくることもあるのです。
お手入れ方法が間違っていてもあじやツヤは出ませんので、ここで正しいお手入れ方法を確認してみましょう。
《革製の名刺入れのお手入れ方法》
天然素材の柔らかい布で名刺入れの汚れを優しく乾拭きする。
乾拭きでは落ちない汚れは、水を含ませて硬く絞った布でふき取り、しっかりと乾かす。
しっかりと乾燥させた状態でクリームを塗り込み、革に栄養を与える。
革製品の天敵は水で、濡れたまま放置するとシミや変形、ひび割れの原因になりますので、濡らした場合は早めにケアをしましょう。
また、乾かす際にドライヤーや直射日光を当てる人がいますが、革が乾燥して収縮する原因になりますので、陰干しでしっかりと乾かすようにこころがけましょう。
せっかく購入するのであれば、カッコ良くて印象の良いものを選びたいと思いますよね。ビジネスマナーをまとめると、おとなしめな色で機能性のある、安っぽくない名刺入れがベストということになりますが、この中でいちばん雰囲気を出すことができるのが素材でしょう。
しかし、素材の良いものを選ぶと値段もそれなりに高くなるのが現状です。役職に就いている人であれば高級な素材を選ぶのも良いかもしれませんが、そうでなければコスパも考慮しておきたいところです。
そこで、一般的な名刺入れの価格帯を「最安値価格帯」「売れ筋価格帯」「高級価格帯」の3つに分けて、それぞれどんな素材のものが多いのかを表にしてみました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 1,000円~2,000円 | 3,000円~8,000円 | 1万円以上 |
素材 | プラスチック、ビニール製 | 革、合皮、木製、金属製 | 本革、高級ブランドなど |
売れ筋価格帯では需要が多いこともあり、いろいろな素材を選べるようになりますが、本革やブランドとなると高級価格帯で1万円以上のものが多くなります。
素材を考慮しながら予算に合うものを選ぶようにしましょう。
たくさん販売されている名刺入れの中でも、人気のブランドや有名なメーカーがあります。名刺入れは財布やバッグと同じジャンルで取り扱われていることが多いですが、ビジネスアイテムをメインとしているブランドも人気があります。
プロの方によると、名刺入れを選ぶ際におすすめしたいブランドは主に5つなんだそう。ここで、その5つのブランドとそれぞれの特徴を見てみましょう。
1875年に創業してから馬具や靴、財布などのレザー製品を作っているブランドです。ホワイトハウスコックスのレザーは耐久性があり、じっくりと時間をかけて染料を染み込ませてた高品質として有名。
革の魅力を最大限に活かしたシンプルなデザインで非常に品があるのが魅力となっています。
こちらも質の良いレザーを使用した靴やバッグを作っているブランドです。大人のランドセルで名を広めていて、丈夫さとシャープなデザインが特徴的。
商品を手掛けている職人が元アパレル業界経験者ということもあり、他にはない非常に個性的なデザインが多くなっています。
レザーを専門に取り扱うブランドですが、素材選びから仕上げの磨きまでの全工程を手掛けています。日本の文化と技を知り尽くした職人が作り出す製品は使い込むことで唯一無二の逸品になるとして、多くのレザー好きに人気があるのです。
流行り廃りのないデザインがレザーを一層引き立てる、非常に品のあるブランドです。
イギリスを代表する超有名ファッションブランド。オリジナルとなるチェック柄は「バーバリーチェック」という名が付くほど多くの人に浸透しています。
アウターウェアやバッグ、アクセサリーを中心にさまざまな商品を手掛けていて、シンプルなデザインと控えめなバーバリーチェックはどんなシーンにも使用できます。
男性用のブランドというイメージを持っている人も多いですが、メンズ・レディス共に手掛けているイギリス発祥のブランドです。ポールスミスはカラフルなストライプ柄で知られています。
インポートブランドならではのファッション性のあるデザインが人気で、ビジネスシーンでも多くの人が使用しています。
*性別
*形
*色
*素材
*仕切り
*ポケット付き
まずは20代の男性におすすめしたい名刺入れを3つ紹介します。仕事になれて徐々に実績を出しながらも年齢がまだ20代と若いので、控えめ且つ若い男性に人気のブランドをピックアップしています。さりげなくおしゃれ感を醸し出せる名刺入れになっています。
ベーシックなブラックデザインにほんの少しだけ見えるマルチストライプがオシャレを感じさせる名刺入れです。カラフルなストライプは若さを感じさせますが、スタンダード型のフタの淵のみにデザインされていることで落ち着いた雰囲気となっています。
また、素材はクオリティの高いイタリア製のカーフレザーを使用しているため、ビジネスシーンはもちろん、フォーマルにも使用できるでしょう。
マチのタイプもササマチなので、かさばることなくスマートに携帯することができます。
スタンダード型のササマチタイプで、ネイビーに白のステッチのみという非常にシンプルなデザインの名刺入れです。フタをめくった時に見えるホワイトハウスコックスの刻印が高級感を感じさせて、20代でも仕事ができそうなイメージを与えることができるでしょう。
フタの内側にポケットがついているので、簡単な名刺の仕分けやメモを入れておくのにも便利。ブラックに近いネイビーの色合いが絶妙な落ち着きを漂わせます。
スタンダード型の黒一色の名刺入れです。柄がなくステッチも黒で目立たないので物足りなさを感じてしまいがちですが、素材のレザーが柔らかいのでとっても使いやすいと人気があるんだそう。
通しマチなのでたくさん収納しても形が崩れにくく、フタの内側に2つと名刺収納部分に1つポケットがついているので、複数種類の名刺を仕分けしておくことができます。ですので、名刺交換を頻繁に行う人におすすめなのです。
使えば使うほどレザーにあじが出てきて、若者向けのブランドであるにも関わらず大人っぽい印象を与えることができるでしょう。
30代になってくるとある程度責任のある仕事を任せられたり、人によっては役職に就くこともある年代です。後輩の面倒を見るような立場にもなるため、20代と比べると落ち着きがあるエレガント感のある名刺入れが好まれているようです。
そんな30代の男性におすすめしたい名刺入れを3つプロに教えていただきました。
通しマチの名刺入れで、通常サイズの名刺が約30枚収納できるとされています。さらに、フタ部分と名刺の出し入れ部分に1つずつポケットがついているので使い勝手も良し。口が大きく開くような構造で名刺の出し入れがスムーズに行えます。
また、この名刺入れはシェルコードバンを内装まで使用しているタイプなので、オイルとたっぷりと含んだ柔らかい光沢と高級感をただよわせています。フタをめくった時に見える刻印も大きめで、ブランド感をしっかりと感じることができるでしょう。
手入れをしながら長く使うことでだんだんとあじが出て、唯一無二の、自分だけの名刺入れに変わってゆく楽しみがあります。
スタンダードタイプのササマチという形は一般的な名刺入れです。しかし、ルイヴィトン特有のしっかりとしたレザーと、LVのロゴがさりげなくワンポイントで刻印されているという、非常に高級感のあるデザインとなっています。
フタの内側と名刺の大仕入れ部分に1つずつポケットがついていて使い勝手が良く、耐久性にも優れているのが特徴。それなりの価格にはなりますが、一生ものとして長く使用することができるでしょう。
世界的に有名な高級ブランドだということと、タイガシリーズは上品な大人の男性を演出できるデザインだということで大好評のモデルなんだそう。
ダンヒルのシャーシはカーボン調の模様が入ったレザーを使用しているのが特徴で、上品さとシャープな印象を与えるデザインとなっています。
スタンダードタイプの通しマチとなりますが、ポケットがなんと5つもついているのです。フタの内側に2つ、あとの3つは名刺の収納部分にあって、3つのポケットは横向きに並んでいるので指をスライドするだけで出し入れができます。
見た目の高級感はもちろん、使い勝手の良さとたくさんの名刺を収納できることから、名刺交換が多くなる30代におすすめしたい名刺入れです。
40代の男性では管理職やマネージャーといった、部下を取りまとめるポジションに就く人が増えてきます。名刺交換の場でも責任者として挨拶をする機会も多くなると思うので、オシャレというよりも高級感のあるデザインやブランドが適しているでしょう。
ブランドのロゴが多少目立っても違和感のない年代にはなりますが、ビジネスシーンをわきまえてさりげなく主張しているくらいのデザインがおすすめです。そんな40代の男性におすすめな名刺入れも3つピックアップしてみました。
プラダの定番となっているデザインで、ロゴのプレートがついている名刺入れです。黒字のレザーにシルバーのプレートが非常に映えて、シンプルでありながら高級感のあるデザインです。
スタンダードタイプですがフタ部分にはボタンがついていてしっかりと留められるようになっています。ポケットも2つ付いているので使い勝手も良く、スマートに名刺交換ができます。また、型押しレザーはツルツルとした触り心地なため、名刺をスムーズに出し入れすることができるのです。
名刺入れの表面にはブライドルレザー、内側にはショルダーヌメを使用した名刺入れ。これによってブラックとキャメルのツートンカラーデザインとなっていて、レザーの産地である西洋雰囲気を醸し出しています。
シンブライドルは普通サイズの名刺が35枚収納できる大容量で、フタ部分と名刺収納部分のそれぞれにポケットもついています。受け取った名刺をわかりやすく仕分けしておくことができるので、名刺交換の機会が多い人に人気があるタイプなのです。
内側部分は薄いキャメル色となっていて、ちょっとしたシミや傷が目立ちやすくなりますが、使い込むほどあじが出てだんだんと自分の雰囲気になじむようになってきます。
なめらかでツヤのある美しさが特徴の水染めコードバンを使用した名刺入れです。コードバンは希少性と高級感から「革のダイアモンド」とも呼ばれているほどの最高級素材。だからこそ40代の大人の男性に使ってほしいのです。
こちらの名刺入れもポケットが2つ付いていて、名刺の出し入れも非常にスムーズなので、名刺交換のしぐさからして上品なイメージを与えることとなるでしょう。
シンプルなデザインはどんなシーンにもマッチして、名刺だけでなく自分自身にまで自信をもつことができます。
女性の社会進出が当たり前となってきた現代では、女性の管理職というのも増えてきています。ですので、女性が名刺交換をするシーンというのも増えてきているということ。そこで、かわいらしさがありつつもビジネスシーンで通用する名刺入れを紹介していきます。
男性用と同じメーカー、同じ素材のものでも女性らしさが感じられ、それでいてビジネスシーンで好印象を与えられるもの教えていただきました。
小さなポールスミスのロゴと、コントラストカラーのドットを散らした名刺入れです。黒地なのでドットが非常に映えるデザインとなっています。エンボズレザー独特の模様によって傷や汚れが目立たなく、耐久性にも優れていることから長く使用できます。
さらに、フタを開いた際に見えるポケットの段にはドットと同じレッドが配色が施されていて、なんともモダンな雰囲気を演出しています。
カード収納部分には仕切りがあるので、渡す名詞と受け取った名刺で分類することも可能。そのほかにもポケットがが2つついていて使いやすさにもこだわった名刺入れなのです。
フタをボタンで留めるスタンダードタイプの名刺入れです。名詞の収納部分に仕切りがあることと、カードの取り出し口が広めのデザインになっているので、スムーズに出し入れすることができます。
オススメのポイントはシックな色合い。ピンクとベージュの中間色で非常に落ち着いた雰囲気を漂わせています。さらに、ケイトスペードのゴールドのロゴが上品さを引き立てていて、まさに大人の女性の印象を与えることができるでしょう。
フタ以外の部分はシックなブラックのツートンカラーとなっているので、ビジネスシーンだけでなくパーティやフォーマルでも活躍できる名刺入れです。
ポールスミスオリジナルのストライプ柄が特徴の名刺入れです。メンズのものとは印象が全く違い、柔らかさと温かみのある牛革が女性らしい印象を与えています。
ストライプ柄はフタを開いた時に見えるようになっているので、名刺交換の際にチラッと見えるというのがオシャレ感をアップさせます。
レッドという派手な色も、この名刺入れはマイルドな色合いとなっているのでビジネスシーンでも問題なく使用できるでしょう。スタンダードタイプで形としても使いやすく、内側の仕切りも嬉しいポイントです。
新入社員は初めての社会人、初めての会社、初めての業務と、未知の世界に飛びこむことになるので、名刺入れを選ぶのがいちばん難しい年代と言っても過言ではないでしょう。
年齢的にも自分らしさやオシャレをアピールしたい気持ちが重々あると思いますので、ここではビジネスシーンということをわきまえながらも、ワンポイントでオシャレ感をアピールできる名刺入れを紹介しましょう。
スタンダードタイプの名刺入れで、表面の右上部分にポイントでポールスミスのストライプが縫われています。ワンポイントとはいえダークブラウンにマルチカラーが映えるので、これだけでも十分オシャレ感が伝わります。
しかし、コントラストインサイドではフタをめくった時の鮮やかなカラーが特徴的。内側全体が落ち着いたグリーン一色となっていて、ポケット部分には白地の文字が記載されています。
内側にポケットと仕切りが付いているので、慣れない名刺交換でもスマートに受け渡しができるはずです。
こちらは二つ折りタイプの名刺入れで、左右に通しマチの収納ポケットが付いています。社会人1年生ではたくさんの人達との名刺交換が想定されますが、この名刺入れがあれば間違いや紛失もなく、自分の思い通りに仕分けしておくことができるでしょう。
高級ブランドとはなりますが、デザインや色合いがシンプルなので、相手へ変な印象を与えることはなさそう。本革を使用しているから使うほどあじが出てきますし、革も柔らかく馴染んでくるから、愛着が湧いて長く使えます。
落ち着きのあるレッドにネイビーが入ることで、ビジネスシーンにマッチするデザインとなっている名刺入れです。控えめでありながらどこか主張もあるという、まさに新入社員にぴったりの雰囲気がある名刺入れだと思います。
スタンダードタイプで通しマチなので名詞の出し入れもしやすく、たくさんの名詞を収納できます。
ネイビーのレザー部分には白のステッチが入っているので、なんとなく初々しさが感じられ相手への印象も良くなりそうです。
名刺入れは普段カバンの中に携帯しておくものですが、他の荷物と一緒にすることで擦れたり傷がついて傷んでしまいます。ですので、カバンのポケットなどに単独で入れるようにすると余計な傷もつかず安心です。
また、レザーを使用しているものは雨などの水滴によって変なシミができる事もあるので、極力濡れない場所に入れて持ち歩くようにしましょう。
名刺入れにポケットがたくさん付いていたりすると普段使うポイントカードを入れたくなる気持ちも分かりますが、名刺入れはビジネスシーンで使用するもの。名刺交換の際には相手の目の前でケースを開くことになり中身が見えてしまいます。
その際にポイントカードや名刺以外の物が見えるのは印象が良くありませんので、名刺以外の物は入れないようにするべきです。
ガムは油に溶けるという性質があるので、何らかのオイルを塗り込めばキレイに取ることができます。しかし、オイルを染み込ませればその部分だけ色が濃くなってシミになりやすくなるので、できれば革専用のオイルを使用し、ガムを取り除いたあとはクリーナーなどで整えるようにすると良いでしょう。
ビジネスシーンで使用する名刺入れには名刺以外の物は入れない方が良いです。
もし名刺入れをビジネスシーンで使わないのであれば定期入れとしての使用も問題ありませんが、名刺入れとしても使用するのであれば相手に見られる可能性があり、決して印象が良いものではありません。
また、定期入れとして使用して落とした場合、名刺を悪用される事も考えられますので、名刺入れは「名詞専用の保管ケース」として使用することをおすすめします。
名刺入れはいろいろな場所で販売されていますが、100均で売っているものは見た目も安っぽい物が多いです。素材もビニールやプラスチックと低価格なものとなっていて、ビジネスシーンには相応しくないでしょう。
また、ステンレス製の名刺入れなども販売されていますが、これも見た目が安っぽく見る人によっては価格がわかってしまいますので使わない方が良いです。
名刺交換の場では名刺だけではく、名刺入れもしっかりと見られていますので、細かい部分まで気を抜かないように気持ちを引き締めて選びましょう。
ビジネスシーンというかたい雰囲気で使用する名刺入れは、自分の好みや安易な考えで購入すると後悔することがあるので、慎重に選ぶようにしましょう。とは言っても難しく考え過ぎる必要もなく、常識さえ踏まえて入れば好きなデザインや色を選ぶ事もできますので、ぜひ楽しみながら自分に合う名刺入れを見つけてみてください。
名刺入れでファーストインプレッションが決まると言っても過言ではありませんし、変わった名刺入れでファーストコンタクトの話題作りもできたりします。持つ人によっていろいろな使い方ができるものでもあるので、名刺入れを上手に選んで相手に良い印象を与えるようにしましょう。