最近では本や書類の整理だけでなく、さまざまなものの収納にファイルボックスが活用されています。雑誌やSNSでも、同じファイルボックスがずらりと並んだ収納を良く見か...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>最近では本や書類の整理だけでなく、さまざまなものの収納にファイルボックスが活用されています。雑誌やSNSでも、同じファイルボックスがずらりと並んだ収納をよく見かけるようになりました。
きれいに揃ったスペースはとても気持ちがよく、見るたびに惚れ惚れしてしまいます。タテ型・ヨコ型など形状の違いや幅の違いなど、店頭に行くとその種類の多さにびっくりしてしまいますね。
これから部屋を整理していきたいという人におすすめのファイルボックス11点を集めました。
ママアイテム編集部
実際にファイルボックスを選ぶ時には何を参考にすればいいのでしょうか。デザインももちろん重要ですが、その前にいくつかチェックしておきたいポイントがありますよ。
まず大事なのはサイズです。収納したいもののサイズだけでなく、設置する場所に合わせたサイズ選びも重要です。店頭ではちょうどよく見えても、持ち帰ったら意外と大きかったということは割とあります。
とくに限られたスペースに置く場合はサイズ選びに失敗しないよう、しっかり計測してから商品をえらびましょう。
ファイルボックスにはタテ型とヨコ型のものがあります。タテ型の方が奥行は少なく済みます。ノートや教科書、本などを収納するなら背表紙が見やすいタテ型がおすすめです。
一方ヨコ型は奥行は長くなりますが、その分高さは低くなります。横長なので書類だけでなく、フライパンや皿などの収納に使用する人も急増中です。最近では、ヨコ型ファイルボックスに個別フォルダーといった組み合わせで、家電などの取扱説明書を整理するのも話題になっています。
ファイルボックスはプラスチックのもの、ダンボールでできたものがあります。プラスチックのものは耐久性があり、ある程度の重さに耐えることができます。見た目もきれいで長期的に使用するのにおすすめです。
ダンボールは使用しなくなった時の処分がかんたんなのがメリットの一つです。また軽くて扱いやすいのも利点ですね。
いろいろなデザインがあるファイルボックス。デスクの上や本棚などインテリアの一部になる場所、押し入れなど設置する場所もさまざまです。
ファイルボックスを置いた場所が自分の好きな空間になるよう、デザインもしっかり選びたいですね。いくつか比べてみて納得のいくものを選んでください。
ファイルボックスはどこのメーカーがおすすめなのでしょう。最近の流行も織り交ぜながら紹介します。
「コクヨのヨコク」のCMが記憶に残っているという人も多いのではないでしょうか。Campus(キャンパス)ノートで有名な、文具やオフィス家具などを手掛けるメーカーです。創業者が国の誉となるよう「国誉」と名付けました。
もともとは西友のプライベートブランドとして生まれた無印良品。最近では雑誌の特集ページなども多く、無印良品のよさに魅了される人が増えています。その人気は留まらず、海外でも多数展開されています。
「お、値段以上!ニトリ」でお馴染みの家具・ホームファッションメーカーです。ニトリに行けばおしゃれなインテリアが一通り揃います。接触冷感素材を利用したNクールや、一大ブームとなったスキレット「ニトスキ(ニトリのスキレット)」など、数々のヒット商品が誕生しています。
ここからはおすすめの商品を一つ一つ紹介していきます。商品ごとに以下の3つを比較しながら見ていきましょう。
数あるファイルボックスの中から今一番のおすすめがこちらです。一般的なファイルボックスとは違った機能があるのがおすすめポイントです。
こちらの特徴は何と言っても真ん中に仕切りがあることです。仕切りが付いたものは珍しく、あまり見かけませんね。仕切りがあるので、種類ごとに左右で分けて収納することもできます。
書類やノート、クリアファイルなど薄いものを収納する時に困るのが、倒れてしまうことです。かと言って収納物はこれから増えていくから、スリムタイプでは物足りない……という時に、この仕切り付きのファイルボックスは重宝します。
組み立ては必要ですが、とてもかんたんで処分も楽だから、といくつか買う人もいるようです。シンプルなカラーなので、いくつか並べても圧迫感がなく使いやすいですね。
ダンボール製ですが端面に折り返しがあるので耐久性が強く、収納したものが傾きにくいのもうれしいポイントです。しっかりしているので、ブックエンドのようにも使えて便利ですね。
インターネット通販を見ると、ダンボールなのに意外と丈夫な造りだった!とのレビューがたくさんありました。しっかりした造りと老若男女問わず使えるデザインだから、多くの人から支持を得ているのでしょう。
タテ型なので奥行きが少なくて済み、デスクに置いても邪魔になりません。前面にはタイトル欄があるので、分類ごとにラベリングする時に便利です。
デスクの一番下にあるファイルやノートをしまう、深く大きな引き出し。あなたはどのように整理していますか?ジャンルごとに分けたくても上手く分けることができない……という人もいるのではないでしょうか。
他の引き出しのように、トレーや仕切りで分けることができないのがこの深型の引き出しの難点です。そんな時にあなたの手助けをしてくれるのが、ヨコ型のファイルボックスなのです。複数個並べれば、ジャンルごとに分けることもかんたんにできますよ。
またキッチンや押し入れ収納、洗面台下などの整理にも便利です。アイデア次第で幅広く使えるのがヨコ型ファイルボックスの魅力です。
底抜けしない二重構造のダンボール製で、A4サイズの書類を綺麗に収納できます。5枚入りなので、引き出しの仕切りとしてファイルボックスが複数個欲しい時に便利ですね。幅がスリムなので、ジャンルごとに細かく分けたい時や薄いものを分ける時に重宝します。
ダンボールそのままの色なので引き出しにも自然と馴染み、男女問わず使いやすいデザインです。また使用しない時は畳んでしまえばかさばらなく、捨てる時も楽に処分できます。気負わず使えるのが支持されている理由の一つです。
持ち運びにはあまり向きませんが「引き出しの中に簡易的な仕切りが欲しい」という人にはこちらをおすすめします。
今とても人気があり、テレビや雑誌・SNSでも多く取り上げられているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
シンプルでおしゃれなデザインのこのファイルボックスは、造りもとてもしっかりしていて書類整理にはもってこい!の一品。こちらと個別フォルダーの合わせ技で取扱説明書などの整理をする人もたくさんいますよ。
無印良品の商品はどんな場所にも馴染むので、使う場所を選ばないのが最大のメリットです。丈夫で長く使えるので、引き出しで使用しなくなっても必ずまた他の場所で活躍してくれます。
巷ではこのファイルボックスを使った収納術が話題となっています。ずらりと並んだその姿は美しく、きちんとした印象になります。見える場所にも置けるので幅広い用途で使うことができます。
最近はホワイトインテリアやモノクロインテリアが人気なので、インテリアグッズに白を選ぶ人も多いですね。そんな人にうれしいのがニトリのファイルボックス。白は清潔感があり、明るく見せる効果があります。引き出しの中も心なしかスッキリ見えるはずですよ。
こちらA4サイズの書類を綺麗にたくさん収納できるワイドタイプです。厚さがあるファイルや大雑把に分けたい時にはこちらが便利です。ポリプロピレンを使用しているのでしっかりしていて、棚への収まりがよいのもうれしいですね。
ファイルや書類だけでなく、日用品やおもちゃ収納としても使えます。ワイドタイプだから収納力もあり出し入れもしやすく、家のいたるところで活用できます。
店頭ではなかなか見かけないというB5のファイルボックス。しかしノートやルーズリーフ、便箋などを入れるのにはやはりB5サイズのものが欲しいですよね。そんな時に選びたいのがこちらのファイルボックスです。
表面には汚れが付きにくくなるよう特殊コーティングを施しています。前面にはたっぷり書き込める広いタイトル欄も付いています。社会人になるとやはりA4サイズのものが多くなるので、学生の間だけ一時的に使いたいなら折りたたみ可能で処分も楽なこちらが便利です。
グレーの他ピンクや黄色、水色など全部で5色あるので、教科や分類ごとに色分けすれば一目瞭然です。探す時間が短縮できるので、効率アップも見込めます。
「ダンボール製だから軽量で使いやすい」と好評なこのファイルボックス。他のものと大きく違うところは、持ち手が付いているところですね。資料などを整理しつつ、ある程度まとめて持ち運ぶ必要があるならこれがおすすめです。
教科やテーマごとに分けて引き出しに入れておけば、持ち手を持ってファイルボックスごとサッと移動できます。プリントなどをヒラヒラと落としてしまうこともなく、スマートに持ち運べます。
いくつもある資料などを出し入れする手間が省けてとても便利ですね。3kgまで持ち手を使って運ぶことができます。
ファイルボックスの片側が大きくカットされているので、個別フォルダーを入れても見やすくなっています。かゆい所に手が届く、そんな頼れるファイルボックスです。
カラーボックスなどの棚に収納するなら、棚板からはみ出ないタテ型のものがおすすめです。タテ型の方が覗きこむことなく本などのタイトルが見えますね。
本やファイルなどの背表紙が見えるように置くも良し!スッキリ見えるようにファイルボックスの背面を表に並べるも良し!と置き方を変えることができます。
見た目もおしゃれな半透明のLike-it(ライクイット)は、どの向きでも使える自由度の高いデザインになっています。そのため使うものや置く場所を選びません。幅の違う2種類展開なので薄いもの、そうでないものと入れるものに合わせることができます。
しっかりした丈夫な造りなので安定感もあります。半透明で中が確認しやすい点もうれしいです。シリーズ展開されていて、2種類のファイルボックスの他引き出しやトレー、オーガナイザーなども販売されています。これらを組み合わせて使えば、統一感のあるスッキリした空間を作ることができますね。
インテリアの邪魔をすることなくおしゃれに収納できるので、人気があります。Amazonではベストセラー1位のこのファイルボックス。口コミも高評価が並びます。シンプルなので使う人や場所を選ばず、丈夫で使い勝手がよいのが人気の秘密です。
このファイルボックスは収納物に合わせてアコーディオンのように自由に伸縮します。畳めばコンパクト、伸ばせば最大33cmのワイドなファイルボックスに変身し、たくさんの収納物もすっきり片付きます。
12仕切り、13ポケットと細かく分けることができるので、これが一つあれば散らかりがちな書類や領収書などもすぐに出し入れできます。見出し付きなので収納物が探しやすく、家電などの取り扱い説明書や保証書の保管にもおすすめです。
13のポケットを活かして月ごとに書類や領収書などを保管する人、あいうえお順で分けて書類管理する人もいるようです。仕事だけでなく幼稚園や学校、習い事などの書類も保管が必要なものが多いので、細かく仕分けできるこちらが便利です。
厚くて丈夫なカバーには高級感のあるステッチ入りで、見た目もしっかりしています。
シンプルだけどどこかおしゃれなこのファイルボックスは、自由にスライド可能な仕切りが付いています。そのため薄いものでも、収納物が少なくてもしっかり支えてくれます。クリップ式の仕切りは単品でも販売されていて、最大6枚まで取り付けることができます。
造りもしっかりしているのでバランスがよく、安定感があるとのレビューも多くあります。このデザインと造りのよさに「買ってよかった!」と満足している人が多いようです。
こちらはファイルボックスの下の部分がオープンになっているので、デスクに座ったままでもファイルなどが出し入れしやすいとの声もありました。
ブラック、ホワイト、ネイビーの他、黄緑、ピンク、水色といった明るいカラーもあるのでインテリアに合わせて選べます。複数並べた姿もすっきり整って美しいです。収納物のジャンルごとにカラーを変えてもいいですね。
事務用品で有名なキングジムのファイルボックス。会社で見たことあるな、という人も多いのではないでしょうか?「事務(ジム)の王様(キング)」になれるようにと社名に込められた想いの通り、あちこちで見かけるキングジムの商品は使いやすさに定評があります。
誰でも使いやすいベーシックな形だから、デスクの上や棚の中などどんな場所にも使えます。頑丈な作りで収納物もしっかり支えてくれますよ。
汚れにも強いPP製は軽いのに丈夫です。紙製は弱そうで抵抗があるけど、プラスチックのようなしっかりしたものは処分に困るな……という人にもおすすめです。
またカラー展開も6色と豊富なラインナップで、種類ごとに色分けできます。気軽に揃えられるのもよいですね。
「かたづけベスト」という名の通り、片付けに最適なこのファイルボックス。シンプルながらも教科書入れや本棚の仕切りとして、とても使いやすいと評判です。
背幅が広くて安定感があるのでブックエンドよりもよいとの声もあります。複数買って書類や本の整理をしている人もいるようです。前面がオープンになっているので、本や書類を持ち上げなくても引き出せます。高さに限りのある棚の中の整理にピッタリですね。
半透明だからファイルが確認しやすく、デスクの上や本棚の見た目を損なうことなく整理整頓できます。また便利な取っ手付きで引き出しやすくなっています。タテ置きだけでなくヨコ置きも可能なので、収納するものによって使い分けできるのも魅力です。
ファイルボックスのちょっとした疑問に答えます。以下の疑問は誰もが持ったことがあるのではないでしょうか。
使う人が使いやすいのが一番なので、前向き後ろ向きどちら向きでもOKです。
サッと出し入れしたいならファイルや本の背表紙が表に向いている方が使いやすく、どこに何があるのかも一目瞭然です。
生活感を隠したい人は、後ろ向きに置いた方が部屋全体がスッキリするのでおすすめです。ただファイルボックスの中が見えない場合は、探す時間を短縮するためにもファイルボックスにラベリングをしておくといいでしょう。
何かと便利なファイルボックスをタテ型・ヨコ型に分けて紹介してきました。100円ショップでも売られているファイルボックス。同じように見えても微妙に形が違ったり、仕切りがあったりとメーカーや商品によって使い勝手にも差が出ますね。
書類整理に特化したもの、本やファイルだけでなくキッチンなどの整理にも使えるもの、使用しない時は畳んでコンパクトにできるもの……。色々なものがありました。使用シーンを考え、目的に合ったものを選べばあなたにぴったりのものが見つかるはずです。
物を探すのは思った以上に多くの時間を使います。その時間を節約するためには整理整頓が必要不可欠です。
あなたに最適なファイルボックスで、散らかりがちな書類や本をパパっと片付けてしまいましょう。この記事がそのお手伝いになればうれしいです。