ガーゼ布団カバーのおすすめ8選！快適な眠りのためにガーゼの種類と丈夫さで選ぶ

ガーゼ布団カバーのおすすめな選び方5つ

肌触りが良く一年中使えるため大人気のガーゼ布団カバーですが、「どのメーカーでも同じようなもの」だと思っていませんか？

ガーゼといってもたくさんの種類があり、それぞれメリットが異なります。そのため、ガーゼ布団カバーを買うときには、まずどのような用途に使うかを決めて、種類を決定しなければいけません。

また、機能だけでなく「重さ」など好みに関する事項もチェックポイントに含めることであなたにぴったりのガーゼ布団カバーを見つけることができます。

また、盲点なのはサイズ。サイズを間違うと使用することすらできなくなり、交換の手間もかかります。購入前に必ずチェックすべきポイントです。

それでは、ガーゼ布団カバーを選ぶ際にチェックするポイント5つをそれぞれ詳しく説明します。

1.二重？和晒？好みに合わせてガーゼの種類と素材をチェック

布団は肌に直接触れるものなので、肌触りが悪いと敏感肌に刺激を与え、睡眠の質にも悪影響を与えます。ガーゼ布団カバーがあれば、どんな布団の肌触りも心地よいものに変えられ便利です。

ガーゼは本来コットン100％素材のものが主流でしたが、現代ではポリエステルなどの化学繊維や麻などが混合されていることも。

化学繊維が悪いということはありませんが、お肌が弱い人は、コットンや麻など「天然素材」にしておくのが無難でしょう。

ガーゼの種類は大きく分けて4種類あります。重さや性質などそれぞれ違うので用途によって使い分けましょう。

◆一重ガーゼ
軽くふわっとした肌触りが特徴的なガーゼ。軽いため重さが気になる人におすすめ。洗濯時の乾きも早い。

◆二重ガーゼ
通気性と保温性のバランスが取れている。一番よく売られているガーゼ。見た目が二重でない場合でも、加工過程でガーゼを2枚重ねて作られていれば二重ガーゼと呼ぶ。

◆三重ガーゼ
ガーゼが三層なので空気の層ができ、保温性が優れていて暖かさを感じやすい。冬場の使用に最適なガーゼ。重さがある。

◆和晒ガーゼ
他3種類のガーゼには見られないソフトな肌触り。ふわふわのガーゼ。手間ひまかけた製法でしっかり不純物を取り除いていることが特徴。

ふわふわ感が強いものがよいのか、さらっとした質感がよいのかなど、実際に手にとってみて好みの肌触りを見つけましょう。

2.体の冷えが気になるなら吸湿速乾性をチェック

人は寝ている間にコップ一杯分（約200ml）の汗をかくといわれています。汗かきの人ならそれ以上でしょう。そのため、汗によって湿気は布団にこもりがちです。

汗が布団にこもると布団の通気性が下がり、重みも出るので寝苦しくなることも。また、汗によってできた湿気で冬は体を冷やしてしまいます。

そうならないために、湿気を吸収してもうまく布団の外側に逃してくれる「吸湿速乾性」のガーゼ布団カバーを選ぶことをおすすめします。

3.清潔にしたいなら丈夫さをチェック

布団カバーは毎日使うものなので、汚れるのも早いものです。毎日清潔に保つためには、頻繁な洗濯に耐えられる強度を持った商品を選びましょう。

また、ガーゼは洗濯をすると縮みやすい性質がありますが、これを解決するのが「防縮加工」。この加工が施されていれば1回目の洗濯でも、ほとんど縮むことがありません。

できればガーゼ布団カバーを2枚購入し交互に使うのが◎。より長く使用することができ、洗い替え用にもなるのでおすすめです。

4.羽毛布団？毛布？重さをチェック

ガーゼ布団カバーを使用する布団の種類をチェックしましょう。例えば、羽根布団のメリットは「軽いこと」ですが、これに重い布団カバーを使用するとせっかくの羽根布団の軽さを台無しにしてしまいます。

使う布団に合わせるために、ガーゼ布団カバーの重さをチェックすることが重要です。

5.セミダブル？ダブル？布団に合わせてサイズをチェック

布団やマットレスには、シングル、ダブル、セミダブル、キングなどのサイズがあります。

自宅で使用している布団がどのサイズなのかをまず調べましょう。サイズが小さすぎると使えませんし、大きすぎてもヨレやシワの原因に。

ヨレると凹凸ができるため、せっかくのガーゼの肌触りも悪くなってしまいます。

また、敷布団とマットレスではシーツの種類が違いますので、間違えて購入しないように気を付けましょう。

ガーゼ布団カバーのおすすめメーカー・ブランド

ガーゼ布団カバーを選ぶ際は、肌触りや強度などの質が重要になりますが、購入前に強度などの質を知ることは難しいもの。

その点、すでに評判がよいメーカーからであれば安心して購入することができます。

ここでは、布団カバーの質がよいことで人気のメーカーを3つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

1.大東寝具工業

大東寝具工業は、大正14年（1925年）に京都壬生で創業した布団など寝具の老舗。布団の製造から販売まで一貫して行っている企業です。

眠りの専門家として使う人の睡眠環境を考え、安心安全の商品を提供。多くの人から信頼を得ています。

ベストな布団環境といわれる「温度32度、湿度50％前後」になるように、大東寝具工業では寝具の構成を4グループに分け「重ねる」ことを提案しています。

その重ね技に最適なのが、「京和晒綿紗」。和晒ガーゼは空気のように軽いので重ねても重くならず心地よい眠りにつくことができます。

ガーゼの製法にもこだわっており、京和晒綿紗は昔ながらの「和晒製法」で丁寧に作られたもの。自動精錬機なら40分で仕上げてしまう工程を4日間かけることで、綿独特のにおい、不必要な油分、繊維の奥にある不純物までしっかり取り除いています。

手間ひまかけて作られた大東寝具工業のガーゼ布団カバーは誰もが気にいる逸品です。

2.西川

京都西川は、創業は1566年（永禄9年）現在の滋賀県において創業した大変歴史のある寝具メーカーです。永禄9年といえば、ちょうど織田信長が天下統一を目指していた頃です。

一般庶民の間では、布団という概念もあまりなかった時代から伝統を継承し革新を続けながら、「ほんまもんのふとん」を作り続けています。

天然コットン100％のガーゼはふんわりと軽く、吸水性にもすぐれています。布団の端につける「衿カバー」など、洗濯のしやすいアイテムも揃っています。

3.松並木

松並木は1885年（明治18年）に布を織る織物業者として創業。それから140年、現在では寝具全般の製造・販売を行なっています。

松並木が他の寝具メーカーと違うポイントは、「無添加」ということ。通常布団カバーは、余計な物質（ペクチン質や脂肪など）が含まれており、さまざまな添加物も使用されています。

しかし、松並木では糊はもちろん何も添加しない、本物のガーゼ寝具やガーゼパジャマを製作。高品質なので赤ちゃんにも安心して使用することができます。

ガーゼの素材となる綿から不要なものを徹底的に取り除いているので吸湿性や吸汗性がよいのも特徴。松並木のガーゼ布団カバーを使用すると「ふっくら、ふわふわ、すべすべ」の風合いを楽しむことができます。

布団カバーの他にもガーゼケット、洋服、枕カバーなどさまざまなガーゼ商品を販売しています。

今回の商品の選定ポイント

ガーゼ布団カバーを選ぶ際に一番気をつけなければいけないのは、「サイズ」です。サイズなんて間違えないと思っているかもしれませんが、自宅に帰って見てみるとサイズが違った、ということはよくあることです。

これからいくつかのガーゼを紹介しますが、手持ちの布団に合うサイズがあるかしっかりチェックしてみてくださいね。

今、編集部がおすすめするガーゼ布団カバーはコレ！

大東寝具工業は自らを「眠りの専門家」と呼ぶほど研究を重ね、品質にこだわり、睡眠の質を向上させるような商品作りに力を入れています。

ガーゼ布団選びで迷ったら、まず大東寝具工業の製品を試してみてください！

アロール21「日本製 掛け布団カバー 綿100％」

和晒しガーゼ生地で作られた布団掛けカバー！

愛知県三河地方で作られた、綿100%の和晒しガーゼ布団掛けカバー。

ホルムアルデヒドの含有率はゼロなので、赤ちゃん、敏感肌、アトピー肌の方も安心して使用することができます。

生地の強度が高いので頻繁に洗濯したい場合も問題なく、むしろ洗濯するほど柔らかくふんわりした風合いになる優れものです。

こまめに洗濯して布団カバーを清潔に保ちたい人にもおすすめの商品です。

肌にやさしいおしゃれなガーゼ布団カバーおすすめ5選

肌に優しく風合いがよいガーゼ布団カバーがよいとはいえ、毎日目にするものなのでおしゃれなデザインであることも欠かせません。

ここでは、デザインにもこだわったおしゃれガーゼ布団カバーを5つ紹介します。

1.Simple&Opulence「2重ガーゼ 掛け布団カバー フリル付き」

添加物が一切使われていない！

糊などの添加物を一切使わず、100%コットン生地から作られた布団カバーなので、赤ちゃんや敏感肌の人にもおすすめ。素材も加工もすべて日本製です。

吸水速乾性もあるため、夏でも汗が気にならず寝苦しくなりません。また、静電気も起きずホコリも立たないため快適に使用できるという点も嬉しいポイント。

また、フリルがついたデザインがガーリーでとても可愛らしい雰囲気です。枕も同じデザインで合わせると統一感が出るのでおすすめです。

頻繁に洗濯しても破れない強度で、洗うたびにふわふわ質感に変化。一年中使えるので洗い替えに何枚も欲しくなるガーゼ布団カバーです。

2.西川「ｍｅｅ掛けふとんカバー」

洋服のように選ぶガーゼ布団カバー

ファッションを楽しむように柄を選ぶことができるガーゼ布団カバー。さまざまな花柄がお部屋を華やかな雰囲気に仕上げます。

素材は肌に優しいコットン100％。日本製なので安心です。表面はピケ織になっているので、ふんわり柔らかで肌触りがよいのが特徴。抗菌防臭加工がされているので汗のにおいも気になりません。

また、綿の縮みを抑える「防縮加工」が施されているので、洗濯機で洗っても縮まず傷みにくくなっています。

3.エムール「和晒し綿100％掛け布団カバー 」

和風の色合いがおしゃれ！

エムールオリジナルの和晒しガーゼ布団カバー。色はホワイト、抹茶、ラベンダー、ほうじ茶の4色。そのネーミング通り、和風の雰囲気たっぷりの色合いがとてもおしゃれです。

日本にも数台しかないといわれている和晒し釜で4日間かけて作ったガーゼは不純物が極限まで取り除かれ、ソフトな風合いを実現しています。

軽量なので羽根布団など軽さがメリットの布団に使用する際にもおすすめの商品。通気性や保湿性にも優れているので、一年中快適に使用することができます。

4.こだわり安眠館「掛け布団カバー シングルロング 150×210cm 2重ガーゼ 花柄」

カラフルでかわいい！

天然コットン100％で作られた優しい肌触りの2重ガーゼ布団カバー。目を荒くして織ってあるため、通気性が良く湿気をこもらせません。

カラーはピンク、サックス、グリーンの3色展開。それぞれのベース色にさらに数色が足されているのでポップで明るい雰囲気を演出できます。

ガーゼが2重構造のため強度も高い商品。夏は涼しく冬はあたたかいため、一年を通して使用することができます。

5.メリーナイト「ガーゼ 毛布カバー マーブル」

優しいエスニック柄がおしゃれ！

綿100％のガーゼで作られた毛布用カバー。毛布の肌触りが苦手という人や、肌に刺激を感じる人におすすめです。

寝ている間は冬でも意外と汗をかくものですが、このカバーは吸水性がよいため気になりません。また、毛布を洗うのは大変ですがカバーなら気軽に洗濯をすることができるため、寝具の清潔さを手軽に保ちたい人にぴったり。

エスニック色が強くなりがちなペイズリー柄ですが、色合いは優しいサックスを合わせているので、とてもおしゃれです。

かわいい！出産祝いにもおすすめのベビー用ガーゼ布団カバー2選

ガーゼは肌に優しいので、赤ちゃんの寝具にも多く使用されています。ガーゼ布団カバーといえばシンプルなものが主流ですが、赤ちゃん用で使うならかわいいキャラクターがプリントされているものがおすすめ。

それでは、早速大人気のキャラクター柄2種類を紹介します。

1.西川「スヌーピー肌掛けふとんカバー」

落ち着いた色合いのスヌーピー柄！

みんな大好きスヌーピー柄。キャラクター柄はにぎやかな雰囲気になりすぎてしまう場合がありますが、この「スヌーピーかけ布団カバー」は、押さえた色合いで柄が入っている部分も少ないので赤ちゃんの気分も刺激しません。

西川の日本製なので品質は保証されています。素材は綿100％でふんわり柔らかい風合い。しっかりとした縫製なので、何度洗っても大丈夫です！

赤ちゃんが嫌がるヒヤッとするような質感の布団にも、このガーゼ布団カバーをかけることで問題は解決されます。

プレゼントの際は洗い替え用との2枚セットにするのがおすすめです。

2.アン・ドゥ・ドゥ「Disney ベビー掛布団カバー」

パステルカラーのミッキー柄！

永遠のアイドルミッキーマウスが文字の陰に所々隠れているデザインです。極薄いトーンのパステルカラーなので、赤ちゃんの安眠も妨害しません。

縫製、裁断、検品すべてを一貫して日本の自社工場で行い、プリントも国内で行なっているので安心安全。また、サイドにファスナーがついているのでカバーを変えるのもスムーズです。

シングルガーゼなので赤ちゃんの体に負担をかけない軽さ。洗濯後の乾きも早いのでいつでも気軽に洗濯できます。

ガーゼ布団カバーを購入時の気になる疑問・質問

ガーゼカバーを購入する前や後にはさまざまな疑問が出てくるものです。ここでは、その中でもよくある質問に回答します。

Q1：ガーゼ布団カバーに毛玉ができるのはどうしてですか？

ガーゼ布団カバーに毛玉ができるのは、毛羽立った繊維同士が摩擦によってからまり合うからです。そのからまった繊維がある程度の大きさになったものが毛玉です。

ポリエステル、レーヨン、リヨセルなどの化学繊維が混合されたガーゼ生地は毛玉が出来やすい性質があるため、毛玉が気になる人は、「天然素材100％」のガーゼを購入することをおすすめします。

また、別の原因としてはパジャマの素材があげられます。ガーゼ布団カバーが天然素材100％だったとしても、パジャマが化学繊維で作られているとシーツとパジャマが摩擦を起こした時に、毛玉が出来てしまうこともあります。

さらに、洗濯時に化学繊維で作られた服などと一緒に洗濯することも、同じような理由で毛玉ができるためなるべく避けた方がよいでしょう。洗濯ネットを使用すると解決することも。

出来てしまった毛玉は除去することでまた快適に布団カバーを使用することができます。一番おすすめな方法は、「毛玉クリーナー」を使用すること。

表面の毛玉を簡単にカットすることができ、楽です。軽くすべらせるだけで表面がツルツルに戻ります。

まとめ

ガーゼ布団カバーは、布団や毛布が汚れないようにするのと同時に肌触りも良くしてくれるもの。肌触りが柔らかいため、肌が弱い人や赤ちゃんでも気持ちよく使用することができます。

シンプルなものからキャラクターものまでさまざまなデザインが揃っているため、好みに合うカバーを見つけることも難しくないでしょう。

夏には涼しく冬には暖かいガーゼ布団カバーで、一年中快適な睡眠を取りましょう！