カッティングボードに料理を盛り付けてダイニングを華やかに彩りましょう。最近ではSNSに豪華な料理の写真がアップされていているのをよく見かけます。パンやケーキなど...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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カッティングボードに料理を盛り付けてダイニングを華やかに彩りましょう。
最近ではSNSに豪華な料理の写真がアップされていているのをよく見かけます。
パンやケーキなどの焼き菓子を切って並べるのもおしゃれです。
カッティングボードを購入して自分でも挑戦してみようと思っている人も多いはずです。
でも、いざ欲しいとなってみると、どんなものを選んだら良いのか分からないのではないでしょうか。
そこで、素材や好みに合わせた、硬さ・木材の種類・サイズ・デザインに着目したおすすめな選び方を紹介します。
ポイントを把握して、自分好みのカッティングボードを見つけましょう。
ママアイテム編集部
パーティなどのおもてなしにも活躍してくれるカッティングボードは、華やかにダイニングを彩ってくれる素敵アイテムです。
食材を切ったり料理を並べたりと、マルチな才能を発揮するカッティングボードのおすすめな選び方を4つ紹介します。
カッティングボードで食材を切る時はパンやケーキなどの焼き菓子が多く、主にブレッドナイフを利用します。ギザギザの刃でカットするので、傷つきにくい硬めの木材を使用したほうが良いでしょう。
サクラがよく利用されていますがナラやメープル、オークも傷つきにくくて重宝されています。
また、果物やハム・チーズを切るときはフルーツナイフやペティナイフを使うので、やわらかくてナイフにも優しいいちょうがおすすめです。通常のまな板にもいちょうが多く使われています。
種類によって木目や色が違う木材は、それぞれにさまざまな風合いが楽しめます。どの木材を選ぶか、特徴を捉えて考えて見ましょう。
最近の木製食器によく見られる『アカシア』。ウォールナットのようなカラーで、ダークブラウンの深みある高級感は肉料理やオードブルを引き立てます。
同じアカシアでも原産国によって木目がまったく違うので、何個持っていても飽きを感じさせません。
軽くて加工しやすいので、DIYでカッティングボードを製作する時にも便利です。軽くて柔らかいので、ブレッドナイフなどで傷つきやすいのが難点ですが、メンテナンスをしっかりすれば長く使えます。
明るいナチュラルウッドの色合いで、パンやケーキなどの焼き菓子を盛り付けるのに向いている素材です。
明るい色合いならがも、ラバーよりは少し暗めの木材です。こちらもパンやケーキの盛り付けに向いています。カナッペのような小さくて色彩豊かなオードブルにもぴったりです。
木によって、木目の持つ味の違いが楽しめる木材です。密度の高い硬くて丈夫な素材なので、ブレッドナイフにも合っています。
色合いも、明るくもなく暗くもなくどのような食材にも適していて、マルチに活躍してくれるでしょう。
カッティングボードには大小さまざまな大きさがあります。デイリー使い・ホームパーティ・ちょっとした来客時のおもてなしなど、シーンによって料理や食材の量も変わってきますよね。
パーティをするなら大きめサイズのものを選びましょう。普段使いや来客へのお茶菓子などにはスタンダードなサイズを選ぶのが理想です。目的別にサイズを考えてみてください。
料理を盛り付ける量によってサイズを変えられるように、何種類か購入しておくのも良いですね。
これまで木材の種類や大きさの話はしましたが、カッティングボードの特徴といえば『多様なデザイン』です。
丸型・楕円・四角・取っ手付き・丸太・台形・ダイヤなど、本当に多くの形があります。木を切って加工するだけなので、作ろうと思えばその形は無限大です。
これなら、使い勝手の良い形や自分の好きなデザインのものを選べます。選択の幅が広いからこそ、自分の理想のアイテムを見つけることができるでしょう。
また、手軽に製作できるので自分好みのデザインで作ってみるのも良いですね。最近ではホームセンターなどのワークショップも人気です。
100円ショップでも手軽に手に入るカッティングボードですが、せっかくなら良質の木を使ったハイクオリティなアイテムを使いたいものです。
そこで、おしゃれなデザインと高品質のカッティングボードを取り揃えているおすすめの2社を紹介します。
おしゃれでスタイリッシュな北欧テイストのキッチンアイテムを展開しているブランドです。
見た目はもちろん、機能性を兼ねそろえたアイテムが豊富で使い勝手も抜群。カッティングボードのデザインや種類もバラエティに富んでいます。
良質なインテリアアイテムを扱う大手の貿易会社です。輸入家具や雑貨を幅広く取り扱っていて、全てにおいて高品質なアイテムがラインナップされています。
カッティングボードも素材やデザインの品質にこだわった良質なものを多数販売しているので選択の幅が広がりますね。
今回の比較ポイントは全部で4つ。料理の盛り付けには欠かせないサイズ・扱いやすい重さ・色や木目に関わってくる素材・使い勝手の変わる取っ手の有無を中心に、商品を紹介します。
*サイズ
*重量
*素材
*取っ手の有無
軽くて丈夫で使いやすいのは大前提。デイリー使いできる大きさで扱いやすいちょうど良いサイズのアイテムをセレクトしました。使い勝手の良さは申し分ありません。
*サイズ:W188mm×D350mm×H20mm
*重量:約412g
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:○
パンやサンドイッチを盛り付けるのにちょうど良いサイズのカッティングボードは、慌ただしい朝の時間を優雅で華やかな雰囲気にしてくれます。
アカシアの深みのあるダークブラウンは盛り付けた食材を引き立ててくれます。硬くて丈夫なのでナイフの刃とも相性が良いです。
金属製の輪になった取っ手が付いているので、持ち上げる時に引っ掛けるだけで簡単に持つことができます。
ミニサイズなので、ひとりずつワンプレートで盛り付けるとベスト。プレート部分はくぼんでいるので小さなお皿も置け、盛り付けの幅も広がります。ちょっとしたサラダをプラスすると見た目にも鮮やかです。
両面使いができるので、平らに盛り付けたい場合は段差のない裏面が使用できます。シーンや料理に合わせて使える使い勝手の良いアイテムです。
オードブルやパンだけでなく、ひとりの食事も華やかにしてくれるカッティングボードは本当に優秀です。
カフェのようなワンプレートのカフェ飯をひとりで楽しみたい時や、自宅でワンプレート女子会などにも使えるアイテムを紹介します。
*サイズ:W400×D300×H20
*重量:542g
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:○
料理が盛り付けしやすく、見た目にもキレイな丸いプレートのカッティングボードです。「モーニングトレイ」と言う商品名だけあって、朝食を盛るのにちょうど良いサイズ設計になっています。
パン派・パンケーキ派・白米派など、和洋どちらにも合うデザインです。朝食の食器がこれ一枚で済み、片付けも楽になります。
もちろん朝食だけでなくライチやディナーにもマルチに使え、シーンを選びません。両面使用可能なので、食材を切る時は裏側の段差がない方を使うと良いでしょう。
丸型のプレートは少しユニークすぎるので、おもてなしには向いていません。来客時のお茶菓子として、ケーキを切り分けたり焼き菓子を出したりする時は使わないほうが良いでしょう。
しっかりと握れるタイプの取っ手付きなので、運ぶ時も楽ですね。
*サイズ:W210×D110×H7
*重量:135g
*素材:オリーブ
*取っ手の有無:○
ひとつひとつ表情の違う独特な木目のオリーブは、味わいのあるデザインに仕上がっています。シンプルな木目とは違った風合いがポイントです。
かなりのミニサイズなのでパンやサンドイッチなどの軽食を楽しむのに向いています。朝あまり食べない人にもおすすめしたいサイズです。
丸くて太めの取っ手にはレザー紐がついていて、吊るして保管できます。インテリアとして見せるのも良いですね。
硬くて丈夫な素材なのでナイフの刃にも強く、お互いを痛めにくいとされています。
*サイズ:W400×D220×H20
*重量:700g
*素材:天然木
*取っ手の有無:○
カプチーノサイズのカップホルダー(溝)が付いているので、ちょっとしたスープやコーヒーなども一緒に乗せられます。
これがあるだけで雰囲気ががらりと変わり、見た目にも楽しくなるでしょう。ダークブラウンの色合いがシックな印象にしてくれます。
ワンプレートモーニングやランチにぴったりで、ちょうどひとり分が盛り付けられるサイズです。
ホームパーティをするなら、あるだけで雰囲気が華やかになるカッティングボードは欠かせません。
盛り付け方法や料理もさまざまですが、パーティで使うなら大きくておしゃれなデザインのものを選びたいはず。
見た目も華やかでパーティシーンにぴったりなおすすめのカッティングボードを3つピックアップしました。
*サイズ:W300×D200×H20
*重量:551g
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:×
オーバル型の丸いフォルムとアカシアの雰囲気で温かみが感じられる風合いに。フルーツやタルトケーキなど、カラフルなカラーが映えるデザインです。
パーティシーンでは生ハムメロンやサラミ・チーズなどを盛り付けたり、ミニタルトやカナッペなどの一口サイズの料理を並べるのにも向いています。
熱伝導しにくい木製品は、素材の冷たさ・温かさを奪いません。耐久性もあり硬い素材のアカシアでできています。
*サイズ:W355×D152×H20
*重量:-
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:○
大きめでパーティシーンにもぴったりなサイズになっています。デイリー使いもでき、ダイニングを彩るのに一役買ってくれますね。
長方形なのでパウンドケーキやロールケーキなど、長い焼き菓子を切り分けるのに向いています。来客時のお茶菓子を出す時にも合うでしょう。
生ハム・チーズ・クリーム・バターとクラッカーを設置してセルフサンドを作ってもらうのも良いですね。ワインに合う大人なおつまみを盛り付けるのもエレガントです。
ラッカー塗装が施されているので、天然のままの風合いを楽しみたかったり安全面が気になったりということであれば、ヤスリがけして表面の塗装をはがしてしまうのも手です。
*サイズ:W400×D300×H20
*重量:450g
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:○
来客を招いて手作りピザを並べてピザパーティ!というときに便利なピザ専用カッティングボードです。
熱を逃がさない木製なので、出来立てほやほやのピザも普通のお皿に盛るより冷めにくくなっています。
ピザボードとは言うものの、ピザだけでなく別の料理を並べても問題ありません。裏面は段差がないので普通のカッティングボードとしても使えます。
パーティシーンでは、バーニャカウダーや一口オードブルなどを盛り付けてもおしゃれです。手で掴みやすい食材を乗せると良いですよ。
来客時に喜ばれること間違いなしの、おしゃれでちょっと変わったデザインのアイテムを3つ選びました。
カッティングボードが木目だけだと思っていたら、時代に取り残されてしまいますよ。
*サイズ:H250mm×D250mm
*重量:399g
*素材:-
*取っ手の有無:×
明るいナチュラルカラーの木を使ったキュートなアップル型です。フルーツを盛りつけるとよりかわいくなります。
葉っぱをイメージした木のストラップが付いていて、そのデザインはりんごそのもの。
ミニサイズなので、子どものおやつタイムや大人の優雅なティータイムにぴったりです。ブラウニーやクッキー、ぶどうやいちごなどを付け加えて盛り付けると、ティータイムの質が上がること間違いなしです。
*サイズ:H390mm×D247mm×H38mm
*重量:1,065g
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:×
木目タイル調がおしゃれでスタイリッシュなデザインになっています。片面仕様で底面にはポリ塩化ビニルの滑り止め脚がついているので、しっかりと安定感のある作りです。
重さも1,065gとかなり重いので、ずっしりとした重厚感のあるアイテムです。品質もよく、高級志向の人に向いています。
サイズも大きいので、パーティシーンにもピッタリです。大型のハムや鶏の丸焼きなどを切り分けるのに使うと見た目にもとても映えるでしょう。
肉系の食材に向いているカッティングボードです。
*サイズ:H30mm×D17mm
*重量:-
*素材:天然アカシア材
*取っ手の有無:×
なんともいえないアニマルデザインが人気のリサラーソンのデザインです。レッド・ブルー・ブラック・グリーン・ピンクの5色バリエーションで、好きなカラーが選べます。
かなりポップなデザインなので、来客にこのカッティングボードでおもてなしをすれば驚かれること間違いなしです。
デザインとしてはカラーが強いので、料理の盛り付けよりはカットする目的に使った方が良いかもしれません。
ロールケーキなどの白系の色合いが薄いものならデザインの雰囲気とも合います。フック掛けできる穴がついているので、インテリアのアクセントとしても使えますね。
ここまで読んだ人なら、購入時の選び方はもうマスターしているはず。後は、実際に選んで購入するだけです。その前に、購入時に知っておきたいちょっとした疑問が届いています!
国際的な観点から言うと同じです。まな板のことを英語で「Cutting board」と言います。ただし、日本での認識は少々違うようです。
同じ木の板が2枚あったとして、片方をキッチンで肉・魚・野菜を調理するとしましょう。そうするとこちらの木の板はまな板になります。
もう一枚の方をテーブルでケーキやパンを切るのに使ったり、料理を盛り付けるお皿代わりに使ったとしましょう。そうするとこちらの木の板はカッティングボードになります。
まったく同じ物ですが日本人の認識の中だけで言うと、用途によって名称が異なります。ただし、これはあくまでも一例です。
まな板とカッティングボードは、用途に応じて使われる木材の種類も違うことの方が多いのですが、好みの問題なので本質的には変わりありません。
お手入れで一番簡単なのは、植物性油を使用する方法です。オリーブオイルやグレープシードオイルなどをカッティングボード全体に塗布します。
その後、乾かしてからやわらかい布で全体を乾拭きしてください。そうすることでメンテナンスが手軽に行えます。
もし包丁跡などが気になるなら、ヤスリがけをしてボードをキレイな状態にしてからオイルを塗布してください。オイル以外だと蜜蝋でもメンテナンスできます。
デイリーアイテムとしてや、お客さんをおもてなしする時など、シーンに応じて大活躍してくれるカッティングボードは、あるだけでおしゃれに見えます。
「家の食卓にはこんなのがあっても合わないから……」と諦めないでください。密かにブームとなってる今がチャンスです。
最近では販売しているショップも多いので、手軽に手に入れることができます。ネットショップでもいろんな種類のものをよく目にするので、まずはネットで調べてみてください。
今回紹介したおすすめの選び方に当てはめていけば、簡単に自分の求めているカッティングボードに出会えますよ。