今回はボールペンのおすすめを10個ピックアップしてみました。筆記具に詳しい専門家にお話を伺い、数あるボールペンの中でも特に書きやすいものや機能性の高いものを教え...
今回はボールペンのおすすめを10個ピックアップしてみました。筆記具に詳しい専門家にお話を伺い、数あるボールペンの中でも特に書きやすいものや機能性の高いものを教えていただきました。書きやすいものを使えば、字もキレイに書けるんだそうです。
ママアイテム編集部
パソコンやスマートフォンが復旧している現代では、字を書く機会が減っているのが現状です。とは言え、正式文書のサインや手紙など、手書きで字を書くシーンはまだまだあり、その際にはボールペンが多く使われています。
そして、ボールペンを選ぶ際の基準というのも使う人ごとに違ってくるでしょう。そこで、文房具の専門家も重視している「ボールペンの選び方」をまとめてみました。
普段使いやビジネスシーンなど、ボールペンはさまざまなシーンで使われているもの。特にビジネスシーンでは最も使用頻度の高い筆記用具だと言えるでしょう。毎日使うものなので、プレゼントとしてボールペンを贈る人も少なくありません。
もちろん、書きやすさや機能性も重要なポイントにはなりますが、大切な打ち合わせや商談の場であまりにも安っぽいボールペンを使っていると、相手はあまり良い印象を持たないことが多いそう。
ですので、ボールペンを選ぶ際にはある程度デザインを考慮するのがおすすめなのです。
ビジネスシーンで使うのであればシンプルで安っぽくないデザインが良いですし、普段使いとして選ぶのであれば自分の好きなキャラクターや、ちょっとユニークなデザインのものを選んでも良いでしょう。また、プレゼントであれば相手の好みのデザインや、飽きのこない上品なものだと大抵喜んでもらえるものです。
このように、使うシーンや自分の好みを考慮してデザインを選ぶと、使用するほど愛着が持てて長く使えるでしょうし、ボールペンを使うことでさりげなく個性をアピールすることもできるでしょう。
ボールペンを選ぶ際に大きなポイントとなるのが「書き心地」ではないでしょうか。ここで言う書き心地というのは、いかにペンの進みがスムーズであるかということ。同じボールペンでも種類やメーカーによってペンの進み具合は全く違ってきます。
書き心地のなめらかさというのはインクの種類や粘度に影響することが多いと言われていて、インクの粘度が低いほど進みが良いとされています。ただ、インクの種類や粘度によってメリットもあればデメリットもあり、粘度が低ければ良いという問題でもありません。
そこで、インクの種類と粘度の特徴をまとめてみましたので、自分の用途や使うシーンに合わせてインクを選んでみましょう。
着色剤を油に溶かした油性塗料を使用したインクのこと。
一般的によく使われているのが油性インクで、にじみにくく裏写りがしないのが特徴です。また、耐水性に優れているので文字を書いた用紙が水に濡れてもにじまず、しっかりと書くことができます。
通常、文字を書いた用紙を長期間保存しておくと、インクが薄くなったり、書いた文字が消えてしまうということがあるのですが、油性インクは耐光性も高いため長期間たっても褪せにくいのです。ですので、正式文書や契約書といった重要書類は油性ボールペンを使うのが一般的。
デメリットとしては、インクの粘度が高いので文字を書くときにどうしても重さを感じるということと、粘度が高い故にペン先のボールが回転するほどペン先部分にインクが溜まりやすく、それが用紙に付いて「ボテ」が発生しやすいということです。
また、色の発色が良くないのでイラスト作成には向かないでしょう。
着色剤を水に溶かした「水性顔料」や「水性塗料」を使用したインクです。この2つの大きな違いは着色剤が完全にインクに溶けているかどうかで、両方ともよく使われているインクとなります。
*水性顔料:着色剤がインクに溶けていない
*水性塗料:着色剤が完全にインクに溶けている
水性インクは水を使っているということから粘度が低く、書き心地が非常になめらか。発色も良いのでカラーバリエーションが非常に豊富です。また、文字を書いていてもペン先にインクが溜まることがないのでボテがありません。
しかし、残念なことに耐水性が悪いため水に濡れるとすぐににじみ、インクが用紙に染み込みやすいので裏写りしやすくなります。また、水性ペンで書いた書物を長期間保存すると、耐光性の弱さから色褪せします。
着色剤を水に溶かした水性顔料を使用したインクのことを言います。
ゲルインクは油性インクと水性インクの良いとこどりをしたもので、粘度が低く書き心地がなめらかでありながら水に強いというのが特徴。書物を長期間保管しても色褪せず、ボテもなければ裏写りもしないという画期的なインクなのです。
しかし、ゲルインクにもデメリットはあって、他のインクに比べてインクの減りが非常に早いということ。「同じボールペンを長時間使用し過ぎて3日でインクがなくなってしまった」という人もいるくらいなので、肝心な時に字を書くことができなかったり、インク代がかかってコスパも良くないと言えるでしょう。
油性インク | 水性インク | ゲルインク | |
---|---|---|---|
粘度 | 高い | 低い | 低~中 |
書き心地 | 重い | なめらか | なめらか |
耐水性 | あり | 塗料:なし 顔料:あり | あり |
にじみ | にじまない | にじみやすい | にじみやすい |
ボテ | あり | なし | なし |
コンビニやスーパーで購入したボールペンでも書きやすいものはあるでしょう。しかし、安いボールペンはほとんどがプラスチック製となるため強度が弱いという欠点があります。
落としたり踏んだりすれば壊れる可能性が高いですし、長く使っているとどうしても傷がついてしまい、キレイには見えないでしょう。
そこで選択肢に入れてほしいのが「高級ボールペン」です。高級とは言っても安いものでは1本1,000円程で購入でき、素材に金属や樹脂を使用しているため強度が高くなります。また、傷もつきにくいので長く使っても美しさが維持できるでしょう。
さらに、安いボールペンと大きく違うのは見た目だけではありません。金属や樹脂を使用していることもあり、それなりの重さがあるのです。これによって重心を取りながら字を書くことができるので書きやすさがアップします。
女性用では上品なデザインやかわいらしいデザイン、また、女性の手の大きさに合わせた太さで設計されていたりするので、自分に合ったものを選べば一生モノのボールペンにすることができるのです。
学生は授業の際にノートをとったり、自宅で勉強をするなど、何かと字を書くことが多いもの。そして比較的長い時間字を書き続けています。ですので、いかに疲れないかが大きなポイントとなります。
手を疲れにくくするには固いものよりも手になじむものがおすすめで、自分の手にしっかり合ったボールペンを使う必要があります。そこで、長時間使用してもペンダコができにくく、疲れないボールペンの特徴をまとめてみました。
《長時間使用に向いているボールペンの特徴》
*グリップ部分が柔らかいゲル素材、シリコン素材になっている
*それなりの太さがあるもの
*グリップ部分が曲線になっている
*人間工学に基づいて設計されている
*握ったときに滑らない
*ボールペン本体が重すぎない
人間工学に基づいて「疲れないボールペン」をつくると、必ずと言って良いほど太めのボールペンになるんだそう。これには、細いボールペンの方が握るときに力が入り手が疲れやすいという理由があって、「自分の手に合った程よい太さ」というのが理想とされています。
また、ボールペンを握る強さというのも人それぞれなので、グリップ部分はどんな力も優しく吸収してくれる柔らかい素材のものがおすすめ。柔らかければ自分の手にフィットさせることもでき、長時間使ってもペンダコができにくいんだそうです。
ボールペンはペン先の出し方にも種類があります。最も使われているタイプはボールペンのお尻を親指でカチカチ押すノック式で、ワンタッチでペン先の出し入れができて便利です。ほかにも、ボールペンの先端部分を回してペン先を出すツイスト式や、キャップを付けはずしして使うキャップ式があります。
高級ボールペンではツイスト式が多く見られますが、ペン先の出し方も自分の使いやすいものを選ぶのがベスト。ボールペンを片手で使いたいのであればノック式が良いですし、カチカチ音を出したくないという人はツイスト式、また、ペン先が誤って出ないようにしたいのであればキャップ式が良いでしょう。
ボールペンといえども字を書くためだけの道具ではないのです。現代ではさまざまなデザインのボールペンが販売されていて、字を書くのはもちろん、ファッションやインテリア用として購入する人も少なくありません。
ビジネスマンの中には「スーツに合わせるためのボールペン」を携帯している人もいて、字を書く用とは別にデザイン性の高いボールペンを購入し、常にスーツのポケットに刺しておくという、ファッションアイテムという使い方もあります。
また、ボールペンが木製でできていたり、動物の形をしていたりするとおしゃれなインテリアとして使うこともできるでしょう。
他にも、書くことに特化した機能としては1本で数種類の色が使えるものやシャーペンが内蔵されているもの、スマートフォンやタブレット操作ができるタッチペンが付いているもの、消しゴムや修正テープが付いたものなどもあって、多機能化されたボールペンもたくさん販売されています。
このように、ボールペンの選び方は用途によっても変わってくるので、自分がどのようにボールペンを使いたいのかというのを明確にしてみましょう。
コンビニやスーパーで販売されているボールペンから高級ボールペンまで、ボールペンの価格帯は非常に幅広いと言っても過言ではありません。ですので、実際にボールペンを購入しようとしたときに、一体どのくらいを予算と考えればよいのかわからなくなるでしょう。
そこで、ボールペンの価格帯を「最安値価格帯」「売れ筋価格帯」「高級価格帯」の3つに分けて、それぞれの特徴をまとめてみました。
こういった価格帯を知っておくだけでも、自分用、プレゼント用としてボールペンを購入する際に予算がたてられますよので、こちらもぜひ参考にしてみてください
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 70円~100円 | 100円~500円 | 1,000円以上 |
特徴 | 細めのボディが多く、見た目も安っぽさが感じられる | プラスチック製が多い。デザインや疲れない工夫がされている | 金属製、樹脂製で耐久性に優れ、一生モノにできるデザインが多い |
最安値価格のボールペンは長時間使用すると疲れやすくプラスチック製のものが多かったのに対して、売れ筋価格帯では疲れにくい加工が、高級価格帯では一生使える耐久性がプラスされていきます。
そう考えると高級ボールペンを1本持っていれば他のボールペンを買う必要がなくなるのですが、価格の安いボールペンには気軽に使えてメンテナンスがいらないというメリットもあるので、何本かをうまく使い分けるというのが良いかもしれません。
数多くの種類があるボールペンですが、やはりその中でも名の知れたメーカーやブランドというものがあります。昔から馴染みのある会社だったり、画期的な技術を開発した会社など、名前を聞くとすぐにボールペンがイメージできるメーカーもあるでしょう。
鉛筆やシャーペンをはじめとした文房具全般を製造しているメーカーです。1958年に高級鉛筆となる「uni」が発売され、現在ではこのuniを企業のブランドマークとして使用しています。
代表的なボールペンには「パワータンク」「ジェットストリーム」「シグノ」などがあり、ジェットストリームは年間1億本が販売されているという人気商品なのです。
ゼブラも高い国内シェアを持つ日本の文具メーカー。団結力のあるシマウマにちなんで、社員も団結しようという想いからこの名が付いたそうです。
1897年に石川ペン先製作所として発足し、1963年に現代のゼブラへ改名、その後「マッキー」や「シャーボ」「クリップ・オン・マルチ」などのヒット商品を発売しています。
筆記具や手帳を中心としたステーショナリー事業を手がけるメーカーです。また、万年筆の製造にも力を入れていて、受注生産から一般廉価格までを幅広く扱っているんだそう。また、関連事業としてペン習字の通信講座なども行なっています。
ヒット商品には「ドクタークリップ」や「スーパーグリップ」、「フリクションボール」などがあり、フリクションボールは「消せるボールペン」として累計10億本を突破するほどのヒット商品になっています。
*デザイン
*書き心地
*ペン先
*機能性
*ペンの素材
*インクの種類
用途やシーンによってなかなか1本には絞れないボールペンですが、専門家が絶賛しているボールペンが1本だけありました。そのボールペンは他のどの製品よりも使いやすさが考慮されていて、いつもより字がキレイに書けるとして人気があるものなんだそう。
今回紹介するボールペンの中でもイチバンのおすすめということなので、一体どんなボールペンなのか見てみましょう。
パイロット社が新しい分野として確立した「疲れない文房具」がこのドクターグリップシリーズ。通常のボールペンは、字を書くときにしっかりと固定する必要があるのでどうしても握る力が入り過ぎてしまい、首や肩にまで負担をかけていることが多いのです。
しかしこのドクターグリップシリーズは、東海大学教養学部の吉田教授が開発に携わっており、筆記時の往復回転運動が簡単にできるように設計されています。これによって、少ない力でもしっかりと字を書くことができるのです。
また、筆記時に安定性を持たせるために重心付近へ重量を集中させていて、他のボールペンにはない絶妙な安定感を実感できるでしょう。特に力の入りやすいグリップ部分はシリコンラバーを二重構造にしているので、適度な柔らかさを感じながらもしっかりと手にフィットしてくれます。
さらに、インクに低粘度のアクロインキを使用することで、サラサラとなめらかな書き心地を実現しているのです。ドクターグリップシリーズが誕生してから20年以上が経過している現在でも多くの人に支持されているボールペンなだけあって、その実力も確かなものだと言えるでしょう。
普段使い用として選ぶのであれば、気軽に使えて、尚且つ使いやすいというボールペンが良いでしょう。使いやすさというのは人によって感じ方が違いますが、ほとんどはインクの粘度によって決まり、その他が持ちやすさやフィット感といった感覚となります。
価格の安いボールペンでも使いやすさがしっかりと考慮されているものが多いので、その中から特におすすめなボールペンをピックアップしてみました。
世界初となる超低摩擦インクを搭載した、ボールペンの概念を覆す書き心地が特徴のボールペンです。とにかく筆記がなめらかで力を入れなくてしっかりと書くことができます。また、筆記速度が早くても字がかすまないのも嬉しいポイントでしょう。
インクには新しい着色材と顔料を組み合わせており、従来の2倍ほどの濃さがあります。それでいて速乾性を持ち合わせているので、字を書いてるときに起こる文字のにじみや手の汚れといったストレスを軽減することができるのです。
また、油性インクでありがちなのが用紙にインクのかたまりが着いてしまうボテですが、こちらはペン先の構造にもこだわっていて、低粘度インクがペン先から漏れないようにスプリングチップが搭載されています。さらにツインボール構造の搭載によりインクが逆流することもありません。
耐水性と耐光性に優れたゲルインクを使用したボールペン。そのため、時間が経ってもインクが色褪せたりにじむことがなく、鮮やかな文字を書き残すことができます。さらに、もっとなめらかさを出すためにインクの配合を見直していて、0.38mmの極細ペン先でもなめらかな書き心地を実現しているのです。
また、ボールペンのペン先部分にあるチップの先端は角を無くした設計となっていて、ペン先と紙の摩擦抵抗を極限まで軽減しています。インクの工夫とチップ先端の丸みによって、従来とは比べ物にならないほどのなめらかな書き心地が実感できるでしょう。そのため、三菱鉛筆の代表的なゲルボールペンとして知られています。
ボールの太さは「0.28mm」「0.38mm」「0.5mm」の3種類があって、細かい字を書くことが多い人の必需品にもなっているんだそう。ペン先全体にラバーグリップを搭載しているから握りやすく、長時間使用しても手が痛くなりにくいのもおすすめのポイントです。
2007年の発売以来世界中で人気を集めているのがフリクションボールペン。温度変化によって色が消えるという特殊開発されたインクを使用していて、これはメタモインキが原点となっているんだそう。ボールペンに付属しているゴムで書いた文字をこすることで、その摩擦熱によって文字が消えるという仕組みになっています。
ただし、摂氏60度以上の場所に放置するとインクの色が抜けてしまって字が書けなくなったり、逆に摂氏−10度以下になると消したはずの文字が戻ったりする場合があるので、証書類や宛名といった文字が消えると困るものには使用しないようにしましょう。
しかし、おすすめポイントはインクが消えることだけではなく、書き心地がしっかりとなめらかであること。特殊開発されたインクにはゲルインクならではのメリットもしっかり残されているのです。
名前の通りさらさらとしか書き心地が特徴のボールペンです。耐水性・耐候性に優れたゲルインクを使用しているので公式文書にも使うことができます。また、ノートやバッグ、ワイシャツのポケットなどにも携帯しやすいしっかりとしたクリップが付いているので、ボールペンだけ転がって紛失してしまうということがなくなるでしょう。
グリップ部分は握りやすいラバーグリップを搭載しているため、長時間の筆記でも疲れにくく設計されているのです。シンプルな作りと手軽さから、オフィスや家庭でまとめ買いをして常備している人も多いんだそう。
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞している、極細ボールペンの中でも人気の高いボールペンです。
ペン先が0.25mmと非常に細いにも関わらず、文字がかすれることなくなめらかに書き続けることができるので、細かい部分や手帳への書き込み用として非常におすすめです。
また、極細であるがゆえにペン先のボールがうまく回転せず、書けなくなるというトラブルが多いのですが、こちらのボールは3つのくぼみで支える設計になっているため摩擦面積が少なく、ボールが故障することは少ないでしょう。
さらに、インクにバイオポリマーインキを使うことで、どんな小さな文字もにじまずハッキリとした字がかけるのです。
ビジネスシーンや重要なシーンでは使うボールペンにも拘りを持った人が多いと言えます。もちろん、気軽に使える低価格なボールペンを使用する人もいますが、重要なシーンになればなるほどその数は減っていくもの。そして、そういったシーンで活躍してくれるのが高級ボールペンでしょう。
高級ボールペンはどんなシーンで使っても恥ずかしくなく、相手にも良い印象を与えることができるので、社会人なら1本は持っておきたいボールペンです。
高級ボールペンの中でも定番中の定番なのがモンブラン。マイスターシュテュックソリテール クラシックはモンブランの代表となるデザインで、シンプルさと上品さを兼ね備えた非常に高級感のあるボールペンでしょう。
また、さりげないプラチナ加工がまたオシャレ感を引き立てます。太めのボディと適度な重みがしっかりと手に馴染み、安定した書き心地があるとして時代を問わずに人気があります。
ですので、自分用にはもちろん、プレゼント用として購入する人も多く、一生モノとして使うことができるでしょう。カラーバリエーションも豊富なので、自分らしい1本を見つけられると思います。
ドイツに起源を持ち、現在ではスイスに本社を置くペリカン。創業からわずかなデザイン変更しかしていないというこのボールペンは、ペリカンの筆記具の中でも中心的モデルとなっていて、世界中で愛されている高級ボールペンです。
どんなスーツにも、どんなシーンにも合うデザインで、使う人によって雰囲気が違って見えるのが特徴。フレッシュな印象やゴージャスな印象など、さまざまなシーンで使うことができます。
また、機能面も考慮されていて、ボールペンに付属しているクリップはスーツのポケットの生地を傷めないように、丸みを帯びた形状になっています。さらに、慌ただしい職場であってもスムーズにボールペンを使えるよう、ツイストではなく敢えてノック式を採用しているんだそう。
サイズに対しての重量バランスも絶妙で、見た目と使い心地の両方で満足感を得られるボールペンでしょう。
フランス王族も御用達の名門ブランドカルティエの高級ボールペン。どちらかというと女性に人気があり、その理由は何と言ってもエレガントなデザインにあります。
シンプルなボディにカルティエのロゴが散りばめられているのですが、色味を使っていないのでイヤらしさがありません。普段使いはもちろん、ビジネスシーンやフォーマルなシーンでも使うことができます。
ボールペン本体は細身となっているので長時間使用を目的とはしていませんが、ちょっとしたサインや書き物をするときにさりげなく使用することでオシャレ感がアピールされるでしょう。
記念日や大切な人へのプレゼントとしてもピッタリです。
スイスを拠点とする高級筆記具メーカーのカランダッシュ。エクリドールシリーズはカランダッシュの筆記具の定番として世界中で知られており、書きやすさが人気のポイントとなっています。
ボールペンのボディは鉛筆を思わせるような六角形なのが特徴で、非常に手に馴染みやすく長時間の筆記でも疲れにくく設計されているのです。また、ペン先のボールには硬度の高いタングステンカーバイドを使用していて、インクのかすれやダマができにくいのも嬉しいポイントとなっています。
スムーズなノック動作となめらかな書き心地は、まさに普段使い用としてピッタリだと言えるでしょう。デザインもシンプルなので、社会人だけでなく学生の間でも人気がある高級ボールペンなのです。
筆記具の専門家が、普段ボールペンを購入しに来た人たちによく質問されることをまとめてみました。ボールペンを選ぶ際にはこちらもぜひ参考にしてください。
ビジネスシーンで使用するボールペンは高級感があるものがおすすめです。
自分のデスクで使ったり、人に見られる場所でなければ価格の安いボールペンを使っても差し支えないと思いますが、打ち合わせや取引先の人と会うシーンや、目上の方に見られているような場所では、身だしなみと同じように使うものにも気を使うのが一流。
人によっては、相手の身だしなみよりも普段使っている手帳や筆記具をチェックして、その人の仕事に対する姿勢や意気込みを判断しますので、ボールペンひとつで悪い印象を与えかねません。
また、良いものを使っていると自ずとモチベーションも上がるものなので、ビジネスシーンではぜひ高級ボールペンを使うことをおすすめします。
ボールペンの素材はさまざまですが、一般的に使われている価格が安めのボールペンは比較的壊れやすいのが特徴です。使い方にもよりますが、ペン先のボールが回転しなくなたり、インクが固まって出なくなったりというトラブルも多く、その都度買い替えが必要となります。
一方、価格が高めのボールペンは壊れにくい設計になっていることが多く、中のインクを交換すれば比較的長く使うことができるでしょう。
一番長く使えるのはやはり高級ボールペンで、それなりの値段はしますが壊れにくく、万が一壊れても保証が付いているものもあるので、よっぽどのことがない限りお気に入りのボールペンを一生使い続けることができるのです。
気軽に使えるものから一生モノまで、たかがボールペンとはいえ実にたくさんの種類があるのです。こういった細かい道具にまで気を使うことができると、その人の余裕やこだわりというのも伝わって来ます。
現代では価格の安いボールペンでも非常に画期的なものが多く、高級ボールペンに劣らない書き味を実感できたりしますので、まだ自分に合ったボールペンに巡り会えていない人はぜひ今回紹介したボールペンを使ってみてください。
自分の用途や利用シーンによってボールペンの種類をうまく選ぶようにすることで、いつもなんとなくこなしていた作業にもメリハリがつくかもしれません。