マグカップを選ぶなら、性別や用途、デザインによって自分に合うものがおすすめ。たかがマグカップと思うかもしれませんが、同じ飲み物を飲んでいてもカップが違うだけで味...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>マグカップを選ぶなら、性別や用途、デザインによって自分に合うものがおすすめ。たかがマグカップと思うかもしれませんが、同じ飲み物を飲んでいてもカップが違うだけで味は全然違ってくるもの。せっかく飲み物を飲むのであれば、美味しく飲みたいですよね。今回紹介する専門家おすすめの11種類のマグカップは、使い勝手やデザイン、機能性などに優れ、日常に取りいれるだけで毎日のにカフェタイムが素敵なものになるでしょう。男性と女性に分けておすすめをまとめてみましたので、自分好みのマグカップを見つけてくださいね。
エキサイトおすすめアイテム編集部
皆さんはマグカップを選ぶ際には何を重点的に選ぶでしょうか。毎日使うものなので好みのデザインや色といった視覚的な部分を重視する人が多いのかもしれませんが、その他にも味や使い勝手も大きなポイントとなってきます。
自分に合ったマグカップを選ぶためにはまず5つのポイントを押さえましょう。自宅で使うのか、それともオフィスで使うのかによっても選ぶ基準は変わってきますが、これらの5つのポイントをしっかりと押さえれば、どんな人でも失敗しないマグカップ選びができますよ。
マグカップを選ぶ際にまず押さえておきたいのがカップの大きさ。マグカップと一言で言っても大きさはさまざまで、コーヒーショップなどをはじめとする専門店では飲み物によってカップの大きさを使い分けるそう。つまり、飲み物には「いちばん美味しく感じられる大きさ」があるということです。
ですので、自分がマグカップで何を飲むのかを想定しながら大きさを選びましょう。ここで、一般的なマグカップの大きさの種類をまとめてみましたので、自分の用途に合う大きさを見つけてください。
マグカップの中で最も一般的な大きさなのがレギュラーカップです。ドリップコーヒーやサイフォンコーヒーに適した大きさと言われ、縦長なのが特徴。
コーヒーショップや喫茶店などで使われることの多いマグカップで、アメリカンコーヒーやカフェオレなどに使用されるのが一般的です。
他のマグカップに比べて小さめなサイズで、味の濃いエスプレッソを飲む時に使用されるカップ。エスプレッソ特有の泡が消えにくい構造で、一番美味しく飲める大きさです。
レギュラーカップの半分ほどの大きさで、こちらもエスプレッソを飲む時に使われるカップ。他にも深煎りコーヒーや食後のコーヒーに使われることが多く、少ない量のコーヒーを楽しむ時に最適。
飲み口の部分が広めの作りで、取っ手がないのが特徴。カフェオレを飲むためのカップとして使用されますが、専門店以外ではあまり見かけないカップかもしれません。
持ち手の付いた大きめのカップで、いろいろな用途に使えるのが特徴。自宅やオフィスなどで気軽に使うことができ、コーヒーや紅茶以外にもスープや食事に使用することもあります。
マグカップと聞くと陶器のものをイメージする人が多いと思いますが、現代ではマグカップの素材もガラスや磁器、ステンレスなどのさまざまな物が増えてきました。素材によってカップの厚みや重さ、保温性も違ってきますので、使うシーンに合わせて素材を変えるのがおすすめです。
たとえば、和菓子と合わせるのであれば口当たりや雰囲気を考慮して陶器製のカップを選んだり、食事系で使うのであれば保温性のあるホーロー製のカップを選ぶとより飲食を楽しむことができるでしょう。
色というのは人の気分や体調に大きな影響をもたらします。そのため、普段使うマグカップの色も上手に選ぶことで気分をコントロールするのに役立つでしょう。好きな色を選ぶのももちろん良いですが、そのときの精神状態に合わせて使用できるように何色か用意しておくのもおすすめです。
では、それぞれの色にどんなイメージや効果があるのかを見てみましょう。
積極的/元気/気分の高揚/社交的/冷え性対策/異性を引き付けるなど
集中/落ち着き/冷静/無駄な買い物を減らす/誠実/若々しさなど
上手に話をする/仲良くなりたい/考えをまとめる/便秘・消化不良の改善など
リラックス/疲れ・緊張の緩和/目を休める/アイデアを出したい/穏やかな人間関係など
集中力アップ/想像力を高める/感受性を高める/個性的・おしゃれな印象など
肌をきれいに見せる/若い女性/かわいらしい印象/争いの減少
前向き/食欲増進/美味しそうに見せる/良い人間関係など
落ち着いた雰囲気/リラックスなど
清潔感/広さ/気分一新など
引き締まった印象/威厳を持つ/クール・知的/強い意志など
上品・おしゃれな印象/穏やか/控えめなど
このように色が与える影響はさまざまで、短い時間でも視界に入ることで神経を落ち着かせたり気分を明るくすることができるのです。ですので、マグカップを選ぶ際にもこういった色をうまく取り入れてみてはいかがですか?
マグカップには持ち手があるタイプとないタイプがあるのをご存じですか?カフェオレボウルは取っ手がないのが一般的ですが、マグカップにも湯呑のような形をした取っ手のないものがあります。
一般的にマグカップには取っ手が付いているものが多く、取っ手があれば温かいものを飲むときでも熱さを感じずにカップを持つことができます。また、逆に取っ手がない場合はカップを持ったときに熱を感じますので、飲んだときに火傷の予防ができるのです。
普段アイスコーヒーやアイスティーを飲むことが多い人は取っ手があってもなくても問題がありませんが、温かいものを飲むのであれば、好みに合わせて持ち手の有無を選んでみると良いでしょう。
マグカップを選ぶ際には価格帯も大きなポイントとなるでしょう。安いものは100均で購入できますし、高級ブランドのマグカップとなればかなり高額になってくるもの。
そこで、一般的なマグカップの価格帯を「最安値価格帯」「売れ筋価格帯」「高級価格帯」の3種類に分けて、それぞれの特徴についてまとめてみました。おおよその価格帯を知って、賢く買い物をしましょう
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 100円~500円 | 600円~2,000円 | 3,000円以上 |
特徴 | シンプルなもの、キャラクターものが多く、機能性が低い | デザイン性や機能性が高く、いろいろなシーンで使える | デザイン性の高いものや高級ブランドが多い |
最安値価格帯では比較的無地のシンプルなものが多く、どんなシーンにも馴染みやすいマグカップですが、保温性・保冷性といった機能がないので”飲み物を飲むためのカップ”と言えるでしょう。
売れ筋価格帯では機能性、デザイン性がグッと高くなり、持ち手が持ちやすい形のものや保温性のあるステンレス製のものなど種類も豊富になります。そして高級価格帯では一流ブランドが展開しているマグカップや、ハンドメイドのもの、インテリアにもなるようなデザイン性の高いものがほとんど。
優雅な雰囲気でカフェタイムを楽しみたいのであれば、高級価格帯のマグカップを1つ持っていても良いかもしれませんね。
マグカップにも人気のブランドやメーカーがあり、引き出物やプレゼントとしても良く選ばれているものがあります。これらは昔から知られる老舗メーカーだったり、世界中で愛されているブランドで、キッチン雑貨好きなら1つは持っていたいものでしょう。
一流ブランドや陶磁器で名の知れたブランドは数多くありますが、その中でも特におすすめするブランドは以下の3つ。そんなおすすめブランドの特徴をチェックしていきましょう。
ウェッジウッドは1759年にイギリスで創業となった高級陶磁器メーカー。ロイヤルドルトン社と並ぶ世界最大級のメーカーで、高級食器やアクセサリ、タオルなどを展開しています。日本にはウェッジウッドの子会社・フィスカース ジャパンというメーカーもあり、こちらもウェッジウッド同様、上品な色合いと温かみのある柄が特徴です。
ノリタケカンパニーリミテドは愛知県名古屋市に本社・工場を構える世界最大級の高級陶磁器・砥石メーカーです。「ノリタケ」という名は名古屋市の地名に由来した名前で、本社には企業文化施設ノリタケの森が隣接しています。
持っているだけで特別感を感じられる斬新なデザインは贈り物やプレゼントとしても非常に喜ばれ、思わず一式揃えたくなってしまうでしょう。
アラビアはキッチンウェア、テーブルウェア、陶器、衛生陶器に特化したフィンランドの陶器ブランド。フィンランド国内での評価は非常に高く、古い製品は蒐集品(しゅうしゅうひん)として高い価値のあるものとして取り扱われています。
今回自分にピッタリのマグカップを選ぶためのポイントは「色」「素材」「サイズ」の3つ。この3つが自分の好みに合っていれば長く愛用できるものを選びやすくなりますよ。紹介するマグカップの特徴と合わせて参考にしてみてくださいね。
*素材
*色
*サイズ
今回おすすめするマグカップは、名古屋に本社を構えるNoritakeのマグカップ。日本製ならではの細かい装飾や、シンプルなデザインの絶妙なバランスなど、他のマグカップには出せない落ち着いた雰囲気が特徴となっています。
洋食器の王道スタイルとなるデザインが特徴です。白地のところどころに入るプラチナのラインが非常に上品な印象を与えます。持ち手や底部分の細かいところまで装飾が施されており、シンプルなのにしっかりとした存在感があるので、飽きることなく長く使うことができるでしょう。
また、白がメインのマグカップはどんなシーンにも馴染みやすく、日本伝統の金と銀糸を追及したそう。カジュアルからフォーマルまで幅広く使用できるのが魅力で、贈り物としても喜ばれるデザインです。
大きさは320ccということで、コーヒーや紅茶をはじめ、どんなものでも使いやすい大きさとなっていおり、ペアで揃えておけば人が来たときにもおしゃれ感をアピールできるとして評判が高くなっています。
ちょっと気分転換をしたいときや、大切な人とのひとときにぜひ使いたいデザインで、陶器好きなら1つは持っていてほしいアイテムです。
マグカップを選ぶ基準は男女で大きく違うと思いますので、まずは男性におすすめの大きめなマグカップを5つ紹介しましょう。サイズが大きくても重く感じず、スリムなデザインなので使いやすいのが魅力ですよ。
一度で多めの量を飲むこともできるので、自宅はもちろんオフィスや出張でも大活躍してくれるでしょう。また、見た目もシンプルなものが多いのでどんなシーンにも馴染みやすくておすすめです。
名前の通り昼間の明るい時間帯も、夜の落ち着いた明かりの中でも、テーブルを上品に演出してくれるシンプルなマグカップです。カップの底から飲み口に向かって広がっていくなめらかなラインに、ストライプ状の凹凸がスリム感を一層強調しており、実際の大きさよりもコンパクトに見えます。
高級感ある見た目とは裏腹に、電子レンジや食器洗浄機の使用にも対応する高性能。冷めてしまった飲み物の温めや食事にも使用できて非常に使い勝手が良いアイテムです。また、飲み口部分の素材が薄めになっているので、飲み物の口当たりも良いと評判。
満水の容量が約500㏄と、マグカップの中でもトップクラスの大容量。ドリップコーヒーだと約2杯分が入り、とにかく量をたくさん飲みたいという人におすすめです。デザインはホワイト一色のモノトーンとなっており、柄や模様は一切なし。ですので、使う場所やシーンを選ばずに使えます。
モノトーンなので安っぽいイメージを持たれがちですが、実際にカップを触ってみるとなめらかな曲線と美しい形が感じられ、価格以上の価値があると喜ぶ人も多いです。また、本来大容量サイズのカップで飲むカフェラテにもピッタリなので、容量を気にすることなく本格的なカフェラテを堪能できるでしょう。
電子レンジ、オーブン、食器洗浄機での使用も可能なので、耐久性にも優れています。
非常に目を引く鮮やかな色合いを使用したボーダーラインが特徴のマグカップ。国際的な工業デザイナーで知られるアルフレッド・ハベリが飛行機の中で虹を見たときに思いついたアイデアだそう。
少し派手にも感じる大胆なデザインは非常に品があって美しく、モノトーンな部屋も一瞬で明るい雰囲気へと変化します。飲むときの口当たりも良く、何を飲んでも美味しく感じられるという評判がある一方で、熱いものを入れた際にはカップ全体に熱が伝わってしまうため、持つ場所に困ってしまうというデメリットもあるよう。
しかし、そんなデメリットがありながらもその美しさゆえ、不動の人気を誇っているのです。
薄めのカップなので大きくても軽いのが特徴です。容量は600mlとかなりの大容量で、まさにビールのロング缶を飲むためのマグカップと言っても良いかもしれません。もちろんコーヒーや紅茶にも使用できるので、飲み物をたくさん飲む人に高い人気を得ています。
シンプルなデザインなので場所やシーンを選ばず、男女兼用でも使用可能。暑い日にはたくさんの氷と一緒に飲み物を入れれば、何度も注ぎなおさなくても良いのでとっても便利です。これだけ大きいとさまざまな用途に使えるため、1つ持っておくと良いかもしれませんね。
女性が使うマグカップは、小さめでコンパクトなものが好まれる傾向にあります。もちろんたくさん飲み物を飲みたいという女性もいると思いますが、どちらかというと小さなカップで飲み物を楽しみたいという方が多いようです。
そこで、今度は小さめでかわいらしいデザインのマグカップをピックアップしてみました。他にはないユーモアのあるものや、持っているだけで優雅な気分になれるアイテムが多いので、楽しみながらチェックしてくださいね。
まるでマグカップから動物が飛び出しているように見えるデザインが人気のマグカップです。こちらのカップはカラフルなオウムや、柴犬や象、牛などの動物がモチーフになっていて、どれも可愛く個性的。また、他にも種類がたくさんありますので、家族みんなで使えばテーブルの上が賑やかになり、食事も一層楽しくなるかもしれませんね♪
カップの大きさは標準的で、朝食やティータイムの飲み物にはちょうど良い大きさ。しかし、インテリアとしてもおしゃれなデザインなので、ペン立てや植木鉢にして使用している人もいるそうです。テーブルの上に置いてあるだけでもかわいいので、中の良い友人や恋人へプレゼントしても喜んでもらえるでしょう。
ただ、持ち手の使い勝手を考えると少し使いづらく、気を抜いていると落として割ってしまいそうなのも事実。ですので、使い勝手よりもデザイン性を重視したい人におすすめです。
マリメッコは北欧のフィンランド生まれのブランド。こちらのシリーズはブーケをモチーフにしたデザインで、1965年にアニカ・リマラがデザインしてから現在に至るまで長年愛され、ふんわりと柔らかい雰囲気を感じられるマグカップです。
ラテマグスモールは持ち手がないカップなので、コーヒーや紅茶だけでなく湯のみとして使用したり、ヨーグルトやアイスクリームを入れてデザートカップとしても最適。忙しい仕事の合間やちょっと気分転換をしたいときに使えば、小さな花たちが心を落ち着かせてくれるでしょう。
また、小さめでころんとした丸みを帯びた形もかわいらしく、インテリアとして飾れば北欧の自然や街並みがおしゃれ感がアップさせてくれますよ。
くまのがっこうシリーズ「ジャッキーのゆめ」の一部のシーンを抜き出したマグカップで、単色の線画表現が大人っぽいデザインです。くまのがっこうとはバンダイキャラクター研究所が開発したオリジナルキャラクターで、30代の母親と子どもをメインターゲットにした絵本。
こちらのマグカップには、絵本の中でもいちばん人気のキャラクター「ジャッキー」が魔法の杖を使っているシーンが描かれていて、柔らかいイエローが落ち着いた雰囲気を演出します。絵本のキャラクターとはいえ幼くなり過ぎないデザインなので、大人の女性が使うとかわいらしさがより引き立つでしょう。
こちらも電子レンジやオーブン、食器洗浄機に対応しているため、飲み物だけでなくさまざまな用途で使用することができます。
高さのないマグカップで容量も270㏄と使いやすい大きさ。猫がこちらを見上げている表情がなんともかわいらしいマグカップです。猫の斑点模様やカップに使われている色合いも落ち着いているので、大人の女性にぴったりな雰囲気が感じられるでしょう。
比較的幅が広めなため、スープやアイスクリームを入れてトッピングをするのにも最適。朝起きたときや寝る前などにこの猫の顔を見ると、身も心も癒されるかもしれませんね。
マグカップを購入する際に、何に気を付けたらよいのか気になりますよね。マグカップを選ぶ前にしっかりと確認をしておきましょう。
マグカップを購入するときは、カップの形状と厚みに気を付けましょう。カップの形状や厚みは、飲み物の「味」と大きく関係してくるもので、縁が飲み口まで真っすぐなものは飲み物が舌の奥に届きやすくなるため苦みを感じやすくなります。逆に、縁が広がっているタイプは口の中全体に飲み物が広がりやすく、甘味や酸味を感じやすくなるそうです。
また、カップの厚みに関しては薄い方が口当たりが軽くなるので飲みやすく感じますが、厚いタイプではしっかりとコクを味わえるようになります。
このように、カップひとつで味の感じ方が全然違ってきますので、好みの味わいに合わせてカップの形状や厚さを決めるようにしましょう。
また、購入の際には容量をしっかりと確認するのがベスト。特に厚みのあるカップは見た目よりも容量が少ないことが多いので、購入してから「思っていたより小さかった」という失敗が多くなります。購入前には細かい部分までしっかりと確認することが大切です。
マグカップは非常に多種多様で、ビジネスシーンからプライベートまで、実にさまざまなシーンで愛用できるようになってきました。今回紹介した男性向けアイテムはシンプルなものが多くなっていましたが、もちろん女性が使っても十分に雰囲気を楽しめるので、ぜひお気に入りのデザインや大きさを見つけてみてください。
また、カップの厚みや形状によって味の感じ方が変わってきますので、飲み物によってカップをいろいろ変えてみることで、さらにカフェタイムを楽しめるでしょう。ひとつのカップを使いまわすのではなく、ぜひこの機会にいろいろなマグカップを揃えてみてはいかがでしょうか。