いま話題の「水素水スティック」は、水道水で手軽に水素水を作ることのできるアイテムです。スポーツ選手や芸能人を中心に、健康を気づかうユーザーのあいだで、またたく間...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>いま話題の「水素水スティック」は、水道水で手軽に水素水を作ることのできるアイテムです。スポーツ選手や芸能人を中心に、健康を気づかうユーザーのあいだで、またたく間にブレイクした水素水ですが、毎日の水分補給にアルミパウチ入りの水素水ではちょっとコスパの面で問題が…。水までプレミアムのこの時代、毎日の水分補給はお茶だけで十分という人も、ペットボトルに浸したり、粉末を溶かし込むだけで体のために良いといわれる水素水ができるとしたらどうでしょう。今回はスティックタイプ水素水スティックのおすすめ商品6選を集めました。いつもの飲料水を、ちょっと機能的な水素水に変えてみませんか?
ママアイテム編集部
水素水スティックは、水道水(2H2O)とマグネシウム(Mg)との化学反応で「Mg(OH)2(酸化マグネシウム)とH2(水素)」を生成するものです。
気密性の高い市販のパウチ入りに比べると水素の含有量は少ないものの、ゴミを減らすことができるだけでなく経済的で長く続けられます。
まずは、理想の水素水スティックを探すために基本となる4つの選び方を紹介します。
家庭用の水素水スティックには、スティック状のパーツをペットボトルなどにひたすタイプと粉末タイプのものがあって、それぞれメリットがことなります。
・ペットボトルタイプ……簡単で経済的なのが最大のメリット。分子の細かい水素はペットボトルの繊維を透過いて多少は抜けるものの、生成する量が上回るので問題ありません。
・粉末タイプ……ハンディサイズで持ち運びやすく、使いきりで衛生的に使える。手入れの手間が省けるので、忙しい人や旅行にもおすすめです。
水素は体内の活性酸素と結合して中和(還元)する働きがあるといわれ、老いや不健康の原因となる活性酸素を安全かつ効果的に体内から取り除く方法として注目されるようになりました。
そこで問題となるのが、水のなかに含まれる水素の濃度です。いくら体に良いとは言っても、一日に飲める水の量は限られているので、できるだけ効率的に水素を補給したいもの。
「高濃度水素水」をうたう市販の製品では開封時に0.7~1.6ppmの水素が含まれているので、家庭用でもその値にできるだけ近づきたいところです。
市販の水素水が、天然水に圧力をかけて水素ガスを混ぜ込んでいるのに対し、家庭用水素水スティックは溶剤を水に溶かして反応を待つ必要があります。
水素水が出来上がるまでにかかる時間は、おおむね8時間から12時間前後、10分で飲めるタイプなどさまざまです。つくる量や製品によってそれぞれ異なるため購入前にチェックしましょう。
ペットボトルに浸けるだけの水素水スティックは何度も使えて経済的ですが、スティックのなかに入っているマグネシウムの劣化にともなって水素の含有量も落ちてきます。
連続使用で安定的に水素を生成できる期間は製品によって異なるので、取り換えるタイミングをチェックしましょう。
今回おすすめする水素水スティックの基本情報です。目的に応じた商品選びの目安にして下さい。
*内容量
簡単に水素水が作れる使い勝手の良さだけでなく、肝心の水素濃度や手軽さにも配慮された人気商品を紹介します。
いくら密閉しても開封時に大半の水素ガスが抜けてしまったり、コストがかかって続けられないといった水素水にありがちなウィークポイントに応えた製品です。
*内容量:30包
時間をかけずに水素水が生成できる7つの特許技術により、わずか10分でいつでも作り立て高濃度の水素水が飲めるスティックタイプの水素水生成キットです。
高圧に耐える専用のペットボトル2本に専用カプセルと水素濃度がはかれる判定試薬も付いて、30回分の水素水がつくることができます。
生成できる水素量に加えて、容器の性能によっても時間経過とともに残存量が減ってしまうため、一般的な家庭用の水素水スティックでつくった水素水の濃度は0.2ppmから1.6ppmのあいだで、しかもバラつきがあります。
その点、このアイテムはその場で簡単に水素水を作ってすぐに飲むことができるので、業界最高レベルの7.0ppmというケタ違いの高濃度を実現。
市販の主要な高濃度水素水と比べてもダントツの「濃さ」が自慢です。
いつでも家の冷蔵庫にストックした水素水で水分補給ができたら嬉しいですよね。繰り返し使えるタイプの水素水スティックなら、毎日気軽に健康習慣が続けられます。
たっぷり5本入りで経済的なので、健康に良いと噂の水素水を気軽に試してみたいという人にもおすすめです。
*内容量:5本
わずか10分で水道水に含まれる残留塩素を80%無害化し、水道水を水素水に変えるスティックです。浄水器を通したph7程度の軟水ならおいしい水素水になります。
500mlなら2本、2Lなら5本をペットボトルに入れ、よく振ったら10分放置。作ったそばから新鮮な水素水がすぐに飲めます。生成力が弱ってきたと感じたら、2か月に1度の割合で手入れをしましょう。
穀物酢やクエン酸を水で2~3倍に薄め、スティックを浸しておくだけで水素生成力がよみがえります。
*内容量:1本
残留塩素が10分で除去できる一回使い切りの水素水スティック。塩素臭で飲みにくい水道水も美味しく飲めると好評です。
使い始めはペットボトルに半分程度の水でゆすり洗いをして使ってください。10分で飲めるようになりますが、よりおいしい水素水を飲むためには500mlなら90分が目安です。
使用期限は開封後から約2ヶ月。効果が落ちてきたなと感じたら、新しいものと交換します。これ一本で500mlボトルなら120~150本分の水素水を作ることができます。
水がまろやかな口当たりになるので、おいしいコーヒーをいれるために常備しているユーザーも多く、お酒を飲むときの割水などにもおすすめです。
重いペットボトル入りのミネラルウォーターを買わなくて済むのは、ゴミも減らせて助かりますね。
*内容量:1本
テレビ通販で大人気を博したハンディタイプの水素水生成器は、創業以来40年にわたって「環境・福祉・健康」をテーマに水処理装置を手掛ける株式会社富士計器の商品。
電源に単三電池1本を使用し、キャップを外して水にひたしたらボタンを押すだけで瞬時に水素水が作れるという画期的なアイテムです。
5℃から50℃の水温まで対応可能で、家のなかはもちろん外出先やオフィスでも飲みたい分だけ水素水にして新鮮なうちに飲むことができます。
分子のなかでも最小レベルの水素は、拡散性が高く保存中にも揮発してしまうことから濃度を維持することが難しく、水素成分の有効性が問題視されることがあります。
その点、ハンディタイプの生成器なら200mlの水もわずか30秒で水素水に変えられるので、保存の必要も別容器にうつしかえて濃度を下げる心配もありません。
*内容量:4本
水素発生原料である純度99.9%の金属マグネシウムと、水をおいしくまろやかにしてくれるといわれている天然石(ソメライト・トルマリン)で、水素水を生成するスティックです。
水道水を入れたペットボトルに20分ひたしておくだけでおいしくなりますが、2時間ひたせば有効成分を豊富に含む水素水ができ、定期的に簡単な手入れをすることで半年間は水素発生能力が持続します。
水素濃度の目安としては、1Lあたり製品1本で0.470ppm、4本で1.350ppmの含有量となっています。家族の人数や一日に飲む量によってコントロールしましょう。
1日に2Lのペースで水素水を作った場合、1か月から半月に一度のメンテナンスが必要です。薄めた穀物酢の中に30分ほど浸し、流水でよく洗い流せば再使用できます。
ほかのサプリメントのように、水素も手軽に使用できたら便利ですよね。面倒な手入れが続かない、使い回しは衛生面でも心配という人には、一回使い切りのパウダータイプをおすすめします。友達にも気がねなくわけて使えるので便利です。
*内容量:31包
どうしても水素水濃度が気になるという人におすすめなのが、製造特許取得で顆粒スティックになった「水素水の素」です。
揮発性の高い水素を体内で発生させるという、まったく新しい発想で9.0ppmの高濃度が24時間持続します。
粗悪品も多い水素水スティックですが、「日本水素水振興協会」の認定もしっかり受けている安心の国産品で、携帯にも便利な1包8g入り。
いつでも飲みたいときに、水に溶かすだけで「水素サンゴパウダー」と水が反応し、超高濃度の水素を発生させるというシステムです。
しかも、腸まで届く2,750億個の乳酸菌入「nanoEC」とスーパーオリゴ糖「ラフィノース」を配合し、ビフィズス菌を増殖させて腸内環境にアプローチできる嬉しいおまけ付き。
飲みやすい乳酸飲料のような味わいで、効果を実感しながら無理なく続けられるおすすめ用品です。
ここでは水素水スティックを使うにあたっての疑問や質問をまとめました。
水素水スティックは、高純度のマグネシウムと水を反応させることで水素と水酸化マグネシウムを生成します。
言わば水素の副産物である水酸化マグネシウムは、古くから便秘薬などに使用されている成分です。直接胃腸を刺激せず、習慣性もないことから安全性の高さが認められています。
マグネシウムは人体の形成に必要な栄養素ともいわれており、身近なところでは豆腐を固めるのに使われている「にがり」という食品添加物も水酸化マグネシウムです。
水素は悪玉活性酸素と結びついて水に変える働きがあるといわれていますが、医薬品とは異なり副作用はありません。また拡散性が高いので大量に取り込んでも呼気などで体外に排出され、蓄積されて変質するという心配もありません。
水素は食品として摂取する以外にも、いろいろな方法で健康的な生活に活用されています。
水素を皮膚吸収や呼吸で体内に取り込む「水素風呂」も健康志向のユーザーを中心に注目を集めていますが、効率の面から水素風呂専用の器具をおすすめします。
今回は、いま話題の水素水が手軽に作れる水素水スティックについてまとめました。
飲料水としては比較的高価格で売られている市販品にくらべ、低コストで作り立てが飲める家庭用は大ヒットしましたが、残念なことに粗悪品も出回っているようです。
「国民生活センター」は、平成28年12月15日付で「水素水には公的定義等がなく溶存水素濃度もさまざま」と発表して物議をかもしました。
その根拠は、水素水を生成後に「撹拌」し、「1分間放置」した後、「別容器に移し替える」という方法で測定したテスト結果です。
医薬品のようにすぐ効果が現れるものではないので、あまり期待しすぎてしまうのは考えものですが、体に良い習慣は無理なく長く続けたいですよね。ぜひ納得して楽しく続けられる製品を見つけてください。