猫用のリードがあることを知っていますか?リードというと散歩のため、犬に着けるものというイメージが強いかもしれませんが、最近は猫用のリードも多く販売されています。...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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猫用のリードがあることを知っていますか?
リードというと散歩のため、犬に着けるものというイメージが強いかもしれませんが、最近は猫用のリードも多く販売されています。
猫用のリードは散歩などに連れて行きたいときはもちろんですが、外出時の脱走防止にも役立ちます。
しかし猫は元々リードを嫌う子が多い上、すり抜けや脱走などの対策も犬以上にしっかりとする必要があります。
今回はリードの機能性やデザイン、猫の個性など、あらゆる面を考慮しておすすめできる9つの猫用リードを厳選しました。
大切な猫ちゃんのリード選びの参考にしてください。
ママアイテム編集部
猫のリードは、最近ではペットショップや大きめのホームセンターなどにも売られています。だからといって安物を安易に買ってはいけません。猫のリードを選ぶ際には、以下の4つのポイントをチェックしてください。
猫用のリードは、首輪に着けるタイプとハーネス一体型の二種類があります。首輪に着けるだけのものの方が手軽ではありますが、散歩をさせるのであればハーネスと一体型になっているものがおすすめです。
猫は首輪に着けるタイプのリードだと首が締まったり、すり抜けなどを起こしやすいです。胴をしっかりと固定するハーネス一体型のリードの方が、安心安全に使用することができます。
ハーネス一体型は装着がやや大変ですが、怪我や脱走のリスクを避けるためにも、ハーネスと一体型になっているリードを選ぶようにしましょう。
猫は家に居つく習性があるので、お散歩に連れ出しても犬のようにスムーズに歩く子は多くはありません。しかし中には、好奇心旺盛な子もいます。
道路を歩く際は安全のためリードを短く持つ必要がありますが、公園などではある程度自由に遊ばせてあげたいもの。短すぎるリードだと、飼い主が動き回る羽目になったり、猫の動きを極端に狭めてしまうことになります。
猫を外である程度自由に遊ばせてあげたいのであれば、伸びるタイプのリードを選んであげると良いでしょう。
猫用のリードやハーネスはシンプルなものだと、どうしても拘束感が出てしまいます。つけただけでかわいそうにみえてしまうと、飼い主としては心が痛みますよね。
猫用のリードは機能面はもちろんですが、ある程度かわいくておしゃれだと思えるものを選ぶことも大切です。
ハーネス一体型のリードは、デザイン性に優れている物もとても多いです。猫にリードを着けるのは外へ連れていくときになるので、せっかくならかわいくおしゃれな物を選んであげてはいかがでしょうか。
ハーネス一体型のリードは、胴(胸)周りに巻くように着用するため、猫の胴(胸)周りのサイズが購入したハーネスに合ったものでないと、使うことができません。
小さ過ぎたら入らないですし、大きすぎれば身体がすり抜けてしまいます。特に猫の身体は想像以上にしなやかなので、外でうっかりすり抜けてしまい脱走してしまっては大変です。
そのようなことから、事前にしっかりと愛猫の胴(胸)周りのサイズを計測して、リードやハーネスは体型に合った商品を選ぶようにしてください。
猫のリードは高ければ良いというわけではありませんが、メーカーやブランドは開発力やデザイン性に優れたものを販売していることが多いです。
せっかくリードやハーネスを買っても、すぐに壊れてしまったり、猫の怪我や脱走に繋がったりしては大変です。安全でおしゃれな猫のリードを扱うメーカーを、3つ紹介していきます。
Vivavastは、犬猫を中心としたペット用品を扱っているメーカーです。猫用リードやハーネスも販売しており、低価格で品質の良い商品が魅力となっています。
少々デザイン性には欠けますが、Amazonなどでも商品の取り扱いがあります。インターネットなどでも購入しやすい点は、飼い主からすると嬉しいのではないでしょうか。
ペット用品メーカーのポンポリースは、非常に豊富な品揃えが魅力のブランドです。ポンポリースのハーネス一体型のリードは、猫と飼い主のために設計された安全性の高いものになっています。
さらにおしゃれな可愛いデザインで、サイズも豊富です。猫は種類によって体格が大きく異なるうえ、身体が柔らかいため身体にしっかりフィットするハーネスを選んであげる必要があります。
それにもかかわらず、未だ猫用のリードやハーネスはあまりサイズが豊富ではありません。しかしポンポリースは大きなペット用品メーカーなので、あらゆる種類や体格の猫に対応した商品展開をしています。
アメリカの人気ペット用品ブランドのPremier(現PetSafe)は、猫の負担にならないハーネス一体型のリードを研究開発しています。現在はPetSafeというブランド名になっています。
中には獣医師と共同開発した商品もあり、デザインはシンプルですが猫にとっては負担が少なく優れた商品です。簡単に使えてなおかつ安心・安全が叶うブランドです。
猫用のリードは、愛猫を散歩させたいときはもちろん、外出の脱走対策にも有効です。様々な事態を想定して、一つは持っておきたい猫用のリード。
今回のおすすめ商品は、以下の4つのポイントを重視して選びました。
*デザイン性
*取り付けの簡単さ
*耐久性
*外れにくさ
一番おすすめの猫用のリードは、「Premier(PetSafe)「Come With Me Kitty イージーウォーク猫用ハーネス&バンジーリード」です。
*デザイン性:〇
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:〇
*外れにくさ:△
Premier「Come With Me Kitty イージーウォーク猫用ハーネス&バンジーリード」は、獣医師と共同開発されているハーネス&リードのセットです。獣医師と共同開発している商品だけあり、猫への負担はかなり少ないつくりとなっています。
外国の商品ですがお腹のストラップ部分が2つに色分けされ、さらにイラスト入りの説明書がついているので、簡単に着脱ができます。構造自体もひもタイプのハーネス&リードなので、シンプルで使いやすいです。
1.05メートルのバンジーリードがついているため、デリケートな首元をを締め付けることはありません。猫に負担が少ない構造ですが、すり抜けにくさも考慮されているリードとなっています。
折角ハーネスやリードをつけても猫が動かない、激しく嫌がることが少ないリードということで、最もおすすめの商品としました。
猫を散歩させることを考えると、やはり便利なのはハーネス一体型のリードです。猫の負担になりにくく、なおかつすり抜けなどによる脱走も起こりにくいからです。
リーズナブルな価格で購入できて、なおかつ使い勝手も良い商品を2つ紹介します。
*デザイン性:△
*取り付けの簡単さ:×
*耐久性:〇
*外れにくさ:〇
ダブルフォールド(胴と首周りの2か所)でしっかり猫の身体にフィット、すり抜けを防ぎます。ベストタイプは嫌がる猫も多いですが、柔らかい生地で身体を固定するタイプなので、食い込みや締め付け感も低いです。
生地がやわらかくベストタイプなため、一人だと装着がややしにくいのが難点でしょうか。装着を完了してしまえば、外れにくい作りになっています。
*デザイン性:〇
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:〇
*外れにくさ:×
ひもタイプの猫用ハーネスリードとなっており、リードの部分がかわいい花柄となっています。ハーネスは調節が難しい物も多いですが、この商品はクリップを下げるだけで簡単にハーネス部分の調節が可能です。
しっかりと猫の身体にフィットすることができる作りですが、ひもタイプなのでやや身体に食い込み気味になってしまうことも。まずは家で、きつすぎずかといってすり抜けもない程度に調整するようにしましょう。
ハーネスとリードを買って猫とお出かけしようと考えている人は、せっかくならデザイン性にも優れたものを選びたいですよね。性能はもちろん、デザインも素敵なハーネスとリード3つを紹介します。
*デザイン性:◎
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:×
*外れにくさ:△
取り外しが可能なバンダナつきがおしゃれな、ポンポリース「猫用スーパー胴輪&リード バンダナドット」。
見た目がおしゃれなことはもちろんですが、ナスカンにもしっかりとロック機能がついています。動きが激しい猫でも、リードが外れてしまう心配がありません。
リード自体の調整もしやすく、ハーネス部分も面で衝撃を吸収してくれるため、猫に負担がかかりにくい設計です。おしゃれなデザインながらも、機能性も抜群のハーネス&リードです。
*デザイン性:◎
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:〇
*外れにくさ:△
ケーブルニット風のキルティング素材のベスト部分と、リード部分の水玉柄が愛らしいアイキャットのハーネス&リード。首元の蝶ネクタイもおしゃれで、カラーバリエーションやサイズの種類も豊富です。
ベストタイプですが、猫の身体に触れる裏地部分はクッションメッシュ素材を使っています。猫の身体にしっかりフィットしつつも、優しい使い心地です。
メッシュ素材は通気性も良いため、夏でも猫に負担をかけずに使うことができます。匂いなどもおさえてくれ洗濯も可能、猫にも飼い主にも優しいリード&ハーネスです。
*デザイン性:◎
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:×
*外れにくさ:〇
チェックの裏地や蝶ネクタイ、お揃いの柄のリードがかわいいLaLaPandaのリード&ハーネス。ハーネス部分はそのまま、家でも洋服として着せておけるくらいかわいいです。
マジックテープ式なので着脱もしやすく、非常に粘着性が強力なためうっかり脱げてしまうことも防いでくれます。
ただしマジックテープ式のハーネスは毛を巻き込むと外すときが大変なので、長毛の猫に使う時は気をつけましょう。
好奇心旺盛でよく動く猫には、リードの長さを調整できるものが便利です。飼い主が動き回ることなく、ある程度猫を自由にさせられます。
しかし、ただリードが長ければいいというわけではありません。リード自体の絡みにくさや、収納のしやすさなどのデザイン性も大切です。そういった点も考慮して選んだ2つの商品を紹介します。
*デザイン性:△
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:〇
*外れにくさ:△
プチリュバン「伸縮リード」は、5mまで伸びるリードです。テープタイプのひもなので長さはありますが絡み辛く、強度も抜群です。
リードはすべて本体に収納出来るつくりになっているので、収納の時邪魔になりません。動きが活発な猫にも安心です。
*デザイン性:〇
*取り付けの簡単さ:〇
*耐久性:〇
*外れにくさ:△
リング状の持ち手がおしゃれで、持ちやすいRING GOの「ドイツ・VitaKraft イタリアンデザイン伸縮リード」。8色の豊富なカラーバリエーションも魅力で、10キロまで対応が可能です。
5mまでリードが伸びるので、動き回る猫にも広く対応できます。また手元にリードのロック機能がついているので、道路などで猫をコントロールしたいときにも簡単に長さの調整ができます。
猫が自由に動き回れることも大切ですが、車が通る場所などでは飼い主がしっかりと猫の安全を確保してあげる必要があります。
猫は動きが素早いので、手元ですぐにロックできるタイプのリードはとても便利です。
猫のリードやハーネスを購入するにあたって、よく寄せられる疑問や質問をまとめました。猫のリードやハーネスを購入しようと考えている人、必要かどうか迷っている人は参考にしてください。
猫は広さよりも高さがあれば十分といわれているため、基本的には散歩は必要ないといわれています。しかし猫が外の世界に興味を持っている場合、散歩をさせてあげると良い刺激になるでしょう。
また災害などに備え、外の世界に慣れさせる意味でも散歩は有用です。ただし散歩をすることで脱走癖がついてしまう猫も多いので、しっかりと対策をするようにしましょう。
また逆に散歩がストレスになる猫もいます。リードやハーネスを着けるとその場から動かなくなってしまったり、この二つに抵抗がなくても道路に出ると地面にぺったりと伏せてしまう子も少なくありません。
愛猫を抱っこして散歩するのも一つの方法ですが、その際も必ずハーネスやリードをつけておきましょう。
猫は想像以上に身体がしなやかなうえ、意外と力が強いです。驚いた際に飼い主の腕の中から飛び出して、そのまま脱走ということになりかねません。
いずれにせよ愛猫が散歩を喜ぶか否か、また散歩が必要かを飼い主がきちんと見極める必要があります。
猫は犬以上に、身体になにかをつけられることを嫌います。最初は目につくところにハーネスを置き、部屋の匂いを着けると同時に怖いものではないのだと認識させましょう。ハーネスを装着するのはそれからです。
また、できるだけ毎日短い時間でいいので着せて生活するようにしましょう。猫は一度「これは嫌だ」と認識してしまうと、それ以降も嫌がるようになるため無理強いはよくありません。
猫のペースに合わせて段階を踏み、一つの種類がダメでもさまざまなタイプのハーネスを試してみることが大切です。根気強く頑張ってください。
猫をキャリーケースなどに入れておけばつけなくても大丈夫ですが、リードやハーネスを装着し、キャリーケースの金具に繋いでおくと脱走防止になります。
また診察台で猫をおとなしくさせたい場合、つけておくと便利です。
キャリーケースに入れない場合は、他の猫や犬とのトラブルを防ぐために必ずつけておきましょう。
基本的に猫は動きが早く脱走されると大変なため、リード装着はもちろんですがキャリーケースに入れておくことをおすすめします。
首輪は動き回る猫ちゃんの場合、首を絞めつけてしまう場合があります。また引っ張りによる負担が首のみにかかってしまうので、頸椎などを痛めてしまう可能性も否定はできません。
そのようなことからも猫と散歩するのであれば、ハーネスをおすすめします。ハーネスであれば首を絞めつけずに歩け、すり抜けなども起こしにくいです。
ただし、ハーネスは嫌がる猫もいるのであまり動き回らない子であれば首輪にリードだけでも良いかもしれません。
おしゃれで散歩などにも最適な、猫のおすすめリード9選を紹介してきました。
リードやハーネス自体のデザインはもちろんですが、機能性や安全性、性能なども踏まえてピックアップしたので、気になる商品も見つかったのではないでしょうか。
猫にリードを着けて散歩をさせるなんて……と思う人もいるかもしれませんが、猫を連れて移動をしなければならないとき、避難が必要になったときなどにもリードやハーネスは役に立ちます。
万が一のことも考え、猫にはある程度リードやハーネスを慣れさせておいて損はないでしょう。
今回おすすめした商品は安全性とおしゃれさを両立した商品ばかりとなっています。ぜひ愛猫にぴったりな、かわいい猫用のリードとハーネスをみつけてください。