近頃、ゴミ箱よりも使い勝手がいいと評判のゴミ袋ホルダー。レジ袋やゴミ袋を引っかけるだけで簡単にゴミ箱に変身、さらに使わない時は収納しておけるところも人気の秘密で...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>近頃、ゴミ箱よりも使い勝手がいいと評判の「ゴミ袋ホルダー」。
レジ袋やゴミ袋を引っかけるだけでかんたんにゴミ箱に変身、さらに使わない時は収納しておけるところも人気の秘密です。床置き型や吊り下げ型などさまざまなタイプがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど……。
そこで、生活雑貨を多く扱う大手ショップのベテラン販売員に、おすすめのゴミ袋ホルダーについてとことんインタビュー!
これを読めば、自分にぴったりのゴミ袋ホルダーが見つかること間違いなしです。
ママアイテム編集部
さまざまなタイプが揃うゴミ袋ホルダー。自分にぴったりの商品を選ぶには、使う場所や目的をはっきりさせることが大切です。
まずはどんなゴミを捨てるのか、どれだけの量になるのかを考えてみましょう。イメージできたら、そのイメージに合ったサイズのものを探します。
例えば、シンクの三角コーナーで生ゴミを捨てるイメージならポリ袋サイズのゴミ袋ホルダー、自分の部屋で紙類を捨てるならレジ袋に合うゴミ袋ホルダー、家庭ゴミをしっかり捨てたいなら45LサイズOKのゴミ袋ホルダーといった具合です。
まずは用途をはっきりさせることが、いいものを選ぶコツです。
ゴミ袋ホルダーは、主にスタンドタイプとフックタイプに分かれます。どこに設置するかによって2つのタイプを使い分けましょう。
スタンドタイプは自立するのでゴミ箱のように使うことができますが、設置するためのスペースは必要になります。キッチンはもちろん、リビングや洗面所などでも活躍してくれそう。
フックタイプはキッチンや洗面所で大活躍。シンク下の扉に引っかけたり、マグネットで貼り付けることでゴミ袋を吊り下げて使います。
フタ付きのもの、ゴミの目隠しがついているもの、ゴミ袋を複数かけられるものなど、ゴミ袋ホルダーのバリエーションは豊富です。形状からどういった使い方ができるのか考えて選ぶのも賢い選び方ですよ。
ゴミ袋が複数枚かけられるものなら資源ゴミの分別に使えますし、フタ付きのものなら生ゴミの臭いをシャットアウトしてくれるので、ゴミが丸見えにならず見た目も清潔です。
フックタイプならキッチンの空いたスペースを有効に使えるため、わざわざ置く場所を用意しなくて済みます。
折りたたみ式は思った以上に便利です。コンパクトに収納できるのもうれしいですよね。
シンクの三角コーナーとして使う場合や、キャンプやバーベキューなどアウトドアで使いたい場合など、必要な時だけゴミ箱を設置したいなら絶対に折りたたみ式がおすすめ。
折りたたみ式でもサイズは豊富に揃っており、出るゴミの量が多くても安心です。スタンドタイプ・フックタイプともに折りたたみ式が揃っているので、使いたいシチュエーションによって使い分けましょう。
いざ購入となった時に必ずチェックしておきたいポイントをまとめてみました。どこで使うのか、ゴミの量はどのくらいか、置ける場所やサイズといった条件をしっかり確認しておくことが長く使えるゴミ袋ホルダーを手に入れるコツです。
*サイズ
*重量
*素材
*耐荷重
*折り畳み
キッチンにおける生ゴミ問題は永遠の課題ではないでしょうか。三角コーナーを設置しているご家庭も多いと思いますが、三角コーナーにはいろいろな悩みがつきもの。
その悩みをスパっと解決してくれるゴミ袋ホルダーを紹介します!
一般的な三角コーナーは思いのほか場所をとってシンクが狭くなり、ちゃんと固定できないため水を流すたびに移動してストレスが溜まります。また、臭いやぬめりなど不衛生になりがちなのも気になるところ。
そんな三角コーナーの悩みを解決するべく作られたのがこちら。カラーはやさしいピンクとシックなグレーの2色で、シンクのコーナーにぴったりフィットするコンパクトなゴミ袋ホルダーです。
設置は3つの吸盤でシンクに貼り付けるだけでかんたん、それに使わない時は閉じておけるので省スペース!「シンクが広く使えるようになった」「邪魔にならない」「掃除がしやすい」との声が多くあがっています。
フタの開閉も柔らかいつまみを押したり引いたりするだけでかんたん。フタを閉じておけば、生ゴミに水がかかってしまうこともなく臭いも抑えてくれます。
こういった商品にありがちな「専用の袋しか使えないよ」といったこともありません。手元にあるゴミ袋やレジ袋を利用できるところもユーザーに優しいですね。
ゴミが多く出るご家庭なら、ゴミ箱よりゴミ袋ホルダーを利用する方が便利かもしれません。45Lの大きなゴミ袋もセットできる大型のスタンドタイプなら、手間も無駄も少なくなってゴミ出しも楽々ですよ!
スチール製の開閉式のゴミ袋ホルダーで、45Lサイズのゴミ袋をそのままセットできます。シンプルながら耐荷重はなんと約4kg!これ1つあればどれだけゴミの量が多いご家庭でも安心です。
さらに、ゴミの重さでゴミ袋がずり落ちてしまわないよう、ズレ防止用のマグネットが付いているという細やかさ!「使いやすい」「こういう商品が欲しかった」と高評価を受けるのも納得です。
また、レジ袋なら最大で4分別まで可能。ゴミ分別用に2個目、3個目を購入するリピーターも多いそう。フレームの上部だけを折りたたんでゴミ袋を閉じておくこともでき、見た目や衛生面にも気配り満載です。
持ち運びも楽々でキャンプやバーベキューなどアウトドアにもおすすめ!
軽量でサビに強いといわれるステンレス製。ステンレス加工で有名な新潟県燕市で製造された安心の国産品です。組み立て式と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、特別な工具は不要で誰でもかんたんに組み立てることができます。
カラーはイエローとブラックの2種類ですが、どちらも主張しすぎず、どんな場所にもなじむシンプルなデザイン。大きさは45Lサイズのほか、34×49.5×61.5cmの70Lサイズもあります。
ゴミ袋を装着する際、袋の口を広げないとセットしづらいのが難点ですが、逆にきちんとセッティングできてずり落ちず使いやすいと、この点を評価するユーザーが多いです。折りたたみ式ではないものの、軽量なので持ち運びも楽々ですよ。
ゴミ箱と違ってゴミ袋ホルダーは囲いがないため、どうしても中身が見えてしまいます。その難点を解消したのがこちらの「スーパーバッグホルダー」、めずらしい目隠し機能付きのゴミ袋ホルダーなんです。
カラーもデザインもシンプルでどんな場所にもなじみやすく、奥行きを11段階に調節することができるのでスペースに合わせて設置が可能。前後の目隠しパネルで中身が見えづらくなっており、客人の視線を気にせず使用できます。
最大45Lのゴミ袋まで対応していますが、レジ袋をセットすることも可能。レジ袋なら最大3枚までかけられて分別にも便利です。レジ袋の大きさに合わせて奥行きを調節できる便利さが受けて、分別用として人気が高いそう。
キッチンの生ゴミの臭いや、ゴミの雑多な見た目は思った以上に気になるもの。そんな時に活躍してくれるのがフタ付きのゴミ袋ホルダーです。気になる臭いを抑えて見た目もスッキリ、衛生的で片付いた雰囲気になりますよ。
幅はわずか17cm。ちょっとしたすき間を有効に使えるスリム設計がうれしい引き出しタイプです。容量14Lの引き出しが縦に3段あり、総容量は42Lとスリムなボディからは想像できないくらいよく入ります。
引き出しの左右に凹凸がついているので、1つの引き出し内でゴミ袋やレジ袋が複数枚セットでき、多種類の分別にも対応可能。便利な資源ゴミの分類シールも付いて、シンプルな作りながら「分別がしやすい!」と評判です。
引き出しが抜け落ちないストッパー機能や、別売りキャスターや別売りユニットを使ってカスタマイズできるのもうれしいポイント。ゴミ袋やラップなどキッチン用品のストッカーとして使っているユーザーも多く、多様な使い方ができておすすめです。
フレームに簡易フタが付いただけのデザインながら、モダンでスタイリッシュな雰囲気が漂うおしゃれなゴミ袋ホルダーです。見た目だけではなく、機能的で実用性が高いとその使い心地を評価するユーザーが多いそう。
30~45Lのゴミ袋がセットできますが、フタの部分がゴミ袋をしっかり挟み込んでゴミの量が増えてもずり落ちる心配がありません。前面にはフレームがないのでゴミ袋の取り出しも、前からさっと引き出すだけで力要らずです。
手でかんたんに開閉できる簡易フタが、中のゴミを隠してくれるので見た目も清潔。グレー・ブラウン・ブラック・ホワイト・レッドの5種類が揃っているので、ゴミの種類ごとに色分けしてもいいかもしれません。
調理スペースやシンク内に置くのにぴったりのポリ袋サイズ。生ゴミを入れるならフタの有無は最重要ポイントですが、このサイズのものでしっかりとしたフタが付いたデザインはなかなか見かけません。
こちらのデザインなら、朝から夜まで1日ゴミを溜めておいても、フタがしっかりと臭いをシャットアウト。ポリ袋の取り付けもフタを開けてかぶせるだけで手間もかかりません。フタと本体は取り外し可能で掃除もしやすく衛生的です。
コンパクトサイズで邪魔にならず、スチール製ながら水や汚れに強い塗装が施されているので、シンク内に置いても大丈夫。フタができるので水分が入らず、生ゴミに触れることなくサッと捨てることができるのもうれしいですよね。
フックタイプのメリットは、なんといってもデッドスペースを活かせるところ。シンク下の扉に引っかける、マグネットで貼り付けるといったかんたんな設置方法で、使いやすいのが特徴です。
ここでは、キッチンでの利用におすすめの商品を2つご紹介します。
シンクの扉にセットするフックタイプ。ハンガーのような部品が2本セットになっているセパレートタイプで、どんな大きさの袋にも対応できます。取り付け方もかんたんで、シンクの扉に挟むだけという手軽さです。
耐荷重は2本で1kgとあまり重いものはかけられませんが、調理中に出る生ごみや資源ごみを捨てる程度なら何の問題もありません。レジ袋の口を大きく開いてスリット部分に引っかけるので、ゴミが捨てやすいところもいいですね。
また、使わない時は扉に沿う形でコンパクトに収納できます。だから「使う時以外はゴミ袋を見せたくないな」という人にもおすすめ。2セットを購入して、ハンガー4本に3つのレジ袋をセットして分別に活用しているユーザーも多いとか。
「シェール・ノワール」は、“キッチンもお洒落でありたい”をコンセプトに展開されているシリーズです。そのコンセプトどおり、ブラックのスタイリッシュなゴミ袋ホルダーです。
ニッケルめっき加工が施された耐久性も人気の秘密。折りたたみ式で使わない時はコンパクトに収納でき、キッチンのスペースを占領することもありません。取り付けもシンク下の扉に引っかけるだけでかんたん!
袋の口も大きく開き、ゴミが捨てやすく使いやすいところもおすすめポイント。さらに、レジ袋を複数枚セットできて、袋をかけたまま折りたたむことも可能。耐荷重2kgではありますが、分別用としても重宝するゴミ袋ホルダーです。
機能性だけではなく、デザインにもこだわるユーザーに受けている商品です。
ゴミ袋ホルダーを購入するにあたって気になる疑問にお答えします。初めての購入なら、とくにしっかりチェックしておきましょう。
ゴミ袋ホルダーはその機能も進化しており、設置するメリットが多く便利な商品です。ゴミ箱に比べると軽量・コンパクトで、折りたたみ式のものならさらに省スペース。さらに、袋を複数枚セットできるタイプなら多様化するゴミの分別にも対応してくれます。
折りたためてサビに強く、分別ができるものがおすすめです。持ち運ぶことが前提なので折りたたみ式は必須ですし、水や雨に強い素材であることも選択の基準になります。
自然を楽しむアウトドアだからこそ、ゴミもしっかり分別して持ち帰りたいですね。
じわじわとユーザーが増えているゴミ袋ホルダー。今回は、生活雑貨のトレンドや商品情報に詳しいプロのアドバイスをもとに、おすすめのゴミ袋ホルダー8選をお届けしました。
ゴミ袋ホルダーは機能性を追求してどんどんバージョンアップしています。ゴミ箱との比較は一概にできませんが、機能的な差はほとんどないと言っていいかもしれません。
軽量で持ち運びやすく、状況に合わせて収納できる折りたたみ式、かんたんに分別対応できるものなど便利な商品が揃っています。生ゴミ対策や分別対策で1つ購入してみて「その使いやすさにハマってしまった」という人が多いそう。
みなさんも1度使ってみると手放せなくなるかもしれませんよ!ぜひライフスタイルに合ったゴミ袋ホルダーを探してみてくださいね。