ステンレスフライパンのおすすめ9選!多層構造と重さで選ぶ

今はどんなステンレスフライパンがおすすめなのか、気になりませんか?スタイリッシュな見た目でおしゃれなだけでなく、その丈夫さから愛用者が多いステンレスフライパンは...

今はどんなステンレスフライパンがおすすめなのか、気になりませんか?

スタイリッシュな見た目でおしゃれなだけでなく、その丈夫さから愛用者が多いステンレスフライパンはフライパンの購入を考える方にぜひおすすめしたいアイテムです。ステンレスフライパンは熱すると冷めにくいのが特徴で、余熱調理が可能なので家計にやさしいというメリットも。

しかも汚れが落としやすいので後片付けも楽なんですよ。各メーカーから出されているステンレスフライパンの特徴を見比べながらご自宅にピッタリのフライパンを見つけてみませんか?

ママアイテム編集部


ステンレスフライパンのおすすめな選び方5つ


ステンレスフライパンはさまざまなキッチンメーカーから販売されています。種類や特徴も多種多様なので売り場に立つとどれを選んだらよいのか迷ってしまって結局どれも買えなかった…なんて場合も。まずはステンレスフライパンの選び方を5つに絞って見ていきましょう。譲れないポイントを決めると選びやすくなりますよ。


1. どの大きさがいい?サイズをチェック


フライパンにもサイズが色々ありますね。どの大きさを選ぶのがベストなのか、専門家にアドバイスを伺ったところ、ステンレスフライパンの大きさは用途に合わせて選ぶことが大切だということです。


例えば、メインで使用したい場合、1~2人分用であれば24~26cmのサイズがひとつの目安となります。また、3~4人分用であればもう少し大きい28cm前後のものが良いでしょう。


もし、メインのフライパンとは別のサブ的な使い方をするのであれば20cmくらいが使いやすいです。大きいサイズと小さいサイズを用意しておけばメニューによって使い分けができるので便利ですよ。


2. 調理にお手入れに負担にならないか。重さをチェック


フライパンは毎日の調理で活躍するキッチンツールのひとつです。毎日のように使うからこそ、使いやすさを重視したいですね。


使いやすさをチェックする時に「重さ」というのも重要な要素になります。


フライパン自体が重たい上にそこへ料理の重さも加わるととても扱いにくくなってしまいます。料理のたびに大変な思いをするようになると料理自体が億劫になってしまいますよね。楽しく料理するためにはできるだけ負担を軽くしたいものです。


もともとの素材的にステンレスは丈夫である分、どうしても重たくなってしまうのがネック。これを理由にステンレスフライパンを敬遠する人も少なくありません。


そこで軽量化する工夫がされているかどうかを見てみましょう。例えば、取っ手の部分が空洞になっていたり、他の素材と組み合わせることで軽くしていたり…など。


女性が使っても負担にならない、できるだけ重さをカットしているものを選びましょう。


3. ステンレス製でも熱伝導がいいものを!何層構造かチェック


金属の熱の伝導率の良いものから順に、「銅」「アルミ」「鉄」「ステンレス」と並びます。


ステンレスそのものは熱の伝導性があまりよくありません。そのデメリットをカバーするために多くのステンレスフライパンはアルミや鉄などをステンレスの間にはさんだ多層構造になっています。


ステンレスフライパンはほとんどが他の熱伝導率の良い金属を挟んだ多層仕様になっていて、熱伝導率の低いステンレス単層のフライパンというのはほとんどありません。


なお、多層構造が底面だけのものよりも全面多層構造のものの方がお値段的には高くなりますが、熱を効率よく全体に使えることができ、IHやガスなど熱源に関係なく熱ムラ無く調理ができます。


熱伝導率の良い素材をはさむことで、熱しやすいのにステンレスの特性のおかげで蓄熱性の高いフライパンになっているのです。メーカーごとに構造は色々なのでしっかりチェックしておきましょう。


4. 栄養価にこだわりたい!無水調理ができるかチェック


栄養バランスに気をつけながら献立を考えても、調理の段階で栄養が逃げていたらもったいないですよね。でも、無水調理なら食材の持っている水分を活かして調理するので素材の持つ栄養素を逃すことがありません。


とくに水に弱いビタミンやミネラルの流出を防げるのでおすすめな調理法なんです。野菜を茹でる手間も省けるので時短にも役立ちます。


水に溶けやすく加熱に弱いとされるビタミンCは、無水調理することでふつうに茹でたり炒めたりする調理法に比べて3分の1程度も栄養の損失を少なくすることができます。なにより、食材の本来のうまみを引き出せるので、最小限の味付けでおいしく仕上げられるのがメリットです。


無水調理ならお湯を沸かす手間も省けますし、そもそも水分が少なく済むので沸騰までの時間も短くなるので調理の時短短縮にも役立ちます。


中の気圧が短時間で一定になり、熱がフライパン全体に安定して伝わるのでステンレス特有の余熱調理も可能なので光熱費の節約にも◎。


ステンレスフライパンを選ぶなら無水調理ができるかどうかもチェックしたいですね。


5. 価格相場と買うべき値段をチェック


ステンレスフライパンは高価なものというイメージが強いです。ですがステンレスフライパンでも手ごろな値段のものもあります。価格相場を3段階に分けてそれぞれの特性を見ていきましょう。


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格1,000~1,500円2,500~5,000円40,000~50,000円
特徴多層構造にはなっていないステンレスのみで出来た小さめサイズフッ素加工で家庭でも使いやすく手頃な価格業務用の調理にも耐えうる丈夫さを兼ね備えたプロ仕様の商品

最安値価格帯ではサブ的な使い方に向いている20㎝前後のサイズ感のものが多いです。夕食のメインッディッシュに使うというよりは朝食用のメニューにちょっと使いたいといった人におすすめです。


2,500~5,000円くらいは気軽にフライパンの買い替えができる価格帯なので売れ筋です。ステンレスフライパンはどんな感じなのか、試しに買ってみようと思えるお値段ですね。


ステンレスフライパンの魅力をすでに知っている、こだわりの強い人におすすめなプロ仕様は40,000円以上します。その分、機能性が高く丈夫な多層構造や10年や15年などの長期保証がついていたりと長く使うことが前提になっています。


長く使うことを考えると、安いフライパンを短期間でいくつも買い替えるよりもずっとコストパフォーマンスが良いのかもしれませんね。


ステンレスフライパンのおすすめメーカー・ブランド


数多くの有名キッチンメーカーからもステンレスフライパンは売り出されています。中でも機能性に優れた老舗ブランドのものは使い勝手も良く信頼できます。メンテナンスなどのアフターフォローにも厚いとくにおすすめのメーカーを3つご紹介します。


1.ビタクラフト


アメリカをはじめ世界中で愛用者の多いキッチンツールメーカー。鍋や圧力鍋でも人気があります。


特徴的なのはステンレスとアルミニウムを何層にも重ねる特殊技術。熱が均等に長時間保たれるので、ビタクラフトのフライパンで調理すると他のブランドよりも光熱費が抑えられ家計にやさしいといわれています。


2.フィスラー


ドイツの人気メーカーで170年以上の歴史があります。効率よく熱を伝える3層構造のステンレスは保温性に優れ、ふっくらとした料理ができます。機能性とデザイン性の良さから日本でも人気のあるキッチンブランドです。


焦げ付き防止機能のあるステンレスフライパンもあるので料理になれていない人にもうまく扱うことができると支持されています。


3.ジオプロダクト


服部栄養専門学校校長である服部幸應さんがスーパーバイザーとして商品開発に携わった株式会社宮崎製作所の人気シリーズ。オールステンレスなのでオーブン調理も可能。小さな熱量でも素早く調理ができるのでエネルギーの節約に。


使いやすく無駄のない機能美を兼ね備えたシリーズは、プロすらも憧れるほどだとか。製品に絶対的な自信があるからこそ、15年ものロング保証がついているのも特徴的です。


今回の商品の比較ポイント

ステンレスフライパンを選ぶにあたって、使いやすさの大きな物差しとなるのは、まずサイズと重さです。他にも素材の構造や機能面もしっかりチェックしたいところです。


今回の比較ポイントは5つに絞りました。ちなみにここで紹介しているフライパンの中には、無水調理ができないとして紹介しているものもありますが、セットになっていない別売りの蓋を購入すれば無水調理ができたりするものもありますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

*サイズ
*重さ
*多層構造
*無水調理可能
*IH調理可能


今、編集部がおすすめするステンレスフライパンはコレ!

数あるステンレスフライパン。日々進化したモデルが登場していますが、いま最も注目すべきステンレスフライパンはこちら!


1.ビタクラフト「ウルトラカパー」


優れた熱伝導率の銅をはさんだ9層構造


ビタクラフトは金属の中でも熱伝導率の高い銅をはさんだ全面9層構造に成功。このウルトラカパーは高純度の銅を導入した画期的なモデルです。


このウルトラカパーと、他社の底貼り鍋のそれぞれの鍋底を100℃に保ったときの側面温度がウルトラカパーが80℃に達したときに、他社製品は42.5℃と大きく差があります。このように、他社製品に比べても熱伝導率が高いことがわかります。


そして、栄養の流出を防ぐ無水調理はもちろん、無油調理も可能です。よりヘルシーな調理が可能となっています。熱伝導率の高さから「焼く」「炒める」以外にも「揚げる」「茹でる」「ご飯を炊く」「ケーキを焼く」などマルチに活躍します。


ハンドル部分がプッシュボタン式で取り外せるので、収納もコンパクトになって場所をとりません。隙間の汚れもすっきり洗い流せて清潔を保てるのもポイントです。ハンドルがはずせるのでそのままオーブンに入れる事もできます。


取っ手などは熱などによる劣化が気になりますが、部品の交換にも対応してくれるので安心ですね。


熱伝導にすぐれた全面多層構造!おすすめのステンレスフライパン2選

全面多層は、なんといっても熱伝導率が圧倒的に優れています。熱ムラがないので、ストレスなく料理を楽しむことができます。


2. ビタクラフト「ヘキサプライメタル」


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アルミニウムをはさんでハイパフォーマンスに


ビタクラフトは金属の中でも熱伝導率の高い銅をはさんだ全面9層構造に成功。このウルトラカパーは高純度の銅を導入した画期的なモデルです。


栄養の流出を防ぐ無水調理はもちろん、無油調理もできるんです。よりヘルシーな調理が可能となっています。熱伝導率の高さから「焼く」「炒める」以外にも「揚げる」「茹でる」「ご飯を炊く」「ケーキを焼く」などマルチに活躍します。


3. ビタクラフト「プロ」


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2.5ミリのしっかりした板厚でプロ仕様に耐えうる丈夫さ


アルミ合金とアルミニウムをステンレススチールで挟んだ5層構造のが特徴の「フライパン プロ」シリーズ。


ビタクラフトのフライパン自体、家庭での調理には十分な機能を兼ね備えているのですが、さらに厨房での調理に耐えられるほどの丈夫さを持ったプロシリーズは、家庭でもスマートに使えると好評です。


さびにくく丈夫な18-8ステンレス製なので、手入れがしやすい点もメリット。


扱いやすい重さ。女性におすすめのステンレスフライパン4選

料理をお皿に移すとき、フライパンを洗う時など料理をするうえでフライパン自体が重たいのは苦痛なことです。その重たさは丈夫さにもつながるので致し方ない点ではありますが、やっぱりフライパンはできるだけ軽い方が良いですよね。


女性にも扱いやすい、重たすぎないステンレスフライパンをピックアップしてみました!


1. フィスラー「クリスピー」


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料理をカリッとこんがり仕上げる

ビタクラフトは金属の中でも熱伝導率の高い銅をはさんだ全面9層構造に成功。このウルトラカパーは高純度の銅を導入した画期的なモデルです。栄養の流出を防ぐ無水調理はもちろん、無油調理もできるんです。よりヘルシーな調理が可能となっています。


熱伝導率の高さから「焼く」「炒める」以外にも「揚げる」「茹でる」「ご飯を炊く」「ケーキを焼く」などマルチに活躍します。


2. ラゴスティーナ「パンドラ」


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アルミニウムとステンレスの3層構造で熱伝導と耐久性が高い


エレガントなデザインが魅力のラゴスティーナはイタリアの伝統あるブランド。取っ手部分がループ状になっているので、持ちやすく軽量化に役立っています。ステンレスフライパンとしては軽めなので女性に人気。


気になるラゴスティーナの保証期間は25年!まさに一生ものの愛用品として選ぶなら保証期間が長いのもうれしいいポイントです。


3. ラゴスティーナ「メロディア ラゴフュージョン」


スリムな取っ手が使いやすい


優れた熱伝導の性質を持つアルミニウム層の上下を、ステンレス鋼で挟んだ3層構造。この構造で最大限に鍋底面の端までカバーしているので、従来の1.5倍熱ムラがありません。均一に熱が伝わるのでスムーズに調理できます。


別売りの蓋を用いれば無水調理も可能になります。シンプルなデザインは女性に人気。


4. WMF「グルメプラス」


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精密に計算された優れたデザイン


WMFは有名ホテルやレストランでも使われているドイツの老舗ブランド。「グルメプラス」はマット仕上げで重量感のある見た目ですが、ハンドル部分は中空構造になっているので見た目よりも軽い印象。


ハンドルを鍋本体にスポット溶接しているから調理中でも熱くなりにくくて、しっかりと手に馴染みます。


安心・安全!高品質なおすすめの日本製ステンレスフライパン2選

ドイツやイタリアなど、老舗のキッチンツールブランドは世界各国にありますが、やはりものづくり大国である日本の調理器具は品質も良く、安心感が違います。


1. ジオプロダクト「ソテーパン」


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キッチンに立つ喜びを感じられる頼もしさ


底の角、淵の段差などあらゆる無駄を省いたシンプルで美しいデザインで、機能美を最優先に作られています。補助ハンドルがついているので、持ち上げやすく移動させやすいのがポイントです。


15年の長期保証がついて、親子3代で長く愛用できる確かな品質。国産メーカーだからこそ、メンテナンスにも素早く対応してくれます。


2. アイリスオーヤマ「StyleChef」


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ステンレスフライパン初心者におすすめ


おしゃれなシルバースタイルで美しさと強さを兼ね備えています。軽量で価格も手頃なので、ステンレスフライパンを使ってみたい、という人にとくにおすすめ。


保温性に優れた3層構造で、パリッとジューシーな料理が仕上がるので気分はまさにシェフ!「快適生活」をモットーとしたアイリスオーヤマならではの、調理を快適にしてくれるフライパンです。


ステンレスフライパンを購入時の気になる疑問・質問


選び方によって一生ものと出会えるステンレスフライパン。長く使うものだからこそ、気になる部分をすっきり解消してお気に入りとなるフライパンを購入したいですね。


ステンレスフライパンを購入するにあたって、ちょっと疑問に思うことを調べてみました。


Q1:鉄のフライパンとどっちがいい?ステンレス製の特徴は?


フライパンの中でもステンレス製と鉄製のものはどちらも「重さ」があります。似ているように思えるこの2種類のそれぞれの特徴とは?


まず、ステンレス製の特徴から説明していきます。


ステンレスは丈夫で錆びにくい点が大きな特徴。乱暴な使い方などをしない限り、長く使っていけます。また、熱すると冷めにくいので余熱を使った調理が可能となります。熱源の節約ができ、家計にやさしいです。


一方、鉄のフライパンも丈夫な点はステンレス製と同じです。


熱の伝導率が高いので高温調理の中華料理などに適していて、短時間で調理ができます。ただ、その熱伝導率の高さから火加減が難しいところがデメリットに。熱しやすく冷めやすいのでステンレスフライパンのような保温調理はできません。


また、鉄のフライパンは油をなじませながら使っていくので食材を茹でたり水分を多く使う煮物料理は油浮きしてしまうので苦手です。


ステンレスフライパンと鉄のフライパンで大きく違う点に「見た目」もあります。ステンレス製の場合は明るいシルバーカラーなので、オリーブオイルなど素材の色も見やすいです。


絶対的にどちらの方が優れているということはありませんが、強い火力を必要とする中華料理にこだわりがあるのでなければ、調理の幅が広いステンレス製のものの方が使い勝手は良いのではないでしょうか?


Q2: ステンレスフライパンって焦げやすい?


ステンレスフライパンは焦げやすい、というイメージも根強くあるようですがこれはコツさえつかめば全く問題ありません。


ポイントは十分な加熱としっかり油をなじませることにあります。


【使い方の手順】


1.フライパンに油をあえて広げないように垂らす。


2.強火~中火で加熱する。


3.油が自然に広がりだしたら弱火にする。


4.フライパンに油が馴染んだら調理をはじめる。


十分にステンレスフライパンを加熱し油を使用することによって焦げ付きづらくなります。ただし、「2」の時に煙が出たてきたら「熱しすぎ」のサインなのでご注意を。


万が一焦げ付いてしまった場合、余熱の段階でフライパンに水をいれます。しばらく放置したら焦げ付きが自然に剥がれてきますので、あとはスポンジで軽くこすり落としましょう。


焦げ付きががひどい場合は、フライパンに水と重曹を入れてから沸騰させて10分ほど沸騰させ続けましょう。そのまま冷まして半日ほど置いてから水を捨てて、傷がつかないアクリルたわしなどでこすると、焦げ付きがきれいに落ちます。


頑固な焦げ付きには日光を味方につけましょう。焦げた部分を3日~1週間かけて十分に天日干しします。しっかり乾燥させると割りばしなどでつつけば焦げがポロポロ取れます。


ある程度焦げが落とせたら、先程の水と重曹を沸騰させるやり方を試してみてください。


Q3:ステンレスフライパンのお手入れの仕方は?


もともと丈夫さが売りのステンレスフライパンですが、きちんとお手入れをすることで、一生ものになります。


ステンレスフライパンの使用後は、すぐに水につけて汚れを落とすことが大切です。熱い状態で水につければ、簡単に汚れを落とすことができます。ステンレスフライパンは、温度変化にも強いのが特徴なので、熱いまま水につけても問題ありません。


ただ、こまめに洗っていても少しずつ汚れが溜まって黄ばみや焦げ付きが気になってしまうこともあります。こうした汚れは食材とステンレスの化学反応によるものなのでふつうの食器用洗剤では落とせません。そんな時はクリームクレンザーで磨いてあげましょう。


表面が傷つくと錆びたり劣化の原因になるので、金属製のたわしなどを使うのは厳禁です。洗剤不用でも、汚れが落ちやすいメラミンスポンジにクレンザーをつけて磨くと、相乗効果でより汚れが落ちやすくなりますよ。


また、ステンレスフライパンで煮物などを頻繁に作ると、煮汁に溶けだしたカルシウムなどのミネラルイオンによって、内側が虹色のような青色のような色に変色してくることがあります。これはミネラルイオンが表面に付着することで起こるのでお酢で対処します。


方法は、フライパンに半分くらいの水とお酢を大さじ2程度いれて弱火で温めます。この時、沸騰させる必要はなく、少し温める程度で色が落ちます。でも、お酢は加熱するとかなりにおいが発生するので、換気しながら行ってくださいね。


フライパンの外側が変色した場合は、このお酢を入れたお湯をお玉などでかけましょう。なかなか落ちにくい時は、お酢で濡らしたキッチンペーパーを変色部分に直接つけてパックします。それから、お酢の成分を流すために中性洗剤で洗い流してください。


まとめ

ステンレスフライパンは上手に使いこなせば、ひとつでさまざまな調理法に役立つアイテムです。使い方のコツさえつかめば、いつものメニューが一層美味しく仕上がること間違いなしです。汚れも落としやすいですし、お手入れも特別難しいことはありません。


ステンレスという素材が基本的に丈夫なので、長く使うほどに手になじんで頼れるキッチンの相棒になってくれることでしょう。ぜひ、お気に入りのステンレスフライパンを見つけてくださいね。

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