これから紅茶をたしなんでみたいという方のためにおすすめのティーポットがあります。マカロンやシュトーレン、ボジョレーヌーヴォーなど海外からの輸入ブームと共に紅茶も...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>これから紅茶をたしなんでみたいという方のためにおすすめのティーポットがあります。マカロンやシュトーレン、ボジョレーヌーヴォーなど海外からの輸入ブームと共に紅茶も密かな流行となっています。紅茶の茶葉を販売している店舗も増え、紅茶専門店が街に軒を連ねるようになりました。今回はそんな知らず知らずのうちにブームとなっていた紅茶をもっと楽しむ為に、ティーポットに重点を置いて専門家に話を聞いてきました。おいしい紅茶を淹れるにはどのようなティーポットを使用したらいいのか、ティーポットの種類や疑問についてを詳しくお伝えしていきます。
エキサイトおすすめアイテム編集部
ティーポットと言っても探してみるとサイズや形、材質がたくさんあり、国内外のブランドも見受けられます。不慣れだと一体何を基準に選んだらいいのか見当も付きませんよね。
そんな方は次の6つのポイントを押さえてみましょう。専門家から聞いた選出ポイントをお伝えしていきます。
調べてみて気になるのが海外製のティーポット。紅茶発祥の地イギリス製なんかは特に興味を惹かれますよね。ティータイムといえば英国、というように紅茶は午後のひと時を優雅に過ごすイメージがあります。
イギリスだけでなく、日本をはじめさまざまな国の有名食器メーカーでティーポットが作られています。それだけ紅茶が世界中で親しまれているのです。毎日使う食器と同じだけティーポットも使用されているという事ですね。
私たちも毎日使うものは良いものを使用したいところ。ちょっとリッチに、ちょっと優雅に有名ブランドのティーポットで午後の紅茶を楽しんでみましょう。
ティーポットには大きく分けて2種類『抽出用』と『保存用』があります。違いは茶こしがあるかないか。
これは文字通り紅茶を抽出する用に茶こしが付いているティーポットと、温かいまま保存しておくポットのような役割をするティーポットです。
紅茶は茶葉を適した時間で蒸らし、淹れた後はポットから最後の一滴「ベストドロップ」までポットから出すことが美味しい紅茶を飲むコツ。しかしながら、お客様の前で茶こしを出すのはテーブルマナーとしては無粋です。
その為、キッチンで抽出用のティーポットを用いて紅茶を淹れた後、保存用に移してテーブルに出すのがベストでしょう。
個人で自分用のみに使用するのか、客人の前で使用するのか決めてから購入するようにしましょう。
ほとんどの食器は大は小を兼ねます。フレンチなどでは敢えて大きい食器で提供する場合もありますし、取り敢えず大きいものを買っておけば安心という概念はどこの家庭にもあるのではないでしょうか。
しかし、紅茶はデリケートでおいしく飲むためには適した量、適した大きさがあります。取り敢えず大きいものを選ぶのではなく、人数に適した大きさを選びましょう。
ティーポットは大体大きさが決まっているので計算が難しいですね。分かりやすく表にまとめたので参考にして下さい。
300ml | 600ml | 1200ml |
---|---|---|
主に1人用 (1杯150mlを2杯) | 2人用 (1杯150mlを2杯ずつ) | 4人用 (1杯150mlを2杯ずつ) |
ファミリーで使用したいのであれば4人で使うと仮定して1200mlの大きいサイズを、1人で楽しみたいのであれば300mlのものが良いでしょう。
2杯分ずつ淹れるのが紅茶をおいしく飲むコツです。1杯だけ飲みたい時も2杯分入れて保存用のティーポットに入れておきましょう。
ティーポットを使用していると確実に茶渋が付着します。茶渋が残ったままだと紅茶の味を損ねてしまいますし、何より不衛生です。
紅茶をおいしく飲むには淹れ方だけでなく、アフターケアも重要な作業の1つなのです。その為に、注目したいのが『フタの形』。
ティーポットからカップへ注ぐ際の橋渡し役であるフタ部分に茶渋が濃く付着しがちです。この茶渋を取り除きやすいフタの形を選ぶ事で、メンテナンスの手間を省くことが出来ます。
おすすめは茶こしとフタが別々になっていてポットから取り外し可能なもの。茶こしはどちらかに接着されている場合が多いのですが、これだと細かい洗浄がしづらく大変です。個別に洗えるものを選びましょう。
紅茶はティータイムを優雅に楽しく過ごす為の雰囲気も大事です。落ち着いて充足した気分を味わう為にデザイン(見た目)は必要不可欠。
ティーポットはカップやシュガーセットに比べて大きいので、それ1つでテーブル上の雰囲気がガラリと変わります。
ときめくデザインを見つけ、自分の思い描いたティータイムを演出するティーポットを購入してみましょう。
ティーポットは歴史も格式もある伝統的な食器。国内製・海外製・ブランドによって価格帯もピンからキリまで果てしなくあります。
安い価格帯はどの程度で高いものはどのくらいまであるのか表にしてまとめてみました。ぜひ参考にして下さい。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
250円~ 300mlの小さなサイズや保存用の茶こし無しタイプが多い | 2,000円~5,000円 耐熱ガラス製やHARIOブランドの茶こし付き抽出用が多い | 15,000円~40,000円 ジノリ、ウェッジウッドなど海外の食器ブランドが多い |
食器の1つであるティーポットにもおすすめのメーカーやブランドがあります。海外の歴史あるブランドから日本由来のものまで多種多様。
中でもおすすめのメーカー・ブランドを専門家にヒアリングしてきました。ぜひ購入の参考にして下さい。
食器をかじった事のある人でなくとも、誰しも一度は耳にした事のあるこのブランド名。このブランドは英国王室御用達の世界的有名陶器メーカーです。
ティーポットだけでなくカップ・ソーサーなどの食器類はもちろん、インテリアやジュエリーまで幅広い商品展開を行っています。
ティーポットを始めとしたティーセットは憧れの品として有名で、スタイリッシュなものから華やかなデザインまで絵柄も形も多種多様。価格はクリーマー(ミルクティー用のクリームを入れておく食器)で10,000円程度。ティーポットは20,000円から中には100,000円を超えるものもあるそうです。
贅沢に普段使いするのはもちろん、結婚祝いや引き出物としても利用されていることも多いそうですよ。
エインズレイは200年以上の歴史を持つイギリスの陶磁器メーカーです。可憐な花柄が特徴的なデザインでそれぞれのシリーズに名前がつけられています。
このブランドも商品展開が幅広く、食器類からアクセサリーまで手掛けています。価格帯はマグで3,000円程度、ティーセットで60,000円程です。
ノリタケは明治時代に創設された日本の高級陶磁器・砥石メーカーです。
ノリタケの食器と言えば白の美しさが最大の魅力。国内外のさまざまな技巧を駆使し、理想的な白へ近づけたノリタケの食器は乳白色の艶やかさと滑らかさに溜息が出る程なのだそう。
デザインや形はさまざまなバリエーションがあり、花柄の丸みを帯びたフォルムのものからシャープで真っ白なものまで取り揃えられています。
価格帯はクリーマーで2,500円程度、ティーポットは10,000円から高いもので50,000円程度します。
早川シルバーは日本で生まれた銀器専門メーカーで、変色しない銀器を独自に開発したことで有名になりました。
実は純銀は思いの外柔らかい金属で、食事だけでも傷が付きやすく扱いが難しい金属でした。この純銀の美しさを損なわずに強度を上げたのが早川シルバーが考案した洋白(ニッケル・シルバー)です。
ティーポットもこの銀食器の美しさを表現したものとなっていて、艶やかな銀の美しさと曲線の優美さがポイント。価格帯は25,000円から100,000円となっています。
ハリオは日本の耐熱ガラスメーカーで楽天市場やAmazonなどの通販サイトでも購入できるこれまでのブランド品に比べてお求めやすいメーカーです。
抽出用から保存用までデザイン・形・材質のバリエーションが幅広く、ティーポットも3,000円から4,000円程度と普段使いしやすいものばかりとなっています。
プチプラながらに高品質でおしゃれなものが多く、自宅にセットで置いておきたい一品です。
上記でティーポットのさまざまな特色に触れてきましたが、今回商品を選定するにあたって重要視したいのは使うシーンで選びたいという点。
大人数なのか、1人で楽しむのか紅茶をおいしく淹れる為に下記の3点にポイントを置いて検証しました。
*容量
*サイズ(H×W)
*材質
紅茶と言えば発祥国であるイギリス。歴史が最も長く品質もお墨付きのブランドがいくつも存在します。ティーポットだけで抽出用も保存用もデザイン・形・色とその種類はさまざま。
中でもおすすめのブランドティーポットをお伝えします。
高貴なワインレッドと透明感のある白のバイカラーが魅力的なティーポット。丸みを帯びたフォルムが柔らかい印象を作り出し、光沢のある金縁のラインがデザインを引き締めています。
保存用のポットタイプで茶こしは無し。テーブルウェアにぴったりの上品なティーポットです。
エインズレイのチェリーブロッサムシリーズはその名の通り桜をモチーフとした繊細なデザインを起用しています。
りんごのような丸いフォルムが桜の花柄とマッチし、取っ手やフタのシャープな形状が使い勝手の良さを一層増しているとの事です。
ロイヤルアルバートのロイヤルアントワネットシリーズはティーポットだけでなくイギリスのウィンザー城で使用されている伝統あるデザインシリーズです。
ウィンザー城は英国の女王陛下が週末を過ごされる事でも有名で、公務から離れ安らぎを求める時に使用したい一品という事ですね。
華やかなで上品な花柄と丸いフォルムと高級感のある金縁で締めてあります。上部の金縁の曲線がまた美しく見ているだけで溜息の出るデザインです。
ガラス製のティーポットが多い中、人目を惹くのはなんと言っても陶磁器製のティーポット。クラシカルな雰囲気漂う陶磁器製のティーポットは紅茶好きにとってあこがれ。
国内外でさまざまなブランドがその美しさに魅了され上質なものを作り上げています。今回は厳選して3つに絞ってみました。
北の大国ロシアで製造されているインペリアル・ポーセンコは青を基調としたデザインが美しい陶磁器ブランド。
特にこのバルトネットは幻想的な幾何学模様がボディとフタの全面に描かれていて、異国情緒あふれるデザインとなっています。深みのあるコバルトブルーと金色のコラボレーションが美しいティーポットです。
ヘレンドはハンガリーの村名から名前を取った伝統ある陶磁器ブランドです。
のどかな田舎町で誕生したヘレンドは、繊細な花模様が特徴的。そして、このアイリスティーポットは名前の通り美しいトルコブルーでボディを覆われていて、薄い水色に浮かぶ小花柄がまるで水面に浮いている草花のようです。
見ていて落ち着くデザインが多いようですね。
日本が誇る高級陶磁器ブランド:ノリタケの陶磁器ティーポットです。この花更紗シリーズはティーポットだけでなく、カップ・ソーサー・プレートまでさまざまな商品展開をされている人気シリーズ。
美しい白の陶磁器にペルシャ風の花柄が施され、上質で気品ある品となっています。その洗練された美しさにギフトとしても好まれているようです。
陶磁器の柔らかな印象とはまた別に金属独特の輝きを持つ金属製ティーポットもまた捨てがたい魅力があります。
キラキラと美しい光沢を放つシルバーの輝きは、仕事に疲れてブレイクしたいティータイムにぴったり。気分を一新するシャープな魅力あるブランドを3つに厳選してお伝えします。
銀食器で名を馳せている早川シルバーから販売されているティーポット。陶磁器とは反対にシルバーに似合うシャープなデザインが特徴的で、細長いボディに鏡のように映る景色がまた面白味があってよいとの事。
持ちやすい取っ手もシャープなデザインならではですね。
ロンドンティールームは大阪に拠点を構える本格派英国紅茶専門店です。英国の伝統ある紅茶とその雰囲気が楽しめるお店として1983年のオープン当初から30年以上愛され続けているそうです。
紅茶の味を楽しめるだけでなく、紅茶の茶葉やティーセットの購入もする事が出来る嬉しいお店で、ティーポットに関しては茶こしに特許を取っている程のこだわりっぷり。
シルバーのメンテナンスもしてくれるそうなので、くすんできたり剥げたりした時に安心ですね。
和田助は国内の有名ホテル御用達の銀食器ブランド。ティーポットだけでなく薬味入れからスタンドまでシルバーを用いたさまざまな商品展開を行っています。
このビクトリアティーポットのビクトリアはフタの形を意味しているそうで、拝見してみたところ丸い王冠のような形状をしています。
お手入れも簡単な保存用タイプのポットで、下方に重心のあるどっしりした安心感のあるデザインをしています。
紅茶の味の決め手は、熱湯を注いだ時の茶葉のダンス。お湯の重力と水流で茶葉がポット内で踊り、味と香りを倍増させます。この茶葉のダンスはガラス製のティーポットにすると外側から簡単に鑑賞することができます。
透明なガラス越しに眺める茶葉の泳ぎは綺麗でそれだけでも癒し効果がありそう。次はガラス製のティーポットのおすすめをお伝えしていきます。
エバソロはデンマークを代表する若手デザイナーの2人が立ち上げたブランドです。「食文化を楽しく心地いいものに」をコンセプトにさまざまな食器をデザインしています。
このティーポットはガラスにモダンな黒のシリコン製フタを用いていて、この柔らかいフタを押す事で中のストレーナーを上下させ濃さを調節する事が出来ます。
ガラス製なので濃さが外観で判断する事ができ、茶葉の様子も観察できるので紅茶を飲むのが楽しくなりそうですね。
iwaki(イワキ)は日本の耐熱ガラス食器メーカーで耐熱ガラスを用いたさまざまな食器類を製造しています。
中でもこのティーポットはデザイン性がとても高く、丸みを帯びたどころかほとんど球体状のボディを台座に乗せて固定するポット。まるでインテリアのようなおしゃれさで、中の紅茶や茶葉がいつも以上に美しく見えます。
200℃まで耐熱加工されているので熱々のお湯を使用する紅茶にぴったり。おいしい紅茶といっしょにモダンでおしゃれな空間を演出出来ます。
ハリオは日本で唯一独自の工場を持つ歴史ある耐熱ガラスメーカーです。イワキ同様さまざまな耐熱ガラスを用いたキッチンウェア、またアロマ、ペット用品まで幅広い商品を手掛けています。
このティーポットの魅力は好みの濃さに調節できる可動式ストレーナー。中にあるステンレス製のストレーナーに茶葉を淹れ、好みの濃さになったら引き上げて固定できる優れものです。
シンプルで飽きが来ないデザインも魅力的で、シルバーのフタとガラスのモダンなコラボレーションが素敵です。
性能も材質もブランドも捨てがたい。でも、どうしても譲れないのがデザインという方も多いのではないでしょうか。
かわいいものやおしゃれなもの、スタイリッシュなものなどティーポット一つをとっても幅広いデザインのものがあります。自分好みの空間作りに欠かせないデザイン性の高いティーポットのおすすめを3つ厳選してお伝えします。
フランツコレクションは1000年にも及ぶ長い中国磁器の歴史を継承する有名陶磁器ブランドです。陶磁器の美しさもさることながら、そのデザイン性は世界でも評価が高く美術館などに置かれるほどの美しさです。
このドルフィンシリーズはその名の通りイルカをモチーフにしていて、ボディにデザインされた躍動感あふれるイルカと波のコラボレーションがとても素敵。イルカだけでなく金魚や鳥などのデザインもあるそうです。
瀬戸焼は愛知県瀬戸市とその周辺に伝わる陶磁器の伝統工芸品です。主に食器類や花瓶に用いられることが多く、中にはお茶・紅茶用のポットもあります。
しっとりとしたマットな質感が特徴の瀬戸焼が保温ポットとしての役割を最大限に引き出し、長く保温しておくことが出来ます。
この猫ポットミケは三毛猫をモチーフとしたポットで、立体的な猫の形をしていて口から紅茶を注ぐ事が出来ます。ネコ好きにはたまらないアイテムです。
保温性・使い勝手・メンテのしやすさ・デザインなどティーポットに関する情報をまとめてみましたが、他にもティーポットに対するさまざまな疑問や質問があります。
特に気になったものを専門家にヒアリングして回答して貰いました。いくつかお伝えしていきます。
これはあまりおすすめできません。何故かと言うと、紅茶に含まれるタンニンという成分が、鉄分と化学反応をおこし香りを損ない色を黒っぽくしてしまうからです。
紅茶は香りや味はもちろん、色合いも楽しむもの。せっかく淹れた紅茶が香りを損なうだけでなく黒っぽく変色してしまってはがっかりしてしまいます。
また、鉄分は香りだけでなく味にも影響を及ぼしがちなので、その場しのぎなどではなく純粋に紅茶を楽しみたいのであれば他の素材のものを選ぶようにしましょう。
どうしても鉄製が良いという場合は、内側にコーティング加工があり、鉄分にふれないようしてあるものを選ぶと良いでしょう。
本当です。メリオール自体もともとコーヒー用に作られたものなので、紅茶に使用してしまうと茶葉が無理矢理圧縮されて味が濃く出てしまったり、雑味が出る場合もあるのだそう。
時間や手間の短縮を優先させてメリオールを使用すると、おいしく飲みたかったはずの紅茶に苦みが出てしまうかもしれません。憂鬱なティータイムにしない為にも使用をおすすめする事はできません。
稀に紅茶用として販売されている商品もあるようですが、厳密に言うと存在しません。味を楽しみたいのであれば控えた方がよさそうです。
また、マメ知識としてメリオールは日本特有のものなので海外では通じないので注意が必要でしょう。海外へ旅行や引っ越しなどしてメリオールの話をしても誰にも分ってもらえないかもしれません。
ジャンピングは日本だけで重視されている現象で海外では特に気にされません。それよりも茶葉の踊りの方が重要視されるでしょう。確かに葉の広がりや抽出の時間短縮にはジャンピングは効果的かもしれません。
出来るだけ葉の広がりを邪魔しないたっぷりのお湯とポットの広さ、そして茶葉の量。この全てが適量になって初めておいしい紅茶を淹れる事ができます。
今回のティーポット選びはその点においてとても参考になったと思います。
茶葉の量や人数からティーポットの大きさを導き出し、ジャンピングよりも十分葉が広がり蒸らせる事を意識してみましょう。
また、それぞれ茶葉によっておいしい蒸らしの時間があるので、ジャンピングの有無を見て丸い形を選ぶよりならデザインで選んだ方が良いそうです。
ネコの形やイルカの形など従来やオーソドックスなものでなくとも美味しい紅茶を淹れる事が出来ます。
このようにティーポットの形には特にこだわらなくて良いようですが、最低限フタはきちんと閉まるものを選びましょう。
フタがきちんと閉まらない・開いたタイプのものだと十分に蒸らす事が出来ず香りが逃げ、ポット内の温度が落ち味も損なう恐れがあります。
注ぐ際にこぼさない為にもフタはしっかりと閉まるものを選びましょう。
専門家に話を聞くことでティーポットと紅茶の奥深い世界を知る事が出来ました。国内外に展開されているブランドの幅広さと独自性には感嘆の想いです。
質問にも合ったジャンピングの件とデザインのお話はとても参考になりましたね。ジャンピングよりも蒸らし時間、また自分の気に入ったデザインの方が重要視される事を学びました。
陶磁器の滑らかな美しさも、銀食器のシャープな魅力、またモダンな耐熱ガラス製など選ぶのが楽しくなるものばかり。
今回お伝えしてきたものの中から自分好みのデザイン・形・材質を見つけて充実したティータイムを過ごして下さい。