安全で暖かいパネルヒーターのおすすめ7選!安全性と使用目的で考える上手な選び方

パネルヒーターは、小さな子供やペットにも安全に使えておすすめです。石油ファンヒーターやストーブは、触れてしまうとやけどの危険性もあってお母さんも心配だと思います...


パネルヒーターは、小さな子どもやペットにも安全に使えておすすめです。

石油ファンヒーターやストーブは、触れてしまうとやけどの危険性もあってお母さんも心配だと思います。

その点、パネルヒーターはやけどしにくく温風が出ることもありません。

万が一の心配が少なく済みます。空気を汚さず乾燥しにくいのも利点です。スリムなフォルムでオフシーズンの収納にも便利。

では、いいことづくめのパネルヒーターにデメリットはあるのでしょうか。

気になる上手なアイテムの選び方やメリット・デメリット、使い勝手まで徹底調査しました。

かしこい買い物をしたいなら、チェック項目を確認しながら自分に合ったアイテムを選んでいきましょう。

ママアイテム編集部


パネルヒーターのおすすめな選び方7つ


輻射熱を利用するパネルヒーターは、本体がほんのりと温かくなりながら部屋全体を暖めてくれます。ストーブやファンヒーターと違い、炎や熱風が発生しません。空気が汚れず一酸化炭素中毒などの危険性もないでしょう。


シンプルな構造になっているので、メンテナンスもしやすく故障も少ないのがメリットです。パネルヒーターの利点を今一度見直して、下記をチェックしながらアイテム選びをしていきましょう。


1.小さい子どもが居ても安全に使用できるかチェック


子どもはおもちゃ遊びをすると部屋中を散らかしてしまいます。そうなってもパネルヒーターならおもちゃを焦がしたり溶かしたりの危険が少なく済んで安心です。


ただし、電気式や遠赤外線式のパネルは熱くなりすぎてしまうことがあります。温熱式のパネルヒーターならパネルが熱くなりすぎず、子どもが触れてもほぼ問題ありません。


温風が出ないのでホコリが舞うこともなく、綺麗な空気のなかで遊ばせることができます。


2.部屋の雰囲気に合わせたおしゃれなデザインのものをチェック


パネルの形や全体のフォルム・色・デザイン・大きさは、メーカーや機種によってさまざまです。そのため選択の幅が広がり、自分好みのデザインのものが見つけやすくなっています。


部屋の雰囲気に合わせたデザインを選ぶと、パネルヒーター自体もインテリアに馴染んでくれるでしょう。


3.ペットの為の暖房機器として使用したまま外出できるかチェック


空気を汚さず、部屋を一定温度に保ってくれるのでペットにも安心して使えます。万が一触れてしまったり倒されてしまっても、転倒防止機能付きなら火事などの大惨事になる心配もありません。均一な温度調整が可能なので、熱帯魚や爬虫類の飼育にもぴったりです。


4.一か月の電気代や電気代が節約になる使い方をチェック


パネルヒーターは空気自体を暖めていくため、少しずつ温度が上がってきます。そのため、部屋全体を暖めるには少々時間がかかります。部屋を暖めるために一気にエネルギーを使うので、電気代も他の暖房器具より少し高めです。


効率よく使うなら他の暖房器具と併用するのが節約につながります。ファンヒーターやハロゲンヒーターなど、急速に温度を上昇させてくれる暖房機器と一緒に使いましょう。


パネルヒーターと他の暖房器具の電源を同時に入れ、部屋が暖まったところでパネルヒーター以外の電源をオフにします。そうすれば温まっている部屋の温度を維持するためだけにエネルギーを消費でき、複数の暖房器具を使ったとしても結果的に電気代が安くなって節約できるでしょう。


5.高齢の家族も安心して使えるかチェック


ガスや石油を使用していないので空気を汚染せず、換気なしでも連続稼動できます。そのため、一酸化炭素中毒の危険性もありません。


高齢の家族や寝たきりの人にも安心して使えます。直接火を起こして温めるのではないので、火災などの心配もほぼありません。数時間連続稼動すると自動的に消えるものもあるので、消し忘れても大丈夫です。


6.冬場、毎日使うものなのでお手入れがかんたんにできるかをチェック


一昔前のパネルヒーターは柵が付いている、凹凸があるなど、複雑なディテールのデザインが多くありました。今はシンプルなワンプレートタイプが主流なので、お手入れもかんたんに行えます。楽にメンテナンスしたいなら、シンプルなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。


7.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック


サイズもデザインもさまざまで、遠赤外線やミニパネルなど種類も豊富なパネルヒーター。価格にも幅があり、モデルによってピンキリです。ひとり用やファミリータイプなど用途でも変わってくるので、売れ筋の価格帯と自分が求めている価格帯は違うかもしれません。


ですが、どのような商品がどれくらいの価格で購入できるのかは知っておいて損はないはず。最安値・売れ筋・最高値の3つを比較してみましょう。


最安値価格帯売れ筋価格帯最高値価格帯
2,980円~39,000円~42,000円~100,000円

ミニパネルなどの小型のものや、海外製品は比較的安価に販売されています。3,000円程度で購入できるので、ひとり暮らしやオフィスでの利用にぴったりです。


部屋全体を暖めてくれるファミリータイプのヒーターは数万円から購入できます。なかでも4万円前後の価格帯が売れ筋のようです。


高値の価格帯にはおしゃれで凝ったデザインのアイテムや、大型のヒーターがランクインしていました。こだわるなら高値価格帯の商品を選ぶといいでしょう。


パネルヒーターのおすすめメーカー・ブランド


今回は、国内主要メーカーや海外の大手ブランド3つを紹介します。どのメーカー・ブランドも一度は耳にしたことがあるでしょう。冬に欠かせない暖房機器の大手ばかりを揃えました。


1.Panasonic(パナソニック)


大阪に本社を置く世界的電機メーカーです。白物家電から住宅家電・大型機械などさまざまな電機にまつわる製品を開発してきました。


パナソニックのパネルヒーターはスタイリッシュなものが多く展開されています。小型なのにキャスター付きの実用的なものなど、アイデアに富んだ商品が多数。インテリアに合わせたいならおすすめのメーカーです。


2.De'Longhi(デロンギ)


イタリアの電気機器製造メーカーです。ケトルやコーヒーメーカーなどのキッチン家電を中心に製造しています。


近年、日本ではデロンギのオイルヒーターが人気で数々のシリーズを輩出しています。バラエティに富んだラインナップで選択の幅も広がります。


パネルヒーターに関しても同様に多くの種類があり、用途に応じて選べるでしょう。


3.山善


ジェネリック家電を多く扱う大阪にあるメーカーです。大手家電メーカーの開発した商品の良いところを生かし、徹底的にムダを排除したジェネリック商品を作っています。


必要な機能だけを搭載しているので、低コストで製品を製造できます。そのため、リーズナブルな価格設定が人気です。


今回の商品の比較ポイント

今回は細かい項目を重点的に比較していきます。安全性に着目しながら、製品の情報を徹底リサーチしました。

それぞれのポイントを押さえながらアイテムの魅力を解説します。

*ヒーターのタイプ
*安全性【サーモスタット機能】
*安全性【転倒時に自動でオフ機能】
*安全性【直接触れても火傷を防止できる機能】
*温められる範囲(木造/コンクリート)
*消費電力


今、編集部がおすすめするパネルヒーターはコレ!

省エネ・軽量・持ち運びに便利・やけどの心配が少ないなど、良いことづくめのアイテムをイチオシに選びました。寒い冬、窓際に置いておくだけで部屋への冷気をシャットアウトしてくれます。


【デロンギ】コンベクターヒーター


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パネルヒーター界で最速レベルの暖房性能


即暖性に優れたコンベクターヒーターなので、8畳程度の部屋なら約16分で全体を暖めてくれます。自然対流のPTCセラミックヒーター搭載でスピーディーな暖房を実現しました。


ワイドなパネルが自然対流を上部へ生み出します。窓際に設置するとその自然対流で窓からの冷気をシャットアウト。部屋の隅々まで均一に暖めてくれます。


薄手のスリムタイプでスタイリッシュなデザインです。キャスターや取っ手が付いているので、部屋同士の持ち運びや移動も楽に行えます。


電力は複数段階調節できるので、省エネにもつながるでしょう。ECOボタンを押せば20%の節電モードに切替できるECOモードも搭載しています。転倒時電源遮断装置付きで倒れても安心です。


デジタルインターフェースで操作しやすく、温度設定やタイマー設定も楽々。チャイルドロックが付いていて、子どもが触れても安心な仕様です。子どもにもお年寄りにも安心して使えるアイテムになっています。


赤ちゃんや高齢者の家族が居る人におすすめ!安全性重視のパネルヒーター2選

安全性が高く、やけどやケガをしにくいパネルヒーター。なかでも、より安全なアイテムをピックアップしました。転倒したり誤って触ってしまったりの“万が一”から守ってくれる機能を搭載しています。


赤ちゃんや小さい子ども・高齢のおじいちゃんおばあちゃんなどと同居しているなら、危険の少ない安全なものを選びたいですね。


1.【HEATEC】遠赤外線パネルヒーター「ル・ヴェール」PH-101


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植毛加工でパネルが熱くなりにくい


前面のパネルには植毛が施されているので、熱くなりにくく触ってもやけどしにくいように設計されています。前面からの輻射熱と上部からの対流熱のダブル効果。部屋中を隅々までしっかりと暖めてくれます。


12時間のオンオフタイマーが付いているので、就寝後も起床前も自動でオンオフの切替ができて便利です。


遠赤外線の放射効率に優れているマイカヒーターを採用しているので、消音でクリーンな空気を保てます。寝室にぴったりのモデルです。


フランス人のデザイナーが監修しているので、シンプルなデザインでボタンもわかりやすく配置されています。操作しやすく、扱いやすいのがポイントです。消費電力を2段階に調節でき、温度調節しやすくなっています。


2.【ゼンケン】アーバンホット RH-2201


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フロッキー加工で触れても熱くない


前面からの輻射熱と上部からの熱の対流でW暖流効果を発揮。部屋全体を遠赤外線でやさしく暖めてくれます。遠赤外線の効果で身体の内側からも温かみを感じられるでしょう。


見やすい表示パネルで操作もかんたんに行えます。おはようタイマーとおやすみタイマー機能が搭載されているので、寝てから消えて起きる前に起動してくれてとても便利です。


床面に垂直の状態から45度倒れると、転倒時安全装置が作動します。倒れても火災の心配がありません。表面の網にはフロッキー加工が施されているので、熱くなりにくく触れてもやけどをしにくい設計になっています。


サーモスタット付きなので温度の過上昇を防いでくれ、熱くなりすぎない設計に。8時間連続稼動すると切り忘れタイマーが作動するので、こちらも安全性の高さが伺えます。


デスク周り、トイレや洗面所などの省スペースでの使用におすすめパネルヒーター2選

寒いオフィスは足先が冷えて辛いことがあります。そんな時はデスク下で足元を温めてくれるパネルヒーターが便利。それだけでなく、トイレや洗面所など温かい部屋から離れた個室で使える手軽さがあります。


冬場に起こりやすい、風呂と脱衣所の温度差でのヒートショック現象を防ぐのにも効果的です。寒さに負けない快適な生活を送るために、対策を万全にしておきましょう。


1.【パナソニック】DC-PKD3-C


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デスク下からほんのりあったか


強弱2段階の暑さ調節が可能です。弱37℃・強55℃の温度設定になっています。寒い冬に底冷えする足元をほんのり温めてくれるでしょう。夏場、冷房の効いたオフィスでも活躍してくれます。


オフィスのデスク下や家の作業台の下にすっぽりと収まります。足元をダイレクトに温めるので身体の芯からぽかぽかです。


使わない時は3つ折でコンパクトに収納できて場所を取りません。1時間の電気代が約4.5円と省エネ設計。


触ってもやけどをするほどの温度まで上昇しないので、子どもや赤ちゃんにも安心です。ベビーベッドへ向けておけば赤ちゃんをやさしく温めてくれるでしょう。


2.【山善】DP-SB166


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温度調節はレバーでかんたん


設定はオンオフのスイッチと温度調節のレバーのみでかんたんに行えます。ムダを排除したスッキリ設計で扱いやすいアイテムです。


ホワイトとブラウンの2種類から選べるので、インテリアや好みに合わせられます。約405mm×325mmのコンパクトサイズなので、デスク下や作業机の下にもすっぽり。足元をしっかりと温めてくれます。


スリムなボディで足元に置いてあっても邪魔になりません。消費電力160Wの省エネ設計なので、財布にも地球にも優しくできています。


トイレや脱衣所、ピンポイントに温めたいものがあるときに便利です。ベビーベッドやベビーサークルへ向けておくと子どもも温かく真冬でも寒くありません。冬場の衣類乾燥にも役立ってくれます。


爬虫類やハムスターを飼っている人におすすめパネルヒーター2選

犬・猫に限らず、ペットを飼っていると温度調節は重要です。とくに温かい気候を好む動物には冬の寒さが辛くなります。


爬虫類・熱帯魚・ハムスターなど、温度管理に気をつけておかなければいけない動物がいる時は、パネルヒーターで温めてあげましょう。


1.【富士ホーロー】HL-200


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ホワイト基調のシンプルデザイン。


スリムなボディで場所を取らず、ホワイト基調でスタイリッシュなシンプルデザインになっています。薄型なのにパワーがあるのでじんわりと部屋全体を暖めてくれるでしょう。


消費電力が低いのでパネル自体も熱くなりすぎず、やけどの心配もほとんどありません。壁面に設置することを前提としているので、部屋の真ん中に置くより壁際に設置するほうが安定感があります。


パネル前から重点的に暖めてくれるので、爬虫類や小動物などの飼育にもぴったりです。薄く小型なので設置する場所を選びません。トイレや脱衣所でも活躍してくれます。


デスク下にも設置できるタイプなので、さまざまな用途に使用できる使い勝手の良いアイテムです。


2.【フューチャーアロー】遠赤外線マイカヒーターII


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身体の芯から温める


遠赤外線効果でペットの芯からほっこり温めてくれます。消費電力60Wの超省エネタイプにも関わらず、パワーのあるモデルです。


ヒーターの表面はサーモスタットで温度管理されているので、最高80℃前後に収まるように設計されています。ペット向けに特化しているアイテムなので、別売りの専用ホルダーを装着すれば、ケージの外に直接取り付けられて便利です。


外側に取り付けるのでペット自体が触ってイタズラすることもありません。直接触れられないのでやけどの心配もないでしょう。消音なので、ペットも快適でしょう。


通電時はLEDが点灯するようになっているので電源のオンオフがわかりやすくなっています。本体はポリカーボネート樹脂でできていて、重量も軽いです。


パネルヒーターを購入時の気になる疑問・質問


パネルヒーターを購入するなら、使い勝手の良さや月々の電気代なども把握しておきたいものです。使用したいと思っている用途に合わなければ購入する意味がありません。そこで、購入時に気になる3つの質問に答えました。


Q1:気になる使用時の電気代は一か月いくらくらいかかるの?


ミニパネルヒーターなら1時間数円程度ですが、大型のものなら30円ほどかかることもあります。1日に8時間使用するとしても、30日続くと30×8×30で7,200円と決して安くはありません。


これは8時間30日をフル稼働で使用した場合の概算なので、実際はもっと少ない金額になると思います。また、他の暖房器具を上手に使うことによって節約しながらさらに快適に過ごせるでしょう。


Q2:スイッチを入れてからどのぐらいで暖まる?


パネル前の小範囲ならすぐに暖まります。部屋全体を温めるには時間がかかるので、ハロゲンヒーターやガスファンヒーターなど瞬時に部屋を温めてくれる暖房器具と併用すると良いでしょう。


Q3:冬の寒い脱衣所で役立つのか?


入浴の1時間から30分前ぐらいにスイッチを入れて温めておくと、寒い冬の脱衣所でも役立ってくれます。


パネルヒーターはゆっくりとしか温まらないので、直前にスイッチを入れるのではあまり効果がありません。時間がない時は、すぐに温まるハロゲンヒーターなどが役立ちます。


まとめ

空気を汚さず乾燥させずに、部屋全体をやさしく温めてくれるパネルヒーターは、正しく使えばとても安全です。赤ちゃんから高齢者まで、やけどの心配も少なく安心して使うことができるでしょう。


熱くなりにくい・転倒防止・サーモスタットなどの機能が搭載されているモデルなら、より安心で安全です。デザインも豊富なので部屋のインテリアにマッチするものを選ぶと雰囲気も壊しません。


使い勝手や用途に合わせて自分にぴったりのパネルヒーターを見つけましょう。

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