はんだごてのおすすめ8選!タイプと温度調整機能付きのものから選ぶ

電子回路のはんだ付けをする時などに使用するはんだごては、電気関係だけでなく創作活動にもおすすめです。DIYやアクセサリー作りなどのハンドメイドにも使われるように...

電子回路のはんだ付けをする時などに使用するはんだごては、電気関係だけでなく創作活動にもおすすめです。DIYやアクセサリー作りなどのハンドメイドにも使われるようになり、幅広く活用されています。そのためか、100円ショップなどにも売られていて簡単に手に入るようになりました。そこで、人気のはんだごてをどうやって選んだらいいのかが簡単に分かるおすすめの選び方を3つ伝授します。それを踏まえた上で、編集部厳選のおすすめ8選を項目ごとにたっぷりと解説。用途や形状などの5項目を比較しているので、自分に合ったはんだごてを見つけてください。

ママアイテム編集部

はんだごてのおすすめな選び方3つ

手に持って使うものだからこそ、フィット感のある形状や用途に応じた使いやすさは選ぶ上で欠かせない部分です。下記の3つをチェックして、どれが自分に合うのかをまとめてみましょう。

1.使用用途に合った「種類」から選ぶ

錫>銀>金>銅>鉛>亜鉛>鋼>ステンレスの順番ではんだのつきやすさは変わってきます。この使用用途によって、こての種類も変わるので、何をどのように使用するかによって種類を選ぶ必要があります。

ニクロムヒーター

電熱線であるニクロム線をこて先に巻きつけて加熱するので、外側から熱が伝わります。昔から使われている従来品で、学習キットや学校の教材でも見かけますね。

価格も安価で、子どもでも使いやすい工作用として扱われているので、はんだごての入門用・初心者用として普及しているアイテムです。

こて先の温度上昇がセラミックヒーターに比べて遅いので、使用するまでに5分以上待つ必要がありますが、そうすることではんだ付けが上手く仕上がり失敗が減るでしょう。

金属をはんだ付けするのに向いていますが、ニクロムヒーターは消費電力に応じてこて先の温度が変化するので、使用する金属に合わせてはんだごてを変える必要があります。

セラミックヒーター

最近ではこちらのセラミックヒータータイプがはんだごての主流になりつつあります。内部にセラミックを包んで内側から熱するので、温度上昇が早いのが特徴です。

電源を入れてからはんだ付けをするまでの時間が短いのでニクロムヒータータイプよりも扱いやすいのですが、衝撃に弱く落とすと壊れやすいというのが難点。

価格もニクロムヒーターより少々高めですが、温度調節機能がついた上位機種ならある程度の金属がはんだ付けできます。

2.作業のしやすい「形状」から選ぶ

はんだごてには大きく分けて2種類の形状があります。自分が使いやすい持ち方のできる形状や作業しやすいものを選んでください。

ストレートタイプ

一般的に普及しているタイプ。鉛筆持ちしたり握って持ったりと持ち方も自由で、ストレートなので動かしやすく自在に扱えます。

太さや長さはものによってそれぞれ違うので、自分に合ったサイズを選ぶといいでしょう。ちなみに、セラミックヒーターのストレートタイプはグリップとこて先の長さがニクロムヒーターに比べて短いので、鉛筆持ちでの作業がしやすくなっています。

ニクロムヒータータイプは逆に長いので、グリップを握って使うなど応用が利くのが良いところです。

ガンタイプ

ガンタイプはピストルのように握って使うタイプです。持ちやすいので、固定して使う場合や特定の用途に向いています。

持ち手が固定されてしまうので、基盤や電気の作業ではこての動きが限られてしまって支障が出てしまいますが、広くスペースの取れる場所でなら使い勝手の良いアイテムと言えるでしょう。

DIYやハンドメイドをする人ならグルーガンのような形と言えば伝わるのでないでしょうか。

3.「温度調整機能」の付いたものから選ぶ

セラミックのはんだごてには温度調節機能が付いているものがあります。これは、はんだ付けしたい金属に合わせてこて先の温度を調節できるというものです。

はんだごてのこて先は、はんだ付けを行うと熱が奪われてしまいます。そして、こて先の温度が下がり、温度が上がるのを待ってからまたはんだ付けを行うという作業の繰り返しです。

つまり温度調節機能が付いていないものは、温度の上昇を待たなければなりません。

温度調節機能があるものは、こて先の温度を一定に保ってくれるので安定的にはんだ付けが行え、温度の変化を気にしなくてすむのでストレスフリーに作業ができます。

お試しや1本目なら温度調節機能の付いていないものでも十分だと思いますが、本格的に使用するなら温度調節機能が付いているものを選ぶと良いでしょう。

はんだごてのおすすめメーカー・ブランド

はんだごてのおすすめメーカー・ブランドには、全国シェアの大手3社を厳選しました。機械系やロボットテクノロジー企業が軒を連ねているので、はんだごての性能にも期待できます。

1.白光

ロボットシステムはんだや自動はんだ付けシステムなど、ロボットテクノロジーを駆使したはんだ付けマシンを製作している白光は、企業から個人まで多くのはんだ関連製品を扱っています。

はんだごてはもちろん、フラックスやこて台・クリーナーなどのメンテナンス製品も充実していて、初心者でも簡単にケアできます。

2.太洋電機産業

国内トップクラスのシェアを誇るはんだごて関連の総合メーカーです。ソルダリングテクノロジー関連製品を企業・産業用から家庭用に至るまで幅広く扱っています。

広島の会社でありながら、中国・マレーシアを拠点に世界60カ以上に輸出を行っている世界的メーカーへと発展。はんだごて生産量日本一という実績で、世界シェアNo.1をも目指しています。

3.Tabiger(タビガー)

家庭用はんだ製品を多く取り扱っているメーカーです。イヤホンなどの音楽関連機器も同メーカーから販売されています。

単品のはんだごてやはんだをはじめ、必要なものが全てそろったセット商品も販売されているので、届いたその日に使える手軽さが人気です。

今回の商品の選定ポイント

おすすめの選び方でもお話した3点と、重要・サイズを追加した計5項目を比較の項目として選定します。おすすめアイテムを選ぶ上で重要な項目なので、しっかりチェックしてください。
*タイプ
*形状
*重量
*サイズ
*温度調節機能

今、編集部がおすすめするはんだごてはコレ!

本来の目的である基板や精密機器を扱うのに特化しているアイテムをセレクトしました。使用目的に合わせた温度調節ができる機能ももちろんついています。軽くて持ちやすい使い勝手の良い商品です。

【白光】 はんだこて/セラミックヒータータイプFX-600-02


こて先を30種類以上も交換可能

プリント基板やICなどの精密機器に特化していて、200~500℃までの温度調節が可能な高機能はんだごてです。

こて先は白光製の太さや形の違うものを30種類以上も交換可能で、どのような用途にも使用可能。温度調節ができるので、精密機器以外にアクセサリー作りやDIYにも役立ちます。

金属製品の加工にも使えるので、用途の幅が広がりますね。同タイプのFX-600-01にはコンセントプラグが二極接地型プラグ(アース付き)になっているので、より安全性を求めるならFX-600-01を選ぶと良いでしょう。

LEDが点灯して温度の上昇や降下を知らせてくれるので目に見えて分かりやすく便利です。温度設定もダイヤル式で簡単に設定できます。

セラミックヒータータイプのはんだごておすすめ3選

すぐに温まって使いやすいセラミックヒータータイプのはんだごてを3選セレクトしました。どれもタイプの違うアイテムなので、自分に合ったものが見つかると良いですね。

温度調節機能が付いているものからアース付きの安全性に特化したものまで、幅広いラインナップでお届けします。

1.【白光】 はんだこて/セラミックヒータータイプ FX901-01

【白光】 はんだこて/セラミックヒータータイプ FX901-01


手軽に使える乾電池式

コードレスでどこでも使えるスタイリッシュなデザイン。ニッケル・アルカリ・マンガンなどさまざまな乾電池に対応しています。

ラジコンや模型などのホビー系から基盤のはんだ付けまで、コードがないので楽々行え便利です。板金溶接以外にはほぼ使用可能なので、趣味に使うには十分すぎる性能になっています。

こて先は差し替え式になっているので、劣化したらすぐに取り外して交換可能です(別売)。太さと形の違う2種類のこて先を使えるので、用途に応じて付け替えできます。

アルカリ乾電池で約60分・ニッケル水素乾電池で約120分の連続使用が可能です。グリップが太めなので、安定したフィット感が得られます。

2.【白光】 はんだこて/セラミックヒータータイプ プレスト 984-01


スイッチオンで一気に130Wまで急速加熱

通常20Wで稼動しているストレートタイプのはんだごてですが、ボタンを押すだけで130Wにまで急速に加熱します。

立ち上がりを早くしたり、高温で作業する場合に最適です。ただし、130Wでの連続稼動は30秒のみとなっています。

プリント基板からトランスなどの電気製品・部品にはんだ付けするのに十分な性能です。耐熱キャップが付いているので、使用後すぐに片付けなければいけない時も冷めるのを待たずにしまえます。

白光製の4種類のこて先に対応しているので、用途に合わせて変更可能です。(別売)

同シリーズの985-01はガンタイプになっているので、ストレートが使いづらい場合はガンタイプをおすすめします。

3.【太陽電機産業】 温調はんだこて PX-201


スタイリッシュでカッコイイ見た目がクール

70Wの消費電力で250~450℃まで温度調節が可能な万能タイプ。対応しているこて先は21種類で、太さや形状も用途に合わせて自在に変えられます。(別売)

耐熱キャップ付きなので、温度が下がるのを待たずに片付けることができます。コンセントタイプで電源供給も申し分ありません。

長時間の作業でも辛くなりにくいエルゴデザイングリップを採用しているので快適に使用することができます。

セラミックヒーターにはセンサーが内蔵されているので、こて先の温度を正確に把握しながらコントロールし、はんだ付けもムラにならず仕上がりも綺麗です。

ニクロムヒータータイプのはんだごておすすめ3選

温度調節のできないニクロムヒータータイプにも、長所はたくさんあります。リーズナブルなのに高品質なアイテムなら、使い勝手や使用用途は無限大。こて先によっても用途を変えられ、はんだ付け以外にも様々な使い方があります。

ニクロムヒータータイプのおすすめの3選は、はんだ付けだけにこだわらない使用用途でバラエティに富んだラインナップです。

1.【白光】 はんだこて/ニクロムヒータータイプ レッド No.502


特殊二重構造のニーターで寿命長持ち

こて先を腐食から守る耐食鉄メッキを施しているので、サビにも強く安心です。ヒーターは特殊二重構造で寿命を伸ばしてくれるので、長く愛用できます。

40Wなので、基盤や電気配線などの簡単なはんだ付けに有効です。ホビー系の造型やハンドメイドにも使用できます。トランスなどの大型部品にはあまり向いていません。

簡易こて台が付属されているので、安全に配慮して使用してください。こて先は1種類しかないので用途に合わせたカスタマイズができませんが、使用目的が決まっているなら長く使い続けられるアイテムです。

レッドシリーズは他にも20W・30W・60Wのバリエーションがあるので、用途に合わせた消費電力のものを選ぶと良いでしょう。

2.【太陽電機産業】goot ホットナイフ HOT-60R


ホビーに特化したホットナイフ

先端がナイフ状になっているので、プラモデルのゲート切断に最適なホットナイフ。そのためだけに造られたといっても過言ではありません。

塩化ビニール・アクリル・ABS・ポリプロピレン・ポリカなどの樹脂製品を素早く綺麗に切断することができるので、ニッパーで切ってバリ取りをするよりも手間が少なく時短にも繋がります。

ゲートの切断面が綺麗になるとプラモデルの仕上がりも良くなるので、作品制作の満足度も上がることでしょう。

切断だけでなく、プラスチック製品や樹脂製品を加工したい場合にはかなり重宝すると思います。使い方によってはハンドメイド作品を制作している人にもぴったりかもしれません。

こて先はナイフタイプと丸型のペンタイプの2種類あるので、はんだ付け用にも使用できます。

3.【白光】はんだこて ニクロムヒータータイプ 910


格納式で即収納

キャップ部分が持ち手になる格納組み立て式のガンタイプ。耐熱式の柄の部分がキャップになるので熱いままでもすぐに収納できます。

消費電力は40Wなので、基盤や簡単な電気配線なら使用可能です。ホビー系やハンドメイド系にも使用できます。

こて先は1種類のみなので、特定の要素に断定した使い方をするのに向いていますね。コンパクトに収納できるので持ち歩きにも便利です。

ガンタイプなので固定しやすく握りやすいので、安定したはんだ付けを可能にしています。細かな作業よりは同じような単純作業を目的とすると使いやすいでしょう。

白光のニクロムヒータータイプポータブルにはこの機種以外にも30Wと60Wの2種類あるので、用途に合わせて消費電力を選べます。

電源不要!コードレスタイプのおすすめはんだごて

細かな作業をしているとコードが邪魔になることがあります。集中している時に余計な部分に神経を使ってしまうとストレスになりますね。

そんなストレスを解消してくれるコードレスタイプのはんだごてを厳選しました。コードレスというだけでなく「これ欲しかった!」という機能も付いています。

【イチネン ミツトモ】スリーアキシス電池式コードレス半田ごて 87000


ライト付きで細かな作業も楽

暗いこて先を照らしてくれるライトが付いているので作業もはかどります。7~10秒の高速加熱ですぐに作業が開始できる時短アイテム。単三乾電池4本(別売)で稼動するので、コードが邪魔にならずとても便利です。

連続稼動は30分なので短時間で軽い作業をする人に向いています。

ON・OFFのボタンと、プッシュボタンの二重ロックで、プッシュボタンを押している時だけ加熱するので誤作動も起こりにくい安全設計。ライトの明るさで電池の寿命が分かるので、交換時期も把握できて前もって準備ができます。

太めのグリップは握りやすく安定感のあるはんだ付けを可能にしていて、使い勝手の良いアイテムです。

はんだごてを購入時の気になる疑問・質問

はんだごての購入を考えている人は、明確な使用目的があって購入を検討している人が多いはず。だからこそ、購入前に細かい事が気になってしまうと思うので、はんだごてにまつわるよくある質問をまとめてみました。

Q1:ギターなど楽器の改造には何Wのものを使ったらいいの?

ギター本体の配線なら40Wで充分です。しかし、広域を一気にはんだ付けする場合には60Wは必要になってくるので、改造の度合いによって必要な消費電力が変わってきます。

アンプなどを改造する場合は100W程度のものでないと難しいので、ギターをどの程度改造するかが問題です。

改造していくたびに色々な場所をいじりたいという願望が増えてくるなら、温度調節機能の付いているはんだごてを用意すれば全てに対応できるでしょう。

Q2:ワット数が20と30Wとではどのくらい温度は変わる?

一般的に10Wでは50~100℃温度が変わると言われています。ただし、20Wと30Wのはんだごてが同じ温度の商品もあるので、一概にワット数=温度とは言い切れないのが現状です。

Q3:アルミははんだ付けできないの?

一般的にアルミやチタンははんだ付けできないとされています。アルミの融点は700℃以上なので、はんだごてでは溶かすことができません。また、アルミは酸化しやすい性質を持っているので溶接ができません。

その代わり、アルミはロウ付けという方法が用いられていますが、溶接よりも強度は落ちる上にかなり難しいのであまり実用的ではないでしょう。

まとめ

今現在はんだごてを探しているなら、購入を検討するに至った使用用途があるのだと思います。その目的のためなら、それ専用のアイテムを購入するのが一番です。

でももし、今後はんだごての魅力に取り付かれて創作意欲が沸いてしまったら……。そう考えられませんか。別の用途に合わせて新しいはんだごてを購入しないといけなくなってしまったらもったいないですよね。

そうなる前に、最初から温度調節もできて用途別にこて先も変えられるカスタマイズ可能なアイテムを購入するのが良いでしょう。

ただし、今後使い続けるかはわからないならば、容易に購入できるニクロムヒータータイプで少しだけお試しに使ってみて、慣れてから次を考えるのも良いかもしれません。

基盤や電化製品だけでなく、プラモデルやDIY・ハンドメイドアイテムにも幅広く使えるはんだごてで、日々の生活を楽しめるようになると幸いです。

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