少しの心がけでずいぶんと長持ちして私たちを楽しませてくれるお花たち。今日はそのちょっとしたテクニックをご紹介します。お花が生き生きとするこの季節、こんな花のある暮らしで毎日の暮らしを楽しんでみませんか?
基本のお手入れ
<1>水について
用意したいのは、花器の7割ほどの水。
ただしガーベラなどの起毛性のある茎を持つものは、起毛に絡んだバクテリアが水を腐らせる原因となることも。しっかりと水揚げさえできていれば、花器に入れる水は少しでいいそうです。
<2>下葉処理
しんなりと元気のない葉っぱは思い切って取ってしまうこと。また、水が腐りやすくなるため、水につかる部分の葉はこの段階ですべて取ってしまいます。
<3>水切り
水の中で茎を切ることによって水の吸い上げが良くなるという「水切り」は、お花の代表的なお手入れ方法のひとつ。
水の中で茎の断面が斜めになるようにカッターやハサミでカットしてあげることで、茎の水を吸う面積が大きくなってお花が生き生きと水を吸い上げます。
▼お花のお手入れの詳細についてはこちらをどうぞ!
アンジェ「日々のコラム」
ちょっと生けるだけで気持ちが豊かに。「花のある暮らし」初めてみませんか?
お花を選ぶ時やお手入れする時、そんなちょっとした時間にゆとりを感じる「花のある暮らし」。慌ただしい毎日の中で立ち止まる時間の大切さをお花たちが教えてくれます。
また、お花は空間を瑞々しく、明るくする効果も。一輪でも二輪でも、まずは思いのままに生けるところから初めてみてくださいね。
■ダイニングテーブルの上にちょこんと置いて
ダイニングテーブルにお花をちょこんと置けば、毎日の朝ごはんが笑顔で始まります。
■飾り棚にお花のインテリアを
飾り棚が少し寂しいなと思ったら、お花を生けて即席のインテリアに。空間がぐぐっと瑞々しくなりますよ。
■玄関にお花を生ければ とっておきのおもてなしに
玄関にお花をちょっと生けるだけで、来客時のとっておきのおもてなしに。空間が明るく見える効果もありますよ。
これからの季節に。お手入れいらずなハーバリウム
暑くなってくると生花はまめなお手入れが必要になることも。そこまでは手がかけられないなという方にはこんなアイテムがおすすめです。
▼使用アイテム
ハーバリウム
さまざまなドライフラワーを特殊なオイルと一緒にボトルに閉じ込めたハーバリウムは、いわゆる「植物標本」。お手入れいらずで、インテリアとして花々の瑞々しさをお部屋に取り入れることができますよ。
ふとした瞬間に目に映る、小さな幸せ。花のある暮らしが教えてくれる季節の移り変わりに想いを馳せて、毎日の暮らしを楽しんでみてくださいね。