編集/ライター
山口彩
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。子育てと旅を中心に編集・執筆中。旅メディア「TABIZINE」編集長。記事を通じて世の中を楽しむ視点や、心が自由になるひとときを伝えられたら、と思っている。マイペースな子ども2人と一緒に0歳から人生やり直し中。いつか家族で宇宙旅行に行きたい。
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ライフスタイルや好みに合った抱っこ紐が見つかれば、赤ちゃんとのお出かけはもっと楽しく、楽になります。
人気の抱っこ紐、おさえるべきトレンドについて、マタニティ情報サイト「
ニンプス」編集長のロコさんにお聞きしてみました!
とりあえず「エルゴ」という人はやっぱり多い
人気の抱っこ紐、というと、やはり筆頭は「エルゴベビー」。一時期より若干シェアは分散している感はありますが、それでも圧倒的なシェアを誇ります。
できれば1つで済ませたい、パパと共用できる、肩・腰が楽、おんぶもできる、ファッションに合わせやすい、といったニーズを満たしていることはもちろん、周りを見ればほとんどのママがエルゴ、という状況なので “みんなと一緒” という安心感もあります。
迷ったらエルゴ、とりあえずエルゴ、という感じで多くのママたちが無難なチョイスに落ちつくようです。
日本人の体に合わせた抱っこひももある
エルゴが主流、とはいえ、海外製のため小柄なママだと肩が落ちてきて使いにくいこともあるようです。
そんな人におすすめなのが、「アップリカ コラン」シリーズ。日本製ならではの、日本人の体型にぴったりフィットする設計が人気です。
抱っこ紐をそのままベビーカーにセットできる、<CTS(キャリートラベルシステム)>タイプのものもあります。
湘南生まれの抱っこ紐、サンアンドビーチも日本人向けにデザインされています。可愛い柄が豊富なので、ママ専用として選ぶのもよいかもしれませんね。
・sun&beach ベビーキャリア 商品詳細
メッシュタイプが続々登場!
メッシュタイプが増えているのは、抱っこ紐のトレンドのひとつ。素材は固めになるので、コットンのやわらかい素材がいい、という人には向かないかもしれませんが、赤ちゃんにとっても通気性のよさは快適さにつながります。
メッシュというと夏仕様と思いがちですが、もちろん冬でも問題はなし。夏に暑い! という抱っこ紐の悩みに応えてくれます。
赤ちゃんの成長を妨げない、こだわりの抱っこ紐
ママの使い心地に注目しがちな抱っこ紐ですが、赤ちゃんの成長を妨げないことにこだわった抱っこ紐もあると知っておきたいですね。
例えばストッケの「マイキャリアフロント」は、国際的な研究機関(IHDI)や医療専門家から、赤ちゃんの股関節に適した製品として認定されています。
人間工学にもとづいたデザインで、赤ちゃんにとって最も無理の無い姿勢を保てます。ママがいつでも赤ちゃんのおでこにキスできる密着感は、親子共に安心できますね。
また、ボバの「ボバキャリア」は赤ちゃんの足がだらりと垂れ下がらないように、足置きストラップの付いた抱っこ紐。赤ちゃんの股関節を自然に開き、M字抱っこが保てるように考えられています。
「マンジュカ」も赤ちゃんの足を理想的なM字に保つ抱っこ紐のひとつです。付属品なしで、首すわり前から使えます。
抱っこひもの寿命は長く、一人目だけでなく二人目も、さらにお下がりでも使えるというくらい丈夫なものがほとんど。使い込むほど愛着がわく1つを選べるといいですね。
■今回お話をお聞きしたのは…
マタニティ情報サイト「ニンプス」 編集長 ロコさん
育休明けの2013年より、ニンプス編集長に就任。小学生男児と保育園女児の母。日々のコンテンツづくりでマタニティ&ベビーアイテムをたくさんチェックしています。妊娠線ケアコスメは自らのお腹で100個近く試しました。妊娠中や赤ちゃんとの暮らしに不安を減らし、よりハッピーに過ごしていただくコンテンツづくりをしています。
最上部画像:(c) shirohige - Adobe Stock