編集/ライター
山口彩
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。子育てと旅を中心に編集・執筆中。旅メディア「TABIZINE」編集長。記事を通じて世の中を楽しむ視点や、心が自由になるひとときを伝えられたら、と思っている。マイペースな子ども2人と一緒に0歳から人生やり直し中。いつか家族で宇宙旅行に行きたい。
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食卓のベビーチェアとして、圧倒的人気を誇るストッケの「トリップトラップ」。周りのママたちからもその評判は聞くけれど、価格で迷っている方もいるかもしれません。
今回は、ベビーハイチェアの王道、トリップトラップのメリットとデメリットについて、マタニティ情報サイト「
ニンプス」編集長のロコさんにお聞きしてみました!
トリップトラップのメリットは?
選ばれ続ける安心感
みんなが使ってるからトリップトラップにしよう、と思う人も多いほど厚く支持され続けるトリップトラップ。先輩ママからも悪い噂を聞くことがほとんどなく、間違いがないという印象があるのでしょう。別売りのベビーセットにはレール(ガード)も付いているので、安全面でも安心です。
▼ストッケ「トリップトラップ」
新生児から大人になるまで使える
別売りのベビーセットを使えば6ヶ月頃から、ニューボーンセットを使うと、生後すぐからOK。体重140kgの大人まで使える、ロングユースチェアです。小学校高学年になったらダイニングは大人用の椅子にして、トリップトラップを勉強机の椅子にする、という使い方をする人もいますよ。
▼ストッケ「トリップトラップ ベビーセット」
▼ストッケ「トリップトラップ ニューボーンセット」
インテリアに馴染むおしゃれな見た目
無駄のないクラシックなデザインは、いい意味で子どもっぽさがなくインテリアとしても映えます。子どもが生まれてからもおしゃれな生活をしたい、という今の時代のママたちの心をしっかりつかんでいるのも納得です。食べこぼしや汚れも拭き取りやすく、長い間美しさを保てます。
豊富なカラーバリエーション
ナチュラルなカラーから北欧らしいおしゃれな色調まで、選ぶのに頭を悩ませてしまいそうな豊富なカラーも魅力のひとつ。ダイニングテーブルに合わせたカラーを選んだり、インテリアの差し色として鮮やかなカラーを選んだり。好みに合わせてチョイスできます。
▼ストッケ「トリップトラップ」
トリップトラップのデメリットは?
ローチェアにはならない
ハイ&ロー兼用のベビーチェアは便利ですが、トリップトラップはハイチェアとしてしか使うことはできません。
決して安くはない
公式サイトの価格では、トリップトラップ本体は29,700円から、ベビーセットは7,830円、ニューボーンセットは12,960円、さらにクッションもプラスするなら6,750円〜7,290円となっています。長く使うことを考えれば結果的に安いと考えるママは多いものの、初期投資としてはそれなりの予算が必要となります。
▼ストッケ「トリップトラップ クッション」
折りたたみはできない
トリップトラップは折りたたむことはできません。室内移動が多い場合やお出かけ時にも使いたいという場合、持ち運び用の椅子には不向きです。
ロッキングチェアにはならない
最近は、ロッキングチェア機能のあるベビーチェアや電動式のハイローチェアも人気ですが、トリップトラップにその機能はありません。
ニンプス編集長のベビーチェア選び失敗談
ニンプス編集長のロコさんは、過去にベビーチェア選びで失敗した経験があるそう。気になる体験談をご紹介しましょう。
「最初に購入したベビーチェアは、IKEAのカフェにもある
1,999円の格安ベビーチェア。IKEAが日本に初上陸したばかりで、IKEAでのお買い物が楽しかった時期に買いました。
プラスチック製なのでさっと拭けて、食べこぼしを気にしなくていいのがよかったですね。ただ、大きくて場所をとりますし、そこまで長くは使えません。また、座面がけっこう高いのでトレイなしを購入してダイニングテーブルが低めだと、微妙に高さが合わないこともあると思います。
その後2〜3歳でサイズアウトして、今度はIKEAで
4,999円のキッズチェアを購入。それも8歳くらいでサイズアウトしました(いまだに飾り棚として使ってはいます)。ただそれでもまだ大人用の椅子は大きいんですね。当然足も床につかないし、足がぶらぶらしてしまうと、ダイニングで宿題をするときに集中力が落ちそうで気になります。
そうして結局最後に選んだのがトリップトラップだったんです。こうなるのがわかっていれば、最初からトリップトラップを買っておけばよかったな、と思いました(笑)」
▼ストッケ「トリップトラップ」
いかがでしたでしょうか。実は筆者自身も、自宅に2台、祖父母宅にもさらに2台のトリップトラップを持つ愛用者です。品質のよさは折り紙つきですが、メリット、デメリットをしっかりと把握して、納得のいくお買い物をしてくださいね。
■今回お話をお聞きしたのは…
マタニティ情報サイト「ニンプス」 編集長 ロコさん
育休明けの2013年より、ニンプス編集長に就任。小学生男児と保育園女児の母。日々のコンテンツづくりでマタニティ&ベビーアイテムをたくさんチェックしています。妊娠線ケアコスメは自らのお腹で100個近く試しました。妊娠中や赤ちゃんとの暮らしに不安を減らし、よりハッピーに過ごしていただくコンテンツづくりをしています。