編集/ライター
山口彩
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。子育てと旅を中心に編集・執筆中。旅メディア「TABIZINE」編集長。記事を通じて世の中を楽しむ視点や、心が自由になるひとときを伝えられたら、と思っている。マイペースな子ども2人と一緒に0歳から人生やり直し中。いつか家族で宇宙旅行に行きたい。
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ベビーベッドを買うべきか否か。はたまたレンタルにするべきか。赤ちゃんを家に迎えるママたちが一度は考えるお悩みではないでしょうか。まずはベビーベッドのメリットとデメリットをしっかりチェックして、必要かどうかを見極めましょう。
今回は、ベビーベッドのメリットとデメリットについて、マタニティ情報サイト「
ニンプス」編集長のロコさんにお聞きしてみました!
レンタルする人は昔ほど多くはない
ひと昔前に比べると、ベビーベッドをレンタルするという選択肢はあまり主流ではありません。ベビーベッドの種類や価格が多様化したこともあり、自分のライフスタイルにあったものを買う人の方が多いようです。メルカリ、ヤフオクなどを利用して中古品を安く買う人も。
折りたためるものや、成長に合わせて椅子や机に変形するものもあるので、使い終わった後下の子が生まれるまではしまっておいたり、別の家具にトランスフォームさせて長く使い続ける、ということもできるようになりました。
ベビーベッドのメリット
●インテリアとしておしゃれ
赤ちゃんの寝場所、居場所、という意味ではハイローチェアやバウンサーよりも見た目がおしゃれなものが多いのがベビーベッド。白い木製のものは、人気の北欧風インテリアにもしっくりなじみます。赤ちゃんとの生活の様子をインスタなどにアップしたいママにはうれしいポイントといえるでしょう。
▼カトージ おすすめベビーベッド
●一日を通して赤ちゃんの居場所になる
ハイローチェアやバウンサーは、お昼寝はOKでも夜の就寝場所としては使えません。その点、ベビーベッドは一日を通して赤ちゃんを寝かせられるのが便利ですね。最近はミニサイズのキャスター付きのものがトレンド。段差がなければリビングと寝室の移動も楽々です。
●ひとり寝の習慣がつけばママは楽になる
添い寝だとどうしても、夜中にママが起こされてしまいがち。ベビーベッドでひとり寝する習慣がつけば、ママの就寝スペースも広々と確保できて安眠できますね。
●囲いがあるので目を離しても安心
しっかりとした囲いがあるので赤ちゃんが落ちたり、兄弟やペットのいたずらを気にしたり、といったこともなし。
●高さがあれば衛生面も安心で収納スペースにもなる
立ちベッドと呼ばれる高さのあるベビーベッドは、下の部分にオムツや着替えなど赤ちゃんグッズを収納するスペースがあることが多く、これが助かる! というママの声はよく聞きます。赤ちゃんを寝かせる上段は床から離れているので、ホコリ・ダニ対策にもなります。
▼カトージ ハイタイプベビーベッド 立ちベッド
●就寝中の事故防止にも
添い寝による就寝中の事故のニュースはときおり見聞きしますよね。ベビーベッドならパパやママが赤ちゃんに覆いかぶさるという危険性がないので安心です。
ベビーベッドのデメリット
●スウィングしない
当たり前かもしれませんが、ハイローチェアのように電動スウィングで赤ちゃんを寝かしつけてくれるような機能は、ベビーベッドにはありません。
●普通サイズのものは気軽に移動できない
ベビーベッドのトレンドはミニサイズですが、もちろんまだ普通サイズのものもあります。その場合は気軽に家の中を移動させていつも赤ちゃんのそばにママがいられるようにする、というライフスタイルは難しいでしょう。
●ほとんど使わなかったという人もいる
買ってはみたけれど、夜泣きのたびベビーベッドに行くのが大変で結局添い寝。ほとんど使わず、単なる収納スペースになってしまったという話も実際にあります。
●使用期間が短い
ベビーベッドの使用対象年齢は、基本的には2歳頃まで。短い間しか使わないものにそこまで予算をかけるのは・・・と躊躇する人は、変形して別の家具として長く使えるものも検討してみるとよいかもしれませんね。
▼石崎家具 サークルや机、棚にもなる5wayベビーベッド
▼ストッケ 10歳まで使えて簡易ソファにもなるベビーベッド
▼ブーリ 6歳まで使えてソファにもなるベビーベッド
■今回お話をお聞きしたのは…
マタニティ情報サイト「ニンプス」 編集長 ロコさん
育休明けの2013年より、ニンプス編集長に就任。小学生男児と保育園女児の母。日々のコンテンツづくりでマタニティ&ベビーアイテムをたくさんチェックしています。妊娠線ケアコスメは自らのお腹で100個近く試しました。妊娠中や赤ちゃんとの暮らしに不安を減らし、よりハッピーに過ごしていただくコンテンツづくりをしています。