タンポンって何を基準に選ぶのがおすすめなのかを知りたい!長時間使っても漏れずに快適に過ごせるタンポンってある?今回はそうした疑問にお答えすべく、サイズ(吸収量)や装着方法、使いやすさを中心に国内外からたくさんのタンポンの商品データを集めて、徹底的に比較しました!
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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それでは実際にいくつかのタンポンをピックアップして、比較していきましょう。どの商品にもオンリーワンの特長があるのですが、今回は皆さんが選ぶ際によく参考にするであろう下記の3つのポイントに絞って比べてみました。
タンポンに求められているニーズは「漏れない」「長時間使用できる(規定時間内なら交換しなくても安心)」「使いやすい」の3つです。
これらのニーズからさまざまな商品を比較してみたところ、一番おすすめしたいタンポンはコレになりました!
「特に量の多い日用スーパープラス」は、ソフィのタンポンの中で一番吸収力が高く、後ほどご紹介する「多い日用スーパー」の1.3倍の吸収量があります。
そのため量の多い2日目や、繁忙期でお手洗いに行く時間がなかなか取れないとき、つたい漏れが心配な就寝時でも安心です。
吸収力の秘密は、使っている素材にあります。より吸収力が高い”高吸収ファイバー”を使っているため「多い日用スーパー」と同じ大きさのアプリケーターなのに、1.3倍の吸収量が実現できているのです。
商品は、アプリケーターにセットされた状態で一つずつ個包装となっているため、清潔に持ち歩くことができます。開封時に先端にふれずに済むよう、開けやすく取り出しやすい工夫がされているので、清潔に気をつかっている人にもおすすめです。
また使用後のアプリケーターも、包装に入れてそのまま捨てられるので、装着時に付着した経血がティッシュから染み出たらどうしよう……などの不安も最低限で済むところがいいですね。
実際に使用している人の声を見てみると、やはり就寝時がおすすめなのだそうです。
「多い日の夜用ナプキンを使っても、よれたりずれたりして漏れてしまう……という悩みが、このタンポンを使うことで一気に解消された」という声がいくつも見られました。
量が多くて悩んでいる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
タンポンは、規定時間(通常4~8時間以内)を超えての使用を控えるためにも、経血量に合ったタンポンを使うことが推奨されています。
経血量には個人差があるため、初めて使う場合には軽い日向けのタンポンから試していくようにするのがおすすめです。
ここでは初めて使う方でも付けやすいものや、かぶれなどが気になる方でも安心な素材を使ったものなど、数あるタンポンの中でも特におすすめしたい軽い日向けのタンポンを4つご紹介していきたいと思います。
ソフィのソフトタンポンライトでは、アプリケーターの押し込み用の筒にハートのマークが書いてあります。このハートを挿入の目安であるギザギザの部分まで押し込むだけなので、初めての人でも付けやすいと評判です。
タンポンを体の中に入れておくことで、異物感や痛みが出たりすることがないの?と不安に思う人もいるようですが、タンポンの正しい挿入位置は、感覚がない部分なので正しく装着できていれば、全く気になりません。
挿入が浅いとそうしたトラブルが起こりがちですので、まずはソフィのソフトタンポンライトで装着方法をマスターしてみてはいかがでしょうか?
また先端は丸くスムーズに入る設計なので、プラスチックのアプリケーター自体を入れるのが怖い、膣内を傷つけないか心配、といった不安もあまり気にしすぎる必要はありません。
ソフィのコンパクトレギュラーのウリは、その名の通りコンパクトさにあります。
ノーマルタイプのタンポンは、袋から出してそのまま使用するため、携帯するにはどうしても大きさが気になってしまうという声も多いようです。
しかしコンパクトレギュラーなら、使うときに組み立てるスライド式アプリケーターなので、通常のタンポンの2/3程度の大きさしかありません。ポーチやカバンに入れていても目立ちにくいので、外でも気軽に使いたい人におすすめです。
組み立てという点に不安を感じる人もいるかもしれませんが、組み立てるといっても、カチっと音がするまで引き出すだけなので、初心者でもとても簡単に使えます。
アプリケーターも先端が丸くスムーズに挿入できるようになっていますし、吸収体も通常のものより少し小さめですが、その大きさの差を感じないくらいしっかりと吸収してくれます。
外出先でも生理を忘れて快適に過ごしたい人にはぴったりの商品です。
イギリスの有名ブランドの一つNatracareから販売されているオーガニックコットンタンポンは、素材から製造方法、環境にまで配慮した女性と地球にやさしいタンポンです。
アプリケーターは、日本で販売されているもののほとんどでプラスチックが使われていますが、オーガニックコットンタンポンでは環境のことを考え、紙のアプリケーターが採用されています。
タンポン自体にも化学繊維や香料、蛍光剤、塩素漂白剤が一切使われておらず、無農薬で育てられたコットンだけを使用しているため、敏感肌や化学物質が気になる方でも安心です。
紙のアプリケーターのため、使い方が難しいという意見もありますが、内筒と外筒を少しひねるように動かせばスムーズに装着できます。コツさえつかんでしまえば、初心者でも簡単ですよ。
cormanはイタリアで、女性向け衛生用品を取り扱っている会社です。一番のウリは塩素を使用せず、廃棄後土に還る生分解性を持った100%オーガニックコットンを使用しているところでしょう。
コットンは赤ちゃんに肌着にも最適と言われるくらい、人の身体に影響の少ない素材です。そのため、敏感肌でかぶれやかゆみが出やすい方、膣内の化学物質による影響が気になる方でも安心して使うことができます。
一つだけ注意してもらいたいのが、イタリアの加盟しているEUでは「標準(レギュラー)」は基本的に「軽い日」に相当すると言う点です。
普通の日は「スーパー」、量の多い日は「スーパープラス」という表記になっているため、海外製品を購入の際には、実際の吸収力もしっかりチェックするようにしてくださいね。
タンポンは経血量に応じて、適切な吸収量のものを使用するべきです。多い日や就寝時などの量が気になる時期にずっと漏れを気にしているのもつらいという人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、多い日や就寝時などでも生理を忘れるくらいしっかり吸収できるタンポンを、実際に使用した方たちの口コミなども考慮し3つピックアップしてみました。
ぜひこちらを参考にし、自分が安心して使用できるタンポン探しに役立ててくださいね。
普段ナプキンの使用が多い人には「エルディってどこのメーカー?」と聞き覚えのなさに不安を感じる人もいるかもしれません。実はエルディもソフィと同じユニチャームから販売されている、フィンガータイプのタンポンのブランドです。
エルディのタンポンの特長は、なんといってもタンポンを一周するように均等に配置されている溝。このキャッチラインと呼ばれる溝が、経血をあえて流す隙間を作って、タンポン全体で吸収できるようになっているんです。
フィンガータイプはどうしても指の汚れが気になりますが、エルディならきちんと本数分のフィンガーベールが封入されているので、毎回手指を汚すことなくタンポンを装着することができます。
スムーズに挿入できるよう、表面がなめらかなソフトシートで包まれており、挿入の際に違和感や痛みを感じにくい工夫がされている点が好評の理由です。
量が多い日用のタンポンで一番気になるのは、その大きさと吸収量という人が多いのではないでしょうか?
ソフィの多い日用スーパーなら、レギュラーサイズとほとんど大きさが変わらない、指先ほどのサイズなのに、量が多い日でも生理であることを忘れてしまうくらい快適だと評判です。
アプリケーターもレギュラーや、先ほど紹介したライトと同様、ハートの目印がついていてタンポンを付け慣れていない人でもスムーズに使用することができます。
先端は丸く、アプリケーター自体も滑りやすくなっているので、挿入時の引っかかりによる痛みや傷つきが心配な方でも安心して使えるという点もおすすめポイントです。
「いつもはレギュラーを使っているけど、今日はトイレに行く時間があまり取れないかも……」というときの保険代わりとして、使い分けている人も多いようですよ。
Natracareのオーガニックコットンタンポンスーパープラスは、このシリーズの中で最も吸収力が高いタンポンなので、特に量が多い2日目や就寝時に愛用している方が多いようです。
先ほど紹介したレギュラーと同じく、Natracareの製品はとにかく無添加で女性の体に優しく、環境に配慮している点が一番のウリ。
化学繊維や香料などを使った製品でかぶれやかゆみを経験したことがある人には、ぜひ一度使ってみてほしい商品です。
ただ一点だけ注意をしたいのは、日本で販売されているフィンガータイプのように、フィンガーベールが付属していないという点です。
清潔にした手指で直接挿入することになるため、どうしても汚れが気になる場合には、自分でビニール手袋の指先を切って持ち歩くなどの工夫が必要となります。
その辺りも加味した上で、購入を検討するといいでしょう。
こんなときどうしたらいいの?気を付けた方がいいことってある?など、タンポンを購入・使用する前に気になる疑問についていくつか確認しておきましょう。
タンポンは正しい位置に装着できていれば、経血が流れたり、膣内に水やお湯が入り込む心配はないので、海・温泉・プールなどに入っても構いません。
ただし万が一のことも考え、衛生面での不安を最低限に抑えたいならば、せめて入る前と入った後に、新しいタンポンに取り換えたほうが安心です。
交換後のタンポンの使用時間の目安は、4~8時間とされています。トキシックショック症候群の予防のためにも、特に8時間を超えて使用しないようにしましょう。
交換の際白い部分が多く残っている場合には、吸収量を一段階下げたタンポンを使うようにしてみてください。
基本的に、説明書に記載されている使用方法を守っていればデメリットはなく、安全・快適に使用することができます。
ただし8時間を超える長時間の使用を繰り返していると、トキシックショック症候群に陥る可能性も否定できません。
トキシックショック症候群はごくまれに死に至る場合もあるため、タンポンがナプキンよりも扱いが大変だという点は、デメリットともいえるかもしれません。
今回「長時間使っても漏れない」「使いやすい」という視点からタンポンを選ぶにあたり、日本国内に限らず海外製品までたくさんのタンポンの特徴をピックアップし、比較しました。
一見同じように見えるタンポンでも特色が大きく異なるのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
こちらをご覧になっている方の中には、既にタンポンを試していて「合わなかった」と使用を諦めている人もいるかもしれません。でも、もしかしたらそれは単にその商品が合ってなかっただけかもしれません。
今回ご紹介しきれなかったブランドもたくさんありますし、同じブランドでも、装着方法から吸収量までさまざまな種類があります。
タンポンを使ってみたいと思っている方はぜひこちらの記事を参考に、自分に合ったタンポン探しをはじめてみてはいかがでしょうか。