ジェフリー・ディーン・モーガンが『Shrine』に主演することになった。これは同名のホラー小説を映画化するもので、プロデューサーにはサム・ライミも名を連ねる。監督、脚色はエヴァン・スピリオトプロス。モーガンが演じるのは、落ち目のジャーナリスト。ある時、東海岸の小さな街で、ある“ミラクル”を発見した彼は、それをキャリアの復活に利用する。しかし、その“ミラクル”には、恐ろしい側面もあった。撮影は来年2月にスタートの予定。モーガンは『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』『ウォーキング・デッド』などテレビドラマで主に活躍。映画の代表作には『ウォッチメン』などがある。文=猿渡由紀
2019年09月19日江戸の昔から、怪談話は夏の風物詩!怖い話を聞くと背筋が凍るというけれど、実際に自律神経の関係で寒気を感じるとかなんとか。暑い夏は、ホラー映画を満喫すべし!『チャイルド・プレイ』死が二人を分かつまで?人形遊びは早めに卒業したほうがいいかも。母親と新居に越してきたアンディは、誕生日に最先端テクノロジーを搭載したバディ人形をもらう。自ら“チャッキー”と名乗った人形は、実は返品予定の欠陥品だった!?ホラー史に残る名作のリメイク版で、殺人人形もパワーアップ。可愛くないのは相変わらずだが、凶暴度がさらに増して、怖さも倍増。監督/ラース・クレヴバーグ出演/オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマンほかTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中。©2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.『アス』ジャンルの枠を超えた斬新なホラー。1986年の夏、海岸沿いの遊園地で迷子になったアデレードは不思議な体験をする。成長し、家族と故郷に戻った彼女の前に謎の4人組が現れ…。幼少期のトラウマや想像を超えた世界観で観る人を恐怖の底に突き落とす、J・ピール監督らしさ満載のサスペンス・ホラー。監督・脚本・製作/ジョーダン・ピール出演/ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、エリザベス・モスほか9月6日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©Universal Pictures『ゴーストランドの惨劇』先読み不可能な悪夢の展開にゾゾッ。叔母から相続した家に越した夜、暴漢に襲撃された母娘。母親の反撃で助かり、現在はホラー小説家として活躍中のベスは、ある日、錯乱した姉から電話を受ける。帰省した彼女を待っていたのは?『マーターズ』でホラー界に躍り出た鬼才ロジェが生み出す悪夢は、トラウマをもたらすこと必至。監督・脚本/パスカル・ロジェ出演/クリスタル・リード、アナスタシア・フィリップスほか8月9日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。©2017‐5656 FILMS‐INCIDENT PRODUCTIONS‐MARS FILMS‐LOGICAL PICTURES※『anan』2019年8月7日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年08月02日トラウマ・ホラーの代名詞『マーターズ』で監督を務め、ホラー・ファンに一躍その名を轟かせたフランスの鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりにメガホンをとった『GHOSTLAND』が邦題を『ゴーストランドの惨劇』とし、日本公開することが決定。併せて、メイン写真が解禁となった。■ストーリー人里離れた叔母の家を相続し、そこに移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。姉のヴェラは奔放で現代的な少女。一方、妹のベスはラヴクラフトを崇拝する内向的な少女で、双子の姉妹ながら性格は正反対だった。新居に到着したその日の夜、2人の暴漢が家に押し入り、突然の惨劇が一家を襲う。娘を守ろうとする母は必死に反撃。そして姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにしてしまう。惨劇から16年後、ベスは小説家として成功したが、ヴェラは精神を病み、いまもあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスを母は迎え入れるが、ヴェラは地下室に閉じこもっていた。そして、ベスに向かって衝撃の言葉をつぶやく――。■トラウマ・ホラーの鬼才が仕掛ける“絶望のトリック”本作で監督を務めるのは、フランスの鬼才パスカル・ロジェ監督。2009年に渋谷の劇場で公開された作品『マーターズ』の壮絶な内容は、『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督も絶賛。瞬く間にホラー・ファンの間で話題沸騰となり、公開から10年経った現在もトラウマ・ホラーの代名詞として名前が挙がるほど。本作は、2012年の『トールマン』を経て、6年ぶりにロジェ監督が撮り上げた待望の長編作品。主人公の姉妹が絶望的な惨劇に巻き込まれる様は、女性2人を主役に据えた『マーターズ』と通じるものがある。本作ではさらに全編に張り巡らせた伏線と罠に、観る者は巧みに翻弄され、ロジェ監督が作り上げた“狂気の迷宮”に迷い込んでいく。今回解禁となったメイン写真は、暗い部屋から覗く緊迫した表情の1人の女性が写し出されている。彼女の正体は?顔の傷と涙で潤んだ瞳が意味するものとは?好奇心を掻き立てられる1枚となっている。凄惨な恐怖描写は2度と見たくないが、罠にはまったあなたは必ず2回観たくなる――。映画史上最も不快なトラウマ映画に引き続き注目したい。『ゴーストランドの惨劇』は8月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月23日ホラー映画『ハロウィン』が、2019年4月12日(金)に全国公開される。ブギーマンの恐怖再び1978年、ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンター監督が生み出した映画『ハロウィン』は、後世に語り継がれるホラーキャラクター“ブギーマン”と、恐怖を煽る象徴的な音楽で全米を震撼させ、以後のホラー映画に影響を与えた伝説的な作品。その公開から約40年の月日を経て、再び『ハロウィン』がスクリーンにカムバック。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督のもと、前作の40年後が舞台となった新たな恐怖のストーリーが描かれる。ブギーマンの正体とは…?本作は、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追うジャーナリストの話から始まる。殺人鬼の名前は、マイケル・マイヤーズ。長い間精神病棟で隔離されていた彼は、40年間一言も話すことなく、正体は一切不明。余りの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と呼んだ。前作でも人々を震撼させた“ブギーマン”だが、生い立ちや行動の動機は全てベールに包まれている。マスクに覆われた不気味な顔、大人を片手で軽々と持ち上げる怪力、何発もの銃弾を受けても立ち上がる不死身の肉体…。恐怖の化身とも呼べる存在だが、ハロウィンの前夜のとある事件をきっかけに、ブギーマンは精神病棟からの脱走を図り再び街に解き放たれてしまうーー。主人公・ローリーが宿命の対決に挑む40年前に人々を震撼させた殺人事件の唯一の生き残りであり、本作の主人公となる、ローリー・ストロ ードを演じるのは、ジェイミー・リー・カーティ。40年前にブギーマンの魔の手から逃れて以来、家族と疎遠になってもなお、来る再会に備えて孤独に“ヤツ”を待ち続け、ついに宿命の対決に臨む。前作ではただ必死に逃げ惑うだけだったローリーが、時を経て強い女性へと変化を遂げているのも本作の見どころ。情け容赦のないブギーマンに対して、銃やナイフを手に決死の覚悟で立ち向かうローリーの姿が描かれている。【詳細】映画『ハロウィン』公開日:2019年4月12日(金)監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン脚本:ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン製作:ジェイソン・ブラム音楽:ジョン・カーペンター、コーディ・カーペンター出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ニック・キャッスルほか原題:Halloween/106分/R-15指定あらすじジャーナリストのデイナとアーロンは、40 年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追っていた。殺人鬼の名前はマイケル・マイヤーズ。彼は 40 年間、一言も話すことなく動機や感情は一切不明。あまりの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と名付けた。事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロードにインタ ビューするも収穫はなかった。しかし、ローリーは再びマイケルが目の前に現れることを恐れ、いつ起きるか分からない非常事態に一人備えていたのだ。その予感は最悪 の形で現実となる。ハロウィン前夜、精神病棟から患者を輸送する車が横転し、マイケルが脱走してしまう。娘のカレンはローリーの言うことを信じず、孫娘アリソンも パーティに出かけてしまっている。ローリーは再び街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意。恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる―。
2019年03月28日ホラー映画『へレディタリー/継承』が、2018年11月30日(金)に公開される。“トラウマ級”ホラー『へレディタリー/継承』は、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させたホラー映画作品。グラハム家の祖母・エレンが亡くなるところからスタートする物語は、序盤から不穏な雰囲気に満ちている。祖母が家族に遺した“受け継いだら死ぬ何か”が、恐怖とともに家族に襲い掛かる。家の中の何でもない暗闇が映るだけで恐ろしく、じわじわと恐怖を観客の脳裏に刻んでいく。また、物語の全編にわたり、恐怖のフィナーレに至る伏線が張り巡らされており、周到に計画された本編の“謎”が見所となっている。監督はアリ・アスター監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。発想や演出、すべてのシーンが恐怖のラストへ繋がる計算し尽された脚本と、異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となったとの評価も受けている。主演は『シックス・センス』のトニ・コレット主演は『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。製作は、アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』を生み出し、『レディ・バード』など、設立6年目にして話題作を次々と発表し、オスカー常連となった最注目の映画スタジオ・A24だ。ヒグチユウコ・政田武史などのイラストもグッチ(GUCCI)とのコラボレーションで知られる画家・絵本作家のヒグチユウコや、画家・現代美術作家の政田武史からは、作品をイメージしたイラストが寄せられた。想像力を掻き立てられるストーリーの世界観を表現している。ストーリーグラハム家の祖母・エレンが亡くなった。エレンは気難しく、謎の多い人物だった。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。エレンの娘アニーは、過去の出来事がきっかけでエレンに愛憎入り交じる感情を抱いていた。自らの人生を精巧なミニチュアで表現するアーティストであるアニーは、エレンとの暗い思い出をミニチュアにし、セラピーにも通う。夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、祖母に溺愛されていた対人恐怖症の娘チャーリーとともに、家族を亡くした哀しみを乗り越えようとしていたのだ。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでしまってことに気づかぬまま・・・。チャーリーの様子がおかしい。祖母が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめている。彼女の部屋を覗くと、アニーがミニチュアを作るように、チャーリーも自分の部屋でこっそりと人形を作り続けていた。それは、動物の生首とガラクタでできた狂気のオブジェだった。やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発する。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声が聞こえる、暗闇に誰かの気配がする・・・。そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺した“何か”とは一体?詳細映画『へレディタリー/継承』公開日:2018年11月30日(金)出演:トニ・コレット、ガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド脚本・監督:アリ・アスター製作:ケビン・フレイクス、ラース・クヌードセン、バディ・パトリック原題:HEREDITARYPG-12
2018年12月02日ホラーの常識を覆した最高傑作との呼び声も高い、ホラー映画『へレディタリー/継承』。現代ホラーの頂点と批評家から最高の評価を受け、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させた本作の日本オリジナル予告編がついに公開された。『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットを主演に迎え、本作の監督・脚本を務めたのは、これが長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、ラストへつながる恐怖の伏線を全て回収する徹底した脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点とまで言われている。今回公開された予告映像は、先に公開された30秒予告映像よりも恐怖感が一層倍増。「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というテロップとともに、想像を絶する恐怖に襲われる家族の姿が映し出されている。祖母が遺した“何か”を感じているのか、鳥の死体から首を切り落とそうとする不気味な表情の孫娘・チャーリー、部屋を走る不思議な光、突如聞こえる奇妙な音など次々と凍りつくような恐怖に見舞われ絶叫する一家。家の中で亡くなったはずの母の姿を見かけ悲鳴をあげる娘・アニーや、授業中に不審な音を聞き突如、机に頭を打ち付ける孫・ピーターの姿、天井に頭を叩きつける“何か”、燃える人影など、畳みかけるような恐怖映像は、予告編にもかかわらずトラウマレベルの恐怖を体感できるはずだ。ひと足早く本作を鑑賞した日本の映画ライター、評論家たちからも「今まで観たホラー映画の中で一番怖い」「想像以上の怖さ」と称賛の声が相次いでいる。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年10月16日アメリカとロシアの最新ホラー映画が、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として激突。アメリカ発『ドクター・エクソシスト』(原題:Incarnate)とロシア発『ゴースト・ブライド』(英題:The Bride)が、11月25日(土)より同日公開されることが決定した。アメリカ代表は、車椅子の科学者が主人公となる、ハリウッド生まれのかつてないエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』。ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊によって殺され自身も車椅子となり、いまは復讐のみを目的に生きている。ある日、バチカンの手に負えず彼のもとにやってきた11歳の少年キャメロン。彼に取り憑いているのは、エンバーが追い続ける悪霊“マギー”だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、マギーとの戦いに挑んでいく。キャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか!?宗教ではなく科学で悪魔払いをする車椅子のヒーローを演じるのは、『ダークナイト』『ハドソン川の奇跡』のアーロン・エッカート。「ゲーム・オブ・スローンズ」の“紅の女”メリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテン、『そして、ひと粒のひかり』でコロンビア人として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディノ・モレノ、海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」で少年時代のブルース・ウェインを演じたダヴィード・マズーズと豪華キャストが出演。監督は『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン。製作に『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』、近作では『ゲット・アウト』など、革新的なホラー作品を次々と送り出すヒットメイカー、ジェイソン・ブラム。これまでにはない、現代的な要素を取り入れた新たなエクソシト映画として、日本に上陸する。一方、ロシア代表は、19世紀から伝えられた死者を甦らせる恐ろしい儀式を、現在に復活させる『ゴースト・ブライド』。恋人のヴァンヤと婚約した女子大生のナスチャは幸せに満ちあふれていた。2人は結婚式を挙げるためにヴァンヤの実家へと向うが、彼女の実家は不思議な空気に包まれ謎めいている。この家に着いてから、次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。だが、それは幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母オルガを現世に甦らせるため、儀式の生贄として捧げられたナスチャ自身だった。彼女は花嫁=生贄として、この家に迎えられたのだ…。死者を甦らせる儀式には生贄は、その生贄は花嫁(ブライド)。ミステリアスなベールに包まれた帝政ロシア時代の儀式と恐怖を、『ミラーズ 呪怨鏡』(’15)で脚光を浴びホラー映画の演出に定評のあるスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー監督が映像化。異様な儀式をさせられそうになる花嫁役に抜擢されたのは、長編映画初主演となるロシアの新星女優ヴィクトリア・アガラコヴァ。古典的なサスペンスの構造と、帝政ロシアの伝承に基づく独自のテーマが組み合わさった本作は、今年に開催された第4回ブライトナイツ・ホロラント映画祭で最優秀撮影賞を受賞。予告編はYouTubeですでに200万回以上視聴され、注目を集めるロシア発の最恐のホラーだ。この2作品は、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として上映。ホラーDVDなどの抽選プレゼント企画や相互割引、先行オールナイトなどが予定されているという。秋のホラー映画の“東西冷戦バトル”を見逃さないで。『ドクター・エクソシスト』&『ゴースト・ブライド』は11月25日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて(text:cinemacafe.net)
2017年08月15日サンシャイン水族館では、ホラー水族館「あやかしの人魚」を2017年9月28日(木)から11月5日(日)まで開催。怖い“人魚”をテーマにしたホラー水族館サンシャイン水族館では、2016年10月に第一弾となるホラー水族館「呪いの水櫛」を実施。水族館での新しい恐怖体験が人気を呼び、期間中は約2万人が訪れた。第2弾となる今回も、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文とコラボレーション。テーマは、美しさと怖さの2面性を持った「人魚」だ。ある男に恋をした人魚が、一日だけ人間の姿となり陸にあがって 人間との楽しい思い出を手に入れるが、 友人の裏切りによってその思いが激しい怨みに変るというストーリー。水族館の特性を活かした視覚と聴覚で「恐怖」を体験できる内容となっている。ホラーカフェも登場また、ホラー水族館の開催に合わせて、サンシャイン水族館内の「カナロアカフェ」がホラーカフェに変身。赤い真珠の入った貝殻をイメージした「ホラーバーガープレート」や、カルピス味の目玉が入った「人魚の目玉ドリンク」といったメニューが提供される。さらに、ショップの「アクアポケット」では、ショッキングな見た目の「もぎ取る人魚クッキー」が販売される。詳細ホラー水族館「あやかしの人魚」開催期間:2017年9月28日(木)〜11月5日(日)営業時間:18:30〜22:00 ※水族館の通常営業は18:00(最終入場 17:00)まで会場:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 ワールドインポートマートビル・屋上<チケット>発売日:2017年9月11日(月)~取り扱い:ファミリーマート店内設置の「Fami ポート」価格:大人 2,200円、学生(大学・専門・高校) 1,800円、ペア 3,500円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4歳以上) 700円※こども、幼児料金の方は高校生以上の方の同伴の下入場。また、未就学児の入場は同伴者の同意が必要※ペアチケットは本イベント期間のみの販売※音声ガイド付き※「Fami ポート」販売状況により水族館チケットカウンターで当日チケットを10:00から販売する場合もあり※金額はすべて税込
2017年08月12日カルト的な人気を誇り、1975年に映画化もされたミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。2011年にはいのうえひでのり演出、古田新太主演で上演、大きな話題を呼んだ。そして今秋、再び古田が『ロッキー~』に帰ってくる。演出を担うのは、いのうえから直々の指名を受けた河原雅彦。さらに新参加となる小池徹平を加えた3人に話を聞いた。ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』チケット情報元々『ロッキー~』の大ファンだという河原も、前回のいのうえ版を「完璧」と絶賛。だが映画寄りに作られたいのうえ版に比べ、「僕のロッキー体験としては、作り手側が意図しないところで、お客さんが楽しみ方をどんどん発展させていった印象が強い。例えば雨のシーンでは、客席でも新聞紙を傘代わりにして、水鉄砲の水で雨を降らせたり。そういうものが僕の中のロッキーであり、ロッキーの楽しみ方なんです」。古田演じるフランク・フルターは、服装倒錯バリバリのマッド・サイエンティストで、『ロッキー~』の世界観を具現化したような人物。古田は「作品自体がフランクへのお膳立て。要はただのエゴの強い人なんだけど、つまりはそれって舞台上で問答無用に振る舞える役でもある。そういった役は、やっぱりやっていて楽しいし面白いですよ」と笑う。そんなフランクの城へと迷い込んでしまうのが、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットの新婚カップル。「キャスティングされた理由がわからない」と苦笑いを浮かべる小池だが、「第一印象から本当に好きだなって思える作品。テーマパークのような世界観も好きですし、歌もすごくキャッチーで!今回参加出来るのがすごく楽しみで、お話いただいた時からずっとソワソワしていました」と期待を膨らませる。近年注目を集めているダンスチーム“東京ゲゲゲイ”のリーダーMIKEYが振付を手掛け、メンバーも出演もするなど河原版ならではの趣向は随所に。「やっぱり僕は見世物小屋的な、客席に入った瞬間にワクワク出来るような劇場体験が好きですし、かつてはそのために劇場に通っていた。そういう意味でロッキーって、初期衝動に非常に近いんですよね」と河原。するとすかさず古田が、「ある意味古典ともいえる作品なのに、オイラたちの初期衝動に近いってどんだけ初期なんだよ!(笑)」とツッコミ。「でも僕ら世代にも確実に引っかかりますし」と小池が続くと、河原も「どの時代もみんなはしゃぎたいからね。バカは絶えないってことかな(笑)」。思いっきりバカになれる、誰をも魅了する劇場体験がここにある。公演は11月7日(火)から11月12日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日(木)から12月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。その後、北九州・仙台・松本・大阪と各地を巡る。東京の2会場と仙台公演については現在、先行抽選プレリザーブのエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2017年08月02日「ウォーキング・デッド」、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」で製作総指揮を務めたグレッグ・ニコテロが、アメリカのテレビ局AMCで新たなホラー/SFドラマを手掛けるという。「Digital Spy」によると、すでにドラマのタイトルは「Shock Theater」(原題)に決定しているとのこと。「Shock Theater」とは、1948年以前に撮影されたユニバーサル・ピクチャーズ製作のクラシックホラー映画の『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』などの52本を、1950年代にテレビ向けに放送した番組名。これらの映画は限られた製作期間、低予算、上映時間の制限という厳しい条件の中で製作したものの、現在までホラー映画ファンを引き付けて止まない。グレッグ版「Shock Theater」にも、こういったクラシックホラーのスタイルが取り入れられるそうだ。各エピソードは一話完結。ホラー作品を得意とする「サウス・オブ・ヘル~女エクソシスト」のマット・ランバート(製作総指揮、脚本)、「バフィ~恋する十字架」、「エンジェル」のゲイル・バーマン(プロデューサー)も製作総指揮に名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2017年07月31日村上虹郎主演、早見あかり、田中哲司らが共演、テレビ東京系で好評放送中の“テレ東本気の新感覚ジャパニーズ・ホラー”ドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」に、各話ゲストとして注目の次世代俳優たちが出演することがわかった。本作は昨年行われたテレビ東京の新社屋移転を題材にした新感覚オリジナルホラードラマ。物語はテレ東の新人AD・常田大陸が2016年の社屋移転で発掘された大量の番組素材を整理する部署「未確認素材センター」に配属され、そこで先輩ディレクター・二階堂早織やプロデューサーの佐山暁と出会い、VTRを整理するなかで本来映ってはならない怪奇現象が記録されたテープを発見。その続きを取材し番組にしようと思い立った早織に圧されるがまま大陸も怪奇現象の取材に巻き込まれていく…というもの。昨年放送のドラマ「仰げば尊し」や『ディストラクション・ベイビーズ』、先日公開された『武曲 MUKOKU』などに出演し注目度急上昇中の村上さんが大陸に扮し、「スーパーサラリーマン左江内氏」や公開中の映画『銀魂』も大ヒット中の早見さんが早織を、「SPEC」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの田中さんがプロデューサーの佐山をそれぞれ演じる。脚本に『クロユリ団地』の三宅隆太(兼監督)と加藤淳也というホラー作品のベテランを迎え、ホラーの枠を超えた“新たなジャンルの開発”を目指す本作に、今注目の若手俳優たちの出演が決まった。この度発表されたのは中村倫也、趣里、堀田茜、我妻三輪子の4名。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や「下町ロケット」、「スーパーサラリーマン左江内氏」でのムロツヨシとの“バディ”ぶりも記憶に新しい中村さん。連続テレビ小説「とと姉ちゃん 」や先日まで放送された「リバース」での演技でも注目される趣里さん、雑誌「CanCam」のモデルとして知られ、「家政夫のミタゾノ」などで女優としての活動も活発化させている堀田さん、こちらも「とと姉ちゃん」や『ヒロイン失格』などで女優としての認知度を急上昇させている我妻さん。次世代のドラマ、映画界を担うであろうこの4人の若手俳優たちがどんな役柄で登場するのか。今後の放送をお楽しみに。7月28日(金)今夜放送の第2話では、夜のお寺の境内での人形供養を取材したテープを発見した大陸らが、映像に映っていた突如姿を消す人形がいまもお寺にあることを知り現場に向かうというストーリーが展開する。「デッドストック~未知への挑戦~」はテレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分から放送中。(笠緒)
2017年07月28日一気に気温も上がり、昼間はもう夏の様相を呈している。夏といえば、やはり「ホラー映画」が見たくなる季節!今年の夏は、見逃せない恐怖映画が続々と日本に上陸するということで、今回は暑い夏にピッタリの作品をピックアップ。ホラー映画好きな人はもちろん、苦手な人も気になる作品をチェックしてみて。■その名前を知るだけで呪われる…“実話”を基にしたホラー映画『バイバイマン』(7月8日公開)全米公開3日間で製作費の2倍近くを稼ぎ出す大ヒットを記録し、『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン監督に「近年、最も怖くて、面白いホラー映画!この監督に嫉妬する」と言わしめた話題作だ。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』のダグラス・スミスらが出演するほか、劇中で謎の怪人“バイバイマン”を『パンズ・ラビリンス』『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のダグ・ジョーンズが扮し、192cmという身長と細長い手足を生かして怪演する。■“魔女”がテーマ!第31回サンダンス映画祭監督賞を受賞作『ウィッチ』(7月22日公開)ホラー映画の古典的名作『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年)のリメイク版監督に大抜擢されたロバート・エガースがメガホンをとった本作は、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描くファンタジーホラー。主演には英国アカデミー賞(英国映画テレビ芸術アカデミー)において若手の俳優・女優に送られるライジングスター賞にノミネートされたアニヤ・テイラー=ジョイ。今後もM.ナイト・シャマラン監督の次回作への出演や、X-MENのスピンオフ映画『New Mutants』(原題)への出演も決定しており、彼女の演技にも注目だ。■トム・クルーズ主演、ユニバーサル・スタジオの超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」シリーズの第1弾!『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日公開)「ハムナプトラ失われた砂漠の都」でもリブートされた1932年のホラー映画「ミイラ再生」を新たに生まれ変わらせたホラーアクションアドベンチャーで、2000年の眠りから目覚め、人類への復讐を開始した古代エジプトの王女と、飛行機事故による死からよみがえり世界を救うべく立ち上がった男の戦いを描いている。主演のトムが強大な敵に立ち向かう主人公・ニック演じるほか、王女アマネット役をソフィア・ブテラ、物語の鍵を握るジキル博士役をラッセル・クロウ、ニックと行動を共にする考古学者ジェニー役をアナベル・ウォーリスが扮している。■ハリウッドリメイクも決定している韓国発のゾンビ映画『新感染ファイナル・エクスプレス』(9月1日公開)第69回カンヌ映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング部門」にてプレミア上映され絶賛。すぐさま20世紀FOXやソニーなど名だたる映画スタジオがリメイク権の争奪戦を繰り広げた本作は、高速鉄道車内で発生したパンデミックの恐怖を描いた、超ド級ノンストップ・サバイバル・スペクタクル・アクション。また、主演は「コーヒープリンス1号店」『トガニ 幼き瞳の告発』の人気韓流スター、コン・ユが務めている。ホラー映画と一口に言っても、謎の怪人、魔女、感染爆発など要素は様々。この夏は、お気に入りのホラー映画を見つけて涼んでみては?(cinemacafe.net)
2017年07月01日俳優の古田新太が主演を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』のビジュアルが21日、公開された。同作は1973年にロンドンで初演を迎え、世界的な人気を誇るミュージカルで、1975年に映画化もされている。2011年には、演出家・いのうえひでのりと古田のタッグによって上演され、今回河原雅彦の演出で復活することとなった。今回公開されたのは、古田が演じるフランク・フルターのビジュアル。全性愛、異性装のマッドサイエンティストであり、変態度パワーアップで異質な世界を作り上げる。古田も「オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう」とファンへメッセージをおくった。同作には他、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん(女王蜂)、吉田メタル、東京ゲゲゲイ(BOW・MARIE・YUYU・MIKU)、ROLLY、武田真治が出演する。東京公演は11月7日~12日にZeppブルーシアター六本木、11月16日~12月3日にサンシャイン劇場。さらに北九州公演、仙台公演、松本公演、大阪公演を予定している。○古田新太コメント全国の「ロッキー・ホラーショー」ファンの皆さんに嫌われないように今回も皆さんが楽しめるような作品にしたいですね。前回は映画へのオマージュ色が強かったですが、今回はライブのノリで、お客さんと一緒に盛り上がれる、レスポンスを楽しめるような作品になるかと。作品を知らない人にも楽しめると思いますが、DVDなどで予習してきてもらえると、もっと楽しめると思います。これまでとは全く違う「ロッキー・ホラー・ショー」になります! オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう○河原雅彦コメント「ロッキー・ホラー・ショー」には、お客さんが一緒になって騒いで盛り上げて、能動的に楽しむことで、作品としてのオリジナリティが構築された背景があると思います。今回はその空気感を持ち込んで、今まで以上にお客さんが参加して楽しめる仕掛けを作りたいと思っています。出演には音楽的な香りがする、もの凄く濃いメンバーが集まりました。クリエイティブスタッフには、日本の「ロッキー・ホラー・ショー」の伝説的存在であるROLLYさんが音楽監督でも入ってくださいますし、振付は僕も大ファンである 東京ゲゲゲイのMIKEYさんに声をかけさせてもらいました。絶対に刺激的な 「ロッキー・ホラー・ショー」ができると確信しています。「ロッキー・ホラー・ショー」を僕たちもめちゃくちゃ楽しんで創るので、イベントや ライブ、時期的には忘年会に参加するような気持ちで劇場に来て一緒に楽しんでもらえたらと思っています。
2017年06月21日観客参加型のホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり2017」が、キネカ大森にて2017年8月19日(土)から9月1日(金)まで開催される。「ホラー秘宝」とは、日本のレコード会社・キングレコードが贈る傑作ホラー映画レーベル。そのセレクションの質は、ホラーファンや映画ファンから一目を置かれる存在となっている。今年で4回目を迎える本イベントでは、ホラー作品を洋画・邦画共に一挙上映。また、グランプリ作品がアンコール上映される「ホラー総選挙」、コスプレありの上映日「パリピ上映」など、ユニークな参加型の企画が実施される。また期間中は、5本鑑賞すると1本無料となる特典や、ゲストによるトークショーも開催。上映作品は1981年に公開され、狼男映画の金字塔と言われるジョー・ダンテ監督の『ハウリング』や、ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督による『ザ・フォッグ』、そして巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の都市伝説ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』。さらに、『キャリー』『シャイニング』などで知られるホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「人間圧搾機」をトビー・フーパーが映画化した『マングラー』も。また、オープニング上映にはアイドルグループ「夢みるアドレセンス」が主演を務める映画『「超」怖い話2』が選ばれているほか、『怪談新耳袋G メン 復活編』や『血を吸う粘土』といった邦画ホラー映画もラインナップする。【詳細】夏のホラー秘宝まつり2017期間:2017年8月19日(土)〜9月1日(金)場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6−27−25 西友大森店5階料金:新作 1500円、旧作 1100円■上映作品『ハウリング(原題:The Howling)』『ザ・フォッグ(原題:The Fog)』『ジーパーズ・クリーパーズ(原題:Jeepers Creepers)』『マングラー(原題:The Mangler)』、『「超」怖い話2』、『怪談新耳袋G メン 復活編』、『血を吸う粘土』
2017年06月05日全編PC上で展開し、あらゆるSNSがターゲットになる恐怖を描く“新感覚SNSホラー” 『アンフレンデッド』。実は本作に登場するキャストたちは、日本での知名度は高くないものの、いずれもキラキラした経歴を持っていることが分かった。全米で大ヒットとなり、続編製作も決定したという本作。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Skype…あらゆるSNSが生み出された現代は、オンライン上に個人が存在し、見知らぬ誰かと知り合ったり、知りたい情報に容易にアクセスしたりできる反面、時として人を傷つける凶器にもなり得てしまう。その犠牲となったローラ・バーンズの怨念が襲ってくる恐怖が全編PC上のSNSだけで展開する、誰も体験したことのない新感覚なホラー映画となっている。まず、ローラ・バーンズの“友だち”で、主人公の女子高生ブレア役のシェリー・ヘニッヒは、アメリカ・ルイジアナ出身、美貌の若手女優。2003年、「ミス・ルイジアナ・ティーンUSA」に選出!翌年にはルイジアナ州代表として本大会に出場し、「ミス・ティーンUSA」に選ばれた。BBCの昼ドラ長寿番組「デイズ・オブ・アワ・ライブス」に、2007年~2011年まで出演し、デイタイム・エミー賞にノミネート。その後「シークレット・サークル」「ティーン・ウルフ」など人気ドラマにメインキャストとして出演。本作では泣いたり、叫んだり、ローラ・バーンズに呪われる女子高生を熱演する。また、ミッチ役/モーゼス・ストームは脚本、役者、司会、コメディアンも務める超多才なマルチプレイヤー。脚本家としてはドキュメンタリー2本、短編1本、TVドラマ「The Great American Comedy Tour」(原題)を担当。役者としては、12-13年に「ヘイヴン」、14年にHuluドラマ「The 4 to 9ners: The Day Crea」、TV版「アバウト・ア・ボーイ」など話題のTVドラマに続々と出演、監督としては、ドキュメンタリー映画を発表、コメディアンとしての認知も高く、ライブショー「This Show Is Your Show With Matt and Moses」(原題)にて司会、製作も務めているデキル男だ。さらに、テキサス州出身のジェス役/レニー・オルステッドは、15歳でジャズシンガーデビューした子役出身の天才ミュージシャン。幼いころから子役としてTVドラマやCMで活躍していたが、自身の名を掲げた「Renee Olstead」というアルバムをリリース。16歳のとき、ベルリンで行われたコンサート「LIVE8」にてポール・マッカートニーやマドンナ、スティングらと共演。2006年にはゴールデングローブ賞歌曲賞にノミネートされ、グラミー賞では最優秀編曲賞にノミネートされる快挙を果たしている。これまでに、ビリー・ジョエルやエルトン・ジョン、セリーヌ・ディオンら音楽界のレジェンドたち共演。女優としては、TVドラマ「Still Standing」(原題)「The Secret Life of the American Teenager」」(原題)などに出演。本作では、ローラ・バーンズのかつての友人で、プラチナブロンドでセクシー、歯に衣着せぬ物言いで仲間を助けようと躍起になるジェス役を熱演する。意外なほど、多彩な才能を持つキャストたちが集結している本作。彼らは今夏最恐のホラーを生き延びることができたのか、引き続き注目していて。『アンフレンデッド』は7月30日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月15日夏といえば、ホラー映画がお約束。ですが、アラサー女子が一番怖いのは、幽霊や怪奇現象なんかではなく、嫉妬や憎悪にまみれた女のドロドロした本性。ただのホラー映画よりも数倍恐ろしい、“女の怖さ”が凝縮された暑い夏にピッタリの映画を厳選してみました。女子特有の陰湿なイジメが、恐怖のクライマックスを呼び起こす「キャリー」Photo by Amazon1976年に公開された、ホラー作家スティーブン・キング原作の「キャリー(原題:Carrie)」。内気で気が弱く、冴えない容姿の女子高生キャリーは、クラスメイトの女子にからかわれ、いつもイジメの標的にされています。思春期の女子たちの悪質な意地悪さにも女の怖さを感じますが、それよりもゾッとするのが、キャリーの母親。夫に捨てられた後、シングルマザーとしてキャリーを育てる母マーガレットは、娘がオトナになることを許さず、自分の世界に閉じ込めて支配し続ける毒母です。キャリーが初潮を迎えた際も、「汚らわしいもの」として性的なものを徹底的に排除する狂信ぶり。また、ラストのプラムパーティーのシーンは、一度観たら忘れられないほど衝撃的……。女同士の化かし合い、エロティックな「ワイルドシングス」Photo by Amazon二人の女子高生と人気高校教師が繰り出す駆け引きを描いた「ワイルドシングス(原題:Wild Things)」は、女の本性は醜いと感じるエロティックサスペンス映画です。レイプ事件の被害者をしれっとした顔で演じるセレブ女子高生のケリーに、巧みな罠で獲物を一人一人追いつめていく静かな女子高生スー。彼女たちが巻き起こす事件に、絡み合う嘘と嘘。作中で起こるどんでん返しに、きっとあなたも騙され、女の本性に背筋が凍りつくこと間違いなしです。劇中の人気高校教師とのスリーサムシーンがエロく、余計に怖さを引き立てています。女の狂気に支配される恐怖を描いた「ミザリー」Photo by Amazon「キャリー」同様、作家スティーブン・キング原作の「ミザリー(原題:Misery)」は、ある小説家の大ファンである女性の、ファン熱が次第に狂気に変わっていく様子を描いたサスペンス映画です。主人公である人気作家ポールの悪夢は、事故で重傷を追った自分を、彼のファン一号と称する中年女性アニーが看病するところから始まります。最初のうちは天使のように看病するアニーですが、しだいに彼女の狂気が顔を出し始め、監禁・拘束へと変わっていく様子は、まさに恐怖の一言。思い込みの激しい女ほど、怖いものはありません。欲しいものは手に入れる!女の嫉妬と執念を描いた「イヴの総て」Photo by Amazon1950年代の「イヴの総て(原題:All about Eve)」は、欲しいものを手に入れるために、他人を踏み台にしてのし上がっていく女の執念深さと強かさを描いた映画です。何が何でも女優になりたい田舎娘のイヴが、舞台女優として活躍するマーゴの家に住みこみの家政婦として入りこみ、あの手この手を使って芸能界のトップに上りつめていきます。その姿は、観ていて思わず寒気がするほど。欲の強い女は何をしでかすか分からない怖さがありますよね。感情的な生き物である女は、行き過ぎると「恐怖」そのものになりがち。今年の夏は、そんな狂気じみた女の怖さに触れてクールダウンしてみてはどうでしょう。
2016年07月01日うっとうしい梅雨が明けたら、いよいよ夏本番!夏といえば、ホラーの季節!日本ではJホラーの2大金字塔の対決『貞子vs伽耶子』が話題となる中、“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”を描くクラシックな正統派『死霊館 エンフィールド事件』と、SNSを介した恐怖を描く新感覚のイマドキ派『アンフレンデッド』という全米大ヒットホラーが日本上陸を果たす。まず、7月9日(土)より公開の『死霊館 エンフィールド事件』は、『ソウ』『インシディアス』で知られるホラー映画界の寵児ジェイムズ・ワン監督による傑作ホラーシリーズの第二弾。先日、全米公開されるや、『ウォークラフト』などを抑えて週末オープニング成績でぶっちぎりのNO.1を記録した。アメリカを中心に、数々の心霊事件を解決に導いてきた実在の心霊研究家ウォーレン夫妻。全世界興収350億円超えの大ヒットを記録した前作『死霊館』から3年。オリジナルキャスト&スタッフが再び発掘した驚愕の実話恐怖事件は、70年代後半に起きた実際の「エンフィールド事件」。夫妻が直面した“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に残る悪名高き事件で、人々は“ポルターガイスト”という言葉と、その恐ろしさを初めて知ることになったのだ。音楽にはエルヴィス・プレスリーや「ザ・クラッシュ」などの名曲が使われるほか、衣装もハイネックのトップスやシャツにベストを重ねた保守的なUKスタイルが登場し、70年代の暮らしが再現されている。さらには、事件が起きた1977年は、エリザベス女王即位25周年で英国中が沸き立っていたこともあり、当時のニュース映像もふんだんに盛り込まれている。恐怖演出もゴシックホラーの伝統にのっとり、「館」自体が邪悪に見えるよう、異質な存在感を放っているのもポイントだ。一方、7月30日(土)より公開となる『アンフレンデッド』は、『インシディアス』『パラノーマル・アクティビティ』など多数のホラー映画を大ヒットさせてきた天才プロデューサー、ジェイソン・ブラムが手掛けた新感覚SNSホラー。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Skype…あらゆるSNSが生み出され、オンライン上に個人が存在し、見知らぬ誰かと知り合い、さまざまな情報が行き交う現代。SNSは便利な反面、時として人を傷つける凶器にもなり得てしまう。本作では、そんなSNS上でのいじめを苦に自殺した女子高生ローラ・バーンズが、命日から1年後に突如Skype上に現れ、かつての友人たちを次々と襲う様子が描かれていく。新感覚なのは、全編PCモニター上のみで描かれていること。その斬新な設定と恐ろしさで話題が話題を呼び、全米4週連続TOP10入り、世界興収6,400万ドルを超える大ヒットとなっている。恋人とSkypeやMessengerをしたり、iTunesで音楽を聴いたり、Facebookでコメントのやりとりをしたり、というイマドキ高校生のリアルな日常と、いまやなくてはならないSNSの恐怖がつぶさに描かれていく。さらに、登場する友人たちの間に見え隠れする人間関係の恐ろしさもまたリアル…。まさに、“いま”絶対に観ておきたいホラーとなっている。『死霊館 エンフィールド事件』は7月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『アンフレンデッド』は7月30日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日『呪怨』『輪廻』など数々のホラー映画を世に送り出す清水崇監督の最新作『雨女』が今夏公開されることが決定。この度、若手女優・清野菜名がホラー初挑戦することも明らかになり、併せて特報映像、そして恐怖におののく清野さんの顔が写されたカット写真も到着した。雨の日の夜、理佳(清野菜名)は必ずと言っていいほど、同じ夢を見た。大雨の中、踏切で電車が行くのを待つ幼い少女。 その前に突如現れ、踏切の中に入る黒い服を着たビショ濡れの女。女は男の子を大事に抱き寄せながら、少女の目の前で電車に轢かれてしまう。そんな夢を毎回見続け、さらには彼氏である隆(柳俊太郎)との煮え切らない関係に憂鬱な気持ちを抱えていた理佳は、 母の命日に地元に帰省することにするのだが…。監督には、数々のホラー映画を世に送り出し、『THE JUON/呪怨』では日本人監督としては初の全米興行収入1位(実写映画)を記録するなど、世界中に恐怖とその名を轟かせる清水監督。彼が2年ぶりに仕掛ける本作は、監督自身初の試みとなる体験型上映システム「4DXシステム」を最大限駆使した体感型エンターテインメント。いままでの恐怖を遥かに超える、 五感を直接的に刺激し、心の底まで恐怖を染み渡らせる臨場感たっぷりの“新しい恐怖体験”が誕生した。製作にあたって徹底的にこのシステムを研究したという清水監督は、「暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの匂いや風、暑さや寒さ、痛みやぬくもりすら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます。とは言え、もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられること”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください」とメッセージを寄せている。主人公・理佳役には、<a href="">『東京無国籍少女』</a>で映画初主演を果たし、先日新たに公開日が決定した<a href="">『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』</a>にも出演する若手女優・清野さん。本作で初のホラー映画に挑戦する彼女は「撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか? ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」と喜びを語った。また、タイトスケジュールでハードな撮影も多かったと話す彼女は、「中でも水深5mプールでの撮影はいままで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」とふり返った。また理佳の彼氏・隆役には「いつかティファニーで朝食を」<a href="">『ストレイヤーズ・クロニクル』</a>などで活躍する若き俊英、柳俊太郎が好演し、ベテラン俳優・田口トモロヲやそのほか高橋ユウ、みやべほのらが脇を固めた。今回併せて解禁されたのは、「ねえねえ、“雨女”って知ってる?」という声から始まる特報映像。顔は映されていないが前身黒に包まれた人物が、電車にひかれ血しぶきが飛ぶシーンは思わず目を逸らしてしまいたくなるようなそんな映像となっている。今回は「4DX」ということで、恐怖の映像に匂いなど五感を刺激する新しい恐怖体験ができる本作。世界でも称賛を受ける日本のホラー映画の重鎮が描く本作の最新作とあって期待が高まるばかりだ。『雨女』は2016年初夏、ユナイテッド・シネマほか全国にて「4DX」限定公開。(cinemacafe.net)
2016年04月08日ホラー映画にでも出てきそうなとんでもない男性とお付き合いをしたことがある経験、ないですか?奇妙な行動や、ストーカーのような行動をする人って、男女問わず増えているんですって!今回は、ホラー彼氏体験をしたことがある女性20人に経験を語って頂きました。■1.監視カメラ「付き合いたてで同棲はしていなくて、よく私の家に彼が遊びに来てたのね。結構頻繁に来てたから合鍵も渡してあったの。でも合鍵を渡してからは家に来る頻度が減って。家に来てないはずなのに物の位置が変わっていたり、彼の物がソファーに置いてあったり・・・・・・。今日来たの?って聞いても行ってないよって言われて。ある日私が転勤で引っ越しをしなきゃいけなくて掃除をしてた時に監視カメラを見つけて。直接なにか被害を受けたわけじゃないけど、約2年間監視されていたんだと思うと背筋が凍る・・・。即別れたけど、別れてからも少し怖かったなぁ。」(28歳/商社)2年間も監視って、本当に気持ち悪いですね。監視したがる人って、それを見てどうするのでしょうか?残念ながらそっち側の気持ちは私にも、そしてお話を聞いた彼女たちの中にもわかる人はいませんでしたが、きっと男女問わずこういう行為をしてしまう人はいるのではないか・・・と思います。彼氏に合鍵を渡すタイミングを考えなければいけないかもしれないですね。こっそり合鍵を作られている場合もありますけど・・・・・・。■2.盗聴器「引っ越しをするときにコンセントをさすところに見覚えのないやつがついていて・・・。ニュースとかでよくみるアレ!アレがついてて、機械に詳しい友達に見てもらったら盗聴器だってことがわかって・・・・・・。そういえば彼に言ってないことも知ってたりしたな・・・と思って全てが繋がった感じがして怖かったです。」(23歳/アパレル)コンセント、みなさん小まめにチェックしましょうね。会話が全部聞かれているってやばいですよね!(笑)。いや、笑い事ではありませんが、自分の身は自分で守るためにもチェック出来るところはチェックしましょう。■3.GPS「どこに行くの?って聞かれないから寛大な人だと思って付き合ってたんだけど、言ってないのにどこに行ったか知ってたりしてこれはおかしいなと思ってはいて。元々少し疑ってたし調べてみたら、私のバッグにGPSが入ってた。怖すぎてGPSは捨てて逃げた。」(24歳/美容関係)これもまた気持ち悪いですね・・・・・・。GPSつけるくらいなら、聞いてくれたら行き先ぐらい教えますよね。こういうことする人って最初は彼女の居場所を突き止める目的でやったかもしれないけど、ある程度時間が経つとゲーム感覚で楽しみだす人もいるから止められなくなるのかもしれないですね。■4.「俺なんか・・・・・・」「別れたいって言ったら『俺なんかのこと最初から好きじゃなかったんでしょ?そうだよね・・・』って落ち込み出した人には困ったし、話が永遠に終わらなくて怖かった(笑)。」(23歳/フリーター)「『俺なんか生きててもしょうがない、今までありがとう・・・』みたいなこと言われると、簡単に別れを切り出せなくなった。」(25歳/ライター)いますね。この世の終わりかのような反応をする人・・・・・・。口を開けば「俺なんか・・・」。本当にそういう行動を起こす気はさらさらないのかもしれないけど、死なれても困るしでこちらの気持ちを揺さぶってくる、本当は一番怖い彼氏かもしれないですね。■おわりにホラー彼氏、いかがでしたか?中にはそれ犯罪ですよ!っていう内容のものもありますが、むやみやたらと被害届も出せないのがツライところだと思います。ストーカーもそうですが、警察に相談してエスカレートしたらどうしよう・・・って思いますもんね。しかし、何かあってからでは遅いのです。好きな男性と言えど他人ですから、少しでも異変があったら疑って、一人で解決出来なさそうならば周りに相談してくださいね!(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)(柳内良仁/カメラマン)
2016年03月03日女優の竹内結子が1月30日に、都内で行われた主演ホラー映画『残穢〈ざんえ〉-住んではいけない部屋-』の初日舞台あいさつに登壇。大の怖がりを自称し「18年前、『リング』でスクリーンデビューしたご縁もありますが、やはり怖い内容は…。今回でホラー引退宣言とさせていただければと」と消極的なコメント。それでも「逆に怖がらせるような役なら」と今後のホラー出演に意欲も見せた。『残穢〈ざんえ〉』初日舞台あいさつ/その他の写真第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美のホラー小説『残穢』を映画化。小説家である「私」(竹内)と、手紙を寄せた女子大生の「久保さん」が、久保さんの暮らす部屋で聞こえる奇妙な“音”の真相を探り、事件や事故に起因する土地に根付いた穢れ(けがれ)の正体を解明していく。舞台あいさつには竹内をはじめ、久保さんを演じる橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督が出席。2月3日の節分を前に、来場者の幸せと映画のヒットを祈願しながら、豆が入った巾着を客席に巻く場面もあった。また、節分にちなみ「追い出したいものは?」と質問されると、「面倒くさがりの性格」(竹内)、「夜更かしを直したい」(橋本)、「そろそろ正月気分を脱したい」(佐々木)、「肩のコリを解したい」(坂口)、「悪玉コレステロール」(滝藤)、「そりゃ、脂肪です」(中村監督)と思い思いに返答していた。アジア圏での海外配給も続々決定するなか、4月に開催される第18回ウディネ極東映画祭のコンペティション部門出品も決定した本作。中村監督は「その場所に残された汚れが、人々に広がっていくという日本的な恐怖を、海外の皆さんがどう見るか楽しみ」と現地での反応に期待を寄せ、「デカより危ない映画です」と同日公開される『さらば あぶない刑事』にライバル心を燃やした。『残穢〈ざんえ〉-住んではいけない部屋-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月30日最新作『ヘイトフル・エイト』が控えるクエンティン・タランティーノ監督が、「とにかく恐い! こんな設定のホラーは観たことがない!」と太鼓判を押し、ホラー映画としては異例ともいえるほど映画祭で受賞&ノミネートを繰り返した『イット・フォローズ』が、1月8日(金)よりついに日本にも上陸。実は、本作でヒロインを務め、2016年公開の『インディペンデンス・デイ』続編にも大抜擢された新星女優マイカ・モンローには、“もう一つの顔”があることが分かった。19歳のジェイ(マイカ・モンロー)はある男と一夜をともにするが、その後、男が豹変。縛り付けられたジェイは「“それ”に殺される前に誰かにうつせ」と命令される。ゆっくりと歩いてくる“それ”はうつされたものにだけにだけ見えるという。“それ”はゆっくりと歩いて近づいてくる。“それ”は人にうつすことができ、うつした相手が死んだら自分に戻ってくる。“それ”は他の人には見えない。そして、“それ”に捕まれば、必ず死が待っている。果たしてジェイは、いつ、どこで現れるか分からない“それ”の恐怖から逃げきることができるのか…。本作は、タランティーノ監督からの大絶賛をはじめ、辛口で知られる全米映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の96%フレッシュをキープし続けたという本作。一度うつされたら死ぬまでずっと憑いてくる、という“それ”と恐怖の対峙をする主人公を演じるのは、アダム・ウィンガード監督作『ザ・ゲスト』で脚光を浴びた新鋭のマイカ・モンロー。オリジナリティあふれる斬新な作品でメガホンをとるのは、これが長編2本目となる新進気鋭デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督だ。“アンノウン”スリラー『ザ・ゲスト』では、謎の訪問者(ダン・スティーヴンス)によって悲劇に巻き込まれていく一家の長女アナを演じ、ウェイトレス姿で逃げ惑う可愛らしい姿に目を奪われた観客も多かったことだろう。そんなマイカは、実は女優として活動するほかに、もう一つの顔としてプロのカイトボーティングの選手として活躍している。大きな専用カイト(凧)で風を受けながら、水上をボードに乗って走るというこの競技で、彼女は2009年から国際大会に出場しており、2012年のレッド・ブル国際ビッグエアスタイル選手権では2位を獲得するほどの腕前!女優業だけでなく、スポーツ選手としても活躍中なのだ。そんな彼女を主演に大抜擢した理由を、ミッチェル監督は、「この役のセリフを読んだ彼女が素晴らしかった。彼女には僕が脚本に描いたものをはるかに超える“脆さ”があった」と評している。次回作には、約 20年ぶりとなる大ヒット作の続編でリアム・ヘムズワースが主人公を務める『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(原題)のヒロインに大抜擢されたマイカ。今回、初解禁となった劇中写真でも、大きな瞳で鏡を見つめる目ヂカラの強い彼女と、見えない何かに怯える弱い彼女の二面性を見事に表現しており、抜群の演技力を兼ね備えた彼女に要注目だ。『イット・フォローズ』は2016年1月8日(金)TOHOシネマズ六本木ほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月03日ホラーファン待望の、鬼才・中田秀夫監督の新作『劇場霊』に、明るく元気なイメージの足立梨花さんが出演。ホラー映画のためにした工夫や苦労とは?* **「ホラーだからとか恋愛ものだからといって、役づくりを変えることはないですね。ただ、私たちが驚いたり怖がる表情で観客の人たちにも驚いてもらわないといけないので、新鮮な気持ちで驚くように意識はしていました。当たり前なんですけど、演じている側は次に何が起こるかわかっているし、同じシーンを何度も撮っていることもある。嘘にならないよう自然に驚くことに苦労しましたね。でも、現場は同世代の子も多くて楽しかった。中田監督も、ホラー映画だから現場が明るくなりすぎるのはダメだと言いながらも、自分が楽しいことが好きな人だから、ついみんなを笑わせて、ほかのスタッフにいじられてましたよ(笑)」次々と起こる恐ろしい事件はもちろん、主役の座を狙う若手女優たちの争いも、今作の見どころのひとつになっている。「“主役をやりたいけど、あの子のほうがあってるな”と思うことや、“負けられない”と努力するところとか、女優をしている身として共感する部分が多かったんです。特に私が演じている香織という子は、明るいけれど複雑な思いを抱えているので、そんな彼女が女同士の闘いでどうなっていくのか、ぜひ見届けてほしいです」◇あだち・りか1992年10月16日生まれ。長崎県出身。11月22日スタートのドラマ『誤断』(毎週日曜22:00~、WOWOW )に出演。『ビビる大木のBrat!Brat!』(毎週土曜18:00~、文化放送)、『東京EXTRA』(毎週日曜24:50~、TBS系)に出演中。ワンピース(マルキス・デ・ブラン/シェビーTEL03・5447・5774)◇『劇場霊』伝説のホラー映画『女優霊』から20年、その後も『リング』『クロユリ団地』と人気ホラー作品を生み出した監督・中田秀夫の最新作。女の嫉妬と怨念がうずまく“劇場”で、次々と悲劇が起こる。11月21日、全国ロードショー。配給:松竹(C)2015「劇場霊」製作委員会※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山本真里江ヘア&メイク・杉村理恵子取材、文・重信 綾
2015年11月05日明日19日(日)からホラー映画を連続で放送する“ニコニコホラー百物語2015”が開催される。毎夏に行われ、好評を博している企画で、今年も『貞子3D』『富江』などの人気作や、『サイレントヒル』など人気ゲームの実写化作品など100を超えるホラー作品が登場する。その他の画像19日(日)21時放送開始の橋本愛主演の映画『アナザー Another』を皮切りに、様々なホラー映画が続々と放送される。20日(月・祝)から26日(日)までは白石晃士監督の“コワすぎ!”シリーズを一挙放送。8月1日(土)からは10日間連続で、毎日24時間ホラーを上映し続けるなど、夏を盛り上げる作品が多数用意されている。ニコニコホラー百物語2015・7/20~7/26 白石晃士監督・コワすぎ!シリーズを一挙放送・7/31 24:00から映画『コープスパーティー』劇場同時ニコニコ上映会(有料)・8/8 漫画原作の実写化『不安の種』ニコ生初上映・8/16から洋画ホラーを連続上映「ホラー秘宝まつり」上記のほかにも人気作、特集など多数プログラムあり
2015年07月18日『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』の製作チームが手がける最恐ホラー『死霊高校』の予告編映像が公開になった。深夜の学校に忍び込んだ若者たちが逃げ場のない状態で想像を絶する恐怖に直面する様を描いた作品で、予告編も背筋が凍りそうになる衝撃シーンが次々に登場する。『死霊高校』予告編本作の舞台は、20年前に上演された舞台『絞首台』が再び上演されることになった高校。生徒のライアンは公演を中止にするためにガールフレンドのキャシディらと深夜の学校に忍び込んで、舞台セットの破壊を目論むが、静まり返った学校で、異様な現象が次々に発生。そこで彼らは20年前に舞台上演中に起こった恐ろしい事故を知り、想像を絶する恐怖に直面する。公開された映像は、ビデオカメラで撮影された記録映像の積み重ねで、深夜の学校に忍び込んだ高校生が暗闇の中で、不可思議な事態に巻き込まれていく様子が描かれる。舞台の上に設置された“首つりロープ”と“絞首台”が不気味、そして過去に起こった凄惨な事件が彼らを追いつめていく。やがて、学校のドアがなぜか開かなくなるようになり、彼らは逃げ場を失ったまま、さらなる恐怖を味わうことになる。手持ちカメラの生々しい動きと、『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』の不気味なカバーによって恐怖はさらに増幅。8月の公開が楽しみに、同時に恐ろしくなる予告編に仕上がっている。『死霊高校』8月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2015年07月17日ハウステンボスは3月20日、同社が運営するテーマパーク・ハウステンボス内スリラーシティの「5D MIRACLE TOUR」をホラーアトラクション「The Doll -憑人-」としてリニューアルオープンする。「5D MIRACLE TOUR」は、60インチ液晶モニター156台による、上下左右を映像に囲まれた空間を体験できる施設。同施設で3月20日開業予定のホラーアトラクション「The Doll -憑人-」は、参加者が少女の人形「ラッキー」を抱きかかえ、共に廃虚へと足を踏み入れていくというストーリーとなっている。参加者の手元の人形による、映像とリンクした演出が行われる。また、ハウステンボスでは3月21日~4月13日に「チューリップ祭スペシャルウィーク」も開催。日本最多となる700品種のチューリップが咲きそろうという。期間中は"チューリップマイスター"によるガイドツアーなどのイベントも行う予定。
2015年03月16日歌手のレディー・ガガがテレビドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」のシーズン5に出演すると「US Weekly」が報じた。シーズンごとにそれぞれテーマが決まっている「アメリカン・ホラー・ストーリー」だが、ガガが出演するシーズン5のテーマは“ホテル”になるようだ。ガガは自身のInstagramにて、不気味なマスクを被った彼女が「ホテル」と囁く動画をアップしている。このシリーズの中心的な存在を担っていた女優ジェシカ・ラングが降板すると伝えられ、ドラマを引っ張る新しい女性スターが必要だという観点からのガガの抜擢だという。ある情報筋は「ガガは最新シーズンの主役になりますよ」と語っているようだ。ガガは先日のアカデミー賞にて力強いパフォーマンスで話題になったばかり。長年の恋人との婚約も決まりプライベートでもノリに乗っているガガだが、今後は女優としてのキャリアも視野に入れていくようだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ](C) 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2015年02月27日『ソウ』シリーズや、『死霊館』でホラーマスターの地位を確立したジェームズ・ワンが贈る最恐のホラームービー『アナベル 死霊館の人形』。この度、シネマカフェではホラー映画に欠かせないヒロインに注目!ジェームズ・ワンお墨付きの新ヒロインの絶叫シーンと共にご紹介。物語の始まりは、わが子の誕生を控えた妻のミアに夫・ジョンがプレゼントした、ビンテージ人形。そんな幸せに満ちた日々は、思わぬ事件で打ち砕かれる。隣家の夫婦を惨殺したカルト信者の男女が、ミアに襲い掛かったのだ。男は警官に射殺され、女はミアの人形を抱いて自殺する。その日を境に次々と奇妙な出来事が起こり、原因不明の火事に発展。幸いにも無事に救出されたミアは女の子を出産し、家族は血塗られた家を出る。ところが、引っ越しの荷物から捨てたはずの人形が現れ…。『死霊館』で恐怖のどん底に陥れたアナベル人形誕生の秘密と恐怖が描かれる本作。ホラー映画で注目すべきなのは、何と言ってもヒロイン!ホラー映画には総じて女性が恐怖体験の標的になることが少なくなく、その絶叫ぶりがいつしか評価され、スクリームクイーン(叫びの女王)という愛称までできたほど。古くは絶叫する女性のイメージ像を作ったとされるジャネット・リー(『サイコ』)、『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティス、『悪魔のいけにえ』のマリリン・バーンズらが有名どころだが、日本でも『呪怨 -終わりの始まり-』の佐々木希や、『貞子3D』の石原さとみ、『アナザー』の橋本愛など美しい女優たちが標的になってきた。本作でも新・スクリームクイーンの名に恥じることなく絶叫しまくるヒロインが登場。主役のミア・フォームを演じるのは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』に出演し、奇遇にも本作の人形と同名のアナベル・ウォーリスだ。女優としてのキャリアはまだ浅い彼女だが、本作では、極限の恐怖体験をし、随所でその顔を恐怖に歪め、絶叫シーンが多々登場する。キャスティングした監督のジョン・R・レオネッティは「彼女の目が実に表情豊かで、アップの多い本作ではぴったりだった。演技力も非常に優れている」と語ると、プロデューサーのジェームズも「彼女はこの映画の舞台となる時代にマッチするうえに、異色のホラー映画という作風にもぴったりの配役だった」と絶賛。ホラーマスターのお墨付きをもらっているアナベルは、「(ホラーというジャンルは)興味深いジャンルだと思う。間違った解釈をされやすいからよ。ものすごく知的なホラー映画もあるし、すばらしい出来の名作ホラーもあるわよね。私はこれまで、ホラーというジャンルを怖がっていたけれど、『アナベル 死霊館の人形』のおかげで確実に変わってきたわ。怖いだけでは括れない映画だもの。映画を観た人々は、すごくいい現実逃避のひと時を過ごしたこと、そして、どの瞬間にも夢中になれて、面白くて、スリル満点だった、と覚えてくれるんじゃないかな」と夢中に語った。そんなアナベルの絶叫しまくる1シーンを解禁!ミシンの針と布を滑らせる指の接写…という先端恐怖症には耐えられない映像だ。キッチンではIHクッキングヒーターが点火…置き忘れていたポップコーンがみるみるうちに膨らむのも気づかず、ミシンの針は止まらない!ミアの手も止まらない!後に火に気が付くも時すでに遅し…最後はミアの体まで持っていかれ…と心臓破りの出来事が数々起こるのだ。まずはこちらの映像から、アナベルの“美しき絶叫”を目に焼き付けて。『アナベル 死霊館の人形』は2月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナベル死霊館の人形 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月10日ダニエル・ラドクリフが、スティーヴン・キングの息子であり“ホラー界の貴公子”と呼ばれるジョー・ヒルの同名小説の映画化に挑む『HORNS』(原題)。このほど、その邦題が『ホーンズ 容疑者と告白の角』に決定し、初となる場面写真が到着した。恋人殺しの汚名を着せられ、苦痛の日々を送るイグ(ダニエル・ラドクリフ)。ある日、目を覚ますと、彼の額から角(ツノ)が生えていた!初めは戸惑うイグだったが、その角は周囲の人間に欲望や秘密を語らせる不思議な力を持っており、イグはその<告白の角>を使い、真犯人を探し出そうとする。人々の疑惑や本音が押し寄せる中、真犯人の手掛かりを掴んだとき、彼女の死のもっとも悲しい秘密が明らかになる――。ある日突然、誰もが真実を語り出す<告白の角>が生えてきた男が、その角を使い、恋人殺しの真犯人を探し始めるファンタジー・サスペンスとなる本作。監督を務めるのは、『ピラニア3D』など数々のホラー作品で熱狂的ファンを持つ新鋭アレクサンドル・アジャ。主演は、史上最強のファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作で主人公ハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフ。今度は、頭に不思議な力を宿す角が生えてくる男という、斬新すぎるキャラクターに挑み、世界中を騒然とさせている。原作は、日本でも高い人気を誇る、ホラー界の貴公子と呼ばれるジョー・ヒルの長編小説「ホーンズ 角」(小学館文庫)。1997年、スティーヴン・キングの息子という素性を隠し、“ジョー・ヒル”というペンネームで執筆活動を開始した彼は、数々の短編作品で評価を得て、2007年2月には第1長編『ハートシェイプト・ボックス』を発表。4月1日には「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストに名を連ねるほどにもなった、親譲りの才能の持ち主だ。同年には、「バラエティ」紙による暴露記事の後、自身の素性を認めている。ダニエルは、そんな本作について「はじめに脚本を読んで、出演をすぐに決めたよ。角を頭につけることについては、初めはうまくいくか心配だったけど、実際につけてみたら、とてもかっこよくて気に入ったんだ」とご機嫌。「この作品は、いままで想像もしていなかったようなシーンがたくさん存在したし、僕の演じた役も、角の不思議な力によって人々の本音が聞こえてしまうというファンタジックなキャラクターは、俳優としても挑戦しがいのある役柄だったね」とコメントを寄せている。2015年はひつじ年…とはいえ、ダニエル演じる“ツノ男”が新たなブームを巻き起こすことになるかもしれない。『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』のニコラス・ウィンディング・レフンの次回作が『The Neon Demon(原題)』と発表された。本作は、L.A.を舞台にしたホラー映画で、出演は主に若い女性たちだそうだ。脚本は、レフンとメアリー・ローズが共同執筆した。企画を思いついた背景としてレフンは、「ある朝、起きてみたら、自分が女性たちに囲まれていることに気づいた。そこから、恐ろしい美女についての物語のアイデアが生まれた」と語っている。まだキャスティングは明らかになっていないが、撮影は来年の4月から6月頃にL.A.で開始する予定。レフンは『ドライヴ』でカンヌ映画祭の監督賞を受賞。『オンリー・ゴッド』もカンヌでプレミア上映されている。文:猿渡由紀
2014年11月04日スプラッタ系のアメリカンホラーはちょっと苦手だけど、静けさと迫りくる恐怖を感じさせるジャパニーズ・ホラー映画は好きという人も多い。ハリウッドリメイク版によって世界中にファン増やしたジャパニーズ・ホラーの中でも、「いちばん怖い!」作品はどの作品になるだろうか。今回は夏の終わりということで、女性321名に「最恐だと思う日本ホラー映画」に聞いた「最恐だと思う日本ホラー映画ランキング」を紹介しよう。>>男性編も見るQ.最恐の日本ホラー映画は?(複数回答)1位『リング』シリーズ52.3%2位『呪怨』シリーズ13.1%3位『着信アリ』シリーズ 10.3%4位『仄暗い水の底から』8.7%5位『ほんとうにあった怖い話』シリーズ6.1%6位『サイレン』5.7%次点 『学校の怪談』シリーズ4.8%1位は男性編と同じく過半数の圧倒的な支持を受けた『リング』シリーズ。「夜中にテレビから貞子が出てくると本気で思い込んでいた」(28歳/その他/その他)、「夢に貞子が出てきた」(23歳/医療・福祉/事務系専門職)というように、やはり貞子というキャラクラーのインパクトを語る声がほとんど。「日本のホラー映画の原点だと思う。じわじわくる怖さがある」(39歳 /生保・損保/事務系専門職)とジャパニーズ・ホラーとして世界に誇れる作品と絶賛する声も非常に多かった。1999年には日韓合作による韓国映画『リング・ウィルス』、2002年にはドリームワークスによるアメリカ映画『ザ・リング』が公開されている。2位の『呪怨』シリーズについても、『リング』の貞子同様「子どもが怖かった」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)、「子役の表情がすごかった……」(28歳/学校・教育関連/技術職)と佐伯俊雄という子どものキャラクターの怖さを挙げた人が多い。「怖すぎて泣いた。映画が終わった後、買い物しながら思い出して泣いた。そのくらい怖かった」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)という声が挙がるほど、この作品の恐怖感は圧倒的だったようだ。3位には「夜1人でいるとき、自分が設定した着信音にビビった」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)という『着信アリ』シリーズ。4位の『仄暗い水の底から』には「映画を見て水が恐ろしくなり、その日はお風呂に入れなかった」(23歳/電機/事務系専門職)、5位の『ほんとうにあった怖い話』シリーズには「実話ならではの怖さがある」(41歳/マスコミ・広告/その他)という意見がそれぞれに寄せられた。■総評男女とも、ジャパニーズホラーブームの先駆けとなった『リング』シリーズが圧倒的な支持を得て1位に。貞子という強烈なキャラクターが、ひと回りしてギャグ化されていることも多くの人に愛されている証拠だろう。4位には『リング』と原作者が同じ『仄暗い水の底から』がランクイン。また、2位の『呪怨』シリーズは、『リング』同様ハリウッドリメイクされ、しかも初の日本人監督&興行収入第1位といった記録を打ち立てたジャパニーズ・ホラーを代表する名作へと成長した。どれも1人で見るのは怖すぎるので、恋人や友達を誘って一緒に鑑賞を。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性321名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】映画『バイオハザード』最新作公開! ゾンビのありがちな設定ランキング【女性編】実在したら怖すぎる悪役キャラランキング章立て・転職・結婚システム――シリーズ一番の名作は?『ドラゴンクエスト』ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月24日