2月はバレンタインシーズン。女の子から男の子へのプレゼントのほか、仲良しの女の子同士でチョコを交換する「友チョコ」も一般的になってきました。最近では、小さいうちからバレンタインを楽しんでいる子も多いようです。でも、そんなチョコレートのやりとりが、思わぬトラブルを生んでしまうことも!?■「聞いてないよー!」禁止のはずが、降園後にチョコ交換会に「入園して初めてのバレンタイン。園には『食べ物の持ち込みは禁止』というルールがあったので、チョコレートのやりとりもないだろうと安心していました。でも当日、お迎えのママたちがみんなチョコを持参していて、園を出た途端にチョコ交換会に。何も用意していなかったうちの娘は参加できず、寂しい思いをしました」(30代・4歳女の子のママ)保育園や幼稚園では、「園内へのお菓子の持ち込みは禁止」と決められている場合がほとんどです。ただし、園によっては「バレンタインは降園時のチョコ交換OK」など、暗黙のルールが存在していることも。気になる場合は、仲のよいママなどに前もって相談しておくと安心かもしれません。■ホワイトデーのお返し相談、ほかの男の子ママには“地雷”かも「クラスの女の子からチョコをもらったので、『ホワイトデーのお返しどうする?』と男子ママグループに相談したら、何だか微妙な空気に…。実は、チョコをもらっていたのはうちの子だけだったんです。他のママからは『うちの子とちがって○○くんはモテモテでうらやましいわ』などと言われてしまい、気まずい雰囲気になってしまいました」(30代・5歳男の子のママ)子どもがチョコをもらった場合、つい「ほかの子ももらっているだろう」と思ってしまいがちですが、そうではないことも多いもの。ホワイトデーの相談をするなら、「同じ子からチョコをもらっている」と分かっている相手のみにしましょう。ハッキリしない場合は、職場のママや学生時代の友人など、園とは無関係の人に相談するのが無難です。 ■自分の子だけチョコがもらえなかった…上手なフォローは!?「バレンタイン、うちの息子はチョコゼロ。しかも、普段仲良くしている男子グループの中で、うちの子だけ誰からももらえなかったことが判明。本人はあまり気にしていないようですが、親の私がちょっと落ち込みます」(40代・7歳男の子のママ)お友だちの中で、わが子だけチョコがもらえなかった…となると、ママとしては少し落ち込んでしまいますよね。でも、落ち込んだそぶりは本人には見せず、そのぶん愛情たっぷりのチョコをわが子にプレゼントしてあげてください。もし子ども本人が気にしているようなら「○○くんを好きな女の子は、きっと恥ずかしがり屋さんでチョコを渡せなかったんだと思うよ」などとフォローしてあげて。■子どもの手作りチョコ、一番大変なのは「手伝うママ」「バレンタインは大量の友チョコづくりで大変。キッチンはぐちゃぐちゃになるし、ラッピング代も合わせるとお金もかなりかかります。『市販の安いチョコでいいじゃない』と思いつつも、子どものお友だち付き合いのため…とあきらめてます」(30代・7歳女の子のママ)小学生くらいまでのバレンタインは、「好きな男の子にチョコを渡す」というより、友チョコの交換がメイン。数も多くなりがちなので、手作りとなると、手伝うママにとっても負担が大きくなることも。「年に一度のことだから」と目をつぶるママも多いようですが、「自分でキッチンを片付ける」「ある程度の費用はおこづかいでまかなう」など、子どもの年齢に合わせて約束事を決めてもいいかもしれませんね。子どもにとってはチョコのやりとりも楽しいイベントの一つ。せっかくのバレンタインがトラブルによって残念な思い出にならないようにしたいですね。
2018年02月02日つい最近生まれたばかりだと思っていたのに、いつの間にかおっぱいもベビーカーも添い寝も卒業して、大きくなっていく子どもたち。そんな我が子の成長は、うれしくもありたくましくもあり、そしてちょっぴりさびしく感じたりもしませんか?今回は、子育て中のママならきっと共感できる、「子どもの成長をさびしく感じた」エピソードを集めてみました。■ママたちがちょっぴりさびしくなった瞬間その1:保育園に預けるときに泣かなくなった「大好きな先生を見つけると私を振り返りもしないでダッシュ。最初はママと離れたくなくて、泣いて泣いて大変だったのに…。成長したなと思う反面さびしい…」(3歳の息子のママ)働くママならきっと誰もが体験するであろう、登園時の試練。泣きすがる我が子の姿に後ろ髪を引かれつつ園をあとにするのはつらいものですが、笑顔であっさり「バイバイ!」されるとそれはそれで複雑だったり…。まさに、成長が喜ばしい一方で、一抹のさびしさもともなうエピソードです。その2:抱っこや手をつなぐのを嫌がるようになった「手をつないで歩いていたのに、友達を見たらパッと手を離されたとき!」(5歳の息子のママ)家事をしているときはもちろん、トイレにまでついてくるほどべったりだった我が子のつれない態度に、なんだかしょぼん…としてしまうママたちも。これも心が育っている証拠、と頭ではわかっていても、やっぱりスキンシップをしたいと思うのが親心ですよね。その3:ひとりで寝られるようになった「寝かしつけなしで、ひとりで寝るようになったこと。すごくラクだし、私も寝落ちせずにすむようになったけど、さびしくて…。私の方が子離れできなくて、眠っている娘を起こさないように抱っこして寝ています」(小2の娘のママ)こちらは、小学生以上のお子さんがいるママから多く寄せられたエピソードです。添い寝しながら寝落ちすると、なんとなく時間がもったいない…と感じているママも、それができるのは今だけ! と思えば、気持ちがラクになるかもしれませんね。■「さよならだけど うれしい」「ホントはずっと一緒にいたいけど」…ママの琴線に触れるちょっぴり切ないストーリーこのほかにも、「かわいい『言い間違え』が減ったとき」…など、さまざまなエピソードが寄せられました。子育ては、「成長はうれしいけど、ちょっぴりさびしい」の連続のようです。今まさにそんなシーンを積み重ねているママたちにとって、思わず涙腺がゆるんでしまいそうな動画をご紹介します。主人公は、これまで男の子と一緒に過ごしてきた乳歯くん。ある日お別れのときがやってきて…。乳歯くんは、自分の代わりとなる永久歯くんに出会い、さびしい気持ちでいっぱいに。乳歯くんは男の子の成長を喜べるのか…?!↓続きは動画をご覧ください!こちらの動画は、絵本の世界から飛び出したような、楽しいミュージカル調の動画になっており、何度見ても楽しめます。お子さんと一緒に見ることで、お子さんも永久歯の大切さを考えるきっかけになるかも…!動画の中で、唄を歌っているのは、ミュージカルネタを得意とする大西ライオンさんと、「ケロロ軍曹」ケロロ役など人気アニメのキャストの声を務める渡辺久美子さん。思わず口ずさみたくなる素敵なメロディも要チェックです!永久歯くん役:大西ライオンNSC東京校5期生念願のアニメミュージカル初挑戦となりました!愛らしい乳歯くんの切ないシーンや、乳歯くんと永久歯くんの掛け合いは必見です。乳歯くん役:渡辺久美子アニメ「ケロロ軍曹」ケロロ役、「あたしンち」母役で主演ピュアで切ない乳歯くんは、とっても演じがいがありました。一歩ずつ大人になっていく男の子の切なく素敵な物語。何度でもみてください。■子どもの永久歯を健やかに守る「クリアクリーン NEXDENT(ネクスデント)」ひとりではなにもできない赤ちゃんだった頃から、食事やお着替え、身支度など、自分でできることが日に日に増えていく子どもたち。ママやパパがお世話することも減り、少しずつラクになる一方で、「ちゃんとできているのかな?」と気になることは増えるかもしれません。なかでも、歯の仕上げみがきを卒業した子のママにとって心配なのが「歯を上手にみがけているかどうか」ではないでしょうか。ちなみに、調査によると歯みがき粉は小学2~3年から大人と一緒のものを使うようになるご家庭が多いとのこと。(花王調べ)子どもが自分で歯をみがくようになり、お口の中の状態を把握しきれなくなってくるタイミングで、歯みがきアイテムを見直してみてはいかがでしょう。大人にとっても、子どもにとっても一生モノの永久歯。「クリアクリーン NEXDENT(ネクスデント)」は、むし歯予防力に徹底的にこだわったハミガキです。キメ細かくくだける顆粒でむし歯の原因となる歯垢を落とし、高吸着フッ素処方で再石灰化を促進、酸に溶けにくい性質にし、歯質を強化してむし歯を予防します。香味は「ピュアミント」「エクストラフレッシュ」「マイルドシトラス」の3種。からいのが苦手なお子さんでもやさしい味の「マイルドシトラス」なら使いやすく、大人のハミガキへのファーストステップとしてもぴったりです。そして、お子さまの歯を健やかに保つために、歯みがき後の「仕上げすすぎ」もおすすめです。「クリアクリーン デンタルリンス(洗口液)」は、歯ブラシが届きにくい歯のすき間や奥歯まで行き届き汚れを流し、薬用成分が長時間殺菌コート。ノンアルコールで低刺激タイプの「ソフトミント」なら、お子さんと一緒にお使いいただけます。仕上げみがきを卒業したら、お口のケアの新習慣として取り入れてみてはいかがでしょう。お子さんが成長する過程での「自分でやりたい!」気持ちを尊重しつつ、歯の健康はきちんと守れるよう、歯みがきケアをサポートしてあげたいものですね。 商品について詳しくはこちらから>> PR:花王 株式会社
2017年11月27日ファイル番号: 73232925冬が近づくと空気が乾燥し、肌トラブルになりやすくなります。特に、子どもの肌トラブルは長引くと見ている親としてもなんとかしてあげたいと思うもの。肌荒れやアトピーになってしまっときには、どんなケアをしているのでしょうか。Q.お子さまの肌トラブル、どうしてる?1.専門病院に通う 73.4%2.食生活の見直しを行う 3.2%3.市販の塗り薬やサプリメントを使う 16.7%4.わからない・その他 2.0%5.特にない 4.6%専門病院に通うが最も多く73.4%という結果になりました。次に多い市販の塗り薬やサプリメントを使うが16.7%と言うことでかなり差があります。やはり、肌の悩みは皮膚科にというのが親たちの正解のようです。■かかりつけの皮膚科の薬がいちばん安心小さいころから肌トラブルがあった子は、相性の良いかかりつけの皮膚科を見つけておきましょう。何かあったときにも、今までの病歴を知っていてもらうと親としても安心です。「軽いアトピーがあるので、出てしまったときには皮膚科に行きます。予防では、お風呂上がりに保湿ローション、顔にはニベアを塗っています」(千葉県 40代女性)「市販の薬を使うより、直接病院に行って薬をもらう方が安心だし、やすく済む」(千葉県 30代女性)「まさに今の時期はカサカサがひどいです。秋の花粉もあり、目のまわりなどもケアしないとかわいそうなことになってしまいます。皮膚科に通ってお薬を出してもらってます」(神奈川県 30代女性)■石けん派が多数!地味だけど毎日のことが大事子どもの肌トラブルが原因でボディソープから石けんに変えたという人がたくさんいました。中には手作り石けんを愛用する人も。泡立ちが少なくて最初は気になるようですが、肌がカサカサしないことがわかるとハマるみたい。「赤ちゃんのころから皮膚科に通っています。体を洗うのは石けんが一番だそうです。最近ようやく耳切れしなくなりました」(青森県 30代女性)「石けんを手作りしています。保湿剤や乾燥や湿疹などにも効く、自然の有効成分を入れて作っているので、洗ったあともつっぱることもなく、冬のカサカサがなくなりました。体を洗うタオルも海綿を使っているので肌の負担も少なく気持ちいいです」(埼玉県 40代女性)「ボディーソープを使っていた時は、肌がカサカサになって白くなったり、かゆみが出たりしていました。今は天然素材だけで作られた石けんを使っていますが、カサカサもかゆみもなくなりました。環境にも優しいし、お値段も安いしいいことだらけです」(鳥取県 40代女性)■アトピーがある人は保湿も食事もアトピーがある人は毎日の生活でなるべく予防をしていました。早寝早起きを心がけたり、なるべくストレスをためないようにしたり…。保湿や食事にも気をつけておき、病院はひどくなったときだけ行くようにしているようです。「日頃からの保湿ケアを心がけています。アトピーがあるので、病院にも行きますが、普段からケアして入れば、木になるほど症状も出ないので。あとはジャンクフードもあまり食べずに、野菜を摂ることなどです」(茨城県 30代女性)Q.お子さまの肌トラブル、どうしてる?アンケート回答数:5071件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月30日小学生になると、子どもだけでお友だちの家に遊びに行くこともあると思います。そんなときに、親として遊びに行ったお家へどのような対応をしたらいいのでしょう。パパママ世代にアンケートで聞いてみました。Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?1.送り迎えなどで直接会ってお礼を言う 23.3%2.電話やメールなどでお礼を言う 18.5%3.お菓子などを持たせてお子さまにお礼を伝えるようにする 45.1%4.その他 4.1%5.特にお礼はしない 9.1%最も多いのは、お菓子などを持たせてお子様にお礼を伝えるようにする45.1%という結果になりました。次に多いのは、送り迎えなどで直接会ってお礼を言う23.3%。何かしらの感謝の気持ちを表すママが多いようです。■みんなで食べられるようなお菓子を持参子どもたちが大勢来てお菓子などの負担をしなくてもいいように、お菓子と水筒を持参という人が多くいました。そのほか、子どもにルールとして靴をそろえることや挨拶をするように伝えることも大切です。「お菓子を持たせて、授業参観などで会ったときにお礼を言うようにしてます」(茨城県 30代女性)「子どもたちも気軽に食べられるちょっとしたお菓子や飲み物を持たせて遊びに行かせてます。相手のお家が用意しなくてもいいように。お家に伺ったときには、挨拶と靴をそろえてあがることは必ず言い聞かせています」(神奈川県 30代女性)「会ったときにお礼は言い、ときどきお菓子を持たせますが、その都度はしていません」(神奈川県 40代女性)■その都度ではなく、会ったときにお礼を言う毎回直接お礼を言いに行ったり、電話をするのも大変なので、参観日などで会ったときに普段のお礼を伝えると言う人もいました。「基本的には外で遊ぶように言っています。お友だちの家に行く場合は、きちんと挨拶することと靴を揃えることなどを言って聞かせてます。特にお礼の電話はしませんが、参観日などで会ったときに挨拶をしています」(北海道 40代女性)「初めて行く家にはお菓子を持たせたり、後から持って行ったりしますが、近所の家だとしょっちゅうなので、たまに会ったときに、いつもありがとうと言うくらいです」(三重県 30代女性)「親が挨拶しに行くって言うルールはいつからできたんでしょうか? 自分が子どものころは、お菓子を持ち寄って、親同士は顔を合わせたときに日頃のお礼を言うくらいだったなー。幼稚園でもないのに、保護者同伴で来られたときはびっくりしちゃった!」(神奈川県 30代女性)■子どもだけでなく親同士で繋がっておくと安心仕事をしていてお礼ができない場合や、いつも伺ってばかりという場合は、親の連絡先を知っておいてお礼を伝えられると安心。今は電話だけでなく、LINEも重要な連絡ツールです。「遊びに来た子の中に親の面識がない子がいたら、帰りの際に残ったお菓子をつめた袋に、自分の連絡先を書いて、次回からメールでやり取りするようにしています」(神奈川県 40代女性)「だいたい母親同士もLINEやメールでお礼を言い、何かしたら遠慮なく怒ってと話してます」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?アンケート回答数:9063件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月27日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。事情があってどうしてものときに、ママ友同士で子どもを預かったり預けたりすることがあるかと思います。そんなときに気をつけたいのが、子どもを預かる側になったときです。 どんなところに注意をしなくてはならないのかを見ていきましょう。●友達の子どもに対してママ友から必要な情報をあらかじめ聞いておく ことはとても重要です。子どもは突然熱を出すことがありますし、アレルギーを持っていることもあるからです。「子どもの命を預かる」と言えば大げさですが、万が一のことを考えておくことは必要不可欠です。【子どもを預かる側のチェックポイント】・アレルギーや苦手なものがないか事前に確認しておく→おやつや飲み物を出す場合もそうですが、公園などで外遊びをさせる場合は外でアレルゲンに出くわす可能性があります。・当日の体調を聞く→風邪などで投薬を受けている場合はもちろんですが、そうでなくても聞きましょう。・低年齢の場合は、爪を切っておく→低年齢の場合、抱っこなどをすることもあるでしょうから、傷つけないために必要です。・危ない物や触られたくない物はしまっておく→興味のある物を触りたくなるのが子どもです。触られて困る物や危険な物はしまっておきましょう。・緊急の連絡先を確認する→急な発熱や大きなケガがあった場合に一番に連絡をしなければならないので確認だけはしておきましょう。体調にかかわることは、子どもを預かるときに必ず聞いておきます(小学校3年生くらいまでは必須)。何かあったときに、早急な対応ができるようにするためです。何らかの症状が出たときに、親が慌ててしまうことは子どもを不安にさせます。こういうときのための情報なのです。●自分の子どもに対して「友達の子どもを預かるだけでなぜ自分の子どもにまで?」と思われるかもしれませんが、子どもは自分の親が友達と関わる姿を見て、心にモヤモヤした気持ちを少なからず抱えます。いわゆる嫉妬のような気持ち です。仲良く遊んでいたのに、友達が帰ったら急に甘えが強くなったり、抱っこをせがんできて離れなくなったりなんてことはよくあります。こんなときは、子どもに安心感を与えることが大切です。【友達の子どもを預かった後に自分の子どもにすること】・わが子にもきちんと愛情を示す→抱っこしたり、手をつないであげたり愛情を見せるだけで子どもは安心します。・友達が帰ったあと、子どもの前でグチを言わない→「疲れた~、もう預かるの大変だった」など子どもは聞いており、悲しい気持ちになります。・友達とわが子を比べない→「○○ちゃんはもうこんなことができるんだね」など褒めるのは良いですが、続けて「うちの子はできない……」など言うのはNGです。どんなに年齢が低くても子どもを傷つけます。「楽しく遊べて良かったね」などの言葉をかけてあげると、子どもも楽しかったと思えるようになりますし、「預かるのは大変だったけど、うちの子も楽しめたから良かった」と親も思えて、気持ちの切り替えができます。グチは、子どもがいないときに、夫や実親など信頼できて話がもれない人に話すようにしましょう。●おわりに友達とはいえ、人の子を預かるのは心身共に疲れるものです。でも、聞いておくべき情報や注意点があるだけで危険を回避することができますので、子どもを預かる側になるときは参考にしていただければと思います。【参考文献】・『子どもの病気がよくわかる本』大澤真木子・著●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)●ライター/桜井涼
2017年10月04日最近よく耳にするようになった“キスフレ”や“ソフレ”といった言葉。ご存知の通り、“キスをするだけの友だち”“添い寝するだけの友だち”という意味です。実際にあったとして、「本当にそれだけで終われるの?」というのが引っ掛かるところでしょう。そこで今回は、キスフレ・ソフレ経験者たちに、体験談をお聞きしました!文・塚田牧夫終わらせ方が分からない…「私が彼氏にフラれたばかりのとき、ちょうど奥さんと離婚したばかりの年上男性と仲良くなりました。お互いの気持ちもよく分かり、慰め合ううちに、距離も縮まってホテルに行ったんです。本当に自然な流れでした。でも、どうしてもそういう気分になれなくて、ただ一緒に寝ただけ。逆にそれが心地良くて、それからただ一緒に寝るだけの関係になったんです。ソフレというやつです。ただ、好きっていう感情じゃないんですよね。一緒にいて安らぐとか、そのぐらい。だから、時間が経って気持ちが落ち着いてくると、この関係がよく分からなくなりました。付き合ってるわけじゃないし、セフレでもない……。次に進みたいけど、この関係を終わらせる必要があるのかな……と。始まりが曖昧だと、終わらせ方もよく分からなくなりますね」ナツコ(仮名)/29歳会う前日が大変…「しばらく連絡取ってなかった女の子から、飲もうという誘いが来ました。前にちょっと好きだった時期もあり、久しぶりに会おうとOKしたんです。その子はどうやら彼氏にフラれたみたいでした。しかも、相手には本命がいて、こっちはセフレ扱いだったと。いろいろ愚痴を聞いて、夜も遅くなり、彼女の家に行ったんです。そこでキスをしました。でも、“これ以上するなら帰って”と言われました。今は彼氏もいらないし、セフレもいらない。ただ、“寂しいからキスだけはしたい”と言うんです。僕はそれを受け入れて、キスだけして我慢しました。そんな関係がしばらく続いたんです。ただ、キス以上はできないので、会うまでが大変。会う日の前日に3回自分でして、当日も直前に1回。完全に性欲を抜いてから会わないといけないんです。それでもキツいくらいでした。僕としては、彼女のことが好きなので、きっと向こうも好きになってくれるだろう……という気持ちでした。でも結局、知らない間にその子に彼氏ができて、普通に終わりましたけど」ナオユキ(仮名)/28歳キスフレ・ソフレ実体験エピソードをご紹介しました。どちらもあまりいい結末は迎えていないようでした。一時の寂しさを紛らわすぐらいの気持ちで付き合うのが、丁度いいのかもしれません。好きになるのは、禁物なのかも……?(C) Pressmaster / Shutterstock(C) 4 PM production / Shutterstock
2017年09月30日子どもの才能を伸ばすべく、小さいうちから習い事を…と考えるママは多いでしょう。そこで悩むのが、「数ある習い事の中から何を選ぶべきか?」という点。すべて体験させてみて子どもに合う習い事を選びたいところですが、それでは子どもに負担がかかりますし、経済的にも大変です。ママたちの失敗エピソードから、習い事選びの注意点を考えてみましょう。■習い事、「お友だちと一緒」は危険?●お友だちの習い事に「私も行きたい!」と言われたら「娘が幼稚園のお友だちから習い事の話を聞いて、『私も習いたい』と言い出しました。そこで、お友だちと同じピアノ教室と体操教室へ通いはじめたのですが、数ヶ月後にお友だちが遠方へ引っ越してしまって…。一緒だったお友だちがいなくなった途端、娘は教室に通うのを嫌がるようになり、結局どちらも辞めてしまいました。『お友だちが習うから』という理由だけで安易に習い事をはじめさせたのは、失敗だったと少し後悔しています」(Mさん/34歳/小売店)お友だちきっかけではじめた習い事が、だんだん本当に好きになっていくパターンもあるでしょう。ただ、はじめる理由が「友だちがやっているから」だけでは、続かない可能性が高いかもしれません。子どもが「習い事そのもの」に興味を持っているか、ただお友だちと一緒にいたいだけなのか。できるだけ見極めておいた方が良さそうです。■ママ友と一緒に体験レッスンに参加するときの注意点●体験レッスンにママ友と一緒に参加したら…「友だち親子4組でバレエの体験レッスンに行きました。レッスン後、私以外の3組は習わせることを即決。どうやら、体験レッスンに参加した時点で、ほかのママさんは、ほとんど答えは出ていたようです。しかし、私は正直なところ迷っていて。体験レッスンも『とりあえず、見てみよう』程度で参加しちゃってんです。本当は娘とじっくり話をしてから決めたかったのですが…。ほかの3組の前向きな様子に流されて、つい申し込みをしてしまいました。さいわい、娘は楽しそうにバレエを続けているので結果的には良かったと思っています。ただ、別の教室も見ておきたかったな…という気持ちは、いまも少し残っています」(Hさん/32歳/建築)ママ友と一緒に見学・体験レッスンへ行ってしまうと、「ウチはやめておきます」となかなか言い出しづらくなってしまうケースもあるようです。子どものために本気で習い事を選びたい、自分の意見をきっぱり伝えることが苦手という場合には、ママ友と一緒に参加するのは避けた方が良いかもしれません。■習い事の場所確認は不可欠! 「毎回」の負担を考える●友人紹介の習い事を決めたら、移動時間でギブアップ「息子が空手をやりたいと言ったので、友人に紹介してもらった道場に見学。結果、その道場で空手を習うことにしましたが、じつは道場までは家から車で40分。移動時間がかなりの負担でした。しばらくはなんとか送り迎えしていましたが、結局は親がギブアップ。もっと近い道場を探して、そこに移ることにしました。最初の道場でお友だちもできていたのに…。息子に申し訳ないことをしたと後悔しています」(Eさん/35歳/医療関連)送り迎えが必要な場合は、移動にかかる時間もしっかり検討しておきましょう。見学のときは「この程度なら…」と思っても、毎回のこととなると負担が大きいかもしれません。■習い事の続け方。親は厳しい態度を取るべき?●親のきびしい態度で習い事を継続「習い事をはじめるときは、『一度でも行くのを嫌がったら、すぐにやめさせる』と、言い聞かせ、子どもにも約束させています。実際に、習い事へ行きたくないと泣いて嫌がったことがあり、その習い事は『約束だからね』と本当にやめさせました。それ以降、この約束が本物だとわかったのか、自分がやりたいとはじめた習い事に『行きたくない』と言ったことは一度もありません」(Sさん/32歳/自営業)習い事は選ぶのも難しいですが、続けさせるのはもっと難しい問題です。本人がやりたいと言って始めた習い事でも、子どもですから、気分によっては行きたくない日が出てしまうこともあるでしょう。かといって毎回習い事のたびに、親がなだめすかして連れて行くのも親にとっても苦痛です。習い事をどうやって続けさせるか、親がどこかで突き放すか…。難しいところです。習い事選びの大切なポイントは「子どもに合っているどうか」、「子どもが楽しく、好きで通えているかどうか」。それが大前提となるでしょう。ただ、費用や移動時間など、パパ・ママにかかる負担も無視できません。子どももママもできるだけ楽しく続けられる習い事を見つけられるといいですね。
2017年09月11日こんにちは。ママライターのamuです。娘も高学年になり、交換日記をしたり子どもたちだけで遊びに行ったりすることも多くなりました。幸い、大きなトラブルに巻き込まれることなく平穏な毎日を送れているようですが、女子同士の喧嘩を目の当たりにし、 他のグループの子と遊びづらい、キツい言い方をする子がいるなど困惑する瞬間もあるとのこと。ちらほら仲間はずれの噂を耳にすることもあります。もし、わが子が友達と喧嘩したり嫌なことをされたりしたら、どうしたらいいのでしょうか?そこで、ママ友や5年生女子に話を聞いて、どんな対応をしたらいいのか考えてみることにしました。●(1)楽しい気持ちに変えてほしい『そのことを考えると嫌な気持ちになるから、あれこれ聞かれるより楽しい話をしてほしい』(小学5年生の女の子)話を変え、気分を変えさせてほしいとのことです。根掘り葉掘り聞いて、さらに怒られたりするともう話したくなくなるようです。母親としては心配だから、取り調べのように聞いてしまいたくなりますよね。でも、せっかく話してくれたことを尊重して、聞き役に徹し、最後は笑顔になれるように導けたらいいな と思います。夕飯のメニューを一緒に考える、今夜一緒に見れそうなテレビ番組を探す、おもしろ動画を見る、休みの娯楽の予定を立てる、などもいいかもしれません。●(2)一緒に怒ってほしい『娘が友達からひどいことを言われて怒っていたときに、娘以上に怒ってその子のことを悪く言ってしまった。そしたら、「でもあの子もこういういいところがあってね」とかばい始めて、結果それで溜飲が下がったみたい。時には共感して一緒に怒ることで、冷静になれることもあると思う』(30代/小5女の子のママ)大変だったねと優しい共感も大切ですが、自分の気持ちを代弁して怒る姿を見ることですっきりできるなら、それもいいですよね。ただ、やってはいけないのは、相手の親子に対してその怒りをぶつける こと。よっぽどのときはもちろん言うべきですが、ちょっとしたことならやんわりだとしても言わないのがベター。気まずいのは、登校する子どもたちです。それよりも、親はいつでもそばにいて、戦い、味方でいてくれるということをきちんとわかってもらえることが大切だと思います。●(3)具体的なアドバイスがほしい『なんで嫌なことを言うのか、なんで喧嘩になってしまったのか、どうすればよかったのか、さっぱりわからないときがある。そういうときにどうしたらいいのか教えてくれるママだったら頼れると思う』(小学5年生の女の子)大人から見れば単純で簡単なことでも、子どもからしたら、なんと言えばいいのか、どう行動すればいいのかわからないという場面ってたくさんあると思います。たとえば、正しいことを言っているのに「違うよ」「バカなの?」と言われたとき、「違わないよ」「バカっていう人がバカだし」などと言い返したら言い合い必至ですよね。でも、もしそこで“そーなんだと言ってその場を去る”というスキルを身につければ、言い返すよりも相手に「まずかったかな?」と思ってもらえるかもしれません。こちら側も、そばにいるとイライラするので離れるほうが賢明 。嫌なことを言われたとき「あ、トイレ行ってくるねー」と逃げるのも手。逃げるは役に立つんです!もしくは、「あーバカかもね」というセリフもいいと思います。相手がそれ以上、絶対何も言えないセリフなので。そういうのを、マニュアルのように機械的に言って流すほうが大人なんだよと言っておけば、ストレスをそこまで感じることなくやり過ごせるのではないでしょうか?また、小学生のときの人間関係やキャラクター、立ち位置なんて永遠ではないし、全くアテにならないこと。小さなことで悩むのはもったいないし、それより気の合う友達との関係を大切にしようと伝えたいですよね。そして、いよいよガマンならないことがあったとき、親のことは気にせず、はっきりズバッと言い返して喧嘩したっていいからね、尻拭いはしてあげると伝えていきたいと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年08月19日子どもに人気の習い事といえば、水泳・ピアノ・野球・バレエ…。そんな人気の習い事にも、子どもの序列やママ友間のトラブルなど、思わぬ苦労や悩みもあるようです。長く習わせているママ、自分もその習い事をしていたベテランママたちに実情を聞いてみました。今回話しを聞いたママたち・水泳:Aさん(8歳長男、5歳次男、2歳三男、ゼロ歳長女のママ。自身も水泳歴あり。長男は水泳歴8年で選手コースに在籍、次男は幼児コース、三男はベビーコースに在籍)・ピアノ:Bさん(6歳長女のママ。現在も夫婦でフルートを吹いている音楽一家。長女はピアノ歴4年で、現在は大手音楽教室の個人レッスンコースに在籍)・野球:Cさん(10歳長男、6歳次男のママ。長男は野球歴5年。パパもコーチとして参加。最初は興味がなかったママも現在はすっかり野球少年の母)・バレエ:Dさん(15歳長女、8歳次女のママ。自身はバレエ講師。長女は受験のためバレエは卒業、次女はバレエ歴6年)習い事を始めるのに何が必要?初期費用はいくらくらい?【水泳】一般コースなら、短期からの入会で水着、キャップ、バッグがプレゼントされることも。キャンペーン期間中などのタイミングによってはお得に入会できます。【ピアノ】趣味で始めるなら電子ピアノを買っておくとよいです。ヨドバシカメラやビックカメラなどに置いてある5万円程度のもので充分(キーボードは鍵盤の数が足りないし、姿勢も悪くなるので不向き)。習い始めた時点でピアノを持っていないと、先生オススメのもの(最低20万円くらい)を買わされることも…。【野球】最初に必要なのは、ユニフォーム、練習用白ズボン、ソックス、ストッキング、チームキャップ、アップシューズ、スパイク、バット、グローブ、リュック(バットが入れられる物)、スポーツジャグ(容量が大きく真空断熱の水筒)。トータルで3万〜5万円くらい。【バレエ】レオタード、バレエシューズ、タイツが必要。こだわりや教室の指定がなければネットでスターターセットとして5000円程度で購入できます。老舗の専門店のものだと3点で1万5000円くらい。シニョンを作るためスタイリング剤も必要。上達してから履くようになるトゥシューズは1足約1万円。週1回の使用で半年〜1年くらいもちます。週4・5回通って本気で踊るようになると3日〜1カ月でダメになる場合も。ケアをしながら工夫して履かないと破産してしまいます!その習い事を始めてみて、不満や問題はある?【水泳】ステップが細かく分かれていて4泳法を習得するのに時間がかかる。「親としては、背泳ぎはいいから平泳ぎをマスターして欲しい」など希望があってもそのとおりには進めません。バタフライまで合格しても、あまりキレイには泳げていないような…。やはり選手コースまで行かないとサマにならないのかな…?【ピアノ】防音・密室での個人レッスンの場合、男の先生だと気になることも。家でも練習させなければいけないけれど、学校の宿題同様やらせるのが大変。次第にイライラしてくるし、つい口出ししてしまって、親も子どもも楽しくなくなります。子どもが練習をしている間は、“見ざる言わざる聞かざる”を徹底しています。【野球】野球の練習は毎週土日の8時〜17時まで。お弁当持参。毎週付き合わされる弟はかわいそうだし、家族でどこかに出かけることもほぼなくなりました。兄弟が土日に他の習い事をしていたりすると、家族は完全に別行動ですね。また、1日外にいてクタクタに疲れて帰ってきた後での泥だらけのユニホームの洗濯がツライ!浸け置き、手洗いをした後にようやく洗濯機に入れられます。【バレエ】お姫様のようなチュチュを着て華麗に踊るのに憧れて入会したけれど、実際は入念なストレッチ、地道なバーレッスンの繰り返し。子どもは飽きたりふざけたりしてしまいます。シニョンを作るため髪を一定の長さに保ったり、日焼けをしないようにも気を使います。月会費の他にもお金がかかる?【水泳】進級テストを競技会形式で実施しているスクールの場合、検定料(テストを受けるためのお金)がかかります。合格すると新しい色のスイミングキャップを買わなければならないことも。選手コースに進むとさらに大変!プルブイ、フィン、セーム、チーム指定水着、チーム帽子、チームTシャツ、チームユニホーム、チームパーカー、指定バッグ、練習用バッグを最初に購入します。その他、練習用の競泳水着数枚。トータルで5万円くらいでしょうか。大会に出る場合は公認水着が必要。種目によってその泳ぎに適した水着に替えるので複数枚購入しますね。1枚あたり、男子用5000円、女子用8000円くらい。他に選手登録やスポーツ保険代を支払います。大会会場が遠い場合、交通費もかかりますし、合宿や強化練習も別途必要。「ほぼ裸だから、お金はかからないでしょ?」と言われますが大間違いです!【ピアノ】発表会が1年に1回あります。出演料1万円。衣装は安くてかわいいものを自分で探します。ほかに業者が撮影したビデオや写真の購入をします。【野球】市の補助がある少年野球チームに在籍しており、そこまでお金はかかっていません。【バレエ】なんと言っても発表会!1曲いくら、という計算です。低学年だと2曲くらい踊るとして、衣装代込10万〜13万円。外部に舞台メイクを頼む場合、プラス3000〜5000円。ロビーなどに飾るお花代と先生へのお礼として5000円程度を母の会が集金。スクールのオリジナルTシャツを作る場合も多く、1枚2000〜3000円(これを着て当日お手伝いをしたり、楽屋に入る際に保護者であることが明確になったりします)。撮影は基本的に不可なため、DVDや写真も後日購入します。上手な子でパ・ド・ドゥ(男性と踊る)の場合はプラス10万〜12万円。発表会後には先生と、一緒に踊ってくれた男性に個人的にお礼をお渡しします。子どもの序列やママ同士のいざこざがある・・・?【水泳】選手コースの序列はタイム順!練習でも常にタイム順に並ぶシビアな世界ですよ。選手コースに入ったばかりの頃は口をきいてくれなかったママたちが、子どものタイムが上がってくるにしたがって優しくしてくれるようになりました。他の子のタイムや、次の大会に出るのかをさりげなく探り合ったり、ひがみ・妬みもありますね。【ピアノ】個人レッスンのため、人と比べることも他のお母さんと顔を合わせることもなく、今のところトラブルはありません。【野球】どのくらい熱心なチームなのかによりますが、野球はチームプレイ。休んでばかりの子や、ふざけている子のママに、ベテランママがチクリとクギを刺すことはあります。ただ、あまり言いすぎて相手が止めてしまうのもメンバー層が薄くなってしまうので困りもの。また、子どもだけが練習に来て親が来ない家庭もありますが、その子の水分補給や熱中症対策、ケガをした時の応急手当は他のママがすることになります。どうしても親の都合が悪い場合は仕方ないと思いますが、毎回となるとモヤモヤ…。【バレエ】芸歴と一緒で年功序列。長く習っている子が前列やセンターに立ちます。その子たちのママが母の会を取り仕切り、発表会の時には先生のサポートをします。これから習い事を始めるママたちにアドバイスお互いの話を聞きながら、「スポーツ系の習い事は親の戦い! そもそも親の目が入ると闇が深くなるのかもしれませんね…」と頷き合うママたち。小学校高学年ママからは「受験をするなら4年生から塾が忙しくなり、習い事に割ける時間も少なくなります。その頃までに子どもの特性を見極められるとよいかも」というアドバイスも。「どの習い事も、趣味にとどめておけばさほど苦労はありません。また、ここでの話はほんの一例。例外もたくさんあります。そのチームのカラーや本気度をよく見定めて入会することが大切」とのことでした。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年07月30日片思いを成就させたいと思えば、女友だちにやらないことを、彼にやってはいけません。現在交際中の人は、彼との交際を長持ちさせたいと思うのであれば、女友だちにやらないことを、彼にやってはいけません。■■彼は倒れていないから大丈夫ですたとえば片思いしている彼から返信がないからといって、焦って彼に頻繁にLINEする・・・・・・これは〇か×かといえば、×です。あなたはきっと、女友だちにそこまで頻繁にLINEしないはずです。鬼電もしないはずです。こと恋愛となると、そしてそれがなんとしても成就させたい片思いであると、人は舞い上がってしまい、つい頻繁に彼に連絡をとってしまうこともあると思います。でも、女友だちにしないことは、彼に対してもしてはいけないのです。***交際中でも同じです。たとえば彼が飲み会という名の合コンに参加しているとき、あなたが彼に何度電話しても、彼が電話に出てくれない、という状況のとき、あなたはあきらめて寝てしまえばいいのです。「もしかしたら、彼はどこかで倒れているのではないか?」などと心配して鬼電してはいけません。実際にいろんな人に話を聞いても、「倒れた結果、電話に出られなかった彼」は、存在しないのです。彼はなんらかの事由で、電話に出られないのみで、すごく元気です。■■自分を客観的に見る方法恋すれば誰だって、気持ちの温度が上がり、つい友だちにしないようなことまでやってしまいがちだろうと思います。でも、恋愛に限らず物事なんでもそうですが、どこか自分を客観的に見ることができないと、物事は成就しないようになっています。***自分を(自分の恋愛を)客観的に見ようと思えば、会話が重要になってきます。会話を楽しむことと、会話から得たい情報を得ることが大切です。相手が片思いの彼であれ、交際中の彼であれ、まずは会話をすること。LINEでもいいかと思いますが、できれば会って話をすることです。LINEでのトークと、実際に会ってする会話って、そもそも得られる情報量がちがいます。LINEで事務的に知る彼の情報に、「余計なもの」がくっついてくるのが、「会って会話をすること」です。彼の目の動き、喋り方などで、彼がホントはなにを思っているのか?ホントはなにを言いたいのかが、わかりますよね?彼と会話を楽しむことができれば、一定の満足感を得ることができるので、あなたはわりと落ち着くはずです。つまり自分を客観的に見る心のベースができます。***そして、会話からより多くの具体的な情報を得るクセをつけること。彼に対して、女友だちにもしないようなことをしてしまうというのは、あなたの妄想が先走っているからです。たとえば上の例で言うなら「彼は合コンに参加して、ほかの女子とイチャイチャしているのではないか」というのは、きっとあなたの妄想以外、なにものでもありません。彼が合コンに行く前に、彼と話をしておくと、どのような合コンなのか、参加者は誰なのか、などが見えてきますよね。彼がたとえば大学の同期との合コンに参加するのであれば、あなたはこう思うはずです。「大学の同期と久しぶりに会うのだから、彼は飲み会に女子がいても、きっと男子と主に喋って男どうしの時間を楽しんでいるのだろう」などと。具体的な情報を得ることができれば、人はわりと冷静でいられます。すると自然と、女友だちにしないことは、彼にだってしてはいけない、と思えてきます。冷静と情熱の間を行ったり来たりしながら、恋愛を楽しんでください。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年06月29日人間関係のトラブルでは、「嫉妬心」がその引き金となっていることが多々あります。特に、日々の暮らしぶりや収入、家族、容姿など。何かとお互いをくらべてしまいがちなママ友同士のつき合いでは、この「嫉妬」によるトラブルが多いようです。ママ友の嫉妬を招きやすいのはどのような話題なのか? 働くママたちのエピソードから考えてみましょう。■ママの学歴はタブー?/ Aさん(34歳)の場合 「小学生のうちの娘が、『私、ママと同じ○○高校に行くの!』と言ってくれたことがうれしくて、数人のママ友がいるところで、そのことをつい話してしまったのです。それが、失敗でした…。私の出身校は、地元ではわりと有名な進学校。だから、ママ友たちには『自慢』に聞こえたのかもしれません。それまでは、子どもの学校や習いごと、家庭学習についてなど、いろいろ情報を交換していたのに、それ以来、私がいるところではそういった話題が出なくなりました。私から話題を振っても、『Aさんのところは、ママが優秀だから安心よね~』と言われておしまい。たった一言で、関係性がガラリと変わってしまったようです」(Aさん/34歳/飲食店勤務)それまで、お互いの学歴が話題にのぼることはなく、当然、ママ友たちの学歴をAさんは知りません。自分の出身高校を自慢するつもりは一切ありませんが、ママ友たちの嫉妬を買う結果となりました。ママ友は育ってきた環境も、学歴もさまざま。中には、学歴に強いコンプレックスを抱いているママがいるかもしれません。たずねられたら隠す必要はないと思いますが、自分から学歴を口にするのは控えた方が無難かも。相手によっては、強い嫉妬を招く可能性がありそうです。■夫を褒めると嫌われる?/Bさん(29歳)の場合「何気なく、『休日に旦那が料理を作ってくれた』とママ友に話したら、それから何かにつけて『Bさんは、旦那さんが優しくていいわね』と言われるように。最初は言葉通りに素直に受け取って、『そうね、感謝しないとね』なんて返していたのですが…。あるとき、そのママ友が『Bさんは料理が苦手で、いつも旦那さんがやっているみたい』と言いふらしていたことがわかりました。幸い、ほかのママたちは『あの人はBさんに嫉妬しているだけだから、気にしなくていいよ』と言ってくれたので助かりましたが、女の嫉妬って怖いな…と感じました」(Bさん/29歳/IT関連勤務)夫の愚痴を言い合ってストレスを発散したい! と思っているママも多いでしょうから、すこし謙遜するくらいがちょうど良いのかも?「料理したのは良いけれど、キッチンが汚れて後片づけが大変!」のように、ちょっとした不満もつけ加えておけば、嫉妬を買わずに済むかもしれません。■独占欲が強すぎる…/Cさん(29歳)の場合「ママ友・Dさんが『よかったら使って』と、手作りの写真立てをプレゼントしてくれました。その後、別のママ友・Eさんがわが家へ遊びに来たときに写真立てを褒めてくれたので、Dさんからもらったことを伝えると、なぜかEさんは急に不機嫌に。それ以降、私と会うたびにEさんは何かプレゼントをくれるようになったのです。お菓子やちょっとした雑貨など、毎回のことなのでだんだん怖くなってきて…。一度キッパリ断ったら、それから連絡がつかなくなりました」(Cさん/29歳/小売店)Eさんのように、友だちを独占したがる女性は意外と多いものですから、プレゼントをした・されたという話題には気をつけた方が良さそうです。ときには、「もらった」と言わない方が良い場面もあるでしょう。幸い、今回話を聞いた3人の働くママたちは、大きなトラブルにはつながらなかったとのこと。しかし運や相手が悪ければ、何気ない一言が大きなトラブルの引き金になってしまう可能性もあります。ちょっとした会話のなかにも「相手の嫉妬を招く可能性がある」ということを意識して、言葉を慎重に選ぶようにしたいですね。
2017年04月16日子どもがどんな友だちと付き合っているのか気になる人も多いと思います。いじめにあっていないか、トラブルに巻き込まれたりしていないか、親なら誰でも心配になるもの。実際、子どもの交友関係に干渉ってしていますか? パパとママに緊急調査をしてみました。Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?1.ある 56.2%2.ない 29.1%3.わからない・どちらとも言えない 14.7%約半数の親たちが子どもの交友関係に何らかの形で干渉したことがあるという結果になりました。では、一体どんなときに干渉したのかを聞いてみましょう。■金銭トラブルなどがある場合は注意を子ども同士のケンカ程度なら親が口出しすることもないのですが、物が紛失したり、お金が絡んでいたりすると黙って見て見ぬ振りはできないようです。伝えるときには一方的にではなく、親の意見として伝えるという人が多かったです。「お祭りや映画などに一緒に行くと、必ず金銭トラブルを起こす子がいるので、その子が参加する場合はなるべく行かないように注意しました。『今日は財布を忘れてきた。明日返すからお金を貸して』が毎回で、借りたお金も返してくれないので、関わらないのが一番だと思い注意しました」(兵庫県 40代女性)「強要はしませんが『母から見た○○さんは距離を置いたほうが良いと思う』と一応伝えます」(鹿児島県 40代女性)「我が家に遊びに来て、ご飯も食べ泊まっても何も言ってこない親がいて、そういう子には注意したほうがいいと言いました。低学年のころ、遊びに来ていた子にゲームのカセットを盗まれたこともあります。子どもには良し悪しと、巻き込まれないために注意しています。明日は我が身とも思いますので」(神奈川県 40代女性)■子どもの友だちは子どもが決めるもの一方で、子どもの交友関係には干渉しないという親たちの意見も聞いてみましょう。親が子どものためと思っても、結局子どもが大人になったら、自分で解決しなければならないのが人間関係。だったら、今からその経験をしておくことも大事なのかもしれません。「子どもなんて意地悪して、されての繰り返し。相手だって同じことを感じてますよ。集団生活にはいろんな人がいます。自分なりに上手く付き合うのも社会に出て行くための勉強です」(神奈川県 40代女性)「干渉しすぎる親は子どものことを考えているつもりで、結局は自分の意思を押し付けてるだけで、親が子どもなんだと思う」(埼玉県 30代女性)「干渉・・・嫌な言い方ですね。最終的に友だちを決めるのは親ではなく子ども自身だと思います。心配なのはどの親も同じこと。相手の性格や個性を知って学んで成長し、友だちを作っていくものではないでしょうか」(千葉県 40代女性)■自分がされて嫌だった経験あり「あの友だちとは付き合うな」と親に言われて、嫌な気持ちになった経験がある人も多いようです。自分がされて嫌だったことは子どもにはなるべくしたくない。そう思いつつ、今となってわかるのはその親心だったりします。「昔親に言われてすごく嫌だった。親になった現在、親が言ってきた思いがすごくわかる。でもあまり口を出さないように、子どもからのヘルプがない限り見守ってる。正直、付き合わなきゃいいのにと何度思ったことか」(三重県 30代女性)Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?アンケート回答数:3730件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月02日公園デビューやママ友など、ママになってからの人付きあいは、いろいろ悩みも多いですよね。子どものために友だちをつくってあげたいのはアメリカのママも同じです。日本とはちょっとちがうアメリカの子育て交流を紹介します。■プレイデートってなに?アメリカのママたちの間でよく聞くのが「プレイデート」という言葉。お互いの子どもたちを遊ばせるデートのことです。公園や近所で顔見知りになり、仲よくなったら「今度プレイデートを計画しましょう」と誘いあいます。事前に時間と場所を決めて、親同伴で遊びます。場所は、公園やお互いの自宅がスタンダード。子どもが大きくなると、相手の家まで送り、遊びおわったころに迎えに行く場合もあります。■アメリカのママ友って?子どもが小さいうちは、公園などで同じくらいの子どもを持つママたちが仲よくなるのも自然な流れです。ただ、日本でいわれているママ友とアメリカのママ友の関係性は少しちがうようです。アメリカでは、12歳以下は子どもだけで外出したり、家で遊んだりすることは許されません。子ども同士で遊ぶときも親の承認、アポイントが必要です。それがプレイデートです。子どもを遊ばせることが目的のため、ママたちの関わり方はとてもシンプル。プライベートなことをベラベラ話したがらないアメリカ人の性質もあり、会話も子どものことがメインです。お互いに深入りするような話はしないので、ベタベタした付きあいにはなりにくいようです。■ほどよい距離感がトラブル回避に私の場合、ママ友のリンジーとは公園で出会いました。その後何度も公園で待ちあわせて、よくプレイデートをするようになりました。彼女は週2回仕事をしています。会うのは公園かお互いの家。子どもと一緒にランチを食べることもありました。ママだけでランチに行くことは、めったにありません。あくまでも子ども中心の、さっぱりした付きあいです。日本では子どもが幼稚園や学校に行っている間にママ友とお茶やランチを楽しむ人もいるようですが、アメリカでは子どもと一緒のパターンがほとんど。会うのは公園や学校のイベント、ボランティア活動などです。いい距離感を保っているため、ママ友同士のトラブルもなく、とても気楽な友だちづきあいをしているように見えます。アメリカのママたちのようにシンプルでベタベタしない距離感を心がけると、ママ友付きあいのストレスも軽減されそうです。アメリカ流にプレイデート中心のお付きあいを取りいれてみるのもいいかもしれません。
2016年09月12日学校でのトラブルが続くと、子どももしんどい様子…出典 : 娘は、学校でお友だちに指摘したことが発端となり、長期間ケンカをしていた時期があります。その頃、チック症状が増え始めていました。今はでは仲直りをし、普段通りに笑って話せるようになっているものの、それでも1度出現したチック症状はなかなか治まらず、学校へ行くのがつらいと言うようになりました。学校から帰ると頭痛を訴えたり、娘が精神的に追い込まれているときよく出る右足の痛みも、頻繁になっていました。チック症|クラスメイトとのトラブルが原因?新たなチックが出現しました学校を休む基準は、しんどさの度合いで決めればいいのだろうか?Upload By GreenDays私たち家族は、学校を「どうしても行かなくてはならない場所」という位置づけで考えてはいません。熱が出れば休むのと同じように、心が苦しくなった時には積極的に学校を休んで心をほぐす時間に当てようと考えています。ですので、チックが発症して以来、娘は登校日の半分ぐらいの割合で学校を休んでいます。少しずつチックは治まってきましたが、1番症状が激しく出るのは「今日は学校を休むかどうか」を決める瞬間です。娘なりに色々な葛藤もあるのでしょう。行くと決めていたのに、朝食の途中で足が痛みはじめ、結局学校を休んだ日もあります。幼い娘に「学校を休む」という決断をさせるのは酷なようにも思いますが、「しんどい」の度合いは本人にしかわかりませんので、私が決めるというのもなかなか難しく、何か良い方法はないかなと考えていました。娘の「しんどい」を洗い出して可視化!私が娘と話し合うときにいつも困っていたのは、「しんどい」と訴えられても、その詳細な度合いまで共有できない事でした。「ちょっとしんどいけど、まあ頑張れる」レベルなのか、「これ以上頑張ったら苦しい」レベルなのか、「すごくしんどくて心が壊れる寸前」なのか。たくさん会話をしながら探っていきますが、本人も自分の状態をきちんと把握できていないので、私と娘の認識が大きくずれていることもあります。そこで、娘が「しんどい」と思う出来事を「1~10」にレベル分けしてみました。「レベル5」までは、なんとか頑張れる程度。「6~10」は、チックや頭痛・吐き気・足の痛みなどの身体症状が出始めるため、何らかのサポートが必要になってきます。Upload By GreenDaysこうして娘のストレスを数値化することで、「しんどい」と訴えられたときに「今、1~10で言うとどのぐらい?」と確かめ、そのレベルを推測することができるようになりました。しんどいレベルが「4」か「5」の時は、そっと背中を押してあげれば前に進む勇気が出ることもあります。「6」以上の時に背中を押してしまうと「ママの期待に応えなければ」という気持ちが芽生え、余計に娘を追いつめてしまうことになるので「まずは心を休めようね」と声をかけることにしています。この数値化のおかげで娘と私の認識は大きくずれることなく、その認識を前提に話ができるようになりました。出典 : 「しんどさ」がわかれば課題や手立ても見えてくる!また、娘のストレスを書き出してみることで、わかった事もたくさんありました。雨の日と晴れの日では同じ出来事でもストレスの度合いが違うこと、児童精神科への通院前には、娘にとんでもない負荷がかかっていたことお友だちとバイバイする時間になると激しく怒り、泣いて抵抗する娘にも、その瞬間はかなりのストレスがかかっていることも判明しました。わがままなのではなく、自分ではどうしようもない感情の揺れに振り回されていたのです。「お友だちと遊ぶときには、あらかじめ帰り際の対策をたてておく」という課題も見えてきました。こうして娘と一緒に「今はどんな状態だろうね」「こんな状態の時はどうしたらいいかな?」と話し合っていくことで、娘は安心してSOSを発することができるようになっていると思います。年齢が上がるにつれ、いろいろな感情やプライドが邪魔をして、本当のことを話してくれなくなる時期が来るかも知れません。それでも、「SOSを出せば一緒に解決策を考えてもらえる」という経験は、娘の今後の人生できっと役立ってくれることと思います。客観的に自分の状態を判断できるようにUpload By GreenDays「今、自分はどういう状態にあるのかを知る」ことは、とても大切なことだと思います。同じ出来事が起きても、なぜ今回は怒ってしまったのか、なぜ今回は平気だったのか。それを自分自身が少しずつ理解していくことで、自分自身の理解は少しずつ進んでいくと思います。理解が進めば対策が立てやすくなり、対策が立てられれば毎日穏やかに過ごせることも増えるのではないでしょうか。「己を知る」手立てを伝えることは、いずれ私の手を離れて巣立つ娘へ贈る大切なプレゼントです。焦らずゆっくりと。娘に合った方法を模索しながら、いつの日か客観的に自分の状態を判断できる力を身につけてあげたいと思います。
2016年07月21日子ども同士が同じ幼稚園に通っていたり、同じ習い事に通っていたりすると、他のママ友に子どもの送迎を頼まれることがありますよね。反対に自分の子どもの送り迎えを頼むこともあるでしょう。どうしてもお迎えに行けなくなるなど、 やむを得ないということもあるかと思いますが、相手に負担になることであり、気をつけなければトラブルへと発展することも少なくありません。ここでは、子どもの送迎で起きたトラブルについて紹介したいと思います。●子どもの送迎トラブル●(1)いつのまにか送迎が当たり前に『私の仕事は残業がなくいつも決まった時間に終わるので、娘の迎えに行けなくなることはありません。そのため、他のママ友から送迎を頼まれることが多いんです。都合の悪いときに何回かならいいのですが、毎回のように頼んできて、しかも徐々に送迎するのが当たり前みたいな態度になってくる人もいるんです……。方向が同じだから大きな負担ではありませんが、良い気はしませんね』(5歳女の子のママ)送迎の1度や2度ならまだしも、それが何度も続くと負担になってくるはずです。さらに、仕事が忙しい人がそうでない人に頼んでばかりになるなど、送迎の負担に偏りが出てしまう のも問題でしょう。事前に、送迎を頼むときのルール決めをしておく必要があるかもしれません。●(2)車酔いで子どもが嘔吐『友達の子どもを乗せて車で送っていたのですが、なんとその子が途中で吐いちゃったんです!聞いてみると、もともと車酔いをしやすい体質だとか。それなら酔い止めを飲むとか袋を準備するとか何かやりようがあったはずなのに……。車の掃除がとても大変で、本当なら清掃費を請求したいぐらい。安易に引き受けるものではないですね』(8歳男の子のママ)小さい子どもが送迎中に突然体調を崩す ということも考えられます。怒るわけにもいかないし、相手の親にクレームを入れるわけにもいきません。対応に困るトラブルと言えるでしょう。●(3)頼みを聞いたばかりに駐禁を切られた『どうしても迎えにいけなくなったということでママ友に頼まれて、子どもを塾に迎えに行くことに。その子が時間になっても塾からなかなか出てこないので、車を停めて建物の中に迎えにいったのですが、戻ってくるとまさかの駐禁!停めた私が悪いんですが、頼まれなければこんなことにはならなかったと思うと……』(11歳男の子のママ)車での送迎だと、「ちょっとぐらいいいだろう」とつい近くに停めてしまいがち。そんなときに限って違反を取り締まられる こともあります。もちろん、それを理由に相手のお母さんに罰金を請求するなんてできないですよね。----------いくら仲の良いママ友だったとしても、子どもの送り迎えは自分で行うというのが原則。もしそれができないのであれば、習い事に行かせることそのものを考え直さなければならない かもしれません。気持ちの良い交流を続けるためにも、送迎に関しては相手を思いやることが必要でしょう。●文章/パピマミ編集部
2016年06月07日昔からの女友だちと女子会。おいしい料理に心ときめく空間で思わず話題もはずみます。だけど、同い年の友だちは未婚で婚活中。めぼしい相手もいないみたい。子どものことや夫の話題は自慢げに聞こえるかも。よくいわれているマウンティングと思われてしまいそう。未婚の友だちと会うとき、どんな会話をしたら楽しい時間を過ごせるのでしょうか。■夫や子どものグチはいわないこと未婚の女友だちには、結婚生活に関することでも、「子どもの寝つきが悪い」とか「夫が家事に協力してくれない」などのグチは言わないようにしましょう。しあわせ自慢よりもグチの方がタチが悪いもの。話も広がりません。家族に関することは、聞かれたらさらっと答えるていどにとどめておきましょう。■トレンド情報はグッドチョイス新しいお店や話題のスポットをよく知っている情報ツウの友だちはいませんか。仕事から帰宅して夜中まで家事や子どもの世話に追われているママにとって、トレンド情報のチェックは遅れがち。おすすめスポットを聞けば、喜んで教えてくれるでしょう。新しいトレンドスポットめぐりや食べあるきは、女同士だからこそうなずける共感ポイントがたくさんあるはず。気をつかうことなく、ノリノリで楽しみましょう。■美容や健康の悩みはテッパンすべての女性に共通な話題。それは美容と健康です。年を重ねるにつれて肌のたるみやシワ、体のラインの崩れなど、気になる部分や悩みは同じではないでしょうか。家のことや子育てで忙しいとはいえ、キレイでいたい。これから迎える40代、50代をイキイキとステキにかけぬけたいですよね。美容や健康のケア方法に詳しい友だちには、これもチャンスと思って、いろいろ聞いてしまいましょう。同世代ならではのアドバイスは貴重です。夫や子どもから、いつもキレイなママとして自慢に思ってもらえたらうれしいですよね。未婚と既婚。子どもがいる、いない。それぞれライフスタイルがちがえば、興味の対象も異なります。それはしかたないこと。立場のちがう女友だちと会うのをためらうこともありますが、おたがい得るものも多いはず。実りある楽しい時間を過ごしたいですね。
2016年05月28日最近では、ファミリー席を用意するなど、ベテランアーティストのコンサートでも、子どもが参加できることがあります。子どもも音楽が好きなら一緒に楽しめるし、誰かに預けなくてもいいのでうれしいですよね。しかし、マナー違反などの問題からトラブルが起こることも…。子どもをコンサートへ連れて行くときの注意点を考えてみましょう。■いつでも退場する覚悟で!コンサートは2時間前後、長いときには4時間近く行われることがあるので、子どもが好きなアイドルやアーティストでも、途中で飽きてしまうこともあります。飽きた子どもは途中でぐずったり、ワガママをいったりするものです。ステージに夢中になりすぎず、その様子を見逃さないようにしましょう。子どもが飽きたときのためにスマホのゲームやポータブルゲーム機を用意している親を見かけることがありますが、暗い会場では光が演出の邪魔になるもの。子どもと一緒に参加するときには、いつでも退場する覚悟が必要です。少しでもぐずりそうなら、一度、客席から離れたほうがいいですね。それでも、退場時には周囲に迷惑をかけてしまうので、開演前に周囲の人へひとこと、先に謝っておくといいいでしょう。また、会場内のトイレは非常に混雑するので、会場外ですませておくのはもちろん、会場にも早めに入っておいたほうが安心です。空腹もぐずる原因となるので、食事のタイミングにも気をつけましょう。■子どもの安全を第一に考えてロック系のコンサートではなくても、会場内の音量はかなり大きいです。とくにバンドなどの生演奏では、子どもは大人以上に音が大きく感じます。デリケートな耳に爆音を響かせてしまうと、難聴になる可能性も。子どもの耳を守るために、防音効果のあるイヤーマフを用意しましょう。完全に音が聞こえなくなるわけではないので、音楽を楽しむことができます。しかし、つけなれていないと嫌がることがあるので、事前になれさせておくこと。また、観客が総立ちになるコンサートでは、小さな子どもはステージを見ることができません。少しでも見せてあげたい気持ちはわかりますが、椅子の上に立たせたり、肩車をしたりするのはNG! 周囲への迷惑はもちろん、子どもにとっても危険です。ただでさえ子連れでのコンサート参加は、周囲の目が厳しいものです。小さなころから生の音楽にふれさせることも大事ですが、子どもがマナーを守れるようになるまでは避けたほうがいいかもしれませんね。どうしても連れていく場合も、事前に「少しでもさわいだら即退場」といったルールを教えておきましょう。子どもがファンだったら、「うるさくすると●●ちゃんが悲しむよ」と情に訴えてもOKです。コンサートに参加することが決まったら、DVDなどで予習をしておきましょう。
2016年04月28日■子どもをきちんと叱れない親が増えている最近、子どもをきちんと叱れない親が増えています。たとえば、危ない場所で、危ない遊びをして、ケガをしそうなとき。たとえば、ほかのお友だちをケガさせてしまいそうなとき。あるいは、幼稚園や保育園、小学校の職員室に、誰もいないときに、子どもがこっそり入ったとき…。このようなどう見ても「ダメ」なことを子どもがしているときでも、子どもに「ダメ!」と禁止することができない親が増えているのです。なぜ、このようなことが起きているのでしょうか。それは「子どもとの関係をこじらせたくない」と考える親が増えているからです。「ダメ!」「それをしてはいけません!」と厳しく禁止すると、子どもによっては、「どうして? いいじゃないか!」「だって、したいんだもん」などと反発して、親の言うことを聞きません。すると、親としては、ますます厳しく叱らざるを得なくなります。それに対して子どもは反発する…。こうやって、子どもの扱いがますます難しくなってしまうのをおそれます。そして、「友だち親子」のような仲良し関係でいられるために、子どもの行動を厳しく禁止することのできない親が増えているのです。■禁止すべきは子どもの「行動」また、子どもを厳しく叱ることの弊害を論じるメディアも増えています。たしかに、子どもに対して「おまえは、だめな子だね」「まったく、何度言ってもわからないんだから」「バカなんじゃないの」などと親から否定的な発言をされ続けると、「そうか、ぼくはダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせていく子どももいます。そして「どうせぼくは、何をやっても、無駄なんだ…」と、意欲を失ってしまう子どももいます。電車などで、子どもをヒステリックなまでに、大声できびしく叱り飛ばす親の姿を見ることもあります。「ほんと、あんたはどうしてまたそんなことするの!バッカじゃないのぉ!」と、大声で怒鳴るのです。これは叱っているというよりも、「プチ虐待」と言ってもいいと思います。子どもの心に傷がつき、前向きに生きる意欲を失います。その結果、大事なときにも頑張ることのできない子どもになってしまうのです。では、子どもに「ダメ!」と言ってはダメなのでしょうか。私の答えは、ノーです。つまり、子どもが禁止すべき行動をとったときに、親は「ダメ!」と言って、行動を押さえるべきなのです。これをしないと、自分をコントロールできない子どもになってしまいます。重要なのは、「行動の禁止」と「人格の禁止」を区別することです。「人格の禁止」は×です。「あなたは、まったくダメな子ね!もう!」などと厳しく叱り続けると、子どもの中に「ぼくはどうせダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせ、生きる意欲を奪ってしまいます。一方、「行動の禁止」は〇です。してはいけない行動を抑制するしつけは重要です。このとき、大切なポイントは、「人格を否定された」と子どもが感じないように、穏やかに、説明的に「なぜ、〇〇をしてはだめなのか」を理性的に子どもに、それがダメな理由が理解できるように、説明しながら、語りかけることです。「だめでしょ、それは! あんたはまったくもう!」などと、大声で怒鳴りながら叱っていると、親の側は「行動の禁止」をしているつもりでも、子どもの側からすると「人格を否定された」と感じて、生きる意欲を奪うことになってしまうのです。■いい子育て=手間ひまかけた子育てここまで、読まれて「なんだか。たいへんだな」「説明するって大変なんだよな。面倒くさい」と思った方もいることと思います。そうです。いい子育てには「手間ひまかける」ことがいちばん大切なのです。子どもと「友だち親子」になって、ダメなことも「ダメ」と言わない子育ては省エネ子育て。逆に、いつも「あんたはダメな子ね!」と感情的に怒鳴り続けるのも、省エネ子育て。一見、真逆でも、どちらも「手抜きの子育て」なのです。子どもに、なぜそれがダメなのかをわかるように、ていねいに説明するのは、かなり骨の折れる作業です。時間もエネルギーもかかります。しかも、「人格の否定」と伝わらないように、穏やかに、かつ、真剣に、話してわかってもらう必要があります。もう一度言います。よい子育ては「手間ひまかけた子育て」です。
2016年04月06日好きになってしまった男友だちとの微妙な距離感に悩む女性は少なくありません。コラムニスト・ひかりさんが恋する女性にアドバイスをします。■アプローチのしかたがわからない(Mさん・25歳)同じ職場で働いている1つ年上の先輩であり、友だちでもある男性がいます。1年前から異性として意識するようになりましたが、勇気を出せず告白できませんでした。先輩は私のことを「お互い気を遣わず、相談もできる仲」だといつも言ってくれています。あるとき、飲み会後に終電を逃してしまい、先輩の家に泊めてもらうことになりました。一緒のベッドに寝ることになったのですが、そのときに腕枕をしてきたり頭をなでたりしてくれたのです。私もうれしくなってしまい、先輩の胸元に顔を埋めたりしてしまいました。ただ、先輩は私のことを後輩としてしか見てくれてない気がして、その先を踏み出せません。どのようにアプローチしていけばいいでしょうか?■Mさんへの回答いやいやいや、完全に相手もMさんのことを女性として意識しているでしょう! そうでなければ、一緒のベッドに寝たり、腕枕をしたりはしないでしょうし。ただ相手は男性なので、「Mさんを好きだから腕枕をするのか?」というと、そうではない可能性もあります。だから、なし崩しに関係を進めない方がいいでしょう。でも、彼もMさんのことを好きなのであれば、放っておいても相手から来てくれそうなもの。いままで通り仲良くして、様子を見てもいいでしょう。逆に来てくれない場合は、やはり「いまは友だちとして見ている」のかもしれません。■告白しちゃえば?私自身は、そんな状況なら、「好きになっちゃった!」って言ってみてもいいとは思いますけどね。それでも相手がMさんのことを「後輩としてしか見られない」と言うのであれば、一時期は距離を空けつつも、気持ちが落ち着いたら友だちに戻ることだって、できなくはないですしね。異性との友情関係は、ある意味、“プラトニックラブ”のようなものなので、あとはお互いに恋愛に関してどんなこだわりを持っているか、に尽きるんですよね。「恋はトキめかなくてはいけないもの」とか、「恋人となる人はこうでなければならない」みたいな、変にこだわりがあると、やはり友だちから発展するのは難しかったり…。だから、その先輩がどんなこだわりを持っているかにもよりますが、なかなか発展しないときは、気持ちを打ち明けてみては?
2016年03月16日恋愛、結婚ができず、友だちに嫉妬してしまう人は少なくありません。コラムニスト・ひかりさんが独身で悩む女性のお悩みに回答します。■友だちに嫉妬してしまいます(Iさん・32歳)友だちとの付き合い方に悩んでいます。私は、独身で付き合っている人も好きな人もいません。周りの友だちは、ほとんどみんな結婚し、その中の半分は子どもを産み、日々子育てに追われています。自分にないものを持っている友だち、自分が上手くいかないことが順調に行っている友だちへの嫉妬心で落ち込むことが度々あります。原因はもちろん友だちではなくて、すべて自分自身の問題だということはわかっています。結婚したらしたで、大変なことや別の悩みがあると思います。それでもやっぱり友だちが羨ましくて、いつまでたっても恋愛面での状況が変わらず進展しない自分を恥ずかしく思い、また友だちとの間に距離を置いてしまっています。最近は、1人で過ごす休日が楽しく、昔に比べて1人で過ごす時間が増えました。その反面、こんなに長く1人でいる時間があると、人に合わせられない人間にならないか不安です。どうしたらいいでしょうか? ■Iさんに回答人と比べてしまったり、嫉妬してしまったりする気持ちも、わからなくはないですが、結婚や出産をざっくり見過ぎなんだと思います。極端なことを言ってしまえば、本当に友だちが羨ましいのであれば、自分もその“友だちの旦那さん”と結婚したいのか? その“友だちの子ども”を育てたいのか? そこまで完全にその人の生活が羨ましいのであればまだしも、「いやいや、そこまでは…」と思うのであれば、それは嫉妬するまでのものではないし、「自分にとっては合わないもの」だと言えるでしょう。結局、「好きな人ができない」「好きな人ができてもうまくいかない」と言う人は、自分でも「その環境を選んでいる」ことに気づいた方がいいでしょうね。さらに言えば、自分に興味を持ってくれた人に対して、自分も好きになろうと思えるのか、高すぎる理想を見直すことができるのか。それをしないで、単に恋愛ができない、結婚ができないと言っている人は、千円を握りしめて、1万円のネックレスを買おうとしている人とそんなに変わりません。人の価値を何で見るのかは、その人の人生観にもよりますが、人はなんだかんだ言って、「自分と釣り合う人」を探していることが多いものです。でも、自分は「釣り合う」と思っていても、相手がそう思わなければうまくいかないし、逆も然りです。だからこそ、相思相愛は奇跡的なことでもあり、ある意味、需要と供給が一致した関係とも言えます。■自分が選択したものに、責任を持つ! 先ほどのネックレスの例で言えば、「私は1万円のネックレス以外はいらないんだ(=これくらい魅力のある男性以外とは付き合わないんだ)」と思うのであれば、それよりも安いネックレスを手に入れなくても、自分で選択したことに納得できるでしょう。 逆に、「1万円のネックレスは魅力あるけど、私は3000円のでもいいから、ネックレスをしていたい」のであれば、ネックレスをつければいいんです。意外とつけてみたら、自分にとっては1万円のネックレスよりも価値を感じることもあるかもしれません。つまり、なにが言いたいのかというと、結婚することもしないことも、「自分が選択している」ことに気づき、それに対してきちんと責任を持ちましょうってことなんですよね。友だちは、“友だちの選択”をしています。彼女たちはそれによって得られた幸せを大切にしているのでしょう。だったら、自分も納得する選択すればいいのです。人それぞれ、容姿も性格も魅力も能力も違うので、その分、選択肢が違っても仕方がありません。でも、だからこそ、人にとっての幸せと、自分にとっての幸せは違うとも言えます。だったら、自分が幸せだと思う選択をすればいいだけのことです。■結婚して、子どもを産むことだけが女の幸せ?いま、1人で過ごすのが楽しいのであれば、いまはその時間を大切に過ごしてみてはどうでしょうか。ゆっくり自分だけの時間を過ごせるというのは、人生においてとても贅沢なことです。結婚して、子どもができたら、家事に子育てにと、「自分の時間がまったくない!」と嘆いているお母さんたちは多いものですしね。また、そろそろ「結婚して、子どもを産むことが女の幸せ」という固定観念を捨てたらどうでしょうか? そのこだわりが自分の幸せを限定してしまっていることに気づいた方がいいでしょう。それは「結婚を諦めろ」と言っているのではなく、「結婚しても、しなくても幸せでいられるくらい、柔軟性のある自分になった方がいい」ということです。それでも、友だちと会うと嫉妬してしまうのであれば、いまは会わなくていいと思いますよ? 強制的に会わなくてはいけない関係というわけでなければ、常に自分が気分よくいられる環境に身を置くようにしましょう。また、「1人で過ごすことが増えると、人に合わせられない人間にならないか不安だ」ということについて言うと、自分で自分を幸せにできる人は、人と一緒にいるときは心の余裕があるので、むしろ相手に合わせられるものですよ? 自分がやりたいことは、1人の時間に楽しめばいいと思うからです。これから先、結婚しても、しなくても、自分の選択に納得し、責任のとれる女性でいましょうね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年12月16日ママ同士の付き合いの中で、「うちの子ちょっと預かってて」なんて言われたり、逆に子どもを預かってもらったり。よくあることですが、、そこでトラブルが起こってしまったら、、法的にはどうなるのでしょうか。今回もアディーレ法律事務所の島田さくら弁護士が切ってくれました。「子どもを預かって」と託児をお願いされ、預かっている時の責任の範囲はどこまで?「うちの子ちょっと預かってて」「いいよ」ということで、子どもを預かった場合、民法上は、準委任契約(民法656条)、あるいは、これに似た契約が成立すると考えられます。準委任契約というのは、(法律の専門知識を含まない)事務や仕事をお願いして、頼まれた人にある程度やり方を任せる契約です。つまり、預けたママを委任者、預かったママを受任者として、子どもを預かるという仕事をお願いするという契約が成立したとみることができます。準委任契約が成立した場合、受任者(預かったママ)は、善良な管理者の注意をもって事務処理をする必要が出てきます(民法644条)。簡単に言うと、預けたママの信頼に沿うように子供を預からなくてはなりません。預かっている子どもがお腹すいたと言ってきた。食事を用意してあげないといけないのか。また、食事やおやつにかかった費用など、暗黙の了解でこちらが出しているのだが請求することはできるのかたとえば、預かっている子どもが「お腹がすいた」と言ってきた場合、子どもをお腹が減った状態で放っておくこともできませんよね。では、ご飯やおやつをあげた場合、この費用は誰が負担することになるのでしょうか?準委任契約を前提として考えれば、ある程度の時間子どもを預かる際のご飯やおやつは、必要な費用と考えられるので、子どものママに請求することができます(民法650条1項)。ただ、お互いに子どもを預け合うような関係にあるのであれば、「お互いさま」ということで、預かった側が負担するのが一般的でしょうね。このように、預かった側がちょっとした費用は負担するという暗黙の了解、口にはしなくても合意があったような場合には、預かっている側が負担することになります。食物アレルギーがある事を伝えられておらず、おやつに出したピーナッツを食べたところ預かっていた子どもが痙攣を起こしてしまったり、「触っちゃいけない」と言っていた植物に子どもが触ってケガをしたりした場合、誰が悪いのか好意で子どもを預かった場合であっても、故意や過失によって子どもにケガや病気をさせた場合には、治療費や慰謝料等の損害賠償責任を払わなくてはいけなくなる可能性もあります。子どもにアレルギーがあることをまったく知らされずおやつにピーナツを出して、子どもがアレルギー反応を起こしてしまったという場合であれば、預かっている側には何の過失もないわけですから、損害賠償責任を負うことはないでしょう。また、事故が起こることを予想できたのに、事故を防ぐために必要なことをしなかった場合(積極的に片づけていなかった場合)にも、預かっている側が損害賠償責任を負うことがあります。もっとも、子どもの行動によって事故が起こった場合、事故が起こらないように子どもに指導しないまま他人に預けておいた子どもの親も悪いので、子どもに生じた損害の全額を賠償する必要はありません(民法709条、津地裁 昭和58年2月25日判決)。触ったらケガをするような植物の場合、「触っちゃいけないよ」と教えていても、子どもの年齢によっては触ってしまうこともあるでしょうから、見ていなかった大人にも責任がありそうです。一方、しつけがなっていなかったのも原因という部分があれば、子ども自身も悪いということになるので、過失相殺といって「お互い悪かったね」となり、損害賠償額が減額されることになります。このあたりは、子どもの年齢にもよってきますね。家のものを壊されてしまった時や、家にある高価な物を食べられてしまった時の解決方法は?わざと、あるいはうっかりであっても、人の物を壊せば、損害賠償責任を負います。ただし、自分のやった行為がどういう結果をもたらすのかわからないような小さな子どもについて、責任を問うことはできません。このような場合、親に対して、損害賠償を請求することになります(民法712条、民法714条1項本文)。家にある高価な食べ物を食べられてしまった場合も同様です。ただ、小さな子どもを預かっているわけですから、預かる側も、壊れやすいものや高価な食べ物を子どもの手の届かないところに置くといった対策ができますよね。こういった対策を一切とっていなかったのであれば、場合によっては、預かった側にも過失があるとして、損害賠償額の一部が減額されることもあるでしょう。まとめ法的な話をすれば、上記の通りになります。ただ、ご飯やおやつを出さなければならないのか、誰が費用を負担するのか、なんてところに疑問を持つような関係性であれば、子どもを預け合ったりするのは止めた方がよさそうですね。トラブルのもとです。もちろん、子どもを預かった以上、しっかりと子どもを見ていなければ、責任を問われるのも事実です。面倒をみきれる自信がないのであれば、時には、勇気をもって断ることも必要ですよ。あとがき最近急に涼しくなってきましたね。夏が終わってしまったのは少しさみしいですが、秋は食べ物がおいしいので私は好きです。秋のフルーツである柿やブドウなど、少し高価なのでたくさんは食べられませんが、子どもと一緒に秋を楽しみながら食べたいと思います。・協力: アディーレ法律事務所 (島田さくら<アディーレ法律事務所>)
2015年09月23日ひとつひとつの出会いを大事にすることで、より広い交友関係が持てるようになります。友だちが多いと何かあったときにサポートしてもらえたり、そこからまた新しいつながりができたりするものです。とくにお互いのことをよく知っていて、良き理解者になってくれる可能性のある元カレとのつながりは大事にしたいもの。別れた後でも元カレといいお友だちでいられる環境を整えておきましょう。今回は元カレとの出会いを無駄にしないために、円満な友だち関係を続けるコツについて紹介していきます。■元カレとのつながりのある男友だちも大切にまず、スマホの電話帳を見直してみてください。そこに元カレとのつながりのある男友だちはいませんか? もしも、元彼の男友だちの連絡先をまだ残しているのなら、その連絡先は削除しないでおきましょう。たまに連絡をして近況報告などをすれば、男友だちがあなたと元カレとの間に入って、お互いの状態を知ることができます。男友だちの存在を大切にすることで、別れてから関係がまったく途切れていたとしても、再び元カレとのつながりが生まれるのです。 ■元カレの恋愛話にも親身になってあげる元カレとのつながりができてからは、普通の友だちのように接していくようにしてください。たとえば、元カレが自分の恋愛話をしてきても、親身になって聞き、アドバイスしてあげることが大切です。相手に対する気遣いの姿勢を見せたり、親切に対応すれば、2人の間にできた亀裂を修復できるでしょう。相手はあなたの出方によって態度や対応を変えてくるので、まずは自分から心を開くようにしてください。■気持ちの整理がついてから友だち関係に戻ることただ、元カレと接するのは、自分自身の気持ちにけじめをつけてからです。まだ相手に対する未練が残っている状態だと気持ちが揺れ動いてしまう可能性があります。元カレとヨリを戻したいという気持ちが少しでもあるのなら、元彼と友だち関係に戻るのはもう少し先にした方が良いでしょう。新しい恋をスタートしたり、心が整理できてから友だちに戻るアクションを起こしてくださいね。
2015年09月19日楽しい毎日を送るためにも、ご近所さんとは、良好な関係でいたいですよね。そんなママの願いとは裏腹に、子どもたちがご近所さんとトラブルを起こしてしまうことがあります。今回は、「子どものご近所トラブル」について、アディーレ法律事務所の島田弁護士が疑問を解決してくれます。近所のおじさんは、どれくらい子どもを叱ると犯罪になる?最近は、子どもを叱ってくれるおじさんも少なくなってきましたね。ところで、近所のおじさんが、あまりにひどく子どもを叱ったら、犯罪になるのでしょうか。人の身体に向けて殴る・蹴るといった暴力行為をした場合、暴行罪(刑法208条)にあたります。なので、おじさんが子どもにゲンコツをくらわせたり、ひっぱたいたりしたら、暴行罪になりえます。また、直接手を出したわけでなくても、精神的な苦痛を与えて病気に追い込んだりした場合には、傷害罪(刑法204条)が成立する可能性があります。実際の判例でも、被害者の家の前の道路で怒号、騒音を発して抑うつ状態に陥らせた事例では、傷害罪が認められています。 このように考えてみた場合、おじさん(第三者)が単に子どもを叱りつけただけという場合には、もちろん暴行罪や傷害罪は成立しません。一方で、小さな子どもに対して、長時間、不必要に大声で怒鳴りつけ、子どもが失神したり、ストレスで睡眠障害になったりしたというような極端な場合には、傷害罪が成立する可能性もあります。子どもが外で騒ぐ声がうるさい場合、騒音になるの?「騒音」といえるかどうかについての具体的な基準として、環境省は、環境基本法16条にもとづく騒音環境基準を定めています。たとえば、住居専用地域の昼間では、55デシベル(50デシベル:静かな事務所/60デシベル:静かな乗用車)というのが基準になります。大声での会話は90デシベル程度で、人が「うるさい」と感じる音量なので、環境基準からいえば、「騒音」にあたりそうです。ただし、環境基準での「騒音」にあたるとしても、直ちに「慰謝料だ」「損害賠償だ」ということになるわけではありません。無音で生活することなんてできませんし、地域で暮らしていくのであればお互いさまという部分もありますよね。なので、社会生活において、ある程度は我慢をすることが一般的に相当でしょうと判断される場合には、騒音での慰謝料請求等はできません。一方、あまりにも限度を超えるような騒音が続いて、注意しているのに改善もみられないというような場合には、慰謝料等の請求の可能性が出てきます。子どもが近所の建物などで勝手にかくれんぼをしたら罪になるの?人の住んでいる建物や敷地に勝手に入った場合、刑法上の住居侵入罪(刑法130条)となり、人が住んでいなくて誰も管理していない建物に入った場合は、軽犯罪法に該当する可能性があります(軽犯罪法1条1号)。 もっとも、14歳未満の者が罪にあたる行為をした場合、刑事責任は問われませんが、「触法少年」として、家庭裁判所の審判を受けることがあります。ですから、子どもといえども、やはり他人の迷惑になることはやめるように注意しておくことが大切だと思いますね。どれも子どものやりそうな行為ですが、時に問題が大きくなってしまうこともあります。自分の家族と同じように、ご近所さんも自分たちを見守ってくれている大切な人たちなので、うまく付き合っていきたいものですね。あとがきまだまだ暑い日が続きますね。熱中症のニュースが怖すぎて、わが家はこの夏、寝る時もエアコンつけっぱなしでした。もったいない気もするけど、いざ子どもが熱中症になったら、救急車だの入院だのでもっとお金かかりそうで。うちみたいな母子家庭だと、「私が倒れたら、誰にも助けを求められない」というのもリアルな話です。皆様も体調にはお気をつけてお過ごしください!・協力: アディーレ法律事務所 (ライター:島田さくら<アディーレ法律事務所>)
2015年08月26日ママにとって悩ましいのが、子どもの「おやつ」問題。「この年齢で、これを食べさせてもいいのかな?」「私はあげたくないお菓子だけど、お友だちが食べていると子どもも欲しがる」「うちの子、アイス好きだけど大丈夫かな?」などなど、悩みは尽きません。子どもには、どんなおやつをあげるのが、本当はよいのでしょうか?■そもそも「おやつ」とは、どういう意味? おやつの語源を調べてみると、「江戸時代まで1日2食が基本。しかし、農業など重労働の人々はそれでは体が持たないということで八つ刻(午後2時~4時)に小昼をとっていた時から、朝晩食事以外の間食を『おやつ』と呼ぶようになった」といわれています。つまり、そもそも、おやつとは食事を補うためのもの(補食)だったことがわかります。■子どもにも補食が必要子どもの胃は、だいたいその子のげんこつぐらいの大きさがあるそうです。そう考えると、そこに入る量は、だいたい想像できますよね? ですから、子どもは1回にたくさん食べる、ということが難しく、少量の食事を5~6回ぐらいに分けて食べることがよいとされています。一気に食べると血糖値も急激に上がり、今度はそれを急激に下げようとするインシュリンの動きが活発になり、体にはあまりよくない状態が起こります。子どもにとって、補食は大切な役割を担っているのです。■子どものおやつには一体、何をあげるのがベスト!? 子どものおやつには、できるだけ手作りのものをあげることをおススメします。補食という位置づけで考えると、間違いなくおススメなのが「おにぎり」。お米は、適度な糖度(甘味)やエネルギーが取れて、満足度も高いメニューです。しかし、多くのママは、「いくら子どものためでも、毎日おやつを手作りするのはしんど~い!」と思うはず。私もそうです。そんな時には、やはり市販のお菓子の出番です。では、どんなものを選んだらよいでしょう? 子どもの味覚を育てる食材選び でもふれましたが、なるべく食品添加物が入っているものは避けたほうがベターです。子どものおやつによく入っている代表的な添加物と、その特徴をご紹介します。・膨張剤クッキーやビスケットによく入っています。小麦粉をよりふわっと、からっと揚げるためのものです。・乳化剤クッキーやビスケット、パンによく入っています。水と油を混ぜ合わせやすくする、界面活性剤の役割や消泡の目的で使われています。この乳化剤は、何種類もの添加物の集合体であることがポイント。子どもが好きなアイスにもたくさん使われています。・調味料(アミノ酸等)日本人が好きなみそ・しょうゆをベースに作られた人工のうま味。カップラーメンやスナック菓子によく使われています。以上、3つの添加物がなるべく入っていないおやつを選ぶことから始めてみましょう。また、もうひとつ注意しておきたいのが「砂糖不使用」という表示。もしそのお菓子が甘いお菓子だとしたら、砂糖を使わず何で甘さを出しているか?というところも、ぜひチェックしてみてください。今の子どもの年齢なら、どんなものを食べてよい? と考えるよりも、「なるべく余計なものが入っていないおやつを食べさせよう!」と考えると、子どもにあげるべきものが見えてくるでしょう。ちなみに我が子は塩分、添加物の入っていない野菜チップスやドライフルーツなどをよく食べていましたよ。
2015年05月24日小さな子どもや大きな子ども、いろんな子どもたちの多く集う公園でわが子を遊ばせる時、子ども同士のトラブルが起きてしまうことは珍しくありません。そんな時、ママはどんな信念をもって対応すべきなのでしょうか? ■何か起きても、危険でなければいったん様子をみるたとえば、子ども同士でケンカになっていたとします。どちらが悪いともとれない状況で、両者がにらみあっている場合、どうすべきなのでしょうか。そんな時、私が心がけているのは、危ない場所・危ない行動をしていない限り、いきなり割って入ることはせず、いったん子ども同士に任せてしまうことです。ある程度会話ができ、自分の気持ちを表現できる年齢であれば、「誰かと衝突する」経験も必要なことであり、踏まなければいけない場数のひとつなのではないでしょうか。いったん様子を見ることで、ママ自身もまた客観的に物事を判断できるはずです。■子ども本人から「何がおこったか」を聞く子どもが泣き出して会話が成立しないなど、親の介入が必要そうになった場合は、一部始終を見ていたとしても、まずは子ども本人に「どうしたの?」と問いかけてみましょう。子どもの口から説明させることで、どんな問題が勃発し、子どもがそれをどう受け止めているのかが、よく分かります。泣いてパニックになっている子どもを一度、我に返らせることで、ぐちゃぐちゃになっている頭の中を整理させることもできますし、一体どうすれば良かったのかと考え直す時間を与えることができるのではないでしょうか。怒りもせず、笑いもせず、ただ子どもから話を引き出す。これが「子ども同士で解決できるようになる」練習にもなるはずです。■いったん相手親子と離れても、最後には声がけを感情が高ぶっているうちに無理やり、「ほら、ごめんなさいしなさい」といわれても、子どもは納得できない時があるかもしれません。子どもから話を聞く時には、いったんその場から離れてみましょう。トラブルのあった相手のいない場所で冷静に、静かに、丁寧に子どもから話を聞いたら「どうすればいいかな?」と問いかけてみる。それでも、子どもが納得しないことも時にはあるかもしれません。そんな子どもの気持ちに引きずられて、ママももやもやした気持ちになってしまうこともあるでしょう。そんな時は、どちらが悪い場合でも必ず一言、相手の子どもやママに声かけをしてみましょう。「さっきはすみません!」「ごめんね。また遊んでね」など、ささいな一言で大丈夫です。お互い、あるいはどちらかがもやもやしていた場合でも、その声かけが「子育てはお互いさま」という気持ちに切り替える、キッカケになるはずです。子どものトラブルは、できれば子ども同士で解決させたいもの。それを実現させるためには、親が手助けしすぎず、そっと見守る姿勢が大事なのかもしれません。辛抱のいる作業かもしれませんが、それはママ・パパにしかできない貴重な経験として、子どもをサポートしてあげたいものですね。
2015年05月05日幼い子ども同士で遊んでいると、おもちゃの取り合いになってしまうことが多々あります。子どもの年齢にもよりますが、「お友だちに貸してあげたら?」とママが言っても、まったく聞く耳を持たず、子ども同士のケンカに発展してしまうこともあるでしょう。ママの目の前でいざこざが起こってしまった時は、これから挙げる4つの方法を参考に対処してみてください。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(1)「10まで数えたら交代」などのルールをつくる普段から、物の貸し借りのルールをつくっておくことが、いざというときに役立ちます。「10まで数えたら貸してね」「『いいよ』って言われてから貸してもらうんだよ」と、子どもにしっかりと伝えておくことが大切です。なお、子ども同士がおもちゃの取り合いをしている時は、決して頭ごなしに「やめて」「ダメ」とは言わないように。小さな子どもは否定の言葉に敏感です。「先にお友だちに貸してあげよっか?」などと、子どもの立場に立った言い方をしましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(2)貸し借りができたら思い切り褒める子どもがお友だちに、渋々ながらでもおもちゃを手渡すことができた時は、オーバーなくらいに褒めてあげましょう。「貸し借りできるのはすごいことなんだ」と思わせることで、少しずつ子ども同士のやり取りもうまくいくようになります。自分の意志でおもちゃを貸すということは、子どもにとって大きな成長。そんなわが子の成長を心から褒めて、喜びを共有しましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(3)代わりのおもちゃを勧めるプレイルームや児童館なら、たくさんのおもちゃがあるはず。1つのおもちゃに執着しているようなら、「こんなおもちゃもあるよ」「あっちのおもちゃのほうが楽しそうよ」と、子どもの興味をほかのおもちゃに持っていくように働きかけてみましょう。ただし、この方法では、ただ単にその場から離れ、トラブルの火種を未然に避けるだけになってしまい、お友だちとのやり取り、すなわちコミュニケーションを学んでいるわけではないことを覚えておきましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(4)どうしてもダメな時は、相手の子どもに対応してみるどんな方法を使っても、わが子の気持ちをそらすことができない、ということもあるでしょう。どうしてもおもちゃを貸すことができない時は、相手の子どもにやさしく言葉をかけてあげてください。「ごめんね。もうちょっとだけ貸してもらえる?」「一緒にほかのおもちゃで遊ぼっか」などと声をかけて反応を見ましょう。近くに相手の子のママがいるなら、「すみません、うちの子、わがままで…」とひと言伝えておくことも忘れずに。こうした気遣いは、決して無駄ではありません。何も言わずに子どもの好きなようにさせているのと、ひと言声をかけておくのとでは、相手の気持ちが違ってくるはずです。幼いながらも、お友達と関わることや協調性、社会性を学ぶきっかけとなるので、ある程度は見守ることも必要。とはいえ、まだ加減のわからない幼児同士の場合、できれば無用なトラブルは避けたいのが親心。適切な時に適切な対応を取れるようにしておきましょう。
2015年03月24日彼の友だちに会うって、ちょっとどきどきわくわくしますよね。友だちにも正式に「彼女」と紹介されるのですから。ところがそんな彼の友だちが、やたら下ネタを連発するようなタイプだったら?「私が今、そういう状況に置かれています。1年つきあっている4歳年上の彼が、最近、やたらと友だちを紹介してくれるようになったんです。それはうれしいけど、高校時代、大学時代、そして社会人になってから、それぞれのグループにちょっとクセのある人が何人かいて。なめ回すように私を見たり、下ネタ連発したり・・・・・・。私はどう対処したらいいかわからなくて」(23歳/流通)こんなとき、あなたならどうしますか?■1.適当に流すしょっちゅう彼の友だちに会うわけでもないでしょうから、そういう場合は、適当に笑って流すのもひとつの方法。下ネタを言って、女性の顔色を見るような友だちは無視して、みんなが笑っているなら適当に笑う。とにかく、反応せずにすべて適当に流してしまうといいでしょう。■2.彼に相談する「どう対処したらいいかわからない」と彼に率直に相談してみましょう。ただ、そのとき、彼の友だちの悪口は言わないほうが無難。彼にとっては友だちなのですから、悪くは言わず、ただ、「女性として対処に困るのよね」と伝えることが大事です。彼が、「適当に流せばいいよ」と言ったら、なるべく彼の隣から動かず、誰が何を言ってもへらへらとしていればいいのです。■3.ついむっとしてしまったらそれでも、女性にとって傷つく言葉や明らかにセクハラに近いようなことを言われた場合は、ときに毅然とした態度も必要です。「そういうことを言われると、女は傷つくんだけどなあ」「いくらなんでも、それは女性に対して失礼ですよ」きっぱりそう言うことが大事なときもあります。あるいはあなた自身が貶められるような発言をされたときは、きちんと逆襲したほうがいいでしょう。「私、そういう席で、『こいつとのエッチで、あなた、感じちゃうの?どうなっちゃうの?』としつこく聞かれて、ぶち切れました。相手はひどく酔っていたんだけど、『酔っていても、言って良いことと悪いことがあるでしょ。失礼すぎる!』と怒鳴りました。一瞬、場がしーんとしたけど、その場で、彼も他の人たちも『こいつ、酒癖悪いんだよ、ごめんね』って言ってくれたので、それ以上は引きずりませんでしたけどね。ただ、その友だちがいる場には行くのをやめるようにした。彼もわかってくれましたよ」(24歳/販売)言うべきときは言う。「女性に失礼なことを言ってはいけない」とわかってもらうのも重要ですね。■4.彼の態度もよく見ておきましょうこういう場では、彼がどういう態度をとっているかをよく見ておくといいかもしれません。あなたが嫌がるようなことを言われているのに、知らん顔しているのか、おもしろがっているのか、とりあえず「ごめん」と目配せするのか、あるいはその場でかばってくれるのか。場の雰囲気を考えたら、いつでもかばってくれることがベストではないだろうし、あとで謝ってくれればそれで済むこともあるでしょう。友だちに限らず、第三者がいるところで彼の態度を観察することはとても大事です。ふだん自分に見せない彼の顔から、彼の本性が透けてみえる可能性も大きいのです。■おわりに彼の友だちだから、あまり険悪な雰囲気にはなりたくない。そう思うのは当然です。ですが、行き過ぎた場合は毅然とした態度をとることも必要。それに対して、彼がどういう態度をとるのかも、きちんと見ておきましょう。そういうことが、これからのつきあいを考えるきっかけになるのではないでしょうか。(亀山 早苗/ハウコレ)
2015年02月24日広場や公園、お子さんが集まる公共の場に行くと、往々にして起こるのが「おもちゃの取り合い」です。親としては、お友だちとのトラブルを避け、できるだけ仲良く遊んで欲しいと思うもの。しかし、2歳を過ぎれば、たとえみんなで遊ぶためのおもちゃでも「これは自分のもの!」と所有を主張したくなったり、お友だちが使っているおもちゃがよく見えたりするのもごく自然なことです。そんな時、親としてはどのように対応することがベストなのでしょうか?■おもちゃを「取り合うこと」は、子どもの成長に必要なこと家でひとり遊びをしていたり、おとなと遊んだりしている時には、おもちゃを取り合うような状況は起こりません。実は、お子さんにとって、この「取り合い」という行為は、非常によい経験となります。独り占めしてはいけないことを知る、譲る、駆け引きするなど、ものを取り合うことで一度にたくさんの思いや学びを得ることができるのです。子育てサロンや児童館で小さい子が遊ぶ姿を見ることがありますが、子どもの年齢が低ければ低いほど、多くのママたちが子どもの後ろにぴったりとくっつき、ちょっとでもお友だちに近づくだけで「お友だちが使っているからダメよ!」と遮ってしまう場面をよく見かけます。実は、これはあまりよくないことなのです。ただ、お友だちに興味を持って近づいているだけかもしれないし、たとえおもちゃを取ろうとしていたとしても、ママが先回りしてお子さんのやることを遮ってしまうことは、子どもが自分自身で「これをやりたい!」と思って行動する気持ちを遮断してしまうことに繋がります。そうなると、お子さんはママの顔色を見て行動するようになったり、持っている好奇心を封じ込めてしまったりすることになるでしょう。■取り合いが起きてしまったら…とはいえ、トラブルはできるだけ避けたいもの。おもちゃの取り合いが起きてしまったら、親としてはどのように対処するのがよいのでしょうか。<まだ物の貸し借りが理解しにくい年齢の場合>なるべくケンカにならないように見守りながら声かけをするとよいでしょう。「●●ちゃんも使いたかったね。でも、○○くんも遊びたいんだって」と状況を説明し、「順番にしようか?」や「こういう時は、『かして』『どうぞ』と言うんだよ」などと教えてあげましょう。それでもダメな場合は、「こっちにこんな楽しいおもちゃあるよ!」と別の物で子どもの気を引く、という方法もおすすめです。<物の貸し借りが理解できるような年齢の場合>「どうやったら仲良く遊べるか、取り合いにならないか一緒に考える」という方法がとても有効です。「じゃあ、順番に遊ぼう」とか、「一緒に遊ぼう」とどちらかが言いだせばOK! 2人で相談して、お互いに譲ったり一緒に遊び始めたり、自分たちで解決策を見つけること自体が、とてもよい経験となります。ただし、自分が遊びたいものを「順番だから」といって、後からきたお友だちに譲るなんて嫌だ!と思うお子さんもいます。そこで言いがちなのは、「もし○○ちゃんが逆の立場だったらどう思う?」という声かけですが、実はこれが通用しないこともあるのです。「順番」という理論を重視して行動する子どもにとっては、相手の気持ちを想像することが難しい場合もあります。そんな時は、子どもの「僕が(私が)教えてあげる!」という気持ちがくすぐることがポイント。「どうやったら仲良く遊べるか教えて~」や「ママにどんな風にすれば楽しく遊べるか見せて~」といった言葉かけをしてみてください。だいたいの子どもが得意気になって、不思議と一緒に仲良く遊べるようになったりしますよ。過干渉のママが増加しているため、トラブルや想定外の状況に弱いお子さんや、好奇心がないお子さんが増えているという意見もあります。良い思いだけでなく、嫌な思いも含めて、なるべくたくさんの経験をお子さんにさせてあげることが健全な成長に繋がることでしょう。ただし、お友だちを叩くといった暴力的な行為に出た時は直ちに抑止して、別の方法を教えてあげることが必要です。
2015年02月19日ひさしぶりに学生時代の友人に会うという場合、相手が既婚であっても子どもがいないというケースもありますよね。普段ママ友とばかり話していると、子どもの話をすることが当たり前になりがち。いつもと同じ感覚でいると、うっかり既婚子なしの友だちを傷つけてしまうフレーズを口にしてしまうことがあるかもしれません。よかれと思って言ったことで友だち関係を崩さないように今回は、子どものいない既婚の友人には絶対に言ってはいけないフレーズをピックアップしてみました! ■既婚・子なしの友人にNGのフレーズ(1)「そろそろ子どもつくったら?」結婚して計画的に子どもを授かることができる夫婦もいれば、まだ子どもは先でいいと考えている夫婦、何らかの事情で妊娠が難しい夫婦など、いろいろなパターンが考えられます。子どもはいらないと考えている人であれば「余計なお世話」と思われるだけかもしれませんが、本当は子どもが欲しいのに第三者から「子どもつくったら?」などと言われると、その言葉が胸に突き刺さるような思いをする人もいるでしょう。子どもが生まれるとその嬉しさを人にも伝えたくなる気持ちはわかりますが、それぞれの夫婦、それぞれの家庭で事情があるということを念頭に置き、余計なところには首を突っ込まないようにしておくことが大切です。■既婚・子なしの友人にNGのフレーズ(2)「あなたにはわからないわよ」子育て中のママしかわからない悩み、不満、ストレスなどはたくさんありますが、それを子どものいない友だちの前で言うのはタブーです。「子育てって大変なのよ」「やっぱり経験したことがないとわからないよね」などと、相手の癇(かん)にさわる言葉は絶対に口にしないこと。なるべく育児の話はしないことが、子どものいない友人との友情を崩さない秘訣になるでしょう。■既婚・子なしの友人にNGのフレーズ(3)「子どもがいないとラクよね」子育てをしていない同世代の友だちが、オシャレを楽しんだり自分の時間を堪能したり、仕事に打ち込んだりできている姿をうらやましく思うこともあるのでは? 人間は「ない物ねだり」をする傾向があるので、子育てをしていない友人に対し、自分のできない自由な時間な使い方をしていることに憧れを抱くこともあります。ただ、その憧れをつい言葉にしてしまうと、相手から反感を買うことにもなりかねません。たとえ、「自分の時間があってうらやましい」という素直な言葉でも、上から目線の幸せアピールだと嫌味に取られてしまう可能性もあります。本当はそんなつもりがないにしても、相手は不快感を覚えてしまうでしょう。今は子どもがいない友人も、実は子どもが欲しいと思っているかもしれませんし、誰にも言っていない深い悩みを抱えている可能性だってあります。あまり比較するような言葉は使わず、相手を労わるような言葉、気持ち良く過ごせる言葉を選ぶことが、良好な関係を続けるために必要なことですよ。会話する相手によって話題を考慮することが、人付き合いをうまくいかせるポイント。なぜか子どものいない友人との関係が悪くなっていた…ということのないように、相手への心配りも身につけておきましょう!
2015年01月08日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。飲み友だち、バイトや仕事の友だち、趣味グループの友だち・・・・・・。身近な男性を気に入ったときは、どんな言葉で二人きりのデートに持ち込めばいいのでしょうか。今回は、「使ってはいけない」5つの言葉を挙げていきます。あなたが使っているものはないか、チェックしてみてください。■逃げ道のない「いつなら空いてる?」最も避けたいのは、相手に全ての選択権を与えるこの言葉。良かれと思い、気軽に言っているのでしょうが、友だち同士の誘い方としては重すぎ。これを聞いた男性は、「押されてるな・・・・・・」と引いてしまいます。デートの日時を決めたいときは、「今週か来週の週末、空いてる?」などと適度な選択肢を与えるのがベター。人間心理として2択3択の方が選びやすい上に、もし予定が入っていたとしても「じゃあ、そのあとは?」と聞き直しやすいものです。■唐突すぎる「今日(明日)空いてない?」照れ隠しや勢いをつけるために、急な誘い方をする女性も多いのですが、これはリスキー。急な分、あっさり断られることも多いため、自分へのダメージが残りやすく、もし誘いに乗ってきたとしても完全な“友だちモード”になりがちです。急な誘いをし合えるのは、仲のいい証拠。しかし、男性にとってそれは、「男友だちに近い感覚」であり、恋愛関係に発展しにくくなるので避けた方がいいでしょう。■プライドを損ねる「週末ってヒマ?」男性は幼いころから「男だから」「男なのに」と言われ、友だち同士でも力関係を常に意識しながら育ってきたため、プライドには人一倍敏感。これを損ねると、カチンときてしまいます。なかでも、「ヒマ?」という決めつけはタブー。「もし空いていたら」などと気づかいを見せながら誘う方が気持ちよく返事できるものです。■ネガティブな「ストレス発散しようよ」「一緒に楽しい時間を過ごそう」という気持ちを伝えようとして、わざわざネガティブなフレーズを持ち出してしまう女性もよく見かけます。ネガティブなフレーズそのものが恋愛感情を失わせる上に、彼の頭に「この子はネガティブな子」という印象がついてしまいかねません。怖いのはこうしたフレーズを使う人ほど、自分では気づいていないこと。ふだんから「好きじゃない」「苦手」「ありえない」「疲れた」「落ちる」などネガティブなフレーズを使わないようにしておきましょう。■優先順位が高すぎる「○○くんとならいつでも行く」友だちとしての関係は対等のはずなのに、恋愛を意識するあまり、自分のポジションを下げてしまっています。男性はポジションの低い女性から声をかけられると、「引いてしまう」か、「遊ぼうと思う」かのどちらか。恋愛につながる可能性は低くなります。友だちとはいえ、まだお互いのことを十分に理解し合っているわけではありません。その段階で「好きすぎる」「優先順位が高すぎる」のは不自然なので、対等に近いポジションから声をかけた方がいいでしょう。■「多分、好きなんだろうな」は完全NG男友だちだからこそ、いざ誘おうとしたときは照れてしまうものですが、ほどほどにしないと警戒されたり、引かれるだけ。できるだけ対等なポジションから自然体で声をかけましょう。彼に「もしかしてオレのこと好きなのかな?」と思わせるくらいならギリギリOKですが、「多分、好きなんだろうな」は完全NG。もしデートが実現したとしても、“彼が上、私が下”という本命の恋人にはなりにくい関係性が出来上がってしまうので、気をつけましょう。次回は、「男友だちを誘うときに使いたい」5つの言葉を紹介していきます。(木村隆志/ハウコレ)
2014年03月28日