「お金が貯まるのは長財布」。そんな言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。本当に、「お金が貯まる財布」なんてあるのでしょうか?今回お話を伺ったのは、家計再生コンサルタントの横山光昭(よこやまみつあき)さん。横山さんは苦しい家計を再生させることを得意とするファイナンシャルプランナーで、これまで1万人以上の家計を「再生」させてきました。横山さんが顧客と真摯(しんし)に向き合うなかで編み出した「貯まる財布の極意」について、お話を伺いましょう。横山光昭(よこやまみつあき)さん苦しい家計を再生させることを得意とするファイナンシャルプランナーで、これまで1万人以上の家計を「再生」させてきました。『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズの書籍で一躍有名に。■パンパンに膨らんだ「ブタ財布」の中身はなんですか?「貯まる財布とは、お金を大事にしている財布です」と、横山さんはいいます。お金を大事にしている財布とは、「ブタ財布ではない財布」。「パンパンに膨らんだブタ財布では、お金はなかなか思うようには貯まらないものなのです」(横山さん) では、ブタ財布の中身には、何が入っているのでしょう。一度、自分の財布の中に、何が入っているか確かめてみませんか? たとえば、こんなものが入っている人が多いのではないでしょうか?●お守り →お金が増えて欲しいという願いを込めて?●レシート →家計簿につけそびれているから?●割引券やポイントカード →少しでも得したい!●子どもやペット写真 →いつでも一緒の気分? これらを持ち歩くことで、「安心したい、少しでも得したい」という気持ちはひとまず満足しますよね。でも横山さんは、それが問題だと話します。「そこで安心してしまうことで、実際には本当にお金をかけてでもやりたいこと、持つべきものが見えにくくなることも多いのです」(横山さん) 財布の中に何が入っているのか。ここに気がつくことが、「貯まる財布」への第1歩になります。■「お金が貯まる財布」3つのポイントお財布に入っていたものが、じつはお金ではなかった! ここに気がついたら、次に何をすれば良いのでしょうか? 横山さんは、「お金を貯めるためには、お財布には、『財布の働き』だけをさせましょう」と言います。つまり、「お財布の機能=お金そのものの出し入れ」、これだけに集約させるというのです。お財布を機能的にするためのポイントを3つ教えていただきました。●お金が貯まる財布の3つのポイント1)お金と関係のないものはいれない2)レシートはためない3)ポイントカードはよく使う最小限のものだけいれる出典: 『NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ:不安がなくなる貯金の極意』 より一部抜粋 ■自分の財布で検証したら、ある事実が判明した!お守りやペットの写真はともかくとして、 レシートやポイントカードは、一見、「お金と関係のあるもの」のような気が…。だからお財布から出してしまうことに抵抗があります。でも本当にそうなのでしょうか? 筆者の財布の中身で、検証してみました。【レシート】お財布から出したら、すぐに家計簿をつけなければいけない気がして、ついついお財布に「入れっぱなし」にしていました。つまりは、「レシートをお財布から出す」=「お金を使ったという事実に向き合う」のがつらいんですね。だったら、ステップを分ければいい。筆者は、家計簿をつける前に、まずはレシート置き場を用意することにしました。現在、写真のような状差しを使っています。これの何がいいって、これにプスプス刺していけば自動的にレシートが日付順になるという点です。【ポイントカード】筆者自身、ポイントカードは、お財布とは別のホルダーを持つほど好きでした。最近は、「このポイントカードを持つことで、年間いくらお得になっているのだろう?」ということを考えるよう心がけています。なぜなら、ポイントカードの還元率自体を知らないのに、「ポイントが貯まること」がうれしくて、たくさんのポイントカードを持ち歩いていたからです。「得をすることにとらわれていると、自分の判断力や時間、体力という大事なコストを支払っていることに気がつかないのです」(横山さん)。たしかにポイントカードに対して、何となく「とらわれている」という気分になったことは、だれにでも一度くらいはあるのではないでしょうか? お財布を整理することで、自分の行動パターンや思考回路を見つめてみること。そして、自分にとって本当に必要なことに精神を集中させること。それが「貯まる財布の極意」の正体なのかもしれませんね。次回は、「同じ収入でも、貯められる人×貯められない人」です。■今回取材にご協力いただいた横山光昭さんの著書 『NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ:不安がなくなる貯金の極意』 (横山 光昭(著), 伊豫部 紀子(著)/新潮社 ¥1,296(税込)
2017年09月26日2017年7月に放送されたNHK「あさイチ」の発達障害特集の続編として、9月24日(日)午後11:00~11:50にNHK総合テレビで 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」 が放送される。「あさイチ」とEテレ「ウワサの保護者会」のコラボ特番だ。出演は、発達障害の子を持つ一般&先輩ママ、有働由美子アナ、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん、タレントのはなわさん。「ママ友の『大丈夫だよ~』という善意の励ましが辛い」、「夫が非協力的」、「周囲にどう伝えたらいいか?」など、発達障害の子を持つ親が抱えがちな悩みに、先輩保護者らが自らの経験で、具体的な対処法や解決のヒントを紹介してくれるとのこと。また、今回はママだけでなく、夫の本音や当事者である子どもの声も紹介するという。例えば、「悪いのはこの子ではなく、障害のせい」と「子どもと障害を別々に考える」ということで楽になったというお母さんの発言に対して、それを聞いた子どもからは意外な本音が飛び出す。子どもの生の声を放送するのは、今までほとんどなかった試み! 今回の放送は、非常に内容の濃いものになりそうだ。■同じ境遇のママと繋がることのメリット一般的に、発達障害の子育ては少数派なので、子育ての情報源が少ない。だから、こういった番組で、ママの本音や先輩ママから具体的なアドバイスが得られるのは、とても貴重なことだと思う。筆者にも自閉症スペクトラムの息子がいるのだが、以前の保育園でのことを振り返ってみると、正直、居心地の良いものではなかった。他のママの子育て話は、申し訳ないがほとんど参考にならなかったし、正直、保育士の中にも、「発達障害のことをあまり理解していない?」と思わせる先生もいた。だから、療育で同じ境遇のママ友に出会えたことは本当にありがたかった。療育では、みな似たような子育てを経験しているので、相手の気持ちは痛いほどわかるし、こちらも気持ちもわかってもらえるという安心感があった。子どものことをありのままに話せるという心地よさもあった。療育機関や小学校、病院の評判など、地域の情報が得られたり、良質な専門書について情報交換ができるのもとてもありがたかった。また、不思議なもので、「同じような境遇で頑張っている人たちがいる」と感じられるだけで、励まされ、心が強くなれた。療育ママとの座談時間は、まさに、私の癒し&パワーチャージの場であった。■療育ママだって、さまざまだが、当たり前のことだが、次第に、療育ママもさまざまなのだなと思うようにもなった。同じ発達障害でも、子どもの特性や障害の程度はさまざまだし、親の価値観や考え方も違う。子どもの障害を認めたがらないママもいたし、支援学級や支援学校に対して偏見を持っているママもいた。また、コミュニティができればできたで、その中でまた比較が生まれて、誰かが誰かの成長をうらやましいと思ってしまったり。時には、愚痴が長引いたり、悪口などのマイナス話で盛り上がってしまったり。ちょっとした違和感を感じることもあった(もちろん、こんなことは少なかったけど)。 ■自分の身近な範囲を「世界の基準」にしない同じ境遇の仲間、それは本当に心強く大切な存在だ。だが、その世界だけにどっぷり浸かっていると、自分でも知らないうちに、周囲が見えなくなってしまう危険性がある。以前 取材 した(株)アイムの佐藤典雅さんは、「発達障害児のママこそ、常に意識して開かれた視点を持つことが大切。療育だけの狭い世界に自分を閉じ込めずどんどん外の世界に出なさい」と、力説されていた。人は、自分の身近な範囲を世界の基準にし、子育てやわが子の生き方について「こうあるべきだ」と決めつけがちだ。でも、自分の知っている世界なんて、ほんのわずか。偏った価値観に縛られないためには、常に広い世界に触れる必要がある。■発達障害は、「支援すべき少数派の種族」また、以前、NHKスペシャルに出演した本田秀夫氏の著書には、自閉症スペクトラムは「治療すべき“病気”」ではなく、「支援すべき“少数派の種族”」である、という認識を持っておくことが重要 「自閉症スペクトラム10人に1人が抱える『生きづらさ』の正体」(本田秀夫 著)より一部編集して抜粋 と表現されており、なるほど! と思ったものだ。少数派の種族が多数派の種族(一般の人たち)とうまくやっていくには、まず、多数派に自分たちのことを正しく理解してもらわなければならない。そのためには、内輪で慰め合っているだけではなく、積極的に外に向けて発信していかなければならないと思うのだ。私のように、「健常児のママの悩みには共感できない」とか「自分の大変さをわかってもらえない」など、自分で壁を作って引きこもっていても、問題は解決しない。■健常児の子育てをしているお母さんにこそ、知ってほしい私は、たまたま縁あって、ウーマンエキサイトに寄稿する機会を得た。だが、今では、こうした一般の子育てサイトにこそ、発達障害の記事を掲載する意義があると思っている。「こういった子どももいるんですよ」と、普通の子育てをしているママにも、ほんの少しでいいから知ってほしいと思うのだ。私自身、上の娘(定型発達)を育てている時は、発達障害というものをまったく知らなかった。子どもというものは、親が愛情持って育てていれば、自然に優しい心を学び、真っすぐに育ってくれるものだと思い込んでいた。だから、感情の抑えられない子や暴力的な子を見ると、「親にも原因があるのでは?」などと、うがった目で見てしまったりしていた。あの時、私がこの障害のことを知っていたら、もう少し違った見方や対応ができたかもしれない。■壁を取り払うこと、隣の子育てに想像力を持つことだから、こうした寄稿を通して、発達障害の子育てを、周囲に広く知ってほしいと思っている。お互いに隣の子育てに想像力を持つことで、発達障害の子育てを一般の子育てともっと繋いでいきたいと思っている。そして、発達障害の子育てをしているママにも、一歩踏み出すきっかけになればと願っている。私自身、保育園の保護者会で息子のことを説明してからは、園での生活(私の)がずっと楽になった。児童心理学の知識があるママが役立つ情報を教えてくれたり、障害は違うけど障害児を持つママが就学相談のアドバイスをくれたり。「お兄ちゃんがそうかもしれない」と興味を持ってくれたり、「そういう子にはどう接したら負担じゃないかな?」と関わり方を知ろうとしてくれたママもいた。また、いろいろ話してみれば、健常児でも登校しぶりで悩んでいるママがいたり、お友達トラブルで悩んでいるママがいたり、離婚した元旦那と養育費でもめているママがいたり…。私は、自分の子育てばかりが大変だと思い込んでいた。でも、みなそれぞれ、いろいろな事情を抱えて生きている。壁を取り払い、隣の子育てに想像力を持つことで、見えてくる景色はずいぶんと違ってくるのだ。今回、番組の担当プロデューサーからも、「発達障害のある子を持つ親御さんに見てもらいたいのはもちろんだが、それだけではなく、周囲の人にも見てほしい。普段なかなか言えない、当事者の本音を周囲に知ってもらう意味は大きいと思っています」というメッセージをいただいた。さらに、NHKでは、今後、9月26日(火)、27日(水)に「Eテレ」ハートネットTVで「自閉症アバターの世界 1、2」が、9月27日(水)に「あさイチ」の特集で「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」など、続々と発達障害が特集されるとのこと。今後の放送にも、注目していきたい。文:まちとこ出版社N<NHK発達障害プロジェクト 今後の放送予定>・2017年9月24日(日)午後11:00~11:50 NHK「深夜の保護者会」「発達障害 子育ての悩みSP」・2017年9月26日(火)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ①」・2017年9月27日(水)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ②」・2017年9月27日(水)午前8:15~9:54 NHK「あさイチ」 「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」※内容は変更になる場合がありますNHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年09月22日9/24(日)深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」見どころは?Upload By 発達ナビニュース2017年9月24日(日)、NHK総合の特別番組、「深夜の保護者会『発達障害 子育ての悩みSP』」が放送されます。小・中学生の保護者の皆さんと教育評論家の尾木直樹さんが子育てについての悩みを共有しながら、問題解決のヒントを探していくEテレの人気番組「ウワサの保護者会」。NHKの通年企画「発達障害プロジェクト」の一環として特別バージョンでの放送です。今回は7/24に放送されたあさイチ「他の子と違う?子育ての悩み」とのコラボとして、あさイチで紹介された家庭のVTRを見ながら話し合いをしていきます。■周囲の理解が十分ではない中、子どもの発達障害・または特性を周囲に伝える?伝えない?伝えるならば誰にどう伝える?■子どもの気持ちにどうやって寄り添う?など、発達障害がある子どもを育てる上での困り事や悩み事から、「発達障害ってなに?」「子どもを丸ごと受け入れられるためにどうする?」といった深い内容まで、出演者・保護者の皆さんが本音で語り合います。番組の詳細はこちら!Upload By 発達ナビニュース◆番組名NHK総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」◆放送日時2017年9月24日(日) 23:00~23:50◆出演者はなわ、尾木直樹、有働由美子、高山哲哉◆サイトURL総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」(画像提供:NHK)
2017年09月22日NHK総合で平日朝に放送されている「あさイチ」。その9月22日(金)放送回に俳優の菅田将暉がゲストとして登場。井伊直政(虎松)役で出演するNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の撮影秘話やプライベートトークを展開。ネットも朝から盛り上がった。NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組「あさイチ」。冒頭では菅田さんが出演したNHK朝ドラ「ごちそうさん」や「直虎」の会見の模様。また映画『銀魂』で菅田さんと共演した小栗旬のコメントも放送された。小栗さんが菅田さんの写真集のタイトルから「マサキッス」と呼ぶとネットでは「マサキッス(笑)」「菅田将暉好きだー!マサキッス!」などSNS上には“マサキッス”に反応した投稿が。小栗さんとは家族ぐるみで交流があるといい「(菅田さんが)長男になったみたいと言ってた」とコメントすると菅田さんも「山田優をママと呼んでしまう」と回答。それに対し「山田優をママと呼ぶとか かわいすぎるな」「天性の可愛がられタイプなんだろうな」など菅田さんの人柄の良さを感じたツイートも多数。その後話題が「直虎」に移ると「言葉遣いが“英語”の感覚」と初時代劇でセリフに苦労してることなどを告白。そこからトークは菅田さんの“演技論”“将来の夢”などに展開。菅田さんは仕事をする上で「来た仕事は全部やる!」という覚悟を決めていると語り「いまはカルチャー、サブカルチャーもない時代」と俳優だけに捉われず自らの幅を広げていきたいと将来の展望を語った。わかりやすく、面白く、率直な言葉で自分の心の内を語るその姿に「さりげなく名言出た!!」「頭いいなー、ちょっとした言葉のチョイス、文章の組み立て」「菅田将暉って多才だな~。俳優じゃなくても活躍できそう」「すごい多彩だなぁ。才能が沢山ありすぎ」「受け答えがとてもしっかりしていて驚いた」など、進学校で“王子様”と呼ばれ人気だったという菅田さんの知性的な面を称賛するコメントが続々。さらにスタジオには洋服作りが趣味だという菅田さんが「情熱大陸」で作り、現在では刺繍の練習台になっているというニットが登場。これには「菅田将暉の服がすこぶるかわいい」「センス好きかもw」「私よりかなり女子力高い!」という反応が。そして菅田さんの父親も“イラスト”出演。経営コンサルタントの父親から「子どもの頃から手伝いをさせて大人の視点を学ばせた」と菅田さんを生みだした“子育て法”が語られると、照れたように苦笑い。「子どもは将来3人欲しい。兄弟3人で3人づつ子どもを作って野球させたい」とプライベートでの将来の夢も話し、番組の最後は井ノ原さんと2人で「マサキッス」と画面に投げキッスで締めてくれた。菅田さんが出演するNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜20時から、BSプレミアムで毎週日曜18時から、再放送はNHK総合で土曜13時5分から放送。菅田さんは24日(日)放送回から登場する。(笠緒)
2017年09月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、朝から学びを得ている好感度の高い女性になりきり。みなさんは、朝ドラを見ていますか?朝ドラとは、もちろんNHKで放送されている「連続テレビ小説」のことで、今は『ひよっこ』ですね。これまでにもいろいろな作品がありましたが、すべてに共通しているのは、主人公の女性たちの生きざまに、学ぶことがたくさんあるということです。彼女たちは家族思いで、横断歩道が青信号なことでも喜べるくらい健気。そして生活のなかに幸せを見つけることが上手です。嫌なことがあっても前向きに歩む姿からは、“きっと、いいことがある!”ことを教えてもらえる。そう、朝ドラは、いい女の教科書。そして、それを見ている女性は、自然と素敵な女性になるための方法を学んでいるのです…!しかも、“朝ドラを見ている”というフレーズには、好感度を上げる魔法のような作用も。先日、ノンスタイルの井上(裕介)さんに朝ドラを見ていると告げられた時は、驚きと同時に無条件に“いい人”だと信じてしまいました。それに、朝ドラは午前8時から、しかも日曜日以外は毎日、放送されています。朝の貴重な時間のなかで、ドラマタイムを捻出できるのは、なかなかできることではありません。時間のやりくりが上手なところも、いい女の証。と、しっかり者感まで漂う“朝ドラを見る”という習慣。始めるしかありません!まずは、毎朝、8時にNHKにチャンネルを合わせましょう。一度、見始めると、面白さにハマり、早起きが楽しくなる。憂うつな月曜日も、“朝ドラがある!”と、待ち遠しいものに変わったりと、メリットがたくさんあります。そしてオンタイムで見た後は、生活の知恵が学べる『あさイチ』も見て、さらにいい女になる情報をインプットしましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くの番組にレギュラー出演している。※『anan』2017年9月20日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2017年09月17日芸能人にとって、“結婚”をすることはある種リスキーな行為と言えます。結婚を機にファンが離れていってしまう可能性があるからです。実際、福山雅治さんが結婚したときには相当な数のファンが離れていったと言われていますよね。あなたも自分がファンだった芸能人が結婚して冷めてしまったという経験があるのではないでしょうか。しかし、一方では結婚を機にむしろ好感度が上がった人たちもいます。一体なぜ彼らは結婚後に印象が良くなったのでしょうか。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『結婚して印象が良くなった男性芸能人』というアンケートを2017年9月8日〜11日の間に取ってみました!176人の方々にご回答いただきましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います。●1位:井ノ原快彦(V6)『正直独身の頃はそんなに好きじゃなかったけど、結婚してからは“良いパパ”って感じ で好感が持てる。この人は結婚して正解だったと思うな』(39歳女性/事務)『結婚発表した当時、ファンからものすごいバッシングあったけど、今はV6の中でも一番好き。もともとザ・アイドルっていう雰囲気でもなかったし、結果的には良かったと思う』(41歳女性/主婦)第1位は『井ノ原快彦(V6)』さんで20%(35人)となりました。今ではすっかり“良いパパ”というイメージのついている井ノ原さん。しかし、かつてコンサートの初日に結婚発表をした際にはかなり大荒れしたそうです。当然、結婚を機にファンを辞めたという人も少なからずいたようですが、結婚後も常にファンを思いやる井ノ原さんの優しさが受け入れられ、今や『あさイチ』の司会などで主婦層から不動の人気を誇っています。同じ『あさイチ』司会の有働アナとの掛け合いがよく話題になる井ノ原さんですが、今後も“主婦のアイドル”として活躍していってほしいですね。●2位:東出昌大『ちょっと意地悪な言い方かもしれないけど、東出くんは正直杏さんと結婚してなかったら俳優として厳しかったと思う』(34歳女性/販売)『あまり演技うまくないけど、杏と結婚したことで大物俳優感は出てる と思う』(36歳女性/営業)第2位は『東出昌大』さんで16%(29人)となりました。東出さんといえば、NHKのドラマ『ごちそうさん』や2017年に放送されたドラマ『あなたのことはそれほど』などに出演する人気俳優の一人です。妻の杏さんとは『ごちそうさん』で共演しており、結婚発表の際にあまり驚かなかったという人も少なくないでしょう。しかし、東出さんはネット上などでたびたび“演技力”を問題視されることがあり、杏さんと結婚していなかったら俳優として厳しかったのではないかという意見を持つ人もいるようです。とはいえ、2018年には2本の映画で主演することが決まっている東出さん。今後の活躍に期待したいですね。●3位:賀来賢人『この人のことあんまり知らなかったけど、やっぱり榮倉奈々と結婚したことは良かったと思う。今では結構好きな俳優です』(31歳女性/販売)『昔の男前キャラしか演じてなかったときは微妙だったけど、結婚後にコミカルな演技もする ようになって好きになった』(35歳女性/事務)第3位は『賀来賢人』さんで15%(27人)となりました。2016年に女優の榮倉奈々さんと結婚したことで話題となった賀来さん。大物同士の結婚とあってかなり注目されていましたが、そのときに賀来さんを知って好きになったという人は少なくないようです。また、もともと賀来さんはいわゆる“二枚目”としての役が多かった印象がありますが、結婚後にコミカルな役も演じるようになり、俳優としての評価も高くなっています。これからもますます活躍していってほしいですね。----------結婚後に人気が落ちる人もいる中、逆に印象が良くなっている彼らはすごいですね。今後とも彼らの活躍に注目していきましょう。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】結婚して印象が良くなった男性芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2017年09月13日9月8日(金)に放送されたNHK総合「あさイチ」のプレミアムトークにNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に見習いコックの前田秀俊役で出演している俳優の磯村勇斗が出演。共演した女優の有村架純からのコメントや朝ドラ撮影時のエピソードなどが語られた。今回の出演にあたって「ひよっこ」公式インスタにストーリー動画を載せるなど、意気込み充分の磯村さん。放送は磯村さんの「おはようございます」の挨拶からスタート。有働由美子アナウンサーが「お母さんみたいな気持ちで放送を見ている方も多い」とFAXを紹介するとTwitter上にも「お母さんみたいな気持ちwwわかるわ」「私もお母さんの気持ち」と共感するコメントが投稿。勝負のときは赤いパンツを着用するという磯村さん。本日も赤パンツでの出演とのことで「ひよっこ」撮影初日に赤いパンツを穿いていったところコックの衣装が白で透けてしまったエピソードが紹介されると「今日も勝負の赤パンツ!」「初生放送は勝負パンツの赤パンツ」など“赤パンツ”に反応するツイートも。「ひよっこ」のヒロイン・みね子役の有村さんから「収録の休憩中ずっと立って話してて、遠慮してるのかと思ったら座ると落ち着かないと言われ心配になった」というコメントが流れると「素の磯村くんの雰囲気がとても良い」「真面目な人だなあ」「真っ直ぐで全く気取ってなくていい」と、真面目な人柄に惹かれたというコメントでタイムラインが埋め尽くされる。また磯村さんだが、演じているヒデ同様恋愛には奥手だといい、女性を意識するとカッコつけてしまうのだとか。「ひよっこ」のクランクイン当初、有村さんにもカッコつけてしまったそうで、「それはヒデじゃない」とプロデューサーに注意されたエピソードが語られると「もう全力でカッコつけて欲しい」「正直な言葉は響く(笑)」とやはりその素直さを讃える声が寄せられた。さらに朝ドラの撮影で使っていた包丁がスタジオに登場。「購入してでも欲しい」と語る磯村さんに番組からサプライズでプレゼントすることが告げられると本気で喜びの表情を浮かべるなど、初生放送でフレッシュな魅力をふりまいた磯村さん。「真面目な人だなあいい俳優さんになりそう」「真っ直ぐで全く気取ってなくていい」「好感度しかないな。まじめなんだな」「誠実な感じが伝わってくる」とネットにはその人間性に惚れ込んだという声が溢れていた。今後磯村さんは、中条あやみ、志尊淳、小関裕太、杉野遥亮ら最旬フレッシュ俳優と共演した映画『覆面系ノイズ』が公開予定。磯村さんは劇中バンドにてドラムを担当。さらに本作から飛び出した謎の覆面バンド「in NO hurry to shout;」バンドのメジャーデビューも決定している。若手俳優“群雄割拠”の時代のいま、瑞々しい魅力と可能せに溢れた磯村さんから、目が離せない。(笠緒)
2017年09月08日“バツイチ”ならぬ“没イチ”という言葉をご存じだろうか。その意味は、配偶者に先立たれ、単身になった人のこと。そして、2年前、同じ境遇の没イチ同士が集まり、明るく笑顔で交流を深める「没イチの会」が結成された。現在はテレビでも特集が組まれるなど、話題を呼んでいる。 「65歳以上の没イチの数を見ると、女性は約720万人もいるんです。そんなに多いなら、“没イチ”同士をつなげたい。そう思って、定期的に飲み会を開催し、亡くなった配偶者のぶんも楽しむことができる会を作りました」 そう語るのは、発起人の第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどりさん(48)。彼女は、50歳以上のシニアを対象に再チャレンジをサポートする、立教セカンドステージ大学で“死生学”を教える講師だ。’15年6月、同大学で小谷さんの講座を受講する生徒やOB、OGの中で、配偶者を亡くした7人で発足したのが「没イチの会」。現在、小谷さんのほか、50〜70代のメンバーが11人(男性6人、女性5人)いる。 「私自身も、6年前に夫と死別しています。伴侶がいれば、どちらかが先に亡くなります。つまり、残された方は必ず“没イチ”になるわけです。ところが、死別した人に対してかわいそうという世間の目がずっと付きまとう。この偏見を変えていきたいとずっと思っていました」(小谷さん) では、没イチの会ではどんな会話で盛り上がっているのだろうか。本誌は、同会員にも話を聞くことができた。 「死別した伴侶のことを、普通の知り合いや仲間同士の飲み会ではなかなか話せない。相手も聞きたくないだろうし、話せば暗い雰囲気になったりもします。でも『没イチの会』は、みんな同じ境遇なので、“いきなり宗教勧誘が来るようになったよね(笑)”“私はお墓と相続問題はこうやって解決した!”と、それぞれが体験したことを“あるある”として違和感なく話すことができる。そこが普通の飲み会とは大きく違うところでしょうか」 こう語るのは、7年前、妻の和子さん(享年62)を肝臓の病気で亡くした池内章さん(62)。現在、「没イチの会」で幹事を務め、3〜4カ月に1回のペースで飲み会を開催。そこで死別した妻や夫の話だけではなく、それぞれが近況報告を楽しんでいるという。 「メンバーの中には、現在博士号を取るために大学のオープンカレッジに通う77歳の男性もいたりするんです。自分自身が刺激を受けることも多いですね。没イチの人たちが、どんどん前向きに生きている姿を見ると、暗くなっている暇などないなぁ、と」(池内さん) 11年前、13歳年上の夫・靖幸さん(享年62)を胃がんで亡くした、矢島元子さん(59)も、「没イチの会」に入って元気を取り戻した1人だ。 「夫が亡くなった当時、私は48歳。喪失感と共にこれからどう生きていこうかと、すべてをもぎ取られたような不安感に襲われ、自殺も考えました。数年間は何をやっても面白くない時期が続きましたね」(矢島さん) 矢島さんは、がんの遺族会のようなシンポジウムにも参加したが、悲しい話ばかりを共有する感じがして、前向きになれなかったという。 「数年後、このままではいけないと思い、積極的に趣味をやっていこうと考え、徐々にお茶の稽古などに通うようになりました」(矢島さん) そして2年前に、矢島さんは没イチの会の発足メンバーとして参加するようになる。 「没イチの会のようなサークルが全国に広がれば、没イチ同士での再婚も増えるかもしれません。ただ、お互い年齢も重ねているでしょうから、財産があったりすると、いろいろ問題が出てくるかもしれないので、“通い婚”がいいかもしれないですね(笑)」 同じ境遇であればあるほど、気も許せるようになり、明るく笑って何でも話せるもの。彼らは、そんな仲間を得て、前向きな“没イチライフ”を送っているようだ。
2017年09月06日“バツイチ”ならぬ“没イチ”という言葉をご存じだろうか。その意味は、配偶者に先立たれ、単身になった人のこと。そして、2年前、同じ境遇の没イチ同士が集まり、明るく笑顔で交流を深める「没イチの会」が結成された。現在はテレビでも特集が組まれるなど、話題を呼んでいる。 「65歳以上の没イチの数を見ると、女性は約720万人もいるんです。そんなに多いなら、“没イチ”同士をつなげたい。そう思って、定期的に飲み会を開催し、亡くなった配偶者のぶんも楽しむことができる会を作りました」 そう語るのは、発起人の第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどりさん(48)。彼女は、50歳以上のシニアを対象に再チャレンジをサポートする、立教セカンドステージ大学で“死生学”を教える講師だ。’15年6月、同大学で小谷さんの講座を受講する生徒やOB、OGの中で、配偶者を亡くした7人で発足したのが「没イチの会」。現在、小谷さんのほか、50〜70代のメンバーが11人(男性6人、女性5人)いる。 「私自身も、6年前に夫と死別しています。伴侶がいれば、どちらかが先に亡くなります。つまり、残された方は必ず“没イチ”になるわけです。ところが、死別した人に対してかわいそうという世間の目がずっと付きまとう。この偏見を変えていきたいとずっと思っていました」(小谷さん・以下同) 朝起きたら、心臓が止まって亡くなっていたという小谷さんの夫(享年42)。前日までまったくどこも悪くなかったのに、何が原因で心臓が止まったのかいまだにわからないという。 「6年がたちましたが、いまも夫が死んだとは思っていません。だから悲しくもないんです。周りの方々からは、“悲しいですね”“かわいそうですね”と言われますが、まったく悲しくないので違和感がある。ずっと出張に行っているという感じですね」 夫の死後、小谷さんが最初に違和感を覚えたのが、「離死別」という言葉だった。書類などで婚姻関係をチェックする欄に「既婚」「未婚」「離死別」の3つがある。離婚と死別はまったく違うのに、同じ扱いになっていることに疑問を感じたのだという。 「離婚と死別が同じようにされている割には、“バツイチ”は明るく言えるのに、“没イチ”はかわいそうな人のイメージ。たとえば、夫と死別した配偶者が、奇麗にお化粧をして明るい表情で出かけたとします。それを近所の人が見たら、“あの人、旦那さんが死んだばかりなのにね〜”となるんです。つまり死別の場合は、周りから悲しい姿を強要されるんですね。それも夫婦仲がよいという評判が高ければ高いほど強要される。世間にはまだそういう風潮が根強く残っているんです」 “没イチ”という言葉がこれからどんどん世間に浸透していくことで、多くの人が“バツイチ”のように明るく普通に使える社会になるーー。小谷さんは、そうなれば偏見がなくなると考えている。 「だから『没イチの会』は、悲しい人は入会できません。死別を思い出して泣いたりする人もダメ(笑)。年齢やどのような死別のされ方をしたかはそれぞれ違いますが、みんな死別を経験しているという共通意識がある。だから普通は聞けないようなことでも、明るくざっくばらんに話せる。自分1人だけではないという安心感がある。これが大事なのです」 世間の教訓としてよく使われる言葉に“その人の死を無駄にしない”というものがある。葬式に参加するたび、友人などを亡くすたび、そう思う人も多いだろう。しかし、小谷さんの解釈は、“その人が生きてきたことを無駄にしないために、その人と共に2倍楽しく生きる”ということーー。 「『没イチの会』は、亡くなった伴侶の愚痴なんかも明るく話せる環境なので、みんなで慰め合ったりもします。ただし、みんなが悲しんだりするための会ではありません。入会条件は、ポジティブであること。たしかに“没イチ”になると寂しいかもしれません。でも“悲しい”と“寂しい”は違います。できれば、地域ごとに『没イチの会』のようなコミュニティを作れるのが理想なのですが……。でも、そういうムーブメントを起こす火付け役になることはできると思っています。それが私の役割。亡くなった人のことを忘れずに明るく楽しく。そう思える世の中に近づいていければいいな、と」 配偶者との死別は大きな悲しみだ。ただ、考え方ひとつで、その後の人生の充実感は大きく変わってくるのかもしれない。
2017年09月06日日本屈指のベーシストとして活躍しているハマ・オカモトさんが、インターネットテレビに出演した際に披露した父親の浜田雅功さんとのエピソードが話題となっていましたね。高級すし店を訪れた際、「ウニを食べたい」といったハマ・オカモトさんに両親は「毒だから子どもは食べちゃダメ」と説明したとのこと。“子どもにウニのおいしさが分かるはずない”という思いからそう言ったのではないかということですが、これには「さすが!」と賞賛する声も多く聞かれました。テレビでは怖い印象がある浜田さんですが、実は立派なイクメンだったんですね!さて、芸能界には他にも「良いパパだなぁ〜」と思える人が数多く存在しますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『いいパパだと思う男性芸能人』について2017年8月31日〜9月4日の間にアンケートを取ってみました!311人の方にご回答いただいたので、その結果をランキング形式でお伝えします。●1位:つるの剛士『前にわざわざ育休を取って家事を一人でこなしてたのを知ってステキなパパだと思った。見た目もかっこ良くて話も面白くて……うちの旦那もこんなだったらいいのに(笑)』(39歳女性/2児のママ)『イクメンといえばこの人って感じ。本人はあまりイクメンって呼ばれたくないって言ってたけど』(34歳女性/1児のママ)第1位は『つるの剛士』さんで25%(77人)となりました。一昔前までは“おバカタレント”として活躍していたつるのさんですが、今ではすっかり日本を代表する“イクメン芸能人”になっていますよね。妻の気持ちを知るために1か月間有給休暇を取って家事をこなしたり、勉強嫌いの長男のために一緒に学習塾に通ったりするなど、父親としての覚悟が違います。そんなつるのさんですが、実は“イクメン”という言葉が嫌いなようで、「イクメンがなくなって普通になればいい 」と語っています。つまり、イクメンという言葉が存在すること自体がおかしくて、本来は父親全員が家事育児に参加するものという考えを持っているようです。まさに“理想のパパ”と呼ぶにふさわしいつるのさんですが、今後も世のパパたちのお手本になるように頑張ってほしいですね!●2位:井ノ原快彦『ジャニーズなのに、子どもの運動会とかにはしっかり行くギャップがステキ。あさイチのときの優しい感じを見てると、家でも優しいパパなんだろうなぁって思う』(40歳女性/3児のママ)『イノッチはあんまり自分の口から育児のことについて語らないけど、なんとなく良いパパって感じがする』(35歳女性/1児のママ)第2位は『井ノ原快彦』さんで18%(57人)となりました。井ノ原さんといえば、『あさイチ』でMCを務めて主婦層から絶大な支持を得ていますが、番組の中で見せる有働アナへの優しい気遣いなどがたびたび話題になりますよね。そんな優しい姿を見ていると、なんとなく家の中でも優しいパパのような気がします。実際、井ノ原さんはあまりプライベートなことを話しませんが、過去には子どもの運動会に参加したり 、手をつないで散歩していたりといった“イクメン”エピソードが報じられており、やはり良いパパであることに間違いはないようです。これからも主婦の味方として活躍していってほしいですね。●3位:関根勤『私の父はめちゃめちゃ堅い人だったから、関根さんみたいな気さくな父親は憧れです。裏表もなさそうな感じ』(32歳女性/1児のママ)『麻里ちゃんを育てたんだから良いパパに間違いない!この二人みたいに親子揃って好感度抜群なんてなかなかいないよ』(37歳女性/2児のママ)第3位は『関根勤』さんで12%(36人)となりました。関根さんといえば、タレントの関根麻里さんの父親として有名ですが、その独特の子育て方法はたびたび話題になりますよね。中でも印象的なのは、「生きていることは面白いんだ、すばらしいんだ 」ということを知ってもらうために、とにかく麻里さんを笑わせてきたというエピソード。だから麻里さんはあんなにも明るくポジティブな性格なのかもしれませんね。今は麻里さんのお子さんの子育てに“おじいちゃん”として関わっているという関根さん。これからも楽しい子育てを実践し続けてほしいですね。----------“イクメン”という言葉が生まれてからしばらく経ちますが、いまだに家事育児を手伝ってくれないという夫は少なくありません。つるのさんの言う通り、いずれ“イクメン”が普通になる時代が来るといいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜9位)】いいパパだと思う男性芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年09月05日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、NHK総合で平日朝に放送されている「あさイチ」に9月1日(金)、福山雅治が出演。映画『三度目の殺人』の撮影秘話や高校時代の“モテエピソード”など様々な話題で盛り上がった。福山さんの「おはようございます」の挨拶とともにスタートしたこの日の「あさイチ」。冒頭では「朝ドラには出演しないんですか?」という視聴者からの質問に福山さんが「オファーを頂いたことがないです」「視聴率いいですから出たいですよ」と答える場面も。その後話題は福山さんが主演を務めた映画『三度目の殺人』の話題に。是枝裕和監督から「タイプとしてはピッチャーではなくキャッチャー。相手の芝居を受け止め柔軟に反応する」とコメントされると自分の演技について「僕は基本芝居では“受け”」と回答。映画で共演した広瀬すずからの「芸人さんがやるモノマネをご自身でもやられてる」とコメントには「ラジオでも“セルフカバー”してます」と言い、自分のモノマネを自分で再現するサービスも。また視聴者からの「敵わないと思う男性はいるか?」という質問には「イノッチ」と司会の井ノ原さんを挙げ「人当りの柔らかそうなところは敵わない。僕は警戒されてしまう」と答えていた。広い年代に支持される福山さんだけに今日は多くのファンが放送を見守っていたようで「『ひよっこ』観ながら、あさイチ待機」などの“待機ツイート”が放送前から多数見受けられた。放送が始まると「やっぱり福山雅治さんのトーク力、はんぱナイス」「男前でコメントがいちいち面白い!」「ほんとに返しの面白い人」とそのトーク力に感嘆する声とともに「改めて聞いてもやっぱ福山雅治イケボやな」「色男で声もよくてトークも楽しくて…」「聞くと落ち着く」とその“美声”についても多くの投稿が。また「別に大ファンとかじゃないんだけど、きもい角度がない」「この年齢で肌綺麗すぎない?!?!」「相変わらずかっけーな48歳には見えないな」「同年代とは思えない驚異の若々しいかっこよさ!」とそのイケメンぶりにも賞賛の声が送られていた。番組では福山さんが高校時代、通りかかったバスから女子高生が手を振ってくるなどモテモテだった“伝説”を語り、それが真実であることを証明するため当時のことを証言してくれる人のFAXやメールを募集。番組のラストでは「手を振っていたのは私です」「校門で待ち伏せしたことあります」「バス停の貴公子と呼ばれていた」などのコメントが続々送られ、高校時代の“激モテ伝説”を見事証明。最後は井ノ原さんと共に「行ってらっしゃい」とキメポーズで番組を締めくくっていた。(笠緒)
2017年09月01日主演最新作『三度目の殺人』がベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることになった福山雅治が、NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の9月1日(金)放送回に生出演する。映画祭出席のためイタリアに向かう直前の福山さんが作品への想いを語る。音楽アーティストとして1990年にデビュー。「IT’S ONLY LOVE」「HELLO」「桜坂」などの名曲を世に送り出し、9月には新曲「聖域」のリリースも控える福山さん。俳優としては1993年放送のドラマ「ひとつ屋根の下」の“チイ兄ちゃん”役をはじめ「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」などで“トレンディ俳優”として人気となり、2007年から始まった「ガリレオ」シリーズは連ドラ2ndシーズンやSPドラマのほか映画化もされ息の長い人気を誇る作品に。また2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬役を演じて主演。「第19回橋田賞」「第48回ギャラクシー賞」を受賞。2013年の是枝裕和監督作品『そして父になる』では「第37回日本アカデミー賞」をはじめ「第35回ヨコハマ映画祭」「第28回高崎映画祭」で主演男優賞を受賞するなど日本を代表する俳優へと上り詰めた。また歌手、俳優としてだけでなく写真家としての顔も持つなど多彩な活躍をみせる福山さんが、今回「あさイチ」のプレミアムトークに登場。最新作『三度目の殺人』へかける想いから音楽アーティストとして常に新境地に挑み続ける姿勢。そして“アラフィフ”を迎える現在の心境などを、ベネチア行き直前の福山さんに司会のNHKアナウンサー・有働由美子と「V6」井ノ原快彦の2人がとことんインタビューする。福山さんの主演最新作『三度目の殺人』は『そして父になる』の是枝裕和監督と2度目のタッグを組んだ法廷サスペンス。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった重盛。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。だが、何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも…。弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願い始める。やがて、三隅と被害者の娘・咲江の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる――。勝ちにこだわる弁護士・重盛を福山さんが演じ、死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者・三隅には役所広司。『海街diary』に続き是枝作品に出演する広瀬すずのほか斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、市川実日子らが顔をそろえる。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。福山さんをゲストに迎える「あさイチ」は9月1日(金)8時15分~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2017年08月31日NHK「あさイチ」シリーズ発達障害“ほかの子と違う?”子育ての悩みNHKが1年を通してさまざまな番組で、発達障害の多様な姿を伝えていく「発達障害プロジェクト」7/24(月)にも「あさイチ」で特集が放送されました。今回のテーマは、「“ほかの子と違う?”子育ての悩み」朝の番組で、発達障害のある子どもの子育てを取り扱ったことから、特に保護者の方々の視聴・感想が多かった様子です。発達ナビ編集部でもTwitterで番組の内容を実況し、視聴していた方々の感想もまとめました。以下の、Twitter「モーメント」機能によるまとめをご覧ください。「あさイチ」シリーズ発達障害“ほかの子と違う?”子育ての悩みワガママと発達障害の境界線は…?番組で投げかけられた問いと、視聴者の声今回の番組では、発達障害のある小学生の子どもが二人いるご家庭が取材されました。小学6年生の女の子が、学校から帰って来た場面。直前までお友達とおしゃべりしていた内容が心に残って、なかなか気持ちや行動の切り替えをすることができない、結果、宿題を始めるまでに50分もかかったという様子が映されます。お子さんの発達に違和感を感じたのは3歳児の頃。癇癪が激しく周囲に相談したが、その時は周囲から「大丈夫だよ」と言われるだけで、お母さんはギャップに苦しんだそうです。その後4歳児になったとき病院を受診、発達障害と診断されました。お子さんが「宿題をなかなかやろうとしない」「学校に行きたがらない」といった状況や悩み自体は、子育てしているご家庭なら大抵、一度は直面することかもしれません。ですが、発達障害のあるお子さんの場合、気持ちや行動の切り替えの難しさ、困りごとが起こる頻度や程度には大きな差があり、なかなか簡単には困りごとは解消されません。番組で映されるお子さんとお母さんのやり取りから、診断されてから今に至るまでの日々、積み重ねて来た工夫や理解、お子さんの成長の足跡も感じられます。それでもやはり、思うようにいかなくて、パニックや癇癪を起こしてしまうこともある。同じく発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方や、ご自身も幼少期に似たような状態になっていたと語る、成人の発達障害当事者の方など、視聴者の方々から共感の声が寄せられていました。一方、スタジオゲストの方からは、「これが単なるワガママなのか、発達障害によるものなのか、わからない」という意見も出てきました。ワガママと障害はどう違うのか。そんな疑問に対して、Twitter上でも視聴者のさまざまな声が寄せられます。番組中でも、一見して誰にでも起こるような困りごとでも、発達障害の場合は、生活に支障がでるぐらい、程度や頻度が大きいという説明がなされていました。ですが、程度や頻度は違えど、起こっている症状や困りごと自体は、どんな子どもにも見られうるものであるゆえに、周囲の人からすると一見してその違いはわかりにくいのでしょう。どこまでがワガママで、どこからが障害なのか…発達障害が身近でない人からそのような疑問が呈されること自体は、無理もないことかもしれません。また、性質や程度の違うさまざまな凸凹のある人々が、連続体(スペクトラム)のように存在していると言われる発達障害それ自体の特性からも、明確な線引きをすることは非常に難しいと言えます。目に見えにくい、わかりにくい障害としての発達障害の性質を示すようなエピソードだったように思います。こうしたジレンマに対して、具体的にはどのように対処すれば良いのか。番組のゲストコメンテーターとして出演された、鳥取大学大学院の井上雅彦教授のコメントがヒントとなります。わがままと障害の線引きはどこかと線引きすることは、厳密には難しい。それよりも大切なのは、周りがどういう風に対応して工夫すれば本人が頑張れるようになるのか、という観点だと井上先生は語ります。線引きをすること自体を目的としても、議論にキリをつけることは難しいですが、その子が何に困っていて、周囲の人たちには何ができるのかと、個別具体的な対応・行動をベースに考えることができれば、発達障害かどうかに関わらず、どんな子どもにとっても有効な困りごと解決のアプローチが見つけられるはずです。番組の後半には、下のような声も寄せられました。どんな状況であれ、お子さんも、親御さんも、それぞれのありのままを受け止めて認めて合うことを願う声です。あさイチ出演、古山さんより保護者の方々へのメッセージ最後に、今回の番組のVTRに出演された古山さんからのメッセージをご紹介します。番組終了後、発達ナビ編集部宛にご連絡をいただき、いま、子育てに頑張っている保護者の方々へ伝えたい思いを語ってくださいました。Upload By 発達ナビ編集部「7月24日のあさイチで取り上げて受けていただいた、古山です観ていただいた皆様、本当に本当にありがとうございます井上先生はじめ、スタジオの皆様が沢山協力して下さり、短い時間でしたが、濃い内容になっていたと思います放送後も沢山の反響をいただき驚いています発達障害の子育てをしているママの沢山の方が涙を流しながら共感してくださったメッセージをいただき、勇気を出して良かったと思っています我が子の姿をさらけ出すことに抵抗がなかったわけではありませんその中で取材を受けた理由は、育児に悩んでいるママに伝えたい想いがあったからです毎日毎日、育児に行き詰まり悩んでいるかもしれません発達障害の子育ては育児上級者コースを受講しちゃったと私は捉えていますだから、もう、毎日100点は目指さないでください今日が20点だった日も落ち込んだり自分を責めたりしないで20点だったなら次の日60点以上を目指せばいい一週間で平均60点取れたら、花マルだから、40点が続いたらお休みの日に80点目指せばいいんですそれだって、1人で頑張らないで家族総出でかき集めたっていいんですあ、失敗した、言いすぎたって時は、素直に謝っちゃえばいいんですママが悪かったです、言い直すからさっきの言葉、消しゴムで消して欲しいっていま、悩んでいるママたち毎日、育児に奮闘していると一人で闘っている気持ちになるかもしれません誰にもカミングアウト出来ず誰にも共感してもらえず苦しくて寂しくて辛い毎日を過ごしているかもしれません私もそんな風な光の見えないトンネルの中にいた経験がありますでも少し勇気を出して周りを見てみてくださいあなたには必ず味方がいるはずですあなたは毎日毎日、子供に向き合い悩みながら色々なことを選択していることでしょうもしかしたら世間一般的には間違いかもしれない選択をしていることもあるかもしれません私自身が、子供達に学校以外の場所に行かせることを決めたように…でもあなたが真剣に子供達の幸せを想いながら出した選択ならたとえ、間違いかもしれない選択だとしてもあなたの決めたことなら応援してくれる人がいるはずです私にとっての実母のように味方がいればたとえ一緒に生活していなくても頑張れるチカラになります勇気を出してみてくださいまたもしも味方がみつからなくても覚えていてくださいあなたが真剣に子供達と向き合い孤独と闘いながら子育てしているとき同じ空の下で私も同じように過ごしていますあなたが今日も上手く対応してやれなかったと子供達の寝顔を見ながら涙しているとき同じ空の下で私も同じように涙していますあなたが真剣に子供達の幸せを想いながら頑張っているなら私はあなたの味方ですあなたは一人ではありませんつらいときくるしいとき良かったら私を思い出してくださいあなたとお子様達の幸せを心から願っています」
2017年08月07日4日、俳優の高橋一生(36)がNHK総合の情報番組「あさイチ」に出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となり、放送終了後にはYahoo!検索ワードで1位に「高橋一生」2位に「角膜炎」がランクインし話題になっている。 この日、高橋はサングラス姿で登場。「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とその理由を説明した。 番組では、’14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演し、高校時代の同級生である岡田准一(36)からのコメントが紹介され、「高校の同級生で、よくキスされていました。軍師官兵衛のクランクアップでキスされた時、久しぶりにやられたなと思いました」と暴露。 高橋は「基本、岡田准一さんとはマウストゥマウスです」と仲の良さを明らかにした。 これに対しファンは「角膜炎心配だけど、サングラス姿見れて良かったとか思ってしまう」「高橋一生と岡田准一仲良しすぎ!!!可愛い」「高橋さんのサングラス姿最高」「本日の朝イチは永久保存だわ」などの反応をみせている。
2017年08月04日NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の8月4日(金)放送回に、俳優の高橋一生がゲスト出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となった高橋さんは、高校時代からの親友・岡田准一との“友情秘話”や多彩な趣味などについてトークした。「あさイチ」はNHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組。番組冒頭で高橋さんは「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とサングラス姿での出演となった理由を説明、視聴者に陳謝。井ノ原さんも「芸能人ぶってるわけじゃないんです(笑)」とフォローしてスタジオの笑いを誘った。そんな“レア”ともいえる高橋さんのサングラス姿にネット上では「角膜炎にならなければサングラス高橋一生を見れなかったのです。嗚呼」「角膜炎でもカッコいい」などのコメントが相次ぎ、番組開始からタイムラインには高橋さんに関する投稿が溢れていた。番組では2014年に放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演した岡田さんからの「変人な部分は隠されてると思いますが…イノッチは優しいのでそんな部分を出しても大丈夫」というメッセージを紹介。さらにメッセージで岡田さんが「高校時代にはよくキスされた。“マウストゥマウス”だった」と“衝撃告白”すると、井ノ原さんも「高校時代からよく一生君の話は聞いていた」とコメント。そんな岡田さんからのメッセージに対し高橋さんは、高校1年生の終わりに突然「泊まりに行っていい?」と言われ、一緒に期末試験の勉強をしたことがきっかけで「急接近」したと岡田さんとの“なれそめ”について明かした。そんな2人の“友情”ぶりには視聴者から「呼吸止まりそう。」「朝から瀕死」などたくさんの反応が寄せられ、、特に「マウストゥマウス」というワードには「かつて高橋一生と岡田准一が「よくキスをしていた」世界がこの世にあった……だと……?」「キスしてる程の仲良しな親友って聞いて引くどころかときめく」など2人の“キス”を想像した“悶絶ツイート”も数多く投稿されていた。また番組ではTBS系「カルテット」の映像や98年にまだ10代だった高橋さんが「嵐」相葉雅紀らと共演した「少年たち」の映像なども流され、高橋さんが自身の“演技論”について語ると「『作品に帰依』という言葉選びに驚いた。演じるために生まれてきた人だ。」「高橋一生さんの考え方、素敵だな」という反応も。さらに「刺し子」が趣味であることが紹介されると「一生くん、女子力高過ぎ…」「人間力が高過ぎて色々諦めがつく」などその多才ぶりを賞賛するツイートも多数投稿されていた。(笠緒)
2017年08月04日先日、NHK 「あさイチ」 で「発達障害の子育て」についての特集が放送された。番組に出演した古山さん一家は、小6の長女と小3の長男が共に発達障害と診断されている。元気にあいさつしてリポーターを出迎える2人の姿は、障害があるとは思えないほどだが、3日間生活に密着しているうちに、「あれ?」と思うことが見えてくる。古山家のお母さんは、子どもとのコミュニケーションに、言葉ではなく筆談でそっと気持ちを伝えたり、タイマーを使って時間をわかりやすく提示するなど、随所に工夫を凝らしていた。また、お母さんは「長女の子育てに悩んだ末、4歳の時に1人で決めて1人で病院に行った」「旦那は診断を受け入れられず、障害者のレッテルを張ったのは私なのか? と悩んだ」とのこと。それから6年、今も整理できない気持ちを抱えながら、夫婦で手探りの子育てが続いているという。じつは筆者にも、8歳になる娘(定型発達)と4歳の息子(自閉症スペクトラム)がいる。決して感情的にならず、子どもの気持ちを受け止めて待つという古山家のお母さんの姿は、とても学ぶところが多かった。■子どもが発達障害と診断。その時、夫は……?しかし、今回の番組を見ていて私が一番気になったのは、子どもでもお母さんでもない。それは、お父さんの存在だ。当事者として出てくるのはほとんどがお母さんで、お母さんの話を通してからも、お父さんの存在があまり見えてこなかったのが気にかかった。個人的には「夫婦や家庭内の葛藤をもっと掘り下げて聞きたい!」と感じた。今回は放送時間の都合上、残念ながら「お父さんの存在」にはあまりフォーカスされていなかったようだ。次回以降のNHK「あさイチ」特集を含む、 NHK「発達障害」プロジェクト で、このテーマが深堀りされることを期待したい。「お父さんの存在」という問題。じつはこれ、療育ママの間では、よく聞く話である。「夫が子どもの障害を認めてくれない」「旦那が『就学先は絶対普通級』と言っている」「旦那が、幼稚園での発表会の様子を見てショックを受けちゃった…」などなど。他に、義理両親や自分の両親から理解してもらえないという話も時々聞く。「義理母に、あなたがちゃんと躾ければなおると言われた」「母親に、『あなたは甘やかしすぎ。このままじゃわがままな子になる』と注意された」などなど。こういう発言にはイラッとくるけれど、百歩譲って、祖父母世代に発達障害の理解は難しいのかもしれない。自分たちが子育てしていた頃には、きっと聞いたことのない話だろう。でも、同居していたらちょっとキツイ問題だけど、別々に住んでいるならうまくわかすこともできるし、子育てにそれほど強い影響もないはずだ。だが、夫の場合はそうはいかない。夫がきちんと向き合ってくれなければ、お母さんのストレスは2倍、いや数倍にも膨れ上がる。日々の小さなことまでフォローする必要はないと思うが、「ここぞ!」という時には、真剣に向き合ってほしい。意見が衝突することもあるかもしれないが、いざという時に一緒に本気で問題に取り組んでくれる同士(夫)がいると感じられれば、それは、お母さんにとって何よりも大きな心の支えになるはずだ。 ■他の子と比べすぎるお母さんと、比べすぎないお父さんまた、一般的に、子育てはお母さんが主役になることが多いので、同世代の友達と関わることも増えるが、お父さんは集団でのわが子の姿を見る機会がほとんどない。なので、年相応の発達状態を把握しにくく、「男の子なんてこんなもんじゃない?」とか「俺も子どもの頃そうだったよ」などと問題を見逃しがちな面がある。でも、これって悪い面もある反面、意外と良い面もあると思うのだ。わが家の場合は、私が他の子と比べてばかりいて、「普通」であることに縛られ、ふさぎ込んでしまっていた時期があった。だが、夫は、他の子と比べることは一切しなかった。「他の子と同じである必要はまったくない」、「比べることには何の意味もない。もし比べるなら、『他の子と』じゃなく『過去の息子と』」「『普通』の定義って何?」と、落ち込んでいる私を容赦なく詰めて(励まして?)くれたものだ。そんな夫に、「あなたは他の子のことを全然知らないからそんなに呑気なの!」と噛みついたこともあった。だが、文句を言いつつも、わが子のことだけをしっかり考えるという夫のブレない姿勢は、どこかで、とても心強い支えになっていたのだ。また、夫と私では子どもについての見方も全然違ったので、多面的に話し合えることもありがたいことだった。お父さんというポジションは、お母さんより、子育てを冷静かつ客観的に見られる位置にいると思う。お父さんには、ぜひそういう強みも活かしてほしいのだ。■「わがまま」と障害の線引きは?最後に、番組を見ていて、もう一つ気になったことがある。「わがまま」と障害の線引きは? ということだ。番組に出演した古山家のお父さんも、「どこまでが発達障害の特性なのか個性なのか切り分けが難しい」と葛藤していたし、スタジオの出演者たちもそのことについては判断つかないようだった。このことは、私も、よく健常児のママから聞かれるのだが、私も答えがわからずに困っている。専門家の井上雅彦さんも、「(線引きは)厳密には難しい」と言っていたので、かなり悩ましいテーマなのだろう。ただ、重要なのは、障害との線引きにこだわることではなく、「どう工夫すれば(生きにくさを感じている)子どもたちの努力が報われるか?周りがどう対応するか?ということの方に目を向けるべき」(井上雅彦さんコメント)とのこと。そう、私たちの目的は、子どもをカテゴリ分けしたり、レッテルを張ることではない。困っている子どもたちが、いかに生きやすくなるかを考えぬくことなのだ。まちとこ出版社N【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年08月01日7月24日(月)、NHK 「あさイチ」 では、子どもの発達障害についての特集が放送される。「あさイチ」からの事前情報によると、「これまで番組に寄せられたメールやファックスの中でも特に多かった、発達障害の子どもを持つ親の悩みに徹底的に向き合う」とのこと。じつは筆者にも、8歳になる娘(定型発達)と4歳の息子(自閉症スペクトラム)がいる。5月の NHKスペシャルの放送 から、ぜひ次回は、発達障害の子どもや子育て中の親にフォーカスした企画を! と思っていたので放送が楽しみだ。■当事者が語る、発達障害の子育てのリアル今回の放送では、3人(うち2人が発達障害)の子育て真っ最中の家庭を訪問し、発達障害の子育ての大変さや、それに対してどう向き合い、対応しているのかを伺っていくのだそう。子どもが診断された時の気持ちや、夫や祖父母、周囲の反応、子どもの将来への不安など、様々な角度から、当事者たちに発達障害の子育てをリアルに語ってもらうそうだ。さらに、番組では、ペアレントメンターなどの親を支援する仕組みなど、当事者の親に役立つ情報も紹介する予定だという。■娘とは桁違いの大変さだった、息子の子育て筆者のケースをお話しよう。定型発達児(娘)と発達障害児(息子)の両者を育ててみて思ったが、その子育ての大変さは、まさに桁違いだった。もちろん娘だって、成長の過程では、当然大変なこともあった。イライラして頭が沸騰しそうになったことだって、多々ある。でも、娘の怒りや泣きのツボはだいたい理解できたし、コミュニケーションもしっかり通じたので、私の理解の範囲内で対処することができた。ところが、息子の場合はまったく違った。指示が通らない。言葉の説明を理解してくれない。急に走り出したと思ったら、今度はテコでも動かないなど、動きが読めない。保育園ではイベント事が大の苦手で、隙あらば逃走。歯磨きやお医者さんの診察では毎回大暴れ…。何より困ったのは、コミュニケーションが通じないこと。変な言い方だが、言語も思考も違う異星人を相手にしているようで、本当にお手上げ状態であった(4歳過ぎた今では、ずいぶんマシになってくれたが)。■3歳で確定。「だから大変って言ったじゃん!」周囲に相談しても、「男の子なんてそんなもの」「上が女の子で楽だったんだよ~」などと言われ、なかなか理解してもらえなかった。だから、3歳で息子が自閉症スペクトラムと診断された時は、もちろんショックではあったが、同時に、「だから大変って言ったじゃん!」と、周囲にちょっと毒づきたいような気持ちも生まれた。今思うと、周囲は私が思い詰めないように、気を使ってくれていただけだろうに…。不健康な考え方に陥っていた当時は、ひねくれたとらえ方しかできなかった。 ■周囲にガードを張っていのは、私の方?息子は1歳半検診から疑いをかけられていたので、宙ぶらりんの期間が長かった分、私にとって診断は、腹をくくる良いきっかけになった。その頃には、この障害についてしっかり勉強して、一生向き合っていこう! という覚悟もできた。また、さまざまな専門書を読んで勉強するうちに、息子の特徴や対処法が少しずつわかるようになり、突飛な行動にも笑えるような余裕も出てきた。周囲にも、息子のことを説明しやすくなった。仲の良い園ママにはすでに話していたが、診断がおりるまでは、息子のことをクラス全体にどう説明したらいいのかわからなかった。保護者会で息子のことを説明した時はちょっと緊張したが、幸い、クラスのママたちからの理解も得られ、温かい言葉もかけてもらった。私の方も、長年抱えた秘密(?)をやっと言えたような気がしてとてもスッキリした。それまでは、保育園のイベントで息子が突飛な行動をするたびに、「他のお母さんにどう思われてるんだろう…」とビクビクしたり。お迎え時、他の子がお母さんと楽しそうにおしゃべりする姿を見るのが辛くて、園から逃げるように帰ったり。そんな日々の連続だった。だが、今にして思うと、周囲に対して変にガードを張っていたのは私の方で、私は、勝手に傷ついていただけだったのかもしれない。■自分の物差しだけに縛られない。意識して視野を広げることこうして振り返ってみると、一番辛かったのは、息子のことを周囲に話せず、ひとりで抱え込んでいた時期だった。そんな状況を変えてくれたのは、オープンにしたことと、やはり人との関わりであった。家族や両祖父母、療育の先生、取材で会った方々、そして、同じ悩みを持つお母さん仲間と繋がれたことはとても大きかった。発達障害の子育ては、子どもに手がかかる分、心も生活も余裕をなくし、周囲が見えにくくなってしまう。自分の偏った考えだけに浸食されて、それがすべてのように感じてしまいがちだ。でも、自分の物差しだけがすべて、なんてことは決してない。物事は、捉えようによって、どうにでも変わるし、世の中には変わった人(?)がいっぱいいて、いろんな考え方がある。発達障害の子育て中は、特に、自分とは違った考えを持つ人に会ったり、新しい考え方を学んだり、自分の視野を広げるという気持ちを、常に意識してもち続けた方が良いと思うのだ。今回の特集に関して、担当ディレクターからは「外からは『見えにくい障害』と言われる発達障害の子育ての苦労や、当事者のリアルな姿や声を伝えることで、少しでも誤解を解いていきたい」という、力強いメッセージをいただいた。また何か新しい発見があるかもしれないと、私も放送を心待ちにしている。・NHK「あさイチ」 シリーズ発達障害 「“ほかの子と違う?”子育ての悩み」 2017年7月24日(月)放送予定 ※内容は変更になる場合があります文:まちとこ出版社N【発達障害についての連載一覧】大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年07月21日ミニマリストとして知られる尾崎友吏子氏による、家族5人が快適に暮らしている最小限の生活用品の全てを紹介する著書『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています』(NHK出版)が、7月12日に発売されました。シンプルライフの達人による、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊尾崎友吏子氏はミニマリズム(最小限主義)の実践者で、自然にやさしいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest小さく整う暮らし」や、著書『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』『追われない家事』(KADOKAWA)などで多くの読者を得ています。本書では写真とイラストを交えて、家族5人で暮らす尾崎家の全ての生活用品を紹介しています。食器やキッチンツールから、家具や収納グッズ、衣類や思い出の品などを掲載。シンプルライフの達人がお届けする、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊です。著者によると、次の4つがミニマリズムによって得られるとのこと。1.日々の暮らしが楽になる2.持ちものを工夫する楽しみ3.人生で大切なものに集中できる4.変化に対応しやすいまた、ミニマリズムについて次のように述べています。ミニマリズムというツールを得て、私は以前よりも、持ちものを機能的、効率的に活かせるようになり、より愛着を持てるようになりました。本書は、その残した大切な持ちものを紹介した本です。とある家族もちのミニマリストというひとつの暮らしの形として、興味本位で楽しんでいただきつつ、あなたの「必要充分」を見つめるきっかけとなれば、この上ない喜びです。(「はじめに」より)主な内容1章台所用品和洋中なんでもこい/ほかの用途でも使ってみるなど2章住用品「循環する」素材/使い道や形の自由度の高いものなど3章衣類今着る服しか持たない/フル活用して使い切るなど4章家族のもの置いておく?どんどん手放す?/思い出も少数精鋭でなど5章その他化粧品もミニマムに/消耗品ストックは箱ひとつ分など著者プロフィール尾崎友吏子(オザキユリコ)3人の男の子を育てながら、建設コンサルタントで働くワーキングマザー。主婦育児雑誌やNHK「あさイチ」などの情報番組等でたびたび取材を受け、講演活動も行う。2級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級。ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」書籍情報書名:NHK出版なるほど!の本ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています発売日:2017年7月12日価格:定価:1,512円(本体1,400円)判型:A5判並製ページ数:120ページISBN:978-4-14-011354-7
2017年07月20日大野智が忍者に扮する映画『忍びの国』(中村義洋監督)が好評上映中だ。戦国時代、“どんな堅牢な門でも彼の前では意味をなさない“と一目置かれる無門という名の忍者(大野智)がいた。この時代、織田信長が次々と国を攻略し、勢力を拡大していく中で、なぜか大名のいない伊賀の国を手中に収めることができなかった。無敵の織田軍の侵攻を阻んだのが、無門だった……というお話だ。観る前、なんの前情報も入れずにいたときは、てっきりコメディと思っていた。なぜなら、ポスターのビジュアルで、大野智がにやりと笑っていて、キャッチコピーが「織田軍1万人VS オレ1人?」とポップな雰囲気で躍っていたので、楽しげな話と思いこんでしまったのだ。でも、楽しいところもあるが、それだけではなかった。冒頭、伊賀の忍者同士がふた手に分かれて闘うシーンがある。それは、忍者としての腕を競うもので、大野智の華麗なアクションを楽しんでいたら、衝撃的な展開となり、のっけから、忍の道の険しさを見せつけられる。生と死が紙一重の、とても非情な道を歩んでいる大野くん……と思ったら、家に帰ると、嫁・お国(石原さとみ)からは、お金を稼がないうだつのあがらない男扱いされていた。伊賀一の忍びと言われる男も、妻にはかたなしで、なんとか大金を獲得して、男をあげようと、大きな戦いに挑んでいく。どんな堅牢な門も開けてしまう、なかなかの強者であるにもかかわらず、妻が閉ざした家の門は開けられないというギャップも面白さだ。大野くんが、まるで、家庭で顧みられない現代の企業戦士(サラリーマン)にも見えてしまった。○忍者の異形性が際立ついまの企業戦士は長引く不況で、ブラックな会社も多く、命の心配もないこともない。とはいえ、やはり戦国はもっと死が隣り合わせで、ことは深刻。大野くんが所属する忍者集団は、“虎狼の輩”と呼ばれる、人を人とも思わない、まさに獣の集団だ。そういうところが、これまでの忍者もののアクションとはまた違って、人間を超えた迫力で見せる。大野以外の忍者役の方々も含め、のびやかで爽快で、イマジネーションあふれる動きの数々に、忍者の異形性を見せつけられて楽しい。喜々として走り、飛び、殺し……という感じ。でも、演じている人たちが、大野を含め、全員、無理してなくて、当たり前のようにやっているふうに見えるのだ。こんな凄いことを、しれっと、楽しそうにやっている、そこに彼らの恐さがある。死をも恐れず、目的にただまっすぐにぶつかっていく彼らを止めることは難しい。とりわけ、すごいのは、宿命のライバル的な存在になる、鈴木亮平演じる下山平兵衛との一騎打ちのシーン。役によって極端に肉体改造をし、映画『変態仮面』に代表される濃密な肉体アクションにも定評ある、鈴木の迫力は圧倒的だが、大野は、そんな彼にも淡々と向き合う。その差が、ふたりの闘いをよりスリリングにする。大野智は、もともと、どんな場でも、淡々として見える。淡々と、嵐のコンサートや歌番組では巧みな踊りを見せ、リーダーではあるが、ぼくが引っ張ってます! という感じを見せない。ソロ活動では、淡々と芸術的な絵を描き、淡々とアクション活劇の舞台(『センゴクプー』『バクマツバンプー』など)をやり、怪物の国の王子(『怪物くん』)や死神(『死神くん』)や大企業の社長(『世界一難しい恋』)を演じている。○ジャニーズならではの特性何が彼をそうさせるのか、と思えば、嵐としてデビューする前に、2年間、京都の劇場に出演していた体験は大きいのではないか。そういえば、先日『あさイチ』に出た大野は、その2年で「ダンスを極めた」というような発言をしていたが、その口調にも、アイドルであり、スターでありながら、何か職人のような風情を感じさせるのだ。任務を最高の水準で全うする、そんな精神が彼の全身からにじみ、浮ついたところがいっさいない。十代のときに故郷を離れ、毎日舞台に立ち(しかも1日複数公演もあったとか)、自分の技を磨き、どうしたら舞台が魅力的なものになるか考え抜いた、その積み重ねが、大野智の、ちょっとやそっとでは動揺しない、心の強さをつくりあげたのではないか。大野の話でなくて恐縮だが、嵐のメンバーのひとり、松本潤が以前、舞台『白夜の女騎士(ワルキューレ)』(06年)に主演したとき、舞台の奈落に潜んでいて、床の扉を開けて中から人を出すという場面があった。主役にもかかわらず、その作業を彼もやっていたのだが、じつに淡々と手際よく、やっている姿に目を見張ったことがあり、凄いですねとインタビューで向けたら「ジャニーズの舞台で、そういう仕掛けも行うことに慣れているのだ」と語っていたことがあった。ジャニーズのスターたちは、スターとして輝くだけでなく、地道に作業する職人でもあるのだと思わされたエピソードであったが、ドラマや映画などに観る大野智は、かなりそのジャニーズならではの特性を引き受けているように感じる。『忍びの国』で、忍者たちが、農民のいでたちから忍者の格好になって大暴れ、みたいなシーンがあるのを見て、大野智も日々、こんなふうに、アイドルやスターの衣裳に着替えて、そのお仕事という実務を完璧に行う、職人気質のひとなんじゃないかと思った。だからこそ、信頼できる。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年07月17日息子が診断を受けた当時と「今」、時代は着実に変わっている出典 : 次男が診断を受けた3年前、私は発達障害についてほぼ無知でした。周囲でその言葉を聞くこともほとんどなく、取り寄せる専門の書籍を漁るしかないような状態。それが最近はテレビで「発達障害」という言葉を聞く機会がどんどん増えています。書店にも大人向けや支援者向け、子供向け、さまざまな書籍が増え、ネット上でも色々な取り組みが始まり、情報を得やすくなったなぁと感じています。先日からNHKでも年間を通した「発達障害プロジェクト」がスタートし、「NHKスペシャル」や「あさイチ」など色々な番組で取り上げられ始めました。言葉すら知られていなかった頃と今と、そしてそれよりもっと前の、配慮どころか診断につながることすら難しかった過去と、発達障害の当事者や保護者を取り巻く環境はここ数年でどんどん、目まぐるしいほどに変わっていっているのだろうと思います。NHKの特集を見て湧いた、相反する2つの感情出典 : スペシャルの中で流れたADHDやLDの子の感じ方を表現した再現VTRに、あぁこんな風に当事者の困難を可視化する方法があるんだ、と感心しました。色々な手法やスタジオの当事者の方の声から、これまであまり表に出ることのなかった当事者の抱えている困難が語られていく…妖怪「ペラペラノドン」に支配されちゃうんだと語っていた男の子は、どこか次男に似ていました。言葉が溢れてきてどんどん喋ってしまう彼の映像を見ながら、次男は「僕とそっくりだ」と笑っていました。同じ、そっくり、そうそうこんな感じ…番組を見ながら次男の言動に近いものが見えるとそう感じて、どこか安心したり、そこからヒントを得られたらと画面に食い入る自分がいました。でも、同時に違う、ぜんぜん違う、そんなんじゃない…という全く逆の感情がわく場面も。「違う」「うちはそうじゃない」同じ診断名でも、“ピタリ賞”の事例にはなかなか出会えない出典 : 「アスペルガーの●●さん」と紹介されている方の困難は、同じような診断名がついている次男のそれとは全く違っている、ということはよくあります。例えば幼少期の自閉症スペクトラムの子によくある特徴とされている・目線を合わせない・人の話したことをオウム返しする・呼んでも反応しない・言葉を話すのが他の子と比べて遅い・予定が狂うと混乱する・強いこだわりを持つなどは、うちの次男にはほぼありませんでした。(それが診断に至るのが遅れた要因でもあったわけですが)テレビで紹介されるADHDの特徴については割と似てるなぁと感じることはありますが、併発している事例はあまり紹介されていませんし、次男の抱えている困難をそのまま表現しているものに出会うことはまずないんだろうなぁ、と思いながらテレビを眺めていました。伝えたいことが、多すぎる ー ひとくくりにできない発達障害のリアル発達障害、とひとことで言っても、伝えたいことが本当に多すぎると思うのです。発達障害というと「ASD-自閉症スペクトラム」「ADHD-注意欠如・多動性障害」「LDー学習障害」の3つがあり、それぞれに併発する事例もある、と重なり合う3つの円で紹介されることがよくあります。Upload By イシゲスズコでも、この3つだけじゃない。この3つの重なり具合だけじゃない。知的障害を併発しているケースにはそこにしかない困難があるし、同じような特性でも環境によって困難の度合いは著しく変わっていく。次男も学級の環境の変化によって特性が強く出て困難が増えることもあればとても穏やかに過ごせることもあります。100人いれば100通りの困難がある、それが発達障害。テレビで誰かが紹介されればされるだけ、「自分に近い」と感じる人よりもはるかに多くの、「同じ診断名だけど自分は(子供は)違う、そうじゃない」「こんなケースもある」という気持ちが当事者の中に湧くのではないか、と感じています。諦めず、息長く、わたしの言葉で出典 : テレビで発達障害について放送されるたびに、「足りない」、「もっとこんなことも伝えて欲しい」、という声が出てくる。私も最初は、足りないことに対してモヤモヤしていた一人です。でも、もしかしたら「足りないこと」それこそが、周知という大きな目的の陰にある、この特集のもうひとつの成果なのかもしれない、とも思うのです。1つの番組には伝え切れる情報量には限りがある。でも放送を見て、発達障害について知る機会を得た人、知ろうと思った人はきっとたくさんいると思います。私が自分のブログでちまちま何かを発信しても、発達ナビがどんなにアクセスが増えても、人気番組での1回の特集の与えるインパクトにはとても敵わない。NHKが1年間という長いスパンで、かつEテレだけではなく広い視聴者層に訴える人気番組の中で特集を組んでいってくれる、これはすごいチャンス。一方で、そうやって関心を持ってくれた人に対して、1回の番組だけでは伝えきれない情報を補うことが、私たち一人ひとりがネットでの発信で担える役割なのだと思います。彼らの目に留まるところに「それだけじゃないんだよ」「こんなケースもあるよ」「こんな風に支援を受けている人もいるんだよ」と、当事者や家族として、個々に経験してきた困難を発信していくこと。また、テレビやネットのメディアでは見えてこない、「言葉を持たない」当事者の困難も、それ以上にたくさん存在しているのだと伝えていくこと。ブログで、twitterで、Facebookで、この発達ナビの上で…いろんな形で、息長く続けていく。それが、発信することのできる当事者家族としての今自分にできることなんじゃないか、と感じています。これまでたくさんの当事者やその家族の方たちが切り開いてきてくれたおかげで、今の支援体制があり、その恩恵を受けてきていること。その過去に想いを馳せながら、テレビの力が開けてくれた小さな風穴を、自分たちが切り開く。「発達障害プロジェクト」がすべての放送を終える1年後に発達障害のある人たちを取り巻く感情がどんな風に変わっているか。現実を変えていくたくさんの鍵の中の小さなひとつが、いま、私の手の中にあるような気がしています。きっと、あなたの手の中にも…
2017年07月05日NHKの人気番組『あさイチ』で、2010年から不定期で放送されていた「スーパー主婦」というコーナーをご存じでしょうか? 生活術の達人であるスーパー主婦の知恵と力を借りて、暮らしの困り事を解決するという内容で、多くの視聴者の支持を集めました。「スーパー主婦」なんて聞くと「私にはムリ」「真似できない」と構えてしまうかもしれませんが、番組で紹介されたのは、誰でもできる驚きの家事ワザばかり。しかも、単なるノウハウだけでなく、その裏には目からウロコの「暮らしや人生を変えるヒミツ」が潜んでいました!今回は、同シリーズの担当ディレクターであり、 『NHK「あさイチ」スーパー主婦のスゴ家事術』 も出版した伊豫部紀子(いよべのりこ)さんにインタビュー。取材でわかった、スゴ家事術がもたらす本当の「変化」について聞きました。 ■家事を変えるだけで、仕事や人づきあいもうまくいく「スーパー主婦」とは、NHKのテレビ番組「あさイチ」が発掘した家事の達人の主婦たちのこと。全国2万人の主婦が85年以上にわたり家事の探求と実践を続けている「友の会」 の会員が中心です。数多くのスーパー主婦を取材してきた『あさイチ』ディレクター伊豫部(いよべ)さんも、かつては仕事に精一杯で、家事にはまったく興味がなかったそう。ところが番組制作のなかで、多くのスーパー主婦に出会い、考え方が変わったといいます。「スーパー主婦の家事ワザのひとつに牛乳パックの仕切りがあるのですが、以前はどこか貧乏くさい感じもするし、再利用してちょっと得をしたからといって何が嬉しいんだろうくらいに思っていました(苦笑)。でも、スーパー主婦の家事ワザは単に節約のためのものじゃなかったんですよね。牛乳パックは薄くて自分の好きな形にカスタマイズできるから本当に取り出しやすいし、サイズ調整もカンタン。裏返せば牛乳パックとはわからないし、掃除もラク。やっぱり長年、家事のプロである主婦たちがやってきたことは、合理的なんです」スーパー主婦たちは、「家事をがんばりましょう」という考え方ではなく、「やりたいことをやるために家事をなるべく合理的にすませましょう」というスタンスなのだそうです。「家事をがんばると、そのぶん仕事ができないと思っていましたが、実際は逆。スーパー主婦の家事ワザを活用して、どこかがきれいになると、気分もよくなり、だんだん家のなかも片づいて、仕事にも集中できる。むしろ、仕事が大変で家事を後回しにすると家がグチャグチャで、仕事から帰ってもリラックスできなかったり、時間のメリハリがつかなかったりするんです。家事は、朝起きて顔を洗って歯を磨いて…いったことと同じで、誰もがやる生活の基本。そういう日常はすごく現実的で夢もロマンもないですが、そこがすっきりすると、それを土台にして、その先の仕事や人づきあいもうまくやっていけるんだということを、最近実感しています」家事は何かの妨げになるどころか、むしろほかでも好循環が生まれてくるのですね。 ■「あさイチ」で大反響だったスゴ家事術 3選書籍で紹介されているスゴ家事術のうち、とくに反響が大きかったものや、「家事が苦手だった」という伊豫部さん自身も実践しているものをご紹介しましょう。▼【掃除編】売り切れ続出!「セスキ炭酸ソーダ」伊豫部さんが「とにかく反響が大きかった」というのが、掃除に使う「セスキ炭酸ソーダ」です。重曹の10倍のアルカリパワーがあるというセスキ炭酸ソーダは、油汚れや手アカ・皮脂汚れの掃除に最適。水に溶けやすいのでスプレーに入れて常備しておくと便利です。また、頑固な油汚れはセスキ水で煮たり、セスキを溶かしたお湯にしばらくつけておいたりするのも効果的だそうです。「ロケでは廃品のようなやかんをセスキ水で煮たら、ずるりと焦げが取れました。現場でもみんなびっくりしましたね。放送時の反響もすごくて、ネットや薬局でセスキ炭酸ソーダが売り切れたほどです」さっそく筆者も試してみましたが、いつも掃除に苦労しているレンジフードの上や冷蔵庫の上の油汚れが軽くひと拭きしただけでとれて驚きました。これに加えて、水アカや尿汚れを酸の力で落とすクエン酸水。そして、界面活性作用で落とす「プリン状せっけん」の3種類があれば、ほとんどの汚れを落とせるそう。本にはそのほかに、ヨーロッパの「スーパー主婦」が紹介した「イヴォンヌ・ブレンド」も紹介されています。▼【片づけ編】平成の大発明!? 「紙袋仕切り」片づけ家事術のなかで、伊豫部さんが「平成の大発明」と絶賛し、自身も実践しているのが、あまっている紙袋を活用する「紙袋仕切り」です。高さも形も自由に変えられるので、引き出しでも棚でも仕切りとして便利に使えます。「番組では、活用した人の喜び度合いが大きかったですね。本当に便利で、私も使っています。オシャレなカゴをそろえてもいいですが、引き出しや戸棚の中なら外から見えないし、気軽にやってみるには紙袋でも十分ですよ」収まっているときは周りのモノとぴったりして空間のムダがなく、出し入れするときは仕切り部分をぐいっと広げられるので、とても使いやすいそうです。▼【料理編】もう悩まない!献立の黄金比率「具体的なレシピではないんですが、私の気をラクにしてくれるんです」そう伊豫部さんがいうのが、「食器でわかる献立の黄金比率」。茶椀はごはん、汁椀はみそ汁やスープなどの汁物、大皿には主菜、小皿には副菜のイメージです。「目から入る図形としてパターンを組み込んでおくと、献立がぐっと立てやすくなります。主菜はたんぱく質の存在感があることだけを考えればよく、肉を焼くだけでもいい。副菜は野菜をなにか添えておけばいいと、気軽に考えればいいんです。無駄に多く作ることがなくなるんです。中学校の家庭科の教科書に載っていそうな基本的なことですが、実際に意識するかどうかで大きくちがいます」このほか、筆者が目からウロコだったのは、冷蔵庫の目の上の高さの棚に「スタンバイコーナー」をつくるという家事ワザ。夕食のメイン食材を決めたら、前日の夜、もしくは朝に、冷凍庫やチルド室から、スタンバイコーナーに移しておく…と、たったこれだけなのですが、やってみると本当に気持ちがラクになりました。ほんの小さな行動ですが、夕食準備の手間をひとつこなしたことで、「追われる」気持ちが軽減したのです! ■家事にあらわれる「自分の生きている目的」家事の目的は、表面的には家をきれいにして気持ちよく過ごす、ということですが、それだけではないことが伊豫部さんは取材をしながらわかってきたそうです。「小さな家事ワザも、ひとつずつやっていくことで、少しずつ自信がついていくんですよね。暮らしはいつでもグチャグチャになるし、それをリセットしながら生きていかないといけない。そんななかでも、やるべきことをひとつでもやっているという自信があると、主婦として、または生活者としての最低限の誇りのようなものが持てて、気持ちもラクになるんじゃないかなと思います。それからやっぱり、“誰かのために何かができる”というのが、家事のいいところだと思います。スーパー主婦たちは、最終的には人のために、ということを見すえて家事をしています。家事を合理的にやって、労力やお金、時間を浮かせて、それをちょっとだけ公共のためにまわす。毎月、友の会として公共費を積み立てていて、東日本大震災のときはそのお金を使っていち早く支援活動をしていました」伊豫部さんも毎月一定額を家計の「公共費」として、動物愛護の団体に寄付しているそうです。そうすることで社会とつながっていると感じることができるといいます。「もちろん、お子さんのため、家族のためということでも同じだと思うんです。家族も社会の一員として働いていたり、がんばっていたりするので、結果的に社会に還元して、社会とつながっていくことになると思います。そういうふうに “誰かのために” と思って家事をやるのと、単に “10円得するために” やるのでは、生活者としての誇りがちがってくるはず。自分がなんのために毎日がんばって生きているのかということも、なんとなく見えてくると思うんですよね」■家事を考えれば「自分の人生をどうしたいか」が見えてくる番組や書籍で紹介されている家事ワザはどれもすぐに実践できることばかりですが、慌ただしい日々のなかで継続するコツはあるのでしょうか?「最近は、別に続かなくてもいいのかな、と思うようになってきました。私も一時期、スーパー主婦のように、完ぺきな状況を理想にして、できていないとかなり落ち込みましたが、いまはできるときに自分にあった家事ワザを実践していけばいいんだと思っています」伊豫部さんは、書籍の前書きで「生き方が変わって大きく幸せになりました」と書いていますが、スゴ家事術を実践するようになって、「自分がどう生きたいのか」という本音の部分がわかってきた気がするそうです。「番組を制作していても、自分でできる家事ワザもあれば、できないものもある。すべて完ぺきにやろうと思わないほうが、自分が見えてくると思います。どれくらいきれい好きなのか、どれくらい料理を自分でしたいのか、どれくらいおいしさにこだわるのか…そんなこともわかってきました。人生は何かを選択することの繰り返し。すべてをやることは難しいので、優先順位が常に大事になってきます。優先順位を決めるには、自分がどう暮らしたいかが見えていないと選べません。自分を見直すときに自己啓発本を読むのもひとつの方法ですが、家事をやるということも意外といいきっかけになります」一番身近な家事をどうしていきたいかを考えることが、自分の暮らしや人生をどうしたいか決めることにもつながっていきます。自分がどうしたいかわかれば、がんばりどころや手の抜きどころもわかってくるでしょう。書籍には、このほかにもさまざまな家事ワザがイラスト付きでたくさん紹介されています。さらに、家事がもたらす変化についても詳しく書かれていて、「家事が苦手」という人も読んでいるうちに道がひらけてくるはず。子育てママはなにかと悩みの連続の日々だと思いますが、まずは一番身近な家事を変えることで、自分も家族ももっと気持ちよくなる暮らしをはじめてみませんか。参考書籍: 『NHK「あさイチ」スーパー主婦のスゴ家事術』 伊豫部 紀子/主婦と生活社(1,200円+税) NHK「あさイチ」 の人気コーナー、「スーパー主婦」たちの驚きの家事ワザをたっぷり紹介した一冊。苦手な家事が劇的にラクに楽しくなるだけでなく、自分のことが好きになる、キレイになる、家族関係が改善する、仕事の悩みが解消する、生きていく希望が見つかる、家事を変えると人生も変わる…といいことずくめ。番組では紹介できなかったワザ&最新ワザもイラスト付きでたっぷり収録されています。伊豫部紀子(いよべのりこ)埼玉県生まれ。立教大学文学部卒業後、ナレーターを目指すが成り行きで番組制作会社に入社。ドキュメンタリーや科学番組・情報番組・報道番組を手がけ、1996年よりフリーディレクターに。2000年よりNHK「生活ほっとモーニング」の生活情報紹介や著名人のインタビューに取り組んだ。番組が「あさイチ」に変わるのにともない「スーパー主婦直伝」を企画して立ち上げ、人気シリーズとなる。
2017年06月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵が12日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央の病と戦う姿に"生きる力"を感じるとつづった。海老蔵は「今日はまおと病院へいってました」と一緒に病院に行ったことを報告。「日々戦っている妻本当に言葉ではあらわせない、強さというか信念というか、愛なのか、そういう生きる力を感じます」と病と戦う妻をたたえた。海老蔵は7日に行われた「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の授賞式後の囲み取材で、「私は支える側。最大限のバックアップをやっていくことが、彼女にとって一番の回復への近道」と自身の役割を語り、「在宅はなかなか大変。いざ何かあった時に…さまざまなことを準備するのが家族の責任なので、緊張感があります」と在宅医療の大変さも告白。また、8日に生出演したNHK朝の情報番組『あさイチ』では、「基本的に愛してるんでしょうね」「魂のところで惹かれるものがたぶんあって、すごい顔して寝ていようが、どんな形になっていようが、かわいらしいなって日々思うので、これ不思議ですね」と麻央への愛を語り、ネット上で感動の声があがっていた。
2017年06月12日地上波初MCとなる「KAT-TUN」中丸雄一と、「オードリー」若林正恭の進行のもと、“身近なモノのルーツ”を解き明かしていく知的エンターテインメント番組「世界ルーツ探検隊」。このほど、6月5日(月)に放送される2時間スペシャルに、中丸さんが以前「理想のMC」として挙げた先輩「V6」井ノ原快彦と、「KAT-TUN」のメンバー・亀梨和也がゲスト出演することになった。2時間スペシャルとなる今回は、「飛行機」と「時計」のルーツを探る旅と、大食い女王・もえのあずきがイタリアで世界最古の「ピザ店」を探す旅など、世界を股にかけたロケを展開する。「飛行機」のルーツを探るパートには、現在放送中のドラマ「警視庁捜査一課9係」に出演している井ノ原さんが、共演者の羽田美智子とともにゲスト出演。中丸さんと井ノ原さんは、プライベートでよく一緒に飲みにいく間柄なのだそう。「実は、中居正広くん、国分太一くん、僕の3人でたまに飲むんですけど、あるとき『誰かひとり、後輩を呼ぼうよ』という話になって!『中丸っていう面白いヤツがいるんですよ』と言って、それ以降、その会にも何度か来てもらったことがありましたね」と告白。とはいえ、中丸さんにとっては事務所の大先輩でもあり、この日もスタジオで顔を合わせるや恐縮しきり。そんな中丸さんの肩をほぐそうと、井ノ原さんは「僕、いつも中丸くんのことを、すごく見ているんですよ。斜め横から顔を見るのが好きなんです。鼻と唇の形がかわいくて!」とニッコリ。軽妙なトークで場を和ませていた。実は井ノ原さんは、中丸さんが以前、本番組の記者会見で「理想のMC」として名を挙げた人物。収録後の囲み取材で中丸さんが、「井ノ原くんのいつも自然体なところが好きなんです。たまに『番組見たよ』とメールもくれて…!すごく優しいじゃないですか。こういう人になりたいです」と打ち明けると、井ノ原さんも「うれしい!」と大喜び。「僕もMCを始めた当初は『よし、やるぞ!』みたいな気持ちで、肩に力を入れて臨んでいた。でも、何となくそのままフラットにスーッと歩いていく中で、無意識のうちに自然体で臨むようになっていったんです」と、NHK「あさイチ」やテレビ東京「出没!アド街ック天国」などでMCをこなす現在の井ノ原スタイルが形成されていった経緯を明かす。さらに、井ノ原さんは「若林(正恭)さんと一緒にMCをやると聞いて、『中丸くんを鍛えてもらえるな』と、ちょっとうれしくなったんです」とコメント。「でも、今日お邪魔したら、中丸くんがあまりしゃべっていなくて(笑)」と茶化しつつも、「ここぞというタイミングで一生懸命しゃべった後、耳が真っ赤になっている中丸くんが、僕は好きです!こういうタイプの人はなかなかいない気がするので、ぜひ若林さんに中丸くんの面白い部分を引き出していただきたいです」と、先輩らしい優しいリクエスト!このお願いを受け、若林さんは「中丸くんはよく隣でボソボソと面白いことを言っていて、そのたびに『もうちょっと大きい声で言えばいいのに』と思うんですよ。物事の感じ方が独特で面白いので、僕もそれをもっと引き出すよう頑張ります」と宣言。中丸さんも「今日、僕に足りないものがひとつ見つかりました。次回から声を張ります!」と、大きな声で誓いを立てていた。一方、「時計」のルーツを探るパートにゲスト出演した『美しい星』が公開中の亀梨さん。「メンバーが司会を務める番組に出演するのも、メンバー個々の仕事現場を見るのは今回が初めてなので、うれしいです。頑張ります!」と語り、スタジオMCという立場にまだまだ慣れず、普段は緊張気味な中丸さんは、その言葉を受けた瞬間に柔らかい笑顔を見せていた。中丸さんによれば、「KAT-TUN」が充電期間に入ってから「メンバーと会う機会が減った」のだとか。とはいえ、メンバー同士の深い絆はどうやら健在!2人は気心の知れた温かい雰囲気で言葉や目線を交わしながら、収録に参加した。収録を終えた中丸さんは、「亀梨くんがいてくれたので、安心して司会をすることができました」と告白。また亀梨さんも、「メンバーだけにしかない歴史や関係性が圧倒的にあるので、こうして会ってしまえば普通に接することができる。やっぱり特別な関係なんだな、と今日改めて感じました」と、しみじみ。「メンバーの番組だと自分も勝手に親近感を覚えるというか、ゲストで出させていただいていてもホーム感があるんですよね。こうやって堂々とお邪魔できる場所を中丸くんが増やしてくれて、すごくありがたいです」と語った。さらに、「グループのときとは違うチャンネルに切り替えて仕事をしている中丸くんを見て、不思議な感じがありつつも、なんか嬉しかったです。中丸くんの進行は一生懸命で、無駄なことはしないところから始めるスタイル(笑)。すごく中丸くんらしいと思いました」と、“MC・中丸”の健闘を称えていた。そんな2人の“特別な関係”を目の当たりにした若林さんからは、「本番前に袖のところで、お2人がじゃれ合うというか、話していたんです。中丸くんが誰かに心を開いているのを初めて見ました(笑)」と舞台裏の(秘)エピソードも!そのコメントを聞いた中丸さんは「若林さんたちに対して心を閉じているわけじゃなく、まだ自分の仕事でいっぱいいっぱいなだけなんです!」と慌てて釈明。「もうちょっと待ってください。余裕が出てきたら、心の中がどんどん見えてきますんで!」と、若林さんとも深い関係を築いていきたいことを表明!?“ルーツMCコンビ”の未来にも期待をのぞかせた。「世界ルーツ探検隊 2時間SP』は6月5日(月)19時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日メディアで常に注目を集め続けるジャニーズタレント。コンサートや歌番組はもちろん、俳優として活躍する人も少なくありません。最近では司会業にまで活動の幅を広げ、情報番組などでその姿を見ることも珍しくなくなってきました。中には司会を本業とする人を上回る評価を得ることも。紅白歌合戦でも、ジャニーズのメンバーが司会を務めることが当然のようになってきましたね。そこで、パピマミ読者のみなさまに「司会がうまいと思うジャニーズは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●司会がうまいと思うジャニーズは?・1位:中居正広……56%(66人)・2位:井ノ原快彦……18%(21人)・3位:村上信五……13%(15人)・4位:櫻井翔……9%(11人)・5位:堂本光一……2%(2人)・同率6位:亀梨和也……1%(1人)・同率6位:小山慶一郎……1%(1人)※有効回答者数:117人/集計期間:2017年5月23日〜2017年5月25日(パピマミ調べ)●第1位:中居正広最も多くの票を獲得したのは『中居正広』さんで、56%(66人)でした。『中居くんが司会の番組があると、それだけで見ようと思う。安心して見てられるし、どんなゲストでも話を広げられる人じゃないでしょうか』(40代女性/主婦)『ジャニーズに限らず、全司会者の中で1位2位を争う存在だと思います。うまいのはもちろん、誰とでもやりとりできる懐の深さを感じます』(30代女性/事務)今や日本を代表する司会者と言っても過言ではない、中居正広さん。「しゃべれるアイドルになる」との思いで司会業の勉強をしてきたということですが、紅白歌合戦では若干25歳で白組の司会を務め、最年少記録を更新する という結果を残しています。『笑っていいとも!』の最終回では、普段は見られないような大物芸能人たちが同じ舞台で共演を果たしましたが、誰にも手に負えないようなあの場を完璧に仕切ることができたのは、中居さんの力にほかなりません。常に期待以上の結果を残し続けてきた中居さんだけに、この圧倒的な大差も納得できるのではないでしょうか。●第2位:井ノ原快彦2位にランクインしたのは『井ノ原快彦』さんで、18%(21人)でした。『朝からイノッチの顔を見るとホッとする。優しい話し方もいいけど、いざというときはきちんと意見する姿がステキだと思います』(40代女性/主婦)『ゲストの人がリラックスしてるのがよくわかる。あれはイノッチの人柄と司会力のおかげでしょう』(40代女性/販売)NHKの情報番組『あさイチ』でMCを務める、V6の井ノ原快彦さん。長きに渡って好視聴率を維持しており、その人気の理由は井ノ原さんの司会力のおかげと言えるのではないでしょうか。グループ内ではどちらかというと地味な印象もあった井ノ原さんですが、人柄の良さがにじみ出ているたたずまいは、老若男女から愛され 、多くの人を魅了しています。ゲストや共演者に対する気遣いも評判がよく、「いざというときにはズバッと男気あるコメントができる」という評価も聞かれますね。●第3位:村上信五3位にランクインしたのは『村上信五』さんで、13%(15人)でした。『バラエティ色が強いけど、落ち着いたトークもできる人。頭の回転も早いので見ていて楽しいですね』(30代女性/編集)『大御所にも物怖じしないし堂々といてるのがいい。つい見ちゃうし、テレビで見る機会が増えているというのは評価されてるからだと思う』(20代女性/大学生)さまざまな番組でMCを務め、所属する『関ジャニ∞』でも番組の進行などを行うことの多い村上信五さん。バラエティ番組『月曜から夜ふかし』で、あのマツコ・デラックスさんと堂々と渡り合う姿はアイドルとは思えないほどです。ツッコミ役として大物芸能人に物怖じせずぶつかっていく ことも多く、その姿勢は多くの芸能人から評価されているようです。自身がサッカー好きということからスポーツ番組など幅広い活躍が期待され、「ポスト中居正広」の呼び声も高い名司会者と言えるでしょう。----------いかがでしたか?それぞれ個性を持った人たちばかりで、櫻井翔さんや小山慶一郎さんなど、キャスターとして評価の高い人も少なくありません。今後、中居さんの牙城を崩す存在が現れるのか、注目したいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】司会がうまいと思うジャニーズは?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/藤沢リキヤ
2017年05月26日人口の9割が「定型発達症候群」!?NHKが発達障害プロジェクトをスタート「およそ20年前に、アメリカの研究所が残した報告から、全人口の9割以上がある深刻な症状にあることが判明しました。」Upload By 発達ナビニュースとあるニュース番組で、キャスターが紹介した「衝撃のレポート」以下のチェック項目に一つでも当てはまったら、人間関係に深刻な問題を引き起こしかねない、「定型発達症候群」の可能性があるというのです。・暇な時はなるべく誰かと一緒に過ごしたい・集団の和を乱す人を許せない・社会の慣習にはまず従うべきだ・はっきりと本音を言うことが苦手・必要なら平気でウソをつけるUpload By 発達ナビニュース…実はこれは、NHKが制作した架空のニュース動画なんです。NHKが2017年5月から1年をかけて展開する、「発達障害プロジェクト」のページ上で公開されています。Upload By 発達ナビニュース「発達障害プロジェクト」「定型発達症候群」という言葉にびっくりした人もいるかもしれませんが、これは、医学上の病名でも、公式に定められた障害の名前でもありません。1998年、発達障害のひとつASD(自閉スペクトラム症)と診断された海外の一般女性が、ASDに関するさまざまな報道への皮肉の意味で「創作」した言葉が発端であると言われています(諸説あり)。「定型発達」とは、発達障害と対比して、心身の発達が「定型(平均的)」という意味で、「発達障害ではない人」をさす言葉として用いられます。つまり「定型発達症候群」とは、発達障害の人から、いわゆる「普通の人」を見た視点です。でも、「普通」ってそもそもなんでしょうか?全人口の大半の人が定型的(平均的)に感じているから「フツウ」?それじゃあ、違った感じ方をしている人は「フツウ」ではないの?そんな問題提起の意味も込めて、冒頭の架空のニュース動画はつくられました。NHKの発達障害プロジェクトでは、これまで当たり前に考えられてきた「普通」の概念にとらわれず、発達障害のある人々の感じ方・考え方を様々な角度から紹介していくことで、発達障害のあるなしに関わらず、一人ひとりの多様な感じ方や生き方への理解の促進をめざしていきます。NHKスペシャル、あさイチ、ハートネットTVをはじめ、番組横断で、継続的に発達障害を取り上げていくことが今回のプロジェクトの特徴です。知ってるようで知らない発達障害のこと、みんなの投稿で“トリセツ”をつくろうUpload By 発達ナビニュース生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ・凸凹(でこぼこ)によって、社会生活に困難が発生する発達障害。「なんとなくは知っているけど、結局どういうことかわからない」「漠然としたイメージはあるけど、何に困っているのかわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。プロジェクトページでは、「この際、はっきり知っておきませんか?」という呼びかけと共に、発達障害の定義や特徴、困りごとなどが、イラスト付きでわかりやすく紹介されています。コンテンツ監修は、LITALICO発達ナビの監修も務める、鳥取大学大学院の井上雅彦教授です。また、「みんなで作る発達障害の“トリセツ”」と題したコーナーでは、日常生活の様々な場面での困りごとや対応策を、発達障害の当事者やその家族、学校や職場などの周囲の人々の投稿を通して集め、公開していく企画もスタート。「生活・暮らし」「対人関係」「学校・職場」と、大きく3つのカテゴリーの中で、様々なテーマに対するみなさんの投稿を募集しています。サイトオープン時の2017年5月16日現在では、事前に集めた投稿の中から「聴覚過敏」に関するエピソードを18件公開しています。以下のリンクの投稿フォームから、それぞれのテーマに対する体験談を随時投稿することができます。Upload By 発達ナビニュースみんなで作る発達障害の"トリセツ"投稿フォーム5/21(日)21:00から「NHKスペシャル」で生放送特集!Upload By 発達ナビニューススペシャル, 「発達障害 ~解明される未知の世界~ (仮)」ウェブ上のプロジェクトページと連動して、NHKの様々な番組で、継続的・多角的に発達障害について取り上げていくのが、今回のプロジェクトの特徴。テレビ特集の第1弾は、NHKスペシャル「発達障害 ~解明される未知の世界~ (仮)」。初回放送は、2017年5月21日(日) 午後9時00分~9時59分です。これまで、主に社会性やコミュニケーションに問題がある障害として知られてきた発達障害ですが、最新の脳科学研究や当事者への聞き取りにより、生まれつき、独特の「世界の見え方・聞こえ方」をしているケースが多いことがわかってきました。多くの人にとっては何でもない日常空間が、耐えられないほどまぶしく見えたり、小さな物音が大音量に聞こえてパニックになったり…NHKスペシャルでは、こうした発達障害当事者の方々の独特の感覚・認知や、それによって生じる生きづらさを映像を通して再現し、「目に見えにくい」障害の実態を伝えることに挑戦します。番組中では、大阪大学と東京大学が共同研究・開発した「自閉症知覚シミュレータ」も登場。発達ナビでは、当事者やご家族の方をお招きしての体験会兼取材・撮影に協力しました。今回のNHKスペシャルの最大の特徴は、生放送・リアルタイムで視聴者からのコメントを紹介しながら展開していくこと。たとえ同じ診断名でも、一人一人の特性や感じ方は、本当に様々です。十把一絡げに「発達障害」をまとめてしまうのではなく、一人一人の多様な暮らしぶりや思いを紹介していくことこそが、発達障害への理解・関心を広げていく上で大切だという趣旨からの企画だそうです。ご自分の経験について伝えたい思いやご経験、発達障害に対する疑問や悩みがある方は、ぜひ以下のメールフォームからご投稿ください。スペシャル, 発達障害特集メール投稿フォームUpload By 発達ナビニュース 「発達障害プロジェクト」また、NHKスペシャルの生放送終了直後から、「発達障害プロジェクト」ページ上でライブストリーミングが始まり、番組のアフタートークが催されるようです。ここでは、生放送中に紹介し切れなかった視聴者からの投稿を追加で紹介していくとのこと。あなたの投稿も紹介されるかも…!?発達ナビTwitterでNHKスペシャル&アフタートークを実況中継!発達ナビ編集部では、5/21(日)21:00からのNHKスペシャル及びアフタートークを実況中継予定!Twitterをご利用の方は、ハッシュタグ #NHKスペシャル #発達障害 でぜひ感想をご投稿ください。番組前の予習に、発達ナビの関連記事はこちら!プレスルーム: 5月21日(日)放送 NHKスペシャル「発達障害~解明される未知の世界~」の制作にLITALICOが協力しました。
2017年05月17日旅行があったのに、バイト代をつかい込んでしまった息子…Upload By かなしろにゃんこ。8月の猛暑の中、息子は「自宅から80キロ離れた海のキャンプ場まで友だちと数人で自転車で出掛ける」という約束をしてきました。出かける日が近くなってから、念のため所持金はいくらかとたずねると、なんとバイト代の残りは1万円だけというのです。Upload By かなしろにゃんこ。2泊3日のキャンプ代や食事代などの費用が1万円では足りなくなるから電車で行ったほうがいいよ!と促したのですが、電車代がかかるから自転車で行くのだし、この旅は自転車を楽しむための旅だといってききません。言い出したらきかない特性も理解していましたし、これも社会勉強だと思い、好きに行かせることにしました。真夜中のキャンプ場から、案の定SOSの電話Upload By かなしろにゃんこ。楽しそうに仕度をして元気よく出掛けた息子でしたが、案の定、道に迷ったり体力が尽きてきたりしてキャンプ場に着いたのは夜中。日中は猛暑で汗だくになり水分補給に所持金をほとんどドリンク代に遣ってしまったと電話がありました。お金を貸してください、あさイチで口座に振り込んでください!という相談の連絡でした。お金足りるわけないっしょ!こうなることは分かっていたので私はニヤリ☆息子にとって、この旅はいい経験になるかもしれない!と思いました。「可愛い子には旅をさせよ」とはよく言ったものです。友達と過ごしたかけがえのない夏の日。少しだけ大人になったかな~。電車で行ったほうが費用はかからなかったのですが、道に迷いながら雨に打たれたりして友だちと励ましながら目的地に着くという経験ができました。自転車の旅を選んで正解だったと感じました。予定外のハプニングの攻略やハプニングを楽しむ心の余裕も生まれたのではないかと思いました。母の願い通り、道に迷ったことも、蒸し暑い湿気の多いテントで眠ることも、トイレに虫がいっぱいだったことも、友だちと経験することで新鮮に受け入れていたようでした。Upload By かなしろにゃんこ。帰ってきてから「不自由なことが楽しかった」と息子は言います、少し大人になった感じがありました。ただ、替えの靴下を持っていかなかったため、雨で濡れた靴下をくり返し履くことになったことだけが辛かったそうな。「靴下を買うという思考にはならなかったの?」と聞くと「そうか!そういうこともできたね!」と気が付いたようでした(笑)「我慢するくらいなら靴下なんとかしよう!」とまでは考えられないところがまだちょっと幼いかな。
2017年05月16日今年3月に美容師の菊地勲氏と離婚したタレントの小倉優子(33)が8日、NHK『あさイチ』に生出演。離婚後の不安について語る場面で「時間が解決してくれるのかな」と涙を流した。 この日、小倉は、『女性リアル離婚×子育て』というテーマで放送された同番組で離婚を振り返り「まだ2カ月しか経っていないので、不安なことはいろいろあるんですけど、先のことは考えないようにしています。ひとりで仕事があるんだろうか、息子の思春期はどうしようとか、キリがないので」と胸の内を明かした。 また、現在について「睡眠不足でも眠いという感情がない。無我夢中な感じです」だといい、「(仕事復帰で)4歳の子に“行かないで”と泣かれてしまって。でも、応援してほしいと話したら、今は頑張ってねと言ってくれています。環境が変わったので子どもにストレスを与えてしまったのかなと感じています」と母親としての葛藤についても率直に語った。 終始、明るく笑顔を見せながらトークをしていた小倉だったが、番組内で我が子に離婚をどう告げるべきか悩む母親のVTRが流れると、自身と重なったのか思わず涙をこぼす場面もあった。 さらに、協議離婚を選んだ理由について「弁護士を入れると、どこが嫌だったとか話し合いになるのが嫌だった」と振り返り、教育費についても「(日本では」8割の方が払ってもらえないと聞いて、信じるしかなくて取り決めもしませんでした」と経緯を明かした。
2017年05月08日「これ、ちょっと切りたいよね~。ハサミ、ハサミ、ハサミじゃなかったら、包丁ある?包丁~!」 張り詰めた緊張感のなか、突然、料理愛好家・平野レミさんの甲高い声が響いた。まるで自宅で料理しているかのような調子だ。しかし、そこは4月からスタートしたNHK『ごごナマ』の生本番中のスタジオである。その名のとおり“生放送”が売りの帯番組で、レミさんは、毎週火曜の料理コーナーを担当している。だから、その瞬間もカメラは回り、放送は続いているのだ。 「あ、お肉、切りますか?」と、慌てて声をかけた島津有理子アナに、レミさんは平然と「うん。だって、デカすぎるんだもん、これ」と答えた。事前の段取りでは、肉を切る手順は省かれていたのだろう。大慌てでスタッフが駆け寄り、包丁を手渡すと、皿の上に載ったままの牛肉に、大胆に包丁を入れた。 「今日は『秘伝・牛トマ』です」。レミさんは何事もなかったように、これから作る料理の名前を紹介すると、今度はいきなり、煮えたぎる鍋のお湯に人さし指を突っ込んで「熱っ!」。見る者をヒヤヒヤさせる彼女は、人呼んで「歩く放送事故」。事故寸前のハプニングが逆に人気を呼んでいる。 ’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”とさえ呼ばれているのだ。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 何事にも屈託のないレミさんは、料理番組のみならず、数多くのレシピ本を出版し、調理器具のプロデュースも手がけて、“料理愛好家”としての不動の地位を築いてきた。ただただ自由で楽しく料理したいから、“研究家”でなくて“愛好家”、その奔放さが私たちを魅了し続ける。
2017年04月28日「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?」と語るのは、4月からスタートしたNHK『ごごナマ』で、毎週火曜の料理コーナーを担当している料理愛好家・平野レミさん。’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”と呼ばれている。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 テレビ初登場となった’85年6月のNHK『きょうの料理』でも、レミさんはやっぱり“やらかした”。湯むきしたトマトを素手で握りつぶして、鍋に放り込む。今では違和感なく見られるが、当時の視聴者から「あの下品な料理はなんだ!」とクレームが殺到した。’79年から現在まで『きょうの料理』のディレクターを務める河村明子さんは次のように話す。 「賛否両論だったんですね。当時の真面目な視聴者からは、彼女のノリがショッキングだったんでしょう。ただ、クレームと同時に『すっごい楽しい』『誰?あれ?』って反応もたくさんあって」 その“大反響”のおかげでレミさんは『きょうの料理』にレギュラー出演することになる。 「彼女はいまだに“料理愛好家”で、“料理研究家”とは名乗っていない。それは自由に楽しく料理することを追求しているからでしょう。彼女がテレビ業界で最初の料理エンターティナーだったんじゃないでしょうか」(河村さん)
2017年04月28日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:東京03・豊本明長の不倫疑惑。"あの女性"と赤面エロLINE『FLASH』が爆笑と紙一重の新たな不倫疑惑を報じた。今回の主役は、東京03・豊本明長(41)。『キングオブコント』王者にも輝いた実力派だが、正直なところスクープ感は薄い。しかし、豊本は女子プロレスラーのミス・モンゴルこと上林愛貴(40)と同棲中かつ事実婚の状態で、報じられた相手が女優の濱松恵(34)だった。濱松は昨年、狩野英孝(35)との不倫を告白したほか、「本能寺の変」で知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお(35)の子を妊娠・流産したことを認めた危険な女性。豊本と濱松は昨年11月に知人の紹介で出会い、すぐに意気投合して交際スタート。ただ、食事などはせずに歌舞伎町のホテルでエッチするだけの関係だったとされている。それにしても、2人の性癖がセキララにつづられたLINEのやり取りは、恥ずかしいとしか言えない(あまりに下品なのでここでは書けない)。報道を受けた豊本は、ツイッターで「上林愛貴を裏切らないようにしていきたいと思います」とコメント。一方、濱松はブログで「事実なので反論のしようがない」と認めたほか、その後も真剣交際を主張し、売名説を否定している。脱力感たっぷりのニュースであり、豊本のダメージは少ない。それだけに求められるのは、笑いに変えるたくましさ。ピンの仕事を増やすチャンスとも言える。■4位:プロポーズ宣言から一転。トレエン斎藤司の非情ポイ捨てに恋人激怒『女性自身』がトレンディエンジェル・斎藤司(38)の破局詳細を報じた。斎藤が看護師の恋人(32)との破局を明かしたのは、3月20日放送の『ビビット』。交際3年で同棲していた上に、昨年4月には同誌に「プロポーズできたら」と年内結婚を宣言していたが、2月上旬に破局したという。そんな経緯があるだけに、斎藤が「お別れされちゃって……」とフラれたように振る舞う姿には違和感しかない。そもそも斎藤は売れない時代から支えてもらってきたにも関わらず、昨年9月には二股疑惑が報道されたほか、合コンや浮気の噂が絶えず、相方が「福岡の女性」をネタにすることすらあった。さらに驚かされるのは、昨年8月に斎藤が個人事務所を立ち上げたとき、彼女が取締役に就いていたこと。しかし、それでも斎藤はプロポーズしなかったため、最後の別れ話では「かなりもめて、"慰謝料"的なお金も発生した」と報じられている。斎藤は後日、「170万円の指輪も買って結婚に備えていた」ことや、「忙しかったし、結婚したら落ち着いてしまうのではないかと迷っていた」ことを明かした。どうやら「僕は"結婚するする詐欺"じゃない」と言いたいようなのだが、持ちネタを使えないと1つも笑えるところがないのがつらい。■3位:木村拓哉、「深夜のSMAP熱唱」と「5月から芸能生活初めてのオフ」女性誌が相次いで木村拓哉(44)のニュースを報じた。まず『女性セブン』は、SMAP解散後のソロ初仕事となったドラマ『A LIFE~愛しき人~』の打ち上げをリポート。木村がカラオケで「夜空ノムコウ」「SHAKE」「セロリ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」とSMAPの楽曲を次々に歌ったようなのだ。言わば、ソロコンサート状態であり、共演者とスタッフは拍手喝采。5人のパートを一人で歌い、しかも5曲連続とは……ともにドラマを作り上げた仲間へのお礼か。それとも、いまだ残るSMAPの思い入れか。次に『女性自身』は、木村のスケジュールにクローズアップ。当面は4月29日に公開される映画『無限の住人』のPR活動に励むが、5月からのスケジュールが空いているという。レギュラーのラジオ番組こそあるものの、ドラマや映画の仕事はなく、芸能生活25年目で初めての長期休暇になるらしい。ただ解散後、初ドラマの視聴率が好調だったことから「オファーは次々に舞い込んでいる」とのこと。木村はつかの間の休息に何をするのか。放っておいてあげてほしいが、記者たちは追いかけるだろう。■2位:ゲス川谷、「芸能界のドン」傘下入りで、メディアが手のひら返しか『週刊文春』がゲスの極み乙女。・川谷絵音(28)の意外な続報。不倫騒動と未成年飲酒疑惑で「無期限活動休止」に追い込まれて、どん底と思いきや、「未来は極めて明るい」という。いったいどういうことなのか?どうやら川谷が大手芸能事務所・田辺エージェンシー傘下の事務所と、4月に契約するようなのだ。田辺エージェンシーの社長は、「芸能界のドン」と言われる大物の一人。それだけに、今後は各メディアがバッシング記事を書かなくなるどころか、手のひら返しで盛り上げることになるかもしれない。同誌の発売後、「5月10日に発売延期になっていたアルバムをリリース」して、「復活ライブを行う」こと、さらに「ワーナーミュージックとのマネジメント契約を結んだ」ことが発表された。大手芸能事務所の傘下に入る以上、メディアの報道は控えめになりそうだが、世間の人々は厳しい目を向けるのではないか。ただ、音楽活動に徹してテレビ出演はしないだろうし、ワイドショーが追いかけなければファン以外は川谷の姿を目にすることはない。■1位:渡辺謙が日米をまたにかける不倫。妻の闘病中もラブラブの衝撃!今週は『週刊文春』が堂々のワンツー。ひさびさに派手な文春砲をブチ上げた。ターゲットになったのは、渡辺謙(57)。ハリウッド映画やブロードウェーニュージカルに出演した世界的俳優だけに、スキャンダルのインパクトは大きい。目撃されたのはニューヨーク。2月18日、20日に、36歳のジュエリーデザイナーとデートしていたようで、手を握り合って歩く写真も掲載されている。出会いは3年半前、女性が大阪・北新地でホステスをしていたときで、2年半前から男女の仲に進展。ニューヨーク以外でも、大阪、気仙沼、冬のビーチなどでデートを重ねたほか、渡辺がティファニーの指輪をサプライズプレゼントしたという。渡辺も女性も所属事務所もノーコメントを貫いているが、流出した写真がすべてを物語っている。ここまで親密なツーショットの数が多く、キスをするような姿や、ソファで寝る渡辺の姿が撮られたものもあり、言い訳はできないだろう。不倫以上に深刻なのは、昨年3月に渡辺の妻・南果歩(53)が乳がんの手術をして、9月まで放射線や投薬治療を続け、現在も闘病中であること。昨夏に結婚10周年を祝う姿が報じられるほどのおしどり夫婦として知られていただけに、イメージダウンは必至。さらにタチが悪いのは、ワイドショーのコメンテーターたちがバッシングをしないこと。「相手女性は田中みな実にそっくりな清楚系美人」なんてツッコミどころがあるのだから、酷評できないのなら、せめてもっとイジってほしい。□おまけの1本「有働由美子アナ、お守り100個の無益。もう結婚はいい…」『女性自身』が何とも切ないニュースを報じた。有働由美子アナ(48)といえば、『あさイチ』で圧倒的な人気を誇るNHKの看板。2013年12月に5歳年下実業家男性との熱愛報道があり、翌年もデートの様子が報じられるなど、交際は順調と見られていたが、一向に結婚の知らせは聞こえてこない。そんな有働アナを見かねた全国の視聴者から、縁結びのお守りが100個以上届いているという。そして3月22日に迎えた48歳の誕生日。「彼とのデートか」と思いきや、「実家の大阪に帰省していた」とのこと。それどころか、愛犬を見つめながら「もう、そんなに大きな夢は持っていないんですよ。この子と2人で幸せに暮らしていければいい」と話すなど、恋人男性との破局を示唆。「結婚願望もなくなった」というから、失恋で深く傷ついたのか、それとも、あきらめの境地に達したのか。仕事は順風満帆だけに、プライベートとのコントラストが闇の深さを感じさせる。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月02日